JP2015167428A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広い周波数帯域のノイズ電流を除去でき、かつ部品点数を低減できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】半導体モジュール2と、冷却器3と、正極バスバー7p及び負極バスバー7nと、入力コンデンサ4とを備える。半導体モジュール2は、スイッチング素子21に接続した金属製の放熱板24を有する。放熱板24と冷却器3との間に、これらを絶縁する絶縁層11が介在している。放熱板24と絶縁層11と冷却器3とによって、スイッチング素子21に近接した近接バイパスコンデンサ5が形成されている。スイッチング素子21までの電流経路の長さが近接バイパスコンデンサ5よりも長い遠方バイパスコンデンサ6を備える。入力コンデンサ4と遠方バイパスコンデンサ6とを一体化してコンデンサモジュール8を構成してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する冷却器とを備える電力変換装置に関する。
例えば、直流電力と交流電力との間で電力変換を行う電力変換装置として、IGBT素子等のスイッチング素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールに接続した一対の直流バスバー(正極バスバーおよび負極バスバー)と、該一対の直流バスバー間の電圧を平滑化等する入力コンデンサとを備えるものが知られている(下記特許文献1参照)。この電力変換装置では、上記一対の直流バスバーを介して、直流電源の直流電力を上記半導体モジュールに供給している。そして、上記スイッチング素子をオンオフ動作させることにより、上記直流電力を交流電力に変換し、得られた交流電力を用いて、交流負荷を駆動するよう構成されている。
スイッチング素子をオンオフ動作させると、ノイズ電流が発生する。このノイズ電流は、充分に除去しないと、直流バスバーを通って、上記直流電源等の外部機器へ伝わってしまうことがある。そのため、ノイズ電流を充分に除去する工夫が検討されている。
例えば、電力変換装置内にバイパスコンデンサを設け、このバイパスコンデンサを介して、直流バスバーとグランドとを接続する。このようにすると、スイッチング素子から発生したノイズ電流が直流バスバーを流れ、バイパスコンデンサを通ってグランドに流れる。そのため、ノイズ電流が外部機器へ伝わる不具合を抑制することが可能となる。
特開2009−240037号公報
しかしながら、上記バイパスコンデンサを設けても、除去できるノイズ電流の周波数帯域が狭いという問題がある。すなわち、ノイズ電流の発生源となるスイッチング素子と、バイパスコンデンサとを繋ぐ直流バスバー等には、比較的大きなインダクタンスLが寄生している。バイパスコンデンサの静電容量をCとし、ノイズ電流の周波数をfとした場合、スイッチング素子からグランドまでのインピーダンスZは、下記式によって表される。
Z=2πfL+1/(2πfC)
この式から分かるように、インダクタンスLが大きいときは、ノイズ電流の周波数fが低い場合であれば、2πfLの項を小さくすることができる。また、周波数fが低くても、バイパスコンデンサの静電容量Cを充分に大きくしておけば、1/(2πfC)の項も小さくすることができる。そのため、周波数fが低いノイズ電流に対しては、全体のインピーダンスZを小さくすることができ、このノイズ電流を、バイパスコンデンサを介してグランドへ流すことができる。
しかし、ノイズ電流の周波数fが高くなると、2πfLの項が大きくなるため、全体のインピーダンスZが大きくなる。そのため、周波数fが高いノイズ電流はグランドへ流れにくくなる。したがって、周波数fが低いノイズ電流だけでなく、高いノイズ電流も除去できる電力変換装置、すなわち、より広い周波数帯域のノイズ電流を除去できる電力変換装置が望まれている。
