JP2009211827A - 電子ユニット - Google Patents

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公洋 小野
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Abstract

【課題】抵抗素子の冷却効果に優れた電子ユニットを提供する。
【解決手段】ケース18と、前記ケース内に収容された電子部品11,12,16と、前記電子部品に電気的に接続された抵抗素子13と、前記電子部品の入力端子または出力端子の少なくともいずれか一方に電気的に接続され、前記ケース外に設けられたコネクタ14,15と、を備えた電子ユニット1において、前記抵抗素子13をコネクタ14内に収容する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インバータなどの電子ユニットに関するものである。
直流電源を交流電源に変換するインバータには、イグニッションスイッチをオフしたときに平滑用コンデンサに蓄積された電荷を放電するための放電抵抗が設けられている(特許文献1)。
特開平8−33103号公報
ところで、放電抵抗は平滑用コンデンサに蓄積された電荷を放電する際に発熱をともなうので冷却する必要がある。しかしながら、インバータ筐体に設けられた冷却器を利用して放電抵抗を冷却しようとしても、インバータ筐体内は狭小であるため、冷却効果が充分発揮できる適切な位置に設けることは困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、抵抗素子の冷却効果に優れた電子ユニットを提供することである。
本発明は、抵抗素子をコネクタ内に収容することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、抵抗素子をコネクタ内に収容したので、抵抗素子で生じた熱はコネクタを介して放熱し、これにより抵抗素子の冷却効果が向上する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子ユニット1を用いたモータ駆動システムを示す電気回路図である。同図に示すモータ駆動システムは、たとえば電気自動車などの各種車両に適用することができ、組電池などから構成される直流電源1と、直流電源1から供給される直流電流を交流電流に変換するインバータからなる電子ユニット1と、三相交流モータ3とを備える。以下、このようなモータ駆動システムに適用される電子ユニット1について説明する。
本実施形態の電子ユニット1は、直流電源1からの直流電流を交流電流に変換し、これを三相交流モータ2に供給するもので、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)111及び整流素子であるダイオード112の対(本例では6対)で構成される電力変換回路11と、平滑用コンデンサ12と、放電抵抗13と、モータ駆動制御回路16とを備える。
平滑用コンデンサ12は、電力変換回路11に並列に接続されて、直流電源3の変動やリップル成分を抑え、安定な直流電源を電力変換回路11に供給する。
放電抵抗13は、直列に接続された抵抗素子131と回路入切スイッチ132とを備え、これらが電力変換回路11に並列に接続されている。この放電抵抗13は、平滑用コンデンサ12とで構成される放電経路を用いて、平滑用コンデンサ12に蓄積された電荷を放電する。
モータ駆動制御回路16は、電力変換回路11のIGBT111のゲートに駆動信号を出力するとともに放電抵抗13の回路入力スイッチ132を開閉する駆動信号を出力する。
電子ユニット1は、直流電源3のコネクタ31に接続される入力コネクタ14と、三相交流モータ2のコネクタ21に接続される出力コネクタ15とを備える。直流電源3のコネクタ31は直流電源の出力端子311を有し、電子ユニット1の入力コネクタ14は入力端子141を有する。そして、コネクタ31と入力コネクタ14とを接続すると、直流電源3の出力端子311と電子ユニット1の入力端子141とが電気的に接続されることになる。
また、三相交流モータ2のコネクタ21はモータの入力端子211を有し、電子ユニット1の出力コネクタ15は出力端子151を有する。そして、コネクタ21と出力コネクタ15とを接続すると、モータ2の入力端子211と電子ユニット1の出力端子151とが電気的に接続されることになる。
なお、本例の電子ユニット1は電力変換回路11等を備えるものに限定する趣旨ではなく、発熱をともなう電気素子を有する電子機器がケース内に収納されたものであれば適用することができる。また、本例の電子ユニット1は、モータ駆動システムに適用するものに限定する趣旨ではなく、モータ駆動システム以外の各種システムに適用することができる。
図2Aは、本実施形態に係る電子ユニット1の外観を示す斜視図、図3は図2のIII-III線に沿う断面図、図4は図3のIV部を示す拡大断面図である。
