JP2019510443A - クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法および装置 - Google Patents

クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019510443A
JP2019510443A JP2018551803A JP2018551803A JP2019510443A JP 2019510443 A JP2019510443 A JP 2019510443A JP 2018551803 A JP2018551803 A JP 2018551803A JP 2018551803 A JP2018551803 A JP 2018551803A JP 2019510443 A JP2019510443 A JP 2019510443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harq
uplink
subframe
base station
uplink subframe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018551803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6702603B2 (ja
Inventor
リ、ユアン
グアン、レイ
Original Assignee
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド filed Critical ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2019510443A publication Critical patent/JP2019510443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6702603B2 publication Critical patent/JP6702603B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/27Evaluation or update of window size, e.g. using information derived from acknowledged [ACK] packets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • H04W74/0816Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA] with collision avoidance
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1861Physical mapping arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

本願発明の実施形態はクリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法を提供する。同方法は、参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階であって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、段階と、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定する段階とを備える。本願発明の実施形態はさらに、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置、および基地局を提供する。本願発明の実施形態は、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させることが出来、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る効果を有する。

Description

本願発明は、通信技術の分野に関し、特に、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法および装置に関する。
ロングタームエボリューションを用いたライセンス補助アクセス(Licensed−Assisted Access using Long Term Evolution,LAA−LTE)システムにおいて、利用可能な周波数スペクトルは、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation,CA)技術を用いることにより、アンライセンスバンドまで拡張され得る。シームレスなカバレッジを実現し、時間遅延に関する要件の高い一部のサービスの搬送を行うべく、ライセンススペクトルが用いられ、一部のデータサービスの搬送を行うべくアンライセンススペクトルが用いられる。アンライセンススペクトルでのLAA−LTEシステムとWi‐Fiシステム等の他のシステムとの好都合な共存を実現すべく、LAAシステムは、リッスンビフォアトーク(Listen−Before−Talk,LBT)チャネルアクセスメカニズムを用いて、クリアチャネルアセスメント(Clear Channel Assessment,CCA)を介して通信チャネルでの検出を実施し得る。CCAを介して通信チャネルでの検出が実施される場合、LAAダウンリンク伝送に関するLBTチャネルアクセスメカニズムにおいて、動的に変動するコンテンションウィンドウサイズ(Contention Window Size,CWS)が用いられる。各回のCCAにおけるCWSは、ユーザ機器(User Equipment,UE)のハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat request,HARQ)ステータスに基づき決定されてよい。
従来技術において、基地局がアンライセンススペクトルでダウンリンク伝送を実施し、その基地局が、スケジューリングされているUEのCWSをそのUEがフィードバックするHARQステータスに基づき決定する。UEによるLBTの実施が失敗した場合、UEは、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内でHARQステータスをフィードバック出来ない。この場合、基地局が、スケジューリングされているUEのCWSをそのUEがフィードバックしたHARQステータスに基づき直接的に決定した場合、CWSを誤って決定する確率は比較的高い。従来技術において、UEがLBTの実施に成功したのかは判断されず、UEのCWSは、UEがフィードバックするHARQステータスに基づき直接的に決定される。結果的に、CWSを誤って決定する確率が高くなり、基地局の待ち時間を増やしてしまう確率が高くなる。
本願の実施形態は、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させ、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げるべく、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法および装置を提供する。
第1の態様は、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法を提供する。
同方法は、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階であって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、段階と、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを基地局が決定する段階と
を備えてよい。
この応用例において、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有していないUEのHARQステータスが考慮されない一方で、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しているUEのHARQステータスのみが考慮されてよく、これにより、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有していないUEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避してよい。したがって、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させることが出来、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見した場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEが、アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
この応用例において、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEに含まれる検出されたUEは、アップリンクサブフレームを占有しているUEとして決定されてよい。ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEのHARQステータスが考慮されない一方で、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているUEのHARQステータスのみが考慮され、これにより、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有していないUEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースをより高い度合いで回避する。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、HARQステータスをフィードバックするアップリンクリソース内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを基地局が発見した場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
この応用例において、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEのうち、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないがHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している検出されたUEは、アップリンクサブフレームを占有しているUEとして決定されてよい。ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のリソースを占有していないUEのHARQステータスが考慮されない一方で、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないがHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているUEのHARQステータスに基づきCWSが決定されてよく、これにより、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないが他のアップリンクリソースを占有しているUEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避してよい。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクリソース内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを基地局が発見するとは、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定すること、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定すること、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定すること
を含む。
この応用例において、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているということは、DMRSを検出する方式、UEがPUSCHで送信するアップリンクサービス情報を検出する方式、UEがPUCCHで送信するアップリンク制御情報を検出する方式、または同様の方式で決定することが出来、これにより、アップリンクサブフレームを占有しているUEの決定の実現方式の多様性および効率を向上させることが出来る。したがって、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させることが出来、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信し、基地局が検出するアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
この応用例において、UEがPUCCHで送信するアップリンク制御情報を検出することは、SRおよび/またはCSIを検出すること、または同様のことを含んでよく、これにより、UEがPUCCHで送信するアップリンク制御情報を特定的に検出することが出来、アップリンクサブフレームを占有しているUEの決定の実現方式の多様性および効率を向上させることが出来る。したがって、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させることが出来、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
この応用例において、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEに含まれるUEが、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、そのUEはアップリンクサブフレームを占有しているUEとして決定されてよい。ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、CWSは、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、CWSまたはバックオフカウンタの初期値が上記条件を満たさないUEのHARQステータスは考慮されない一方で、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、CWSまたはバックオフカウンタの初期値が上記条件を満たすUEのHARQステータスに基づき決定されてよく、これにより、UEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避してよい。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有する。
この応用例において、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEに含まれるUEが、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、そのUEはアップリンクサブフレームを占有しているUEとして決定されてよい。ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、CWSは、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、CWSまたはバックオフカウンタの初期値が上記条件を満たさないUEのHARQステータスは考慮されない一方で、HARQステータスをフィードバックするHARQリソースを占有しておらずHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しておらず、CWSまたはバックオフカウンタの初期値が上記条件を満たすUEのHARQステータスに基づき決定されてよく、これにより、UEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避してよい。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を基地局が受信する段階であって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、段階と、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると基地局が決定する段階と
を有する。
オプションで、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを基地局が決定する段階は、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定する段階であって、ここで、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する要因として用いられない、段階を含んでよい。
この応用例において、UEがアップリンクサブフレームを占有していることは、UEが送信する報告情報に基づき決定されてよい。ダウンリンク伝送におけるUEのCWSを決定する際、アップリンクサブフレームを占有している、送信された報告情報内で示されているUEのHARQステータスのみが考慮され、アップリンクサブフレームを占有していないUEのHARQステータスは考慮されず、これにより、UEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避する。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
第2の態様は、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置を提供する。同装置は、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するよう構成されている第1決定モジュールであって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、第1決定モジュールと、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するよう構成されている第2決定モジュールと
を含んでよい。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、およびHARQステータスをフィードバックするアップリンクリソース内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている。
オプションで、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信する検出されたアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEがHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている。
オプションで、第2決定モジュールは具体的に、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定することであって、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する要因として用いられない、決定すること
を実行するよう構成されている。
第3の態様は、基地局を提供する。
同基地局は、
メモリと、
プロセッサと
を備えてよく、
メモリはプロセッサに接続されており、
メモリはプログラムコードセットを格納するよう構成されており、
プロセッサは、メモリに格納されたプログラムコードを呼び出し、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するオペレーションであって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、オペレーションと、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するオペレーションと
を実施するよう構成されている。
オプションで、プロセッサは具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、プロセッサは具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、およびHARQステータスをフィードバックするアップリンクリソース内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、プロセッサは具体的に、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている。
オプションで、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信する検出されたアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
オプションで、プロセッサは具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、
プロセッサは具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEがHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている。
オプションで、プロセッサは具体的に
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている。
本願発明の実施形態における技術的解決方法をより明確に説明することを目的として、以下では、実施形態を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。以下の説明における添付の図面は、本願発明の一部の実施形態を示すものに過ぎず、当業者であれば、これら添付の図面から創造的努力なく他の図面をさらに導き出し得ることは明らかである。
LAAダウンリンク伝送におけるLBTの模式図である。
LAAダウンリンク伝送におけるUEのCWSを調整する方式の模式図である。
本願発明の実施形態に係る、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法の概略的なフローチャートである。
本願発明の実施形態に係る、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る基地局の概略構造図である。
以下、本願発明の実施形態における添付の図面を参照して、本願発明の実施形態における技術的解決方法を明確かつ完全に説明する。説明されている実施形態は、本願発明の実施形態の全てではなく一部に過ぎないことは明らかである。当業者により、本願発明の実施形態に基づいて創造的努力なく得られる全ての他の実施形態が、本願発明の保護範囲に属するものとする。
図1を参照すると、図1は、LAAダウンリンク伝送におけるLBTの模式図である。図1に示されているように、LAAダウンリンク伝送におけるLBTの具体的な手順は、無線通信デバイスが、バックオフカウンタN(Nは0からCWSの間で均等に分布している乱数)を生成することと、CCAタイムスロット(CCAタイムスロットは、チャネルセンスの時間単位であり、CCAタイムスロットの典型的な長さは9μsである)を粒度として用いてチャネルセンスを実施することとを含む。チャネルがアイドル状態であることがCCAタイムスロットにおいて検出された場合、バックオフカウンタが1だけ減じられる。またはチャネルがビジー状態であることがCCAタイムスロットにおいて検出された場合、バックオフカウンタは停止され、つまり、バックオフカウンタは変わらないままである。バックオフカウンタが0まで減った場合、無線通信デバイスはチャネルを占有してよい。各回のCCAにおけるCWSは、UEのHARQステータスに基づき決定されてよい。ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)システムにおいて、UEのHARQステータスは、UEがダウンリンクサブフレームを正しく受信したかを示すフィードバックである。UEのHARQステータスは、ACK状態、NACK状態、DTX状態、および同様のものを含んでよい。UEのHARQステータスのうちNACK状態が占める比率に基づき、基地局が、CCAにおけるCWSを決定してよい。
基地局は、CWSの初期値を、CWS値のセットの最小値として決定することに留意されたい。ダウンリンク伝送に関するCCAを実施する前に、基地局は、参照サブフレームについての受信したHARQステータスに基づきCWSを調整する。具体的な調整方式は以下のようなものであってよい。つまり、参照サブフレームでスケジューリングされているUEに対応するHARQステータスのうち所与の比率(例えば80%)より多くがNACK状態であることを基地局が発見した場合、基地局はCWSを大きくし、そうでない場合、基地局はCWSを小さくする。基地局は、現在のCWS値に基づき、CWS値のセットに含まれる次に大きなCWSまでCWSを大きくし、または基地局は、現在のCWS値に基づき、CWS値のセットに含まれる最小値までCWSを小さくする。図2に示されているように、図2は、LAAダウンリンク伝送におけるUEのCWSを調整する方式の模式図である。図2に示されているように、UEのCWSの初期値が15に設定されているものと仮定されている。基地局がUE1、UE2、UE3、およびUE4の4つのUEを参照サブフレームでスケジューリングし、UE1、UE2、UE3、およびUE4に対応する全てのHARQステータスがNACK状態である場合、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている4つのUEに対応するHARQステータスのうちNACK状態の比率は100%であり、80%より高い。したがって、基地局はUEのCWSを大きくし、UEのCWSは31まで大きくされる。それから、次回のダウンリンク伝送において、基地局は、UE1、UE3、およびUE5の3つのUEを参照サブフレームでスケジューリングする。UE1に対応するHARQステータスはNACK状態であり、UE3およびUE5に対応するHARQステータスはACK状態である。この場合、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている3つのUEに対応するHARQステータスのうちNACK状態の比率は33.3%であり、80%未満である。したがって、基地局はUEのCWSを小さくし、UEのCWSは15まで小さくされる。参照サブフレームは、ダウンリンク伝送における基地局の開始サブフレームであり、基地局は、参照サブフレームについてUEがフィードバックするHARQステータスを取得してよい。基地局と他の周辺の競合ノードとが、例えば基地局とWi‐Fiとが、ダウンリンク伝送における比較的低いチャネルリンク品質が故に同時にチャネルにアクセスした場合であり、UEがフィードバックして基地局が受信するHARQステータスが複数のNACK状態を含む場合、平均待ち時間を長引かせるようCWSが大きくされ、これにより、衝突を減らし、干渉を減らし、チャネルリンク品質を向上させるよう、その基地局と周辺の競合ノードとがそれぞれチャネルにアクセスする時点が次回の伝送においては上手く互い違いにされる。
LTEシステムにおいて、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel,PDCCH)上の参照サブフレームに関して(UE1であるものとして仮定されている)UEを基地局がスケジューリングする場合、つまり、基地局がダウンリンクグラント(Downlink grant,DL grant)をUE1へ送信する場合、ダウンリンクチャネル品質が比較的低いが故にUE1はPDCCHを検出せず、UE1は参照サブフレームでスケジューリングされていないものとして見なされる。したがって、UE1は、参照サブフレームについてHARQステータスのフィードバック情報を送信せず、基地局は対応するHARQリソース上で有効な情報を何ら発見せず、UE1のHARQステータスをDTX状態と決定してよい。基地局が検出するUEのHARQステータスがDTX状態である状況が、ダウンリンクチャネル品質が比較的低いが故に起こる場合、このことが示しているのは、基地局とWi‐Fi等の他の干渉源ノードとが同時にセンスを完了し、互いに衝突し得るということであり、および次回の伝送における衝突確率を下げるべくCWSを大きくする必要がある。しかしながら、基地局が検出するUEのHARQステータスがDTX状態である状況は、ダウンリンクチャネル品質が比較的低いことのみに起因してではなく、他の要因にも起因して起こる。したがって、基地局と他の干渉源ノードとが同時にセンスを完了し、互いに衝突すると直接的に判断され、CWSが大きくされた場合、CWSを誤って調整する確率が高まる。