また、電力変換装置は、上記半導体モジュール、直流バスバー、入力コンデンサ、バイパスコンデンサ等の、多くの部品によって構成されている。そのため、部品点数が多く、電力変換装置の製造コストが高いという問題がある。したがって、部品点数を低減でき、製造コストを低減できる電力変換装置が望まれている。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、広い周波数帯域のノイズ電流を除去でき、かつ部品点数を低減できる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、スイッチング素子を内蔵した半導体モジュールと、
該半導体モジュールを冷却する冷却器と、
上記半導体モジュールに電気接続し、直流電源と上記スイッチング素子との間の電流経路になる正極バスバー及び負極バスバーと、
上記正極バスバーと上記負極バスバーとの間に電気接続された、少なくとも1個の入力コンデンサとを備え、
上記冷却器は金属製であり、グランドに電気接続されており、
上記半導体モジュールは、上記スイッチング素子に電気接続した金属製の放熱板を有し、該放熱板と上記冷却器との間に、これらを絶縁する絶縁層が介在し、上記放熱板と上記絶縁層と上記冷却器とによって、上記スイッチング素子に近接した近接バイパスコンデンサが形成されており、
該近接バイパスコンデンサよりも静電容量が大きく、上記正極バスバーと上記負極バスバーとの少なくとも一方とグランドとを電気接続し、上記スイッチング素子までの電流経路の長さが上記近接バイパスコンデンサよりも長い遠方バイパスコンデンサを設けてあり、
上記入力コンデンサと上記遠方バイパスコンデンサとを一体化してコンデンサモジュールを構成してあることを特徴とする電力変換装置にある。
上記電力変換装置においては、上記近接バイパスコンデンサと上記遠方バイパスコンデンサとの、2種類のバイパスコンデンサを設けてある。
このようにすると、除去できるノイズ電流の周波数帯域を広げることが可能になる。すなわち、近接バイパスコンデンサは、半導体モジュール内の放熱板と、上記冷却器と、これらの間に介在する絶縁層とによって形成されている。そのため、近接バイパスコンデンサは、ノイズ電流の発生源であるスイッチング素子の直近に存在している。したがって、スイッチング素子から近接バイパスコンデンサまでの間に寄生するインダクタンスLは、無視できるほど小さい。ここで、近接バイパスコンデンサの静電容量をCとすると、スイッチング素子からグランドまでの間のインピーダンスZは、以下の式によって近似的に表すことができる。
=1/(2πfC
インダクタンスLは無視できるほど小さいため、ノイズ電流の周波数fが高くても、インダクタンスLによる項(2πfL)は大きくならず、インピーダンスZは小さな値となる。そのため、近接バイパスコンデンサを介して、周波数fの高いノイズ電流を、グランドに流すことができる。
一方、遠方バイパスコンデンサは、スイッチング素子までの電流経路の長さが近接バイパスコンデンサよりも長いため、この電流経路に、比較的大きなインダクタンスLが寄生している。したがって、遠方バイパスコンデンサの静電容量をCとした場合、スイッチング素子からグランドまでの間のインピーダンスZは、以下の式によって表される。
=2πfL+1/(2πfC
遠方バイパスコンデンサは、近接バイパスコンデンサと異なり、専用の電子部品を用いて形成できるため、その静電容量Cを大きくすることができる。そのため、ノイズ電流の周波数fが低くても、1/(2πfC)の項を小さくすることができる。また、周波数fが低いノイズ電流に対しては、2πfLの項も小さくなるため、全体のインピーダンスZを小さくすることができる。そのため、遠方バイパスコンデンサを介して、周波数fが低いノイズ電流を、グランドに流すことができる。
以上説明したように、周波数fが高いノイズ電流は近接バイパスコンデンサによって除去でき、周波数fが低いノイズ電流は遠方バイパスコンデンサによって除去することができる。そのため、広い周波数帯域のノイズ電流を除去することが可能となる。
また、上記電力変換装置では、遠方バイパスコンデンサと上記入力コンデンサとを一体化してコンデンサモジュールを構成してある。そのため、遠方バイパスコンデンサと入力コンデンサとを別部材にした場合と比べて、電力変換装置を構成する部品の数を少なくすることができる。したがって、電力変換装置の製造コストを低減することが可能になる。
以上のごとく、本発明によれば、広い周波数帯域のノイズ電流を除去でき、かつ部品点数を低減できる電力変換装置を提供することができる。
実施例1における、電力変換装置の回路図。 実施例1における、電力変換装置の断面図であって、図3のII-II断面図。 図2のIII-III断面図。 図2のIV-IV断面図。 図2のV-V断面図。 実施例1における、コンデンサモジュール内部の分解斜視図。 実施例1における、コンデンサモジュールの斜視図。 図3のVIII-VIII断面図。 実施例1における、半導体モジュールの斜視図。 実施例1における、遠方バイパスコンデンサを昇圧用正極バスバーに接続した電力変換装置の回路図。 実施例2における、電力変換装置の回路図。 実施例2における、コンデンサモジュール内部の分解斜視図。 実施例3における、電力変換装置の回路図。 実施例4における、電力変換装置の回路図。 実施例5における、電力変換装置の回路図。
上記電力変換装置は、例えば電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載される、車両用電力変換装置とすることができる。
(実施例1)
上記電力変換装置に係る実施例について、図1〜図10を用いて説明する。図1、図2に示すごとく、本例の電力変換装置1は、半導体モジュール2と、冷却器3と、正極バスバー7p及び負極バスバー7nと、入力コンデンサ4とを備える。半導体モジュール2は、スイッチング素子21を内蔵している。冷却器3は、半導体モジュール2を冷却するために設けられている。正極バスバー7p及び負極バスバー7nは、半導体モジュール2のパワー端子23に電気接続している。正極バスバー7pと負極バスバー7nとは、直流電源10とスイッチング素子21との間の電流経路をなしている。入力コンデンサ4は、正極バスバー7pと負極バスバー7nとの間に電気接続されている。
冷却器3は金属製であり、グランドに電気接続されている。図4に示すごとく、半導体モジュール2は、スイッチング素子21に電気接続した金属製の放熱板24(図9参照)を有する。放熱板24と冷却器3との間に、これらを絶縁する絶縁層11が介在している。放熱板24と絶縁層11と冷却器3とによって、スイッチング素子21に近接した近接バイパスコンデンサ5が形成されている。
また、図1、図4に示すごとく、本例の電力変換装置1は、スイッチング素子21までの電流経路の長さが近接バイパスコンデンサ5よりも長い遠方バイパスコンデンサ6を備える。遠方バイパスコンデンサ6は、近接バイパスコンデンサ5よりも静電容量が大きい。図1に示すごとく、遠方バイパスコンデンサ6は、負極バスバー7nとグランドとを電気接続している。
図4〜図6に示すごとく、本例では、入力コンデンサ4と遠方バイパスコンデンサ6とを一体化してコンデンサモジュール8を構成してある。
本例の電力変換装置1は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載される、車載用電力変換装置である。
図1に示すごとく、本例では、複数の半導体モジュール2によって、インバータ回路14を構成してある。インバータ回路14を構成するスッチング素子21をオンオフ動作させることにより、直流電源10の直流電力を交流電力に変換し、得られた交流電力を使って、交流負荷15(三相交流モータ)を駆動している。
入力コンデンサ4は、2枚の直流バスバー7(正極バスバー7p、負極バスバー7n)間の直流電圧を平滑化している。入力コンデンサ4の一方の電極49pは正極バスバー7pに電気接続し、他方の電極49nは負極バスバー7nに電気接続している。また、遠方バイパスコンデンサ6の一方の電極48gはグランドに電気接続し、他方の電極48nは負極バスバー7nに電気接続している。
スイッチング素子21がオンオフ動作すると、ノイズ電流が発生する。周波数fが高いノイズ電流iは、近接バイパスコンデンサ5を介してグランドに流れ、周波数fが低いノイズ電流iは、遠方バイパスコンデンサ6を介してグランドに流れる。
スッチング素子21には、上アームを構成する上アームスイッチング素子21pと、下アームを構成する下アームスイッチング素子21nとがある。上アームスイッチング素子21pから発生した低周波数のノイズ電流iは、正極バスバー7p、入力コンデンサ4を通り、さらに遠方バイパスコンデンサ6を通って、グランドに流れる。また、下アームスイッチング素子21nから発生した低周波数のノイズ電流iは、負極バスバー7n、遠方バイパスコンデンサ6を通って、グランドに流れる。
図2、図3に示すごとく、コンデンサモジュール8は、コンデンサケース80と、該コンデンサケース80に収容された複数のコンデンサ素子81と、該コンデンサ素子81を封止する封止部材86と、コンデンサ素子81の電極49p,49nに接続した電極板84,85とを備える。コンデンサ素子81は、フィルムコンデンサである。コンデンサケース80は固定部801を備える。この固定部801にボルトを挿入することにより、コンデンサケース80を、電力変換装置1のケース12に固定してある。
図6に示すごとく、入力コンデンサ4を構成するコンデンサ素子81の一方の電極49pには、正電極板84が接続している。また、遠方バイパスコンデンサ6を構成するコンデンサ素子81の一方の電極48gには、グランド電極板87が接続している。全てのコンデンサ素子81の他方の電極49n,48nには、負電極板85が接続している。
図6、図7に示すごとく、電極板84,85,87の一部は封止部材86から突出して、正端子840、負端子850、グランド接続端子870となっている。図2に示すごとく、正端子840は正極バスバー7pに接続し、負端子850は負極バスバー7nに接続している。また、図5に示すごとく、グランド接続端子870は、ケース12のケース突部122に締結されている。ケース12は金属製であり、グランドに接続している。
図2に示すごとく、半導体モジュール2は、スイッチング素子21(図4参照)を封止した本体部20と、該本体部20から突出した制御端子22およびパワー端子23を備える。制御端子22には制御回路基板16が接続している。この制御回路基板16によって、スイッチング素子21のスイッチング動作を制御している。また、パワー端子23には、正極バスバー7pに接続した正極パワー端子23pと、負極バスバー7nに接続した負極パワー端子23nと、交流負荷15(図1参照)に電気接続される交流端子23cとがある。
図3に示すごとく、本例では、複数の半導体モジュール2と冷却器3とを積層して積層体17を形成してある。半導体モジュール2と冷却器3との間には、セラミックからなる絶縁層11が介在している。
図4に示すごとく、半導体モジュール2は、スイッチング素子21(IGBT素子)と、このスイッチング素子21に逆並列接続したフリーホイールダイオード25とを内蔵している。これらスイッチング素子21とフリーホイールダイオード25とは、2枚の放熱板24に挟まれている。スイッチング素子21とフリーホイールダイオード25とは、放熱板24に電気的に接続している。放熱板24は、本体部20(図9参照)の表面から露出している。
上述したように、本例では、放熱板24と絶縁層11と冷却器3とによって、スイッチング素子21に近接した近接バイパスコンデンサ5を構成してある。
図3に示すごとく、積層体17の積層方向(X方向)に隣り合う2つの冷却器3は、Y方向(冷却器3の長手方向)における両端にて、連結管30によって連結されている。また、複数の冷却器3のうち、X方向における一方の端部に位置する端部冷却器3aには、冷媒19を導入する導入管31と、冷媒19を導出する導出管32とが接続している。導入管31から冷媒19を導入すると、冷媒19が連結管30を通って全ての冷却器3内を流れ、導出管32から導出する。これにより、個々の半導体モジュール2を冷却している。
端部冷却器3aは、ケース12の壁部121に接触している。そのため、端部冷却器3aとケース12とは電気的に接続している。また、複数の冷却器3は、連結管30によって互いに電気接続されている。これにより、個々の冷却器3をケース12に電気接続し、このケース12を介して冷却器3をグランドに接続するよう構成してある。
また、積層体17に対してX方向に隣り合う位置に、加圧部材18が設けられている。この加圧部材18を用いて、積層体17を壁部121へ向けて加圧している。これにより、積層体17をケース12内に固定すると共に、半導体モジュール2と冷却器3との接触圧を確保している。
