JP2019510722A - オゾンを製造するための方法およびオゾン発生のための装置 - Google Patents

オゾンを製造するための方法およびオゾン発生のための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、オゾンを製造するための方法に関し、ここでオゾンの発生のために1つの圧電トランス(1)が使用される。このオゾンの発生のために、圧電トランス(1)の入力領域(2)に入力電圧を印加され、これよりこの圧電トランス(1)の出力領域(3)に高電圧が生成される。さらにこの電トランス(1)は、酸素を含むプロセスガスで包囲され、この際上記の出力領域(3)に生成された高電圧によってこのプロセスガスからオゾンが形成される。本発明のもう1つの態様は、1つの圧電トランス(18)を備える、プラズマを発生するための装置(11)に関する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、オゾンを製造するための方法ならびにオゾン発生のための装置に関する。
オゾンは、3つの酸素原子から成る分子Oである。オゾンは標準状態ではガス状である。オゾンは強力な酸化剤である。
公知のオゾン発生器は、高電圧によるオゾン発生の原理に基づいており、ここでこの高電圧は、たとえば電磁的な高電圧トランス(複数)を用いて生成することができ、そして1つの電極に伝送され、ここでコロナ放電によってオゾンが生成される。
小さな寸法のオゾン発生器でのフラッシュオーバーを防ぐためには、これらの高電圧トランスを絶縁層の中に埋め込む必要があり、これによってオゾン発生器を備える装置の小型化の限界が設定される。さらにこのオゾン発生器の効率は、この電磁的な高電圧トランスの効率によって制限される。
そこで本発明の課題は、オゾンを製造するための改善された方法ならびにオゾン発生のための改善された装置を提示することである。
これらの課題は、本願請求項1に記載の方法ならびに第2の独立請求項に記載のオゾン発生のための装置によって解決される。
オゾンを発生するための方法が提示され、ここでオゾンの発生のために1つの圧電トランスが使用される。ここでこのオゾンは以下のステップで発生される。
−この圧電トランスの入力領域に入力電圧を印加するステップであって、これよりこの圧電トランスの出力領域に高電圧が生成されるステップと、
−この圧電トランスの周囲を、酸素を含むプロセスガスで包囲するステップであって、ここで上記の出力領域に生成される高電圧によってこのプロセスガスからオゾンが形成されるステップ。
オゾン発生のために圧電トランスを使用することは多くの利点を提供する。この圧電トランスは、特に高い効率を有し得、これよりオゾンを高い効率で発生することができる。ここでこの効率は、この圧電トランスに印加される入力電力のワット時当たりに生成されるオゾンの量で規定される。こうして圧電トランスを使用することで、比較的小さな入力電力で所望のオゾン発生レートを達成することができる。
さらにこの圧電トランスは、オゾン発生のための装置を好適に小型化することを可能とする。圧電トランスは、非常に小さな寸法を可能とし、たとえば数ミリメートルの辺長で製造することができる。たとえばこの圧電トランスは、100mmより小さな長さを有し得、たとえば70mmまたは45mmの長さを有し得る。
上記の方法ステップ、「この圧電トランスの周囲を、酸素を含むプロセスガスで包囲するステップ」では、このプロセスガスを1つの通風機あるいは他の装置を用いて供給することができ、こうして上記の出力領域の回りをこのプロセスガスが流れるようなる。代替として、この圧電トランスは、その雰囲気がこのプロセスガスを含む環境に配設されていてよい。上記の酸素を含むプロセスガスは、たとえば空気または純粋な酸素であってよい。
さらに本方法は以下のステップを含む。
−生成されたオゾンの量を1つのセンサで測定するステップ、ならびに
−生成されたオゾンの測定された量に依存して、所望のオゾン発生レートに調整するために、この圧電トランスに印加された入力電力を合わせ込むステップ。このようにして、この圧電トランスによって生成されるオゾンの量を所望のオゾン発生レートに対応するように、この圧電トランスに印加される入力電圧を常に合わせ込むことができる。以上により、生成されるオゾンの自動的発生量調整が可能となる。
