JP2019207772A - 燃料電池用セパレータの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池用セパレータとなる、薄板状の金属基材の表面を簡単に粗面化し、接触抵抗を向上させることができる燃料電池用セパレータの製造方法を提供する。【解決手段】金属基材2を少なくとも一方向に引張して塑性変形させることにより、引張前の金属基材2の表面に対して、引張後の金属基材2の表面の算術平均粗さRaを大きくする燃料電池用セパレータの製造方法。更に好ましくは、引張後の金属基材2で感圧紙を挟み、面圧1MPaの条件で押圧した際に前記感圧紙が押圧される面積を金属基材2の接触面積としたときに、前記接触面積の面積率が10.0%以上となるように、金属基材2の引張を行う燃料電池用セパレータの製造方法。【選択図】図1

Description

本発明は、薄板状の金属基材から燃料電池用セパレータの製造方法に関する。
電解質膜を用いた固体高分子型燃料電池は、低温における作動が可能であり、かつ、小型軽量化が可能であるため、自動車などの移動体への適用が検討されている。特に、固体高分子型燃料電池を搭載した燃料電池自動車はエコロジーカーとして社会的な関心が高まっている。
このような固体高分子型燃料電池には、基本単位であるセル(単電池)が複数積層されている。セルは、一対のガス拡散層が両側に配置された膜電極接合体と、これらを挟持している一対のセパレータと、を備えている。膜電極接合体は、イオン交換膜である電解質膜の両側にアノード側の電極およびカソード側の電極を配置した構造を有している。
セパレータは、導電性やガス不透過性などに優れた金属を基材とする板状の部材であって、その一面側が膜電極接合体と接触し、他面側が隣接する他のセパレータの他面側と接触している。このようなセパレータは、各セルを分離するとともに、セル間の通電を担う部材である。そのため、セパレータとこれに接触する相手部材との接触抵抗を低減することが重要である。
このような点を鑑みて、たとえば、特許文献1では、セパレータ用のステンレス鋼からなる金属基材をエッチング処理することにより、金属基材の表面を粗面化することが提案されている。これにより、粗面化した金属基材をセパレータに加工し、これに接触する相手部材との接触面積が増加するので、これらの接触抵抗を低減することができる。この他にも、セパレータ用の金属基材の表面をブラスト処理することにより、金属基材の表面を粗面化する方法も知られている。
特開2011−38166号公報
しかしながら、特許文献1に記載のようなエッチング処理を行うと、大量の廃液が発生してしまい、廃液処理の手間がかかる。また、ブラスト処理では、投射ガンから研磨剤を金属基材の表面に均一に投射するため、その作業が煩雑となる。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、燃料電池用セパレータとなる、薄板状の金属基材の表面を簡単に粗面化し、接触抵抗を向上させることができる燃料電池用セパレータの製造方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法は、薄板状の金属基材から燃料電池用セパレータを製造する方法であって、前記金属基材を少なくとも一方向に引張して塑性変形させることにより、引張前の前記金属基材の表面に対して、引張後の前記金属基材の表面の算術平均粗さRaを大きくすることを特徴とする。
本発明によれば、上述のように算術平均粗さRaを大きくすることにより、引張前に比べて引張後の金属基材の表面には、凸部の割合が増加する。そのため、引張前に比べて、引張後の金属基材と、これに接触する相手部材との接触面積率が増加する。したがって、この金属基材をプレス加工によりセパレータに成形すれば、セパレータと相手部材との接触抵抗を低減することができる。また、セパレータとなる金属基材を少なくとも一方向に引張することだけで、セパレータの表面の算術平均粗さRaを簡単に大きくすることができる。
