JP2019217908A - 車両用バッテリパック支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリパックの大型化に対応しながら、バッテリパックの側突安全性を向上させることができる車両用バッテリパック支持装置を提供すること。【解決手段】ラダーフレーム2よりも幅が大きいバッテリパック8を懸架する支持装置9であって、ラダーフレーム2のフレーム側面2Sに設けられるフレーム側ブラケット9aと、バッテリパック8のバッテリ側面8Sに設けられるバッテリ側ブラケット10と、フレーム側ブラケット9aとバッテリ側ブラケット10とを弾性的に連結する弾性連結部9cと、を備え、バッテリ側ブラケット10は複数のサイドフランジ13を含み、複数のサイドフランジ13は矩形板11の端部11Eから先端部13a〜13hまで連続的にバッテリ側面8Sに接合され、一対の最下方先端部13d及び13hは、バッテリ側面8Sの下端領域に接合されるボトムフランジ14により連結される。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用バッテリパック支持装置に関する。
従来から、環境負荷低減の観点に着目し、エンジンのような内燃機関に代えて走行用動力源としてモータを利用する電気自動車、及び当該内燃機関と当該モータとを併用するハイブリッド自動車等の電動車両の開発が進んでいる。特に、これらの電動車両においては、当該モータを駆動するために駆動用のバッテリが搭載され、当該バッテリから当該モータへ電力を供給することにより、車両を走行させるために必要となる動力が得られる。
近年、このような電動車両に関し、トラック等の商用車の分野においても、その開発が行われている。例えば、特許文献1には、駆動用のバッテリパックを電動トラックのラダーフレームに保持する保持構造が開示されている。
特開2016−113063号公報
上記のような電動トラックは、荷物を積載するための構造、又は車両自体の大型化に伴い、乗用車と比較して車両重量が大きくなる。このため、乗用車に比べて車両重量が大きい電動トラックは、十分な航続距離を確保するために、大型で大容量のバッテリパックを搭載する必要がある。
しかしながら、大型のバッテリパックが搭載される車両は、ラダーフレームに懸架されるバッテリパックがラダーフレームよりも車幅方向に長い場合には、側突事故の発生時にバッテリパックが損傷しやすくなる虞が生じる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バッテリパックの大型化に対応しながら、バッテリパックの側突安全性を向上させることができる車両用バッテリパック支持装置を提供することにある。
本発明に係る車両用バッテリパック支持装置は、バッテリパックを車両のラダーフレームに懸架する車両用バッテリパック支持装置であって、前記ラダーフレームの車幅方向外側におけるフレーム側面に設けられるフレーム側ブラケットと、前記バッテリパックの車幅方向外側におけるバッテリ側面に設けられるバッテリ側ブラケットと、前記フレーム側ブラケットと前記バッテリ側ブラケットとを弾性的に連結する弾性連結部と、を備え、前記バッテリ側ブラケットは、前記弾性連結部に連結される矩形板と、前記矩形板の車両長手方向の端部から分岐して延びる複数のサイドフランジと、を含み、前記矩形板は、前記弾性連結部に連結される座面が前記バッテリ側面に垂直となるように前記バッテリ側面に接合され、複数の前記サイドフランジは、前記矩形板の前記端部から延在する先端部まで連続的に前記バッテリ側面に接合され、複数の前記先端部のうち、車高方向の最下方において車両長手方向に離間して配置される一対の最下方先端部は、前記バッテリ側面の下端領域に接合されるボトムフランジにより連結される。
本態様に係る車両用バッテリパック支持装置は、フレーム側ブラケット、弾性連結部、及びバッテリ側ブラケットを介してバッテリパックを車両のラダーフレームに弾性的に懸架する。このとき、バッテリ側ブラケットは、弾性連結部に連結される矩形板がバッテリパックのバッテリ側面に対して座面を垂直とするようにバッテリ側面に接合されると共に、矩形板の車両長手方向における端部から分岐して延びる複数のサイドフランジが形成されている。そして、矩形板から分岐した複数のサイドフランジは、先端部に至るまで連続的にバッテリ側面に接合されている。
また、バッテリ側ブラケットは、複数のサイドフランジの上記した先端部のうち、車高方向の最下方において車両長手方向に離間して配置される一対の最下方先端部が、バッテリ側面の下端領域に接合されるボトムフランジにより連結されている。すなわち、バッテリ側ブラケットは、一対の最下方先端部とボトムフランジとが、バッテリ側面における剛性の高い部分において、一体的にバッテリ側面に対して接合されている。
