JP2019205380A - 作業機 - Google Patents
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Abstract
Description
乗用型田植機100は、圃場で作業を行う作業装置を備えている。本実施形態では、乗用型田植機100は、走行機体10よりも後側Bにおいて当該走行機体10に支持された苗植付装置20を備えている。苗植付装置20は、圃場に苗を植え付ける田植え作業を実行可能に構成されており、複数条(本例では、4条)に亘って同時に苗を植え付け可能に構成されている。図示の例では、苗植付装置20は、苗が載置される苗載台23と、苗載台23の後側Bにおいて左右方向に沿って並ぶように複数設けられると共に当該苗載台23に載置された苗を取り出してこれを圃場に植え付ける植付アーム22aと、を備えている。但し、上記のような構成に限定されることなく、作業機は、苗植付装置を備えた乗用型田植機として構成されていなくてもよく、田植え作業以外の作業を行う作業装置を備えて構成されていてもよい。
図1〜図3に示すように、走行機体10には、原動部14と搭乗型の運転部15とが設けられている。原動部14には、エンジン14a及びエンジンボンネット14bが備えられている。エンジン14aからの駆動力が、ミッションケース16に入力され、ミッションケース16から左右の前輪駆動ケース17に伝達される。これにより、左右の前輪12が駆動される。また、ミッションケース16からの駆動力が後輪駆動ケース18に伝達されることにより、左右の後輪13が駆動される。
乗用型田植機100は、予備の苗(本例では、マット状苗)を収容する予備苗収容装置30を備えている。予備苗収容装置30は、走行機体10の前部の左側L及び右側Rのそれぞれに設けられている。
次に、車輪(前輪12および後輪13)の操向操作系および伝動系について説明する。図4に示すように、エンジン14aの動力が、伝動ベルト50を介して静油圧式無段変速装置51及びミッションケース16に伝達される。そして、この動力は、前輪デフ機構(図示せず)及び前輪駆動ケース17を介して、ミッションケース16の内部の副変速装置(図示せず)から左右それぞれの前輪12に伝達される。副変速装置に伝達された動力は、伝動軸52、後輪駆動ケース18の入力軸53、入力軸53に固定された入力側ベベルギヤ53a、入力側ベベルギヤ53aに咬合する出力側ベベルギヤ54a、出力側ベベルギヤ54aが固定された出力軸54、及び、左右それぞれのサイドクラッチ55を介して、左右それぞれの後輪13に伝達される。静油圧式無段変速装置51は、中立位置Nから前進側F及び後進側Bに無段階に変速自在に構成されており、ステアリングハンドル43の左側Lに備えられた変速レバー61(図1等参照)によって操作される。
乗用型田植機100は、各部の作動を制御する制御装置(図示せず)を備えている。変速レバー61の操作位置は、制御装置に入力される。図4に示すように、ミッションケース16の右側Rには、ブラケット62が固定されている。ブラケット62には、旋回検出手段及び操向角度検出手段に相当するポテンショメータ63が固定されている。連係ロッド64は、操向部材56及びポテンショメータ63の検出アーム(図示せず)の双方に連結されている。ポテンショメータ63は、操向部材56を介して、直進位置A1から操向限度A3までの範囲内での前輪12の操向角度(揺動角度)を検出可能に構成されている。ポテンショメータ63によって検出された検出値は、制御装置に入力される。
図5に示すように、サイドクラッチ55は摩擦多板式に構成されている。なお、左右それぞれの後輪13の伝動系は同一構造であり、図5では、左の後輪13の伝動系の一部を断面で示している。
乗用型田植機100によって圃場での田植え作業を行う場合、通常、圃場には、同じ方向に沿う複数の経路が並列に設定された領域が存在する。乗用型田植機100は、複数の経路を通りながら、当該経路に沿って田植え作業を行う。乗用型田植機100が1つの経路において田植え作業を終えてこの経路に隣接する他の経路に移る際には、畦際において旋回が行われる。この際、旋回範囲は極力小さいことが望ましく、乗用型田植機100(走行機体10)は、最大旋回角度で旋回を行う。そして、他の経路に移った乗用型田植機100は、直前の経路で進んでいた方向とは反対方向に進みながら田植え作業を行う。
10 :走行機体
10C :機体中心
12 :前輪
12i :内前輪
12o :外前輪
13 :後輪
20 :苗植付装置
22a :植付アーム
L :左側
R :右側
Lb :後側仮想線
Li :内側仮想線
Lo :外側仮想線
P1 :第1交点
P2 :第2交点
P3 :第3交点
X :機体中心から第2交点までの距離
Y :条間距離
Claims (4)
- 左右に旋回自在な走行機体と、
前記走行機体の前側部分において支持され、操舵輪として機能する左右一対の前輪と、
前記走行機体の後側部分において支持された左右一対の後輪と、を備え、
前記走行機体の旋回時に、前記一対の前輪のうち、前記走行機体の旋回中心の内側となるものを内前輪とし、前記旋回中心の外側となるものを外前輪とし、
平面視において、前記内前輪の回転軸芯に沿うと共に前記旋回中心の側に向かって延びる仮想線を内側仮想線とし、前記外前輪の回転軸芯に沿うと共に前記旋回中心の側に向かって延びる仮想線を外側仮想線とし、前記一対の後輪の回転軸芯のそれぞれに沿って延びる仮想線を後側仮想線とし、
前記走行機体が最大旋回角度で旋回する際に、平面視において、前記内側仮想線と前記外側仮想線との交点である第1交点が、前記後側仮想線よりも後側に位置するように設定されている作業機。 - 前記走行機体よりも後側において当該走行機体に支持された苗植付装置を更に備え、
前記苗植付装置は、苗が載置される苗載台と、前記苗載台の後側において左右方向に沿って並ぶように複数設けられると共に当該苗載台に載置された苗を取り出してこれを圃場に植え付ける植付アームと、を備え、
前記走行機体が最大旋回角度で旋回する際に、平面視において、前記外側仮想線と前記後側仮想線との交点である第2交点が、前記内側仮想線と前記後側仮想線との交点である第3交点よりも左右方向における前記走行機体の機体中心の側であって、且つ、複数の前記植付アームのうち最も前記旋回中心の側に位置する植付アームにおける前記旋回中心の側の端部よりも前記機体中心の側に位置するように設定されている請求項1に記載の作業機。 - 前記苗植付装置は、複数条に亘って同時に苗を植え付け可能に構成され、
前記後側仮想線上における前記機体中心から前記第2交点までの距離が、条間距離と条間距離の半分の距離とを加算した距離以下となるように、当該第2交点の位置が設定されている請求項2に記載の作業機。 - 4条植えを行う乗用型田植機として構成され、
前記植付アームが、左右方向に沿って並ぶように4つ設けられている請求項2又は3に記載の作業機。
Priority Applications (1)
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JP2018102602A JP6991102B2 (ja) | 2018-05-29 | 2018-05-29 | 作業機 |
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JP2018102602A JP6991102B2 (ja) | 2018-05-29 | 2018-05-29 | 作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019205380A true JP2019205380A (ja) | 2019-12-05 |
JP6991102B2 JP6991102B2 (ja) | 2022-01-12 |
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ID=68766939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018102602A Active JP6991102B2 (ja) | 2018-05-29 | 2018-05-29 | 作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6991102B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4069887A (en) * | 1976-02-17 | 1978-01-24 | Inventio Ag | Steerable drive shaft |
US5427195A (en) * | 1994-05-04 | 1995-06-27 | Int. Silvatech Ltd. | Hydraulic drive and steering systems for a vehicle |
JP2001275414A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-09 | Kubota Corp | 乗用型水田作業機 |
JP2001278096A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Kubota Corp | 乗用型水田作業機 |
US20050280241A1 (en) * | 2004-01-28 | 2005-12-22 | Giorgio Bordini | Suspended, articulated and powered front axle for work vehicle |
-
2018
- 2018-05-29 JP JP2018102602A patent/JP6991102B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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US20050280241A1 (en) * | 2004-01-28 | 2005-12-22 | Giorgio Bordini | Suspended, articulated and powered front axle for work vehicle |
Also Published As
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