JP2019033587A - 電力変換装置および電力変換装置を搭載した車両 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、パワーモジュールを水冷式で冷却する電力変換装置を小型化することに関して、従来技術として特許文献1が挙げられる。複数のパワーモジュールは、冷却器の両面に搭載され、パワーモジュールに電力を入出力するための金属板(バスバ)が冷却器の片面に積層する形で配置されている。
本発明の目的は、強い電磁場が発生するバスバから信号線や冷媒の供給水路を離して配置する工夫に加えて、放電抵抗が必要な場合に複雑な配線も含めて、電力変換装置の小型化と低ノイズ化の両立を実現することである。
図2は、このパワーユニット110を筐体外のバスバ入出力端子から見た斜視図である。
図3は、このパワーユニット110の側面図である。
すなわち、冷却器150の側面には、複数のパワーモジュール1が搭載される面とは別に、筐体外のバスバ入出力端子が搭載される面と冷媒出入口151が搭載される面とが、互いに反対面となるように配置されていることになる。
図示のように、移動体である電気鉄道車両900は、遮断器200、インバータ回路を構成する電力変換装置100および4個の電動機500を備え、これら誘導電動機500は、電気鉄道車両900の4つの車輪にそれぞれ接続されている。
図4では、1in1パワーモジュールが6台の例で示しているが、2in1パワーモジュールであれば3台、もしくは6in1パワーモジュールであれば1台でもよい。図1〜3に示す構成では、冷却器150の片面にU相とV相の各パワーモジュール1、反対面にW相とブレーキチョッパ相の各パワーモジュール1を搭載している。
ここでは、冷却器150に対して、片面に1in1パワーモジュール1を4台搭載した例を示す。図示の面の反対面にも、同様に1in1パワーモジュール1を4台搭載している。1in1パワーモジュール1を2台で1相分を構成するため、片面にU相およびV相、反対面にW相およびブレーキチョッパ相を配置することにより、無駄スペースのない実装としている。また、放電抵抗30に関しては、それを水冷することで小型化を実現し、U字状の流路のインレットとアウトレットの両面に合計4台搭載することで省スペース化を図っている。
冷却器150は、図示しない筐体に片面で4か所、両面で8か所の冷却器固定ボルト160で固定する。これにより、耐振性を確保している。また、冷却器固定ボルト160それぞれに付随する絶縁部材170は、パワーモジュール1で発生した電磁ノイズが筐体を介して周辺部材や鉄道車両全体に伝搬させない目的で設けたものである。これにより、万が一発生したノイズをパワーユニット110の中に留め置くことが可能となる。
冷却器150に対して、片面に、3相分のパワーモジュール1として、1in1のモジュール6台を配置し、図示の面の反対面にも、同様に3相分のパワーモジュール1を6台配置している。本実施例2では、片面毎にインバータ回路を構成しているため2群のインバータ回路を実装することができ、制御する電動機500の台数を4台から8台に増やすことや、大容量の電動機500もしくは小容量の空調設備などの補機を複数台制御することが可能となる。
3a…ゲート信号線、3b…ソース信号線、30…放電抵抗、31…配線、
40…正極バスバ、50…負極バスバ、60…交流バスバ、
61…U相交流バスバ、62…V相交流バスバ、63…W相交流バスバ、
70…ブレーキチョッパ相バスバ、100…電力変換装置、110…パワーユニット、
120…平滑用コンデンサ、130…駆動回路基板、140…制御回路基板、
150…冷却器、151…冷媒出入口、160…冷却器固定ボルト、170…絶縁部材、200…遮断器、300…架線、400…接地部、500…電動機、
600…リアクトル、900…電気鉄道車両
Claims (10)
- 筐体と、
複数のパワーモジュールと、
複数の平滑用コンデンサと、
前記平滑用コンデンサに接続される複数のバスバと、
前記筐体に固定する冷却器と
を備え、
前記冷却器は、自らの両面に前記パワーモジュールを搭載し、当該パワーモジュールの搭載面とは異なる側面に前記バスバの入出力端子を配置し、残りの側面に冷媒出入口を配置する
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置であって、
前記パワーモジュールに対して制御信号を授受するための駆動回路を備え、
前記駆動回路の基板を前記冷却器の下面に配置する
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1または2に記載の電力変換装置であって、
前記平滑用コンデンサの蓄積電荷を放電する抵抗を設け、
前記抵抗を、前記パワーモジュールを搭載した前記両面それぞれの側に、かつ、前記冷媒出入口の少なくともどちらか一方の近傍に、前記平滑用コンデンサが搭載された空間から突出する態様で配置する
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項3に記載の電力変換装置であって、
前記抵抗を前記冷媒出入口それぞれの近傍に配置した場合、前記パワーモジュールの搭載面と同じ側にある前記抵抗を直列に接続する
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の電力変換装置であって、
前記冷却器は、絶縁部材を介して前記筐体に固定される
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の電力変換装置であって、
前記パワーモジュールの搭載面である前記両面それぞれに、3相分の前記パワーモジュールを配置して3相インバータ回路として2群実装させる
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の電力変換装置を搭載した車両。
- 請求項7に記載の車両であって、
前記バスバとして、3相分の交流バスバおよびブレーキチョッパ相のバスバを実装する
ことを特徴とする車両。 - 筐体と、複数のパワーモジュールと、複数の平滑用コンデンサと、複数のバスバと、冷媒出入口を有する冷却器とを備える電力変換装置における取付け方法であって、
前記筐体に絶縁部材を介して前記冷却器を固定し、前記冷却器の両面に前記パワーモジュールをそれぞれ搭載し、当該パワーモジュールの搭載面とは異なる前記冷却器の一つの側面に前記バスバの入出力端子を取り付けし、前記冷却器の残る側面に当該冷却器が有する前記冷媒出入口を取り付ける
ことを特徴とする取付け方法。 - 請求項9に記載の取付け方法であって、
前記平滑用コンデンサの蓄積電荷を放電する抵抗を、前記パワーモジュールを搭載した前記両面それぞれの側に、かつ、前記冷媒出入口の少なくともどちらか一方の近傍に、前記平滑用コンデンサが搭載された空間から突出する態様で取り付ける
ことを特徴とする取付け方法。
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