これにより、本態様に係る車両用バッテリパック支持装置は、車両に対する側突の発生時においてバッテリ側ブラケットが応力を受ける場合に、矩形板から複数のサイドフランジへ当該応力を分散しつつ、特に剛性の高いバッテリ側面のハウジング底面の広い範囲において当該応力を吸収することができる。これにより、本態様に係る車両用バッテリパック支持装置によれば、バッテリパックの大型化に対応しながら、バッテリパックの側突安全性を向上させることができる。
本発明に係る車両用バッテリパック支持装置が搭載された車両の全体構成を概略的に示す上面図である。 ラダーフレームとバッテリパックとを接続する支持装置の構成及び接続形態を示す斜視図である。 本発明に係るバッテリ側ブラケットの概形を表す斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施の形態の説明に用いる図面は、いずれも構成部材を模式的に示すものであって、理解を深めるべく部分的な強調、拡大、縮小、または省略などを行っており、構成部材の縮尺や形状等を正確に表すものとはなっていない場合がある。
図1は、本発明に係る車両用バッテリパック支持装置が搭載された車両1の全体構成を概略的に示す上面図である。図1に示すように、本実施形態に係る車両1は、ラダーフレーム2、キャブ3、荷箱4、車輪機構5、駆動ユニット6、駆動電力供給部7、バッテリパック8、及び「車両用バッテリパック支持装置」としての支持装置9を備える電動トラックである。なお、図1では、車両1の上面からキャブ3及び荷箱4を透過するように見た場合の上面図として表している。
本実施形態において、車両1は、走行用駆動源として電動機(後述するモータ6a)を備える電気自動車として想定されているが、エンジンを更に備えるハイブリッド自動車であってもよい。また、車両1は電動トラックに限定されることなく、電動塵芥車など、車両を駆動するためのバッテリを備える他の商用車であってもよい。
ラダーフレーム2は、サイドレール2aと複数のクロスメンバ2bを有する。また、サイドレール2aは、車両1の車両長手方向Xに沿って延在し、互いに車幅方向Yに対して平行に配置される左サイドレール2L及び右サイドレール2Rからなる。複数のクロスメンバ2bは、左サイドレール2Lと右サイドレール2Rとを連結している。すなわち、ラダーフレーム2は、いわゆる梯子型フレームを構成している。そして、ラダーフレーム2は、キャブ3、荷箱4、駆動ユニット6、駆動電力供給部7、バッテリパック8、及び車両1に搭載されるその他の重量物を支持する。
キャブ3は、図示しない運転席を含む構造体であり、ラダーフレーム2の前部上方に設けられている。一方、荷箱4は、車両1によって搬送される荷物等が積載される構造体であり、ラダーフレーム2の後部上方に設けられている。
車輪機構5は、本実施形態においては、車両前方に位置する左右の前輪5a、2つの前輪5aの車軸としてのフロントアクスル5b、車両後方に位置し且つ左右に各2つ配置された後輪5c、及び後輪5cの車軸としてのリアアクスル5dから構成される。そして、本実施形態に係る車両1においては、後輪5cが駆動輪として機能するように駆動力が伝達され、車両1が走行することになる。尚、車輪機構5は、図示しないサスペンション機構を介してラダーフレーム2に懸架され、車両1の重量を支持する。
駆動ユニット6は、モータ6a、減速機構6b、及び差動機構6cを有する。モータ6aは、後述する駆動電力供給部7から交流電力が供給されることにより、車両1の走行に必要な駆動力を発生させる。減速機構6bは、図示しない複数のギアを含み、モータ6aから入力される回転トルクを減速して差動機構6cに出力する。差動機構6cは、減速機構6bから入力される動力を左右の後輪5cに対して振り分ける。すなわち、駆動ユニット6は、減速機構6b及び差動機構6cを介して、モータ6aの駆動トルクを車両の走行に適した回転速度に減速してリアアクスル5dに駆動力を伝達する。これにより駆動ユニット6は、リアアクスル5dを介して後輪5cを回転させて車両1を走行させることができる。
駆動電力供給部7は、いわゆるインバータであり、バッテリパック8から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ6aへ供給し、車両1に対するアクセル操作に応じてモータ6aの回転速度を制御する。