さらに、アンライセンススペクトルで、任意の送信ノードは、基地局へ情報を送信する前にLBTを実施する必要がある。LBTが成功した場合、送信ノードはチャネルにアクセス出来る。またはLBTに失敗した場合、つまり、チャネルがビジー状態である、またはバックオフカウンタの値が0まで減ってないことがスケジューリングされているアップリンク伝送の前にセンスされた場合、送信ノードはチャネルにアクセス出来ない。したがって、UEが、アップリンクサブフレーム内で参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックする必要があったとしても、そのUEは、アップリンクサブフレームに関してアップリンク伝送においてLBTの実施に失敗し、チャネルのプリエンプトに失敗した場合、アップリンクサブフレーム内でHARQステータスのフィードバック情報を送信出来ない。UEによるLBTの実施が失敗した場合、そのUEは、アップリンクリソース内のHARQリソースを占有しない。したがって、基地局から見て、UEのHARQステータスはDTX状態であると判断される。先述の実現方式が適用された場合であり、UEのHARQステータスがDTX状態である場合、UEのHARQステータスはNACK状態であると示される。その結果、チャネルリンク品質は低いものと誤って判断される。この場合、HARQステータスセットのうちNACK状態が占める比率に基づきCWSが調整された場合、CWSは比較的大きくなり、結果的に、基地局の待ち時間は比較的長くなる。HARQステータスセットに含まれるHARQステータスはACK状態とNACK状態とを含み、HARQステータスセットは、UEのCWSを決定するのに用いられる。
結論として分かるのは、UEがアンライセンススペクトルでHARQステータスをフィードバックする場合、基地局は、UEによるLBTの実施の失敗と、UEによるPDCCHの検出の失敗とのうちどちらが原因でUEのHARQステータスがDTX状態である状況が起こっているのかを判断出来ず、UEのHARQステータスがDTX状態である状況が実際にはUEによるPDCCHの検出の失敗から起こっているにも関わらず、UEによるLBTの実施の失敗から起こっていると誤って判断してしまう、ということである。したがって、UEのCWSを決定する際、基地局はUEのHARQステータスをNACK状態と示す。その結果、調整されたCWSは比較的大きくなる。
本願発明の実施形態は、CCAにおけるCWSを決定するための方法および装置を提供する。したがって、UEがアンライセンススペクトルでHARQステータスをフィードバックする場合、基地局は、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がUEによるLBTの実施の失敗から起こっているケースと、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がUEによるPDCCHの検出の失敗から起こっているケースとを区別出来る。基地局は、CCAにおけるCWSを決定する際、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がUEによるPDCCHの検出の失敗から起こっているケースのみを考慮する。基地局は、CCAにおけるCWSを決定する際、UEによるLBTの実施が失敗した場合、UEのHARQステータスのDTX状態をNACK状態と間違えず、これにより、CCAにおけるCWSの決定における精度が向上する。
具体的に実現する際、本願発明の実施形態で提供されるCCAにおけるCWSを決定するための方法および装置は、アンライセンススペクトルで動作している無線通信システムに適用可能である。無線通信システムにおける基地局は、アンライセンススペクトルでダウンリンク情報を送信し、ダウンリンク情報に関してアンライセンススペクトルでUEが送信するHARQステータスのフィードバック情報を受信してよい。基地局が送信するダウンリンク情報を搬送するアンライセンスキャリアと、UEが送信するHARQステータスのフィードバック情報を搬送するアンライセンスキャリアとは同じキャリアであってよく、または異なるキャリアであってよい。つまり、基地局がアンライセンスキャリアAでダウンリンク情報を送信する場合、UEは、アンライセンスキャリアAのダウンリンク情報に関して、アンライセンスキャリアAでUEのHARQステータスをフィードバックしてよく、またはアンライセンスキャリアAのダウンリンク情報に関して、アンライセンスキャリアBでUEのHARQステータスをフィードバックしてよい。このことに関しては本明細書において限定されない。アンライセンスキャリアAが二次キャリアである場合、アンライセンスキャリアBが一次キャリアであってよく、またはアンライセンスキャリアAとは異なる二次キャリアであってよい。このことに関しては本明細書において限定されない。
具体的に実現する際、本願発明の実施形態で説明されている基地局は、マクロ基地局、マイクロセル、ピコセル、ホームeNodeB、リモート無線周波数ヘッド、中継器、または同様のものを含んでよい。このことに関しては本明細書において限定されない。本願発明の実施形態で説明されているUEは、携帯電話、LTEシステムにアクセス出来るノートブック型コンピュータ若しくはタブレット型コンピュータ、または同様のものを含んでよい。このことに関しては本明細書において限定されない。図3から図5を参照し、以下において、本願発明の実施形態で提供されるCCAにおけるCWSを決定するための方法および装置を詳細に説明する。
図3を参照すると、図3は、本願発明の実施形態に係る、CCAにおけるCWSを決定するための方法の概略的なフローチャートである。本願発明の本実施形態で提供される方法は以下の段階を含む。
S101.参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する。
S102.アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定する。
基地局は、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定し、つまり、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定する際、基地局は、アップリンクサブフレームを占有していないUEに対応するHARQステータスを無視することに留意されたい。
したがって、段階S102は、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定する段階であって、ここで、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する要因として用いられない、段階、またはアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定し、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは無視する段階を含む。
基地局は、HARQステータスに基づき、ダウンリンクサブフレームでスケジューリングされているUEがダウンリンクサブフレームを正しく受信したかを決定する。UEは、HARQステータスフィードバックを用い、UEがダウンリンクサブフレームを正しく受信したか基地局に報告する。基地局が検出するHARQステータスは、ACK状態、NACK状態、およびDTX状態等の3つの状態を含む。ACK状態は、UEがダウンリンクサブフレームを正しく受信したことを示すフィードバックである。NACK状態は、UEがダウンリンクサブフレームを誤って受信したことを示すフィードバックである。UEが送信するHARQステータスフィードバックを対応するHARQリソースで基地局が何ら発見しない場合、HARQステータスはDTX状態である。
LTEシステムにおいて、各ダウンリンクサブフレームと、そのダウンリンクサブフレームが正しく受信されたかを示すHARQステータスをフィードバックすべくUEが占有するアップリンクサブフレームとの間には一定の時間がある。例えば、周波数分割複信(Frequency Division Duplexing,FDD)モードにおいて、(n番目のサブフレームであるものと仮定する)各ダウンリンクサブフレームに対応するHARQステータスは、アップリンクサブフレーム((n+4)番目のサブフレーム)でフィードバックされる。
基地局は、参照サブフレームで少なくとも1つのUEをスケジューリングしてよく、言い換えると、基地局は、参照サブフレームで1または複数のUEをスケジューリングしてよい。本願発明の本実施形態において、基地局は、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEのうち、アンライセンススペクトル上のアップリンクサブフレームを占有している1または複数のUE(言い換えると、少なくとも1つのUE)を最初に決定してよい。基地局が参照サブフレームで少なくとも1つのUEをスケジューリングするとは、基地局が、参照サブフレーム内のダウンリンクリソースをそれら少なくとも1つのUEに割り当てることを意味する。アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUE(UEは1または複数存在し得、それら1または複数のUEのうち1つを、以下では説明のための例として用い、それはUE1であるものと仮定する)が参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである。アンライセンススペクトル上にあり、少なくとも1つのUEが占有するアップリンクサブフレームは1または複数存在し得、つまり、少なくとも1つのUEは、同じアップリンクサブフレーム内で参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックしてよく、または異なるアップリンクサブフレーム内で参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックしてよいことに留意されたい。しかしながら、各UEは、1つのアップリンクサブフレーム内でのみHARQステータスをフィードバックし、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEに含まれる各UEは、そのUEに対応するアップリンクサブフレームを占有している。UEが、アップリンクサブフレーム内で参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックするとは、UEが、参照サブフレームについてのみHARQステータスをフィードバックすること、および、UEが、参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてフィードバックを実施することを含む。UEが、アップリンクサブフレーム内で複数のダウンリンクサブフレームについて複数のHARQステータスをフィードバックする場合、基地局はCWSを決定する際、そのUEの、参照サブフレームに対応するHARQステータスのみ選択する。
基地局は、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定することに留意されたい。参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEに含まれる各UEは、アンライセンスキャリアでフィードバックを実施してよく、または一部のUEがアンライセンスキャリアでフィードバックを実施し、一部のUEがライセンスキャリアでフィードバックを実施する。アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、基地局が、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、参照サブフレームでスケジューリングされているUEに含まれる各UEがアンライセンスキャリアでフィードバックを実施する場合、基地局は、参照サブフレームに対応するアップリンクサブフレームを占有しているUEのHARQステータスに基づきCWSを決定し、または参照サブフレームでスケジューリングされているUEに含まれる一部のUEがアンライセンスキャリアでフィードバックを実施し、一部のUEがライセンスキャリアでフィードバックを実施する場合、基地局は、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しているUEの、アンライセンスキャリアでフィードバックされるHARQステータスと、UEの、ライセンスキャリアでフィードバックされるHARQステータスとに基づきCWSを決定する。
一部の可能な実施方式において、参照サブフレームでスケジューリングされているUEが、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見した場合、基地局は、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているUEがアップリンクサブフレームを占有しているものと決定する。各UEは、参照サブフレームについて、または当該参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックしてよい。アップリンクサブフレームは、1つのUEが参照サブフレームについて、または当該参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームを含み、または複数のUEが参照サブフレームについて、または当該参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームを含み、言い換えると、複数のUEは同じアップリンクサブフレームを占有している。
一部の可能な実施方式において、基地局は、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているUEのHARQステータスのみに基づきダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定することに留意されたい。つまり、基地局は、全てのUEのHARQステータスのうち、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEのHARQステータスは無視する。HARQリソースは、アップリンクサブフレーム内の物理層リソースであり、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームについてUEがフィードバックする正しい受信を示す状態または誤った受信を示す状態を伝達するのに用いられる物理層リソースである。HARQリソースは具体的に、PUCCHで搬送されてよく、またはPUSCHで搬送されてよい。物理層リソースは、時間周波数領域のリソース、時間周波数のリソース、並びに符号領域リソース、または同様のものを含む。このことに関しては本明細書において限定されない。PUSCHで搬送されるHARQリソースは、時間周波数領域のリソースとして表され、PUCCHで搬送されるHARQリソースは時間周波数領域のリソースまたは符号領域リソースとして表される。
UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているとは、UEが対応するHARQリソースでHARQステータスフィードバックを送信すること、またはUEが対応するHARQリソースでHARQステータスをフィードバックしないことを含むことに留意されたい。HARQステータスフィードバックは、参照サブフレームが正しく受信されたかを示すUEの応答である。UEが対応するHARQリソースでHARQステータスフィードバックを送信するとは、UEが、アップリンクサブフレーム内のHARQリソースで参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックすること、またはUEが、アップリンクサブフレーム内のHARQリソースで参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックすることを含む。フィードバックがアップリンクサブフレーム内の参照サブフレームについてのみ実施される場合、HARQステータスはACK状態またはNACK状態を含む。フィードバックがアップリンクサブフレーム内の参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについて実施される場合、HARQステータスは、マルチビットの、または共に符号化された(jointly−coded)ACK,NACK,またはDTX情報を含む。UEがHARQリソースを占有しているがHARQステータスをフィードバックしない場合、基地局は依然としてHARQステータスのフィードバック情報を何ら発見しない。例えばHARQリソースがPUSCHで搬送される場合、UEは一部のPUSCHリソースに対してパンクチャリングを実施する必要があり、つまり、PUSCHに対応するアップリンクリソース内の一部のリソース要素(Resource Element,RE)が、HARQフィードバック情報を伝達するHARQリソースとして用いられる。しかしながら、UEがPDCCHを検出せず、PUSCH上のHARQに対応するリソースに対してパンクチャリングを実施せず、それでもデータ情報を送信する可能性がある。この場合、基地局はそれでも、HARQリソース上のHARQステータスについて検出を実施し、何ら有効な情報を取得せず、したがって、UEがアップリンクサブフレームを占有しているのかを判断出来ない。基地局は単に、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定する。
参照サブフレームでスケジューリングされているUEが、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見した場合、基地局は、UEがHARQステータスの有効なフィードバック情報を送信するものと決定しさえすればよく、具体的なACK/NACK/DTX状態を取得する必要はないことに留意されたい。例えば参照サブフレームについてのものであり、アップリンクサブフレーム内のHARQリソースでUEがフィードバックするHARQステータスはACK/NACK状態であり、基地局は、UEがアップリンクサブフレームを占有していることを決定する際、HARQステータスが具体的にACK状態か、NACK状態かを最初に決定しなくてよい。代替的に、時分割複信(Time Division Duplexing,TDD)モードにおいて、UEは、1より多くのダウンリンクサブフレームについて1つのアップリンクサブフレーム内のHARQリソースでACK/NACK/DTX等のマルチビットの、または共に符号化されたHARQステータス情報をフィードバックし、基地局は単に、UEがその情報を送信したことを知りさえすればよく、上記3つの状態のうち参照サブフレームがどの状態にあるのかを事前に決定する必要はない。基地局は、CWSを決定する際、具体的なHARQステータスフィードバックを参照してHARQステータスセットを決定する必要がある。本願発明の本実施形態において、UEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見し、かつ、復調を介してACK/NACK等の有効なHARQステータスを基地局が取得した場合、復調を介して取得され得るそのACK状態またはNACK状態は、参照サブフレーム内のHARQステータスセットに追加されてよい。HARQステータスセットは、参照サブフレームについて取得出来る、CWSを決定するために基地局により集められる全てのHARQステータスを含む。UEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見し、かつ、復調を介してACK/NACK/DTX等の有効なマルチビットの、または共に符号化されたHARQステータスを基地局が取得した場合、復調を介して取得され得るそのACK状態またはNACK状態は、参照サブフレーム内のHARQステータスセットに追加されてよく、または参照サブフレームに対応する検出されたHARQステータスがDTX状態である場合、CWSを決定する際、HARQステータスはNACK状態であると示され、HARQステータスセットに追加される。
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEは占有しておらず、このことは、UEがLBTの実施に失敗したから、またはUEがPDCCHの検出に失敗したからであり得る。UEによるPDCCHの検出が失敗した場合、UEは、そのUEに対応するアップリンクサブフレーム内のHARQリソースで情報を送信しない。例えばUEが参照サブフレームでPDCCHを検出しない場合、UEは、参照サブフレームに対応するアップリンクサブフレーム内のHARQリソースで情報を送信しない。代替的に、UEが、1つのアップリンクサブフレーム内で1より多くのダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックする必要があり、UEが、参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームのうち各ダウンリンクサブフレーム内でPDCCHを検出しない場合、UEは、参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームに対応するアップリンクサブフレーム内のHARQリソースでHARQ情報を送信しない。つまり、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していない場合、基地局は、HARQリソースに何ら有効な情報がないことを発見し、または基地局は、復調を介してACK/NACK等の有効なHARQステータスを取得出来ず(この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と判断する)、または基地局は、復調を介してACK/NACK/DTX等の有効なマルチビットの、または共に符号化されたHARQステータスを取得出来ない。
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないということは、UEによるLBTの実施の失敗から起こり得、またはUEによるPDCCHの検出の失敗から起こり得る。従来技術での実現方式に基づけば、基地局は、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないということは、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると判断し、UEのHARQステータスをDTX状態と判断し、DTX状態をNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加する。この場合、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないのは、UEによるLBTの実施の失敗から起こっている場合、従来技術での実現方式に基づけば、チャネルリンク品質は誤って低いものと反映される。
一部の可能な実施方式において、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していない場合、本願発明の本実施形態における基地局は、UEのHARQステータスを、LBTの失敗から起こっているDTX状態と判断してよく、UEのDTX状態を無視し、UEのDTX状態を参照サブフレーム内のHARQステータスセットに追加しない。LAAがよく適用されるセルが小さい環境において、小さいセルは密に構成されていることから、UEが、アンライセンススペクトル上のチャネルをプリエンプト出来ない(つまり、UEによるLBTの実施が失敗する)確率が、PDCCHの検出の失敗の確率よりはるかに高い。したがって、基地局は、DTX状態はLBTの失敗から起こっていると判断し、DTX状態を無視し、これにより、CWSに対して実際のリンク品質の影響をより近似的に反映する。DTX状態のアップリンクサブフレームは実際には、UEがPDCCHを検出していないことから起こっているかもしれないが、DTX状態が無視される方法を標準とする影響は比較的小さく、基地局に対する検出の複雑性の要件は比較的低い。
一部の可能な実施方式において、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見した場合、基地局は直接的に、UEのHARQステータスを、LBTの失敗から起こっているDTX状態と判断してよく、UEのHARQステータスを無視してよく、UEのHARQステータスをHARQステータスセットに追加しなくてよい。加えて、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを検出した場合、基地局はさらに、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないのは、LBTの失敗から起こっているのかを判断してよく、つまり、基地局はさらに、UEがアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しているのかを判断してよい。具体的に実現する際、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち1または複数のUE(1または複数のUEのうち1つのUEを以下では説明のための例として用い、それはUE1であるものと仮定する)がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを基地局が発見した場合、基地局は、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているUE1がアップリンクサブフレームを占有していると決定してよい。HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると基地局が決定した場合、HARQリソースで何ら有効な情報が検出されないのはUEによるLBTの実施の失敗から起こっているのではなく、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると決定することが出来る。この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定し、UEのHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。つまり、先述の状況において基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定し、CWSを決定する際、DTX状態を無視しないが、UEのHARQステータスをNACK状態と示す。
HARQステータスを送信するアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE(例えばUE1であり、以下では説明のための例としてUE1が用いられる)がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると基地局が発見する検出方式は、以下の3つの実現方式のうち任意の1または複数を含んでよいことに留意されたい。
実現方式1
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1が復調参照信号(Demodulation Reference Signal,DMRS)を送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UE1がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する。
つまり、UE1がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UE1が送信するDMRS信号を基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレームを占有していないのは、UEによるLBTの実施の失敗から起こっているのではなく、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると決定出来る。この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定し、UEのCWSを決定する際、UEのHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。
実現方式2
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1がPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UE1はアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する。
つまり、UE1がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UE1がPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレームを占有していないのは、UEによるLBTの実施の失敗から起こっているのではなく、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると決定出来る。この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定してよく、UEのCWSを決定する際、UEのHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。