本例の電子ユニット1は、ケース18と冷却器(ヒートシンク)19とを備えている。ケース18は、筒状のケース本体181と、上部開口を閉塞する蓋182を有し、ケース本体181の下部開口には、当該下部開口を閉塞するように冷却器19が取り付けられている。
図4に示すように、ケース本体181および蓋182は、電磁波を遮蔽する材料、たとえばアルミニウムや銅からなる電磁波シールド層181aと、この電磁波シールド層181aのケース外側に設けられた樹脂層181bを有する二層構造の筐体で構成されている。同図にはケース本体181の断面構造を示すが、蓋182の断面構造も同図のように構成されている。なお、電磁波シールド層181aのケース内側に樹脂層を設け、三層構造の筐体で構成することもできる。
この電磁波シールド層181aは、電力変換回路11から発生する電磁波がケース18の外部の各種装置に悪影響を与えるのを防止したり、逆に外部装置から発生した電磁波が電力変換回路11に悪影響を与えたりするのを防止するために、電力変換回路11を囲んだかたちで構成されている。一方、ケース18の全部をアルミニウムや銅などの電磁波シールド材料で構成することもできるが、ケース18の軽量化及びコストダウンを図るために電磁波シールド層181aの片面または両面に樹脂層181bが設けられている。
ケース本体181の下部開口に取り付けられる冷却器19は、電力変換回路11を冷却するためのヒートシンクであり、アルミニウムや銅などの電磁波シールド材料で構成されている。そして、図4に示すようにケース本体181にボルトなどの締結手段により固定される。
一方、蓋182は、ケース18内に収納した電力変換回路11、平滑用コンデンサ12およびモータ駆動制御回路16などの部品を保護するための蓋であり、保守点検作業のために図2に示すようにボルトなどの締結手段によって開閉可能に装着されている。
これらケース本体181、蓋182及び冷却器19を構成する電磁波シールド材料により電力変換回路11を包み込むことで、電力変換回路11とケース18の外部との電磁波が遮断されることになる。
一方、図3に示すように、入力コネクタ14および出力コネクタ15は、ケース本体181の対向する面のそれぞれに装着される。そして、入力コネクタ14には直流電源3のコネクタ31(図1参照)が接続され、出力コネクタ15には交流モータ2のコネクタ31が接続される。このため、ケース本体181にはコネクタ14,15を取り付けるための貫通孔1811が形成されている。図2には入力コネクタ14を取り付けるための貫通孔1811のみを示す。
本例の入力コネクタ14は、直流電源3の2つの出力端子に接続される端子141を有するインナハウジング142と、このインナハウジング142のほぼ全体を被覆するアウタハウジング143とを有する。アウタハウジング143は、図4に拡大して示すように、ケース本体181の電磁波シールド層181aに接触した状態でボルト締めすることにより取り付けられる。
インナハウジング142は端子141を電気的に絶縁するためにプラスチックスなどの電気絶縁材料からなり、アウタハウジング143はケース本体181の貫通孔1811において欠如した電磁波シールド層を補うためにアルミニウムや銅などの電磁波シールド材料から構成されている。特にインナハウジング142は電気絶縁性材材料であって断熱性に富んだ材料であることが望ましく、またアウタハウジング143は電磁波シールド材料であって伝熱性(放熱性)に富んだ材料であることが望ましい。
なお、出力コネクタ15は、電気絶縁材料からなるインナハウジングと電磁波遮蔽材料からなるアウタハウジングとを有し、端子が三相であること以外は上述した入力コネクタ14と同様の構成である。
本例では、電力変換回路11、平滑用コンデンサ12、モータ駆動制御回路16を実装した基板およびこれらの電気回路を接続するバスバー17をケース18内に収容する一方で、放電抵抗13を入力コネクタ14または出力コネクタ15に収容する。以下の実施形態では放電抵抗13を入力コネクタ14に収容した例を説明するが、同様の構成で出力コネクタ15に放電抵抗13を収容することができる。
なお、放電抵抗13が本発明の抵抗素子に相当し、インナハウジング142が本発明の断熱材料製ハウジングに相当し、アウタハウジング143が本発明の伝熱材料製ハウジングに相当する。
以上が、以下に説明する実施形態に共通の構成であり、以降は各実施形態の構成及び作用効果について説明する。
《第1実施形態》
図2Bは、第1実施形態に係る入力コネクタ14と放電抵抗13を示す斜視図であって図2AのIIB矢視図、図3は第1実施形態に係る電子ユニット1を示す断面図である。
本例の放電抵抗13は、図2Aに示すように抵抗素子131を絶縁材料で包囲して略直方体に形成したもので、対向する両端面から放電抵抗の端子133が露出している。
一方、ケース本体18内のバスバー17の端子171と、入力コネクタ14の端子141とは、図2Bおよび図3に示すように、先端が折り曲げられた端子171を入力コネクタ14の端子141の下端にボルト144で接続する。このボルト144による接続の際に、ボルト144と端子171との間または端子171と端子141との間に放電抵抗13の端子133を挟み込んで電気的に接続するとともに入力コネクタ14内に固定する。
入力コネクタ14を電子ユニット1に装着するには、入力コネクタ14に放電抵抗13とバスバー17の端子171を先に組み付けておき、端子171を貫通孔1811に貫通させながら入力コネクタ14をケース18に固定し、最後に端子171をバスバー17に電気的に接続する。
図3の断面図に示すように、直流電源3のコネクタ31を入力コネクタ14に差し込むためには、ケース18と入力コネクタ14の端子141との距離Wが必要となるが、これにより入力コネクタ14の内部における端子171の下部または上部には空間が形成されることになる。本例ではこの空間を有効に利用すべく、放電抵抗13をここに収容している。
これにより、ケース18内に放電抵抗13を配置するスペースが不要となってケース18をそのぶん小型化することができる。
また、放電抵抗13を電力変換回路11から離れた入力コネクタ14に収容することで、放電抵抗13からの熱が電力変換回路11に悪影響を及ぼすことも防止できる。
《第2実施形態》
図5は第2実施形態に係る入力コネクタ14と放電抵抗13を示す分解斜視図、図6は同実施形態に係るインナハウジング142A,142Bの要部を示す一部を破断した分解斜視図、図7は図5のVII-VII線に沿う断面図である。
本例では、入力コネクタ14内に放電抵抗13を収容するにあたり、放電抵抗13をアウタハウジング143に接触させ、放電抵抗13からの熱をアウタハウジング143およびケース本体181の電磁波シールド層181aを介して冷却器19に放熱させるように構成している。
すなわち、図5および図7に示すように、アウタハウジング143の底面に放電抵抗13が収納できる大きさの凹部1431を形成し、凹部1431の底面と放電抵抗13の一つの面(以下、接触面135ともいう)とを接触させるように放電抵抗13をこの凹部1431に収納する。この凹部1431に収納した状態では、放電抵抗13の上面はインナハウジング142により被覆されることになる。この放電抵抗13の上面を被覆するインナハウジングの部位を被覆部1422と称する。
なお、放電抵抗13を凹部1431に収納する際に、略直方体の放電抵抗13の底面だけでなく、上面以外の5つの面の少なくともいずれかの面をアウタハウジング143の凹部1431に接触させることもできる。この場合、放電抵抗13接触面135は複数存在することになる。
一方、本例の放電抵抗13は、図5に示すように抵抗素子131を絶縁材料で包囲して略直方体に形成したもので、対向する両端面から放電抵抗13を凹部1431に固定するための固定片134が形成され、また上面から放電抵抗13の端子133がリード線を介して引き出されている。なお、凹部1431に収納した放電抵抗13の端子133は、インナハウジング142Bに形成された孔1421を通して上部へ引き出される。
ここで、放電抵抗13をアウタハウジング143の凹部1431に収納し、放電抵抗13の上面をインナハウジング142の被覆部1422で被覆するが、本例では、入力コネクタ14の組立作業性を向上させるために、インナハウジング142を二分割している。すなわち、直流電源3のコネクタ31が接続される側のインナハウジング142Aと、電子ユニット1のバスバー17の端子171が接続される側のインナハウジング142Bとに二分割し、コネクタ14の端子141はインナハウジング142Aに固定する。
そして、図5に示すように、放電抵抗13をアウタハウジング143の凹部1431に収納し、ボルト145により凹部1431に固定したのち、一方のインナハウジング142Aをアウタハウジング143の上部開口から挿入するとともに、他方のインナハウジング142Bをアウタハウジング143の側部開口から挿入する。
このとき、図6に示すように、一方のインナハウジング142Aに固定された端子141の下端を、他方のインナハウジング142Bに開設された孔1423に挿入し、また、放電抵抗13の端子133をインナハウジング142Bの孔1421から引き出す。最後に、ボルト144により放電抵抗13の端子133と、バスバー17の端子171と入力コネクタ14の端子141とを共締めする。
これにより、図7に示すように、放電抵抗13の底面が接触面135となってアウタハウジング143に接触するとともに、当該放電抵抗13の上面がインナハウジング142Bの被覆部1422で覆われることになる。
アウタハウジング143は、図4を参照して説明したとおり、ケース本体181の電磁波シールド層181aに接触し、当該電磁波シールド層181aは冷却器19に接触している。したがって、放電抵抗13で発生した熱は、アウタハウジング143の外表面からケース18の周囲に放熱すると同時に、アウタハウジング143からケース本体181の電磁波シールド層181aを介して冷却器19に放熱する。