上記の圧電トランスは、パルス駆動することができる。この圧電トランスのパルス駆動では、この圧電トランスに入力電圧が印加される相と、この圧電トランスに入力電圧が全く印加されない相とが、規則的な間隔で交代する。これに対応してこの圧電トランスは、交互に、所定の時間の間はオンとなり、そして所定の時間の間はオフとなる。このトランスがオンとなる相の持続時間を変化することによって、および/またはこのトランスがオフとなる相の持続時間を変化することによって、所望の平均的オゾン発生レートを設定することができる。
上記の生成されたオゾンは、環境空気における匂いを除去するために用いることができる。このオゾンの酸化作用によって、雰囲気中の匂い物質を匂いの無い物質に転換することができる。同様に、病原菌や匂いの元となるバクテリアも、さもなければ立ち入れない場所でも、殺菌することができる。このためオゾンは、たとえば望ましくない匂いの除去に適している。
本発明のもう1つの態様は、オゾンを製造するための方法に関し、この際圧電トランスがオゾンを発生するために使用され、そしてこの際オゾンは以下のステップで発生される。
−圧電トランスの入力領域に入力電圧を印加するステップであって、この圧電トランスの出力領域に高電圧が生成され、ここでこの圧電トランスがパルス駆動されるステップ。
−酸素を含むプロセスガスで上記の圧電トランスを包囲するステップであって、ここで上記の出力領域に生成される高電圧によって、このプロセスガスからオゾンが形成されるステップ。
本発明のもう1つの態様は、オゾン発生のための装置に関し、この装置は1つの圧電トランスを備え、この圧電トランスは1つの入力領域および1つの出力領域を備え、ここでこの入力領域は、印加された交流電圧を機械的な振動に変換し、ここでこの出力領域は機械的振動を電圧に変換するように構成されており、こうしてこの出力領域でこの生成された電圧によってオゾンが発生可能となる。
既に上述したように、オゾン発生のための装置における圧電トランスの使用は、高い効率ならびに非常に好適な小型化という利点を提供する。
このオゾン発生のための装置は、携帯使用に適した手持装置となり得る。これによりこの装置は可搬となり得、そしてユーザーによって常に所望の使用場所で稼働することができる。この圧電トランスの最も長い辺の長さは、100mmよりも小さくなり得、そしてさらにこの圧電トランスは、必要電力は僅かであり、バッテリー駆動を用いた動作を可能とするので、手持装置での使用に非常に良好に適している。
さらにこの装置は、1つのハウジングを備えてよく、このハウジングは少なくとも1つのオゾン流出開口部を備え、ここで上記の圧電トランスはこのハウジング内に配設されている。
好ましくはこのオゾン流出開口部は、オゾンが発生される上記の圧電トランスの出力側の端面のすぐ近くに配設されている。オゾンは長寿命の分子であり、このオゾンがその発生直後に分解するということを心配することはないので、このオゾン流出開口部が、この圧電トランスの出力側の端面からかなり離れていることも可能である。
上記のオゾン流出開口部の配置および形状により、発生されたオゾンを狙いを定めて適用領域に供給することができる。この際この流出開口部が、オゾンが幅広に拡がった煙霧状にこの装置から流出されることが可能である。代替としてこのオゾン流出開口部は、フォーカスされたオゾンビームがこの装置から流出されるように構成することも可能である。
上記のハウジング内には、1つのセンサおよび1つの制御回路が配設されていてよい。
さらに上記の装置は、発生されたオゾンの量を測定するように構成された1つのセンサを備えてよい。このセンサによって測定されたデータは、圧電トランスの制御回路に伝送されてよい。このセンサは、生成されたオゾンを周期的なレートで検出するように構成されていてよい。
さらに上記の装置は、上記の圧電トランスに入力電圧を印加するように構成されている1つの制御回路および1つのスイッチを備えてよく、ここでこの制御回路およびこのスイッチは、このスイッチが押圧された位置に維持される間のみ、この入力電圧が印加されるように接続されている。
このスイッチは、具体的にはこの装置のユーザーによって押圧することができる1つのキーであってよい。このスイッチは1つの押圧された位置および1つの押圧されていない位置を有する。
上述したようにこのスイッチが押圧された位置に維持される場合にのみ入力電圧が印加されると、こうしてこのオゾン発生のための装置の安全性を高めることができる。オゾンは潜在的に健康に害のある物質であるから、この装置はオゾンが実際に必要な時にのみ発生されるように構成されていなければならない。オゾン発生を維持するために、このスイッチが持続的に押圧されていなければならないことによって、この装置がオンのままになることを見過ごさないことを確実にすることができる。
1つの代替の構成においては、上記のスイッチの1回の押圧によって上記の入力電圧の印加が開始され、そしてこのスイッチのもう1回の押圧が上記の圧電トランスへの入力電圧の供給を遮断するように、上記の制御回路は上記のスイッチと接続されていてよい。
上記の装置は、1つの組込まれた電圧源を備えてよい。この際この電圧源は1つの充電池または交換可能なバッテリーであってよい。さらにこの装置は、外部の電圧源用の1つの接続端子を備えてよい。具体的には手持装置としてこの装置を使用する際には、組込まれた電圧源が有利である。これはこの場合には外部の電圧源の接続用のケーブルを省くことができるからである。
この装置は上記の組み込まれた電圧源が1つの誘導型の充電方式を用いて充電可能であるように構成されていてよい。これにより充電装置が接続されなければならない接続端子を省くことができる。この誘導型の充電方式を使用することにより、極めて気密なハウジングを使用することを可能とし、これは上記の装置を、そしてこれにより上記の圧電トランスを、外部の影響、たとえば汚れまたは湿気による損傷に対して、良好に保護することができる。
以下に有利な態様(複数)の使用について説明する。
これらの態様は、容易に参照できるように続けて番号付されている。
(第1の態様)
オゾンを生成するための方法であって、
このオゾンを発生するための1つの圧電トランスが使用され、そしてこのオゾンが以下のステップ、
− 上記の圧電トランスの入力領域に入力電圧を印加するステップであって、これより当該圧電トランスの出力領域に高電圧が生成されるステップと、
− 上記の圧電トランスを、酸素を含むプロセスガスで包囲するステップであって、この際上記の出力領域に生成された高電圧によって当該プロセスガスからオゾンが形成されるステップと、
によって発生される。
(第2の態様)
上記の態様に記載の方法であって、
上記方法は以下のステップ、
− 生成されたオゾンの量を1つのセンサで測定するステップと、
− 測定された上記の生成されたオゾンの量に依存して、所望のオゾン発生レートに調整するために、上記の圧電トランスに印加された入力電力を合わせ込むステップと、
を備える。
(第3の態様)
上記第1または第2の態様に記載の方法において、
上記の圧電トランスは、パルス駆動される。
(第4の態様)
上記第1〜第3の態様に記載の方法において、
上記の生成されたオゾンは、環境空気における匂いを除去するために用いられる。
(第5の態様)
オゾン発生のための装置であって、
上記装置は1つの圧電トランスを備え、当該圧電トランスは1つの入力領域および1つの出力領域を備え、当該入力領域は、印加された交流電圧を機械的な振動に変換し、当該出力領域は機械的振動を電圧に変換するように構成されており、これより当該出力領域で生成された当該電圧によってオゾンが発生可能となる。
(第6の態様)
第5の態様に記載の装置であって、
さらに上記装置は、1つのハウジングを備え、当該ハウジングは少なくとも1つのオゾン流出開口部を備え、上記の圧電トランスは当該ハウジング内に配設されている。
(第7の態様)
上記の第5または第6の態様に記載の装置であって、
さらに上記の装置は、発生されたオゾンの量を測定するように構成された1つのセンサを備える。
(第8の態様)
上記の第5〜第7の態様のいずれか1つに記載の装置であって、
さらに上記の装置は、上記の圧電トランスに入力電圧を印加するように構成されている1つの制御回路および1つのスイッチを備え、当該制御回路および当該スイッチは、当該スイッチが押圧された位置に維持される間のみ、当該入力電圧が印加されるように接続されている。
(第9の態様)
上記の第5〜第7の態様のいずれか1つに記載の装置であって、
さらに上記の装置は、上記の圧電トランスに入力電圧を印加するように構成されている1つの制御回路および1つのスイッチを備え、当該制御回路および当該スイッチは、当該スイッチの1回の押圧によって上記の入力電圧の印加が開始され、そして当該スイッチのもう1回の押圧が上記の圧電トランスへの入力電圧の供給を遮断するように接続されている。
(第10の態様)
上記の第5〜第9の態様のいずれか1つに記載の装置であって、
上記の装置は、1つの組込まれた電圧源を備える。
(第11の態様)
第10の態様に記載の装置であって、
上記の装置は上記の組み込まれた電圧源が1つの誘導型の充電方式を用いて充電可能であるように構成されている。