実現方式3
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1がPUCCHでアップリンク制御情報を送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UE1がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する。
つまり、UE1がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UE1がPUCCHでアップリンク制御情報を送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレームを占有していないのは、UEによるLBTの実施の失敗から起こっているのではなく、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると決定出来る。この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定してよく、UEのCWSを決定する際、UEのHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。PUCCHでUE1が送信するアップリンク制御情報は、スケジューリング要求(Scheduling Request,SR)またはチャネル状態情報(Channel State Information,CSI)を含む。
さらに、DTX状態がLBTの失敗から起こっているのかを、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているかに基づき基地局が判断する場合、2つの分岐が含まれることに留意されたい。分岐1:UEがHARQリソースのアップリンクサブフレーム内のPUCCHを占有しているのかを検出。分岐2:UEがHARQリソースのアップリンクサブフレーム内のPUSCHを占有しているのかを検出。
分岐1:UEがPUCCHでHARQステータスをフィードバックする。
PUCCH上のHARQリソースは、PDCCHのDLグラントインジケーションにより示されるか、またはDLグラントのリソースに基づきマッピングおよび計算を介して取得される。したがって、UEは、DLグラントを何ら受信しない場合、HARQステータスをフィードバックしない。この場合、UEに対応するHARQステータスはDTX状態である。しかしながら、SRおよび/またはCSI情報を含む、PUCCHで定期的に送信される他のUCI情報がある。基地局は、PUCCHチャネルを多重化するようHARQステータスフィードバック並びにSRおよび/またはCSI情報を構成してよい。SRおよびCSI情報は定期的であるよう構成される。UEは、DLグラントを受信したかに関わらず、対応するPUCCHリソースで定期的にSRおよびCSI情報を送信する。
ケース1に対応して、HARQステータスフィードバックおよび他のUCI情報はPUCCHチャネルを多重化せず、UEは、PUCCHでHARQステータスのみフィードバックする。
UEに対応するHARQステータスのみアップリンクサブフレーム内でフィードバックする必要があり、SRおよび/またはCSI情報を送信する必要がない場合、基地局はそれでも、DTX状態を起こしている原因を決定出来ない。この場合、CWSを決定すべく基地局により用いられるHARQステータスセットは、UEに対応し基地局が検出するHARQステータスに含まれるACK状態またはNACK状態に戻る(falls back)。基地局がHARQリソースで有効な情報を検出しない場合、言い換えると、HARQステータスがDTX状態である場合、CWSを決定する際、DTX状態は無視される。
ケース2に対応して、UEは、HARQステータスと、SRおよび/またはCSI情報等の他のUCI情報とをPUCCHでフィードバックする。
アップリンクサブフレーム内のPUCCHがHARQリソースを搬送し、HARQステータスフィードバックと、SRおよび/またはCSI情報とがPDCCHチャネルを多重化する場合、CWSの調整のために用いられるHARQステータスセットを基地局が決定する方式は以下のことを含む。1.HARQステータスをフィードバックする、参照サブフレームについてのフィードバックに用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していることを基地局が発見する。2.HARQステータスをフィードバックする、参照サブフレームについてのフィードバックに用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEが同じPUCCH上の他のUCIリソース、つまり、SRおよび/またはCSI情報に対応するPUCCHリソースを占有していることを基地局が発見する。基地局は、SRまたはCSI情報の存在を検出することにより、UEがアップリンクサブフレームを占有しているのかを判断してよく、これにより、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのかを決定してよい。UEが他のUCIリソースを占有している場合、基地局はLBTの失敗の確率を排除し、UEのCWSを決定する際、UEに対応するHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加する。UEが任意の他のUCIリソースを占有していない場合、言い換えると、基地局がPUCCHで何ら有効な情報を発見しない場合、DTX状態はLBTの失敗から起こり得、基地局はDTX状態を無視する。もちろん、後者のケースにおいてLBTが成功するかもしれず、基地局は、アップリンクチャネル品質が低いが故に何らPUCCHを発見しない。しかしながら、DTX状態を起こしている原因を基地局が決定出来ないことから、および、LBTの失敗の確率はPUCCHの検出の失敗の確率よりはるかに高いことから、他のUCIが何ら検出されない場合にDTX状態を無視することにより、CWSはより正確に決定され得る。
分岐2:UEがPUSCHでHARQステータスをフィードバックする。
HARQステータスがPUSCHで伝達される場合、基地局は、UEに対応するHARQステータスのビット情報についてPUSCHのデータリソースに対してパンクチャリングを実施する。したがって、UEがDLグラントを発見し、PDCCHを復調する場合、PUSCHに対して実施されたパンクチャリング後に取得されるHARQリソースはHARQステータス情報で満たされており、またはUEがDLグラントを検出しない場合、UEは、HARQステータスに対応するリソースでHARQステータスのフィードバック情報を送信しない。実際の適用の際、UEはDLグラントを失うが、アップリンクグラント(Uplink grant,UL grant)は失わない可能性があることに留意されたい。例えば基地局がDLグラントとULグラントとをそれぞれ異なる2つのダウンリンクサブフレームで送信し、TDDフレーム構造の時系列等のHARQ時系列に基づき、ULグラントでスケジューリングされているアップリンクサブフレーム内でDLグラントのアップリンクサブフレームに対応するHARQをフィードバックする。UEはDLグラントに対応するダウンリンクサブフレームの受信に失敗するが、ULグラントに対応するダウンリンクサブフレームの受信に成功する。したがって、基地局は、HARQリソースに対応するDTX状態に基づき直接的に、DTX状態が、LBTの失敗から起こっているのか、またはPDCCHを失ったことから起こっているのかを判断出来ない。しかしながら、基地局が、HARQリソースのPUSCHで他のデータ情報を送信する場合、このことは、UEがアップリンクサブフレームを占有していることも示しているかもしれない。したがって、一部の可能な実施方式において、基地局はUEのPUSCHを復調し、UEのCWSを決定する際、UEの、正しく復調されたPUSCHが位置するアップリンクサブフレームに対応するHARQステータスをNACK状態と示し、UEの、誤って復調されたPUSCHが位置するアップリンクサブフレームに対応するHARQステータスを無視する。
加えて、DMRSおよびPUSCHデータ情報が同じアップリンクサブフレーム内で送信され、基地局はさらに、アップリンクDMRSの存在を検出することにより、UEがHARQリソース以外のアップリンクサブフレームを占有しているのかを判断してよい。DMRSが検出された場合、このことは、UEがチャネルをプリエンプトし、PUSCHを送信したことを示している。DMRSは符号列であるので、DMRSに対応するシンボルのピーク値がその列に関連する検出を介して検出された場合、UEがDMRSを送信したと判断されてよい。チャネル品質が低いが故にPUSCHが正しく復調されなかった場合でも、UEがアップリンクサブフレームを占有していると判断してよい。PUSCHデータリソースの存在に関する検出と比較し、DMRSの存在に関する検出によりPUSCHは、アップリンクチャネルの品質がより低い場合に検出出来る。したがって、HARQリソースがPUSCHで搬送される場合、CWSの調整のために用いられるHARQステータスセットを基地局が決定する方式は以下の方式を含む。1.UEが、HARQステータスをフィードバックすべく、参照サブフレームについてのフィードバックに用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見する。2.UEが、HARQステータスをフィードバックすべく、参照サブフレームについてのフィードバックに用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEが、同じアップリンクサブフレーム内のPUCCHでデータリソースまたはDMRSリソースを占有していることを基地局が発見する。
基地局は、UEが参照サブフレームについてのHARQステータスフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているのかということのみを検出することにより、UEがアップリンクサブフレーム内のLBTの実施に成功したかを判断してよく、これにより、CWSを決定してよいことに留意されたい。アップリンクサブフレーム内のHARQリソースがPUCCHで搬送される場合、基地局は、CWSを決定する際、参照サブフレームについてのフィードバックで用いられるPUCCH上のHARQリソースを占有しているUEに対応するHARQステータスのみを考慮し、PUCCH上のHARQリソースを占有していないUEのHARQステータスは無視する。
基地局は、UEがアップリンクサブフレーム内のLBTの実施に成功したかについて、以下の2つの方式で判断してもよいことに留意されたい。1.HARQステータスをフィードバックすべく参照サブフレームについてのフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有しているのかを検出する。または、2.参照サブフレームについてのフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースをUEが占有しているのかを検出する。以下のケースのうちいずれか1つが検出された場合、UEがアップリンクサブフレームを占有していること、言い換えると、アップリンクサブフレーム内のLBTが成功したことが示される:参照サブフレームについてのHARQステータスフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有している;または参照サブフレームについてのHARQステータスフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースをUEが占有している。例えば、HARQリソースがPUCCHで搬送される場合、基地局がCWSを決定する際、UEがHARQステータスをフィードバックするPUCCH上のHARQリソースを占有していることを基地局が発見し、またはUEがPUCCH上のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEが同じPUCCHで他のUCI情報を送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UEに対応するDTX状態をNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加し、CWSを決定する。代替的に、例えばHARQリソースがPUSCHで搬送される場合、基地局がCWSを決定する際、UEがHARQステータスをフィードバックするPUSCH上のHARQリソースを占有していることを基地局が発見し、またはUEがPUSCH上のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEが同じPUSCHでデータ情報またはDMRSを送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UEに対応するDTX状態をNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加し、CWSを決定する。
分岐1および分岐2に関して、同じUEのPUCCHおよびPUSCHの同時伝送が同じアップリンクサブフレームで許可されるのかについて、異なる基地局同士は要件が異なることに留意されたい。したがって、同じUEのPUCCHおよびPUSCHの同時伝送が同じアップリンクサブフレームで許可されることを示さない基地局に関して、HARQリソースがアップリンクサブフレーム内のPUCCHで搬送される場合、UEがPUCCHチャネルを占有しているのかということのみを基地局は発見し、またはHARQリソースがアップリンクサブフレーム内のPUSCHで搬送される場合、UEがPUSCHチャネルを占有しているのかということのみを基地局は発見する。同じUEのPUCCHおよびPUSCHの同時伝送が同じアップリンクサブフレームで許可されることを示す基地局に関して、HARQリソースがアップリンクサブフレーム内のPUCCHで搬送されるのか、アップリンクサブフレーム内のPUSCHで搬送されるのかに関わらず、基地局は、UEがPUCCHまたはPUSCHのうちいずれか1つを占有しているのかを検出することにより、LBTに失敗したかを判断してよい。例えばHARQリソースがPUCCHで搬送され、UEがデータ情報またはDMRSを送信すべくPUSCHチャネルを占有していることを基地局が発見した場合、LBTが成功したと判断出来る。基地局は、UEのCWSを決定する際、PUCCH上の対応するDTX状態をNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加する。
一部の可能な実施方式において、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見した場合、基地局は直接的に、UEのHARQステータスを、LBTの失敗から起こっているDTX状態と判断してよく、UEのCWSを決定する際、UEのHARQステータスを無視し、UEのHARQステータスをHARQステータスセットに追加しなくてよい。加えて、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを検出した場合、基地局はさらに、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないのは、LBTの失敗から起こっているのかを判断してよく、つまり、基地局はさらに、UEがアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しているのかを判断してよい。
実際の適用の際、UEによるLBTの実施が成功する確率はさらに、CWS、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値等のアップリンクセンスパラメータに関連する。CWSがより大きいということ、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値がより大きいということは、チャネルにアクセスするまでのUEの待ち時間がより長いこと、および、スケジューリングされているアップリンクサブフレームでチャネルにアクセスする確率がより低いことを示している。反対に、CWSがより小さいということ、またはバックオフカウンタの初期値がより小さいということは、チャネルにアクセスする確率がより高いことを示している。したがって、UEに対応するHARQステータスがDTX状態であると基地局が決定した場合(つまり、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見した場合)、またはUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEがPUCCHおよびPUSCHを占有していないことを基地局が発見した場合であり、CWS、またはバックオフカウンタの初期値が比較的大きい場合、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっている確率は、HARQステータスがDTX状態である状況がPDCCHを失ったことから起こっている確率より高い。この場合、基地局は、DTX状態が起こっているのはLBTの失敗から起こっていると判断し、DTX状態を無視してよい。逆に、CWSがより小さいということ、またはバックオフカウンタの初期値がより小さいということは、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっている確率がより低いことを示している。この場合、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がPDCCHを失ったことから起こっていると基地局は判断し、DTX状態をNACK状態と示し、NACK状態をHARQステータスセットに追加してよい。基地局は、UEのCWSをアップリンクLBTにおいて生成し、UEにCWSを通知してよく、それからUEは、CWSに基づきバックオフカウンタの初期値を生成し、または基地局が直接的に、バックオフカウンタの初期値を生成し、UEに初期値を通知することに留意されたい。したがって、基地局はUEのCWS、またはバックオフカウンタの初期値を把握し、それらパラメータのうち1つに基づき、DTX状態を起こしている原因を判断してよい。
具体的に実現する際、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち1または複数のUE(1または複数のUEのうち1つのUEを以下では説明のための例として用い、それはUE1であると仮定する)がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないと基地局が発見し、アップリンクサブフレームに関してUE1が実施したCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されたバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、UE1がアップリンクサブフレームを占有していると決定される。基地局は、UEのCWSを決定する際、UE1のHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。代替的に、UE1がHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないと基地局が決定し、アップリンクサブフレームに関してUE1が実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、UE1がアップリンクサブフレームを占有していると決定される。基地局は、UEのCWSを決定する際、UE1のHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。
さらに、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのかを基地局が判断する場合、その判断は、UEがHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているのかということに基づき実施されてよく、UEが送信する報告情報に基づき実施されてもよい。UEが基地局へ送信する報告情報は、UEがアップリンクサブフレームを占有しているのかを基地局に通知するのに用いられる。UEは基地局に対して直接的に、アップリンクサブフレーム内のLBTが成功したこと、またはLBTが失敗したことを示すメッセージを報告する。報告情報は、UEが占有しているアップリンクサブフレーム内で伝達されてよく、LBTが失敗したことから占有されていないアップリンクサブフレームの指標を基地局に通知するのに用いられる。UEに対応するHARQステータスがDTX状態であるアップリンクサブフレームが、LBTの失敗をUEが報告しているサブフレームであることを基地局が発見した場合、基地局は、CWSを決定する際、UEのHARQステータス、つまり、DTX状態を無視し、UEのHARQステータスをHARQステータスセットに追加しない。つまり、UE1が報告情報を送信することを基地局が発見した場合、基地局は直接的に、報告情報に基づき、UE1がアップリンクサブフレームを占有しているのかを決定してよい。UE1が送信する報告情報に基づき、UE1がアップリンクサブフレームを占有していないことを基地局が決定した場合、基地局は、CWSを決定する際、UEのHARQステータスを無視する。UE1が送信する報告情報に基づき、UE1がアップリンクサブフレームを占有していると基地局が決定した場合、基地局は、CWSを決定する際、UEのHARQステータスをNACK状態と示す。
具体的に実現する際、アップリンクサブフレームを占有しているUEのHARQステータスが決定された後、UEは、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、CWSを決定するために用いられるHARQステータスセットに含まれるNACK状態の数に基づき、および、HARQステータスセットに含まれる全HARQステータスの合計数に対するNACK状態の数の比率に基づきCCAにおけるCWSを決定してよい。具体的には、HARQステータスセットに含まれる全HARQステータスの合計数に対するNACK状態の数の比率が予め設定された閾値(例えば80%)を越えた場合、CWSは大きくされ、そうでない場合、CWSは小さくされる。NACK状態の数は、NACK状態と示されるDTX状態の数を含む。
本願発明の本実施形態において、基地局は、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している1または複数のUEを複数の実現方式を用い決定してよく、アップリンクサブフレームを占有している各UEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定してよい。基地局は、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのか、またはPDCCHの検出の失敗から起こっているのかを決定し、PBTの失敗から起こっているDTX状態を無視し、PDCCHの検出の失敗から起こっているDTX状態をNACK状態と示し、CWSを決定するためのHARQステータスセットにそのNACK状態を追加することが出来、これにより、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させ、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
図4を参照すると、図4は、本願発明の実施形態に係る、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置の概略構造図である。本願発明の本実施形態で説明されている装置は、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するよう構成されている第1決定モジュール10であって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、第1決定モジュール10と、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するよう構成されている第2決定モジュール20と
を含む。
第2決定モジュール20は具体的に、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定することであって、ここで、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する要因として用いられない、決定すること、またはアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定し、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは無視すること
を実行するよう構成されている。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、およびHARQステータスをフィードバックするアップリンクリソース内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている。
一部の可能な実施方式において、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信する検出されたアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
一部の可能な実施方式において、
第1決定モジュール10は具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEがHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている。
具体的に実現する際、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置は具体的に、本願発明の本実施形態で説明されている基地局であってよく、本願発明の実施形態で提供されるクリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法の実施形態で説明されている実現方式を実行するよう構成されていてよい。詳細に関しては、方法の実施形態における各段階で説明されている実現方式を参照されたく、詳細はここで改めて説明しない。
本願発明の本実施形態において、基地局は、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している1または複数のUEを複数の実現方式を用い決定してよく、アップリンクサブフレームを占有している各UEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定してよい。基地局は、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのか、またはPDCCHの検出の失敗から起こっているのかを決定し、PBTの失敗から起こっているDTX状態を無視し、PDCCHの検出の失敗から起こっているDTX状態をNACK状態と示し、CWSを決定するためのHARQステータスセットにそのNACK状態を追加することが出来、これにより、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させ、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
図5を参照すると、図5は、本願発明の実施形態に係る基地局の概略構造図である。本願発明の本実施形態で説明されている基地局は、メモリ1000とプロセッサ2000とを含む。メモリ1000は、プロセッサ2000に接続されている。
メモリ1000は、プログラムコードセットを格納するよう構成されている。
プロセッサ2000は、メモリ1000に格納されたプログラムコードを呼び出し、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するオペレーションであって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、オペレーションと、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するオペレーションと
を実施するよう構成されている。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、およびHARQステータスをフィードバックするアップリンクリソース内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている。
一部の可能な実施方式において、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信する検出されたアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEがHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている。
