JP2019515149A5

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Info

Publication number: JP2019515149A5
Application number: JP2018555578A
Authority: JP
Filing date: 2017-04-24
Publication date: 2020-05-28
Anticipated expiration: 2037-04-24

Claims

製紙プロセスによって製造された紙をサイジングする方法であって、
前記製紙プロセスのヘッドボックスにおいて、またはその前に、サイジングエンハンサーを製紙プロセスの繊維完成紙料に添加することであって、前記サイジングエンハンサーが、少なくとも１つの第１級または第２級アミン含有モノマーを含むポリマーを含み、前記サイジングエンハンサーはサイズ剤によって乳化されない、添加することと、
乳化サイズ剤を前記繊維完成紙料に添加することであって、前記乳化サイズ剤が、少なくとも１つの第１級または第２級アミン含有モノマーを含む乳化剤ポリマーで乳化された、アルキルケテンダイマー、アルケニルコハク酸無水物、及びそれらの混合物からなる群から選択されるサイズ剤を含み、前記乳化サイズ剤が、前記ヘッドボックスにおいて、またはその前に添加され、
前記サイジングエンハンサーの後に、前記乳化サイズ剤が、前記製紙プロセスにおけるスクリーニングの前もしくは後に添加されるか、
前記サイジングエンハンサーの前に、前記乳化サイズ剤が、スクリーニングの前もしくは後に添加され、前記サイズ剤が、スクリーニング後に添加されるか、または
前記サイジングエンハンサーと同時に、前記サイジングエンハンサー及び前記乳化サイズ剤の両方が、スクリーニング後に添加される、添加することと、
製紙プロセスに従って前記繊維完成紙料から紙製品を作製することと、を含む、
方法。
前記サイジングエンハンサーの前記ポリマーが、ジアリルアミンとアクリルアミドとのコポリマーである、請求項１に記載の方法。
前記乳化サイズ剤が、低濃度ストック完成紙料の流れに添加される、請求項２に記載の方法。
前記サイジングエンハンサーが、前記製紙プロセスにおけるスクリーニングの前に、前記低濃度ストック完成紙料に添加される、請求項３に記載の方法。
前記サイジングエンハンサーが、前記製紙プロセスにおけるスクリーニングの後に添加される、請求項３に記載の方法。
前記乳化サイズ剤及び前記サイジングエンハンサーが、前記製紙プロセスにおけるスクリーニングの後に、前記低濃度ストック完成紙料の流れに同時に、または連続して添加される、請求項２に記載の方法。
前記乳化サイズ剤が、水中油型エマルジョンを含み、前記水中油型エマルジョンが、１〜６０ｍｏｌ％の少なくとも１つのアミン含有ビニルまたはアリルモノマーを含む乳化剤ポリマーで乳化されたアルケニルコハク酸無水物を含み、前記乳化剤ポリマーの残部が、アクリルアミド、メタクリルアミド、Ｎ，Ｎ−ジメチルアクリルアミド、Ｎ，Ｎ−ジエチルアクリルアミド、Ｎ−イソプロピルアクリルアミド、Ｎ−ビニルホルムアミド、Ｎ−ビニルメチルアセトアミド、Ｎ−ビニルピロリドン、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、Ｎ−ｔ−ブチルアクリルアミド、Ｎ−メチロールアクリルアミド、ビニルアセテート、ビニルアルコール、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される非イオン性モノマーを含み、前記乳化サイズ剤が、約０．０１〜約１０ミクロンの範囲のエマルジョン粒径を有する、請求項２に記載の方法。
前記サイジングエンハンサーの前記ポリマーが、ジアリルアミンと、少なくとも１％のＡｃＡｍ、メタクリルアミド、及びそれらの混合物とのコポリマー、ジメチルアミノエチルメタクリレート−塩化メチル４級ポリマー、グリオキサール化ポリアクリルアミド、炭水化物水性分散液、ならびにそれらの混合物を含む、請求項１に記載の方法。
前記乳化サイズ剤が、８〜１２重量％の前記サイズ剤、及び１〜５重量％の前記乳化剤ポリマーを含む、請求項８に記載の方法。
前記乳化サイズ剤を添加することが、乾燥繊維１トンあたり０．５ポンド〜２０ポンドの前記乳化サイズ剤の投与量率で実行される、請求項８に記載の方法。
前記乳化サイズ剤の前記乳化剤ポリマーが、約１０〜約４０％の範囲のモルパーセントのジアリルアミンを有する、請求項８に記載の方法。
前記乳化サイズ剤が、０．０１重量％〜４０重量％のアルケニルコハク酸無水物、及び０．００１重量％〜２０重量％の乳化剤ポリマーを含む、請求項８に記載の方法。
前記サイジングエンハンサーを添加することが、乾燥繊維１トンあたり０．５ポンド〜３５ポンドの前記サイジングエンハンサーの投与量率で実行される、請求項８に記載の方法。
前記サイジングエンハンサーを添加することが、乾燥繊維１トンあたり２．０ポンド〜１２．５ポンドの前記サイジングエンハンサーの投与量率で実行される、請求項８に記載の方法。
前記製紙プロセス中に紙をサイジングする方法であって、
水中油型エマルジョンを、前記紙をサイジングするのに十分な量で前記製紙プロセスに添加することであって、前記水中油型エマルジョンが、ジアリルアミンと少なくとも１つのアクリルアミドからなるコポリマーで乳化されたアルケニルコハク酸無水物を含む、添加することと、
前記製紙プロセスのスクリーニング後、かつヘッドボックスにおいて、またはその前に、前記紙の前記サイジングにおいて前記水中油型エマルジョンを向上させるのに十分な量で、サイジングエンハンサーを前記製紙プロセスに添加することであって、前記サイジングエンハンサーが、少なくとも１つの第１級または第２級アミン含有モノマーを含み、前記サイジングエンハンサーはサイズ剤によって乳化されない、添加することと、を含む、方法。
前記サイジングエンハンサーが、ジアリルアミンとアクリルアミドとのコポリマーを含む、請求項１５に記載の方法。
前記乳化サイズ剤を添加することが、乾燥繊維１トンあたり０．５ポンド〜２０ポンドの前記乳化サイズ剤の投与量率で実行され、前記サイジングエンハンサーを添付することが、乾燥繊維１トンあたり０．５ポンド〜３５ポンドの前記サイジングエンハンサーの投与量率で実行される、請求項１６に記載の方法。
前記乳化サイズ剤を添加することが、乾燥繊維１トンあたり０．５ポンド〜１０ポンドの前記乳化サイズ剤の投与量率で実行され、前記サイジングエンハンサーを添付することが、乾燥繊維１トンあたり２．０ポンド〜１２．５ポンドの前記サイジングエンハンサーの投与量率で実行される、請求項１６に記載の方法。