JP2019202696A - 乗物用シートの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートクッションに対するシートバックの折り畳みとシートバックの背凭れ角度の調整を電動でおこなう乗物用シートの制御方法を提供する。【解決手段】シートバック3は、シートバック3を回動させる電動機構6と、第1ロック位置P1及び第2ロック位置P2における自動車車体側のいずれか一方にシートバック3の倒れる方向に移動してロック可能なロック機構7と、ロック機構7を電動で解除するロック解除機構8と、制御装置11と、を有する。第2ロック位置P2でロック状態にあるシートバック3を第1ロック位置P1に移動させてロック状態とするに当たり、制御装置11が、第2ロック位置P2でロック機構7をアンロックする第1ステップと、電動機構6によりシートバック3を第3位置P3まで回動させる第2ステップと、電動機構6によりシートバック3を第1ロック位置P1まで回動させてロック機構7をロックする第3ステップと、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、乗物用シートの制御方法に関する。
従来、乗物シート、例えば、自動車用シートにあっては、自動車本体に対して回動可能に支持されたシートバックに設けられたロック機構を、自動車本体に固定されたストライカに係合させることによりシートバックの背凭れ角度を2段階に変更可能とするものがある。特許文献1に記載された自動車用シートにおいては、背凭れ角度が小さいシートバックの起立状態から背凭れ角度が大きい傾倒状態への移行はシートバックを倒していくだけでできるが、その逆はシートバックを起こし上げてくるだけではできない。そこで、シートバックを傾倒状態から起立状態に移行させるためには、一旦シートバックを起立状態より前の位置まで戻してそこから倒し込むことによって起立状態にする必要がある。
一方、他の従来技術に、シートバックがシートクッションに対して連結部を中心として折り畳み可能に構成され、この折り畳み操作を電動機構により行う自動車用シートがある。特許文献2に記載された自動車用シートにおいては、シートクッションに対して起立状態にあるシートバックを電動機構によりシートクッションの上面に折り畳んだり元の起立状態に復帰させたりすることができる。
特開2016−215995号公報 特開2010−116号公報
上述の特許文献1に記載された技術と特許文献2に記載された技術を単純に組み合わせた場合、シートバックのシートクッションに対する折り畳みと起立状態への復帰は電動で行えても起立状態と傾倒状態の間の背凭れ角度の変更は電動では行えないという問題があった。
このような要請に鑑み本発明の課題は、シートクッションに対するシートバックの折り畳みとシートバックの背凭れ角度の調整を電動機構でおこなう乗物用シートの制御方法を提供することにある。
本発明の第1発明は、乗物用シートの制御方法であって、該乗物用シートは、シートクッションと、該シートクッションに対して連結軸を中心に回動可能に取付けられたシートバックと、前記連結軸を中心に前記シートバックを回動させる電動機構と、を有し、前記シートバックは、前記シートクッションに対して起立した第1位置及び該第1位置よりも倒れた側の第2位置において乗物本体側に対し選択的にロック状態とすることが可能なロック機構と、該ロック機構を電動でアンロック状態とするロック解除機構と、前記電動機構と前記ロック解除機構とを制御する制御装置と、を有しており、前記第2位置でロック状態にある前記シートバックを前記第1位置に移動させてロック状態とするに当たって、前記制御装置が、前記第2位置において前記ロック解除機構を作動させてアンロック状態とする第1ステップと、前記電動機構を作動させて前記シートバックを前記第2位置から前記第1位置より前記シートクッションに近い前方位置まで回動させる第2ステップと、前記電動機構を作動させて前記シートバックを前記前方位置から前記第1位置まで回動させて前記ロック機構をロック状態とする第3ステップと、を有することを特徴とする。
第1発明によれば、シートバックはシートクッションに対して連結軸を中心に電動機構によって回動可能に取付けられているので、第1位置とシートクッションに重なった折り畳み位置との間の移動が可能である。また、第1位置と第2位置の乗物本体側に対し選択的にロック状態とすることが可能なロック機構であっても、第2位置から第1位置に移動させる際には、シートバックを一旦前方位置まで回動させてから第1位置に回動させるのでロック状態とすることができる。これによって、シートクッションに対するシートバックの折り畳みとシートバックの背凭れ角度の調整を電動機構でおこなうことができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記電動機構は、電動式のリクライニング装置であることを特徴とする。
第2発明によれば、汎用の電動式のリクライニング装置を使用できるので構造が簡潔となるとともに、棒状部材とロック機構に加えてリクライニング装置もシートクッションに対するシートバックの回動を止めることができるので、シートバックの乗物本体に対する固定強度が高まる。
本発明の一実施形態の乗物用シートの制御方法における自動車用シートの概略構成を示す模式図である。 上記実施形態の制御システムのブロック図である。 上記実施形態の制御方法を示すフローチャートである。シートバックを折り畳む方向への作動を示す。 上記実施形態の制御方法を示すフローチャートである。シートバックを起こし上げる方向への作動を示す。 本発明の他の実施形態の乗物用シートの制御方法における自動車用シートの概略構成を示す模式図である。
図1〜図4は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、自動車用シートのシートバックに本発明を適用した例を示す。本実施形態に係る自動車用シート1は、乗員の着座部となるシートクッション2と、乗員の背凭れとなるシートバック3と、乗員の頭を支持するヘッドレスト4と、を備えている。ここで、自動車用シート1が、特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
図1及び図2に示すように、シートバック3の下端部側は、シート幅方向に延びる回動軸5を中心に前後方向に回動可能にシートクッション2の後部側に連結されている。そして、シートバック3は、電動機構6によってシートクッション2に対して前後に回動させられるように構成されている。この電動機構6は、特開2010−116号公報に開示されるパワーアシスト機構と同等のものである。自動車車体の着座乗員が操作しやすい位置に配設された操作スイッチ12の操作によって、シートバック3はシートクッション2に対して重ねられた格納位置P4から後述する第2ロック位置P2との間で前後方向に回動可能とされている。自動車用シート1の内部には、シートクッション2に対するシートバック3の位置を検知する位置検知リミットスイッチ13が配設されている。ここで、回動軸5が、特許請求の範囲の「連結軸」に相当する。
図1及び図2に示すように、シートバック3の上端部側には、自動車車体に配設されたシート幅方向に延びる棒状部材に対して係合しロック状態としてシートバック3のシートクッション2に対する回動を止めるロック機構7が配設されている。具体的には、自動車車体において、シートクッション2に対してシートバック3を起立状態とした第1ロック位置P1に対応した位置に第1棒状部材(図示せず)が配設され、シートクッション2に対してシートバック3が第1ロック位置P1より後方に傾いた第2ロック位置P2に対応した位置に第2棒状部材(図示せず)が配設されている。第1ロック位置P1より前方には、シートクッション2に対してシートバック3が第1ロック位置P1より前方に傾いた第3位置P3と、シートバック3がシートクッション2に対して重ねられた格納位置P4と、が設定されている。このロック機構7は、特開2016−215995号公報に開示されるロック機構と同等のものである。ロック機構7は、格納位置P4から第2ロック位置P2に向かう方向、すなわち図1において回動軸5を中心に時計回りの方向に回るとき第1棒状部材又は第2棒状部材に対して係合しロック状態となることができる。シートバック3のロック機構7の下部には、ロック状態のロック機構7を電動でアンロック状態にするロック解除機構8が配設されている。ロック解除機構8は、後述する制御装置11によって作動されるとロック状態のロック機構7をアンロック状態にする。ロック機構7には、ロック状態かアンロック状態かを検知するロック検知リミットスイッチ14が配設されている。ここで、第1ロック位置P1、第2ロック位置P2、第3位置P3が、それぞれ、特許請求の範囲の「第1位置」、「第2位置」、「前方位置」に相当する。
図2に自動車用シート1のシートバック3の作動を制御するシートバック制御システム10を示す。シートバック制御システム10は、自動車用シート1の内部に配設された制御装置11に、操作スイッチ12、位置検知リミットスイッチ13、ロック検知リミットスイッチ14、電動機構6及びロック解除機構8が連結されて構成されている。制御装置11は、操作スイッチ12、位置検知リミットスイッチ13及びロック検知リミットスイッチ14からの信号の入力に応じて、電動機構6及びロック解除機構8を作動させる。操作スイッチ12は、電動機構6の作動を制御するスイッチで、通常時はOFF状態にあり、ON状態において折り畳み方向又は起し上げ方向を択一的に選べるようになっている。位置検知リミットスイッチ13は、シートクッション2に対するシートバック3の回動位置を検知できるリミットスイッチで、シートバック3が図1における、第1ロック位置P1、第2ロック位置P2、第3位置P3、格納位置P4にあるか否かを検知できる。
図3及び図4に基づいて、シートバック制御システム10による自動車用シート1のシートバック3の制御方法について説明する。図3に示すフローチャートが、操作スイッチ12を折り畳み方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に反時計回りの方向)に操作したときのシートバック制御システム10の作動を示すフローチャートである。また、図4に示すフローチャートが、操作スイッチ12を起し上げ方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に時計回りの方向)に操作したときのシートバック制御システム10の作動を示すフローチャートである。
図3に示すように、ステップ101で操作スイッチ12を折り畳み方向にON状態とし、ステップ102で位置検知リミットスイッチ13によりシートバック位置が格納位置P4か否かを判定する。格納位置P4にある場合(ステップ102でYES)は、その状態で処理を終了する。格納位置P4にない場合(ステップ102でNO)は、ステップ103に進みシートバック位置が第2ロック位置P2か否かを判定する。そして、シートバック位置が第2ロック位置P2にある場合(ステップ103でYES)は、ステップ104に進み、シートバック位置が第2ロック位置P2にない場合すなわち第1ロック位置P1にある場合(ステップ103でNO)は、ステップ113に進む。
ステップ104でロック解除機構8を作動させ、ステップ105でロック機構7をアンロック状態とする。次に、ステップ106に進んで電動機構6を折り畳み方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に反時計回りの方向)に作動させる。そして、ステップ107で、位置検知リミットスイッチ13によりシートバック位置が第3位置P3に到達したことを確認すると、ステップ108で電動機構6の作動を停止する。次に、ステップ109に進んで、ロック解除機構8の作動を停止してロック機構7が、シートバック3とともに図1において回動軸5を中心に時計回りの方向に回るとき第1棒状部材又は第2棒状部材に対して係合しロック状態となることができる状態とする。そして、ステップ110に進んで、電動機構6を起し上げ方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に時計回りの方向)に作動させる。次に、ステップ111で、ロック機構7が第1ロック位置P1の第1棒状部材に係合してロック状態となったか否かをロック検知リミットスイッチ14で判定する。判定の結果ロック状態を検知すると(ステップ111でYES)、ステップ112に進んで電動機構6の作動を停止して処理を終了する。判定の結果ロック状態を検知しないと(ステップ111でNO)、ステップ110に戻って電動機構6の起し上げ方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に時計回りの方向)への作動を継続する。ここで、ステップ104とステップ105が、特許請求の範囲の「第1ステップ」に相当し、ステップ106とステップ107が、特許請求の範囲の「第2ステップ」に相当し、ステップ110とステップ111が、特許請求の範囲の「第3ステップ」に相当する。
ステップ113では、第1ロック位置P1にあるシートバック3のロック解除機構8を作動させ、ステップ114でロック機構7をアンロック状態とする。次に、ステップ115に進んで電動機構6を折り畳み方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に反時計回りの方向)に作動させる。そして、ステップ116で、位置検知リミットスイッチ13によりシートバック位置が第3位置P3に到達したことを確認すると、ステップ117でロック解除機構8の作動を停止してロック機構7が、シートバック3とともに図1において回動軸5を中心に時計回りの方向に回るとき第1棒状部材又は第2棒状部材に対して係合しロック状態となることができる状態とする。次に、ステップ118で位置検知リミットスイッチ13によりシートバック位置が格納位置P4か否かを判定する。格納位置P4にある場合(ステップ118でYES)は、ステップ119に進んで電動機構6の作動を停止して処理を終了する。格納位置P4にない場合(ステップ118でNO)は、ステップ115に戻って電動機構6の折り畳み方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に反時計回りの方向)への作動を継続する。
図4に示すように、ステップ201で操作スイッチ12を起し上げ方向にON状態とし、ステップ202で位置検知リミットスイッチ13によりシートバック位置が第2ロック位置P2か否かを判定する。第2ロック位置P2にある場合(ステップ202でYES)は、その状態で処理を終了する。第2ロック位置P2にない場合(ステップ202でNO)は、ステップ203に進みシートバック位置が第1ロック位置P1か否かを判定する。そして、シートバック位置が第1ロック位置P1にある場合(ステップ203でYES)は、ステップ204に進み、シートバック位置が第1ロック位置P1にない場合すなわち格納位置P4にある場合(ステップ203でNO)は、ステップ211に進む。
ステップ204でロック解除機構8を作動させ、ステップ205でロック機構7をアンロック状態とする。次に、ステップ206に進んで電動機構6を起し上げ方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に時計回りの方向)に作動させる。そして、ステップ207で、ロック解除機構8の作動を停止してロック機構7が、シートバック3とともに図1において回動軸5を中心に時計回りの方向に回るとき第1棒状部材又は第2棒状部材に対して係合しロック状態となることができる状態とする。ステップ208で、位置検知リミットスイッチ13によりシートバック位置が第2ロック位置P2に到達したことを確認すると、ステップ209に進んでロック機構7が第2ロック位置P2の第2棒状部材に係合してロック状態となったか否かをロック検知リミットスイッチ14で判定する。判定の結果ロック状態を検知すると(ステップ209でYES)、ステップ210に進んで電動機構6の作動を停止して処理を終了する。判定の結果ロック状態を検知しないと(ステップ209でNO)、ステップ206に戻って電動機構6の起し上げ方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に時計回りの方向)への作動を継続する。
ステップ211では、シートバック3が格納位置P4にある状態において、電動機構6を起し上げ方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に時計回りの方向)に作動させる。そして、ステップ212で、ロック機構7が第1ロック位置P1の第1棒状部材に係合してロック状態となったか否かをロック検知リミットスイッチ14で判定する。判定の結果ロック状態を検知すると(ステップ212でYES)、ステップ213に進んで電動機構6の作動を停止して処理を終了する。判定の結果ロック状態を検知しないと(ステップ212でNO)、ステップ211に戻って電動機構6の起し上げ方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に時計回りの方向)への作動を継続する。
以上のように構成される上記実施形態は、以下のような作用効果を奏する。シートバック3はシートクッション2に対して回動軸5を中心に電動機構6によって回動可能に取付けられているので、第1ロック位置P1とシートクッション2に重なった格納位置P4との間の移動が可能である。また、自動車車体側に固定された第1棒状部材又は第2棒状部材のいずれか一方に起し上げ方向(図1においてシートバック3を回動軸5を中心に時計回りの方向)に移動してロック状態とすることが可能なロック機構7であっても、第2ロック位置P2から第1ロック位置P1に移動させる際には、シートバック3を一旦第1ロック位置P1の前方の第3位置P3まで回動させてから第1ロック位置P1に回動させるのでロック状態とすることができる。これによって、シートクッション2に対するシートバック3の折り畳みとシートバック3の背凭れ角度の調整を電動機構6でおこなうことができる。
図5には、他の実施形態にかかる自動車用シート1Aが示されている。上記一実施形態と重複する構成に関しては図面に同一の符号を付して説明を省略する。上記一実施形態との違いは、電動機構6の代わりに汎用の電動式のリクライニング装置6Aを使用している点にある。このリクライニング装置6Aは、特開2008−18055号公報に開示されるリクライニング装置と同等のものである。これによって、汎用の電動式のリクライニング装置6Aを使用できるので構造が簡潔となるとともに、第1棒状部材又は第2棒状部材とロック機構7に加えてリクライニング装置6Aもシートクッション2に対するシートバック3の回動を止めることができるので、シートバック3の自動車車体に対する固定強度が高まる。ここで、自動車用シート1Aが、特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態においては、シートバック3の背凭れ角度の調整が、第1ロック位置P1と第2ロック位置P2の2か所で可能であるものとして構成したが、3か所以上の位置で背凭れ角度の調整ができるように構成してもよい。例えば、第3ロック位置及び第3棒状部材を追加して設ける等である。
2.上記実施形態においては、本発明を自動車のシートに適用したが、航空機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
3.また、シートバック3の位置検知は、リミットスイッチによりシートバック自体の位置検知を行うものの他、電動式のリクライニング装置6Aを駆動させるモータの回転数の検出によって行うものであってもよい。
1 自動車用シート(乗物用シート)
1A 自動車用シート(乗物用シート)
2 シートクッション
3 シートバック
5 回動軸(連結軸)
6 電動機構
6A リクライニング装置
7 ロック機構
8 ロック解除機構
10 シートバック制御システム
11 制御装置
12 操作スイッチ
13 位置検知リミットスイッチ
14 ロック検知リミットスイッチ
104 ステップ(第1ステップ)
105 ステップ(第1ステップ)
106 ステップ(第2ステップ)
107 ステップ(第2ステップ)
110 ステップ(第3ステップ)
111 ステップ(第3ステップ)
P1 第1ロック位置(第1位置)
P2 第2ロック位置(第2位置)
P3 第3位置(前方位置)
P4 格納位置

Claims (2)

  1. 乗物用シートの制御方法であって、
    該乗物用シートは、シートクッションと、該シートクッションに対して連結軸を中心に回動可能に取付けられたシートバックと、前記連結軸を中心に前記シートバックを回動させる電動機構と、を有し、
    前記シートバックは、前記シートクッションに対して起立した第1位置及び該第1位置よりも倒れた側の第2位置において乗物本体側に対し選択的にロック状態とすることが可能なロック機構と、該ロック機構を電動でアンロック状態とするロック解除機構と、前記電動機構と前記ロック解除機構とを制御する制御装置と、を有しており、
    前記第2位置でロック状態にある前記シートバックを前記第1位置に移動させてロック状態とするに当たって、
    前記制御装置が、前記第2位置において前記ロック解除機構を作動させてアンロック状態とする第1ステップと、
    前記電動機構を作動させて前記シートバックを前記第2位置から前記第1位置より前記シートクッションに近い前方位置まで回動させる第2ステップと、
    前記電動機構を作動させて前記シートバックを前記前方位置から前記第1位置まで回動させて前記ロック機構をロック状態とする第3ステップと、を有する乗物用シートの制御方法。
  2. 請求項1において、前記電動機構は、電動式のリクライニング装置である乗物用シートの制御方法。
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