具体的に実現する際、本願発明の本実施形態で説明されている基地局は、本願発明の実施形態で提供されるクリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法の実施形態で説明されている実現方式を実行するよう構成されていてよい。詳細に関しては、方法の実施形態における各段階で説明されている実現方式を参照されたく、詳細はここで改めて説明しない。
本願発明の本実施形態において、基地局は、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している1または複数のUEを複数の実現方式を用い決定してよく、アップリンクサブフレームを占有している各UEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定してよい。基地局は、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのか、またはPDCCHの検出の失敗から起こっているのかを決定し、PBTの失敗から起こっているDTX状態を無視し、PDCCHの検出の失敗から起こっているDTX状態をNACK状態と示し、CWSを決定するためのHARQステータスセットにそのNACK状態を追加することが出来、これにより、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させ、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
関連するハードウェアにコンピュータプログラムが命令することにより、実施形態における複数の方法のプロセスのうち全てまたは一部を実現出来ることを当業者は理解し得よう。そのプログラムはコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。そのプログラムが起動されたとき、実施形態における方法のそれらプロセスが実施される。先述の記憶媒体は、磁気ディスク、光学式ディスク、読み取り専用メモリ(Read−Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、または同様のものを含んでよい。
上記にて開示されたのは単に本願発明の実施形態の例であり、もちろん本願発明の保護範囲を限定することは意図されていない。したがって、本願発明の請求項に従って成される同等の変形例が、本願発明の範囲に含まれるものとする。
本願発明は、通信技術の分野に関し、特に、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法および装置に関する。
ロングタームエボリューションを用いたライセンス補助アクセス(Licensed−Assisted Access using Long Term Evolution,LAA−LTE)システムにおいて、利用可能な周波数スペクトルは、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation,CA)技術を用いることにより、アンライセンスバンドまで拡張され得る。シームレスなカバレッジを実現し、時間遅延に関する要件の高い一部のサービスの搬送を行うべく、ライセンススペクトルが用いられ、一部のデータサービスの搬送を行うべくアンライセンススペクトルが用いられる。アンライセンススペクトルでのLAA−LTEシステムとWi‐Fiシステム等の他のシステムとの好都合な共存を実現すべく、LAAシステムは、リッスンビフォアトーク(Listen−Before−Talk,LBT)チャネルアクセスメカニズムを用いて、クリアチャネルアセスメント(Clear Channel Assessment,CCA)を介して通信チャネルでの検出を実施し得る。CCAを介して通信チャネルでの検出が実施される場合、LAAダウンリンク伝送に関するLBTチャネルアクセスメカニズムにおいて、動的に変動するコンテンションウィンドウサイズ(Contention Window Size,CWS)が用いられる。各回のCCAにおけるCWSは、ユーザ機器(User Equipment,UE)のハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat request,HARQ)ステータスに基づき決定されてよい。
従来技術において、基地局がアンライセンススペクトルでダウンリンク伝送を実施し、その基地局が、スケジューリングされているUEのCWSをそのUEがフィードバックするHARQステータスに基づき決定する。UEによるLBTの実施が失敗した場合、UEは、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内でHARQステータスをフィードバック出来ない。この場合、基地局が、スケジューリングされているUEのCWSをそのUEがフィードバックしたHARQステータスに基づき直接的に決定した場合、CWSを誤って決定する確率は比較的高い。従来技術において、UEがLBTの実施に成功したのかは判断されず、UEのCWSは、UEがフィードバックするHARQステータスに基づき直接的に決定される。結果的に、CWSを誤って決定する確率が高くなり、基地局の待ち時間を増やしてしまう確率が高くなる。
本願の実施形態は、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させ、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げるべく、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法および装置を提供する。
第1の態様は、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法を提供する。 同方法は、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階であって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、段階と、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを基地局が決定する段階と
を備えてよい。
この応用例において、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有していないUEのHARQステータスが考慮されない一方で、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しているUEのHARQステータスのみが考慮されてよく、これにより、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有していないUEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避してよい。したがって、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させることが出来、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見した場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEが、アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
この応用例において、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEに含まれる検出されたUEは、アップリンクサブフレームを占有しているUEとして決定されてよい。ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEのHARQステータスが考慮されない一方で、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているUEのHARQステータスのみが考慮され、これにより、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有していないUEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースをより高い度合いで回避する。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを基地局が発見した場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
この応用例において、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEのうち、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないがHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している検出されたUEは、アップリンクサブフレームを占有しているUEとして決定されてよい。ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のリソースを占有していないUEのHARQステータスが考慮されない一方で、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないがHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているUEのHARQステータスに基づきCWSが決定されてよく、これにより、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないが他のアップリンクリソースを占有しているUEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避してよい。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを基地局が発見するとは、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定すること、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定すること、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定すること
を含む。
この応用例において、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているということは、DMRSを検出する方式、UEがPUSCHで送信するアップリンクサービス情報を検出する方式、UEがPUCCHで送信するアップリンク制御情報を検出する方式、または同様の方式で決定することが出来、これにより、アップリンクサブフレームを占有しているUEの決定の実現方式の多様性および効率を向上させることが出来る。したがって、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させることが出来、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信し、基地局が検出するアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
この応用例において、UEがPUCCHで送信するアップリンク制御情報を検出することは、SRおよび/またはCSIを検出すること、または同様のことを含んでよく、これにより、UEがPUCCHで送信するアップリンク制御情報を特定的に検出することが出来、アップリンクサブフレームを占有しているUEの決定の実現方式の多様性および効率を向上させることが出来る。したがって、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させることが出来、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
この応用例において、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEに含まれるUEが、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、そのUEはアップリンクサブフレームを占有しているUEとして決定されてよい。ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、CWSは、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、CWSまたはバックオフカウンタの初期値が上記条件を満たさないUEのHARQステータスは考慮されない一方で、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、CWSまたはバックオフカウンタの初期値が上記条件を満たすUEのHARQステータスに基づき決定されてよく、これにより、UEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避してよい。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有する。
この応用例において、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEに含まれるUEが、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、そのUEはアップリンクサブフレームを占有しているUEとして決定されてよい。ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、CWSは、HARQステータスをフィードバックするアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、CWSまたはバックオフカウンタの初期値が上記条件を満たさないUEのHARQステータスは考慮されない一方で、HARQステータスをフィードバックするHARQリソースを占有しておらずHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しておらず、CWSまたはバックオフカウンタの初期値が上記条件を満たすUEのHARQステータスに基づき決定されてよく、これにより、UEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避してよい。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
オプションで、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階は、
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を基地局が受信する段階であって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、段階と、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると基地局が決定する段階と
を有する。
オプションで、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを基地局が決定する段階は、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定する段階であって、ここで、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する要因として用いられない、段階を含んでよい。
この応用例において、UEがアップリンクサブフレームを占有していることは、UEが送信する報告情報に基づき決定されてよい。ダウンリンク伝送におけるUEのCWSを決定する際、アップリンクサブフレームを占有している、送信された報告情報内で示されているUEのHARQステータスのみが考慮され、アップリンクサブフレームを占有していないUEのHARQステータスは考慮されず、これにより、UEのHARQステータスが誤って判断されたことからCWSを誤って決定するケースを回避する。したがって、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
第2の態様は、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置を提供する。同装置は、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するよう構成されている第1決定モジュールであって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、第1決定モジュールと、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するよう構成されている第2決定モジュールと
を含んでよい。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、およびHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている。
オプションで、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信する検出されたアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEがHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている。
オプションで、第1決定モジュールは具体的に
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている。
オプションで、第2決定モジュールは具体的に、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定することであって、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する要因として用いられない、決定すること
を実行するよう構成されている。
第3の態様は、基地局を提供する。 同基地局は、
メモリと、
プロセッサと
を備えてよく、
メモリはプロセッサに接続されており、
メモリはプログラムコードセットを格納するよう構成されており、
プロセッサは、メモリに格納されたプログラムコードを呼び出し、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するオペレーションであって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、オペレーションと、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するオペレーションと
を実施するよう構成されている。
オプションで、プロセッサは具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、プロセッサは具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、およびHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、プロセッサは具体的に、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている。
オプションで、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信する検出されたアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
オプションで、プロセッサは具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
オプションで、
プロセッサは具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEがHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている。
オプションで、プロセッサは具体的に
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている。
本願発明の実施形態における技術的解決方法をより明確に説明することを目的として、以下では、実施形態を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。以下の説明における添付の図面は、本願発明の一部の実施形態を示すものに過ぎず、当業者であれば、これら添付の図面から創造的努力なく他の図面をさらに導き出し得ることは明らかである。
LAAダウンリンク伝送におけるLBTの模式図である。
LAAダウンリンク伝送におけるUEのCWSを調整する方式の模式図である。
本願発明の実施形態に係る、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法の概略的なフローチャートである。
本願発明の実施形態に係る、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る基地局の概略構造図である。
以下、本願発明の実施形態における添付の図面を参照して、本願発明の実施形態における技術的解決方法を明確かつ完全に説明する。説明されている実施形態は、本願発明の実施形態の全てではなく一部に過ぎないことは明らかである。当業者により、本願発明の実施形態に基づいて創造的努力なく得られる全ての他の実施形態が、本願発明の保護範囲に属するものとする。
図1を参照すると、図1は、LAAダウンリンク伝送におけるLBTの模式図である。図1に示されているように、LAAダウンリンク伝送におけるLBTの具体的な手順は、無線通信デバイスが、バックオフカウンタN(Nは0からCWSの間で均等に分布している乱数)を生成することと、CCAタイムスロット(CCAタイムスロットは、チャネルセンスの時間単位であり、CCAタイムスロットの典型的な長さは9μsである)を粒度として用いてチャネルセンスを実施することとを含む。チャネルがアイドル状態であることがCCAタイムスロットにおいて検出された場合、バックオフカウンタが1だけ減じられる。またはチャネルがビジー状態であることがCCAタイムスロットにおいて検出された場合、バックオフカウンタは停止され、つまり、バックオフカウンタは変わらないままである。バックオフカウンタが0まで減った場合、無線通信デバイスはチャネルを占有してよい。各回のCCAにおけるCWSは、UEのHARQステータスに基づき決定されてよい。ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)システムにおいて、UEのHARQステータスは、UEがダウンリンクサブフレームを正しく受信したかを示すフィードバックである。UEのHARQステータスは、ACK状態、NACK状態、DTX状態、および同様のものを含んでよい。UEのHARQステータスのうちNACK状態が占める比率に基づき、基地局が、CCAにおけるCWSを決定してよい。
基地局は、CWSの初期値を、CWS値のセットの最小値として決定することに留意されたい。ダウンリンク伝送に関するCCAを実施する前に、基地局は、参照サブフレームについての受信したHARQステータスに基づきCWSを調整する。具体的な調整方式は以下のようなものであってよい。つまり、参照サブフレームでスケジューリングされているUEに対応するHARQステータスのうち所与の比率(例えば80%)より多くがNACK状態であることを基地局が発見した場合、基地局はCWSを大きくし、そうでない場合、基地局はCWSを小さくする。基地局は、現在のCWS値に基づき、CWS値のセットに含まれる次に大きなCWSまでCWSを大きくし、または基地局は、現在のCWS値に基づき、CWS値のセットに含まれる最小値までCWSを小さくする。図2に示されているように、図2は、LAAダウンリンク伝送におけるUEのCWSを調整する方式の模式図である。図2に示されているように、UEのCWSの初期値が15に設定されているものと仮定されている。基地局がUE1、UE2、UE3、およびUE4の4つのUEを参照サブフレームでスケジューリングし、UE1、UE2、UE3、およびUE4に対応する全てのHARQステータスがNACK状態である場合、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている4つのUEに対応するHARQステータスのうちNACK状態の比率は100%であり、80%より高い。したがって、基地局はUEのCWSを大きくし、UEのCWSは31まで大きくされる。それから、次回のダウンリンク伝送において、基地局は、UE1、UE3、およびUE5の3つのUEを参照サブフレームでスケジューリングする。UE1に対応するHARQステータスはNACK状態であり、UE3およびUE5に対応するHARQステータスはACK状態である。この場合、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている3つのUEに対応するHARQステータスのうちNACK状態の比率は33.3%であり、80%未満である。したがって、基地局はUEのCWSを小さくし、UEのCWSは15まで小さくされる。参照サブフレームは、ダウンリンク伝送における基地局の開始サブフレームであり、基地局は、参照サブフレームについてUEがフィードバックするHARQステータスを取得してよい。基地局と他の周辺の競合ノードとが、例えば基地局とWi‐Fiとが、ダウンリンク伝送における比較的低いチャネルリンク品質が故に同時にチャネルにアクセスした場合であり、UEがフィードバックして基地局が受信するHARQステータスが複数のNACK状態を含む場合、平均待ち時間を長引かせるようCWSが大きくされ、これにより、衝突を減らし、干渉を減らし、チャネルリンク品質を向上させるよう、その基地局と周辺の競合ノードとがそれぞれチャネルにアクセスする時点が次回の伝送においては上手く互い違いにされる。
LTEシステムにおいて、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel,PDCCH)上の参照サブフレームに関して(UE1であるものとして仮定されている)UEを基地局がスケジューリングする場合、つまり、基地局がダウンリンクグラント(Downlink grant,DL grant)をUE1へ送信する場合、ダウンリンクチャネル品質が比較的低いが故にUE1はPDCCHを検出せず、UE1は参照サブフレームでスケジューリングされていないものとして見なされる。したがって、UE1は、参照サブフレームについてHARQステータスのフィードバック情報を送信せず、基地局は対応するHARQリソース上で有効な情報を何ら発見せず、UE1のHARQステータスをDTX状態と決定してよい。基地局が検出するUEのHARQステータスがDTX状態である状況が、ダウンリンクチャネル品質が比較的低いが故に起こる場合、このことが示しているのは、基地局とWi‐Fi等の他の干渉源ノードとが同時にセンスを完了し、互いに衝突し得るということであり、および次回の伝送における衝突確率を下げるべくCWSを大きくする必要がある。しかしながら、基地局が検出するUEのHARQステータスがDTX状態である状況は、ダウンリンクチャネル品質が比較的低いことのみに起因してではなく、他の要因にも起因して起こる。したがって、基地局と他の干渉源ノードとが同時にセンスを完了し、互いに衝突すると直接的に判断され、CWSが大きくされた場合、CWSを誤って調整する確率が高まる。
さらに、アンライセンススペクトルで、任意の送信ノードは、基地局へ情報を送信する前にLBTを実施する必要がある。LBTが成功した場合、送信ノードはチャネルにアクセス出来る。またはLBTに失敗した場合、つまり、チャネルがビジー状態である、またはバックオフカウンタの値が0まで減ってないことがスケジューリングされているアップリンク伝送の前にセンスされた場合、送信ノードはチャネルにアクセス出来ない。したがって、UEが、アップリンクサブフレーム内で参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックする必要があったとしても、そのUEは、アップリンクサブフレームに関してアップリンク伝送においてLBTの実施に失敗し、チャネルのプリエンプトに失敗した場合、アップリンクサブフレーム内でHARQステータスのフィードバック情報を送信出来ない。UEによるLBTの実施が失敗した場合、そのUEは、アップリンクリソース内のHARQリソースを占有しない。したがって、基地局から見て、UEのHARQステータスはDTX状態であると判断される。先述の実現方式が適用された場合であり、UEのHARQステータスがDTX状態である場合、UEのHARQステータスはNACK状態であると示される。その結果、チャネルリンク品質は低いものと誤って判断される。この場合、HARQステータスセットのうちNACK状態が占める比率に基づきCWSが調整された場合、CWSは比較的大きくなり、結果的に、基地局の待ち時間は比較的長くなる。HARQステータスセットに含まれるHARQステータスはACK状態とNACK状態とを含み、HARQステータスセットは、UEのCWSを決定するのに用いられる。