図5に示すごとく、正極バスバー7pは、板状のバスバー本体部70と、該本体部70に形成された複数の切欠部79と、該切欠部79とはY方向における反対側に形成されたコンデンサ接続部78とを備える。切欠部79内に、半導体モジュール2の正極パワー端子23pを挿入し、溶接してある。コンデンサ接続部78は、コンデンサモジュール8の正端子840に締結されている。また、負極バスバー7n(図2参照)も、同様の構造になっている。
ケース12の壁部121には、ケース突部122が突出形成されている。このケース突部122に、遠方バイパスコンデンサ6のグランド接続端子870を締結してある。これにより、遠方バイパスコンデンサ6を、ケース12を介してグランドに電気接続すると共に、コンデンサモジュール8をケース12に固定してある。
本例の作用効果について説明する。図1に示すごとく、本例の電力変換装置1は、近接バイパスコンデンサ5と遠方バイパスコンデンサ6との、2種類のバイパスコンデンサを備える。
このようにすると、除去できるノイズ電流の周波数帯域を広げることが可能になる。すなわち、図4に示すごとく、近接バイパスコンデンサ5は、半導体モジュール2内の放熱板24と、冷却器3と、これらの間に介在する絶縁層11とによって形成されている。そのため、近接バイパスコンデンサ5は、ノイズ電流の発生源であるスイッチング素子21の直近に存在している。したがって、スイッチング素子21から近接バイパスコンデンサ5までの間に寄生するインダクタンスは、無視できるほど小さい。ここで、近接バイパスコンデンサ5の静電容量(図1参照)をCとすると、スイッチング素子21からグランドまでの間のインピーダンスZは、以下の式によって近似的に表すことができる。
=1/(2πfC
インダクタンスは無視できるほど小さいため、ノイズ電流の周波数fが高くても、インダクタンスLによる項(2πfL)は大きくならず、インピーダンスZは小さな値となる。そのため、近接バイパスコンデンサ5を介して、周波数fの高いノイズ電流iを、グランドに流すことができる。
一方、図1に示すごとく、遠方バイパスコンデンサ6は、スイッチング素子21までの電流経路の長さが近接バイパスコンデンサ5よりも長いため、この電流経路に、比較的大きなインダクタンスLが寄生している。したがって、遠方バイパスコンデンサ6の静電容量をCとした場合、スイッチング素子21からグランドまでの間のインピーダンスZは、以下の式によって表される。
=2πfL+1/(2πfC
遠方バイパスコンデンサ6は、近接バイパスコンデンサ5と異なり、専用の電子部品を用いて形成できるため、その静電容量Cを大きくすることができる。そのため、ノイズ電流の周波数fが低くても、1/(2πfC)の項を小さくすることができる。また、周波数fが低いノイズ電流iに対しては、2πfLの項も小さくなるため、全体のインピーダンスZを小さくすることができる。そのため、遠方バイパスコンデンサ6を介して、周波数fが低いノイズ電流iを、グランドに流すことができる。
以上説明したように、周波数fが高いノイズ電流iは近接バイパスコンデンサ5によって除去でき、周波数fが低いノイズ電流iは遠方バイパスコンデンサ6によって除去することができる。そのため、広い周波数帯域のノイズ電流を除去することが可能となる。
また、図3、図6に示すごとく、本例では、遠方バイパスコンデンサ6と入力コンデンサ4とを一体化してコンデンサモジュール8を構成してある。そのため、遠方バイパスコンデンサ6と入力コンデンサ4とを別部材にした場合と比べて、電力変換装置1を構成する部品の数を少なくすることができる。したがって、電力変換装置1の製造コストを低減することが可能になる。
また、図1に示すごとく、本例では、2つの直流バスバー7(7p,7n)のうち、一方の直流バスバー7(負極バスバー7n)にのみ遠方バイパスコンデンサ6を接続してある。そのため、2つの直流バスバー7p,7nにそれぞれ遠方バイパスコンデンサ6を接続した場合と比べて、遠方バイパスコンデンサ6の数を少なくすることができる。したがって、部品点数をより低減でき、電力変換装置1の製造コストを低減することが可能になる。
また、図5に示すごとく、本例では、遠方バイパスコンデンサ6のグランド接続端子870を、ケース12のケース突部122に締結してある。そのため、遠方バイパスコンデンサ6をグランドに電気接続できると共に、コンデンサモジュール8をケース12に固定することができる。
以上のごとく、本発明によれば、広い周波数帯域のノイズ電流を除去でき、かつ部品点数を低減できる電力変換装置を提供することができる。
なお、本例では、図1に示すごとく、遠方バイパスコンデンサ6を負極バスバー7nに接続したが、本発明はこれに限るものではない。例えば図10に示すごとく、遠方バイパスコンデンサ6を正極バスバー7pに接続してもよい。また、図示しないが、正極バスバー7pと負極バスバー7nとにそれぞれ遠方バイパスコンデンサ6を接続してもよい。
(実施例2)
以下の実施例においては、図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例は、電力変換装置1の回路構成を変更した例である。図11に示すごとく、本例の電力変換装置1は、昇圧回路13と、インバータ回路14とを備える。昇圧回路13は、直流電源10の直流電圧を昇圧する回路である。インバータ回路14は、昇圧回路13によって昇圧した直流電圧を交流電圧に変換する回路である。
昇圧回路13は、リアクトル130と、2個のスイッチング素子21と、各スイッチング素子21に逆並列接続したフリーホイールダイオード25とによって構成されている。本例の電力変換装置1は、正極バスバー7pとして、昇圧用正極バスバー71pと、インバータ用正極バスバー72pとを備える。昇圧用正極バスバー71pは、直流電源10の正電極101とリアクトル130との間の電流経路となるバスバーである。また、インバータ用正極バスバー72pは、インバータ回路14を構成する複数の半導体モジュール2を互いに接続するバスバーである。負極バスバー7nは、全ての半導体モジュール2に接続している。
また、本例の電力変換装置1は、昇圧用入力コンデンサ4aと、インバータ用入力コンデンサ4bとの、2個の入力コンデンサ4を備える。昇圧用入力コンデンサ4aは、昇圧用正極バスバー71pと負極バスバー7nとを接続する入力コンデンサ4である。昇圧用入力コンデンサ4aは、直流電源10から供給される直流電流に混入したノイズ電流を除去するために設けられている。インバータ用入力コンデンサ4bは、インバータ用正極バスバー72pと負極バスバー7nとを接続する入力コンデンサ4である。インバータ用入力コンデンサ4bは、昇圧した電圧を平滑化するために設けられている。本例では、これら昇圧用入力コンデンサ4aと、インバータ用入力コンデンサ4bと、遠方バイパスコンデンサ6とを一部品化して、1つのコンデンサモジュール8を構成している。
コンデンサモジュール8の内部の構造について説明する。図12に示すごとく、コンデンサモジュール8は複数のコンデンサ素子81を備える。これら複数のコンデンサ素子81は、実施例1と同様に、コンデンサケース80(図示しない)に収容され、封止部材86によって封止されている。この複数のコンデンサ素子81を用いて、遠方バイパスコンデンサ6と、昇圧用入力コンデンサ4aと、インバータ用入力コンデンサ4bとを形成してある。
遠方バイパスコンデンサ6の一方の電極48gにはグランド電極板87が接続しており、昇圧用入力コンデンサ4aの一方の電極47pには昇圧用正電極板88が接続している。また、インバータ用入力コンデンサ4bの一方の電極49pには、インバータ用正電極板84が接続している。全てのコンデンサ素子81の他方の電極には、負電極板85が接続している。電極板84,85,87,88の一部はY方向に突出しており、インバータ用正端子840、負端子850、昇圧用正端子880、グランド接続端子870となっている。
インバータ用正端子840は、インバータ用正バスバー72p(図11参照)に接続し、負端子850は、負極バスバー7nに接続する。また、昇圧用正端子880は、昇圧用正極バスバー71pに接続し、グランド接続端子870はケース12(グランド)に接続する。
本例の作用効果について説明する。図11に示すごとく、本例では、昇圧用入力コンデンサ4aと、インバータ用入力コンデンサ4bと、遠方バイパスコンデンサ6とを一部品化して、1つのコンデンサモジュール8を構成している。これらのコンデンサ4a,4b,6を別部品にすると、合計でコンデンサの数が3個になってしまうが、本例では1個にすることができる。そのため、部品点数を低減でき、電力変換装置1の製造コストを低減できる。
また、図11に示すごとく、本例では、遠方バイパスコンデンサ6を、負極バスバー7nに接続している。そのため、スイッチング素子21から発生した、周波数fが低いノイズ電流iを、効率的にグランドへ流すことができる。すなわち、図15に示すごとく、遠方バイパスコンデンサ6を、昇圧用正極バスバー7pに接続することも可能であるが、この場合、リアクトル130が大きなインダクタンスを有するため、ノイズ電流iはリアクトル130を流れにくくなる。そのため、ノイズ電流iは、リアクトル130を迂回する経路、すなわち昇圧用入力コンデンサ4aを通る経路を流れることになる。したがって、ノイズ電流iが流れる電流経路がより長くなり、より大きなインダクタンスLが寄生しやすくなる。そのため、ノイズ電流iがグランドへ流れにくくなる場合が考えられる。しかしながら、本例のように、遠方バイパスコンデンサ6を負極バスバー7nに接続すれば、ノイズ電流iは昇圧用入力コンデンサ4aを流れる必要がないため、電流経路をより短くすることができる。そのため、寄生するインダクタンスLの量を低減でき、ノイズ電流iがグランドへ流れやすくなる。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、遠方バイパスコンデンサ6の接続位置を変更した例である。図13に示すごとく、本例では、遠方バイパスコンデンサ6を、インバータ用正極バスバー72pに接続してある。そして、遠方バイパスコンデンサ6と、インバータ用入力コンデンサ4bと、昇圧用入力コンデンサ4aとを一部品化して、一つのコンデンサモジュール8を構成してある。
その他、実施例2と同様の構成および作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、2個の入力コンデンサ4a,4bを別部材にした例である。図14に示すごとく、本例では、昇圧用入力コンデンサ4aとインバータ用入力コンデンサ4bとを別部材にしてある。そして、昇圧用入力コンデンサ4aと遠方バイパスコンデンサ6とを一体化して、コンデンサモジュール8を構成してある。
本例では、昇圧用入力コンデンサ4aの方が、インバータ用入力コンデンサ4bよりも、単位時間当たりの発熱量が少ない。すなわち、インバータ回路14を構成するスイッチング素子21をオンオフ動作させると、インバータ用入力コンデンサ4bに大きなリップル電流Iが流れる。そのため、インバータ用入力コンデンサ4bの発熱量は大きい。これに対して、昇圧用入力コンデンサ4aは、リップル電流の量が比較的少ない。そのため昇圧用入力コンデンサ4aは、インバータ用入力コンデンサ4bよりも、単位時間当たりの発熱量が少ない。
本例では、昇圧用入力コンデンサ4aと遠方バイパスコンデンサ6とを一体化し、インバータ用入力コンデンサ4bは別部材としてある。そのため、インバータ用入力コンデンサ4bから熱が発生しても、遠方バイパスコンデンサ6や昇圧用入力コンデンサ4aの温度は上昇しにくい。したがって、遠方バイパスコンデンサ6や昇圧用入力コンデンサ4aの寿命を長くすることができる。
その他、実施例2と同様の構成及び作用効果を有する。
(実施例5)
本例は、遠方バイパスコンデンサ6の接続位置を変更した例である。図15に示すごとく、本例では、遠方バイパスコンデンサ6を昇圧用正極バスバー71pに接続してある。そして、遠方バイパスコンデンサ6と、昇圧用入力コンデンサ4aと、インバータ用入力コンデンサ4bとを一体化して、一つのコンデンサモジュール8を形成してある。
その他、実施例2と同様の構成及び作用効果を有する。
1 電力変換装置
10 直流電源
11 絶縁層
2 半導体モジュール
21 スイッチング素子
24 放熱板
3 冷却器
4 入力コンデンサ
5 近接バイパスコンデンサ
6 遠方バイパスコンデンサ
7 直流バスバー
7a 正極バスバー
7b 負極バスバー
8 コンデンサモジュール

Claims (5)

  1. スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
    該半導体モジュール(2)を冷却する冷却器(3)と、
    上記半導体モジュール(2)に電気接続し、直流電源(10)と上記スイッチング素子(21)との間の電流経路になる正極バスバー(7p)及び負極バスバー(7n)と、
    上記正極バスバー(7p)と上記負極バスバー(7n)との間に電気接続された、少なくとも1個の入力コンデンサ(4)とを備え、
    上記冷却器(3)は金属製であり、グランドに電気接続されており、
    上記半導体モジュール(2)は、上記スイッチング素子(21)に電気接続した金属製の放熱板(24)を有し、該放熱板(24)と上記冷却器(3)との間に、これらを絶縁する絶縁層(11)が介在し、上記放熱板(24)と上記絶縁層(11)と上記冷却器(3)とによって、上記スイッチング素子(21)に近接した近接バイパスコンデンサ(5)が形成されており、
    該近接バイパスコンデンサ(5)よりも静電容量が大きく、上記正極バスバー(7p)と上記負極バスバー(7n)との少なくとも一方とグランドとを電気接続し、上記スイッチング素子(21)までの電流経路の長さが上記近接バイパスコンデンサ(5)よりも長い遠方バイパスコンデンサ(6)を設けてあり、
    上記入力コンデンサ(4)と上記遠方バイパスコンデンサ(6)とを一体化してコンデンサモジュール(8)を構成してあることを特徴とする電力変換装置(1)。
  2. グランドに電気接続された金属製のケース(12)を備え、該ケース(12)に上記半導体モジュール(2)と上記冷却器(3)と上記コンデンサモジュール(8)と上記正極バスバー(7p)と上記負極バスバー(7n)とを収容してあり、上記遠方バイパスコンデンサ(6)をグランドに電気接続するためのグランド接続端子(870)を上記ケース(12)に締結することにより、上記遠方バイパスコンデンサ(6)をグランドに電気接続すると共に、上記コンデンサモジュール(8)を上記ケース(12)に固定してあることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置(1)。
  3. 上記直流電源(10)の電圧を昇圧する昇圧回路(13)と、該昇圧回路(13)によって昇圧された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路(14)とを備え、上記正極バスバー(7p)には、上記直流電源(10)の正電極(110)と上記昇圧回路(13)に含まれるリアクトル(130)とを繋ぐ昇圧用正極バスバー(71p)と、上記インバータ回路(14)を構成する複数の上記半導体モジュール(2)を互いに電気接続するインバータ用正極バスバー(72p)とがあり、上記遠方バイパスコンデンサ(6)は、上記負極バスバー(7n)とグランドとを電気接続していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置(1)。
  4. 上記入力コンデンサ(4)には、上記昇圧用正極バスバー(71p)と上記負極バスバー(7n)とを電気接続する昇圧用入力コンデンサ(4a)と、上記インバータ用正極バスバー(72p)と上記負極バスバー(7n)とを電気接続するインバータ用入力コンデンサ(4b)とがあり、上記昇圧用入力コンデンサ(4a)と上記インバータ用入力コンデンサ(4b)と上記遠方バイパスコンデンサ(6)とを一体化して上記コンデンサモジュール(8)を形成してあることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置(3)。
  5. 上記入力コンデンサ(4)には、上記昇圧用正極バスバー(71p)と上記負極バスバー(7n)とを電気接続する昇圧用入力コンデンサ(4a)と、上記インバータ用正極バスバー(72p)と上記負極バスバー(7n)とを電気接続するインバータ用入力コンデンサ(4b)とがあり、上記昇圧用入力コンデンサ(4a)は上記インバータ用入力コンデンサ(4b)よりも単位時間当たりの発熱量が少なく、上記昇圧用入力コンデンサ(4a)と上記遠方バイパスコンデンサ(6)とを一体化して上記コンデンサモジュール(8)を形成し、上記インバータ用入力コンデンサ(4b)と上記コンデンサモジュール(8)とを別部材にしてあることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置(1)。
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