より好ましい態様としては、燃料電池用セパレータの製造方法では、引張後の前記金属基材で、感圧紙を挟み、面圧1MPaの条件で押圧した際に、前記感圧紙が押圧される面積を、前記金属基材の接触面積としたときに、前記接触面積の面積率が、10.0%以上となるように、前記金属基材の引張を行うことが好ましい。この態様によれば、このような範囲の面積率となるように金属基材を引張することにより、引張後の金属基材から加工したセパレータと相手部材との接触抵抗を効果的に低減することができる。
また、より好ましい態様としては、燃料電池用セパレータの製造方法では、前記金属基材の金属は、チタンであり、引張前の前記金属基材の厚みが100μm以下であり、引張方向に沿った引張後の前記金属基材の長さが、引張前の前記金属基材の長さに対して、20%以上増大するように、前記金属基材の引張を行うことが好ましい。
本態様によれば、チタンからなる金属基材の厚みが100μm以下である場合には、例えば、ブラスト処理などを行うと金属基材が変形し易いところ、この態様では、このような場合であっても金属基材を引張することにより、金属基材の表面に所望の表面粗さを付与し、上述した燃料電池用セパレータの接触面積率を10.0%以上にすることができる。結果として、引張後の金属基材を加工して得られたセパレータと相手部材との接触抵抗を低減することができる。
また、より好ましい態様としては、本発明の燃料電池用セパレータの製造方法は、前記金属基材の金属は、ステンレス鋼であり、引張前の前記金属基材の厚みが100μm以下であり、引張方向に沿った引張後の前記金属基材の長さが、引張前の前記金属基材の長さに対して、10%以上増大するように、前記金属基材の引張を行うことが好ましい。
本態様によれば、ステンレス鋼からなる金属基材の厚みが100μm以下である場合には、例えば、ブラスト処理などを行うと金属基材が変形し易いところ、この態様では、このような場合であっても金属基材を引張することにより、金属基材の表面に所望の表面粗さを付与し、上述した燃料電池用セパレータの接触面積率を10.0%以上にすることができる。結果として、引張後の金属基材を加工して得られたセパレータと相手部材との接触抵抗を低減することができる。
本発明によれば、燃料電池用セパレータとなる、薄板状の金属基材の表面を簡単に粗面化し、接触抵抗を向上させることができる。
本実施形態に係る燃料電池用セパレータの製造方法を説明する模式的概念図である。 接触面積率の測定方法を説明する模式的概念図である。 固体高分子型燃料電池の要部断面図である。 接触抵抗測定装置の概略図である。 第1、2試験片の両方が引張量0%の試験片を押圧した後の感圧紙の写真である。 第1、2試験片の両方が引張量40%の試験片を押圧した後の感圧紙の写真である。 確認試験に用いた試験体に係る接触面積率(%)と、接触抵抗(mΩ・cm)との関係を表したグラフである。 確認試験に用いた試験体に係る算術平均粗さRaの平均値(μm)と、接触面積率(%)との関係を表したグラフである。 確認試験に用いた試験体に係る引張量の平均値(%)と、算術平均粗さRaの平均値(μm)との関係を表したグラフである。 確認試験に用いた試験体に係る引張量の平均値(%)と、接触抵抗(mΩ・cm)との関係を示したグラフである。 試験片6〜10を組み合わせた試験体に係る接触面積率(%)と、接触抵抗(mΩ・cm)との関係を表したグラフである。 試験片6〜10を組み合わせた試験体に係る算術平均粗さRaの平均値(μm)と接触面積率(%)との関係を表したグラフである。 試験片6〜10を組み合わせた試験体に係る引張量の平均値(%)と、算術平均粗さRaの平均値(μm)との関係を表したグラフである。
以下に、図1を参照しながら本発明に係る実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る燃料電池用セパレータの製造方法を説明する模式的概念図である。