結論として分かるのは、UEがアンライセンススペクトルでHARQステータスをフィードバックする場合、基地局は、UEによるLBTの実施の失敗と、UEによるPDCCHの検出の失敗とのうちどちらが原因でUEのHARQステータスがDTX状態である状況が起こっているのかを判断出来ず、UEのHARQステータスがDTX状態である状況が実際にはUEによるPDCCHの検出の失敗から起こっているにも関わらず、UEによるLBTの実施の失敗から起こっていると誤って判断してしまう、ということである。したがって、UEのCWSを決定する際、基地局はUEのHARQステータスをNACK状態と示す。その結果、調整されたCWSは比較的大きくなる。
本願発明の実施形態は、CCAにおけるCWSを決定するための方法および装置を提供する。したがって、UEがアンライセンススペクトルでHARQステータスをフィードバックする場合、基地局は、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がUEによるLBTの実施の失敗から起こっているケースと、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がUEによるPDCCHの検出の失敗から起こっているケースとを区別出来る。基地局は、CCAにおけるCWSを決定する際、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がUEによるPDCCHの検出の失敗から起こっているケースのみを考慮する。基地局は、CCAにおけるCWSを決定する際、UEによるLBTの実施が失敗した場合、UEのHARQステータスのDTX状態をNACK状態と間違えず、これにより、CCAにおけるCWSの決定における精度が向上する。
具体的に実現する際、本願発明の実施形態で提供されるCCAにおけるCWSを決定するための方法および装置は、アンライセンススペクトルで動作している無線通信システムに適用可能である。無線通信システムにおける基地局は、アンライセンススペクトルでダウンリンク情報を送信し、ダウンリンク情報に関してアンライセンススペクトルでUEが送信するHARQステータスのフィードバック情報を受信してよい。基地局が送信するダウンリンク情報を搬送するアンライセンスキャリアと、UEが送信するHARQステータスのフィードバック情報を搬送するアンライセンスキャリアとは同じキャリアであってよく、または異なるキャリアであってよい。つまり、基地局がアンライセンスキャリアAでダウンリンク情報を送信する場合、UEは、アンライセンスキャリアAのダウンリンク情報に関して、アンライセンスキャリアAでUEのHARQステータスをフィードバックしてよく、またはアンライセンスキャリアAのダウンリンク情報に関して、アンライセンスキャリアBでUEのHARQステータスをフィードバックしてよい。このことに関しては本明細書において限定されない。アンライセンスキャリアAが二次キャリアである場合、アンライセンスキャリアBが一次キャリアであってよく、またはアンライセンスキャリアAとは異なる二次キャリアであってよい。このことに関しては本明細書において限定されない。
具体的に実現する際、本願発明の実施形態で説明されている基地局は、マクロ基地局、マイクロセル、ピコセル、ホームeNodeB、リモート無線周波数ヘッド、中継器、または同様のものを含んでよい。このことに関しては本明細書において限定されない。本願発明の実施形態で説明されているUEは、携帯電話、LTEシステムにアクセス出来るノートブック型コンピュータ若しくはタブレット型コンピュータ、または同様のものを含んでよい。このことに関しては本明細書において限定されない。図3から図5を参照し、以下において、本願発明の実施形態で提供されるCCAにおけるCWSを決定するための方法および装置を詳細に説明する。
図3を参照すると、図3は、本願発明の実施形態に係る、CCAにおけるCWSを決定するための方法の概略的なフローチャートである。本願発明の本実施形態で提供される方法は以下の段階を含む。
S101.参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する。
S102.アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定する。
基地局は、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定し、つまり、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定する際、基地局は、アップリンクサブフレームを占有していないUEに対応するHARQステータスを無視することに留意されたい。
したがって、段階S102は、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定する段階であって、ここで、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する要因として用いられない、段階、またはアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを基地局が決定し、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは無視する段階を含む。
基地局は、HARQステータスに基づき、ダウンリンクサブフレームでスケジューリングされているUEがダウンリンクサブフレームを正しく受信したかを決定する。UEは、HARQステータスフィードバックを用い、UEがダウンリンクサブフレームを正しく受信したか基地局に報告する。基地局が検出するHARQステータスは、ACK状態、NACK状態、およびDTX状態等の3つの状態を含む。ACK状態は、UEがダウンリンクサブフレームを正しく受信したことを示すフィードバックである。NACK状態は、UEがダウンリンクサブフレームを誤って受信したことを示すフィードバックである。UEが送信するHARQステータスフィードバックを対応するHARQリソースで基地局が何ら発見しない場合、HARQステータスはDTX状態である。
LTEシステムにおいて、各ダウンリンクサブフレームと、そのダウンリンクサブフレームが正しく受信されたかを示すHARQステータスをフィードバックすべくUEが占有するアップリンクサブフレームとの間には一定の時間がある。例えば、周波数分割複信(Frequency Division Duple,FDD)モードにおいて、(n番目のサブフレームであるものと仮定する)各ダウンリンクサブフレームに対応するHARQステータスは、アップリンクサブフレーム((n+4)番目のサブフレーム)でフィードバックされる。
基地局は、参照サブフレームで少なくとも1つのUEをスケジューリングしてよく、言い換えると、基地局は、参照サブフレームで1または複数のUEをスケジューリングしてよい。本願発明の本実施形態において、基地局は、参照サブフレームでスケジューリングされている1または複数のUEのうち、アンライセンススペクトル上のアップリンクサブフレームを占有している1または複数のUE(言い換えると、少なくとも1つのUE)を最初に決定してよい。基地局が参照サブフレームで少なくとも1つのUEをスケジューリングするとは、基地局が、参照サブフレーム内のダウンリンクリソースをそれら少なくとも1つのUEに割り当てることを意味する。アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUE(UEは1または複数存在し得、それら1または複数のUEのうち1つを、以下では説明のための例として用い、それはUE1であるものと仮定する)が参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである。アンライセンススペクトル上にあり、少なくとも1つのUEが占有するアップリンクサブフレームは1または複数存在し得、つまり、少なくとも1つのUEは、同じアップリンクサブフレーム内で参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックしてよく、または異なるアップリンクサブフレーム内で参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックしてよいことに留意されたい。しかしながら、各UEは、1つのアップリンクサブフレーム内でのみHARQステータスをフィードバックし、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEに含まれる各UEは、そのUEに対応するアップリンクサブフレームを占有している。UEが、アップリンクサブフレーム内で参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックするとは、UEが、参照サブフレームについてのみHARQステータスをフィードバックすること、および、UEが、参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてフィードバックを実施することを含む。UEが、アップリンクサブフレーム内で複数のダウンリンクサブフレームについて複数のHARQステータスをフィードバックする場合、基地局はCWSを決定する際、そのUEの、参照サブフレームに対応するHARQステータスのみ選択する。
基地局は、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定することに留意されたい。参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEに含まれる各UEは、アンライセンスキャリアでフィードバックを実施してよく、または一部のUEがアンライセンスキャリアでフィードバックを実施し、一部のUEがライセンスキャリアでフィードバックを実施する。アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、基地局が、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、参照サブフレームでスケジューリングされているUEに含まれる各UEがアンライセンスキャリアでフィードバックを実施する場合、基地局は、参照サブフレームに対応するアップリンクサブフレームを占有しているUEのHARQステータスに基づきCWSを決定し、または参照サブフレームでスケジューリングされているUEに含まれる一部のUEがアンライセンスキャリアでフィードバックを実施し、一部のUEがライセンスキャリアでフィードバックを実施する場合、基地局は、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しているUEの、アンライセンスキャリアでフィードバックされるHARQステータスと、UEの、ライセンスキャリアでフィードバックされるHARQステータスとに基づきCWSを決定する。
一部の可能な実施方式において、参照サブフレームでスケジューリングされているUEが、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見した場合、基地局は、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているUEがアップリンクサブフレームを占有しているものと決定する。各UEは、参照サブフレームについて、または当該参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックしてよい。アップリンクサブフレームは、1つのUEが参照サブフレームについて、または当該参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームを含み、または複数のUEが参照サブフレームについて、または当該参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームを含み、言い換えると、複数のUEは同じアップリンクサブフレームを占有している。
一部の可能な実施方式において、基地局は、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているUEのHARQステータスのみに基づきダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定することに留意されたい。つまり、基地局は、全てのUEのHARQステータスのうち、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEのHARQステータスは無視する。HARQリソースは、アップリンクサブフレーム内の物理層リソースであり、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームについてUEがフィードバックする正しい受信を示す状態または誤った受信を示す状態を伝達するのに用いられる物理層リソースである。HARQリソースは具体的に、PUCCHで搬送されてよく、またはPUSCHで搬送されてよい。物理層リソースは、時間周波数領域のリソース、時間周波数のリソース、並びに符号領域リソース、または同様のものを含む。このことに関しては本明細書において限定されない。PUSCHで搬送されるHARQリソースは、時間周波数領域のリソースとして表され、PUCCHで搬送されるHARQリソースは時間周波数領域のリソースまたは符号領域リソースとして表される。
UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているとは、UEが対応するHARQリソースでHARQステータスフィードバックを送信すること、またはUEが対応するHARQリソースでHARQステータスをフィードバックしないことを含むことに留意されたい。HARQステータスフィードバックは、参照サブフレームが正しく受信されたかを示すUEの応答である。UEが対応するHARQリソースでHARQステータスフィードバックを送信するとは、UEが、アップリンクサブフレーム内のHARQリソースで参照サブフレームについてHARQステータスをフィードバックすること、またはUEが、アップリンクサブフレーム内のHARQリソースで参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックすることを含む。フィードバックがアップリンクサブフレーム内の参照サブフレームについてのみ実施される場合、HARQステータスはACK状態またはNACK状態を含む。フィードバックがアップリンクサブフレーム内の参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームについて実施される場合、HARQステータスは、マルチビットの、または共に符号化された(jointly−coded)ACK,NACK,またはDTX情報を含む。UEがHARQリソースを占有しているがHARQステータスをフィードバックしない場合、基地局は依然としてHARQステータスのフィードバック情報を何ら発見しない。例えばHARQリソースがPUSCHで搬送される場合、UEは一部のPUSCHリソースに対してパンクチャリングを実施する必要があり、つまり、PUSCHに対応するアップリンクリソース内の一部のリソース要素(Resource Element,RE)が、HARQステータスフィードバック情報を伝達するHARQリソースとして用いられる。しかしながら、UEがPDCCHを検出せず、PUSCH上のHARQに対応するリソースに対してパンクチャリングを実施せず、それでもデータ情報を送信する可能性がある。この場合、基地局はそれでも、HARQリソース上のHARQステータスについて検出を実施し、何ら有効な情報を取得せず、したがって、UEがアップリンクサブフレームを占有しているのかを判断出来ない。基地局は単に、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定する。
参照サブフレームでスケジューリングされているUEが、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見した場合、基地局は、UEがHARQステータスの有効なフィードバック情報を送信するものと決定しさえすればよく、具体的なACK/NACK/DTX状態を取得する必要はないことに留意されたい。例えば参照サブフレームについてのものであり、アップリンクサブフレーム内のHARQリソースでUEがフィードバックするHARQステータスはACK/NACK状態であり、基地局は、UEがアップリンクサブフレームを占有していることを決定する際、HARQステータスが具体的にACK状態か、NACK状態かを最初に決定しなくてよい。代替的に、時分割複信(Time Division Duple,TDD)モードにおいて、UEは、1より多くのダウンリンクサブフレームについて1つのアップリンクサブフレーム内のHARQリソースでACK/NACK/DTX等のマルチビットの、または共に符号化されたHARQステータス情報をフィードバックし、基地局は単に、UEがその情報を送信したことを知りさえすればよく、上記3つの状態のうち参照サブフレームがどの状態にあるのかを事前に決定する必要はない。基地局は、CWSを決定する際、具体的なHARQステータスフィードバックを参照してHARQステータスセットを決定する必要がある。本願発明の本実施形態において、UEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見し、かつ、復調を介してACK/NACK等の有効なHARQステータスを基地局が取得した場合、復調を介して取得され得るそのACK状態またはNACK状態は、参照サブフレーム内のHARQステータスセットに追加されてよい。HARQステータスセットは、参照サブフレームについて取得出来る、CWSを決定するために基地局により集められる全てのHARQステータスを含む。UEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見し、かつ、復調を介してACK/NACK/DTX等の有効なマルチビットの、または共に符号化されたHARQステータスを基地局が取得した場合、復調を介して取得され得るそのACK状態またはNACK状態は、参照サブフレーム内のHARQステータスセットに追加されてよく、または参照サブフレームに対応する検出されたHARQステータスがDTX状態である場合、CWSを決定する際、HARQステータスはNACK状態であると示され、HARQステータスセットに追加される。
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEは占有しておらず、このことは、UEがLBTの実施に失敗したから、またはUEがPDCCHの検出に失敗したからであり得る。UEによるPDCCHの検出が失敗した場合、UEは、そのUEに対応するアップリンクサブフレーム内のHARQリソースで情報を送信しない。例えばUEが参照サブフレームでPDCCHを検出しない場合、UEは、参照サブフレームに対応するアップリンクサブフレーム内のHARQリソースで情報を送信しない。代替的に、UEが、1つのアップリンクサブフレーム内で1より多くのダウンリンクサブフレームについてHARQステータスをフィードバックする必要があり、UEが、参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームのうち各ダウンリンクサブフレーム内でPDCCHを検出しない場合、UEは、参照サブフレームを含む複数のダウンリンクサブフレームに対応するアップリンクサブフレーム内のHARQリソースでHARQ情報を送信しない。つまり、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していない場合、基地局は、HARQリソースに何ら有効な情報がないことを発見し、または基地局は、復調を介してACK/NACK等の有効なHARQステータスを取得出来ず(この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と判断する)、または基地局は、復調を介してACK/NACK/DTX等の有効なマルチビットの、または共に符号化されたHARQステータスを取得出来ない。
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないということは、UEによるLBTの実施の失敗から起こり得、またはUEによるPDCCHの検出の失敗から起こり得る。従来技術での実現方式に基づけば、基地局は、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないということは、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると判断し、UEのHARQステータスをDTX状態と判断し、DTX状態をNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加する。この場合、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないのは、UEによるLBTの実施の失敗から起こっている場合、従来技術での実現方式に基づけば、チャネルリンク品質は誤って低いものと反映される。
一部の可能な実施方式において、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していない場合、本願発明の本実施形態における基地局は、UEのHARQステータスを、LBTの失敗から起こっているDTX状態と判断してよく、UEのDTX状態を無視し、UEのDTX状態を参照サブフレーム内のHARQステータスセットに追加しない。LAAがよく適用されるセルが小さい環境において、小さいセルは密に構成されていることから、UEが、アンライセンススペクトル上のチャネルをプリエンプト出来ない(つまり、UEによるLBTの実施が失敗する)確率が、PDCCHの検出の失敗の確率よりはるかに高い。したがって、基地局は、DTX状態はLBTの失敗から起こっていると判断し、DTX状態を無視し、これにより、CWSに対して実際のリンク品質の影響をより近似的に反映する。DTX状態のアップリンクサブフレームは実際には、UEがPDCCHを検出していないことから起こっているかもしれないが、DTX状態が無視される方法を標準とする影響は比較的小さく、基地局に対する検出の複雑性の要件は比較的低い。
一部の可能な実施方式において、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見した場合、基地局は直接的に、UEのHARQステータスを、LBTの失敗から起こっているDTX状態と判断してよく、UEのHARQステータスを無視してよく、UEのHARQステータスをHARQステータスセットに追加しなくてよい。加えて、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを検出した場合、基地局はさらに、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないのは、LBTの失敗から起こっているのかを判断してよく、つまり、基地局はさらに、UEがアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しているのかを判断してよい。具体的に実現する際、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち1または複数のUE(1または複数のUEのうち1つのUEを以下では説明のための例として用い、それはUE1であるものと仮定する)がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを基地局が発見した場合、基地局は、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているUE1がアップリンクサブフレームを占有していると決定してよい。HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると基地局が決定した場合、HARQリソースで何ら有効な情報が検出されないのはUEによるLBTの実施の失敗から起こっているのではなく、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると決定することが出来る。この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定し、UEのHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。つまり、先述の状況において基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定し、CWSを決定する際、DTX状態を無視しないが、UEのHARQステータスをNACK状態と示す。
HARQステータスを送信するアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE(例えばUE1であり、以下では説明のための例としてUE1が用いられる)がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると基地局が発見する検出方式は、以下の3つの実現方式のうち任意の1または複数を含んでよいことに留意されたい。 実現方式1
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1が復調参照信号(Demodulation Reference Signal,DMRS)を送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UE1がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する。
つまり、UE1がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UE1が送信するDMRS信号を基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレームを占有していないのは、UEによるLBTの実施の失敗から起こっているのではなく、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると決定出来る。この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定し、UEのCWSを決定する際、UEのHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。 実現方式2
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1がPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UE1はアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する。
つまり、UE1がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UE1がPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレームを占有していないのは、UEによるLBTの実施の失敗から起こっているのではなく、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると決定出来る。この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定してよく、UEのCWSを決定する際、UEのHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。 実現方式3
HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUE1がPUCCHでアップリンク制御情報を送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UE1がアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する。
つまり、UE1がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UE1がPUCCHでアップリンク制御情報を送信することを基地局が発見した場合、UEがアップリンクサブフレームを占有していないのは、UEによるLBTの実施の失敗から起こっているのではなく、UEによるPDCCHの検出の失敗から起こっていると決定出来る。この場合、基地局は、UEのHARQステータスをDTX状態と決定してよく、UEのCWSを決定する際、UEのHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。PUCCHでUE1が送信するアップリンク制御情報は、スケジューリング要求(Scheduling Request,SR)またはチャネル状態情報(Channel State Information,CSI)を含む。
さらに、DTX状態がLBTの失敗から起こっているのかを、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているかに基づき基地局が判断する場合、2つの分岐が含まれることに留意されたい。分岐1:UEがHARQリソースのアップリンクサブフレーム内のPUCCHを占有しているのかを検出。分岐2:UEがHARQリソースのアップリンクサブフレーム内のPUSCHを占有しているのかを検出。
分岐1:UEがPUCCHでHARQステータスをフィードバックする。
PUCCH上のHARQリソースは、PDCCHのDLグラントインジケーションにより示されるか、またはDLグラントのリソースに基づきマッピングおよび計算を介して取得される。したがって、UEは、DLグラントを何ら受信しない場合、HARQステータスをフィードバックしない。この場合、UEに対応するHARQステータスはDTX状態である。しかしながら、SRおよび/またはCSIを含む、PUCCHで定期的に送信される他のUCI情報がある。基地局は、PUCCHを多重化するようHARQステータスフィードバック並びにSRおよび/またはCSIを構成してよい。SRおよびCSIは定期的であるよう構成される。UEは、DLグラントを受信したかに関わらず、対応するPUCCHリソースで定期的にSRおよびCSIを送信する。
ケース1に対応して、HARQステータスフィードバックおよび他のUCI情報はPUCCHを多重化せず、UEは、PUCCHでHARQステータスのみフィードバックする。
UEに対応するHARQステータスのみアップリンクサブフレーム内でフィードバックする必要があり、SRおよび/またはCSIを送信する必要がない場合、基地局はそれでも、DTX状態を起こしている原因を決定出来ない。この場合、CWSを決定すべく基地局により用いられるHARQステータスセットは、UEに対応し基地局が検出するHARQステータスに含まれるACK状態またはNACK状態に戻る(falls back)。基地局がHARQリソースで有効な情報を検出しない場合、言い換えると、HARQステータスがDTX状態である場合、CWSを決定する際、DTX状態は無視される。
ケース2に対応して、UEは、HARQステータスと、SRおよび/またはCSI等の他のUCI情報とをPUCCHでフィードバックする。
アップリンクサブフレーム内のPUCCHがHARQリソースを搬送し、HARQステータスフィードバックと、SRおよび/またはCSIとがPUCCHを多重化する場合、CWSの調整のために用いられるHARQステータスセットを基地局が決定する方式は以下のことを含む。1.HARQステータスをフィードバックする、参照サブフレームについてのフィードバックに用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していることを基地局が発見する。2.HARQステータスをフィードバックする、参照サブフレームについてのフィードバックに用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEが同じPUCCH上の他のUCIリソース、つまり、SRおよび/またはCSIに対応するPUCCHリソースを占有していることを基地局が発見する。基地局は、SRまたはCSIの存在を検出することにより、UEがアップリンクサブフレームを占有しているのかを判断してよく、これにより、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのかを決定してよい。UEが他のUCIリソースを占有している場合、基地局はLBTの失敗の確率を排除し、UEのCWSを決定する際、UEに対応するHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加する。UEが任意の他のUCIリソースを占有していない場合、言い換えると、基地局がPUCCHで何ら有効な情報を発見しない場合、DTX状態はLBTの失敗から起こり得、基地局はDTX状態を無視する。もちろん、後者のケースにおいてLBTが成功するかもしれず、基地局は、アップリンクチャネル品質が低いが故に何らPUCCHを発見しない。しかしながら、DTX状態を起こしている原因を基地局が決定出来ないことから、および、LBTの失敗の確率はPUCCHの検出の失敗の確率よりはるかに高いことから、他のUCIが何ら検出されない場合にDTX状態を無視することにより、CWSはより正確に決定され得る。
分岐2:UEがPUSCHでHARQステータスをフィードバックする。
HARQステータスがPUSCHで伝達される場合、基地局は、UEに対応するHARQステータスのビット情報についてPUSCHのデータリソースに対してパンクチャリングを実施する。したがって、UEがDLグラントを発見し、PDCCHを復調する場合、PUSCHに対して実施されたパンクチャリング後に取得されるHARQリソースはHARQステータス情報で満たされており、またはUEがDLグラントを検出しない場合、UEは、HARQステータスに対応するリソースでHARQステータスのフィードバック情報を送信しない。実際の適用の際、UEはDLグラントを失うが、アップリンクグラント(Uplink grant,UL grant)は失わない可能性があることに留意されたい。例えば基地局がDLグラントとULグラントとをそれぞれ異なる2つのダウンリンクサブフレームで送信し、TDDフレーム構造の時系列等のHARQ時系列に基づき、ULグラントでスケジューリングされているアップリンクサブフレーム内でDLグラントのダウンリンクサブフレームに対応するHARQをフィードバックする。UEはDLグラントに対応するダウンリンクサブフレームの受信に失敗するが、ULグラントに対応するダウンリンクサブフレームの受信に成功する。したがって、基地局は、HARQリソースに対応するDTX状態に基づき直接的に、DTX状態が、LBTの失敗から起こっているのか、またはPDCCHの失敗から起こっているのかを判断出来ない。しかしながら、基地局が、HARQリソースのPUSCHで他のデータ情報を送信する場合、このことは、UEがアップリンクサブフレームを占有していることも示しているかもしれない。したがって、一部の可能な実施方式において、基地局はUEのPUSCHを復調し、UEのCWSを決定する際、UEの、正しく復調されたPUSCHが位置するアップリンクサブフレームに対応するHARQステータスをNACK状態と示し、UEの、誤って復調されたPUSCHが位置するアップリンクサブフレームに対応するHARQステータスを無視する。
加えて、DMRSおよびPUSCHデータ情報が同じアップリンクサブフレーム内で送信され、基地局はさらに、アップリンクDMRSの存在を検出することにより、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているのかを判断してよい。DMRSが検出された場合、このことは、UEがチャネルをプリエンプトし、PUSCHデータ情報を送信したことを示している。DMRSは符号列であるので、DMRSに対応するシンボルのピーク値がその列に関連する検出を介して検出された場合、UEがDMRSを送信したと判断されてよい。チャネル品質が低いが故にPUSCHが正しく復調されなかった場合でも、UEがアップリンクサブフレームを占有していると判断してよい。PUSCHデータリソースの存在に関する検出と比較し、DMRSの存在に関する検出によりPUSCHは、アップリンクチャネルの品質がより低い場合に検出出来る。したがって、HARQリソースがPUSCHで搬送される場合、CWSの調整のために用いられるHARQステータスセットを基地局が決定する方式は以下の方式を含む。1.UEが、HARQステータスをフィードバックすべく、参照サブフレームについてのフィードバックに用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを基地局が発見する。2.UEが、HARQステータスをフィードバックすべく、参照サブフレームについてのフィードバックに用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEが、同じアップリンクサブフレーム内のPUCCHでデータリソースまたはDMRSリソースを占有していることを基地局が発見する。
基地局は、UEが参照サブフレームについてのHARQステータスフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しているのかということのみを検出することにより、UEがアップリンクサブフレーム内のLBTの実施に成功したかを判断してよく、これにより、CWSを決定してよいことに留意されたい。アップリンクサブフレーム内のHARQリソースがPUCCHで搬送される場合、基地局は、CWSを決定する際、参照サブフレームについてのフィードバックで用いられるPUCCH上のHARQリソースを占有しているUEに対応するHARQステータスのみを考慮し、PUCCH上のHARQリソースを占有していないUEのHARQステータスは無視する。
基地局は、UEがアップリンクサブフレーム内のLBTの実施に成功したかについて、以下の2つの方式で判断してもよいことに留意されたい。1.HARQステータスをフィードバックすべく参照サブフレームについてのフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有しているのかを検出する。または、2.参照サブフレームについてのフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースをUEが占有しているのかを検出する。以下のケースのうちいずれか1つが検出された場合、UEがアップリンクサブフレームを占有していること、言い換えると、アップリンクサブフレーム内のLBTが成功したことが示される:参照サブフレームについてのHARQステータスフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースをUEが占有している;または参照サブフレームについてのHARQステータスフィードバックで用いられるアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースをUEが占有している。例えば、HARQリソースがPUCCHで搬送される場合、基地局がCWSを決定する際、UEがHARQステータスをフィードバックするPUCCH上のHARQリソースを占有していることを基地局が発見し、またはUEがPUCCH上のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEが同じPUCCHで他のUCI情報を送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UEに対応するDTX状態をNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加し、CWSを決定する。代替的に、例えばHARQリソースがPUSCHで搬送される場合、基地局がCWSを決定する際、UEがHARQステータスをフィードバックするPUSCH上のHARQリソースを占有していることを基地局が発見し、またはUEがPUSCH上のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEが同じPUSCHでデータ情報またはDMRSを送信することを基地局が発見した場合、基地局は、UEに対応するDTX状態をNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加し、CWSを決定する。
分岐1および分岐2に関して、同じUEのPUCCHおよびPUSCHの同時伝送が同じアップリンクサブフレームで許可されるのかについて、異なる基地局同士は要件が異なることに留意されたい。したがって、同じUEのPUCCHおよびPUSCHの同時伝送が同じアップリンクサブフレームで許可されることを示さない基地局に関して、HARQリソースがアップリンクサブフレーム内のPUCCHで搬送される場合、UEがPUCCHを占有しているのかということのみを基地局は発見し、またはHARQリソースがアップリンクサブフレーム内のPUSCHで搬送される場合、UEがPUSCHチャネルを占有しているのかということのみを基地局は発見する。同じUEのPUCCHおよびPUSCHの同時伝送が同じアップリンクサブフレームで許可されることを示す基地局に関して、HARQリソースがアップリンクサブフレーム内のPUCCHで搬送されるのか、アップリンクサブフレーム内のPUSCHで搬送されるのかに関わらず、基地局は、UEがPUCCHまたはPUSCHのうちいずれか1つを占有しているのかを検出することにより、LBTに失敗したかを判断してよい。例えばHARQリソースがPUCCHで搬送され、UEがデータ情報またはDMRSを送信すべくPUSCHチャネルを占有していることを基地局が発見した場合、LBTが成功したと判断出来る。基地局は、UEのCWSを決定する際、PUCCH上の対応するDTX状態をNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加する。
一部の可能な実施方式において、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見した場合、基地局は直接的に、UEのHARQステータスを、LBTの失敗から起こっているDTX状態と判断してよく、UEのCWSを決定する際、UEのHARQステータスを無視し、UEのHARQステータスをHARQステータスセットに追加しなくてよい。加えて、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを検出した場合、基地局はさらに、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないのは、LBTの失敗から起こっているのかを判断してよく、つまり、基地局はさらに、UEがアンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しているのかを判断してよい。
実際の適用の際、UEによるLBTの実施が成功する確率はさらに、CWS、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値等のアップリンクセンスパラメータに関連する。CWSがより大きいということ、またはCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値がより大きいということは、チャネルにアクセスするまでのUEの待ち時間がより長いこと、および、スケジューリングされているアップリンクサブフレームでチャネルにアクセスする確率がより低いことを示している。反対に、CWSがより小さいということ、またはバックオフカウンタの初期値がより小さいということは、チャネルにアクセスする確率がより高いことを示している。したがって、UEに対応するHARQステータスがDTX状態であると基地局が決定した場合(つまり、参照サブフレームでスケジューリングされているUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見した場合)、またはUEがHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを基地局が発見し、かつ、UEがPUCCHおよびPUSCHを占有していないことを基地局が発見した場合であり、CWS、またはバックオフカウンタの初期値が比較的大きい場合、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっている確率は、HARQステータスがDTX状態である状況がPDCCHの検出の失敗から起こっている確率より高い。この場合、基地局は、DTX状態が起こっているのはLBTの失敗から起こっていると判断し、DTX状態を無視してよい。逆に、CWSがより小さいということ、またはバックオフカウンタの初期値がより小さいということは、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっている確率がより低いことを示している。この場合、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がPDCCHの検出の失敗から起こっていると基地局は判断し、DTX状態をNACK状態と示し、NACK状態をHARQステータスセットに追加してよい。基地局は、UEのCWSをアップリンクLBTにおいて生成し、UEにCWSを通知してよく、それからUEは、CWSに基づきバックオフカウンタの初期値を生成し、または基地局が直接的に、バックオフカウンタの初期値を生成し、UEに初期値を通知することに留意されたい。したがって、基地局はUEのCWS、またはバックオフカウンタの初期値を把握し、それらパラメータのうち1つに基づき、DTX状態を起こしている原因を判断してよい。
具体的に実現する際、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち1または複数のUE(1または複数のUEのうち1つのUEを以下では説明のための例として用い、それはUE1であると仮定する)がHARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないと基地局が発見し、アップリンクサブフレームに関してUE1が実施したCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されたバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、UE1がアップリンクサブフレームを占有していると決定される。基地局は、UEのCWSを決定する際、UE1のHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。代替的に、UE1がHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないと基地局が決定し、アップリンクサブフレームに関してUE1が実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、UE1がアップリンクサブフレームを占有していると決定される。基地局は、UEのCWSを決定する際、UE1のHARQステータスをNACK状態と示し、HARQステータスをHARQステータスセットに追加してよい。
さらに、UEに対応するHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのかを基地局が判断する場合、その判断は、UEがHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有しているのかということに基づき実施されてよく、UEが送信する報告情報に基づき実施されてもよい。UEが基地局へ送信する報告情報は、UEがアップリンクサブフレームを占有しているのかを基地局に通知するのに用いられる。UEは基地局に対して直接的に、アップリンクサブフレーム内のLBTが成功したこと、またはLBTが失敗したことを示すメッセージを報告する。報告情報は、UEが占有しているアップリンクサブフレーム内で伝達されてよく、LBTが失敗したことから占有されていないアップリンクサブフレームの指標を基地局に通知するのに用いられる。UEに対応するHARQステータスがDTX状態であるアップリンクサブフレームが、LBTの失敗をUEが報告しているサブフレームであることを基地局が発見した場合、基地局は、CWSを決定する際、UEのHARQステータス、つまり、DTX状態を無視し、UEのHARQステータスをHARQステータスセットに追加しない。つまり、UE1が報告情報を送信することを基地局が発見した場合、基地局は直接的に、報告情報に基づき、UE1がアップリンクサブフレームを占有しているのかを決定してよい。UE1が送信する報告情報に基づき、UE1がアップリンクサブフレームを占有していないことを基地局が決定した場合、基地局は、CWSを決定する際、UEのHARQステータスを無視する。UE1が送信する報告情報に基づき、UE1がアップリンクサブフレームを占有していると基地局が決定した場合、基地局は、CWSを決定する際、UEのHARQステータスをNACK状態と示す。
具体的に実現する際、アップリンクサブフレームを占有しているUEのHARQステータスが決定された後、基地局は、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、CWSを決定するために用いられるHARQステータスセットに含まれるNACK状態の数に基づき、および、HARQステータスセットに含まれる全HARQステータスの合計数に対するNACK状態の数の比率に基づきCCAにおけるCWSを決定してよい。具体的には、HARQステータスセットに含まれる全HARQステータスの合計数に対するNACK状態の数の比率が予め設定された閾値(例えば80%)を越えた場合、CWSは大きくされ、そうでない場合、CWSは小さくされる。NACK状態の数は、NACK状態と示されるDTX状態の数を含む。
本願発明の本実施形態において、基地局は、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している1または複数のUEを複数の実現方式を用い決定してよく、アップリンクサブフレームを占有している各UEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定してよい。基地局は、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのか、またはPDCCHの検出の失敗から起こっているのかを決定し、LBTの失敗から起こっているDTX状態を無視し、PDCCHの検出の失敗から起こっているDTX状態をNACK状態と示し、CWSを決定するためのHARQステータスセットにそのNACK状態を追加することが出来、これにより、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させ、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
図4を参照すると、図4は、本願発明の実施形態に係る、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置の概略構造図である。本願発明の本実施形態で説明されている装置は、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するよう構成されている第1決定モジュール10であって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、第1決定モジュール10と、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するよう構成されている第2決定モジュール20と
を含む。
第2決定モジュール20は具体的に、アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定することであって、ここで、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する要因として用いられない、決定すること、またはアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定し、ダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定する際、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有しておらず、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされているUEのHARQステータスは無視すること
を実行するよう構成されている。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、およびHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている。
一部の可能な実施方式において、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信する検出されたアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
一部の可能な実施方式において、
第1決定モジュール10は具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEがHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている。
一部の可能な実施方式において、第1決定モジュール10は具体的に
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている。
具体的に実現する際、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置は具体的に、本願発明の本実施形態で説明されている基地局であってよく、本願発明の実施形態で提供されるクリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法の実施形態で説明されている実現方式を実行するよう構成されていてよい。詳細に関しては、方法の実施形態における各段階で説明されている実現方式を参照されたく、詳細はここで改めて説明しない。
本願発明の本実施形態において、基地局は、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している1または複数のUEを複数の実現方式を用い決定してよく、アップリンクサブフレームを占有している各UEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定してよい。基地局は、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのか、またはPDCCHの検出の失敗から起こっているのかを決定し、LBTの失敗から起こっているDTX状態を無視し、PDCCHの検出の失敗から起こっているDTX状態をNACK状態と示し、CWSを決定するためのHARQステータスセットにそのNACK状態を追加することが出来、これにより、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させ、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
図5を参照すると、図5は、本願発明の実施形態に係る基地局の概略構造図である。本願発明の本実施形態で説明されている基地局は、メモリ1000とプロセッサ2000とを含む。メモリ1000は、プロセッサ2000に接続されている。
メモリ1000は、プログラムコードセットを格納するよう構成されている。
プロセッサ2000は、メモリ1000に格納されたプログラムコードを呼び出し、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するオペレーションであって、アップリンクサブフレームは、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、オペレーションと、
アップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するオペレーションと
を実施するよう構成されている。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、およびHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していない少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、アップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有している少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定し、または、
HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、UEがアップリンクサブフレーム内のHARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている。
一部の可能な実施方式において、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないUEがPUCCHで送信する検出されたアップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
HARQリソースは、UEがフィードバックするHARQステータスを伝達する物理層リソースである。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEがHARQステータスをフィードバックするアップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有しておらず、HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、アップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、またはアップリンクサブフレームに関して少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている。