以下では、図を参照して、本発明を詳細に説明する。
1つの圧電トランスを斜視図で示す。 上記の第1の実施形態例によるオゾン発生のための装置を示す。 上記の第2の実施形態例によるオゾン発生のための装置を示す。 オゾン発生のための装置の一部を示す。
図1は、1つの圧電トランスを斜視図で示す。この圧電トランス1は、具体的には、オゾン発生のための装置に使用することができる。
圧電トランス1は、共振トランスの1つの構造形態であり、これは圧電現象に基づいたものであり、従来の磁気トランスとは対照的に、1つの電気機械システムとなっているものである。この圧電トランス1は、たとえば1つのローゼン型のトランスである。
この圧電トランス1は、1つの入力領域2および1つの出力領域3を備え、ここでこの出力領域3は、この入力領域2に長手方向zで繋がっている。この入力領域2において、この圧電トランス1は、電極(複数)4を備える。これらの電極には1つの交流電圧が印加されてよい。これらの電極4は、この圧電トランス1の長手方向zに延在している。これらの電極4は、上記の長手方向zに対して垂直な積層方向xにおいて、圧電材料5と交互に積層されている。ここでこの圧電材料5は、積層方向xに分極されている。
これらの電極4は、この圧電トランス1の内部に配設されており、そして内部電極とも呼ばれている。この圧電トランス1は、1つの第1の側面6、およびこの第1の側面6の反対側にある1つの第2の側面7を備える。第1の側面6上には、1つの第1の外部電極8が配設されている。第2の側面7上には、1つの第2の外部電極(不図示)が配設されている。内部にある電極(複数)4は、積層方向xで、交互にこの第1の外部電極8かまたはこの第2の外部電極と電気的に接続されている。
さらにこの圧電トランス1は、1つの第3の側面20および1つの第4の側面21を備え、これらは互いに反対側にあり、そして上記の第1の側面6および上記の第2の側面7に対して垂直に配設されている。この第3および第4の側面の面法線(複数)は、それぞれ積層方向xとなっている。
入力領域2は、上記の電極(複数)4の間に印加される1つの小さな交流電圧で制御することができる。圧電効果のために、この入力側に印加された交流電圧は、まず1つの機械的な振動に変換される。ここでこの機械的な振動の周波数は、実質的にこの圧電トランス1の幾何形状および機械的構造に依存している。
出力領域3は、圧電材料9を備え、そして内部電極が存在していない。この出力領域における圧電材料9は、長手方向zにおいて分極されている。この出力領域3の圧電材料9は、上記の入力領域2の圧電材料5と同じ材料であってよく、ここでこれらの圧電材料5および9は、その分極方向が異なっていてよい。この出力領域3においては、上記の圧電材料9は1つの単一のモノリシックな層となるように形成されており、この層は完全に上記の長手方向zに分極されている。ここでこの出力領域3における圧電材料9は、ただ1つの単一の分極方向を備える。
入力領域2における電極(複数)4に1つの交流電圧が印加されると、圧電材料5,9の内部に1つの機械的な波が形成され、この波は出力領域3における圧電効果によって1つの出力電圧を生成する。この出力領域3は、1つの出力側の端面10を備える。こうしてこの出力領域3には、この端面10と、入力領域2の電極(複数)4の端部との間に電圧が生成される。ここでこの出力側の端面10には、1つの高電圧が生成される。ここでこの出力側の端面と、この圧電トランスの周囲との間に、大きな電位差が生じ、この電位差は、酸素を含むプロセスガスをイオン化してオゾンが形成されるのに十分な、強い電界を生成する。この際この酸素を含むプロセスガスの原子または分子がイオン化されて、オゾンを形成する。
上記の酸素を含むプロセスガスは、具体的には空気または純粋な酸素であってよい。
図2は、オゾン発生のための装置11の1つの第1の実施形態例を示す。この装置11は、1つの圧電トランス1を備える。さらにこの装置11は1つのハウジング12を備え、このハウジング内に上記の圧電トランス1が配設されている。このハウジング12は、オゾン流出開口部(複数)13を備え、これらから上記の圧電トランス1によって生成されたオゾンがこの装置11から流出することができる。これらのオゾン流出開口部13は、スリット形状となっている。これらのオゾン流出開口部13は、圧電トランス1の出力領域3の近傍に配設されている。
