JP2019220876A - ブラシレスモータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズを低減できるブラシレスモータ制御装置を提供する。【解決手段】ブラシレスモータ制御装置が有する回路基板50は、べた状に形成された回路グランド56と接続されるグランドパターン58Aと、回路基板50が搭載される金属ケースと電気的に接続される接続パターン91と、グランドパターン58Aと接続パターン91との間に介在するコンデンサ90を含むノイズフィルタ回路25とを有する。回路基板50は、直流電源の負極が接続される電源端子T2を有するグランドパターン58Bと、グランドパターン58Aに一端が電気的に接続され、グランドパターン58Bに他端が電気的に接続され、ノイズフィルタ回路25よりもインピーダンスが高いインダクタ部品60とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、ブラシレスモータ制御装置に関する。
ブラシレスモータを制御対象とするブラシレスモータ制御装置としては、例えば特許文献1に開示の構成のものが知られている。ブラシレスモータ制御装置は、複数個のスイッチング素子を用いるインバータ回路(ブリッジ回路)を備え、各スイッチング素子のオンオフ動作の組み合わせにて互いに120°の位相差を有する三相駆動電力を生成する。ブラシレスモータ制御装置は、生成した三相駆動電力をブラシレスモータの三相コイルにそれぞれ供給する。
特開2016−226285号公報
ところで、インバータ回路を構成するスイッチング素子を高周波数でスイッチングさせると、そのスイッチング動作に伴ってスイッチングノイズが発生する。このため、ブラシレスモータ制御装置では、スイッチングノイズ等のノイズの低減が望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ノイズを低減できるブラシレスモータ制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するブラシレスモータ制御装置は、回路基板を有し、前記回路基板は、べた状に形成された回路グランドと、前記回路基板が搭載される金属ケースと電気的に接続される接続パターンと、前記回路グランドと前記接続パターンとの間に介在するコンデンサを含むノイズフィルタ回路と、直流電源の負極が接続される電源端子と、前記回路グランドに一端が電気的に接続され、前記電源端子に他端が電気的に接続され、前記ノイズフィルタ回路よりもインピーダンスが高いインダクタ部品と、を有する。
上記態様によれば、回路グランドと接続パターン(金属ケース)との間にコンデンサを含むノイズフィルタ回路を設け、回路グランドと電源端子との間にノイズフィルタ回路よりもインピーダンスが高いインダクタ部品を設けた。これにより、ノイズフィルタ回路がインダクタ部品よりもローインピーダンスとなるため、回路グランドに流れる交流電流(つまり、ノイズ)をノイズフィルタ回路に好適に流すことができる。このため、ノイズフィルタ回路によってノイズを好適に低減することができる。
上記ブラシレスモータ制御装置において、前記ノイズフィルタ回路は、前記インダクタ部品の一端及び他端の両側から引き出された導体パターンからなる一対のコイルと、前記一対のコイルに一端が接続され、前記接続パターンに他端が接続された前記コンデンサと、を有し、前記一対のコイルは、負の相互インダクタンスを有する磁気結合が発生するように形成されている。
上記態様によれば、導体パターンからなる一対のコイルの間の磁気結合により、一対のコイルの間に負の相互インダクタンスが発生する。この負の相互インダクタンスによって、コンデンサ及び接続パターンの寄生インダクタンスを打ち消すことができる。この結果、回路グランドと接続パターン(金属ケース)との間にコンデンサのみを介在させる場合に比べて、コンデンサと一対のコイルとを含むノイズフィルタ回路における高周波帯のノイズ低減効果を向上させることができるため、高周波数のノイズを好適に低減することができる。
上記ブラシレスモータ制御装置において、前記一対のコイルは、上下に対向するように形成され、巻き方向が互いに同じ方向になるように形成されている。
上記態様によれば、一対のコイルが上下に対向するように形成されるため、一対のコイルの双方を同一平面上に形成する場合に比べて、一対のコイルを形成するための平面方向の面積を小さくすることができる。
上記ブラシレスモータ制御装置において、前記負の相互インダクタンスの絶対値が、前記コンデンサの寄生インダクタンスと前記接続パターンの寄生インダクタンスとを合わせた合計値の絶対値と等しくなるように設定されている。