一部の可能な実施方式において、プロセッサ2000は具体的に、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、報告情報は、少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
少なくとも1つのUEがアップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている。
具体的に実現する際、本願発明の本実施形態で説明されている基地局は、本願発明の実施形態で提供されるクリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法の実施形態で説明されている実現方式を実行するよう構成されていてよい。詳細に関しては、方法の実施形態における各段階で説明されている実現方式を参照されたく、詳細はここで改めて説明しない。
本願発明の本実施形態において、基地局は、参照サブフレームでスケジューリングされている複数のUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している1または複数のUEを複数の実現方式を用い決定してよく、アップリンクサブフレームを占有している各UEのHARQステータスに基づきダウンリンク伝送に関するCCAにおけるCWSを決定してよい。基地局は、UEのHARQステータスがDTX状態である状況がLBTの失敗から起こっているのか、またはPDCCHの検出の失敗から起こっているのかを決定し、LBTの失敗から起こっているDTX状態を無視し、PDCCHの検出の失敗から起こっているDTX状態をNACK状態と示し、CWSを決定するためのHARQステータスセットにそのNACK状態を追加することが出来、これにより、ダウンリンク伝送に関するCWSの決定における精度を向上させ、調整されたCWSが過度に大きいが故に基地局の待ち時間を増やしてしまう確率を下げることが出来る。
関連するハードウェアにコンピュータプログラムが命令することにより、実施形態における複数の方法のプロセスのうち全てまたは一部を実現出来ることを当業者は理解し得よう。そのプログラムはコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。そのプログラムが起動されたとき、実施形態における方法のそれらプロセスが実施される。先述の記憶媒体は、磁気ディスク、光学式ディスク、読み取り専用メモリ(Read−Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、または同様のものを含んでよい。
上記にて開示されたのは単に本願発明の実施形態の例であり、もちろん本願発明の保護範囲を限定することは意図されていない。したがって、本願発明の請求項に従って成される同等の変形例が、本願発明の範囲に含まれるものとする。
(項目1)
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階であって、上記アップリンクサブフレームは、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが上記参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、段階と、
上記アップリンクサブフレームを占有している上記少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを上記基地局が決定する段階と
を備える、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法。
(項目2)
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する上記段階は、上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを上記基地局が発見した場合、上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有している上記少なくとも1つのUEが、上記アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
上記HARQリソースは、上記UEがフィードバックする上記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
項目1に記載の方法。
(項目3)
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する上記段階は、上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを上記基地局が発見し、かつ、上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクリソース内の上記HARQリソースを占有していない上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを上記基地局が発見した場合、上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有している上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
上記HARQリソースは、上記UEがフィードバックする上記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
項目1または2に記載の方法。
(項目4)
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクリソース内の上記HARQリソースを占有していない上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを上記基地局が発見するとは、
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが、復調参照信号DMRSを送信することを上記基地局が発見した場合、上記UEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していると決定すること、または、
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することを上記基地局が発見した場合、上記UEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していると決定すること、または、
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することを上記基地局が発見した場合、上記UEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していると決定すること
を含む、項目3に記載の方法。
(項目5)
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが上記PUCCHで送信する上記アップリンク制御情報であって、上記基地局が検出する上記アップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する上記段階は、上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを上記基地局が発見し、かつ、上記アップリンクサブフレームに関して上記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または上記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
上記HARQリソースは、上記UEがフィードバックする上記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
項目1または2に記載の方法。
(項目7)
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する上記段階は、上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有しておらず、上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していないことを上記基地局が発見し、かつ、上記アップリンクサブフレームに関して上記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または上記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有する、項目3から5のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する上記段階は、
上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を上記基地局が受信する段階であって、上記報告情報は、上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、段階と、
上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると上記基地局が決定する段階と
を有する、項目1に記載の方法。
(項目9)
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するよう構成されている第1決定モジュールであって、上記アップリンクサブフレームは、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが上記参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、第1決定モジュールと、
上記アップリンクサブフレームを占有している上記少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するよう構成されている第2決定モジュールと
を備える、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置。
(項目10)
上記第1決定モジュールは具体的に、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有している上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
上記HARQリソースは、上記UEがフィードバックする上記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
項目9に記載の決定装置。
(項目11)
上記第1決定モジュールは具体的に、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、および上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクリソース内の上記HARQリソースを占有していない上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有している上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
上記HARQリソースは、上記UEがフィードバックする上記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
項目9または10に記載の決定装置。
(項目12)
上記第1決定モジュールは具体的に、
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、上記UEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していると決定し、または、
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、上記UEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していると決定し、または、
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、上記UEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている、項目11に記載の決定装置。
(項目13)
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが上記PUCCHで送信する検出された上記アップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む、項目12に記載の決定装置。
(項目14)
上記第1決定モジュールは具体的に、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、上記アップリンクサブフレームに関して上記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または上記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
上記HARQリソースは、上記UEがフィードバックする上記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
項目9または10に記載の決定装置。
(項目15)
上記第1決定モジュールは具体的に、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有しておらず、上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、上記アップリンクサブフレームに関して上記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または上記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている、項目11から13のいずれか一項に記載の決定装置。
(項目16)
上記第1決定モジュールは具体的に、
上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、上記報告情報は、上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている、項目9に記載の決定装置。
(項目17)
メモリと、
プロセッサと
を備え、
上記メモリは上記プロセッサに接続されており、
上記メモリはプログラムコードセットを格納するよう構成されており、
上記プロセッサは、上記メモリに格納された上記プログラムコードを呼び出し、
基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するオペレーションであって、上記アップリンクサブフレームは、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが上記参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、オペレーションと、
上記アップリンクサブフレームを占有している上記少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するオペレーションと
を実施するよう構成されている、基地局。
(項目18)
上記プロセッサは具体的に、
上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有している上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
上記HARQリソースは、上記UEがフィードバックする上記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
項目17に記載の基地局。
(項目19)
上記プロセッサは具体的に、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、および上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクリソース内の上記HARQリソースを占有していない上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有している上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
上記HARQリソースは、上記UEがフィードバックする上記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
項目17または18に記載の基地局。
(項目20)
上記プロセッサは具体的に、
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、上記UEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していると決定し、または、
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、上記UEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していると決定し、または、
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、上記UEが上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していると決定する
よう構成されている、項目19に記載の基地局。
(項目21)
上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有していない上記UEが上記PUCCHで送信する検出された上記アップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む、項目20に記載の基地局。
(項目22)
上記プロセッサは具体的に、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、上記アップリンクサブフレームに関して上記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または上記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
上記HARQリソースは、上記UEがフィードバックする上記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
項目17または18に記載の基地局。
(項目23)
上記プロセッサは具体的に、上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが上記HARQステータスをフィードバックする上記アップリンクサブフレーム内の上記HARQリソースを占有しておらず、上記HARQリソース以外の上記アップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、上記アップリンクサブフレームに関して上記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または上記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている、項目19から21のいずれか一項に記載の基地局。
(項目24)
上記プロセッサは具体的に、
上記基地局により上記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、上記報告情報は、上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
上記少なくとも1つのUEが上記アップリンクサブフレームを占有していると決定することと
を実行するよう構成されている、項目19に記載の基地局。

Claims (24)

  1. 参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する段階であって、前記アップリンクサブフレームは、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが前記参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、段階と、
    前記アップリンクサブフレームを占有している前記少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを前記基地局が決定する段階と
    を備える、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法。
  2. 参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する前記段階は、前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることを前記基地局が発見した場合、前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有している前記少なくとも1つのUEが、前記アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
    前記HARQリソースは、前記UEがフィードバックする前記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
    請求項1に記載の方法。
  3. 参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する前記段階は、前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを前記基地局が発見し、かつ、前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクリソース内の前記HARQリソースを占有していない前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを前記基地局が発見した場合、前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有している前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
    前記HARQリソースは、前記UEがフィードバックする前記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクリソース内の前記HARQリソースを占有していない前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることを前記基地局が発見するとは、
    前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが、復調参照信号DMRSを送信することを前記基地局が発見した場合、前記UEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していると決定すること、または、
    前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することを前記基地局が発見した場合、前記UEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していると決定すること、または、
    前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することを前記基地局が発見した場合、前記UEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していると決定すること
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが前記PUCCHで送信する前記アップリンク制御情報であって、前記基地局が検出する前記アップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する前記段階は、前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことを前記基地局が発見し、かつ、前記アップリンクサブフレームに関して前記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または前記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有し、
    前記HARQリソースは、前記UEがフィードバックする前記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
    請求項1または2に記載の方法。
  7. 参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する前記段階は、前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有しておらず、前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していないことを前記基地局が発見し、かつ、前記アップリンクサブフレームに関して前記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または前記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定する段階を有する、請求項3から5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを基地局が決定する前記段階は、
    前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を前記基地局が受信する段階であって、前記報告情報は、前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、段階と、
    前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると前記基地局が決定する段階と
    を有する、請求項1に記載の方法。
  9. 基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するよう構成されている第1決定モジュールであって、前記アップリンクサブフレームは、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが前記参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、第1決定モジュールと、
    前記アップリンクサブフレームを占有している前記少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するよう構成されている第2決定モジュールと
    を備える、クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための装置。
  10. 前記第1決定モジュールは具体的に、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有している前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
    前記HARQリソースは、前記UEがフィードバックする前記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
    請求項9に記載の決定装置。
  11. 前記第1決定モジュールは具体的に、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、および前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクリソース内の前記HARQリソースを占有していない前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有している前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
    前記HARQリソースは、前記UEがフィードバックする前記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
    請求項9または10に記載の決定装置。
  12. 前記第1決定モジュールは具体的に、
    前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、前記UEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していると決定し、または、