この圧電トランス1の他に、このハウジング12内にはさらなる部品が配設されており、具体的には1つの配線基板15を備え、この配線基板上には、1つの制御回路を実現することができ、そして外部の電圧源用の1つの接続端子14が設けることができる。さらに1つの電圧源17がこのハウジングの中に組み込まれていてもよい。これらのさらなる部品は、専用の別々のハウジングによって包囲されていない。
さらにこのオゾン発生のための装置は、外部の電圧源用の1つの接続端子14を備えてよい。この接続端子14には、たとえば1つの電源装置を接続することができる。
さらにオゾン発生のための装置11は、1つの配線基板15を備え、この配線基板上には1つの制御回路を実現することができる。この制御回路は、圧電トランス1の入力領域2に入力電圧を印加するように構成されている。この入力電圧は、1つの交流電圧である。ここでこの圧電トランス1は、パルス駆動することができる。パルス駆動ではこの入力電圧は1つの第1の所定の期間に印加され、そして続いて1つの第2の所定の期間には印加されない。これら2つの期間は周期的に交代する。装置11のオゾン発生レートは、1つの所望の値に調整することができ、この際圧電トランス1に印加される入力電圧が変化され、および/またはこの際パルス駆動でこれら2つの期間が変化される。
さらにこのオゾン発生のための装置11は、上記の配線基板に接続されている1つのスイッチ16を備える。1つの第1の実施形態例においては、入力電圧は、このスイッチ16が押圧された位置にある場合にのみ、圧電トランス1に印加される。このスイッチ16にユーザーから圧力が全く印加されないと、これによりこのスイッチ16はその押圧された位置から押圧されていない位置に常に移動する。これに対応して、ユーザーがこのスイッチ16をこの押圧された位置に保持している間のみ、この装置11によってオゾンが発生される。
1つの代替の実施形態例においては、スイッチ16は、このスイッチ16の1回の押圧によって、圧電トランス1への入力電圧の印加が開始されるように、配線基板15に回路接続されている。ここで上記の制御回路は、ユーザーがこのスイッチ16をもう一度押圧し、そこでこの圧電トランス1がオフとされなければならないことを知らせるまでの間のみ、この圧電トランスに入力電圧を印加する。これに対応してこのスイッチ16の2回目の押圧では、この圧電トランス1の電圧源は入力電圧を遮断する。
図3は、オゾン発生のための装置11の1つの第2の実施形態例を示す。この第2の実施形態例によれば、このオゾン発生のための装置11は、さらに1つの組み込まれた電圧源17を備える。この組込まれた電圧源17は、たとえば1つの充電池または交換可能なバッテリーであってよい。図3に示す実施形態例によれば、この組み込まれた電圧源17には外部の電圧源用の接続端子14がさらに設けられている。代替としてこの組み込まれた電圧源17は、オゾン発生のための装置11の唯一の電圧源として設けられていてもよい。この際はこの装置11は、外部の電圧源用の1つの接続端子を全く備えないであろう。
図4は、もう1つの実施形態例による、オゾン発生のための装置11の拡大された1つの部分を示す。この装置は図2および図3に示すものに加えて、1つのセンサ18を備え、このセンサは、圧電トランス1によって発生されるオゾンの量を測定するように構成されている。この発生されたオゾンの量を検知することにより、オゾン発生を所望のオゾン発生レートに調整することが可能となる。この際このセンサ18は上記の制御回路にフィードバック接続されていてよい。これに対応してこの制御回路は、所望のオゾン発生レートに調整するために、圧電トランス1に印加される入力電圧および/またはパルス駆動の際のパルスの持続時間を所望のように合わせ込むことができる。
1 : 圧電トランス
2 : 入力領域
3 : 出力領域
4 : 電極
5 : 圧電材料
6 : 第1の側面
7 : 第2の側面
8 : 第1の外部電極
9 : 圧電材料
10 : 出力側の端面
11 : オゾン発生のための装置
12 : ハウジング
13 : オゾン流出開口部
14 : 外部の電圧源用の接続端子
15 : 配線基板
16 : スイッチ
17 : 組み込まれた電圧源
18 : センサ
20 : 第3の側面
21 : 第4の側面

x : 積層方向
Z : 長手方向

Claims (12)

  1. オゾンを生成するための方法であって、
    前記オゾンを発生するための1つの圧電トランス(1)が使用され、そして前記オゾンが以下のステップ、
    − 前記圧電トランス(1)の入力領域(2)に入力電圧を印加するステップであって、これより前記圧電トランス(1)の出力領域(3)に高電圧が生成されるステップと、
    − 前記圧電トランス(1)を、酸素を含むプロセスガスで包囲するステップであって、この際前記出力領域(3)に生成された高電圧によって当該プロセスガスからオゾンが形成されるステップと、
    − 生成されたオゾンの量を1つのセンサ(18)で測定するステップと、
    − 測定された前記生成されたオゾンの量に依存して、所望のオゾン発生レートに調整するために、前記圧電トランス(1)に印加された入力電力を合わせ込むステップと、
    によって発生されることを特徴とする方法。
  2. 前記圧電トランス(1)は、パルス駆動されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記生成されたオゾンは、環境空気における匂いを除去するために用いられることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. オゾンを生成するための方法であって、
    前記オゾンを発生するための1つの圧電トランス(1)が使用され、そして前記オゾンが以下のステップ、
    − 前記圧電トランス(1)の入力領域(2)に入力電圧を印加するステップであって、これより前記圧電トランス(1)の出力領域(3)に高電圧が生成され、この際前記圧電トランス(1)がパルス駆動されるステップと、
    − 前記圧電トランス(1)を、酸素を含むプロセスガスで包囲するステップであって、この際前記出力領域(3)に生成された高電圧によって当該プロセスガスからオゾンが形成されるステップと、
    によって発生されることを特徴とする方法。
  5. オゾン発生のための装置(11)であって、
    前記装置は1つの圧電トランス(1)を備え、当該圧電トランスは1つの入力領域(2)および1つの出力領域(3)を備え、当該入力領域(2)は、印加された交流電圧を機械的な振動に変換し、当該出力領域(3)は機械的振動を電圧に変換するように構成されており、これより当該出力領域(3)で生成された当該電圧によってオゾンが発生可能となることを特徴とする装置。
  6. 請求項5に記載の装置において、
    さらに前記装置は、1つのハウジング(12)を備え、当該ハウジングは少なくとも1つのオゾン流出開口部を備え、前記圧電トランス(1)は当該ハウジング(12)内に配設されていることを特徴とする装置。
  7. 前記ハウジング内には、1つのセンサ(18)および1つの制御回路が配設されていることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 前記センサ(18)は、前記発生されたオゾンの量を測定するように構成されていることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 請求項7または8に記載の装置において、
    前記制御回路は、前記圧電トランス(1)に入力電圧を印加するように構成されており、
    前記装置(11)は、1つのスイッチ(16)を備え、前記制御回路および当該スイッチ(16)は、当該スイッチ(16)が押圧された位置に維持される間のみ、前記入力電圧が印加されるように接続されている、
    ことを特徴とする装置。
  10. 請求項7または8に記載の装置において、
    前記制御回路は、前記圧電トランス(1)に入力電圧を印加するように構成されており、
    前記装置(11)は1つのスイッチ(16)を備え、
    前記制御回路および前記スイッチ(16)は、前記スイッチ(16)の1回の押圧によって前記入力電圧の印加が開始され、そして前記スイッチ(16)のもう1回の押圧が前記圧電トランス(1)への入力電圧の供給を遮断するように接続されている、
    ことを特徴とする装置。
  11. 前記装置(11)は前記ハウジングの中に組み込まれた電圧源(17)を備えることを特徴とする、請求項7乃至10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 前記装置(11)は、前記組み込まれた電圧源(17)が1つの誘導型の充電方式を用いて充電可能であるように構成されていることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
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