JP2016220194A - 無線通信における制御チャネル - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信システムにおいて制御チャネルメッセージに対する端末の応答を生じる誤警報の確率を低減する。【解決手段】端末は各々の搬送波について、基地局からの多数の可能な制御チャネルメッセージを盲目的に探索し、メッセージが周期的冗長検査(CRC)により正しく受信されたか否かを決定する。UEがメッセージを誤って検出し応答する確率は高く、アクティブなデータ送信が存在するとき、1以上のメッセージは、任意の所与の瞬間に端末へ送信される可能性が高い。従って、制御チャネルメッセージの有効性を、追加条件が満たされることに依存させることにより、誤警報の確率は大幅に低減する。【選択図】図4
Description
本発明は、無線通信システム、例えば、3GPP LTE(Long Term Evolution)及び3GPP LTE−A標準化グループに基づくシステムに関し、より詳細には、端末が制御チャネルメッセージに誤って応答することを防止できるメカニズムに関する。
基地局(BS)が「セル」を形成し該基地局の範囲内にある端末(ユーザ機器(UE)又は移動局とも称される)と通信する無線通信システムは、広く知られている。
このようなシステムでは、各BSは、自身の利用可能帯域幅、つまり所与のセルの周波数及び時間リソースを、自身が供するユーザ機器のために個々のリソース割り当てに分ける。UEは、一般的にモバイルなので、セル間を移動し、隣接セルの基地局間の無線通信リンクのハンドオーバの必要を生じさせる。UEは、同時に幾つかのセルの範囲内に存在できる(つまり、幾つかのセルからの信号を検出できる)。最も単純な例では、UEは、1つの「サービング」又は「プライマリ」セル(PCell)と通信し、無線通信のために必要な時間及び周波数リソースを専らこのPCellに頼る。しかしながら、UEに利用可能なリソースを増大するために、PCell及び1又は複数のセカンダリセル(Scell)の両方と通信するよう構成できる。Scellは、キャリアアグリゲーション(以下を参照)を用いて、PCellと異なる搬送波(キャリア)周波数で提供され得る。
UEが自身の通信のために所与のセルを使用し始めるとき、該セルが他のUEにより既に使用されているか否かにかかわらず、該セルは、該UEのために「アクティブ」にされたと言われる。通常、全てのセルは、ローカル制御ノードにより(又は密に連携する複数のこのようなノードにより)管理される必要がある。
<キャリアアグリゲーション(CA)>
UEに利用可能なリソースを増大するための技術は、所謂キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)を含む。CAは、LTEリリース10以降、3GPPに導入されている(ちなみに、LTEリリース10及びそれ以上は、LTE−Adbanced、LTE−Aとしても表される)。LTEに適用されるCA及びCoMPの詳細は、参照により本願明細書に組み込まれる3GPP標準TS36.300で与えられる。CAでは、最大100MHz(最大5個のCCから構成され、各々のCCは自身の搬送波(キャリア)周波数の周囲の最大20MHzの帯域幅を有する)のより広い送信帯域幅をサポートするために、異なる周波数における2以上の成分搬送波(Component Carrier:CC)は集約される。UEは、自身の能力に依存して1又は複数のCCで同時に受信又は送信しても良い。
UEに利用可能なリソースを増大するための技術は、所謂キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)を含む。CAは、LTEリリース10以降、3GPPに導入されている(ちなみに、LTEリリース10及びそれ以上は、LTE−Adbanced、LTE−Aとしても表される)。LTEに適用されるCA及びCoMPの詳細は、参照により本願明細書に組み込まれる3GPP標準TS36.300で与えられる。CAでは、最大100MHz(最大5個のCCから構成され、各々のCCは自身の搬送波(キャリア)周波数の周囲の最大20MHzの帯域幅を有する)のより広い送信帯域幅をサポートするために、異なる周波数における2以上の成分搬送波(Component Carrier:CC)は集約される。UEは、自身の能力に依存して1又は複数のCCで同時に受信又は送信しても良い。
図1は、UE1がキャリアアグリゲーションを用い、eNodeB11が搬送波周波数f1、f2、...、fnでセルを制御する、知られているLTEシステムの一例(記載の本発明の実施形態にも適用可能である)を示す。この例では、各々のセルは、各々のセルのアップリンク及びダウンリンクが同じ周波数であるTDD動作で、異なる基地局21、22、...、2nによりサポートされるとして示される。ここで、基地局は全て、1つのeNodeB11により制御される。他の展開オプションは、全てのセルが、eNodeBと同一場所に設置され得る又はeNodeBの部分として含まれ得る単一の基地局によりサポートされる場合を含む。以下で、用語「基地局機器」は、eNodeBの制御下にある別個の基地局を有する又は有しないeNodeB、及び上述の単一の基地局、及び非LTEシステムの中の等価な装置を示すために使用される。
概して、1つのCCは1つのセルに対応し、セルと同様に、UEによる通信のために使用される各々のCCは、該UEのために「アクティブにされる」。Scellは、アクティブ又は非アクティブにされ得るが、PCellは非アクティブにされ得ない。FDDでは、PCellは、異なる周波数にある対応するダウンリンク搬送波及びアップリンク搬送波を有する。これらは、それぞれ、DL PCC(Downlink Primary Component Carrier)及びUL PCC(Uplink Primary Component Carrier)として表され得る。Scellは、ダウンリンク搬送波を有し、アップリンク搬送波も有しても良い。ちなみに、本願明細書では、用語「搬送波(キャリア)」及び「セル」は、多少同義的に使用される。しかしながら、異なる搬送波周波数は常に異なるセルを意味するが、逆は必ずしもそうではないことに、留意すべきである。単一の搬送波周波数は、1又は複数のセルをサポートできる。
したがって、CAを使用するUEは、各々のCCに1つの、場合によっては図1に示すように異なる搬送波周波数を有する、複数のサービングセルを有しても良く、セルは異なる帯域幅を有しても良い。概して、各々のセルは、単一のサイトにある基地局アンテナにより提供される。しかし、これは、1つのセルが異なるサイトにあるアンテナにより提供される可能性を除外しない。
<フレーム構造>
LTEのような無線通信システムでは、ダウンリンクで送信するデータは、それぞれ多数のサブフレームに分けられるOFDMAフレームに編成される。種々のフレーム種類が可能であり、例えばFDD(frequency division duplex)とTDD(time division duplex)との間で異なる。LTEの一般的フレーム構造では、フレーム期間10msは、0.5msの20個の等しい大きさのスロットに分けられる。1つのサブフレーム(又は送信時間間隔)は、2つの連続するスロットを有するので、1つの無線フレームは10個のサブフレームを有する。
LTEのような無線通信システムでは、ダウンリンクで送信するデータは、それぞれ多数のサブフレームに分けられるOFDMAフレームに編成される。種々のフレーム種類が可能であり、例えばFDD(frequency division duplex)とTDD(time division duplex)との間で異なる。LTEの一般的フレーム構造では、フレーム期間10msは、0.5msの20個の等しい大きさのスロットに分けられる。1つのサブフレーム(又は送信時間間隔)は、2つの連続するスロットを有するので、1つの無線フレームは10個のサブフレームを有する。
各々のサブフレームについて、どのUEがサブフレームの間にどの時間/周波数リソースに割り当てられるかに関して、新しいスケジューリング決定が行われる。eNodeBにおいて行われるスケジューリング決定は、異なるUEの無線リンク品質の状況、全体的な干渉の状況、サービス品質要件、サービス特性、等を考慮する。
<チャネル>
LTEでは、データ及び制御シグナリングのための幾つかのチャネルは、システム内の種々の抽象化レベルで定められる。図2は、LTEで、各論理レベル、トランスポート層レベル及び物理層レベルで定められた一部のチャネル、並びにそれらの間のマッピングを示す。本発明の目的のために、物理層レベルのチャネルが最も重要である。
LTEでは、データ及び制御シグナリングのための幾つかのチャネルは、システム内の種々の抽象化レベルで定められる。図2は、LTEで、各論理レベル、トランスポート層レベル及び物理層レベルで定められた一部のチャネル、並びにそれらの間のマッピングを示す。本発明の目的のために、物理層レベルのチャネルが最も重要である。
ダウンリンクで、ユーザデータはPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)で運ばれる。ダウンリンクには種々の制御チャネルが存在し、無線リソース管理(radio resource management:RRM)の一部として用いられるプロトコルである所謂RRC(Radio Resource Control)を含む種々の目的でシグナリングを伝達する。RRCのようなダウンリンクにおける上位レイヤのシグナリングは、通常、PDSCHで伝達される。ダウンリンク物理レイヤシグナリングは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)又はEPDCCH(Enhanced PDCCH)により伝達される(以下を参照)。
一方、アップリンクでは、ユーザデータ及び特定の制御シグナリングデータは、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)で伝達される。PUSCHでの周波数ホッピングを用いて、周波数ダイバーシティ効果が有効になり、干渉が平均化される。制御チャネルは、例えばチャネル品質指標(CQI)レポートにより表されるチャネル状態情報(CSI)及びスケジューリング要求を含むUEからのシグナリングを伝達するために用いられるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)を有する。PUSCH送信がPUCCHが送信されるべきときに生じた場合、PUCCHで伝達されるべき制御情報は、ユーザデータと一緒にPUSCHで送信されても良い。PUCCHとPUSCHの同じUEからの同時送信は、上位層により可能な場合にはサポートされても良い。
UEと基地局との間の送信は、干渉による送信誤りを生じ易いので、手順は、受信側により認知されるべきアップリンク及びダウンリンク方向で送信される各々のパケットについて利用可能である。これは、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)肯定応答又は非肯定応答(ACK/NACK)を制御チャネルで送信することにより行われる。ダウンリンクでは、ACK/NACKは、PHICH(Physical HARQ Indicator Channel)で送信される。アップリンクでは、ACK/NACKは、PUCCHで送信される(又はPUSCHでユーザデータと一緒に送信されても良い)。
一般的に、上述のチャネルは、各々、サブフレーム毎に送信されても良い。つまり、上述のチャネルは、一部の又は全部のサブフレームで生じても良く、該チャネルが送信される各々のサブフレームの中で異なるシグナリングデータを伝達しても良い。
<PDCCH及びDCI>
LTEでは、DL及びULトラフィックチャネルは動的な共有チャネルなので、DL及びULの両方は、完全にスケジューリングされる。これは、PDCCHが、どのユーザが各々のサブフレームの中のPDSCH(physical DL shared channel)を復号すべきか、及びどのユーザが各々のサブフレームの中のPUSCH(physical UL shared channel)で送信することを許されるか、を示すために、スケジューリング情報を提供しなければならないことを意味する。PDCCHは、ダウンリンク制御情報DCIと呼ばれるスケジューリング情報を、eNodeBから個々のUEへ伝達するために用いられる。従来、1つのPDCCHメッセージは、DCIの1つのアイテム(以下では便宜上、1つのDCIと表す)を含む。このDCIは、1つの個々のUEに向けられる場合が多いが、幾つかのメッセージもブロードキャストされる(例えば、1つのセルの中の複数のUEに向けて)。したがって、PDCCHは、TPC(Transmit Power Control)コマンドのような、UEのグループに向けられる情報も含むことができる。さらに、PDCCHは、SPS(semi−persistent schedule)を構成するために使用され得る。SPSでは、同じリソースが周期的に利用可能である。以下では、用語PDCCH、PDCCHメッセージ、DCI及びDCIメッセージは、特に断りのない限り、同義的に使用される。DCIは、以下で参照される「制御チャネルメッセージ」の1つの重要な種類の内容である。用語「制御チャネルメッセージ」は、PDCCHで又は他の方法で(例えば、PDCCHに関する説明の多くが適用される、PDCCHと多くの類似点を有するEPDCCHにより)伝達されるかに係わらず、UEへの制御シグナリングを示すために用いられる。
LTEでは、DL及びULトラフィックチャネルは動的な共有チャネルなので、DL及びULの両方は、完全にスケジューリングされる。これは、PDCCHが、どのユーザが各々のサブフレームの中のPDSCH(physical DL shared channel)を復号すべきか、及びどのユーザが各々のサブフレームの中のPUSCH(physical UL shared channel)で送信することを許されるか、を示すために、スケジューリング情報を提供しなければならないことを意味する。PDCCHは、ダウンリンク制御情報DCIと呼ばれるスケジューリング情報を、eNodeBから個々のUEへ伝達するために用いられる。従来、1つのPDCCHメッセージは、DCIの1つのアイテム(以下では便宜上、1つのDCIと表す)を含む。このDCIは、1つの個々のUEに向けられる場合が多いが、幾つかのメッセージもブロードキャストされる(例えば、1つのセルの中の複数のUEに向けて)。したがって、PDCCHは、TPC(Transmit Power Control)コマンドのような、UEのグループに向けられる情報も含むことができる。さらに、PDCCHは、SPS(semi−persistent schedule)を構成するために使用され得る。SPSでは、同じリソースが周期的に利用可能である。以下では、用語PDCCH、PDCCHメッセージ、DCI及びDCIメッセージは、特に断りのない限り、同義的に使用される。DCIは、以下で参照される「制御チャネルメッセージ」の1つの重要な種類の内容である。用語「制御チャネルメッセージ」は、PDCCHで又は他の方法で(例えば、PDCCHに関する説明の多くが適用される、PDCCHと多くの類似点を有するEPDCCHにより)伝達されるかに係わらず、UEへの制御シグナリングを示すために用いられる。
CRC(周期的冗長検査)は、DCIの誤り検出のために用いられる。PDCCHペイロード全体が、CRCパリティビットのセットを計算するために用いられる。CRCパリティビットのセットは、次に、PDCCHペイロードの終わりに付加される。したがって、厳密に言うと、CRCは、DCIとは別の他の制御情報を含み得る制御チャネルメッセージの全体に適用される。異なるUEに関連する複数のPDCCHが1つのサブフレーム内に存在できるので、CRCは、どのUEがPDCCHに関連するかを指定するためにも用いられる。これは、UEのRNTI(Radio Network Temporary Identifier)でCRCパリティビットをスクランブリングすることにより行われる。様々な種類又はRNTIがLTEにおいて定められる。一例として、C−RNTIは所与のUEにより使用され、一方で、該UEは、特定のセルとネットワークエントリプロセスを実行することにより、ネットワークにジョインすることに成功した後、該セルの中に居る。
したがって、対応するPDCCHコードワードのCRCが正しい場合、UEは、DCIメッセージが検出されたと見なすことができ、適切なRNTIによるスクランブリングを考慮に入れる。留意すべきことに、DCIメッセージが正しく又は誤って受信されたか否か、及び対応してDCIメッセージが「検出された」と見なされるべきか或いはその他かを決定するために、UEには更なる方法が存在し得る。例えば、DL割り当てがアクティブにされていない搬送波に対して受信された場合、このDCIは誤って受信されたと見なされるべきである。所与のPDCCHは、多数の所与の位置(全ての可能な位置の所定のサブセットを有する探索空間)のうちの任意の1つで伝送されても良い。UEは、探索空間内の各位置にあるPDCCHのブラインドデコーディングを試みる。
各々の異なる種類のメッセージは、異なるDCIフォーマットを用いて運ばれる。多くのPDCCHメッセージは、それぞれ1つのみの特定のUEにより受信されるよう意図されている。他は1より多くのUEへ向けられる。DCIのサイズは因子の数に依存するので、RRC構成により又はPDCCHにより占有されているシンボル数をシグナリングする別の手段により、UEはDCIのサイズを知っている必要がある。前述のように、複数のUEは同じサブフレームの中でスケジューリングされ得るので、従来は、したがって、複数のDCIメッセージは複数のPDCCHを用いて送信される。
使用されるべきフォーマットは、制御メッセージの目的に依存する。例えば、DCIフォーマット1は、空間多重化が使用されないとき(つまり、スケジューリング情報は1つの空間レイヤのみを用いて送信される1つのコードワードについて規定される)、ダウンリンク共有チャネルリソースの割り当てのために使用される。提供された情報は、UEが、リソース、該サブフレームの中のどこでPDSCHを受信すべきか、及びそれをどのように復号化すべきか、を識別できるようにする。この種のDCIは、以下で「DL割り当て」として参照され、特に本発明に関連する。リソースブロック割り当てに加えて、これは、変調及び符号化方式、並びに非受信データの再送を管理するために使用されるハイブリッドARQプロトコルに関する情報も含む。別の種類のDCIは、アップリンク許可であり、PUSCHを用いてアップリンクで送信するための許可をUEに与える。
<EPDCCH>
LTE−Aでは、新しい制御チャネル設計(EPDCCH)が提供される。これは、ダウンリンクデータと同様の方法で(つまり、PDSCHと似ている)リソースを用いてDCIメッセージを送信する。EPDCCHは、システム要件に依存して、周波数局在型(frequency−localized)又は周波数分散型(frequency−distributed)方法で送信されても良い。局在型送信は、チャネル/干渉特性が周波数選択的である場合に適する。この場合、所与のUEについて、周波数ドメインの中の良好な場所でDCIメッセージを送信することが可能である。他の場合には、例えば、周波数選択的チャネル情報がeNodeBにおいて利用可能でない場合、分散型送信(PDCCHを送信する方法に対応する)が適する。
LTE−Aでは、新しい制御チャネル設計(EPDCCH)が提供される。これは、ダウンリンクデータと同様の方法で(つまり、PDSCHと似ている)リソースを用いてDCIメッセージを送信する。EPDCCHは、システム要件に依存して、周波数局在型(frequency−localized)又は周波数分散型(frequency−distributed)方法で送信されても良い。局在型送信は、チャネル/干渉特性が周波数選択的である場合に適する。この場合、所与のUEについて、周波数ドメインの中の良好な場所でDCIメッセージを送信することが可能である。他の場合には、例えば、周波数選択的チャネル情報がeNodeBにおいて利用可能でない場合、分散型送信(PDCCHを送信する方法に対応する)が適する。
分散型EPDCCHの設計は、PDCCHに類似している。つまり、幾つかのリソースは、分散型EPDCCHのために設計され、UEは該リソースの中のブラインド復号化探索空間を有し、所与のDCIメッセージは周波数ドメインに渡って広がるリソースのセットを使用する。
<CAの中のチャネル>
LTEにおいて定められる、より重要なチャネルのうちの幾つかの概略を説明したが、それらのCAシナリオにおけるセル/CCとの関係は、以下に図3を用いて記載される。
LTEにおいて定められる、より重要なチャネルのうちの幾つかの概略を説明したが、それらのCAシナリオにおけるセル/CCとの関係は、以下に図3を用いて記載される。
図3に示すように、PCell(DL PCC)はUEへPDCCHを送信できる。SCellは、UE能力に依存して、対応するDL SCCで、UEにPDCCHを提供しても良い(又はしなくても良い)。しかしながら、PUSCHのアップリンクデータは、PCell及びSCellの両方で、所要の能力を有するUEにより送信され得る。対応して、各々のセルに別個のトランスポートチャネルUL−SCHが存在する。LTEでは、リリース11以前は、アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、PCellでのみ送信される(UL PCC)。同様に、スケジューリング要求のためのPRACHは、PCellでのみ送信される。しかしながら、これらの制限は、将来のリリースには適用されない。
SCellがUEのためにPDCCHを伝達するよう構成されない場合、これは、そのセルのスケジューリング情報が別のセル(通常、PCell)のPDCCHで伝達されなければならないことを意味する。これは、クロスキャリアスケジューリングと呼ばれる。PCell及びSCellは、同一の又は非常に類似する送信タイミングを有する。これは、例えば、あるセルのPDCCHを異なるセルのリソースにスケジューリングすること、及びSCellでのPDSCH送信に対するACK/NACKをPCellで送信させることを可能にする。セルが異なる地理的サイトにあるアンテナによりサポートされる可能性を計算に入れるために、SCellは、UEにおいて異なる送信タイミングを有しても良い。PCellのPUCCHとSCellのPDSCHとの間の厳しいタイミング同期要件のために、PCell及びSCellは、同じeNodeBにより制御されると想定され得る。ちなみに、例えば二重接続を提供するよう構成されるとき、PCellが存在しないセルのグループを協調させるために、SCellは、制御目的で拡張した役割を有することが可能である。このようなSCellは、プライマリセカンダリセル又はPSCellとして表すことができる。
上述の一部を纏め及びそれから発展させるために、LTE−Aでは、UEに制御情報を送信するために使用され得る2つのダウンリンク制御チャネルが定められる(PDCCH及びEPDCCH)。通常、制御チャネルメッセージは、DCI(Downlink Control Information)を含み、PDSCHでネットワークからのダウンリンクデータ送信(「DL割り当て」)又はPUSCHでUEにより行われ得るアップリンクデータ送信に関するリソース及び他の情報を示すために使用される。通常、1つのDCIは、1つのUEに及び1つのサブフレームに関連する。
通常、UEは、各々のダウンリンクサブフレームの中で、制御チャネルで送信された可能性のある多数の異なる候補メッセージの受信を試みるよう構成される。そして、通常、各々の候補は、異なる制御チャネルリソースに関連付けられ得る。UEは、CRCを調べることにより及び特定の識別指示(例えば、CRNTIの特定の値)の存在により意図された受信側であることを確認することにより、メッセージ(コードワード)の正しい受信を検出できる。UEは、アップリンク許可を検出した場合、PUSCHで対応する送信を行う。UEは、ダウンリンク割り当てを検出した場合、PDSCHの対応するダウンリンク送信を復号化しようと試み、通常はアップリンク制御チャネル(PUCCH)で適切にACK又はNACKを送信する。PUSCHがアップリンクで送信される場合、ACK/NACKも、PUCCHではなくPUSCHで送信されても良い。
キャリアアグリゲーション(CA)では、異なる周波数の複数の搬送波は、(より高いレベルのRRCシグナリングにより)1つの端末のために構成されても良く、これらの搬送波は、より高いレイヤのMACシグナリングによりアクティブに又は非アクティブにされても良い。UEは、したがって、各々のアクティブにされた搬送波について、制御チャネルメッセージ候補のセットを探索するよう要求されても良い。1つの搬送波は、永久的にアクティブにされ(プライマリセル又はPCell)、他の構成された搬送波は、アクティブに又は非アクティブにされても良い(セカンダリセル又はSCell)。LTEでは、PCell及びSCellは、同じeNodeBにより制御され及びリソースをスケジューリングされる。関連DCIが受信された後、UEは、対応するコードワードの復号化を試み、通常、コードワードの復号化に成功すると(つまり成功したCRC)ACKを送信し、その他の場合にNACKを送信する。所与のサブフレームの中のPDSCH送信を示す複数のDL割り当ての場合には、UEはPCellで対応するACK/NACKを送信することにより、肯定応答を受信する(acknowledge reception)。ACK/NACKのビット数は、(アクティブにされているCCの数ではなく)構成されるCCの数により固定される。つまり、1つのACK/NACKメッセージが送信され、全ての構成CCをカバーし、各々のビットは個々のCCを表す。
LTEにおけるダウンリンク制御チャネルメッセージは、DCI(Downlink Control Information)を含む場合が多く、所与の搬送波のためのリソースのDCIスケジューリングは、同じ搬送波で(「自己スケジューリング」)又は異なる搬送波で(「クロスキャリアスケジューリング」)送信されても良い。MIMO(multiple input multiple output)アンテナ技術を用いて、空間多重化は、同じ時間/周波数リソースを用いて、1つより多くのコードワードをUEへ送るために使用され得る。この場合、PDSCHにおける1より多くの空間多重化されたコードワードの存在は、単一のDCIの中で示され得る。LTEでは、同じ時間(同じサブフレーム)において受信された複数のコードワードに対する複数のACK/NACKは、コードワードが空間多重化により又は複数の搬送波で又はそれらの両方により送信されたかに係わらず、同じアップリンクメッセージの中で送信され得る。UE及び基地局の能力に依存して、MIMOは、PCellにのみ、又はPCell及び1又は複数のSCellに適用されても良く、或いはいずれにも適用されなくても良い。
CAは、FDD(少なくとも1つのPCellが異なる搬送波周波数でダウンリンク及びアップリンクを有するが、SCellは使用中のダウンリンクのみ又はアップリンクのみを有することができる)と、TDD(PCellのアップリンク及びダウンリンク、又はSCellは、同じ搬送波周波数にある)と、の両方のために構成され得る。LTE TDDでは、1つより多くのサブフレームの中で受信されたコードワードに対するACK/NACKは、同じアップリンクメッセージの中で送信され得る。
上述のように、CAでは、現在、UEあたり構成可能な搬送波の最大数は5である。しかしながら、3GPP RAN1は、現在、CAの拡張を議論している。ここでは、サポートされる搬送波の最大数は5から32まで増大されるだろう。
UEによる制御チャネル受信における「誤警報」の確率はゼロではなく、制御チャネルメッセージ(DCI)が送信されていないとき、UEがこのようなメッセージを検出し及び応答する確率が実際に存在する。これは、例えば、異なるUEに向けられた制御送信を低いSNRで受信し、したがってビットのうちの幾つかが誤って復号化されるとき、又は送信が存在せず、ランダムノイズ若しくは干渉が有効な信号であるかのように処理される場合に、生じる。多数の候補と共に、幾つかの条件下で、UEがメッセージを誤って検出し応答する(例えば、誤ったアップリンク送信を伴う)確率は、任意の所与のサブフレームにおいて深刻であり得る。
UEは、複数の搬送波により構成される場合、通常、各々の搬送波の複数の候補について制御チャネルメッセージを探索する。したがって、誤警報の確率は、搬送波の数と共に線形に増減する可能性が高い(つまり、単一の搬送波の場合より最大で32倍高い)。誤警報の確率を低減し及び誤警報の影響を緩和する手段は興味深い。誤警報の確率は、CRCの中のビット数を減らすことにより低減され得る。しかしながら、これは、DCIメッセージのサイズを増大してしまい、望ましくない。
特定の問題の例は、PDSCHのDL送信を示すDL割り当てのDCIについて生じる。UEが任意のDL割り当てを検出し(つまり、CRCが、DCIを含むPDCCHコードワードが正しく復号化されたことを示す)及び対応するPDSCHの復号化を試みるときはいつも、UEは、PDSCHの正しい受信(又はその他の場合)を示すACK/NACKを送信する。LTEでは、DL割り当てが誤警報の結果である場合を含み、全てのCCがアクティブにされ又はPDSCHの送信に関与しない場合でも、ACK/NACKのビット数は、全て、構成CCの数に対応する。したがって、UEによるACK/NACK送信が誤警報にのみ起因する場合、これは、アップリンク干渉を生じ、(例えば、他のUEからの)他の送信を破損する可能性がある。
したがって、制御チャネルメッセージに対する端末による応答の送信をどのように制御し、誤警報及び誤ったアップリンク送信を回避するかについて問題が存在する。
本発明の第1の態様によると、無線通信システムで使用される端末であって、複数のチャネルで複数のメッセージを受信するよう構成され、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルでの第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信は、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に追加条件が適用されるよう構成され、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、端末が提供される。
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に追加条件が適用されるよう構成され、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、端末が提供される。
したがって、前記端末は、第1のチャネルの中で正しいコードワードを受信した場合のみ、応答を行うよう構成され、並びに別の制御チャネルで又は(PDSCHのような)必ずしも制御チャネルと言えないチャネルで別のコードワードを受信する。第1及び第2のコードワードは、通常、同じサブフレームの中で受信されたコードワードである。上述の応答は、前記第2のコードワードの正しい受信の指示であっても良く又はそれを含んでも良い。
本発明の好適な実施形態は、メッセージがPDCCH又はEPDCCHのような物理ダウンリンク制御チャネルで送信されるダウンリンク制御情報(DCI)メッセージであるLTEに基づく無線通信システムにおいての使用のためのものである。
本発明によりカバーされる1つの重要な例では、第1のメッセージは、第1の搬送波のダウンリンクリソースを端末に割り当てる。言い換えると、これは、詳細な説明において言及される「DL割り当て」である。一方で、第2のメッセージは、アップリンクリソースを端末に割り当てても良く、又は第2の搬送波のダウンリンクリソースを端末に割り当てるDL割り当てであっても良い。
一実施形態では、前記端末は、複数の搬送波により無線通信を実行するよう構成される。前記追加条件は、前記端末のためにアクティブにされた搬送波の数が閾を超えるときにのみ適用される。
上述のように、異なる搬送波の存在は、複数のセルを意味する。したがって、別の実施形態では、前記端末は、複数のセルにより無線通信を実行するよう構成され、前記端末は、複数のセルグループで構成される。言い換えると、前記端末は、制御チャネルメッセージに対する応答の送信を管理する目的で、該端末が通信するセルをグループに分類するよう構成される。受信したメッセージは、次に、各々が受信されたセルに従って、前記端末により同様に分類される。
本実施形態では、望ましくは、上述の第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードは、特定のグループ又は複数のグループの中のセルからである必要がある。つまり、前記端末は、前記端末が前記セルグループのうちの指定された部分集合の中のセルから第1の正しく復号化されたコードワードを受信するときにのみ、追加条件を適用する。
別の可能性として、前記端末は、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージが同じセルグループに関連し、前記第2のメッセージが特定の特性を有するときにのみ、上述の追加条件を適用する。
上述のセルグループの中で、第1のグループはプライマリセルを有し、第2のグループはセカンダリセルのみを有し得る。この場合、次に、前記端末は、前記第1のセルグループに関連する肯定応答メッセージを前記プライマリセルへ送信し、前記第2のセルグループに関連する肯定応答メッセージを前記セカンダリセルのうちの1つへ送信するよう構成されても良い。
更なる好適な特徴として、前記追加条件は、前記端末が、最大32個のCCについてACK/NACKを送信するためのPUCCHの新たなフォーマットのような特定のメッセージフォーマットを用いて、肯定応答メッセージを送信することにより、前記第1のメッセージに応答するよう構成されるときにのみ、適用される。
別の実施形態では、グループの概念は、より一般的に、セルではなく(又はセルを排除しない)受信されたメッセージに適用される。この場合、前記端末は、受信したメッセージを、第1、第2、及び第3のグループに分類し、前記第1のメッセージが前記第2のグループに分類されるとき、前記追加条件は、前記第2のメッセージが前記第3のグループにあることを更に要求する、よう更に構成される。
ここで、前記第1のグループは、受信したメッセージを通常通り処理するために用いられ得る。つまり、前記端末は、前記第1のメッセージが前記第1のグループにあるとき、前記応答の送信に前記追加条件を適用しないよう構成されても良い。
本実施形態では、前記端末は、
受信したメッセージがリソースをスケジューリングするセルの搬送波周波数、
前記受信したメッセージがアップリンク又はダウンリンクリソースをスケジューリングするか、
ビット数の観点で前記受信したメッセージのサイズ、
占有されるリソースの観点で前記受信したメッセージのサイズ、
前記端末の前記応答が送信されるよう構成される搬送波、
のうちの1又は複数に従って、前記受信したメッセージを前記グループのうちの少なくとも1つに分類するよう構成されても良い。
受信したメッセージがリソースをスケジューリングするセルの搬送波周波数、
前記受信したメッセージがアップリンク又はダウンリンクリソースをスケジューリングするか、
ビット数の観点で前記受信したメッセージのサイズ、
占有されるリソースの観点で前記受信したメッセージのサイズ、
前記端末の前記応答が送信されるよう構成される搬送波、
のうちの1又は複数に従って、前記受信したメッセージを前記グループのうちの少なくとも1つに分類するよう構成されても良い。
代替で又は追加で、前記グループのうちの少なくとも1つは、
受信したメッセージが検出された搬送波周波数、
受信したメッセージが検出されたチャネルの種類、
のうちの1又は複数に従って定められても良い。
受信したメッセージが検出された搬送波周波数、
受信したメッセージが検出されたチャネルの種類、
のうちの1又は複数に従って定められても良い。
前記端末は、前記第2のメッセージが前記第3のグループに分類されるとき、前記応答を送信するためのリソースが前記第2のメッセージにより指定されるときのみ、前記第1のメッセージが前記第2のグループに分類されるとき、前記第1のメッセージに対する前記応答を送信するよう更に構成されても良い。
本発明の第2の態様によると、無線通信システムで使用される基地局機器であって、複数のチャネルで複数のメッセージを端末へ送信するよう構成され、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信が、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とするよう前記端末を構成し、
前記応答の送信に追加条件が適用されるよう前記端末を更に構成し、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、基地局が提供される。
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とするよう前記端末を構成し、
前記応答の送信に追加条件が適用されるよう前記端末を更に構成し、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、基地局が提供される。
本発明の第3の態様によると、上述の基地局機器と一緒に、上述のいずれかの端末を有する無線通信システムが適用される。
本発明の第4の態様によると、無線通信方法であって、端末において、1又は複数の基地局により複数のチャネルで送信された複数のメッセージを受信するステップであって、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信は、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に対する追加条件として、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信することを適用する、
方法が提供される。
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に対する追加条件として、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信することを適用する、
方法が提供される。
更なる態様は、プロセッサを備える通信機器に、上述の端末(セカンダリ局)又は基地局機器(1又は複数の基地局を含む又は制御する、eNodeBのようなプライマリ局)を提供させるソフトウェアに関連する。上記ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体に記録されても良い。
したがって、本発明の実施形態は、特定の新規な条件が満たされるときにのみ端末が第1のメッセージ(制御チャネルメッセージ)に応答するよう構成され得る、無線通信システムの作動方法を含む。前記条件は、特定の特性を有する第2のメッセージ(制御チャネルメッセージ)も受信される(例えば、異なる搬送波のダウンリンクリソースを割り当てる、アップリンクリソースを許可する)、又は少なくとも1つの正しく復号化されたデータコードワードも受信される、のうちの1又は複数を有しても良い。
更なる特徴は、DCIメッセージの3個のグループを定めることを含む。第1のグループのメッセージは、通常通り処理される。一方で、第2のグループのメッセージは、第3のグループのメッセージと一緒に受信されない限り、無視され又は廃棄される。
以上に概説した技術は、誤警報(つまり、基地局からメッセージが送信されなかったときに、端末がそのようなメッセージを検出し応答する)の確率を有意に低減するという利点を有する。これは、多数の搬送波(つまり、現在のCAワークアイテムで最大32個)が端末に対して構成され得るLTEのキャリアアグリゲーション(CA)において特に問題である。端末は、各々の搬送波について、基地局(21、22、...、2n)からの多数の可能な制御チャネルメッセージを盲目的に探索し、このようなメッセージがCRC(周期的冗長検査)により正しく受信されたか否かを決定すると期待され得る。多数の候補と共に、UEがメッセージを誤って検出し応答する(例えば、干渉を生じる誤ったアップリンク送信を伴う)確率は、深刻であり得る。アクティブなデータ送信が存在するとき、1より多くのメッセージ(又はデ―タパケット)は、任意の所与の瞬間に所与の端末へ送信される可能性が高いと想定され得る。したがって、制御チャネルメッセージの有効性を、追加条件が満たされることに依存させることにより、他にシステム動作に影響を与えることなく、誤警報の確率は大幅に低減される。例えば、端末は、特定の特性を有する2つの(又はそれより多くの)メッセージが同時に受信される場合にのみ、応答する場合である。
概して、特に明確な意図がない限り、本発明の一態様に関して記載された特徴は、任意の他の態様に等しく適用され、任意の他の態様との組合せが本願明細書に明示的に言及又は記載されていない場合でも、任意の他の態様と組み合わせられても良い。
前述の説明から明らかなように、本発明は、無線通信システム内の基地局と端末との間の信号送信を包含する。用語「基地局機器」は、1又は複数の基地局を提供する又は少なくとも制御する機器を表し、例えば別個の基地局1乃至nを制御するeNodeBを有する図1に示す構成を含み得る。基地局は、上記の信号を送信及び受信するのに適した任意の形式を取り得る。基地局機器は、通常、3GPP LTE及び3GPP LTE−A規格群での実装のために提案された形式を取り、したがって異なる状況で適切な場合、eNodeB(この用語はHome eNodeB又はHeNBも包含する)を含み得る。しかしながら、本発明の機能的要件を前提として、幾つかの又は全ての基地局は、信号を送信し及び端末から受信するのに適した任意の他の形式を取っても良い。
同様に、本発明では、各端末は、信号を送信し及び基地局から受信するのに適した任意の形式を取り得る。例えば、端末は、加入者局(SS)若しくは移動局(MS)の形式、又は任意の他の適切な固定位置若しくは移動可能な形態を取っても良い。本発明を視覚化する目的で、端末をモバイル端末として仮定することは都合が良い(また、多くの例では、端末の少なくとも幾つかは、モバイル端末を有する)。しかしながら、これはいかなる限定も意味しない。
単に例として、添付の図面を参照する。
キャリアアグリゲーション(CA)を用いる無線通信システムを示す。
LTEにおける複数のプロトコルレイヤの各々におけるチャネルを示す。
LTE物理チャネルがPCell及びSCellにどのように割り当てられるかを示す。
本発明の実施形態で実行される処理のフローチャートである。
一実施形態で実行される処理のより具体的な例のフローチャートである。
本発明の実施形態で用いられ得る端末(UE)の機能ブロックを示す。
本発明の実施形態で用いられ得る基地局機器(eNodeB)の機能ブロックを示す。
本発明は、UEが多数の搬送波を有し構成され、該搬送波がアクティブにされる場合に、有意な量のデータが送信され又は受信され、1より多くの搬送波を同時に頻繁に使用する、及び複数のデータパケットに応答して有意なACK/NACKビット数を送信することを期待する、という認識に基づく。上述のように、概して、クロスキャリアスケジューリングの場合でも、1つのDCIは1つのCCのみを表す。したがって、大部分のサブフレームは、所与のUE向けのDCIメッセージを含まない、又は幾つかのDCIメッセージを含む。
この仮定の下で、本発明の実施形態では、(PCellのリソースをスケジューリングするため、又はPDSCH上の少なくとも1つのコードワードの復号が成功するDL割り当てのためのような)単一のDCIメッセージの特定の所定の場合を除き、UEは、特定の特性を有する、同じサブフレームの中で検出される複数のDCIメッセージの特定の組合せに応答するだけである。したがって、限られた数の例外とは別に、UEは、単一のDCIメッセージの受信(これは、DCIメッセージの誤検出の結果である可能性が最も高い)の大部分を無視し得る。DCIメッセージの1より多くの誤検出が任意の1つのUEに対して同じサブフレームの中で生じる確率は、非常に低い。したがって、想定される複数搬送波のシナリオの場合の誤警報の影響は、大幅に緩和される。
本発明は、従来はこの目的のために検討されなかったメッセージ特性に基づき、制御チャネル上のメッセージ(より具体的にはDCIメッセージだが、必ずしも排他的ではない)に対する応答の有効性の決定を提案する。
概して、特に断りのない限り、以下に記載する実施形態は、UEが複数搬送波(PCell及び1又は複数のSCell)を有し構成されるLTEに適用可能である。特に断りのない限り、実施形態は、概してダウンリンク制御チャネル(つまり及びPDCCH及びEPDCCHの両方をカバーする)に適用し得る。また、特に断りのない限り、空間多重化はPDSCHで使用されないと想定する。UEによる本発明の使用(又は非使用)は、サービングeNodeBからの高位レイヤのシグナリングにより構成され及び制御されても良い。
<第1の実施例>
第1の実施形態では、UEは、それぞれ異なる搬送波周波数にある、PCellと、1より多くのSCellの第1のセットと、により構成される。SCellの第2のセットはアクティブにされ、第2のセットは第1のセットの部分集合である。UEは、自身を宛先とするDCIメッセージについて、各々のアクティブなSCellの及びPCellの制御チャネル候補セットをモニタする。クロスキャリアスケジューリングの可能性により、制御チャネル候補は必ずしも、それぞれが関連するセルと同じセルで生じないことに留意する。本実施形態(及び幾つかの他の実施形態)では、UEが、所与のサブフレームの中で又は所定の時間枠の範囲内でアクティブなSCellのためのDL割り当てを含む1つのDCIメッセージのみを検出した場合、UEは該メッセージを無視する。UEが、それぞれ異なるアクティブなSCellのためのDL割り当てを含む合計で1より多くのDCIメッセージを検出した場合、UEはこれらのDL割り当てを通常通り処理する。つまり、UEは、対応するPDSCH上のコードワードを復号化し、PCellでACK/NACKを送信する。所与のセルのアップリンクで送信されるACK/NACKビットの集合は、「ACK/NACKメッセージ」として見なすことができる。1つのアクティブなSCellのみの特別な場合には、UEはDL割り当てを通常通り処理する。
第1の実施形態では、UEは、それぞれ異なる搬送波周波数にある、PCellと、1より多くのSCellの第1のセットと、により構成される。SCellの第2のセットはアクティブにされ、第2のセットは第1のセットの部分集合である。UEは、自身を宛先とするDCIメッセージについて、各々のアクティブなSCellの及びPCellの制御チャネル候補セットをモニタする。クロスキャリアスケジューリングの可能性により、制御チャネル候補は必ずしも、それぞれが関連するセルと同じセルで生じないことに留意する。本実施形態(及び幾つかの他の実施形態)では、UEが、所与のサブフレームの中で又は所定の時間枠の範囲内でアクティブなSCellのためのDL割り当てを含む1つのDCIメッセージのみを検出した場合、UEは該メッセージを無視する。UEが、それぞれ異なるアクティブなSCellのためのDL割り当てを含む合計で1より多くのDCIメッセージを検出した場合、UEはこれらのDL割り当てを通常通り処理する。つまり、UEは、対応するPDSCH上のコードワードを復号化し、PCellでACK/NACKを送信する。所与のセルのアップリンクで送信されるACK/NACKビットの集合は、「ACK/NACKメッセージ」として見なすことができる。1つのアクティブなSCellのみの特別な場合には、UEはDL割り当てを通常通り処理する。
留意すべきことに、ここでの主な関心は、誤警報に応答して1又は複数のNACKを送信することである。LTEのようなシステムでは、DL割り当てが誤って検出された場合、UEは、対応するPDSCHを復号化することを試みる。しかし、実際には該UEのための有効なPDSCHが存在しないので、これは任意の有効なデータパケット(ACKをもたらす)の正しい受信に対応するように見える可能性が最も高い。したがって、このような場合には、NACKは殆ど不可避である。
第1の実施形態に従属する例では、ACK/NACKは次の通り送信されても良い。
・PCellのPUCCHで、又は
・CellのPUSCHで。
・CellのPUSCHで。
第1の実施形態の変形では、UEは、DL割り当て(つまり、UEのためのリソースのDL割り当てを含むDCI)の数を数えるとき、PCellを含む。この場合、UEがブロードキャストされたPDSCHに関連してACK/NACKを送信する必要がないので、ブロードキャストされたPDSCHに関連する(つまり、複数のUEに向けられた)DL割り当ては含まれない。
通常、応答は、DL割り当てが受信されたサブフレームに対応するサブフレームの中で送信される(FDDの場合には同じサブフレーム、又はTDDの場合には次の利用可能なサブフレーム)。第1の実施形態の更なる変形では、所与のサブフレームの中のアップリンクACK/NACKメッセージは、1より多くのサブフレームの中で受信されたPDSCHコードワードに対するACK/NACKに対応しても良い。本実施形態は、特に、DLサブフレームとULサブフレームとの間に1対1対応が存在しなくても良いTDDに関連する。
第1の実施形態の更なる変形では、幾つかの定められた特別な場合(例えば、DL割り当てがPCellについて検出されるとき)を除いて、NACKのみを含むACK/NACKメッセージは、廃棄され送信されなくても良い。この変形の使用は、特定のACK/NACKメッセージフォーマットを使用するようUEを構成することにより構成され得る。例えば、最大で32個のCCについてACK/NACKを送信するためのPUCCHの新しいメッセージフォーマットは、3GPP RAN1で検討されている(これは、TDDと組み合わせて空間多重化するために、128ビット程度のサイズを有する必要があり得る)。
第1の実施形態の更なる変形では、UEは、閾Nを提供される。したがって、本発明は、アクティブな搬送波の数がこの閾を超えるとき、適用される。Nは、仕様により決定されても良く、又は高位レイヤのシグナリングにより構成されても良い。
第1の実施形態の更なる変形では、UEは、2つのセルグループを有し構成される(これらは、通常、重なり合わないと想定される)。本発明は、1つのセルグループに適用される。他方のセルグループでは、単一のDL割り当ては無視されず、通常通り処理される。この構成の目的は、より多くの柔軟性を提供することである。例えば、第2のグループは、最大5個のCCを有し「レガシー」CA方法で動作でき、一方で、第1のセルグループ(これは、遙かに大きくても良い)は、合計で最大32個のCCを有し、本発明に従って動作できる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、UEのために構成される2つのセルグループが存在する点を除き、第1の実施形態と似ている。言い換えると、UEは、入来するDCIメッセージ(DL割り当て)を、該DCIメッセージが関連するセルグループに従って分類できるように構成される。第1のセルグループ(これは、PCellを含む)では、セルグループのために受信されたDL割り当ては、結果として、対応するACK/NACKをPCellで送信させる。第2のセルグループ(これは、SCellのみを含む)では、セルグループのために受信されたDL割り当ては、結果として、対応するACK/NACKをSCellのうちの1つで送信させる(つまり、SCellのうちの1つは、上述のSPCellのような、UEに対して特別な状態を有する)。
第2の実施形態は、UEのために構成される2つのセルグループが存在する点を除き、第1の実施形態と似ている。言い換えると、UEは、入来するDCIメッセージ(DL割り当て)を、該DCIメッセージが関連するセルグループに従って分類できるように構成される。第1のセルグループ(これは、PCellを含む)では、セルグループのために受信されたDL割り当ては、結果として、対応するACK/NACKをPCellで送信させる。第2のセルグループ(これは、SCellのみを含む)では、セルグループのために受信されたDL割り当ては、結果として、対応するACK/NACKをSCellのうちの1つで送信させる(つまり、SCellのうちの1つは、上述のSPCellのような、UEに対して特別な状態を有する)。
本実施形態では、ACK/NACKを送信すべきか否かを決定する目的で、UEは、各々のグループの中でDL割り当てを別個に計数しても良く、或いは、UEは、全部のグループに渡りDL割り当ての総数を計数し得る。
<第3の実施形態>
第3の実施形態は、DCIメッセージの3個のグループが定められる点を除いて、第1の実施形態と似ている。留意すべきことに、これは、概して、セルに基づく方法とは異なるグルーピング方法である。本発明の原理を適用するか否かを決定する目的で、UEは、以下に与える基準を用いて、DCIメッセージをグループに分類する。第1のグループの中のメッセージは、UEにより通常通り(つまり、本発明を適用しないで)処理される。第2のグループの中のメッセージは、第3のグループの中の更なるメッセージと一緒に検出された場合のみ、処理される(その他の場合、第2のグループの中のメッセージは処理されない)。
第3の実施形態は、DCIメッセージの3個のグループが定められる点を除いて、第1の実施形態と似ている。留意すべきことに、これは、概して、セルに基づく方法とは異なるグルーピング方法である。本発明の原理を適用するか否かを決定する目的で、UEは、以下に与える基準を用いて、DCIメッセージをグループに分類する。第1のグループの中のメッセージは、UEにより通常通り(つまり、本発明を適用しないで)処理される。第2のグループの中のメッセージは、第3のグループの中の更なるメッセージと一緒に検出された場合のみ、処理される(その他の場合、第2のグループの中のメッセージは処理されない)。
第3のグループの中のメッセージの取り扱いのための異なる選択肢が可能である(しかし、必ずしも例えば規定の動作がシステム標準で設定されるような動作を指定する又は実装に任される必要はない)。第1の実施形態は、第3の実施形態の特別な場合として考えられる。
図4は、通常の場合の第3の実施形態のフローチャートであり、UEにおいて実行されるステップを示す。ステップS10で、UEは、現在のサブフレームについて処理されるのを待っている1又は複数のDCIメッセージを検出するまで待機する。該当すると(S10でYES)、S12で、UEは、このようなDCIメッセージを1つ選択する。次に(S14)、UEは、UEがネットワークにより構成された基準を用いて、DCIメッセージが上述のグループのうちのどれに含まれるかを決定する。メッセージが第1のグループである場合、フローはS16へ進み、UEは通常の方法でメッセージを処理する(必要に応じてACK/NACKを送信するステップを含む)。メッセージがグループ2に含まれる場合、次にS18で、UEは、異なるDCIメッセージが現在のサブフレームの中でグループ3で検出されたか否かを調べる。このようなメッセージが存在する場合(S18でYES)、フローはS16へ進み、メッセージは通常の方法で処理される。存在しない場合(S18でNO)、S22で、選択されたDCIメッセージは廃棄される(つまり処理されない)。一方で、S14で選択されたメッセージがグループ3であると判断された場合、フローはS20へ進み、UEは、異なるDCIメッセージが同じサブフレームについてグループ2で検出されたか否かを調べる。S20における決定の答えがYESの場合、選択されたDCIメッセージは通常通り処理され(S16)、その他の場合廃棄される(S22)。上述の処理は、待機している各々の他の検出されたメッセージについて繰り返される。
第3の実施形態の特別な場合又は変形は次の通りである。
(a)第2及び第3のグループは同じである。
(b)グループのうちの少なくとも1つ(最大で3個のグループ及びその全部を含む)は以下のうちの1又は複数に従って定められる:
・DCIがリソースをスケジューリングするセルの搬送波周波数(例えば、同じ搬送波周波数のセルのDCIメッセージは一緒にグループ化される)
・DCIはアップリンク又はダウンリンクリソースをスケジューリングするか
・DCIメッセージのサイズ(ビット数の観点で)
・DCIメッセージのサイズ(占有されるリソースの観点で)(例えば、LTEにおいて集約レベル)
・DL割り当てを含むDCIに応答してACK/NACKが送信される搬送波(例えば、PCell又はSCell)
(c)別のグループ(定められるべき残りがあれば)は、以下のうち予め定められた1又は複数の特徴に従って定められる:
・DCIが検出される搬送波周波数
・検出されるメッセージが運ばれる制御チャネルの種類
(d)第1のグループは、PCellで送信されるDCIメッセージを含む
(e)第2のグループはDL割り当てを含むDCIに対応し、第3のグループは、ACK/NACKの送信のためのリソースを割り当て得るUL許可を含むDCIに対応する
(f)所与の時間枠の範囲内(例えば、同じサブフレームの中、又は特定の最大時間的距離)で検出された場合、第2及び第3のグループの中のDCIメッセージは「一緒」であると見なされる
(g)「処理されない」と見なされる第2のグループの中のDCIメッセージは、拒否され、無視され、又は廃棄され、或いは応答にいかなる送信も生じない方法で処理される場合がある
(h)グループは、異なる種類の制御チャネル(例えば、PDCCH又はEPDCCH)で送信される
(i)第3のグループの中の単一のDCIメッセージは通常通り処理される
(j)第3のグループの中の単一のDCIメッセージは処理されない
上述の可能性のうちの大部分は、代替であると考えられる。しかしながら、当業者に明らかなように上述のうちの幾つかの組み合わせは実現可能である。例えば、(d)は(a)〜(c)のうちの任意のものと組合せられ得る。一方、(e)は(a)と互いに排他的である。同様に(i)及び(j)の可能性は、互いに排他的であるが、(a)〜(h)のうちの任意のものと組合せ可能である。入来する制御チャネルメッセージをどのように処理する(処理しない)かを決定する際にUEにより適用される基準は、ネットワーク状態の変化に適応するために、時間と共に変化し得る。
・DCIがリソースをスケジューリングするセルの搬送波周波数(例えば、同じ搬送波周波数のセルのDCIメッセージは一緒にグループ化される)
・DCIはアップリンク又はダウンリンクリソースをスケジューリングするか
・DCIメッセージのサイズ(ビット数の観点で)
・DCIメッセージのサイズ(占有されるリソースの観点で)(例えば、LTEにおいて集約レベル)
・DL割り当てを含むDCIに応答してACK/NACKが送信される搬送波(例えば、PCell又はSCell)
(c)別のグループ(定められるべき残りがあれば)は、以下のうち予め定められた1又は複数の特徴に従って定められる:
・DCIが検出される搬送波周波数
・検出されるメッセージが運ばれる制御チャネルの種類
(d)第1のグループは、PCellで送信されるDCIメッセージを含む
(e)第2のグループはDL割り当てを含むDCIに対応し、第3のグループは、ACK/NACKの送信のためのリソースを割り当て得るUL許可を含むDCIに対応する
(f)所与の時間枠の範囲内(例えば、同じサブフレームの中、又は特定の最大時間的距離)で検出された場合、第2及び第3のグループの中のDCIメッセージは「一緒」であると見なされる
(g)「処理されない」と見なされる第2のグループの中のDCIメッセージは、拒否され、無視され、又は廃棄され、或いは応答にいかなる送信も生じない方法で処理される場合がある
(h)グループは、異なる種類の制御チャネル(例えば、PDCCH又はEPDCCH)で送信される
(i)第3のグループの中の単一のDCIメッセージは通常通り処理される
(j)第3のグループの中の単一のDCIメッセージは処理されない
上述の可能性のうちの大部分は、代替であると考えられる。しかしながら、当業者に明らかなように上述のうちの幾つかの組み合わせは実現可能である。例えば、(d)は(a)〜(c)のうちの任意のものと組合せられ得る。一方、(e)は(a)と互いに排他的である。同様に(i)及び(j)の可能性は、互いに排他的であるが、(a)〜(h)のうちの任意のものと組合せ可能である。入来する制御チャネルメッセージをどのように処理する(処理しない)かを決定する際にUEにより適用される基準は、ネットワーク状態の変化に適応するために、時間と共に変化し得る。
上述の第3の実施形態の変形のうちの1つでは、DL割り当てにおける誤警報から生じる主な問題(つまり、ACK/NACKの誤った送信)は、第3のグループの中のDCI(例えば、ACK/NACKとデータの両方のために使用するようUEのリソースを指定するPUSCH許可)により指定されるリソースを使用することにより第3のグループの中の複数のDCI(例えば、PDSCH割り当て)に対応するACK/NACKを送信することにより緩和される。PDSCH割り当ては、対応するPUSCH許可を有しないで検出された場合、廃棄される。この変形は、好適な実施形態である。
図5は、第3の実施形態の一例のフローチャートである。本例では、第2のグループは、SCellのPDSCHのDL割り当てを含むDCIを有し、第3のグループは、PUSCHのULリソースの許可を含むDCIを有する。グループ1は、他のDCIを有する。
図4に関する説明と同様に、処理はUEにより実行され、S100で開始する。ここで、UEは、処理を待っている少なくとも1つの検出されたDCIメッセージを有するまで、待機する。次にS102で、このようなメッセージの1つが選択されたDCIメッセージになる。ここではDCIメッセージを選択する特定の方法は想定されない。また、選択で十分である。
S104で、UEは、(上述のような)3個のグループのうちのどれに、選択されたDCIメッセージが属するかを決定する。グループ1の場合、S106で、選択されたDCIメッセージは通常通り処理される。グループ2の場合、S108に進み、UEは、PUSCH許可が現在のサブフレームの中で検出されたか否かを調べる。検出された場合(S108でYES)、S106で、選択されたDCIメッセージは通常通り処理される。検出されない場合(S108でNO)、S110で、選択されたDCIメッセージは廃棄される。一方で、選択されたDCIメッセージがグループ3に属する場合、該メッセージは更なる検討をしないで廃棄される(S110)。
第4の実施形態は、PDSCHの複数のコードワードの空間多重化が使用される(例えば、PDSCHあたり2個のコードワード)点を除き、第1の実施形態と似ている。次に、検出された制御チャネルメッセージの数を考慮するのではなく、ACK/NACKメッセージの送信は、1又は複数のPDSCHコードワードの復号化が成功したか(つまり、コードワードは有効なCRCを有するか)否かに従って決定される。一例として、1つの(又は複数の)制御チャネルメッセージが、複数のPDSCHコードワードがUEへ送信されたことを示すが(複数の搬送波のうちの1又は複数及び空間多重化(MIMO)によるものを含んでも良い)、これらのコードワードのうちのいずれも有効なCRCを有しない場合、ACK/NACKメッセージは送信されない(つまり、メッセージはNACKのみを含まない)。PDSCHコードワードのうちのいずれかが有効なCRCを有する場合、ACK/NACKメッセージが送信される。これは制御チャネルにおける誤警報だけでなく、コードワードの誤検出も要求するので、期待されていないときに基地局がACK/NACKメッセージを送信される確率は、大幅に低減される。このアプローチでは、基地局は、UEが1又は複数のACKを有するメッセージを送信する場合と、「いかなるメッセージ」も送信されない場合と、を区別する必要がある。しかしながら、これは、ACK/NACKメッセージが誤警報に起因して送信されてしまう結果よりも好ましい。
第4の実施形態の変形として、「全てのNACK」メッセージが次のように送信される特別な場合がある。
・制御メッセージはPCellで受信される(SCellとは対照的に)
・PDSCHはPCellでUEにスケジューリングされる(SCellではなく)
・NACKは、異なるセルでUEにスケジューリングされている1より多くのPDSCHに対応する
・ネットワークは、誤警報の結果を受け入れることができ、したがって、本発明の使用は適用されない又は構成されない(例えば、少数の搬送波だけが構成され又はアクティブにされる)
・ACK/NACKメッセージは、誤警報が問題にならないセルで送信される(例えば、第2の実施形態におけるセルグループのうちの特定の1つのアップリンク、ここでは他のUEはアクティブにされない)
したがって、「全てのNACKメッセージ」に関する禁止は、望ましい場合には、SCellにのみ適用することに制限され得る。
・PDSCHはPCellでUEにスケジューリングされる(SCellではなく)
・NACKは、異なるセルでUEにスケジューリングされている1より多くのPDSCHに対応する
・ネットワークは、誤警報の結果を受け入れることができ、したがって、本発明の使用は適用されない又は構成されない(例えば、少数の搬送波だけが構成され又はアクティブにされる)
・ACK/NACKメッセージは、誤警報が問題にならないセルで送信される(例えば、第2の実施形態におけるセルグループのうちの特定の1つのアップリンク、ここでは他のUEはアクティブにされない)
したがって、「全てのNACKメッセージ」に関する禁止は、望ましい場合には、SCellにのみ適用することに制限され得る。
上述の3番目の「・」に関し、第1の実施形態と比べた場合の相違点は、制御チャネルメッセージ又はPDSCHの特定のタイミングを考慮する必要がないことである。ACK/NACKが同じメッセージの中に存在する必要があるだけである。
図6は、本発明が提供され得るUE1の一例を示すブロック図である。UE1は、上述の無線通信システムで用いられ得る任意の種類の装置を有しても良く、セルラ(又はセル)フォン(スマートフォンを含む)、モバイル通信機能を有するPDA(personal digital assistant)、モバイル通信コンポーネントを有するラップトップ若しくはコンピュータシステム、及び/又は無線で通信するよう動作する任意の装置を有しても良い。UE1は、(一緒に通信ユニットを定める)少なくとも1つのアンテナ802に接続された送信/受信ユニット804、記憶媒体808の形式のメモリへのアクセスを有する制御部806を有する。制御部806は、例えば、マイクロプロセッサ、DSP(digital signal processor)、ASIC(application−specific integrated circuit)、FPGA(field−programmable gate array)、又は上述の種々の機能、特に実施形態のうちの1又は複数において定めた条件下でのみ制御チャネルメッセージに応答する構成、を実行するようプログラムされた若しくは設定された他の論理回路であっても良い。例えば、上述の種々の機能は、記憶媒体808に格納され制御部806により実行されるコンピュータプログラムの形式で実施されても良い。送信/受信ユニット804は、制御部806の制御下で、上述のようにセルから制御チャネルメッセージを受信し及びACK/NACKを送信するように構成される。
図7は、eNodeB11及び上述の基地局21、22、....、2nのうちの少なくとも1つとして使用するのに適するプライマリ基地局の一例を示すブロック図である。プライマリ基地局は、(一緒に通信ユニットを定める)少なくとも1つのアンテナ902に接続された送信/受信ユニット904、及び制御部906を有する。制御部は、例えば、上述の種々の機能を実行するようプログラミングされる又は構成されるマイクロプロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、又は他の論理回路であっても良い。例えば、上述の種々の機能は、記憶媒体908に格納され制御部906により実行されるコンピュータプログラムの形式で実施されても良い。送信/受信ユニット904は、制御部906の制御下で、制御チャネルメッセージの送信を担う。制御部906は、図1の21のような任意の統合された基地局を管理するだけでなく、プライマリユニットにより直接制御されない任意の別個の基地局も管理する。
したがって、纏めると、本発明は、LTEのようなシステムで、特定の新規な条件が満たされるときにのみ、UEが第1の制御チャネルメッセージに応答するよう構成されることを定め得る。条件は、同じサブフレームの中で若しくは所定の時間枠の範囲内で、特定の特性を有する第2の制御チャネルメッセージも受信される(例えば、異なる搬送波のダウンリンクリソースを割り当てる、アップリンクリソースを許可する)、又は少なくとも1つの正しく復号化されたデータコードワードも受信される、のうちの1又は複数を有する。
本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
上述の説明で1つのUEが参照されたが、実際には勿論、複数のUEが同じeNodeBによりサービスされても良い。eNodeBは、概して、上述の第1、第2及び第3のグループを各々のUEについて別個に構成するが、UE同士でグループは重なり合わない。1つの可能性は、1つのグループが全てのUEについて同じままであり、他のグループは異なることである。
上述の任意の実施形態及び変形は、同じシステムに結合されても良い。以上にLTE及びLTE−Aに関して説明したが、本発明は、他の種類の無線通信システムにも適用できる。したがって、請求項中の「端末」についての言及は、あらゆる種類の加入者局、モバイル装置、MTC装置、等を包含することを意図し、LTEのUEに限定されない。
「DCIメッセージ」という表現は、端末によるその受信に対する応答が本発明を用いて制御され得るメッセージの単なる一例である。以上では「制御チャネルメッセージ」を参照し、UEによる応答の送信が本発明を用いて制御されるメッセージのうちの少なくとも幾つかは、通常理解される意味で、制御チャネルにより伝達される。しかしながら、UEにより受信される他のメッセージは、従来の制御チャネル以外により伝達されても良い。
上述の本発明の実施形態の態様の何れにおいても、種々の特徴は、ハードウェアで、又は1若しくは複数のプロセッサで動作するソフトウェアモジュールとして実施されても良い。ある態様の特徴は、他の態様の特徴に適用されても良い。
本発明は、上述の任意の方法を実行するコンピュータプログラム又はコンピュータプログラムプロダクト、及び上述の任意の方法を実行するプログラムを格納しているコンピュータ可読媒体も提供する。
本発明を実施するコンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体に格納されてもよい。或いは、例えば、インターネットウェブサイトから提供されるダウンロード可能なデータ信号のような信号形式又は任意の他の形式であってもよい。
理解されるべきことに、請求の範囲から逸脱することなく、上述の特定の実施形態に種々の変化及び/又は変更が行われ得る。
本発明は、端末のために多数の搬送波が構成され得るLTEのキャリアアグリゲーション(CA)において誤警報に起因する端末からの応答の(つまり、制御チャネルメッセージが送信されなかったときに、端末が制御チャネルメッセージを検出し応答する)確率を有意に低減する効果を有する。本発明の実施形態のうちの1つを適用することによりシステム動作に他の影響を与えることなく、例えば特定の特性を有する2つの(又はそれより多くの)メッセージが同時に(例えば同じサブフレームの中で)受信される場合にのみ端末が応答する場合、誤警報の影響は大幅に低減され得る。
以上の実施形態に加えて、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 無線通信システムで使用される端末であって、複数のチャネルで複数のメッセージを受信するよう構成され、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信は、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に追加条件が適用されるよう構成され、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、端末。
(付記2) 前記第1のメッセージは、第1の搬送波のダウンリンクリソースを前記端末に割り当てる、付記1に記載の端末。
(付記3) 前記複数のチャネルのうちの前記第2のチャネルは、制御チャネルであり、前記第2のメッセージは、前記端末にアップリンクリソースを割り当てる又は前記端末に第2の搬送波のダウンリンクリソースを割り当てる、付記1又は2に記載の端末。
(付記4) 前記端末は、
複数の搬送波による無線通信であって、前記追加条件は、前記端末に対してアクティブにされた搬送波の数が閾を超えるときにのみ適用される、複数の搬送波による無線通信、
複数のセルによる無線通信であって、前記端末は、複数のセルグループを有し構成される、複数のセルによる無線通信、
のうちの少なくとも1つを実行するよう構成される、付記1乃至3のいずれか一項に記載の端末。
(付記5) 前記追加条件は、
前記端末が、前記セルグループのうちの部分集合の中のセルから前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、又は 前記端末が、同じ前記セルグループに関連する第1のメッセージ及び第2のメッセージを受信し、前記第2のメッセージは特定の特性を有する、
のいずれかのときにのみ適用される、付記4に記載の端末。
(付記6) 第1のセルグループは、プライマリセルを有し、第2のセルグループは、セカンダリセルのみを有し、
前記端末は、前記第1のセルグループに関連する肯定応答メッセージを前記プライマリセルへ送信し、前記第2のセルグループに関連する肯定応答メッセージを前記セカンダリセルのうちの1つへ送信するよう構成される、
付記4又は5に記載の端末。
(付記7) 前記追加条件は、前記端末が、特定のメッセージフォーマットを用いて肯定応答メッセージを送信することにより前記第1のメッセージに応答するよう構成されるときにのみ適用される、付記1乃至6のいずれか一項に記載の端末。
(付記8) 受信したメッセージを、第1、第2、及び第3のグループに分類し、前記第1のメッセージが前記第2のグループに分類されるとき、前記追加条件は、前記第2のメッセージが前記第3のグループにあることを更に要求する、よう更に構成される付記1乃至7のいずれか一項に記載の端末。
(付記9) 前記端末は、前記第1のメッセージが前記第1のグループにあるとき、前記応答の送信に前記追加条件を適用するよう構成される、付記8に記載の端末。
(付記10) 前記端末は、
受信したメッセージがリソースをスケジューリングするセルの搬送波周波数、
前記受信したメッセージがアップリンク又はダウンリンクリソースをスケジューリングするか、
ビット数の観点で前記受信したメッセージのサイズ、
占有されるリソースの観点で前記受信したメッセージのサイズ、
前記端末の前記応答が送信されるよう構成される搬送波、
のうちの1又は複数に従って、前記受信したメッセージを前記グループのうちの少なくとも1つに分類するよう構成される、付記8又は9に記載の端末。
(付記11) 前記グループのうちの少なくとも1つは、
受信したメッセージが検出された搬送波周波数、
受信したメッセージが検出されたチャネルの種類
のうちの1又は複数に従って定められる、付記8、9又は10に記載の端末。
(付記12) 前記端末は、前記第2のメッセージが前記第3のグループに分類されるとき、前記応答を送信するためのリソースが前記第2のメッセージにより指定されるときのみ、前記第1のメッセージが前記第2のグループに分類されるとき、前記第1のメッセージに対する前記応答を送信するよう更に構成される、付記8乃至11のいずれか一項に記載の端末。
(付記13) 無線通信システムで使用される基地局機器であって、複数のチャネルで複数のメッセージを端末へ送信するよう構成され、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信が、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とするよう前記端末を構成し、
前記応答の送信に追加条件が適用されるよう前記端末を更に構成し、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、基地局機器。
(付記14) 付記1乃至12のいずれか一項に記載の端末と、付記13に記載の基地局機器と、を有する無線通信システム。
(付記15) 無線通信方法であって、端末において、1又は複数の基地局により複数のチャネルで送信された複数のメッセージを受信するステップであって、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信は、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に対する追加条件として、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信することを適用する、
方法。
(付記1) 無線通信システムで使用される端末であって、複数のチャネルで複数のメッセージを受信するよう構成され、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信は、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に追加条件が適用されるよう構成され、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、端末。
(付記2) 前記第1のメッセージは、第1の搬送波のダウンリンクリソースを前記端末に割り当てる、付記1に記載の端末。
(付記3) 前記複数のチャネルのうちの前記第2のチャネルは、制御チャネルであり、前記第2のメッセージは、前記端末にアップリンクリソースを割り当てる又は前記端末に第2の搬送波のダウンリンクリソースを割り当てる、付記1又は2に記載の端末。
(付記4) 前記端末は、
複数の搬送波による無線通信であって、前記追加条件は、前記端末に対してアクティブにされた搬送波の数が閾を超えるときにのみ適用される、複数の搬送波による無線通信、
複数のセルによる無線通信であって、前記端末は、複数のセルグループを有し構成される、複数のセルによる無線通信、
のうちの少なくとも1つを実行するよう構成される、付記1乃至3のいずれか一項に記載の端末。
(付記5) 前記追加条件は、
前記端末が、前記セルグループのうちの部分集合の中のセルから前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、又は 前記端末が、同じ前記セルグループに関連する第1のメッセージ及び第2のメッセージを受信し、前記第2のメッセージは特定の特性を有する、
のいずれかのときにのみ適用される、付記4に記載の端末。
(付記6) 第1のセルグループは、プライマリセルを有し、第2のセルグループは、セカンダリセルのみを有し、
前記端末は、前記第1のセルグループに関連する肯定応答メッセージを前記プライマリセルへ送信し、前記第2のセルグループに関連する肯定応答メッセージを前記セカンダリセルのうちの1つへ送信するよう構成される、
付記4又は5に記載の端末。
(付記7) 前記追加条件は、前記端末が、特定のメッセージフォーマットを用いて肯定応答メッセージを送信することにより前記第1のメッセージに応答するよう構成されるときにのみ適用される、付記1乃至6のいずれか一項に記載の端末。
(付記8) 受信したメッセージを、第1、第2、及び第3のグループに分類し、前記第1のメッセージが前記第2のグループに分類されるとき、前記追加条件は、前記第2のメッセージが前記第3のグループにあることを更に要求する、よう更に構成される付記1乃至7のいずれか一項に記載の端末。
(付記9) 前記端末は、前記第1のメッセージが前記第1のグループにあるとき、前記応答の送信に前記追加条件を適用するよう構成される、付記8に記載の端末。
(付記10) 前記端末は、
受信したメッセージがリソースをスケジューリングするセルの搬送波周波数、
前記受信したメッセージがアップリンク又はダウンリンクリソースをスケジューリングするか、
ビット数の観点で前記受信したメッセージのサイズ、
占有されるリソースの観点で前記受信したメッセージのサイズ、
前記端末の前記応答が送信されるよう構成される搬送波、
のうちの1又は複数に従って、前記受信したメッセージを前記グループのうちの少なくとも1つに分類するよう構成される、付記8又は9に記載の端末。
(付記11) 前記グループのうちの少なくとも1つは、
受信したメッセージが検出された搬送波周波数、
受信したメッセージが検出されたチャネルの種類
のうちの1又は複数に従って定められる、付記8、9又は10に記載の端末。
(付記12) 前記端末は、前記第2のメッセージが前記第3のグループに分類されるとき、前記応答を送信するためのリソースが前記第2のメッセージにより指定されるときのみ、前記第1のメッセージが前記第2のグループに分類されるとき、前記第1のメッセージに対する前記応答を送信するよう更に構成される、付記8乃至11のいずれか一項に記載の端末。
(付記13) 無線通信システムで使用される基地局機器であって、複数のチャネルで複数のメッセージを端末へ送信するよう構成され、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信が、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とするよう前記端末を構成し、
前記応答の送信に追加条件が適用されるよう前記端末を更に構成し、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、基地局機器。
(付記14) 付記1乃至12のいずれか一項に記載の端末と、付記13に記載の基地局機器と、を有する無線通信システム。
(付記15) 無線通信方法であって、端末において、1又は複数の基地局により複数のチャネルで送信された複数のメッセージを受信するステップであって、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信は、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に対する追加条件として、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信することを適用する、
方法。
1 UE
11 eNodeB
21〜2n 基地局1〜n
802 アンテナ
804 TX/RXユニット
806 制御部
808 記憶媒体
902 アンテナ
904 TX/RXユニット
906 制御部
908 記憶媒体
11 eNodeB
21〜2n 基地局1〜n
802 アンテナ
804 TX/RXユニット
806 制御部
808 記憶媒体
902 アンテナ
904 TX/RXユニット
906 制御部
908 記憶媒体
Claims (15)
- 無線通信システムで使用される端末であって、複数のチャネルで複数のメッセージを受信するよう構成され、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信は、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に追加条件が適用されるよう構成され、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、端末。 - 前記第1のメッセージは、第1の搬送波のダウンリンクリソースを前記端末に割り当てる、請求項1に記載の端末。
- 前記複数のチャネルのうちの前記第2のチャネルは、制御チャネルであり、前記第2のメッセージは、前記端末にアップリンクリソースを割り当てる又は前記端末に第2の搬送波のダウンリンクリソースを割り当てる、請求項1又は2に記載の端末。
- 前記端末は、
複数の搬送波による無線通信であって、前記追加条件は、前記端末に対してアクティブにされた搬送波の数が閾を超えるときにのみ適用される、複数の搬送波による無線通信、
複数のセルによる無線通信であって、前記端末は、複数のセルグループを有し構成される、複数のセルによる無線通信、
のうちの少なくとも1つを実行するよう構成される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の端末。 - 前記追加条件は、
前記端末が、前記セルグループのうちの部分集合の中のセルから前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、又は 前記端末が、同じ前記セルグループに関連する第1のメッセージ及び第2のメッセージを受信し、前記第2のメッセージは特定の特性を有する、
のいずれかのときにのみ適用される、請求項4に記載の端末。 - 第1のセルグループは、プライマリセルを有し、第2のセルグループは、セカンダリセルのみを有し、
前記端末は、前記第1のセルグループに関連する肯定応答メッセージを前記プライマリセルへ送信し、前記第2のセルグループに関連する肯定応答メッセージを前記セカンダリセルのうちの1つへ送信するよう構成される、
請求項4又は5に記載の端末。 - 前記追加条件は、前記端末が、特定のメッセージフォーマットを用いて肯定応答メッセージを送信することにより前記第1のメッセージに応答するよう構成されるときにのみ適用される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の端末。
- 受信したメッセージを、第1、第2、及び第3のグループに分類し、前記第1のメッセージが前記第2のグループに分類されるとき、前記追加条件は、前記第2のメッセージが前記第3のグループにあることを更に要求する、よう更に構成される請求項1乃至7のいずれか一項に記載の端末。
- 前記端末は、前記第1のメッセージが前記第1のグループにあるとき、前記応答の送信に前記追加条件を適用するよう構成される、請求項8に記載の端末。
- 前記端末は、
受信したメッセージがリソースをスケジューリングするセルの搬送波周波数、
前記受信したメッセージがアップリンク又はダウンリンクリソースをスケジューリングするか、
ビット数の観点で前記受信したメッセージのサイズ、
占有されるリソースの観点で前記受信したメッセージのサイズ、
前記端末の前記応答が送信されるよう構成される搬送波、
のうちの1又は複数に従って、前記受信したメッセージを前記グループのうちの少なくとも1つに分類するよう構成される、請求項8又は9に記載の端末。 - 前記グループのうちの少なくとも1つは、
受信したメッセージが検出された搬送波周波数、
受信したメッセージが検出されたチャネルの種類
のうちの1又は複数に従って定められる、請求項8、9又は10に記載の端末。 - 前記端末は、前記第2のメッセージが前記第3のグループに分類されるとき、前記応答を送信するためのリソースが前記第2のメッセージにより指定されるときのみ、前記第1のメッセージが前記第2のグループに分類されるとき、前記第1のメッセージに対する前記応答を送信するよう更に構成される、請求項8乃至11のいずれか一項に記載の端末。
- 無線通信システムで使用される基地局機器であって、複数のチャネルで複数のメッセージを端末へ送信するよう構成され、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信が、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とするよう前記端末を構成し、
前記応答の送信に追加条件が適用されるよう前記端末を更に構成し、前記追加条件は、
前記端末が、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信すること、
である、基地局機器。 - 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の端末と、請求項13に記載の基地局機器と、を有する無線通信システム。
- 無線通信方法であって、端末において、1又は複数の基地局により複数のチャネルで送信された複数のメッセージを受信するステップであって、前記複数のチャネルのうちの第1のチャネルで第1のメッセージの受信に対する応答の前記端末による送信は、少なくとも
前記複数のチャネルのうちの前記第1のチャネルが制御チャネルである、及び
前記端末が、前記第1のメッセージの中の第1の正しく復号化されたコードワードを受信する、
を条件とし、
前記端末は、前記応答の送信に対する追加条件として、前記複数のチャネルのうちの第2のチャネルで第2のメッセージの中の第2の正しく復号化されたコードワードを受信することを適用する、
方法。
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