    前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、前記UEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していると決定し、または、
    前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、前記UEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していると決定する
    よう構成されている、請求項11に記載の決定装置。
  13. 前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが前記PUCCHで送信する検出された前記アップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む、請求項12に記載の決定装置。
  14. 前記第1決定モジュールは具体的に、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、前記アップリンクサブフレームに関して前記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または前記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
    前記HARQリソースは、前記UEがフィードバックする前記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
    請求項9または10に記載の決定装置。
  15. 前記第1決定モジュールは具体的に、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有しておらず、前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、前記アップリンクサブフレームに関して前記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または前記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている、請求項11から13のいずれか一項に記載の決定装置。
  16. 前記第1決定モジュールは具体的に、
    前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、前記報告情報は、前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
    前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定することと
    を実行するよう構成されている、請求項9に記載の決定装置。
  17. メモリと、
    プロセッサと
    を備え、
    前記メモリは前記プロセッサに接続されており、
    前記メモリはプログラムコードセットを格納するよう構成されており、
    前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記プログラムコードを呼び出し、
    基地局により参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのユーザ機器UEのうち、アンライセンスキャリア上のアップリンクサブフレームを占有している少なくとも1つのUEを決定するオペレーションであって、前記アップリンクサブフレームは、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが前記参照サブフレームについてハイブリッド自動再送要求HARQステータスをフィードバックするのに用いるアップリンクサブフレームである、オペレーションと、
    前記アップリンクサブフレームを占有している前記少なくとも1つのUEのHARQステータスに基づき、ダウンリンク伝送に関するクリアチャネルアセスメントCCAにおけるコンテンションウィンドウサイズCWSを決定するオペレーションと
    を実施するよう構成されている、基地局。
  18. 前記プロセッサは具体的に、
    前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していることが検出された場合、前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有している前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
    前記HARQリソースは、前記UEがフィードバックする前記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
    請求項17に記載の基地局。
  19. 前記プロセッサは具体的に、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないこと、および前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクリソース内の前記HARQリソースを占有していない前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外のアップリンクリソースを占有していることが検出された場合、前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有している前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
    前記HARQリソースは、前記UEがフィードバックする前記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
    請求項17または18に記載の基地局。
  20. 前記プロセッサは具体的に、
    前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが、復調参照信号DMRSを送信することが検出された場合、前記UEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していると決定し、または、
    前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが物理アップリンク共有チャネルPUSCHでアップリンクサービス情報を送信することが検出された場合、前記UEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していると決定し、または、
    前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが物理アップリンク制御チャネルPUCCHでアップリンク制御情報を送信することが検出された場合、前記UEが前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していると決定する
    よう構成されている、請求項19に記載の基地局。
  21. 前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有していない前記UEが前記PUCCHで送信する検出された前記アップリンク制御情報は、スケジューリング要求SRおよび/またはチャネル状態情報CSIを含む、請求項20に記載の基地局。
  22. 前記プロセッサは具体的に、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが、HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内のHARQリソースを占有していないことが検出され、かつ、前記アップリンクサブフレームに関して前記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または前記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されており、
    前記HARQリソースは、前記UEがフィードバックする前記HARQステータスを伝達する物理層リソースである、
    請求項17または18に記載の基地局。
  23. 前記プロセッサは具体的に、前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが前記HARQステータスをフィードバックする前記アップリンクサブフレーム内の前記HARQリソースを占有しておらず、前記HARQリソース以外の前記アップリンクリソースを占有していないことが検出され、かつ、前記アップリンクサブフレームに関して前記少なくとも1つのUEが実施するCCAにおけるCWSが第1の所定の閾値以下である、または前記CWSに基づき生成されるバックオフカウンタの初期値が第2の所定の閾値以下である場合、前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定するよう構成されている、請求項19から21のいずれか一項に記載の基地局。
  24. 前記プロセッサは具体的に、
    前記基地局により前記参照サブフレームでスケジューリングされている少なくとも1つのUEが送信する報告情報を受信することであって、前記報告情報は、前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していることを示すのに用いられる、受信することと、
    前記少なくとも1つのUEが前記アップリンクサブフレームを占有していると決定することと
    を実行するよう構成されている、請求項19に記載の基地局。
JP2018551803A 2016-03-31 2016-03-31 クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法および装置 Expired - Fee Related JP6702603B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2016/078182 WO2017166222A1 (zh) 2016-03-31 2016-03-31 一种空闲信道评测的竞争窗长度的确定方法及装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019510443A true JP2019510443A (ja) 2019-04-11
JP6702603B2 JP6702603B2 (ja) 2020-06-03

Family

ID=59963193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018551803A Expired - Fee Related JP6702603B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法および装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11102134B2 (ja)
EP (1) EP3432675B1 (ja)
JP (1) JP6702603B2 (ja)
KR (1) KR102149262B1 (ja)
CN (1) CN108781467B (ja)
BR (1) BR112018070174A2 (ja)
WO (1) WO2017166222A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021516482A (ja) * 2018-02-02 2021-07-01 オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. 競合ウィンドウの決定方法及びデバイス

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108605353B (zh) * 2016-02-04 2021-04-09 华为技术有限公司 确定竞争窗信息的方法和装置
CN116156650A (zh) 2016-03-31 2023-05-23 株式会社Ntt都科摩 用户终端、无线基站以及无线通信方法
CN107295663B (zh) * 2016-04-01 2021-06-29 上海诺基亚贝尔股份有限公司 获取混合自动重传请求确认信息反馈的方法和装置
US10687330B2 (en) 2016-07-21 2020-06-16 Qualcomm Incorporated Techniques for communicating on an uplink in a shared radio frequency spectrum band
WO2019156542A1 (ko) * 2018-02-12 2019-08-15 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 경쟁 윈도우 크기 조절 방법 및 상기 방법을 이용하는 통신 장치
JP2021192466A (ja) * 2018-08-09 2021-12-16 ソニーグループ株式会社 無線通信装置、無線通信方法及びコンピュータプログラム
WO2020029281A1 (zh) * 2018-08-10 2020-02-13 富士通株式会社 竞争窗口调整方法、装置以及通信系统
WO2020144015A1 (en) * 2019-01-11 2020-07-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Uplink transmission presence detection
WO2020164157A1 (en) * 2019-02-15 2020-08-20 Lenovo (Beijing) Limited Method and apparatus for contention window size adjustment
KR20200102874A (ko) 2019-02-22 2020-09-01 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 경쟁 구간 조절 방법 및 장치
JP7178511B2 (ja) * 2019-03-29 2022-11-25 オッポ広東移動通信有限公司 競争ウィンドウサイズの決定方法及び関連製品
BR112022002851A2 (pt) * 2019-08-16 2022-05-17 Xiaomi Communications Co Ltd Método e aparelho para determinar uma unidade de domínio de tempo de referência, e, meio de armazenamento legível por computador
KR20230119171A (ko) 2020-12-09 2023-08-16 테트라머 테크놀로지스, 엘엘씨 글리세롤의 알콕시화를 통해 맞춤화된 가수분해 안정성및 개선된 열 안정성을 갖는 생분해성 윤활제
US20230269610A1 (en) * 2022-02-18 2023-08-24 Qualcomm Incorporated Sidelink radio link failure detection

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105338651A (zh) * 2015-09-25 2016-02-17 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 配置有defer period的信道检测方法及装置
JP2018523333A (ja) * 2015-05-12 2018-08-16 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 非免許帯域を支援する無線接続システムにおいて競争ウィンドウサイズを調整する方法及びこれを支援する装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01155464A (ja) * 1987-12-12 1989-06-19 Ricoh Co Ltd 文書処理装置
JPH01156733A (ja) * 1987-12-15 1989-06-20 Konica Corp ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH01161029A (ja) * 1987-12-17 1989-06-23 Shin Nippon Kagaku Kogyo Co Ltd 樹脂用難燃剤
EP1544704A1 (en) * 2003-12-19 2005-06-22 STMicroelectronics Limited Monolithic semiconductor integrated circuit and method for selective memory encryption and decryption
EP2166804A1 (en) * 2008-09-17 2010-03-24 Panasonic Corporation Deactivation of semi-persistent resource allocations in a mobile communication network
WO2010126842A1 (en) * 2009-04-27 2010-11-04 Interdigital Patent Holdings, Inc. Reference signals for positioning measurements
CN102883461B (zh) 2012-09-21 2016-06-08 华为技术有限公司 信道接入的方法和节点
EP2757850B1 (en) * 2013-01-16 2018-08-08 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Radio communication in unlicensed band
US9723516B2 (en) * 2013-05-20 2017-08-01 Qualcomm Incorporated Wireless feedback communications over unlicensed spectrum
CN105338615B (zh) 2014-08-12 2019-12-03 中兴通讯股份有限公司 用户设备的注册方法、实体及系统
US10356807B2 (en) * 2014-08-22 2019-07-16 Qualcomm Incorporated Techniques for transmitting and receiving channel occupancy identifiers over an unlicensed radio frequency spectrum band
KR102467048B1 (ko) * 2015-04-09 2022-11-14 한국전자통신연구원 히든 노드 문제와 사용자 단말들의 채널 점유를 고려한 상향 링크 데이터 전송 방법
CN105101446B (zh) * 2015-06-30 2017-12-15 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 一种用于非授权频段的冲突避免方法及装置
US9882700B2 (en) * 2015-06-30 2018-01-30 Sharp Kabushiki Kaisha Systems and methods for backoff procedures for licensed-assisted access
US10383145B2 (en) * 2015-08-04 2019-08-13 Sharp Kabushiki Kaisha Systems and methods for backoff counter handling in license assisted access
EP3337277B1 (en) * 2015-08-14 2022-07-06 Electronics and Telecommunications Research Institute Operating method of communication node in network supporting licensed and unlicensed bands
US10708000B2 (en) * 2015-10-20 2020-07-07 Apple Inc. Contention window size adaptation
US10812982B2 (en) * 2016-02-05 2020-10-20 Qualcomm Incorporated Autonomous uplink transmission in unlicensed spectrum
US10764913B2 (en) * 2016-03-24 2020-09-01 Qualcomm Incorporated Techniques for assisting performance of listen before talk procedures and uplink traffic multiplexing at user equipment
JP2018148337A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 ファナック株式会社 通信システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018523333A (ja) * 2015-05-12 2018-08-16 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 非免許帯域を支援する無線接続システムにおいて競争ウィンドウサイズを調整する方法及びこれを支援する装置
CN105338651A (zh) * 2015-09-25 2016-02-17 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 配置有defer period的信道检测方法及装置

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
HUAWEI, HISILICON: "Contention window size adjustment for UL category 4 LBT for eLAA[online]", 3GPP TSG-RAN WG1#84B R1-162129, JPN6019034652, 15 April 2016 (2016-04-15), ISSN: 0004110431 *
ITL: "UL LBT design in Rel-14 eLAA[online]", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #84 R1-161029, JPN6019034651, 19 February 2016 (2016-02-19), ISSN: 0004110430 *
LG ELECTRONICS: "DL LBT design in LAA[online]", 3GPP TSG-RAN WG1#83 R1-156856, JPN6019034650, 22 November 2015 (2015-11-22), ISSN: 0004110429 *
QUALCOMM INCORPORATED: "Remaining details of window adaptation trigger mechanism[online]", 3GPP TSG-RAN WG1#83 R1-157038, JPN6019034648, 22 November 2015 (2015-11-22), ISSN: 0004110428 *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021516482A (ja) * 2018-02-02 2021-07-01 オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. 競合ウィンドウの決定方法及びデバイス
JP7117387B2 (ja) 2018-02-02 2022-08-12 オッポ広東移動通信有限公司 競合ウィンドウの決定方法及びデバイス
JP7117387B6 (ja) 2018-02-02 2022-10-03 オッポ広東移動通信有限公司 競合ウィンドウの決定方法及びデバイス
US11729819B2 (en) 2018-02-02 2023-08-15 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Method and device for determining contention window

Also Published As

Publication number Publication date
CN108781467A (zh) 2018-11-09
US11102134B2 (en) 2021-08-24
CN108781467B (zh) 2021-03-30
WO2017166222A1 (zh) 2017-10-05
EP3432675A1 (en) 2019-01-23
KR102149262B1 (ko) 2020-08-28
US20190036831A1 (en) 2019-01-31
BR112018070174A2 (pt) 2019-01-29
KR20180126055A (ko) 2018-11-26
JP6702603B2 (ja) 2020-06-03
EP3432675B1 (en) 2023-12-13
EP3432675A4 (en) 2019-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6702603B2 (ja) クリアチャネルアセスメントにおけるコンテンションウィンドウサイズを決定するための方法および装置
US11330624B2 (en) Method and apparatus for listen-before-talk (LBT) related operation in a wireless communication system using unlicensed band
US10764914B2 (en) Uplink information processing method and apparatus
CN110192417B (zh) 用于免授权上行传输的系统与方法
CN108271430B (zh) 用于在非授权频带中发送上行链路信号的方法和终端
US11737134B2 (en) Method and apparatus for data transmission
KR102026845B1 (ko) 비승인 상향링크 전송 방식에서의 전송을 위한 시스템 및 방법
WO2018202032A1 (zh) 数据传输方法、装置、存储介质及处理器
CN109005596B (zh) 一种调整竞争窗长度的方法及设备
WO2018059230A1 (zh) 数据处理方法、节点及终端
WO2017076157A1 (zh) 数据调度及传输的方法、装置及系统
WO2018137514A1 (zh) 一种通信方法及装置
US20200275490A1 (en) Data transmitting method and apparatus
US20230231663A1 (en) Method For Scheduling Retransmissions For Configured Grants In NR-Unlicensed
KR102412963B1 (ko) 업링크 통신들을 위한 공동 자원 풀들
WO2017050126A1 (zh) 数据传输方法、指示信息的发送方法及装置
KR20190049745A (ko) 신호의 송수신 방법 및 장치
KR20170043539A (ko) 면허 및 비면허 대역에 대한 통신
CN112787787B (zh) Sps pdsch的harq的处理方法、装置和电子设备
CN111491392B (zh) 通信方法及终端设备、接入网设备
WO2018010497A1 (zh) 一种混合自动重传请求进程处理方法、设备及通信系统
CN107734713A (zh) 一种数据传输的方法和装置
US11825297B2 (en) Method and apparatus of handling control signaling for inter-user equipment (UE) coordination information in a wireless communication system
JP2016220194A (ja) 無線通信における制御チャネル
CN116420360A (zh) 侧行传输方法和通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6702603

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees