JP2007259539A - 車載用電気接続箱 - Google Patents

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利久 関戸
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Abstract

【課題】リレーをケース内の空いた空間に配置することで電気接続箱の小型化を図ると共に、リレーより生じる熱の放熱効果を高める。
【解決手段】ケース内部にバスバーを配置していると共に、該バスバーの表面に絶縁板を配置し、該絶縁板上に支持枠を介してプリント基板を空間をあけて対向配置し、該プリント基板には前記空間側表面に電子部品を実装している一方、前記バスバーの表面にリレーを実装し、該リレーを前記絶縁板の開口を通して前記空間に突出させ、該リレーと前記プリント基板側の電子部品とは前記空間内で配置位置を相違させていると共に、該リレーの先端面とプリント基板との間に隙間をあけている。
【選択図】図1

Description

本発明は車載用電気接続箱に関し、内部回路材としてプリント基板およびバスバーを収容すると共に、これら内部回路材にリレー等の電気部品も接続している電気接続箱において、発熱量の大きなリレーの放熱性を確保しながら内部回路材および内部回路材と接続した電気部品を効率よく配置して電気接続箱の大型化を抑制するものである。
従来、大電流回路用のリレーは発熱量が大きいため、電気接続箱の内部回路材の間には配置せず、ケース外面に設けたリレー収容部に差し込み接続して配置し、該ケースにカバーを被せている場合が多く、この種のリレーは高さが大であるため電気接続箱の大型化につながっていた。
一方で、電気接続箱の内部にプリント基板等の電子制御ユニットを収容する場合、該ユニットは内部回路材として収容するバスバーとの間に空間をあけて配置しており、この空間が有効に使われていない問題があった。
前記問題に対して、例えば、特開2005−210804号公報(特許文献1)では、ケース外面に搭載されていた背の高いリレーをケース内部に配置している。即ち、図5に示すように、対向して配置されている2枚の回路板1、2の一方の回路板1にリレー3が設けられ、該リレー3に並列させて他方の回路板2にリレー4が配置されており、電気接続箱の小型化を図っている。
しかしながら、前記構成とすると、回路基板1、2間にリレー3、4が高密度に隣接配置されているため、前記リレー3、4で発生した熱が放熱されにくく、リレー3、4が過熱状態となって、電気部品であるリレー3、4に悪影響を与える問題がある。
また、先に、本出願人は特開2005−295735号公報(特許文献2)の電気接続箱を提供している。前記電気接続箱は、図6に示すように、ロアケース5の上部に内部回路体の絶縁板上に複数のリレー6aを搭載したリレーモジュール6を配置し、リレーモジュール6とアッパーケース7の間にECU8を配置し、該ECU8の実装部品8aと前記リレー6aを対向配置させ、電気接続箱を小型化しているものである。
しかしながら、リレーモジュール6のリレー6aとECU8の実装部品8aとが上下に対向配置されるため、リレー6aおよび実装部品8aの左右には空いた空間ができてしまい、電気接続箱内の空間を有効に活用できていない問題がある。
特開2005−210804号公報 特開2005−295735号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、リレーをケース内の空いた空間に配置することで電気接続箱の小型化を図ると共に、発熱量の大きなリレーより生じる熱の放熱効果を高めることを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、ケース内部にバスバーを配置していると共に、該バスバーの表面に絶縁板を配置し、該絶縁板上に支持枠を介してプリント基板を空間をあけて対向配置し、該プリント基板には前記空間側表面に電子部品を実装している一方、
前記バスバーの表面にリレーを実装し、該リレーを前記絶縁板の開口を通して前記空間に突出させ、該リレーと前記プリント基板側の電子部品とは前記空間内で配置位置を相違させていると共に、該リレーの先端面とプリント基板との間に隙間をあけていることを特徴とする車載用電気接続箱を提供している。
前記構成とすると、プリント基板と絶縁板との間の距離を広げることなく、前記プリント基板に実装された電子部品の配置空間を除いた空間にリレーを配置するので、プリント基板と絶縁板との間の空間を有効に利用することができ、電気接続箱を小型化することができると共に、コストを削減することができる。
また、バスバーの表面にリレーを実装しているので、プラグインタイプのリレーよりも、リレー本体の高さを低くすることができ、電気接続箱の小型化に貢献することができる。
さらに、リレーの本体下面から突設する端子をL字状に屈曲させてバスバー表面に溶接すると、更に高さを低く出来ると共にバスバーとの接触面積を大とでき、接続信頼性を高めることができる。
前記プリント基板と対向するリレーの先端面には金属箔からなる放熱板を配置するのが好ましい。
前記構成とすると、放熱されにくいリレー先端面に放熱板を配置することで、リレーで発生した熱がリレー先端面から放熱板を介して放熱するため、リレーの過熱状態を防ぐことができる。
前記放熱板はアルミ箔から形成すると共に、該放熱板を前記絶縁板の表面に沿って配置して、前記リレーの配置部では該リレーのハウジング外面を囲むように屈折させていると共に、該リレーの先端面に位置する部分では波形状に屈曲させるのが好ましい。
前記構成とすると、リレーと絶縁板の下面に配置されているバスバーとから発生する熱を前記放熱板を介して放熱することができ、放熱効果を高めることができる。従って、リレーを密集させて配置することが可能となり、電気接続箱を小型化することができる。
また、リレー先端面に位置する放熱板を波形状に屈曲させ、リレーと放熱板との接触面積を減らしているので、リレーへの応力をかけることなく放熱板とリレーとを接触することができ、且つ、放熱面積も大とできるため、効率良く放熱することができる。
さらに、前記放熱板をアルミ箔で形成しているので、熱伝導性が良いと共に軽量であるので、リレーの熱を迅速に放熱することができると共に、電気接続箱全体の重量を増加させることはない。
さらにまた、絶縁板の表面にもアルミ箔を配置しているので、バスバーからの発熱を放熱板に伝導させて放熱することができる。
前記バスバーに実装している前記リレーは10アンペア以上の大電流用のリレーであり、前記プリントの空間側表面の電子部品として10アンペア未満の小電流用のリレーを実装しているのが好ましい。
前記構成とすると、大電流用のリレーに放熱板を配置するので、発熱量の多い大電流用リレーを密集させて配置することが可能となり、電気接続箱を小型化することができる。
前述したように、本発明によれば、プリント基板と絶縁板との間の距離を広げることなく、前記プリント基板に実装された電子部品の配置空間を除いた空間にリレーを配置するので、プリント基板と絶縁板との間の空間を有効に利用することができ、電気接続箱を小型化することができると共に、コストを削減することができる。
また、リレーと絶縁板の下面に配置されているバスバーとから発生する熱を前記放熱板を介して放熱することができ、放熱効果を高めることができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は、本発明の実施形態を示す。
図1は、本発明の車載用電気接続箱10を示し、リレー20を実装した積層回路体11を収容しているロアケース12と、該積層回路体11の表面に配置されている絶縁板13と、該絶縁板13と空間S1を空けて配置されているプリント基板14と、プリント基板14に被せてロアケース12と結合するアッパーケース15とを備える。
前記絶縁板13は、図2(A)〜(C)に示すように、前記積層回路体11に実装される前記リレー20と対向する位置に矩形状の開口13aを設けており、前記絶縁板13の周縁および前記開口13aの周縁からはそれぞれ、ロアケース側に突設する周壁13b、13cを設けている。前記周壁13b、13cの下端面13d、13eを前記積層回路体11表面に当接している。
前記プリント基板14は絶縁板13よりも面積を小とし、プリント基板14の4隅に配置されている柱形状の支持枠16を介して、前記絶縁板13と空間S1をあけて対向配置している。プリント基板14の空間S1側表面14aには、10アンペア未満の小電流用のリレー30およびマイコン等の電子部品40が実装している。
前記積層回路体11は電源部と接続し、図3(B)に示すように、導電性基板からなる複数のバスバー11aと該バスバー11aを絶縁する絶縁体11bとを交互に積層させた構造としている。前記リレー20は積層回路体11の最上層に配置されたバスバー11cに実装している。前記ロアケース12には、前記積層回路体11と接続しているコネクタ装着部12aを設けている。
前記リレー20は、ハウジング20aの下面から突出するリレー端子20bを、L形状に屈曲させ、該屈曲部20cを前記バスバー11cに抵抗溶接している。なお半田付けでもよい。前記リレー20は10アンペア以上の大電流用としている。
前記絶縁板13上には、表面に沿ってアルミ箔から形成する放熱板50を配置し、絶縁板13の開口13aより突設している前記リレー20の配置部では、放熱板50を該リレー20のハウジング20a外面を囲むように屈折させている。図3(C)に示すように、前記リレー20の先端面20dに位置する部分の放熱板50は、波形状に屈曲させており、該屈曲部50aの先端部50bをリレー20の先端面20dと接触させている。
表面に沿って放熱板50が配置される前記リレー20は、前記絶縁板13の開口13aを通して前記空間S1に突出し、前記空間S1内でリレー30および電子部品40の配置空間を除いた空間S2に配置し、リレー30および電子部品40と配置位置を相違させている。前記リレー20の先端面20dに配置される放熱板50の屈曲部50aは、前記プリント基板14と隙間を空けて配置している。
前記構成とすると、プリント基板14と絶縁板13との間の距離を広げることなく、前記プリント基板14に実装されたリレー30および電子部品40の配置空間を除いた空間S2にリレー20を配置するので、プリント基板14と絶縁板13との間の空間S1を有効に利用することができ、電気接続箱10を小型化することができると共に、コストを削減することができる。
また、リレー20と積層回路体11とから発生する熱を放熱板50を介して放熱することができるので、放熱効果を高めることができると共に、リレー20を密集させて配置することが可能となるため、電気接続箱10を小型化することができる。
さらに、前記リレー20の先端面20dに位置する放熱板50では、前記屈曲部50aの先端部50bをリレー20の先端面20dに接触させ、リレー20と放熱板50の接触面積を減らしているので、リレー20への応力をかけることなくリレー20で発生する熱を放熱板50で放熱することができる。
本発明の電気接続箱の分解斜視図である。 図1の絶縁板とプリント基板を示し、(A)は正面図であり、(B)は底面図であり、(C)は(A)のA−A線断面図である。 図1の電気接続箱を示し、(A)は要部を拡大した平面図であり、(B)は(A)のB−B線断面図であり、(C)は(B)のリレーの拡大図である。 図3(B)のC−C線断面図である。 従来例を示す図である。 他の従来例を示す図である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 積層回路体
11c バスバー
12 ロアケース
13 絶縁板
13a 開口
14 プリント基板
15 アッパーケース
16 支持枠
20 リレー
20d 先端面
30 小電流用リレー
40 電子部品
50 放熱板
S1 空間

Claims (4)

  1. ケース内部にバスバーを配置していると共に、該バスバーの表面に絶縁板を配置し、該絶縁板上に支持枠を介してプリント基板を空間をあけて対向配置し、該プリント基板には前記空間側表面に電子部品を実装している一方、
    前記バスバーの表面にリレーを実装し、該リレーを前記絶縁板の開口を通して前記空間に突出させ、該リレーと前記プリント基板側の電子部品とは前記空間内で配置位置を相違させていると共に、該リレーの先端面とプリント基板との間に隙間をあけていることを特徴とする車載用電気接続箱。
  2. 前記プリント基板と対向するリレーの先端面には金属箔からなる放熱板を配置している請求項1に記載の車載用電気接続箱。
  3. 前記放熱板はアルミ箔から形成すると共に、該放熱板を前記絶縁板の表面に沿って配置して、前記リレーの配置部では該リレーのハウジング外面を囲むように屈折させていると共に、該リレーの先端面に位置する部分では波形状に屈曲させている請求項2に記載の車載用電気接続箱。
  4. 前記バスバーに実装している前記リレーは10アンペア以上の大電流用のリレーであり、前記プリントの空間側表面の電子部品として10アンペア未満の小電流用のリレーを実装している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車載用電気接続箱。
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