本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法では、薄板状の金属基材2から燃料電池用セパレータを製造する。金属基材2は、導電性やガス不透過性などに優れた金属であれば、特に限定されないが、例えば、チタンまたはステンレス鋼を挙げることができる。ここで、チタンは、チタンを主材としたチタン系材料であり、チタンとしては、純チタンまたはチタン合金を挙げることができる。ステンレス鋼としては、たとえばSUS304、SUS316(JIS規格)などのオーステナイト系ステンレス鋼を挙げることができる。
金属基材2の厚みは、例えば、20〜400μmの範囲にあることが好ましく、より好ましくは、100μm以下である。金属基材2の厚みを、100μm以下とすることにより、燃料電池のセルの厚みを低減することができるばかりでなく、金属基材2の金属が塑性流動し易いため、後述する引張により、金属基材2に所望の表面粗さを付与し易い。
金属基材2がチタンからなる場合には、引張前の金属基材2の表面における算術平均粗さRaは、1.8μm以上が好ましく、3.9μm以下が好ましい。一方、金属基材2がステンレス鋼からなる場合には、引張前の金属基材2の表面における算術平均粗さRaは、1.5μm以上が好ましく、2.9μm以下が好ましい。このような範囲を満たすことにより、後述する引張により、金属基材2の好適な接触面積率を確保することができる。
本実施形態では、このような金属基材2を少なくとも一方向に引張して塑性変形させることにより、引張前の金属基材2の表面に対して、引張後の金属基材2の表面の算術平均粗さRaを大きくする。具体的には、図1に示す引張装置1を用いて、金属基材2の両端部2a,2bを、引張装置1の一対の把持部3a,3bでそれぞれ掴む。この状態で、一方の把持部3bを固定しながら、他方の把持部3aを一方向に移動させて、金属基材2を一方向に引張する。
このような引張により、金属基材2を構成する組織または結晶の形状が、金属基材2の表面に現れ、金属基材2の算術平均粗さRaが大きくなる。金属基材2の表面の算術平均粗さRaを大きくできれば、金属基材2を引張する一方向の向きは、特に限定されず、たとえば、複数の方向に金属基材2を引張して、塑性変形させてもよい。
引張後の金属基材2の表面の算術平均粗さRaは、金属基材2がチタンの場合には、2.5μm以上が好ましく、金属基材2がステンレス鋼の場合には、2.0μm以上が好ましい。上述した範囲を下回る場合には、後述する好適な接触面積率を得難い。
本実施形態では、後述の実施例で説明するように、引張後の2つの金属基材2,2で、感圧紙4を挟み、一対の押圧部材6,6を用いて面圧1MPaの条件で押圧する。このとき、感圧紙4が押圧される面積を、金属基材2の接触面積としたときに、接触面積の面積率(接触面積率)が、10.0%以上となることが好ましい。したがって、本実施形態では、このような面積率を満たすように、図1において説明した金属基材2の引張を行うことが好ましい。このような範囲の接触面積率となるように金属基材2を引張することにより、引張後の金属基材2から加工したセパレータ13と、これに接触する相手部材(セパレータ13またはガス拡散層17(図3参照))との接触抵抗を効果的に低減することができる。
本実施形態では、金属基材2の金属が、チタンであり、引張前の金属基材2の厚みが100μm以下の場合には、引張方向に沿った引張後の金属基材2の長さが、引張前の金属基材2の長さに対して、20%以上増大するように、金属基材2の引張を行うことが好ましい。一方、金属基材2の金属が、ステンレス鋼であり、引張前の金属基材2の厚みが100μm以下の場合には、引張方向に沿った引張後の金属基材2の長さが、引張前の金属基材2の長さに対して、10%以上増大するように、金属基材2の引張を行うことが好ましい。なお、この増大する金属基材2の割合を、後述する実施例では、引張量としている。
金属基材2の厚みが100μm以下である場合には、例えば、ブラスト処理などを行うと金属基材が変形し易いところ、この態様では、このような場合であっても金属基材2を引張することにより、金属基材2の表面に所望の表面粗さを付与し、引張後の金属基材2から加工したセパレータ13の接触面積率を10.0%以上にすることができる。
引張後の金属基材2は、図3に示す燃料電池10のセパレータ13の形状になるように、プレス成形および打ち抜き成形により加工される。このようなセパレータ13は、以下に示す燃料電池10に組み込まれる。具体的は、図3に示す燃料電池10には、基本単位であるセル11(単電池)が複数積層されている。セル11は、ガス拡散層17,17が両側に配置された膜電極接合体14と、これらを挟持している一対のセパレータ13,13とを備えている。膜電極接合体14は、イオン交換膜である電解質膜15の両側にアノード側の電極16およびカソード側の電極16を配置した構造を有している。図3に示す燃料電池10では、セパレータ13は、等脚台形の波形の形状を有し、その一面側がガス拡散層17と当接し、他面側が隣接する他のセパレータ13の他面側と当接している。したがって、セパレータ13が接触する相手部材は、ガス拡散層17と隣接する他のセパレータ13である。
本実施形態によれば、金属基材2を少なくとも一方向に引張することにより、引張前の金属基材2の表面に対して、引張後の金属基材2の表面の算術平均粗さRaを大きくする。これにより、引張前より引張後の金属基材2の方が表面の凸部の割合が増加する。このため、引張前と比べて、引張後の金属基材2を加工してセパレータ13を作製すれば、相手部材との接触抵抗を低減することができる。
また、本実施形態によれば、金属基材2を少なくとも一方向に引張することだけで、算術平均粗さRaを大きくすることができるため、容易に、金属基材2の表面処理を行うことができる。このような表面処理は、汎用的に用いられるオートグラフのような引張装置1があれば簡単に実施することができる。また、例えば、金属基材2の表面をエッチングする際の廃液も発生しないため、廃液処理の手間を軽減することができる。さらに、金属基材2の表面を削る研磨材を含有したスラリーの調製や研磨材を投射する投射ガンの準備など、ブラスト処理で行う煩雑な作業を軽減することができる。
また、本実施形態によれば、接触面積率を10.0%以上にすることにより相手部材との接触抵抗を効果的に低減することができる。また、本実施形態によれば、金属基材2の金属がチタンであり、金属材料2のが厚み100μm以下の場合には、引張量を20%以上にすることにより、算術平均粗さRaを2.5μm以上にすることができるため、接触面積率を10.0%以上にすることができる。一方、金属基材2の金属がステンレス鋼であり、金属基材2の厚み100μm以下の場合には、引張量を10%以上にすることにより、算術平均粗さRaを2.0μm以上にすることができるため、接触面積率を10.0%以上にすることができる。
以下に、本発明を実施例により説明する。
[試験片1〜5の作製]
<試験片1>
薄板状の金属基材として、サイズ60mm×120mmかつ厚み100μmの純チタン平板を準備した。準備した純チタン平板を、オートグラフ(島津製作所製)を用いて、引張量が10%となるように、一方向に引張した。これを、燃料電池用セパレータに対応する試験片1とした。なお、「引張量が10%となる」とは、引張方向に沿った引張後の金属基材の長さが、引張前の金属基材の長さに対して10%増大することを意味し、引張量は次の式1により算出される。
引張量(%)=(L−Lo)/Lo×100…(式1)
ここで、Lは引張後の金属基材の引張方向に沿った長さであり、Loは引張前(自然長)の金属基材の長さである。
<試験片2〜4>
試験片1と同じように、試験片2〜4を作製した。試験片1とは異なる点は、引張量である。具体的には、試験片2〜4の引張量をそれぞれ、20%、30%、および40%とした。
<試験片5>
試験片1と同じように、試験片5を作製した。試験片1とは異なる点は、準備した純チタン平板を引張しなかった点である。
[算術平均粗さRaの測定]
作製した試験片1〜5から所定の大きさの試験片を切り出し、各試験片の表面の算術平均粗さRaを測定した。測定は、キーエンス製レーザー顕微鏡(VK−X250)を用いて、JIS B0601−2001に準拠して行った。なお、算術平均粗さRaは、引張方向に対して直交する方向に沿って測定された。結果を表1に示す。
Figure 2019207772
[結果1]
表1からわかるように、引張量が増加すると、試験片の表面の算術平均粗さRaも増加することがわかった。これは、引張により、チタン組織の形状が試験片の表面に現れた結果、試験片の表面の粗さが大きくなったと考えられる。
次に、試験片1〜5から所定の大きさの試験片を切り出し、これらのうち、2つの試験片(第1試験片および第2試験片)を、互いの表面が接触するように重ねて試験体1−1〜1−5を作製した。作製した試験体に係る試験片の組み合わせ、ならびに、各試験片の引張量および算術平均粗さRaを表2に示す。表2に示すように、試験体1−1は、引張量0%(引張前)の試験片と引張量10%の試験片を組み合わせたものである。一方、試験体1−2〜1−5は、第2試験片を引張量30%に固定して、第1試験片の引張量を、10〜40%に変化させたものである。なお、試験体1−1が比較例に対応し、試験体1−2〜1−5が実施例に対応する。各試験体について、以下に説明する接触面積率および接触抵抗を確認した。
[接触面積率の測定]
図2に示すように、各試験体において、重ねた2つの試験片の間に、感圧紙(富士フィルム製・超低圧用)を挟み、押圧治具(一対の押圧部材)を用いて、1MPaの圧力(面圧)で10秒間、感圧紙を挟み込んだ試験体を押圧した。押圧した後、挟まれていた感圧紙を試験体から取り除いた。取り除いた感圧紙では、変色した部分の面積が、感圧紙の押圧された部分の面積となるため、押圧された部分と押圧されなかった部分との面積を、画像処理ソフト(winroof:三谷商事製)で2値化した。感圧紙の押圧された部分の面積を2つの試験片の接触した部分の面積として、次に示す式2により接触面積率を算出した。結果を表2に示す。
接触面積率(%)=(押圧された部分の面積)/(感圧紙全体の面積)×100…(式2)
[接触抵抗の測定]
図4に示すように、互いの表面が接触するように、2つの試験片を重ねた試験体に、一定荷重(1MPa)を付与した。この状態で、電流計により試験体に流れる電流が1Aとなるように、電源からの電流を調整して流し、試験体に印加される電圧を電圧計で測定し、2つの試験片同士の接触抵抗を算出した。結果を表2に示す。
Figure 2019207772
[結果2]
表2に示す試験体1−1(比較例)の引張前の第1試験片と比べて、試験体1−2〜1−5(実施例)の第1試験片の如く、算術平均粗さRaが大きい場合には、接触面積率が増加し、接触抵抗が低下した。これは、算術平均粗さRaが増加すると、表面に形成された凸部の高さが大きくなるが、表面に形成された凸部の割合が増え、結果として、試験体1−2〜1−5の接触面積率が増加し、接触抵抗が低減されたと考えられる。なお、表2に示す試験体1−1および試験体1−2の接触抵抗値は、同じ値(2.8mΩ・cm2)であるが、試験体1−1と比べて試験体1−2の接触面積率は大きい。したがって、試験体1−1と比べて試験体1−2の接触抵抗値は、測定のバラツキにより同じ値であり、試験体1−2の条件でセパレータを製造すると、試験体1−1に比べて、接触抵抗が低くなる傾向にあると推測される。
以上のことから、金属基材を引張することにより、算術平均粗さRaが大きくなり、この結果、試験体1−2〜1−5の接触面積率が増加したと考えられる。特に、金属基材がチタンからなる場合には、引張量を20%以上にすれば、試験体1−2〜1−5の接触抵抗を十分に低減することができると考えられる。
[確認試験]
以上の結果を踏まえて、接触面積率および接触抵抗の確認試験を行った。具体的には、試験片1〜5から所定の大きさの複数の試験片を切り出し、切り出した試験片から適宜2つの試験片(第1試験片および第2試験片)を組み合わせて、合計15個の試験体を作製した。各試験体について、上述した接触面積率および接触抵抗の測定を行った。
接触面積率を測定した試験体のうち、第1、2試験片の両方が引張量0%の試験片(試験片5)であった試験体および第1、2試験片の両方が引張量40%の試験片(試験片4)であった試験体について、押圧した後の感圧紙の写真を図5および図6にそれぞれ示す。
さらに、図7Aは、確認試験に用いた試験体に係る接触面積率(%)と、接触抵抗(mΩ・cm)との関係を表したグラフである。図7Bは、確認試験に用いた試験体に係る算術平均粗さRaの平均値(μm)と、接触面積率(%)との関係を表したグラフである。図7Cは、確認試験に用いた試験体に係る引張量の平均値(%)と、算術平均粗さRaの平均値(μm)との関係を表したグラフである。図7Dは、確認試験に用いた試験体に係る引張量の平均値(%)と、接触抵抗(mΩ・cm)との関係を示したグラフである。なお、試験体の引張量および算術平均粗さRaの平均値は、第1試験片および第2試験片の平均値であり、表1に示す試験片1〜5の引張量および算術平均粗さRaをもとに算出している。
[結果3]
図5および図6からわかるように、第1、2試験片の両方が引張量0%の試験片であった試験体と比べて、第1、2試験片の両方が引張量40%の試験片であった試験体は、感圧紙に変色した部分(接触した部分)が多く認められた。なお、これらの試験体の接触面積率および接触抵抗については、第1、2試験片の両方が引張量0%の試験片であった試験体は、7.5%および2.7mΩ・cmであり、一方、第1、2試験片の両方が引張量40%の試験片であった試験体は、17.0%および1.3mΩ・cmであった。
図7Aからわかるように、接触面積率が10.0%以上になると、接触面積率の増加に従って接触抵抗が減少した。また、図7Bに示すように、算術平均粗さRaの平均値が大きくなるにつれて、接触面積率が増加した。図7Bからわかるように、算術平均粗さRaの平均値を2.5μm以上にすることにより、接触面積率を10.0%以上に確保することができると考えられる。
図7Cに示すように、引張量の平均値が大きくなるにつれて、算術平均粗さRaの平均値が増加した。図7Cからわかるように、引張量の平均値を20%以上にすることにより、算術平均粗さRaの平均値を2.5μm以上にすることができると考えられる。また、図7Dからわかるように、引張量の平均値を20%以上にすることにより、接触抵抗を効果的に低減することができるといえる。
上述した確認試験の結果をまとめると、接触抵抗を低減するためには、接触面積率を10%以上にすることが好ましい。試験体は2つの試験片で構成されているため、好適な接触面積率にするためには、少なくとも1つの試験体の算術平均粗さRaを2.5μm以上にすることが好ましく、この算術平均粗さRaの範囲にするためには、少なくとも1つの試験片の引張量を20%以上にすることが好ましい。このような確認試験の結果は、試験体1−1〜1−5の結果(表2を参照)と、ほぼ同様の傾向を示しているといえる。
<試験片6>
試験片1と同じように、試験片6を作製した。試験片1とは異なる点は、薄板状の金属基材として、オーステナイト系ステンレス鋼(JIS規格:SUS304)製平板を準備した。なお、試験片6の形状および厚みは、試験片1と同じである。
<試験片7〜9>
試験片6と同じように、試験片7〜9を作製した。試験片6とは異なる点は、引張量である。具体的には、試験片7〜9の引張量は、それぞれ、20%、30%、および40%である。
<試験片10>
試験片6と同じように、試験片10を作製した。試験片6とは異なる点は、準備したオーステナイト系ステンレス鋼製平板を引張しなかった点である。
[算術平均粗さRaの測定]
作製した試験片6〜10から、所定の大きさの試験片を切り出し、上述したように算術平均粗さRaの測定を行った。結果を表3に示す。
Figure 2019207772
[結果4]
表3からわかるように、金属材料がチタンの場合と同様に、引張量が増加すると、試験片の表面の算術平均粗さRaも増加することがわかった。これは、引張により、ステンレス鋼の組織の形状に起因して試験片の表面の粗さが大きくなった(表面の凸部の割合が増加した)からであると考えられる。
次に、試験片6〜10から試験片を切断し、これらのうち、2つの試験片(第1試験片および第2試験片)を組み合わせて、互いの表面が接触するように試験片を重ねて試験体(合計10個)を作製した。各試験体について上述したように接触抵抗および接触面積率を測定した。結果を図8A〜8Cに示す。
図8Aは、試験片6〜10を組み合わせた試験体に係る接触面積率(%)と、接触抵抗(mΩ・cm)との関係を表したグラフである。図8Bは、試験片6〜10を組み合わせた試験体に係る算術平均粗さRaの平均値(μm)と、接触面積率(%)との関係を表したグラフである。図8Cは、試験片6〜10を組み合わせた試験体に係る引張量の平均値(%)と、算術平均粗さRaの平均値(μm)との関係を表したグラフである。なお、試験体の引張量および算術平均粗さRaの平均値は、第1試験片および第2試験片の平均値であり、表3に示す試験片6〜10の引張量および算術平均粗さRaをもとに算出している。
[結果5]
図8Aからわかるように、接触面積率が10.0%以上になると、接触面積率の増加に従って、接触抵抗が低減された。図8Bからわかるように、算術平均粗さRaの平均値が増加すると、接触面積率も増加した。これは、上述したように、引張により試験片の表面に、凸部の割合が増加したためであると考えられる。また、算術平均粗さRaの平均値を2.0μm以上にすることにより、接触面積率を10.0%以上に確保することができると考えられる。図8Cからわかるように、引張量の平均値が増加するにつれて、算術平均粗さRaの平均値も増加し、引張量の平均値を10%以上にすることにより、算術平均粗さRaの平均値を2.0μm以上にすることができるといえる。
図8A〜8Cの結果をまとめると、接触抵抗を低減するためには、接触面積率を10%以上にすることが好ましい。このような好適な接触面積率にするためには、少なくとも1つの試験体の算術平均粗さRaを2.0μm以上にすることが好ましく、この場合には、少なくとも1つの試験体の引張量を10%以上にすることが好ましいといえる。
なお、接触面積率10%以上となる算術平均粗さRaの大きさが、ステンレス鋼製の金属基材の方が、チタン製のものよりも小さかった。これは、ステンレス鋼は、チタンよりが硬いため、金属基材の形状が安定し、接触部分の面圧が確保され易いからである。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
2:薄板状の金属部材、4:感圧紙

Claims (4)

  1. 薄板状の金属基材から燃料電池用セパレータを製造する方法であって、
    前記金属基材を少なくとも一方向に引張して塑性変形させることにより、引張前の前記金属基材の表面に対して、引張後の前記金属基材の表面の算術平均粗さRaを大きくすることを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法。
  2. 引張後の前記金属基材で、感圧紙を挟み、面圧1MPaの条件で押圧した際に、前記感圧紙が押圧される面積を、前記金属基材の接触面積としたときに、前記接触面積の面積率が、10.0%以上となるように、前記金属基材の引張を行うことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  3. 前記金属基材の金属は、チタンであり、引張前の前記金属基材の厚みが100μm以下であり、
    引張方向に沿った引張後の前記金属基材の長さが、引張前の前記金属基材の長さに対して、20%以上増大するように、前記金属基材の引張を行うことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  4. 前記金属基材の金属は、ステンレス鋼であり、引張前の前記金属基材の厚みが100μm以下であり、
    引張方向に沿った引張後の前記金属基材の長さが、引張前の前記金属基材の長さに対して、10%以上増大するように、前記金属基材の引張を行うことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
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