以上のように、本例の電子ユニット1によれば、放電抵抗13を入力コネクタ14に収容したので、ケース18内に放電抵抗13を配置するスペースが不要となり、ケース18をそのぶん小型化することができる。
また、放電抵抗13を伝熱性に富んだアウタハウジング143に接触させることで、放電抵抗13で生じた熱をケース外または冷却器19へ効率的に放熱させることができる。
さらに、放電抵抗13の上面を断熱性に富んだ被覆部1422で覆うことにより、放電抵抗13からの熱の多くをケース外または冷却器19へ放熱させることができる。これにより、放電抵抗13からの熱が電力変換回路11に悪影響を及ぼすことを防止できる。
なお、上記第2実施形態において、必要に応じてインナハウジング142の被覆部1422を省略し、被覆部1422に代えて開口部とすることもできる。
《第3実施形態》
図8は、第3実施形態に係るインナハウジング142Bを示す一部を破断した斜視図、図9は図8のIX-IX線に沿う断面図である。
図8に示す本例のインナハウジング142Bは、上述した第2実施形態におけるインナハウジング142Bに相当するものであり、その他の構成については第2実施形態と同じである。すなわち本例では、入力コネクタ14のアウタハウジング143に形成した凹部1431に放電抵抗13を収納し、底面の接触面135を凹部1431に接触させる。また、放電抵抗13の上面をインナハウジング142Bの被覆部1422で被覆する。
このとき、インナハウジング142Bの被覆部1422の一部に、下向きに凸状となる押圧部1424を形成し、図9に示すように凹部1431に収納された放電抵抗13を凹部1431の底面方向に押圧する。
押圧部1424は、プラスチックス製インナハウジング142Bであれば材料による弾性を有するので、図示するように被覆部1422の一部を下側に切り欠くように成形すれば容易に形成することができる。なお、押圧部1424は一つまたは複数設けることができる。
本例によれば、押圧部1424により放電抵抗13とアウタハウジング143(凹部1431)との接触がより緊密になるので、上述した第2実施形態の効果に加え、放電抵抗13の冷却効果がより高くなる。
また、押圧部1424により放電抵抗13がアウタハウジング143の凹部1431に押し付けられて固定されるので、上述した第2実施形態で用いた、放電抵抗13をアウタハウジング143に固定するためのボルト145が不要となる。
《第4実施形態》
図10は第4実施形態に係るコネクタ14および放電抵抗13を示す一部を破断した斜視図、図11は図10のXI-XI線に沿う断面図である。
図10に示す本例のインナハウジング142Bは、上述した第2実施形態および第3実施形態におけるインナハウジング142Bに相当するものであり、その他の構成については第2実施形態と同じである。
ただし本例では、入力コネクタ14のアウタハウジング143に凹部1431に代えて段部1432を形成し、この段部1432に放電抵抗13を収納している。すなわち、放電抵抗13は2つの接触面135(底面と一つの側面)でアウタハウジング143の段部と接触する。またこれにともない、放電抵抗13の上面および一つの側面(接触面135の対面)をインナハウジング142Bの2つの被覆部1422でそれぞれ被覆している。
このとき、インナハウジング142Bの被覆部1422のそれぞれの一部に、下向きに凸状となる押圧部1424,1425を形成し、図11に示すように段部1432に収納された放電抵抗13を段部1432の底面方向および側面方法にそれぞれ押圧する。
押圧部1424,1425はいずれも、プラスチックス製インナハウジング142Bであれば材料による弾性を有するので、図示するように被覆部1422の一部を切り欠くように成形すれば容易に形成することができる。なお、押圧部1424,1425は一つまたは複数設けることができる。
本例によれば、放電抵抗13を2つの接触面135でアウタハウジング143の段部1432に接触するので、上述した第3実施形態の効果に加え、放電抵抗13の冷却効果がより高くなる。
《第5実施形態》
図12は、第5実施形態に係るインナハウジング142Bおよび放電抵抗13を示す一部を破断した分解斜視図であり、インナハウジング142Bを図10とは上下反対にした図である。
図12に示す本例のインナハウジング142Bは、上述した第2実施形態〜第4実施形態におけるインナハウジング142Bに相当するものであり、その他の構成については第4実施形態と同じである。
ただし、本例では、インナハウジング142Bに、放電抵抗13の左右側面(図示するXYZ軸でいうとX軸方向に垂直な側面)を挟持する一対の挟持部1426を形成している。そして、段部1432に収納した放電抵抗13の左右側面をこの一対の挟持部1426にて挟持する。
