JP2013105705A - 接続コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接続コネクタ1は、電源5と電力変換装置6との間を電気的に接続するためのものである。接続コネクタ1は、電源5の正極側に接続される板状の正極側バスバ2と、電源5の負極側に接続される板状の負極側バスバ3と、正極側バスバ2及び負極側バスバ3に接続される放電抵抗4とを備えている。正極側バスバ2と負極側バスバ3とは、互いの両主面201、202、301、302をそれぞれ同じ方向に向け、主面201、202、301、302に対して垂直な方向である厚み方向Zにおいて互いが重ならないように並列に配置されている。放電抵抗4は、厚み方向Zから見た場合に、正極側バスバ2における負極側バスバ3から遠い側の外端2Aと負極側バスバ3における正極側バスバ2から遠い側の外端3Aとの間に配置されている。
【選択図】図4
Description
該接続コネクタは、上記電源の正極側に接続される板状の正極側バスバと、上記電源の負極側に接続される板状の負極側バスバと、上記正極側バスバ及び上記負極側バスバに接続される放電抵抗とを備え、
上記正極側バスバと上記負極側バスバとは、互いの両主面をそれぞれ同じ方向に向け、該主面に対して垂直な方向である厚み方向において互いが重ならないように並列に配置されており、
上記放電抵抗は、上記厚み方向から見た場合に、上記正極側バスバにおける上記負極側バスバから遠い側の外端と上記負極側バスバにおける上記正極側バスバから遠い側の外端との間に配置されていることを特徴とする接続コネクタにある(請求項1)。
また、例えば、電力変換装置の周囲にデッドスペースが存在する場合には、放電抵抗を電力変換装置の外側にある接続コネクタに配設することにより、そのデッドスペースを有効に活用することもできる。
また、放電抵抗は、正極側バスバの上記外端と負極側バスバの上記外端との間に配置されている。そのため、接続コネクタに放電抵抗を配置することによる接続コネクタの大型化を抑制することができる。
上記放電抵抗は、電力変換装置等に配設されたコンデンサに蓄えた電荷を放電するためのものである。
この場合には、接続コネクタ自体の小型化、特に上記厚み方向の小型化を容易に図ることができる。
この場合には、正極側バスバと負極側バスバとの間の距離を縮めることが可能となり、接続コネクタ自体の小型化を容易に図ることができる。また、放電抵抗から正極側バスバ及び負極側バスバへの放熱を効率よく行うことができ、放電抵抗の放熱性を高めることができる。
この場合には、接続コネクタ自体の小型化、特に接続コネクタの上記厚み方向の小型化を容易に図ることができる。
この場合には、正極側バスバ及び上記負極側バスバによって放電抵抗を確実に保持することができる。また、放電抵抗から正極側バスバ及び負極側バスバへの放熱を効率よく行うことができ、放電抵抗の放熱性を高めることができる。
この場合には、放電抵抗によって正極側バスバ及び上記負極側バスバを確実に保持することができる。また、放電抵抗から正極側バスバ及び負極側バスバへの放熱を効率よく行うことができ、放電抵抗の放熱性を高めることができる。
接続コネクタにかかる実施例について、図を用いて説明する。
本例の接続コネクタ1は、図1〜図5に示すごとく、電源5と電力変換装置6との間を電気的に接続するためのものである。
接続コネクタ1は、電源5の正極側に接続される板状の正極側バスバ2と、電源5の負極側に接続される板状の負極側バスバ3と、正極側バスバ2及び負極側バスバ3に接続される放電抵抗4とを備えている。
放電抵抗4は、厚み方向Zから見た場合に、正極側バスバ2における負極側バスバ3から遠い側の外端A2と負極側バスバ3における正極側バスバ2から遠い側の外端A3との間に配置されている。
以下、これを詳説する。
図2に示すごとく、電力変換装置6は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載され、電源(車載バッテリー)5と交流負荷(三相交流回転電機)7との間に配置され、両者の間の電力を変換するものである。
正極側バスバ2及び負極側バスバ3の一端は、ケース11の外側に向かって突出している。また、正極側バスバ2と負極側バスバ3とは、上述したように、接続コネクタ1を電力変換装置6の筐体61の挿入口に挿入することにより、それぞれ電力変換装置6の筐体61内に設けられた一対の電源用端子に接続されている。
また、正極側バスバ2と負極側バスバ3とは、厚み方向Zにおいて互いが重ならないように、正極側バスバ2及び負極側バスバ3の幅方向Yに並列に配置されている。本例では、正極側バスバ2と負極側バスバ3とは、略同一の平面上において、正極側バスバ2及び負極側バスバ3の長手方向Xに略平行に配置されている。
また、放電抵抗4は、正極側バスバ2及び負極側バスバ3における厚み方向Zの一方側の主面201、301上において、正極側バスバ2と負極側バスバ3との間を繋ぐように配置されている。本例では、放電抵抗4は、その長手方向を正極側バスバ2及び負極側バスバ3の幅方向Yに向けて配置されている。すなわち、正極側バスバ2及び負極側バスバ3に対して直交するように配置されている。
本例の接続コネクタ1は、放電抵抗4を備えている。そのため、従来のように電力変換装置6内に放電抵抗4を配設した場合に比べて、電力変換装置1の小型化を図ることができる。
また、本例のように、電力変換装置6の周囲にデッドスペースS(図1)が存在する場合には、放電抵抗4を電力変換装置6の外側にある接続コネクタ1に配設することにより、そのデッドスペースSを有効に活用することもできる。
また、放電抵抗4は、正極側バスバ2の外端A2と負極側バスバ3の外端A3との間に配置されている。そのため、接続コネクタ1に放電抵抗4を配置することによる接続コネクタ1の大型化を抑制することができる。
本例は、図6、図7に示すごとく、接続コネクタ1における正極側バスバ2、負極側バスバ3及び放電抵抗4の構成を変更した例である。
本例では、同図に示すごとく、放電抵抗4には、正極側バスバ2及び負極側バスバ3を保持すると共に、両者との電気的な接続を行う一対のバスバ保持部41が設けられている。バスバ保持部41は、筐体40に内蔵した電気抵抗体に接続された一対の接続端子である。
その他は、実施例1と同様の構成を有する。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図8、図9に示すごとく、接続コネクタ1における正極側バスバ2、負極側バスバ3及び放電抵抗4の構成を変更した例である。
本例では、同図に示すごとく、放電抵抗4は、正極側バスバ2と負極側バスバ3との間に配置されている。また、放電抵抗4は、正極側バスバ2及び負極側バスバ3と略同一の平面上に配置されている。また、放電抵抗4は、その長手方向を正極側バスバ2及び負極側バスバ3の長手方向Xに向けて、正極側バスバ2及び負極側バスバ3と略平行となるように配置されている。
また、一対のバスバ保持部41は、放電抵抗4の他方側の主面402に設けられている。また、一対のバスバ保持部41は、それぞれ正極側バスバ2及び負極側バスバ3の他方側の主面202、302を保持し、その外側面203、303を覆うように形成されている。また、一対のバスバ保持部41は、放電抵抗4の両外側面403にそれぞれ長手方向Xの位置をずらして設けられている。
その他は、実施例1と同様の構成を有する。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
2 正極側バスバ
201、202 主面(正極側バスバの主面)
3 負極側バスバ
301、302 主面(負極側バスバの主面)
4 放電抵抗
5 電源
6 電力変換装置
2A 外端(正極側バスバの外端)
3A 外端(負極側バスバの外端)
Claims (6)
- 電源と電力変換装置との間を電気的に接続するための接続コネクタであって、
該接続コネクタは、上記電源の正極側に接続される板状の正極側バスバと、上記電源の負極側に接続される板状の負極側バスバと、上記正極側バスバ及び上記負極側バスバに接続される放電抵抗とを備え、
上記正極側バスバと上記負極側バスバとは、互いの両主面をそれぞれ同じ方向に向け、該主面に対して垂直な方向である厚み方向において互いが重ならないように並列に配置されており、
上記放電抵抗は、上記厚み方向から見た場合に、上記正極側バスバにおける上記負極側バスバから遠い側の外端と上記負極側バスバにおける上記正極側バスバから遠い側の外端との間に配置されていることを特徴とする接続コネクタ。 - 請求項1に記載の接続コネクタにおいて、上記正極側バスバと上記負極側バスバとは、略同一の平面上において、略平行に配置されていることを特徴とする接続コネクタ。
- 請求項2に記載の接続コネクタにおいて、上記放電抵抗は、上記正極側バスバ及び上記負極側バスバの一方側の上記主面上において、上記正極側バスバと上記負極側バスバとの間を繋ぐように配置されていることを特徴とする接続コネクタ。
- 請求項2に記載の接続コネクタにおいて、上記放電抵抗は、上記正極側バスバと上記負極側バスバとの間に配置されていることを特徴とする接続コネクタ。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の接続コネクタにおいて、上記正極側バスバ及び上記負極側バスバには、それぞれ上記放電抵抗を保持すると共に該放電抵抗との電気的な接続を行う放電抵抗保持部が設けられていることを特徴とする接続コネクタ。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の接続コネクタにおいて、上記放電抵抗には、上記正極側バスバ及び上記負極側バスバを保持すると共に両者との電気的な接続を行うバスバ保持部が設けられていることを特徴とする接続コネクタ。
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