バッテリパック8は、車両1を走行させるためのエネルギー源としてモータ6aに電力を供給する二次電池である。バッテリパック8は、車両1に必要とされる電力を蓄えるために比較的大型で大容量のバッテリモジュール(図示せず)を内部に複数備える。また、バッテリパック8は、左サイドレール2Lと右サイドレール2Rとの間、及びサイドレール2aの下方のスペースに跨って設けられ、車両長手方向Xに垂直な平面における断面形状が逆T型となる形状を備えている。
支持装置9は、詳細を後述するように、バッテリパック8をラダーフレーム2に懸架するための接続部材である。支持装置9は、本実施形態においては、車幅方向Yに対してラダーフレーム2の両側にそれぞれ3つ(合計6つ)設けられている。ただし、支持装置9は、バッテリパック8の重量及び寸法に応じ、その数量を適宜変更することができる。
図2は、ラダーフレーム2とバッテリパック8とを接続する支持装置9の構成及び接続形態を示す斜視図である。より詳しくは、図2は、左サイドレール2Lに接続される1つの支持装置9について、車両1の左斜め後方から見た場合の斜視図である。
支持装置9は、フレーム側ブラケット9a、スペーサ9b、弾性連結部9c、及びバッテリ側ブラケット10を備え、バッテリパック8をラダーフレーム2に弾性的に懸架する。
フレーム側ブラケット9aは、ラダーフレーム2の車幅方向Yにおける側面、すなわちサイドレール2aの外側面であるフレーム側面2Sに対してボルトで連結される金属部材である。
スペーサ9bは、ラダーフレーム2とフレーム側ブラケット9aとの互いの接続面が離間している場合に、両者の間に介在する金属部材である。このため、サイドレール2aとフレーム側ブラケット9aとが離間していない場合には、スペーサ9bが不要となる。
弾性連結部9cは、フレーム側ブラケット9aとバッテリ側ブラケット10とを車高方向Zの上下で弾性的に連結する連結部材である。より詳しくは、本実施形態における弾性連結部9cは、フレーム側ブラケット9aとの連結部において所謂ラバーブッシュが介在することで、フレーム側ブラケット9aを介して連結するラダーフレーム2と、バッテリ側ブラケット10を介して連結するバッテリパック8との相対変位に伴う応力を吸収する。
バッテリ側ブラケット10は、バッテリパック8の車幅方向Yにおける外側面としてのバッテリ側面8Sに接合されると共に、弾性連結部9cに連結されることによりバッテリパック8を懸架する金属部材である。
このように、本実施形態の車両1においては、バッテリパック8は、バッテリ側ブラケット10、弾性連結部9c、フレーム側ブラケット9a、及びスペーサ9bからなる支持装置9を介してラダーフレーム2のサイドレール2aに懸架される。このため、車両1の走行に伴いサイドレール2aに捩れや撓みに伴う応力が発生した場合であっても、弾性連結部9cは、その緩衝効果により、当該応力がバッテリパック8へ伝達される虞を低減することができる。
図3は、本発明に係るバッテリ側ブラケット10の概形を表す斜視図である。より詳しくは、図3は、左サイドレール2Lに接続される1つのバッテリ側ブラケット10について、車両1の左斜め後方から見た場合の斜視図である。本実施形態に係るバッテリ側ブラケット10は、矩形板11、分岐部12、複数のサイドフランジ13、及びボトムフランジ14を含み、これらが連続的且つ一体に形成されている。
矩形板11は、本実施形態においては、車高方向から見た場合に長方形の座面11Sを有し、座面11SがXY平面に平行、すなわちバッテリパック8のバッテリ側面8Sに対して垂直となるように、バッテリ側面8Sに接合される。また、矩形板11は、車高方向Zに貫通する連結孔11Hが形成され、連結孔11Hを挿通する図示しない締結部材によって弾性連結部9cが座面11Sに連結される。
分岐部12は、矩形板11の車両長手方向Xにおける端部11Eから複数のサイドフランジ13を車高方向Zに対して分岐させる部分であり、矩形板11と複数のサイドフランジ13との間に介在する。
複数のサイドフランジ13は、図3に示すバッテリ側ブラケット10においては、矩形板11の車両長手方向Xにおける両側にそれぞれ4つずつ(合計8つ)配置される。尚、本実施形態においては、バッテリ側ブラケット10が8つのサイドフランジ13を有する形態を例示しているが、矩形板11の車両長手方向Xにおける両側にそれぞれ複数のサイドフランジ13を備えていればよく、その数量はこれに限定されるものではない。
また、複数のサイドフランジ13のそれぞれは、矩形板11の車両長手方向Xにおける前後の端部11Eから車高方向Zに分岐し、車両長手方向Xの前後にそれぞれ延びる先端部13a〜13hを有する。すなわち、複数のサイドフランジ13のそれぞれ先端部13a〜13hは、車両長手方向Xを向くように配置される。