上記態様によれば、負の相互インダクタンスによって、コンデンサ及び接続パターンの寄生インダクタンスをゼロに近づけることができる。この結果、高周波帯のノイズ低減効果をより向上させることができるため、高周波数のノイズをより低減することができる。
本発明のブラシレスモータ制御装置によれば、ノイズを低減することができる。
一実施形態におけるブラシレスモータ制御装置を示す回路図。 一実施形態におけるブラシレスモータ制御装置を示す概略斜視図。 一実施形態における回路基板を示す概略斜視図。 一実施形態におけるノイズフィルタ回路を示す等価回路図。 一実施形態におけるノイズフィルタ回路のインピーダンスの周波数特性を示すグラフ。 変更例におけるノイズフィルタ回路を示す等価回路図。 変更例におけるノイズフィルタ回路のインピーダンスの周波数特性を示すグラフ。
以下、ブラシレスモータ制御装置の一実施形態について説明する。
図1に示すブラシレスモータ10は、車両用空調装置の送風用モータとして用いられる。ブラシレスモータ10は、例えば、三相ブラシレスモータである。このブラシレスモータ10は、U相、V相、W相の三相の駆動電力の供給に基づいて回転駆動されるものである。ブラシレスモータ制御装置20は、ブラシレスモータ10の三相コイルへの通電タイミングを設定して各相の駆動電力を生成することでブラシレスモータ10の回転を制御している。ブラシレスモータ制御装置20には、直流電源E1が接続されている。具体的には、ブラシレスモータ制御装置20の電源端子T1に直流電源E1の正極が接続され、ブラシレスモータ制御装置20の電源端子T2に直流電源E1の負極が接続されている。なお、ブラシレスモータ10としては、単相や二相のブラシレスモータを用いることもできる。
ブラシレスモータ制御装置20は、インバータ回路21と、制御回路22と、電源安定化回路23と、ノイズ低減回路24とを有している。
インバータ回路21は、例えば、直流電源E1からの直流電力から120°位相の異なる三相の駆動電力を生成するための三相インバータ回路である。インバータ回路21は、ブリッジ接続された6個のスイッチング素子31〜36を有している。スイッチング素子31〜36は、例えば、Nチャネル型MOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)である。スイッチング素子31〜36には、還流電流を流すためのダイオードD1〜D6がそれぞれ逆接続されている。インバータ回路21では、高電位側電源線VBとグランド線GND1との間に、U相用のスイッチング素子31とスイッチング素子32とが直列に、V相用のスイッチング素子33とスイッチング素子34とが直列に、W相用のスイッチング素子35とスイッチング素子36とが直列に接続されている。高電位側のスイッチング素子31,33,35と低電位側のスイッチング素子32,34,36との接続点は、それぞれブラシレスモータ10を構成する巻線の一端に接続されている。スイッチング素子31〜36が制御回路22からの制御信号に基づいて所定のタイミングでスイッチング制御されることで、直流電源E1からの直流電力が各相の駆動電力に変換されてブラシレスモータ10に供給される。なお、スイッチング素子31〜36のスイッチング動作に伴って生じるスイッチングノイズがグランド線GND1に乗る場合がある。
電源安定化回路23は、直流電源E1からの直流電力を安定化させてインバータ回路21に供給する。電源安定化回路23は、コイル41とコンデンサ42,43とを有するフィルタ回路である。コイル41は、例えば、チョークコイルである。コイル41の第1端子は直流電源E1の正極に接続され、コイル41の第2端子はインバータ回路21に接続されている。コンデンサ42,43は、例えば、電解コンデンサである。コンデンサ42の第1端子は直流電源E1の正極及びコイル41の第1端子に接続され、コンデンサ42の第2端子はグランド線GND1に接続されている。コンデンサ43の第1端子はコイル41の第2端子に接続され、コンデンサ43の第2端子はグランド線GND1に接続されている。
ノイズ低減回路24は、電源端子T2及びグランド線GND1に接続されている。ノイズ低減回路24は、グランド線GND1とは別のグランド線GND2に接続されている。グランド線GND2は、例えば、グランド線GND1よりも電位が低くなっている。ノイズ低減回路24は、グランド線GND1に発生するノイズ(例えば、スイッチングノイズ)を低減する。