本例によれば、上述した第4実施形態の効果に加えて、アウタハウジング143に対して放電抵抗13を精度良く位置させることができる。
本発明の実施形態に係る電子ユニットを含むモータ駆動システムを示す電気回路図である。 本発明の実施形態に係る電子ユニットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る入力コネクタと放電抵抗を示す斜視図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 図3のIV部を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施形態に係る入力コネクタと放電抵抗を示す分解斜視図である。 図5の実施形態に係るインナハウジングの要部を示す一部を破断した斜視図である。 図5のVII-VII線に沿う断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るインナハウジングを示す一部を破断した斜視図である。 図8のIX-IX線に沿う断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るコネクタおよび放電抵抗を示す一部を破断した斜視図である。 図10のXI-XI線に沿う断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るインナハウジングおよび放電抵抗を示す一部を破断した分解斜視図である。
符号の説明
1…電子ユニット
11…電力変換回路
12…平滑用コンデンサ
13…放電抵抗
131…抵抗素子
132…入切スイッチ
133…端子
135…接触面
14…入力コネクタ
141…端子
142…インナハウジング
1422…被覆部
1424,1425…押圧部
1426…挟持部
143…アウタハウジング
1431…凹部
1432…段部
15…出力コネクタ
16…モータ駆動制御回路
17…バスバー
171…端子
18…ケース
181…ケース本体
182…蓋
19…冷却器

Claims (10)

  1. ケースと、
    前記ケース内に収容された電子部品と、
    前記電子部品に電気的に接続された抵抗素子と、
    前記電子部品の入力端子または出力端子の少なくともいずれか一方に電気的に接続され、前記ケース外に設けられたコネクタと、を備えた電子ユニットにおいて、
    前記抵抗素子を前記コネクタ内に収容したことを特徴とする電子ユニット。
  2. 請求項1に記載の電子ユニットにおいて、
    前記抵抗素子の端子を前記コネクタの端子に電気的に接続したことを特徴とする電子ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の電子ユニットにおいて、
    前記コネクタは伝熱材料製ハウジングを有し、前記抵抗素子は前記伝熱材料製ハウジングに接触する接触面を有することを特徴とする電子ユニット。
  4. 請求項3に記載の電子ユニットにおいて、
    前記伝熱材料製ハウジングは前記コネクタの外側ハウジングであることを特徴とする電子ユニット。
  5. 請求項3または4に記載の電子ユニットにおいて、
    前記コネクタは断熱材料製ハウジングを有し、当該断熱材料製ハウジングは前記抵抗素子の前記接触面以外の面の少なくとも一部を覆う被覆部を有することを特徴とする電子ユニット。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載の電子ユニットにおいて、
    前記コネクタは断熱材料製ハウジングを有し、当該断熱材料製ハウジングは前記抵抗素子の前記接触面を前記伝熱材料製ハウジングに押し付ける押圧部を有することを特徴とする電子ユニット。
  7. 請求項3〜6のいずれか一項に記載の電子ユニットにおいて、
    前記抵抗素子は2つ以上の接触面を有することを特徴とする電子ユニット。
  8. 請求項7に記載の電子ユニットにおいて、
    前記断熱材料製ハウジングは、前記抵抗素子の前記2つ以上の接触面を前記伝熱材料製ハウジングにそれぞれ押し付ける押圧部を有することを特徴とする電子ユニット。
  9. 請求項3〜8のいずれか一項に記載の電子ユニットにおいて、
    前記断熱材料製ハウジングは、前記抵抗素子の前記接触面以外の対向する面を挟持する挟持部を有することを特徴とする電子ユニット。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の電子ユニットにおいて、
    前記電子部品に電気的に接続されたコンデンサをさらに備え、
    前記抵抗素子は、前記コンデンサに蓄積された電荷を放電する放電抵抗であることを特徴とする電子ユニット。
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