そして、複数のサイドフランジ13のそれぞれの先端部13a〜13hは、車高方向Zに対して、いずれも矩形板11と異なる高さにおいて互いに等間隔になるように、矩形板11を境として対称に配置されている。
ここで、バッテリ側ブラケット10は、バッテリ側面8Sに接合された複数のサイドフランジ13の先端部13a〜13hのうち、車高方向Zの最下方に配置された最下方先端部、すなわち本実施形態における先端部13d及び13hがバッテリ側面8Sの下端領域に配置されている。
また、バッテリ側ブラケット10は、車両長手方向Xに離間した最下方先端部としての一対の先端部13d及び13hが、ボトムフランジ14によって連結されている。
尚、バッテリ側ブラケット10は、本実施形態においては矩形板11及び分岐部12において、車幅方向Yに貫通する複数の貫通孔が形成されており、バッテリ側ブラケット10の所望の強度を担保できる限りにおいてバッテリ側ブラケット10の軽量化に寄与する。
そして、バッテリ側ブラケット10は、バッテリパック8のバッテリ側面8Sに対して車幅方向Yの外側から接合されている。このとき、バッテリ側ブラケット10は、先端部13a〜13hを含むそれぞれのサイドフランジ13、分岐部12、矩形板11、及びボトムフランジ14が、溶接によりバッテリ側面8Sに連続的に接合されている。
このとき、ボトムフランジ14は、最下方先端部としての先端部13d及び13hと同様に、バッテリ側面8Sの下端領域においてバッテリパック8に接合されている。より具体的には、サイドフランジ13の最下方先端部としての先端部13d及び13h、及びボトムフランジ14は、図2に示すように、車高方向Zにおける高さが、バッテリパック8の底面に相当する高さに配置されている。このため、バッテリ側ブラケット10は、車両1への側突の衝撃により車幅方向Yの外側からラダーフレーム2の下方へ向けて矩形板11に応力が発生した場合であっても、先端部13d及び13h、及びボトムフランジ14を介して、バッテリパック8の底面で当該応力を受けることができる。これにより、バッテリ側ブラケット10は、車両1への側突の衝撃を受けた場合に、バッテリ側面8Sの中でも剛性の高い下端領域における広い範囲で当該衝撃を分散しつつ吸収することができる。
以上のように、本発明に係る支持装置9は、フレーム側ブラケット9a、弾性連結部9c、及びバッテリ側ブラケット10を介してバッテリパック8をラダーフレーム2に懸架する。このとき、バッテリ側ブラケット10は、車幅方向Yにおけるラダーフレーム2の外側に配置され、車両1に対する側突に伴う衝撃を受けた場合であっても、矩形板11から分岐して延びる複数のサイドフランジ13に応力を分散しつつ、バッテリ側面8Sにおける剛性の高い部分で当該応力を吸収しやすく構成されている。これにより、上記のようなバッテリ側ブラケット10を備える支持装置9によれば、バッテリパック8の大型化に対応しながら、バッテリパック8の側突安全性を向上させることができる。
1 車両
2 ラダーフレーム
2S フレーム側面
8 バッテリパック
8S バッテリ側面
9 支持装置
9a フレーム側ブラケット
9c 弾性連結部
10 バッテリ側ブラケット
11 矩形板
11E 端部
12 分岐部
13 サイドフランジ
13a〜13h 先端部
14 ボトムフランジ

Claims (1)

  1. バッテリパックを車両のラダーフレームに懸架する車両用バッテリパック支持装置であって、
    前記ラダーフレームの車幅方向外側におけるフレーム側面に設けられるフレーム側ブラケットと、
    前記バッテリパックの車幅方向外側におけるバッテリ側面に設けられるバッテリ側ブラケットと、
    前記フレーム側ブラケットと前記バッテリ側ブラケットとを弾性的に連結する弾性連結部と、を備え、
    前記バッテリ側ブラケットは、前記弾性連結部に連結される矩形板と、前記矩形板の車両長手方向の端部から分岐して延びる複数のサイドフランジと、を含み、
    前記矩形板は、前記弾性連結部に連結される座面が前記バッテリ側面に垂直となるように前記バッテリ側面に接合され、
    複数の前記サイドフランジは、前記矩形板の前記端部から延在する先端部まで連続的に前記バッテリ側面に接合され、
    複数の前記先端部のうち、車高方向の最下方において車両長手方向に離間して配置される一対の最下方先端部は、前記バッテリ側面の下端領域に接合されるボトムフランジにより連結される、車両用バッテリパック支持装置。
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