図2に示すように、ブラシレスモータ制御装置20は、回路基板50と、その回路基板50が搭載される金属ケース51とを有している。回路基板50には、例えば、図1に示したインバータ回路21、制御回路22、電源安定化回路23及びノイズ低減回路24が形成されている。但し、図2では、電源安定化回路23とノイズ低減回路24とそのノイズ低減回路24に関連する構造のみを図示している。
図3に示すように、回路基板50は、例えば、多層配線構造を有している。本例の回路基板50は、1層目(ここでは、最上層)の絶縁層52と、その絶縁層52の上面に形成された配線層53と、2層目の絶縁層54と、その絶縁層54の上面に形成された配線層55とを有している。なお、絶縁層52,54の材料としては、例えば、エポキシ樹脂などの絶縁性樹脂を用いることができる。配線層53,55の材料としては、例えば、銅(Cu)や銅合金を用いることができる。
図2に示すように、回路基板50には、べた状の回路グランド56が形成されている。図3に示すように、本例の回路グランド56は、2層目の絶縁層54の上面にべた状に形成されている。回路グランド56は、ビア57を介して、1層目の絶縁層52の上面に帯状に形成されたグランドパターン58に電気的に接続されている。これら回路グランド56及びグランドパターン58は、図1に示したグランド線GND1を構成している。グランドパターン58の端部は、図1に示した直流電源E1の負極が接続される電源端子T2となる。この電源端子T2には、例えば、直流電源E1と接続される電源コネクタが接続される。図2に示すように、グランドパターン58は、ノイズ低減回路24のノイズフィルタ回路25を介して金属ケース51に電気的に接続されている。この金属ケース51は、グランド線GND2に接地される。このため、グランドパターン58は、ノイズフィルタ回路25を介してグランド線GND2に電気的に接続されている。換言すると、ノイズフィルタ回路25は、グランドパターン58と、そのグランドパターン58とは異なるグランド線GND2との間に介在し、それらグランドパターン58とグランド線GND2とを電気的に接続するように設けられている。
回路基板50には、図1に示した高電位側電源線VBを構成する電源パターン59が形成されている。電源パターン59は、例えば、図3に示した1層目の絶縁層52の上面に帯状に形成されている。電源パターン59は、例えば、グランドパターン58に並行して延びるように形成されている。また、電源パターン59の中間部にはコイル41が設けられ、電源パターン59とグランドパターン58との間にはコンデンサ42,43が設けられている。
図3に示すように、ノイズ低減回路24は、グランドパターン58の中間部に設けられたインダクタ部品60と、ノイズフィルタ回路25とを有している。ノイズフィルタ回路25は、インダクタ部品60の一端及び他端の両側から引き出された導体パターン70からなる一対のコイル81,82を有している。一対のコイル81,82は、負の相互インダクタンスを有する磁気結合が発生するように形成されている。ノイズフィルタ回路25は、両コイル81,82と接続されたコンデンサ90と、コンデンサ90と接続された接続パターン91とを有している。接続パターン91は、固定部材95を介して、図2に示した金属ケース51と電気的に接続されている。
インダクタ部品60は、例えば、チップインダクタである。チップインダクタとしては、例えば、積層型チップインダクタや巻線型チップインダクタを用いることができる。インダクタ部品60は、一端が回路グランド56と電気的に接続され、他端が電源端子T2と電気的に接続されている。インダクタ部品60は、例えば、2つの外部電極61,62を有している。インダクタ部品60の外部電極61は、グランドパターン58のうち回路グランド56と電気的に接続されたグランドパターン58Aと電気的に接続されている。インダクタ部品60の外部電極62は、グランドパターン58のうち端部が電源端子T2となるグランドパターン58Bと電気的に接続されている。すなわち、インダクタ部品60は、回路グランド56と、図1に示した直流電源E1の負極と接続される電源端子T2との間に介在するように設けられている。インダクタ部品60のインピーダンスは、ノイズフィルタ回路25のインピーダンスよりも高くなるように設定されている。例えば、インダクタ部品60のインダクタンスは、コイル81,82のインダクタンスよりも高くなるように設定されている。
導体パターン70は、グランドパターン58A,58Bからそれぞれ引き出されるように形成され、螺旋状に巻かれるように形成されている。導体パターン70は、1層目の絶縁層52と2層目の絶縁層54とに形成されている。
導体パターン70は、グランドパターン58Aに始端部が接続された引き出しパターン71と、引き出しパターン71の終端部に接続されたビア72と、ビア72に接続された環状パターン73と、環状パターン73の終端部と接続されたビア74とを有している。導体パターン70は、ビア74に接続された環状パターン75と、環状パターン75の終端部に接続され、グランドパターン58Bに終端部が接続された延出パターン76とを有している。これら引き出しパターン71とビア72と環状パターン73とビア74と環状パターン75と延出パターン76は、連続するように形成されており、互いに電気的に接続されている。引き出しパターン71と環状パターン73と環状パターン75と延出パターン76とは、例えば、帯状に形成されている。なお、図3では、図面の簡略化のために、ビア72,74を直線で表わしているが、実際には、ビア72,74は例えば円柱状や角柱状に形成されている。
引き出しパターン71は、1層目の絶縁層52の上面に、グランドパターン58Aから所定方向に引き出されるように形成されている。引き出しパターン71は、例えば、グランドパターン58の延在方向と交差する方向に沿って延出されており、その終端部がビア72と接続されている。
ビア72は、1層目の絶縁層52を厚み方向に貫通するように形成されている。ビア72は、環状パターン73の始端部に接続されている。ビア72は、引き出しパターン71と環状パターン73とを電気的に接続している。
環状パターン73は、2層目の絶縁層54の上面に形成されている。環状パターン73は、例えば、略矩形状に形成されている。環状パターン73は、例えば、不連続の環状構造に形成されており、始端部と終端部とが互いに離間するように形成されている。環状パターン73は、例えば、螺旋状に形成されている。本例の環状パターン73は、グランドパターン58A側の始端部から時計回り(つまり、右回り)に巻かれている。
ビア74は、1層目の絶縁層52を厚み方向に貫通するように形成されている。ビア74は、環状パターン73の終端部に接続されるとともに、環状パターン75の始端部に接続されている。ビア74は、環状パターン73と環状パターン75とを電気的に接続している。
環状パターン75は、1層目の絶縁層52の上面に形成されている。環状パターン75は、例えば、環状パターン73と同様の形状(ここでは、略矩形状)に形成されている。環状パターン75は、例えば、不連続の環状構造に形成されており、始端部と終端部とが互いに離間するように形成されている。本例の環状パターン75は、ビア74と接続された始端部から時計回り(つまり、右回り)に巻かれている。すなわち、環状パターン75は、環状パターン73と巻き方向が同じ方向になるように形成されている。環状パターン75の中間部に位置する接続点N1には、コンデンサ90が接続されている。環状パターン75は、環状パターン73と上下に対向するように形成されている。例えば、環状パターン75は、その巻き方向の略全長に亘って環状パターン73と上下に対向するように形成されている。環状パターン75と環状パターン73とは、上下に近接して設けられている。環状パターン75と環状パターン73との離間距離は、例えば、50〜200μm程度とすることができる。環状パターン75の幅寸法は、例えば、環状パターン73の幅寸法と略同じ長さに設定されている。
延出パターン76は、環状パターン75の終端部から環状パターン75の巻き方向と交差する方向に延出されている。延出パターン76は、グランドパターン58Bに向かって延出されるように形成されている。延出パターン76の終端部、つまり導体パターン70の終端部は、グランドパターン58Bに接続されている。
以上説明したように、導体パターン70は、環状パターン73,75によって螺旋状に約2回巻かれるように形成されている。これら環状パターン73,75は、上下に近接して対向するように形成され、巻き方向が互いに同じ方向になるように形成されている。これにより、環状パターン73と環状パターン75とに流れる電流の方向が同じ方向になる。
ここで、導体パターン70のうちグランドパターン58Aに接続された導体パターン70の始端部から環状パターン75の接続点N1までの部分によってコイル81が形成されている。すなわち、引き出しパターン71とビア72と環状パターン73と環状パターン75の始端部から接続点N1までの部分とによってコイル81が形成されている。また、導体パターン70のうち環状パターン75の接続点N1からグランドパターン58Bに接続された導体パターン70の終点部までの部分によってコイル82が形成されている。すなわち、環状パターン75の接続点N1から終端部までの部分と延出パターン76とによってコイル82が形成されている。これらコイル81とコイル82とが接続点N1で接続されている。そして、コイル81とコイル82とは、上下に近接して対向するように形成され、巻き方向が互いに同じ方向になるように形成されている。これにより、コイル81とコイル82とに流れる電流の方向が同じ方向になる。このため、一対のコイル81,82の間の磁気結合により、一対のコイル81,82の間に負の相互インダクタンスが発生する。
コンデンサ90は、例えば、チップコンデンサである。コンデンサ90は、一端が両コイル81,82に接続され、他端が接続パターン91に接続されている。コンデンサ90は、例えば、2つの電極を有している。コンデンサ90の一方の電極はコイル81,82の接続点N1と接続され、コンデンサ90の他方の電極は接続パターン91と接続されている。
接続パターン91は、コンデンサ90の電極と接続される引き出しパターン92と、引き出しパターン92よりも平面形状が平面方向に広がるように形成された固定部93とを有している。引き出しパターン92は、例えば、帯状に形成されている。引き出しパターン92は、寄生インダクタンスが小さくなるように、極力短くなるように設定されている。固定部93の平面形状は、例えば、円形状や多角形状に形成されている。
固定部93の中央部には、貫通孔94が形成されている。貫通孔94は、回路基板50全体(つまり、絶縁層52及び絶縁層54)を厚み方向に貫通するように形成されている。この貫通孔94には、固定部材95が挿通される。固定部材95は、回路基板50を図2に示した金属ケース51に固定するとともに、接続パターン91と金属ケース51とを電気的に接続する。すなわち、回路グランド56は、グランドパターン58Aと一対のコイル81,82とコンデンサ90と接続パターン91と固定部材95とを介して、図2に示した金属ケース51と電気的に接続されている。固定部材95は、例えば、ねじである。
なお、配線層53は、グランドパターン58(グランドパターン58A,58B)と、導体パターン70の引き出しパターン71、環状パターン75及び延出パターン76と、接続パターン91とを含む。また、配線層55は、回路グランド56と導体パターン70の環状パターン73とを含む。
図4は、以上説明したノイズ低減回路24を表わす等価回路である。図4に示す等価回路では、インダクタ部品60の一端が回路グランド56及びグランドパターン58Aによって構成されるグランド線GND1に接続され、インダクタ部品60の他端がグランドパターン58Bによって構成される電源端子T2に接続されている。ここで、インダクタ部品60は、等価並列抵抗としての抵抗60Rと、等価並列容量としてのキャパシタ60Cとを有している。このため、インダクタ部品60は、抵抗60R及びキャパシタ60Cがインダクタ60Lに並列に接続された回路構成と等価である。
また、インダクタンスL1を有するコイル81の第1端子がグランド線GND1に接続され、インダクタンスL2を有するコイル82の第1端子が電源端子T2に接続されている。コイル81の第2端子とコイル82の第2端子とは接続点N1に接続されている。接続点N1には、コンデンサ90が接続されている。ここで、コンデンサ90は、等価直列抵抗としての抵抗90Rと、等価直列インダクタンスとしてのインダクタ90Lとを有している。このため、コンデンサ90は、抵抗90R及びインダクタ90Lがキャパシタ90Cに直列に接続された回路構成と等価である。そして、コンデンサ90は、図3に示した接続パターン91及び固定部材95の寄生インダクタンスを有するインダクタ91Lを介してグランド線GND2に接続されている。
図4に示す等価回路において、インダクタ部品60のインピーダンスは、ノイズフィルタ回路25のインピーダンスよりも高く設定されている。このため、ノイズフィルタ回路25のインピーダンスは、インダクタ部品60よりもローインピーダンスになる。これにより、グランド線GND1に流れる交流電流、つまりスイッチングノイズ等のノイズをノイズフィルタ回路25に流すことができる。なお、グランド線GND1に流れる直流電流は、インダクタ部品60を通じて電源端子T2に流れる。
また、図4に示す等価回路では、グランド線GND1からコイル81に交流電流i1が流れ込み、コイル82から電源端子T2に交流電流i2が流れ出す。このとき、上下に対向するコイル81,82が同じ方向に巻かれている。このため、コイル81,82間に負の相互インダクタンス−Mが形成される。そして、この負の相互インダクタンス−Mによって、インダクタ90L,91Lが有するインダクタンス成分を打ち消すことができる。これにより、コンデンサ90、接続パターン91及び固定部材95の寄生インダクタンス成分を見かけ上小さくすることができる。この結果、ノイズ低減回路24は、高周波帯のノイズ低減効果を向上させることができ、高周波数のノイズを好適に低減することができる。
ここで、比較例のノイズ低減回路として、図3に示したノイズ低減回路24からインダクタ部品60を省略したノイズ低減回路について説明する。すなわち、比較例のノイズ低減回路は、図3に示したノイズフィルタ回路25のみを有している。この比較例のノイズ低減回路では、グランド線GND1がべた状の回路グランド56及びグランドパターン58によって構成されており、グランドパターン58が電源端子T2に直接接続される。このとき、べた状に形成された回路グランド56等が寄生インダクタンスを有する。この回路グランド56等の寄生インダクタンスによって、ブラシレスモータ制御装置20の主電流である直流電流が流れる経路(つまり、回路グランド56と電源端子T2とを接続する経路)のインピーダンスが、ノイズフィルタ回路25のインピーダンスよりも低くなる。すなわち、ノイズフィルタ回路25に設けたコイル81,82のインダクタンスL1,L2が回路グランド56等の寄生インダクタンスよりも大きくなるため、直流電流が流れる経路のインピーダンスがノイズフィルタ回路25よりもローインピーダンスになる。これにより、比較例のノイズ低減回路では、グランド線GND1に流れる交流電流(つまり、スイッチングノイズ等のノイズ)の大部分が、ローインピーダンスとなる経路に流れてしまう。このため、グランド線GND1に流れる交流電流(つまり、ノイズ)がノイズフィルタ回路25にほとんど流れない。したがって、比較例のノイズ低減回路では、高周波帯のノイズ低減効果を向上させることのできるノイズフィルタ回路25を設けたとしても、そのノイズフィルタ回路25によってノイズを低減することが困難である。
これに対し、本実施形態のノイズ低減回路24では、ブラシレスモータ制御装置20の主電流である直流電流が流れる経路にハイインピーダンスとなるインダクタ部品60を設けた。これにより、スイッチングノイズ等のノイズ成分である交流電流をノイズフィルタ回路25に好適に流すことができる。したがって、ノイズフィルタ回路25におけるノイズ低減効果を正常に発揮させることができる。この結果、ノイズ低減回路24は、高周波数のノイズを好適に低減することができる。
ノイズフィルタ回路25では、負の相互インダクタンス−Mの絶対値が、インダクタ90Lのインダクタンスとインダクタ91Lのインダクタンスとを合わせた合計値の絶対値と等しくなるように、負の相互インダクタンス−Mの大きさが設定されている。すなわち、相互インダクタンス−Mの絶対値は、コンデンサ90の寄生インダクタンスと接続パターン91の寄生インダクタンスとを合わせた合計値の絶対値と等しくなるように設定されている。ここで、負の相互インダクタンス−Mの絶対値は、コイル81,82が有するインダクタンスL1,L2が大きいほど、結合係数が大きいほど大きくなる。このため、負の相互インダクタンス−Mの絶対値は、例えば、磁気結合するコイル81,82の面積が大きいほど大きくなる。
図5は、ノイズフィルタ回路25のインピーダンスの周波数特性を示している。図5では、ノイズフィルタ回路25のインピーダンスの周波数特性を実線で示し、従来のブラシレスモータ制御装置に設けられたノイズフィルタ回路のインピーダンスの周波数特性を破線で示している。
まず、従来のブラシレスモータ制御装置及びノイズフィルタ回路について説明する。従来のブラシレスモータ制御装置は、図3に示したノイズ低減回路24からインダクタ部品60が省略されている。さらに、従来のノイズフィルタ回路は、図3に示したノイズフィルタ回路25から一対のコイル81,82を省略し、グランドパターン58と接続パターン91との間にコンデンサ90のみを介在させるようにした回路である。このような従来のノイズフィルタ回路では、コンデンサ90の等価直列インダクタンスに起因して、自己共振周波数が下がり高周波帯のノイズ低減効果が低下する(破線波形参照)。
これに対し、本実施形態のノイズ低減回路24では、まず、ブラシレスモータ制御装置20の主電流である直流電流が流れる経路、具体的には回路グランド56と電源端子T2との間にハイインピーダンスとなるインダクタ部品60を設けた。これにより、ノイズフィルタ回路25に、スイッチングノイズ等のノイズ成分である交流電流を好適に流すことができる。そして、ノイズフィルタ回路25では、コイル81,82の間の磁気結合による負の相互インダクタンス−Mによって、コンデンサ90及び接続パターン91等の寄生インダクタンスを打ち消すことができる。これにより、ノイズフィルタ回路25では、従来のノイズフィルタ回路に比べて、自己共振周波数が上がり、高周波帯(ここでは、2.5〜200MHz)のノイズ低減効果を向上させることができる(実線波形参照)。すなわち、ノイズフィルタ回路25は、グランドパターン58Aとコンデンサ90との間に一対のコイル81,82を設けることで、高周波帯のノイズ低減効果を向上させることができる。
なお、ノイズ低減回路24では、インダクタ部品60のインダクタンス及び寄生容量やコイル81,82のインダクタンスL1,L2を調整することによって、ノイズ低減効果を向上させることのできる周波数帯を調整することができる。
次に、本実施形態の作用効果を記載する。
(1)回路グランド56と接続パターン91との間に、コンデンサ90を含むノイズフィルタ回路25を設けた。また、回路グランド56と直流電源E1の負極が接続される電源端子T2との間に、ノイズフィルタ回路25よりもインピーダンスの高いインダクタ部品60を設けた。これにより、ノイズフィルタ回路25がインダクタ部品60よりもローインピーダンスになるため、回路グランド56に流れる交流電流(つまり、ノイズ)をノイズフィルタ回路25に流すことができる。このため、ノイズフィルタ回路25によってノイズを低減することができる。
(2)例えば、回路グランド56がべた状に形成される場合に、そのべた状の回路グランド56の寄生インダクタンスに起因して、回路グランド56がノイズフィルタ回路25よりもローインピーダンスになりやすい。また、ノイズフィルタ回路25がコイルを有する場合には、回路グランド56がノイズフィルタ回路25よりもローインピーダンスになりやすい。これに対し、本実施形態では、回路グランド56に接続されたグランドパターン58Aと電源端子T2を有するグランドパターン58Bとの間に、ノイズフィルタ回路25よりもインピーダンスの高いインダクタ部品60を設けた。これにより、べた状の回路グランド56が形成され、ノイズフィルタ回路25がコイル81,82を有する場合であっても、ノイズフィルタ回路25をインダクタ部品60よりもローインピーダンスとなるように確実に設定できる。このため、回路グランド56に流れる交流電流をノイズフィルタ回路25に好適に流すことができる。
(3)ノイズフィルタ回路25では、インダクタ部品60の一端に接続されたグランドパターン58A(回路グランド56)と、インダクタ部品60の他端に接続されたグランドパターン58Bとから引き出された導体パターン70からなるコイル81,82が設けられている。また、一対のコイル81,82は、負の相互インダクタンス−Mを有する磁気結合が発生するように形成されている。これらコイル81,82の磁気結合による負の相互インダクタンスによって、コンデンサ90及び接続パターン91の寄生インダクタンスを打ち消すことができる。この結果、回路グランド56と接続パターン91との間にコンデンサのみを介在させる場合に比べて、コンデンサ90と一対のコイル81,82とを含むノイズフィルタ回路25における高周波帯のノイズ低減効果を向上させることができるため、高周波数のノイズを好適に低減することができる。具体的には、ノイズフィルタ回路25は、スイッチング素子31〜36のスイッチング動作に伴って発生する高周波スイッチングノイズを低減することができる。
(4)一対のコイル81,82を上下に対向するように形成した。このため、両コイル81,82を同一平面上に形成する場合に比べて、両コイル81,82を形成するための平面方向の面積を小さくすることができる。
(5)一対のコイル81,82の間の磁気結合による負の相互インダクタンス−Mの絶対値が、コンデンサ90の寄生インダクタンスと接続パターン91の寄生インダクタンスとを合わせた合計値の絶対値と等しくなるように設定されている。この構成によれば、負の相互インダクタンス−Mによって、コンデンサ90及び接続パターン91の寄生インダクタンスを打ち消してゼロに近づけることができる。この結果、ノイズフィルタ回路25における高周波帯のノイズ低減効果をより向上させることができるため、高周波数のノイズをより低減することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態における導体パターン70及びコイル81,82の形状は特に限定されない。一対のコイル81,82は、例えば、負の相互インダクタンスを有する磁気結合が発生するように形成されていれば、その形状は特に限定されない。例えば、一対のコイルの双方を同一平面上に形成し、一対のコイルを平面方向に対向させるように形成してもよい。また、環状パターン73,75の平面形状をC字状に形成してもよい。
・上記実施形態では、ノイズフィルタ回路25を、互いに磁気結合される一対のコイル81,82を含む構成に具体化したが、これに限定されない。
例えば図6に示すように、互いに磁気結合される一対のコイル81,82を、磁気結合されない一対のコイル83,84に変更してもよい。この場合のノイズフィルタ回路25Aは、一対のコイル83,84と、コンデンサ90と、接続パターン91とによって構成される。本例のノイズ低減回路24では、インダクタ部品60のインピーダンスがノイズフィルタ回路25Aのインピーダンスよりも高くなるように設定されている。
図7は、ノイズフィルタ回路25Aのインピーダンスの周波数特性を示している。図7では、ノイズフィルタ回路25Aのインピーダンスの周波数特性を実線で示し、図5で説明した従来のノイズフィルタ回路のインピーダンスの周波数特性を破線で示している。
図7に示すように、ノイズフィルタ回路25Aでは、局所的ではあるものの、高周波帯(ここでは、50〜200MHz)におけるノイズ低減効果を従来のノイズフィルタ回路よりも向上させることができる。なお、ノイズ低減回路24では、インダクタ部品60のインダクタンス及び寄生容量や、コイル83,84のインダクタンスを調整することによって、ノイズ低減効果を向上させることのできる周波数帯を調整することができる。
・上記実施形態のノイズフィルタ回路25における一対のコイル81,82を省略してもよい。
・上記実施形態では、回路基板50として複数の絶縁層52,54と複数の配線層53,55とが交互に積層されてなる多層配線構造を採用したが、その多層配線構造の層数は特に限定されない。
・上記実施形態では、多層配線構造を有する回路基板50において、コイル81,82を互いに異なる絶縁層54,52にそれぞれ形成するようにしたが、これに限定されない。例えば、1層の絶縁層の上下両面にコイル81,82を形成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、固定部材95を介して接続パターン91を金属ケース51と電気的に接続するようにしたが、これに限定されない。例えば、接続パターン91を金属ケース51に直接接触することにより、接続パターン91と金属ケース51とを電気的に接続するようにしてもよい。
・上記実施形態では、車両用空調装置の送風用モータとして用いられるブラシレスモータ10に適用したが、この用途以外のブラシレスモータに適用してもよい。
10…ブラシレスモータ、20…ブラシレスモータ制御装置、24…ノイズ低減回路、25,25A…ノイズフィルタ回路、50…回路基板、51…金属ケース、56…回路グランド、58…グランドパターン、58A…グランドパターン(回路グランド)、58B…グランドパターン、60…インダクタ部品、70…導体パターン、81,82…コイル、83,84…コイル、90…コンデンサ、91…接続パターン、E1…直流電源、T2…電源端子。

Claims (4)

  1. 回路基板を有するブラシレスモータ制御装置であって、
    前記回路基板は、
    べた状に形成された回路グランドと、
    前記回路基板が搭載される金属ケースと電気的に接続される接続パターンと、
    前記回路グランドと前記接続パターンとの間に介在するコンデンサを含むノイズフィルタ回路と、
    直流電源の負極が接続される電源端子と、
    前記回路グランドに一端が電気的に接続され、前記電源端子に他端が電気的に接続され、前記ノイズフィルタ回路よりもインピーダンスが高いインダクタ部品と、
    を有するブラシレスモータ制御装置。
  2. 前記ノイズフィルタ回路は、
    前記インダクタ部品の一端及び他端の両側から引き出された導体パターンからなる一対のコイルと、
    前記一対のコイルに一端が接続され、前記接続パターンに他端が接続された前記コンデンサと、を有し、
    前記一対のコイルは、負の相互インダクタンスを有する磁気結合が発生するように形成されている請求項1に記載のブラシレスモータ制御装置。
  3. 前記一対のコイルは、上下に対向するように形成され、巻き方向が互いに同じ方向になるように形成されている請求項2に記載のブラシレスモータ制御装置。
  4. 前記負の相互インダクタンスの絶対値が、前記コンデンサの寄生インダクタンスと前記接続パターンの寄生インダクタンスとを合わせた合計値の絶対値と等しくなるように設定されている請求項2又は3に記載のブラシレスモータ制御装置。
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