JP2011067019A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2011067019A
JP2011067019A JP2009215949A JP2009215949A JP2011067019A JP 2011067019 A JP2011067019 A JP 2011067019A JP 2009215949 A JP2009215949 A JP 2009215949A JP 2009215949 A JP2009215949 A JP 2009215949A JP 2011067019 A JP2011067019 A JP 2011067019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
circuit board
electronic circuit
laminated
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009215949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5497389B2 (ja
Inventor
Koji Kurumagawa
浩二 車川
Masashi Kawada
昌史 川田
Kotaro Yoshida
耕太郎 吉田
Yoshikatsu Hasegawa
佳克 長谷川
Kenichi Mori
賢一 森
Masahiro Hosaka
政宏 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd, Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP2009215949A priority Critical patent/JP5497389B2/ja
Publication of JP2011067019A publication Critical patent/JP2011067019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5497389B2 publication Critical patent/JP5497389B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】積層回路ユニットと電子回路基板を離隔して、積層回路ユニットによる電子回路基板への発熱の影響を少なくする。
【解決手段】積層回路ユニット4と電子回路基板8は離隔して配置すると共に、接続ピン5を介して電気的に接続されており、積層回路ユニット4で生じた発熱が電子回路部品を搭載した電子回路基板8に伝熱し難くなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車の電気回路に用いられ、各種の配線を分岐、結合する回路、更には信号の変換、増幅、演算を行う回路を内蔵した電気接続箱に関するものである。
自動車の電気回路には、従来から種々の形態の電気接続箱が使用されている。例えば特許文献1には、複数枚の回路基板を積層し、これらの回路基板間をスルーピンを挿通して回路を構成する電気接続箱が開示されている。
一方、最近では自動車に搭載される多数の電子機器を制御するために、電子回路基板の数が増加する傾向にある。電子回路基板又はそれを収納した筺体(ECUボックス)とは、電線(ワイヤーハーネス)を介して接続されているが、その回路数の増加とは逆に、小型化、省スペース化、軽量化が要求されている。
そこで、電線による接続ではなく、ECUボックスをコネクタを介して接続するようになっている。しかし、コネクタによる接続では、コネクタ部分に接続させる接続端部を集約させる必要があるために、回路基板の回路パターンの設計の自由度が小さいという問題や、コネクタ部分のスペースの確保が必須となって、小型化には限界がある。
また、小型化に伴って電子回路基板の単位面積当たりに搭載される電子部品の数が多くなり、電子回路基板の高密度化による発熱に対する放熱性の向上が要求されている。
特開2008−220165号公報
しかしながら上述した従来例は、大きな電流の通電により積層した回路基板に発熱が生じ、IC、コンデンサ等を搭載した他の電子回路基板等を電気接続箱内に同梱すると、この電子回路基板は発熱の影響を受け、誤動作、故障が発生する虞れが多分にある。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、内蔵した電子回路基板への発熱の影響が少なくなるようにした電気接続箱を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る電気接続箱は、回路パターンをそれぞれ有する複数枚の回路基板を積層した積層回路ユニットと、該積層回路ユニットから積層方向に離隔して配置し回路パターンを有する電子回路基板と、前記積層回路ユニットの回路パターンに接続した受端子と、前記電子回路基板の回路パターンに接続した受端子と、前記両受端子間を接続する接続ピンとを備えたことを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱によれば、接続すべき積層回路ユニットの回路パターン、電子回路基板の回路パターンに受端子を取り付け、これらの受端子間を接続ピンにより接続するので、所望する個所での接続が可能となる。
また、積層回路ユニットと電子基板回路を同じ筺体内に同梱しながらも、接続ピンを介して離間しているので、電子回路基板から積層回路ユニットへの熱の影響、またその逆の熱の影響を少なくでき、接続ピンによる熱の放散も期待できる。
実施例の電気接続箱の斜視図である。 断面図である。 分解斜視図である。 分解斜視図である。 スルーピンのピン状挿入端の断面図である。 積層回路ユニットの受端子の斜視図である。 スルーピンの端部と受端子との接合の説明図である。 電子回路基板の接続端の斜視図である。 スルーピン保持板、積層回路ユニットを組み合わせ、スルーピン、接続ピンを取り付けた状態の斜視図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る電気接続箱の実施例の斜視図、図2は断面図、図3、図4は分解斜視図である。蓋部材1、スルーピン2、スルーピン保持板3、複数枚の回路基板を積層して成る積層回路ユニット4、接続ピン5、中継部材6、コネクタ7を備えた電子回路基板8、底部材9を相互に組み付けることにより、筐体状の電気接続箱が構成されている。
合成樹脂材から成る蓋部材1の上部には、ヒューズ素子、スイッチ素子、リレー素子などの回路素子1aを保持する複数の枠部1b、他回路のコネクタを嵌合する嵌合部1cが形成され、蓋部材1にはこれらの回路素子1aの接続端等に接続するための挿通孔1d、嵌合部1c内に突出するためのスルーピン2の接続端2aを挿通する挿通孔1dが設けられている。また、蓋部材1の左右両側には、自動車のフレーム等にこの電気接続箱を固定するための固定部1eが設けられ、蓋部材1の下部には、周囲を囲む壁部1fが形成され、壁部1fの前後に下方の中継部材6と連結するための連結部1gが設けられている。
スルーピン2は導電金属板を打抜き折曲して成り、必要に応じて各種の形状、大きさを有する複数種類の型式が採用されている。スルーピン2の上部は、蓋部材1の挿通孔1dから上方に突出する例えばピン端子、平刃端子等から成る接続端2aとされている。接続端2aは金属板を例えば二重に折り畳んで厚みを持たせているが、その形状等は蓋部材1上の回路素子1aの接続部や嵌合部1cに嵌合する外部コネクタの接続端子に合わせて選択されている。中間部2bには係止部2cが形成され、スルーピン保持板3に挿通する際に所定位置に係止できるようになっている。
スルーピン2の下部は積層回路ユニット4中に挿入するために、好ましくは先端を錘状としたピン状挿入端2dとされている。ピン状挿入端2dは金属板を折り曲げ、図5の断面図に示すように断面略四角形の棒状に形成されている。従って、金属板の板厚が薄い場合でも、金属板の厚みと比較して一辺の厚みを十分に大きくすることができ、ピン状挿入端2dは弯曲したり或いは折損することが少ない。
スルーピン2は前述したように、回路素子1aや後述する積層回路ユニット4との接続に際しての電流容量によって、大きさが異なる複数種のものが使用されている。なお、接続端2aにおいても、蓋部材1に嵌合する外部コネクタの接続端等によっては、ピン状挿入端2dのように折り畳んだピン端子とすることもできる。
合成樹脂材から成るスルーピン保持板3上には台部3aが設けられ、台部3aにはスルーピン2を挿通するための複数個の挿通孔3bが設けられている。そして、挿通孔3bの上端は蓋部材1の挿通孔1dと連通されている。また、スルーピン保持板3の四隅には下方に向けて柱状部3cが突出されている。
積層回路ユニット4は射出成型により成型された厚み2〜5mm程度の例えば3枚の回路基板4aが積層され、各回路基板4aの上には、それぞれ複数の相互に離間した箔回路4bが載置されている。箔回路4bは例えば銅箔をビク刃により打ち抜いて回路基板4a上に接着固定されており、回路基板4aごとに異なる回路パターンが形成されている。また、回路基板4aの四隅には、スルーピン保持板3の柱状部3cが挿通される孔部4cが設けられている。
回路基板4aの複数個所には、積層した回路基板4aにスルーピン2を挿通するための共通の円形状のピン挿通孔4dが形成されている。所定の層の回路基板4aのピン挿通孔4dには、図6に示す短円筒状でスルーピン2のガイドとなるテーパ部を有する金属製の第1受端子4eが、スルーピン2を上方から挿入するために上向きに嵌め込まれている。これらの第1受端子4eは第1受端子4eと一体にして付設されたタブ端子4fを介して、その回路基板4aの箔回路4bと例えば溶着により接続されている。なお、挿通すべきスルーピン2の大きさに従って、ピン挿通孔4dの径も変えられ、第1受端子4eの大きさも選択されている。
スルーピン2のピン状挿入端2dを第1受端子4eに圧入することで、図7に示すように第1受端子4eの内径の導通部にピン状挿入端2dの角部が接触し、この接合状態が安定して維持される。このように、ピン状挿入端2dを上方から第1受端子4eに圧入するが、1本のスルーピン2に対する第1受端子4eによる接続は、1個所にすることが好ましく、2個所以上となると1個所目の圧入の影響で、2個所目の接続構造は同等な接続機能が得難くなることもある。
接続ピン5は長尺とされ、導電金属板をスルーピン2のピン状挿入端2dと同様に、図5に示すように折り畳んで形成され強度を高めているが、この接続ピン5は金属棒から製造してもよい。接続ピン5の上下端5a、5bはそれぞれ挿入を容易とするために錐状とされ、上端部5aは積層回路ユニット4の所定の回路基板4aに設けた第1受端子4eと接続し、下端部5bは下方に配置した電子回路基板8のピン接続孔8dに挿し込まれる。なお、この場合の回路基板4aに取り付けられた第1受端子4eは、下方から挿入する接続ピン5の上端部5aに対応するように、該当の回路基板4aの下面に、テーパ部が下向きとなるように取り付けられ、上面の箔回路4bと接続されているが、必ずしも図6に示す第1受端子4eとは同形でなくともよい。
中継部材6は合成樹脂材から成り、板体部6aの上面にスルーピン保持板3、積層回路ユニット4を保持し、その周囲を囲む上壁部6bが設けられ、この上壁部6bは蓋部材1の壁部1fの内側に嵌合される。また、下面の周囲にも上壁部6bよりも周囲の長さが小さな下壁部6cが設けられている。下壁部6c内には、後述する電子回路基板8のピン接続孔8dに相当する位置に、複数本の筒状のピン収容筒6dが設けられ、ピン収容筒6dの孔の上部は、積層回路ユニット4のピン挿通孔4dと連通している。
また、下壁部6cのコネクタ7の嵌合部が位置する個所は開口部6eとされている。更に、中継部材6には蓋部材1の連結部1gと連結する連結部6fが設けられ、下方の底部材9の連結部と連結する連結部6gが設けられている。
電子回路基板8の基板本体8aの上面には、外部コネクタの接続端子と接続する複数のピン状の接続端子7aを有する箱形のコネクタ7が固定されている。接続端子7aはコネクタ7のハウジング7b内でL字型に折曲され、コネクタ7の嵌合部7c内に位置する接続端子7aの水平方向を向く端部は、コネクタ7と嵌合する外部コネクタの接続端子と嵌合する。接続端子7aの反対側の鉛直方向に折り曲げられた端末部は、基板本体8a上の回路パターン8bと接続されている。なお、コネクタ7のハウジング7bは電子回路基板8の基板本体8aと一体に成型されているが、別体として基板本体8a上に固定するようにしてもよい。別体とする場合には、コネクタ7のハウジング7bは、電子回路基板8aの裏側からねじにより固定され、更に緩み防止のためにフロー半田により固定する。
基板本体8a上には回路パターン8bが形成されると共に、IC、コンデンサ、抵抗等の電子回路素子8cが取り付けられ、回路パターン8bに接続されている。更に、基板本体8aにはピン接続孔8dが設けられ、このピン接続孔8dには図8に示すように、接続ピン5の下端部5bが挿入し易いようにテーパ部を設けた短円筒状の金属製の第2受端子8eが、接続ピン5が上方から挿入できるようにテーパ部を上向きにして嵌め込まれている。
電子回路基板8においては、回路パターン8bは基板本体8a上にプリント印刷により形成されている。小型の電子回路素子8cと第2受端子8eは基板本体8aの上面でリフロー半田により回路パターン8bに電気的に接続されている。一方、大型の電子回路素子8cのリード部とコネクタ7の接続端子7aの端末部は、基板本体8aの裏面においてフロー半田により回路パターン8bと接続されている。また、基板本体8aの裏面においても、回路パターン8b、電子回路素子8cを配置することが可能である。別の態様としては、銅板等の放熱板を貼り付けて、回路パターン8bとを接続することで、放熱効果を向上させることができる。
合成樹脂から成る底部材9は、コネクタ7を付設した電子回路基板8を収容し、中継部材6の下壁部6cを囲む壁部9aが設けられ、壁部9aにはコネクタ7の嵌合部に相当する個所に開口部9bが設けられている。また、壁部9aの両側には中継部材6の連結部6gと連結する連結部9cが設けられている。
この電気接続箱の組立に際しては、回路基板4aが積層された積層回路ユニット4に対して、上方からスルーピン保持板3を当てがい、スルーピン保持板3の四隅から突出された柱状部3cを回路基板4aの孔部4cに挿通し、下方に露出した柱状部3cの先端を溶融することにより、積層回路ユニット4はスルーピン保持板3と一体に固定される。
ここで、所定数のスルーピン2のピン状挿入端2dを、スルーピン保持板3の上方からスルーピン保持板3の挿通孔3b、積層回路ユニット4のピン挿通孔4dに挿入する。この挿入により、積層回路ユニット4では必要な回路基板4aに設けられた上向きの第1受端子4e内に、スルーピン2のピン状挿入端2dが図7に示すように挿入され、ピン状挿入端2dは所定の回路基板4aの箔回路4bと導通され、或いはスルーピン2を介して異なる層の箔回路4b同士が導通される。
この場合に、スルーピン2の中間部2bには係止部2cが突出されているので、スルーピン2はスルーピン保持板3の台部3aの所定深さ位置に固定され、上端の接続端2aは台部3a上に突出される。
次いで、必要数の接続ピン5を積層回路ユニット4の下方から必要なピン挿通孔4dを介して積層回路ユニット4内に挿入する。接続ピン5の上端部5aは必要な回路基板4aにおけるスルーピン2と接続する上向きの第1受端子4eを除く、テーパ部が下向きの第1受端子4eに接続され、接続ピン5はこの第1受端子4eを介して積層回路ユニット4の箔回路4bと接続される。
このようにして、図9に示すように組立てたスルーピン保持板3、積層回路ユニット4に対し中継部材6を組み込む。即ち、積層回路ユニット4から下方の積層方向に突出している接続ピン5を中継部材6のピン収容筒6dに挿入し、接続ピン5の下端部5bをピン収容筒6dの先端から更に下方に突出する。このとき、中継部材6の上部の上壁部6b内に、スルーピン保持板3、積層回路ユニット4が収納される。
続いて、スルーピン保持板3上に蓋部材1を当てがい、スルーピン保持板3から上方に突出された接続端2aを蓋部材1e内に突出する。なお、この際にスルーピン保持板3上に図示しない電気導通板を配置し、蓋部材1上に取り付ける回路素子1aの接続端同士を必要に応じて接続するようにしてもよい。蓋部材1の壁部1fには中継部材6の上壁部6の連結部6fが連結する。このようにすることで、以下の組立工程中のスルーピン2の破損が抑制される。
次に、中継部材6の下部に電子回路基板8を図示しない位置合わせ部を使用して所定位置に取り付ける。このとき、電子回路基板8上のコネクタ7の嵌合部7cは中継部材6は下壁部6cの開口部6e内に位置し、接続ピン5の下端部5bは電子回路基板8の上向きの第2受端子8eに挿し込まれ、図7に示すようなスルーピン2と第1の受端子4e、接続ピン5の下端部5aと第1受端子4eと同様な接続構造となる。
このように、接続ピン5の上端部5aを積層回路ユニットの下方向から所定の下向きの第1受端子4eに圧入後に、下端部5bを電子回路基板の第2受端子8eに上方向から圧入させる方法とすることで、1本の接続ピン5により、2個所の第1受端子4e、第2受端子8e間の安定な電気的接続が得られる。そして、複数本のボルト10を用いて電子回路基板8を中継部材6の下壁部6cの下部に固定する。
次に、底部材9内に中継部材6、電子回路基板8を嵌め込むと、中継部材6の下壁部6cは底部材9の壁部9a内に嵌まり込み、中継部材6の連結部6gと底部材9の連結部9cは連結される。
更に、蓋部材1上の必要個所にヒューズ素子、スイッチ素子等の回路素子1aを枠部1b内に挿し込み、その接点部を枠部1b内に突出しているスルーピン2の接続端2aに接続する。また、必要に応じて、これらの回路素子1aを保護する保護部材を蓋部材1に設けることができる。
このような構成により、コネクタ7の接続端子7aが電子回路基板8の回路パターン8bと接続され、電子回路素子8cに接続される。更に、回路パターン8bは第2受端子8e、接続ピン5、第1受端子4eを介して積層回路ユニット4の箔回路4bと接続され、スルーピン2を介して蓋部材1上の回路素子1aに接続され、更には蓋部材1に嵌合する外部コネクタと接続可能となる。
従って、この電気接続箱のコネクタ7に外部コネクタを嵌合したり、蓋部材1の嵌合部1cに別の外部コネクタを嵌合することにより、外部回路が電気接続箱の回路と導通され、電気接続箱において配線の分岐、結合、信号の変換、増幅、演算等の機能が発揮される。
積層回路ユニット4と電子回路基板8は接続ピン5を介して電気的に接続されるが、接続ピン5は中継部材6のピン収容筒6d内に収容され、積層回路ユニット4、電子回路基板8は相互に十分に離隔して配置されるため、積層回路ユニット4で生じた発熱が電子回路基板8に比較的伝熱し難い。また、長尺の接続ピン5を通じて熱が放散される。
更に、コネクタ7は積層回路ユニット4と電子回路基板8の間の間隙を利用して配置されているので、空間内の伝熱を防止すると共に、電気接続箱内の余剰空間の利用効率が高くなる。
1 蓋部材
2 スルーピン
3 スルーピン保持板
4 積層回路ユニット
4a 回路基板
4e 第1受端子
5 接続ピン
6 中継部材
7 コネクタ
8 電子回路基板
8e 第2受端子
9 底部材

Claims (5)

  1. 回路パターンをそれぞれ有する複数枚の回路基板を積層した積層回路ユニットと、該積層回路ユニットから積層方向に離隔して配置し回路パターンを有する電子回路基板と、前記積層回路ユニットの回路パターンに接続した受端子と、前記電子回路基板の回路パターンに接続した受端子と、前記両受端子間を接続する接続ピンとを備えたことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記接続ピンは前記積層回路ユニットと前記電子回路基板の間において、合成樹脂製の収容筒内に収容したことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記積層回路ユニットと前記電子回路基板の間に、前記電子回路基板に接続端子の端末部を接続し、前記接続端子により外部コネクタと接続するコネクタを配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気接続箱。
  4. 前記積層回路基板の回路パターンと接続した受端子は内径を導通部とした円筒形にタブ端子を付設したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の電気接続箱。
  5. 前記接続ピンと接続する受端子は内径を導通部とした円筒形であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の電気接続箱。
JP2009215949A 2009-09-17 2009-09-17 電気接続箱 Expired - Fee Related JP5497389B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009215949A JP5497389B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009215949A JP5497389B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011067019A true JP2011067019A (ja) 2011-03-31
JP5497389B2 JP5497389B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=43952656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009215949A Expired - Fee Related JP5497389B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5497389B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06111866A (ja) * 1992-09-29 1994-04-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車におけるジャンクションブロック一体型電子ユニット
JP2000059950A (ja) * 1998-08-10 2000-02-25 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2001307800A (ja) * 2000-04-17 2001-11-02 Fujitsu Ltd 基板介在構造体
JP2005143193A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd 回路構成体、その製造方法及び配電ユニット、バスバー基板
JP2006033940A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2006325301A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 回路構成体
JP2007259539A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd 車載用電気接続箱
JP2008220165A (ja) * 2004-03-31 2008-09-18 Mitsubishi Cable Ind Ltd 回路基板を用いたジョイントボックス

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06111866A (ja) * 1992-09-29 1994-04-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車におけるジャンクションブロック一体型電子ユニット
JP2000059950A (ja) * 1998-08-10 2000-02-25 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2001307800A (ja) * 2000-04-17 2001-11-02 Fujitsu Ltd 基板介在構造体
JP2005143193A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd 回路構成体、その製造方法及び配電ユニット、バスバー基板
JP2008220165A (ja) * 2004-03-31 2008-09-18 Mitsubishi Cable Ind Ltd 回路基板を用いたジョイントボックス
JP2006033940A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2006325301A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 回路構成体
JP2007259539A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd 車載用電気接続箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP5497389B2 (ja) 2014-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5714716B2 (ja) 電源制御装置
JP2004079576A (ja) 電子制御装置
US6707689B2 (en) Junction box
JP3815154B2 (ja) 電気接続箱
JP2009303404A (ja) 回路構成体および電気接続箱
JP5307052B2 (ja) 車載電気接続箱、及びこれに用いられる回路材、回路ユニット
CN110121922B (zh) 电路结构体以及电气接线箱
JP2006033941A (ja) 電気接続箱
JP5326940B2 (ja) 回路構成体及び電気接続箱
JP5497389B2 (ja) 電気接続箱
JP2010199514A (ja) 回路構成体
WO2006006306A1 (ja) 中継コネクタ
JP2006187122A (ja) 回路構成体
JP2010212642A (ja) プリント配線基板
JP4801603B2 (ja) 電源モジュール
JP5488024B2 (ja) Acアダプタ
JP4799349B2 (ja) 電源分配装置およびその製造方法
WO2020170777A1 (ja) 蓄電ユニット
JP2003032840A (ja) 電気接続箱
JP6656017B2 (ja) 制御基板及び電気接続箱
JP3303801B2 (ja) 回路板、該回路板を備えた電気接続箱および回路板の製造方法
JP2013005483A (ja) 電気接続箱
JP3702766B2 (ja) 電気接続箱
JP2007252025A (ja) 電気接続箱
JP3456186B2 (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5497389

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees