JP5448155B2 - シート姿勢変更装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートクッションとシートバックとを有する車両用シートの姿勢を変更するシート姿勢変更装置に関する。
近年、自動車業界において、車両の大型化が進み、所謂1BOXカーといわれる車両の需要が高くなっている。この種の1BOXカーは、車室にシートを3列備えているものがある。この3列のシートは、1列目シート、2列目シート、3列目シートからなる。一般的に1列目シートは運転席及び助手席の各シートに相当し、2列目シートは前記1列目シートの後方のシートに相当し、3列目シートは最後方のシートに相当する。
このような3列目シートは、車両に多くの人を乗せる場合には着座スペースとして利用され、車室後方に位置する荷室の大きさを確保したい場合には当該3列目シートを折り畳んで収納スペースとして利用される。このように3列目シートを着座スペースや収納スペースとして利用する技術の一例として、下記に出典を示す特許文献1及び2に記載のものがある。
特許文献1に記載の車両用シートは、乗員の着座状態において着座部となるシートクッションと、当該着座状態において背もたれ部となるシートバックとを備えて構成される。この車両用シートは、乗員が着座する場合には使用(着座)位置に保持され、荷室の容量を確保する場合には格納位置に保持される。使用位置においては、シートクッションは乗員が着座可能な位置に保持され、シートバックはシートクッションに着座した乗員の背部を支持する起立位置に保持される。一方、格納位置においては、シートクッションは使用位置の後方下側に設定された格納位置に保持され、シートバックは格納位置に移動されたシートクッションの前方に並んで配置される前倒位置に保持される。
特許文献2に記載のシート装置では、起立状態である着座位置のシートバックと水平状態である着座位置のシートクッションとによってシートの着座姿勢が作り出される。さらに、シートクッションの上面に折り重なったシートバックとともにその使用位置の後方下側に移動したシートクッションによってシートの格納姿勢が作り出される。着座姿勢から格納姿勢に至るシート移動及び格納姿勢から着座姿勢に至るシート移動は、それぞれ独立して駆動されるシートクッションモータとシートバックモータによって行われる。
また、シートクッションを着座位置または格納位置の少なくとも一方において固定するロック装置と、このロック装置によるロックを解除するロック解除アクチュエータとを備えたシート装置が特許文献3から知られている。このシート装置では、シート位置移動装置によってシートクッションを移動させるより前にロック解除アクチュエータへの通電を行い、ロックを解除してからシート本体の移動を行う制御が行われる。
特開2008−207636号公報 特開2007−62504号公報 特開2007−62513号公報
車両の使用目的に応じて、特に荷室空間の使用目的に応じて、最適なシートアレンジメントに設定するため、着座姿勢から格納姿勢に至るシート移動及び格納姿勢から着座姿勢に至るシート移動は、モータを用いて迅速に行うことが要求されている。このため、特許文献2に記載のシート装置では、2つの独立的に駆動可能なモータを用いて、シートクッションの上面にシートバックを折り畳んだ状態でシートバックとシートクッションとを格納位置に移動させることで、シートの着座姿勢から格納姿勢への姿勢変更を完結させている。このように、シートクッションの上面にシートバックを折り畳むことでシートクッションとシートバックとが一体化した状態のシートを格納姿勢に移行させる場合は、比較的干渉の可能性が低いので、比較的自在にシートクッションとシートバックとの干渉のない移動軌跡を得ることができる。
しかしながら、特許文献1に記載の車両用シートのような構造では、シートクッションは着座位置と当該着座位置より車両後方領域に後下がりした状態の格納位置との間で変位可能であり、シートバックは起立状態となる着座位置とシートクッションの着座位置での存在領域に倒伏状態となる格納位置との間で変位可能である。さらに、着座位置でのシートクッションと前着座位置でのシートバックとによってシートの着座姿勢が作り出されるとともに、格納位置のシートクッションと格納位置のシートバックとによってシートの格納姿勢が作り出される。従って、シートの着座姿勢から格納姿勢への姿勢変更及びシートの格納姿勢から着座姿勢への姿勢変更の移動軌跡において比較的干渉の可能性が高いので、特許文献2で示されているようなモータ制御チャートをそのまま流用することができない。
また、特許文献3に記載されているように、シートクッションがその着座位置でロックされるシート装置では、シートの着座姿勢から格納姿勢への姿勢変更を行う前に、ロック解除アクチュエータへの通電を行い、ロックを解除する必要がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、着座位置とこの着座位置より車両後方領域に後下がり状態となる格納位置との間で変位するシートクッションと、起立状態となるシートバック着座位置と、シートクッションの着座位置での存在領域に倒伏状態となる格納位置との間で変位するシートバックとを構成要素とするとともに、シートクッションがその着座位置でロックされるシートにおいて、その着座姿勢と格納姿勢との間の姿勢変更のためのシート構成部材の移動軌跡において生じうる干渉を避けてできるだけ短時間でシート姿勢変更が完了する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、シートクッションとシートバックとを有する車両用シートの姿勢を変更する、本発明に係るシート姿勢変更装置では、前記シートクッションはシートクッション着座位置と前記シートクッション着座位置より車両後方領域に後下がり状態となるシートクッション格納位置との間で変位制御可能であり、前記シートバックは、起立状態となるシートバック着座位置と、前記シートクッション着座位置での前記シートクッションの存在領域に倒伏状態となるシートバック格納位置との間で変位制御可能であり、前記シートクッション着座位置でのシートクッションと前記シートバック着座位置でのシートバックとによって前記シートの着座姿勢が作り出されるとともに、前記シートクッション格納位置のシートクッションと前記シートバック格納位置のシートバックとによって前記シートの格納姿勢が作り出され、前記シートクッションの前記シートクッション着座位置への変位によって前記シートクッションをロックするロック機能と、前記シートバックの前記シートバック着座位置からの変位に基づいて前記ロックを解除するロック解除機能とを有するロック機構を備え、前記シートの着座姿勢から前記シートの格納姿勢への移行制御時において、前記シートクッションのロック解除が行われるまで前記シートバックの変位が実施され、当該ロック解除後に前記シートクッションの変位が実施される。
本発明による上記特徴構成によれば、前記シートクッションの前記シートクッション着座位置への変位によってロックされた前記シートクッションは、前記シートバックの前記シートバック着座位置からの変位に基づいてそのロックが解除される。従って、前記シートの着座姿勢から前記シートの格納姿勢への移行制御時において、前記シートクッションのロック解除が行われるまで前記シートバックの変位が実施され、当該ロック解除後に前記シートクッションの変位が実施される。これにより、着座姿勢から格納姿勢へのシートの姿勢変更時に必要なロックの解除がシート姿勢変更の移行制御時において確実に行われる。
なお、上記特徴構成における、好適な具体構成として、以下の構成が提案される。
(1)前記シートクッションをロックするための変位を、前記シートクッションの前記シートクッション着座位置への到達変位とする。
(2)前記ロックを解除するための変位を、前記シートバックの前記シートバック着座位置からの初期変位とする。
(3)前記シートの着座姿勢から前記シートの格納姿勢への移行制御に関して、その移行制御における初期移行制御時に、前記シートクッションのロック解除が行われるまで前記シートバックの単独変位を実施し、当該ロック解除後の移行制御では、前記シートクッションと前記シートバックとの干渉を回避した同時変位を含むようにする。
このような構成では、シートの着座姿勢から格納姿勢に至る姿勢変更の開始時に、まずシートバックの格納位置方向への単独変位を行うことでシートクッションのロック解除を行い、その後の姿勢変更行程において、シートクッションとシートバックとが相互干渉する領域が存在するとしても、その相互干渉を回避しながらもシートクッションとシートバックとの同時変位が可能な行程を見つけ出してこれを実行することで、可能な限り短時間でシート姿勢変更が完了することになる。
本発明の好適な実施形態の1つでは、着座位置のシートクッションを確実にロックするため、前記ロック機構による前記シートクッションのロックはラッチによる挟み込みによって行われ、前記ロック機構におけるロック解除は前記シートバックのシートバック格納位置方向への変位を前記挟み込みを解除する前記ラッチの変位に変換することで行われる構成を採用している。着座位置への到達時にラッチの挟み込みによりロックされたシートクッションは、前記シートバックのシートバック格納位置方向への変位を利用してそのラッチの挟み込みが解除される。従って、この好適な実施形態では、着座姿勢から格納姿勢へのシート姿勢変更の一連動作における初期過程で自動的にロック解除が完了するという利点が得られる。
さらに、前記シートの着座姿勢から前記シートの格納姿勢への移行制御に関する、本発明の好適な実施形態の1つとして、移行制御の初期動作としてのロック解除のためのシートバックの単独変位の後に実行される、ロック解除後の移行制御では、前記シートバックのシートバック格納位置方向への変位が前記シートクッションのシートクッション着座位置からシートクッション格納位置への変位に先立って行われる。この構成では、ロック機構のロック解除のためのシートバックの格納位置方向への変位と、その後の姿勢変更のためのシートバックの格納方向への変位が連続的に行われるので、シートの格納姿勢への移行がスムーズとなる。言い換えると、このようなシート姿勢変更制御が採用されるならば、シートクッションのロック解除動作を考えなくてもよいので、好都合である。
着座姿勢と格納姿勢との間のシート姿勢変更では、シートクッションとシートバックの双方がかなり大きな距離を変位(移動)しなければならないので、相互の干渉が回避される限りにおいて、シートクッションとシートバックとを同時に変位させることが、シート姿勢変更の所要時間短縮には好都合である。このため、本発明の別な特徴構成では、前記シートクッションと前記シートバックとの干渉を回避する条件のもとで前記シートクッションの変位と前記シートバックの変位とが同時に行われる区間を最大化するように、変位制御が行われる。
本発明の好適な実施形態の1つとして、前記シートバックの位置を検出する検出装置を備え、前記ロック機構は、前記シートバックが所定の位置に到達した際に前記ロックが解除され、前記検出装置の検出結果に基づき、前記シートバックが前記所定の位置に到達して前記ロックが解除されたと判定された場合には、前記シートクッションの変位が実施されるものがある。この構成では、検出装置によって検出されたシートバックの位置に基づいてロックの解除が確実に検知でき、ロック解除後のシートクッションの変位開始が保証される。
本発明の別な好適な実施形態の1つとして、前記シートバックがモータによって駆動される構成を採用した場合、上記のシートバックの位置を検出する検出装置を前記モータの回転に基づく情報を検出することができる。モータの回転情報をモータの駆動信号等に基づいて取得するようにすれば、センサデバイスやエンコーダなどを含む位置センサユニットの新たな設置を必要としないので、この構成は、スペース上やコスト上の負担が少ない。
本発明のさらに別な好適な実施形態の1つとして、前記シートの格納姿勢から前記シートの着座姿勢への移行制御時において、前記シートバックが前記シートバック格納位置から前記シートバック着座位置に向けて変位された後に、前記シートクッションが前記シートクッション格納位置から前記シートクッション着座位置に向けて変位され、前記シートクッションが前記シートクッション着座位置に到達すると前記ロック機構がロックされるように構成することも可能である。この構成によりシートクッションのロックが移行制御の過程で確実に行われる。
シート姿勢変更装置を備えた車両を斜め後方から示した図である。 シートクッションがロックされている着座姿勢のシート(a)、シートクッションのロックが解除された姿勢変更途中のシート(b)、及び格納姿勢に到達したシート(c)を示す側面図である。 シート姿勢変更装置に備えられた制御システムの概略構成を模式的に示したブロック図である。 シートが着座姿勢から格納姿勢に至るまでのシートクッションとシートバックとの変位過程を説明する説明図である。 シートが着座姿勢から格納姿勢に至るまでのシートクッションとシートバックとの変位過程の第1の変形例を説明する説明図である。 シートが着座姿勢から格納姿勢に至るまでのシートクッションとシートバックとの変位過程の第2の変形例を説明する説明図である。 シートが格納姿勢から着座姿勢に至るまでのシートクッションとシートバックとの変位過程を説明する説明図である。 シートが格納姿勢から着座姿勢に至るまでのシートクッションとシートバックとの変位過程の変形例を説明する説明図である。
以下、本発明に係るシート姿勢変更装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、ミニバンないしは2ボックスカーと呼ばれる、車室に3列のシートを有している車両1が示されている。この図面では、車両1の左側面に備えられるスライドドア及び当該車両1の後側面に備えられるバックドアが開扉された状態となっている。3列のシートは、1列目シート21、2列目シート22、及び3列目シート23からなる。1列目シート21は運転席のシート及び助手席のシートが相当する。2列目シート22は1列目シート21の直後方のシートが相当する。3列目シート23は車室内の最後方のシートが相当する。この実施の形態におけるシート姿勢変更装置1は、3列目シート23を構成している2つのシート30の姿勢を変更するために適用されている。なお、以下のシート姿勢変更の説明では、説明を簡単にするため、1つのシート30の姿勢変更を例としている。
シート30には、その主要構成要素としてシートクッション31とシートバック32が含まれている。シートクッション31は、その座面がほぼ水平面で乗員が2列シート22の後方で適切にすわることができる車両前後位置をシートクッション着座位置と設定している。さらに、シートクッション31は、シートクッション着座位置よりほぼシートクッション31の車両前後方向長さ分だけ車両後方領域に後下がり状態となる格納位置とシートクッション着座位置との間で変位可能に設けられている。また、シートバック32は、シートクッション着座位置でのシートクッション31の存在領域に倒伏状態となる位置をシートクッション格納位置と設定している。さらに、シートバック32は、シートクッション31の後端領域で起立状態となるシートバック着座位置とシートクッション格納位置との間で変位可能に設けられている。
シート30の着座姿勢は、着座位置でのシートクッション31と同じく着座位置でのシートバック32とによって作り出される。また、シート30の格納姿勢は、格納位置でのシートクッション31と格納位置でのシートバック32とによって作り出される。シート30の格納姿勢では、荷室空間が拡大され、大きな荷物の収納に適した状態となる。シート30の着座姿勢では、3列のシートに乗員を乗せる多人数乗員に適した状態となる。
さらに、このシート30には、図2に模式的に示されているように、着座位置でのシートクッション31をロックしてその変位を禁止するロック機構5が装備されている。図2(a)はシート30の着座姿勢を示す側面図であり、図2(b)はシートクッション31のロックが解除されることになるシート姿勢変更途中のシート30を示す側面図であり、図2(c)は格納姿勢に到達したシート30を示す側面図である。また、図2に図示されたシート30では、シートクッション31とシートバック32だけでなく、各シートバック32の頂部には、ヘッドレスト33が取り付けられていることがよく理解できる。このヘッドレスト33は、シート30の着座姿勢においてシート30に着座する乗員の頭部を車両後方に働く荷重から保護する機能を有する。
ロック機構5は、シートクッションに固定されたストライカーとして機能する突起体31aを係脱可能な凹部を形成したラッチ51と、解除レバー53の動きに連係してロック状態のラッチ51を解除状態に変位させるポール52とを備えている。このようなストライカー/ラッチ式ロック機構はよく知られているので、詳しい説明は省略する。ここでは、突起体31aは、シートクッション31の着座位置と格納位置との間のスライド移動を案内するガイド体としても機能しており、シートクッション31のスライド移動軌跡に沿って設けられているレール溝に係入されている。図2(a)から理解できるように、シートクッション31がその着座位置に到達することで、突起体31aがラッチ51の凹部に挟み込まれ、ロック状態となるように構成されている。さらに、解除レバー53がシートバック32の着座位置から格納位置方向への初期の回動変位に応じて揺動し、その揺動変位がポール52を中継してラッチ51のロック解除変位としてラッチ51に伝達され、ロック状態の突起体31aがロック解除状態となるように構成されている。
シート30の着座姿勢から格納姿勢への移行、または格納姿勢から着座姿勢への移行は操作スイッチ13を操作することにより行われる。この実施の形態では、このシート30は3列目シート23を構成していることから、操作スイッチ13は、図1に示されるように、車室内における3列目シート23の後方、即ち、荷室に配置されており、シート30の姿勢を変更する意図を有するユーザにより操作される。もちろん、操作スイッチ13はその他の箇所に配置してもよいし、複数の操作スイッチ13を配置してもよい。
図3は、シート姿勢変更装置に備えられた制御システムの概略構成を模式的に示したブロック図である。この制御システムは、上述の操作スイッチ13、シートクッション用モータ14、シートバック用モータ15、各モータの回転出力をパルス信号に変換して出力するパルス発生器16、制御中核部としてのコントロールユニット40などを構成要素としている。コントロールユニット40には、操作スイッチ13やパルス発生器16などからの信号を入力し、シートバック用モータ14やシートクッション用モータ15などに制御信号を出力する。そのため、コントロールユニット40には、パルス評価部41やモータ制御部42などの機能部がハードウェア又はソフトウェア或いはその両方で構築されている。パルス評価部41は、パルス発生器16からのパルス信号を評価してシートクッション31やシートバック32の位置を想定する機能を有する。モータ制御部42は、パルス評価部41によって想定されるシートクッション31やシートバック32の位置に基づいて、シートクッション用モータ14、シートバック用モータ15に制御信号を与える機能を有する。
この実施形態のシート姿勢変更装置では、シートクッション31及びシートバック32の位置の検出を行うための位置検出センサは備えられておらず、夫々の位置を変更するモータの回転に応じてパルス発生器16から出力されるパルス信号に基づいて位置を特定している。このようなパルス信号のパルスをパルス評価部41が評価、例えば計数する。パルス評価部41は、シートバック用モータ15及びシートクッション用モータ14の回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を計数する。これにより、移動開始位置からの変位量(シートクッション31及びシートバック32の位置)を特定することが可能である。また、シートクッション31及びシートバック32が、機構上の端部(いわゆるメカ端点)に到達した場合には各パルス発生器16から出力されるパルス信号のHiレベルが機構上の端部に到達していない状態における出力パルスに比べてHi状態の時間が長くなるような構成となっている。したがって、パルス評価部41は、パルス数を計数すると共に、各パルスのHi状態の時間も算定している。パルス評価部41により評価されたパルス数及びHi状態の時間は、モータ制御部42によるシートクッション用モータ14及びシートバック用モータ15の制御のために利用される。
なお必要の場合、シートクッション31の位置とシートバック32の位置との組み合わせにおけるシートクッション31とシートバック32との干渉領域を制御マップ化した干渉領域マップデータ43もコントロールユニット40内に設定される。例えば、シート30の姿勢変更の開始姿勢が、変動する場合や、シートクッション用モータ14やシートバック用モータ15の速度が変動する場合などでは、干渉領域マップデータ43を参照した、シートクッション31やシートバック32の位置に応じたモータ制御が可能となる。その際、例えば、シートクッション31の変位とシートバック32の変位とが同時に行われる区間を最大化するように、モータ制御が行われると、姿勢変更が最適化され、好都合である。
上述のように構成されたシート姿勢変更装置における、シート30が着座姿勢から格納姿勢に至るまでのシート姿勢変更制御の一例を以下に説明する。図4は、シート30が着座姿勢から格納姿勢に至るまでのシートクッション31及びシートバック32の着座位置から格納位置に至る変位過程の各段階での様子を線図と模式図とを組み合わせて示している説明図である。図4では、シートクッション31の着座位置から格納位置を横軸、シートバック32の着座位置から格納位置を縦軸とし、シートクッション31の着座位置とシートバック32の格納位置とを原点とする直交座標系が提示されている。シートの姿勢はシートクッション31の位置とシートバック32の位置とによって決定される。その際、特定の各位置の組み合わせにおいて相互の干渉が生じるが、その干渉領域が斜線で模式的に示されている。つまり、シートクッション31とシートバック32とは、この干渉領域外の組み合わせ位置に限定される。
シート30の着座姿勢から格納姿勢への姿勢変更開始時には、まず、シートクッション31の着座位置でのロック機構5によるロック状態を解除しなければならない。上述したように、このロック機構5のロックは、シートバック32の着座位置からの初期回動によって解除されるので、この姿勢変更開始時には、まず、シートバック32を単独で着座位置から所定量だけ、つまりロック機構5のロック状態が解除されるまで、変位させる必要がある。この変位を、以下ロック解除変位と呼ぶことにする。
また、本発明では、上記干渉領域に入ることなしに、つまり、シートクッション31の変位とシートバック32との干渉を回避する条件のもとで、シート30を着座姿勢から格納姿勢への変更を効率的に行うため、干渉領域を避けながらシートクッション31とシートバック32との同時に変位する行程を見つけ出して、その同時変位を実行している。図4において、シートクッション31とシートバック32との動きは太い矢印線で示されているが、その際、上述したロック解除変位は線ではなく、連続した黒丸で示されている。また、斜めに延びる矢印線が同時変位区間を示すことになる。これから明らかなように、斜めの矢印線で表される同時変位を採用することで、シートクッション31だけまたはシートバック32だけをシーケンシャルに変位させている行程に較べ、移動距離が短くなり効率的となる。従って、その同時変位を行う行程区間が最大となるように制御することが好適である。
図4の例では、まずシートクッション31とシートバック32とがともに着座位置であるシート30の着座姿勢が制御始動点となっている(#01)。シート30の着座姿勢から格納姿勢への姿勢変更制御が開始されると、まずシートバック用モータ15がロック解除変位に相当する回転を行うことで、ロック機構5のロックを解除する(#01a)。換言すれば、ロック機構5は、シートバック32がロック解除変位に相当する所定の位置に到達した際にロックが解除される。このとき、パルス評価部41では、シートバック用モータ15のロック解除変位に相当する回転に応じて出力されたパルス信号のパルス数を計数してシートバック32の移動開始位置からの変位量(シートバック32の位置)を特定し、モータ制御部42は、このパルス評価部41の検出結果に基づき、シートバック32がロック解除位置に到達してロック機構5のロックが解除されたと判定する。さらに、シートバック用モータ15の駆動が続行し、シートバック32が前方に回動する(#02)。シートバック用モータ15が所定回転量だけ駆動することで、シートバック32が所定量だけ回動傾斜すると、モータ制御部42は、ロック機構5のロックが解除されたとの判定結果に基づいて、さらにシートクッション用モータ14も駆動する。これにより、シートバック32の前方への回動と、シートクッション31の後方への移動が同時に行われる同時変位が実施される(#03)。所定量の同時変位が実施され、シートクッション31がそのシートクッション格納位置に達すると、シートクッション用モータ14が停止して、再びシートバック用モータ15だけの駆動となり、さらにシートバック32が前方に回動する(#04)。シートバック32もそのシートバック格納位置に達すると、シート30の格納姿勢が作り出されたことになるので、シートバック用モータ15が停止して、この姿勢変更制御が終了する(#05)。
なお、ヘッドレスト33は、ここでは詳しく述べないが、図示されていないモータによって姿勢変更制御中にシートバック32とともに床面側に倒れるように(前倒しの畳み込みとなるように)変位する構成を採用してもよい。あるいは、シートバック32の回動機構にリンク機構を組み込み、このリンク機構を通じてシートバック32を前方に回動させる回転変位をヘッドレスト33の畳み込み変位に利用してもよい。
本発明によるシート姿勢変更装置では、シート30の着座姿勢から格納姿勢に至るまでのシート姿勢変更行程において、シートクッション31とシートバック32との同時に変位する同時変位区間が含まれていることが重要な条件である。従って、この条件を満たす限りにおいても、特に干渉領域の形状によっては図4で示されたものとは異なるシート姿勢変更行程が考慮される。
例えば、図5にシート30が着座姿勢から格納姿勢に至るまでのシートクッション31とシートバック32との変位過程の第1の変形例が示されている。この第1の変形例でも、シートクッション31とシートバック32とがともに着座位置であるシート30の着座姿勢を制御始動点として(#11)、まずは、シートバック用モータ15がロック解除変位に相当する回転を行うことで、ロック機構5のロックを解除する(#11a)。換言すれば、ロック機構5は、シートバック32がロック解除変位に相当する所定の位置に到達した際にロックが解除される。このとき、パルス評価部41では、シートバック用モータ15のロック解除変位に相当する回転に応じて出力されたパルス信号のパルス数を計数してシートバック32の移動開始位置からの変位量(シートバック32の位置)を特定し、モータ制御部42は、このパルス評価部41の検出結果に基づき、シートバック32がロック解除位置に到達してロック機構5のロックが解除されたと判定する。ロック解除変位が終了すると、モータ制御部42は、ロック機構5のロックが解除されたとの判定結果に基づいて、シートバック用モータ15だけでなく、シートクッション用モータ14も駆動する。これにより、シートバック32の前方への回動と、シートクッション31の後方への移動が同時に行われる同時変位が実施される(#13)。この同時変位によってシートクッション31がそのシートクッション格納位置に達するとともにシートバック32が所定量だけ回動傾斜すると、シートバック用モータ15が停止して、シートバック用モータ15だけの駆動となり、さらにシートバック32が前方に回動する(#14)。最終的にシートバック32がそのシートバック格納位置に達すると、シート30の格納姿勢が作り出されたことになるので、シートバック用モータ15が停止して、この姿勢変更制御が終了する(#15)。
さらに、図6にシート30が着座姿勢から格納姿勢に至るまでのシートクッション31とシートバック32との変位過程の第2の変形例が示されている。この第2の変形例でも、シートクッション31とシートバック32とがともに着座位置であるシート30の着座姿勢を制御始動点として(#21)、まずは、シートバック用モータ15がロック解除変位に相当する回転を行うことで、ロック機構5のロックを解除する(#21a)。換言すれば、ロック機構5は、シートバック32がロック解除変位に相当する所定の位置に到達した際にロックが解除される。このとき、パルス評価部41では、シートバック用モータ15のロック解除変位に相当する回転に応じて出力されたパルス信号のパルス数を計数してシートバック32の移動開始位置からの変位量(シートバック32の位置)を特定し、モータ制御部42は、このパルス評価部41の検出結果に基づき、シートバック32がロック解除位置に到達してロック機構5のロックが解除されたと判定する。ロック解除変位が終了すると、シートバック用モータ15が停止するとともに、モータ制御部42のロック機構5のロックが解除されたとの判定結果に基づいて、シートクッション用モータ14が駆動し、シートクッション31が後方に移動する(#22)。シートクッション用モータ14が所定回転量だけ駆動することで、シートクッション31が所定量だけ後方移動すると、さらにシートバック用モータ15も駆動する。これにより、シートクッション31の後方への移動とシートバック32の前方への回動とが同時に行われる同時変位が実施される(#23)。所定量の同時変位が実施され、シートクッション31がそのシートクッション格納位置に達すると、シートクッション用モータ14が停止して、シートバック用モータ15だけの駆動となり、さらにシートバック32が前方に回動する(#24)。シートバック32もそのシートバック格納位置に達すると、シート30の格納姿勢が作り出されたことになるので、シートバック用モータ15が停止して、この姿勢変更制御が終了する(#25)。
次に、シート30が格納姿勢から着座姿勢に至るまでのシート姿勢変更制御の一例を図7を用いて説明する。
図7の例では、まずシートクッション31とシートバック32とがともに格納位置であるシート30の格納姿勢が制御始動点となっている(#31)。シート30の格納姿勢から着座姿勢への姿勢変更制御が開始されると、まずシートバック用モータ15が駆動し、シートバック32が後方、つまり起立方向に回動する(#32)。シートバック用モータ15が所定回転量だけ駆動することで、シートバック32が所定量だけ回動起立すると、さらにシートクッション用モータ14も駆動する。これにより、シートバック32の起立方向への回動と、シートクッション31の前方への移動が同時に行われる同時変位が実施される(#33)。所定量の同時変位が実施され、シートクッション31がそのシートクッション着座位置に達すると、ロック機構5によるロックが行われ(#33a)、シートクッション用モータ14が停止して、再びシートバック用モータ15だけの駆動となり、さらにシートバック32が起立方向に回動する(#34)。なお、図においてロック機構5によるロック過程は連続した白丸で模式的に示されている。シートバック32もそのシートバック着座位置に達すると、シート30の着座姿勢が作り出されたことになるので、シートバック用モータ15が停止して、この姿勢変更制御が終了する(#35)。
この格納姿勢から着座姿勢に至るシート姿勢変更制御においても、特に干渉領域の形状によっては図7で示されたものとは異なるシート姿勢変更行程を考慮することができる。例えば、図8にシート30が格納姿勢から着座姿勢に至るまでの姿勢変更の変形例が示されている。この変形例でも、制御始動点であるシート30の格納姿勢(#41)から着座姿勢への姿勢変更制御が開始されると、まずシートバック用モータ15が駆動し、シートバック32が後方、つまり起立方向に回動する(#42)。シートバック用モータ15が所定回転量だけ駆動することで、シートバック32が所定量だけ回動起立すると、さらにシートクッション用モータ14も駆動する。これにより、シートバック32の起立方向への回動と、シートクッション31の前方への移動が同時に行われる同時変位が実施される(#43)。所定量の同時変位が実施され、シートバック32がそのシートバック着座位置に達すると、シートバック32がそのシートバック着座位置からロック変位分だけを残した位置に達すると、シートバック用モータ15が停止して、シートクッション用モータ14だけの駆動となり、さらにシートクッション31が前方に移動する(#44)。シートクッション31がシートクッション着座位置に達すると、シートクッション31をロック状態とし(#44a)、シートクッション用モータ14が停止する。これによりシート30の着座姿勢が作り出されたことになるので、この姿勢変更制御が終了する(#45)。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、シートバック32やシートクッション31を変位させるためのアクチュエータがモータであるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。例えば、モータ以外のアクチュエータを用いることも当然に可能である。係る場合には、モータ制御部42はアクチュエータ制御部としてアクチュエータの制御に適したものに変更される。
5:ロック機構
14:シートクッション用モータ
15:シートバック用モータ
30:シート
31:シートクッション
32:シートバック
40:コントロールユニット
41:パルス評価部
42:モータ制御部
43:干渉領域マップデータ

Claims (7)

  1. シートクッションとシートバックとを有する車両用シートの姿勢を変更するシート姿勢変更装置であって、
    前記シートクッションはシートクッション着座位置と前記シートクッション着座位置より車両後方領域に後下がり状態となるシートクッション格納位置との間で変位制御可能であり、
    前記シートバックは、起立状態となるシートバック着座位置と、前記シートクッション着座位置での前記シートクッションの存在領域に倒伏状態となるシートバック格納位置との間で変位制御可能であり、
    前記シートクッション着座位置でのシートクッションと前記シートバック着座位置でのシートバックとによって前記シートの着座姿勢が作り出されるとともに、前記シートクッション格納位置のシートクッションと前記シートバック格納位置のシートバックとによって前記シートの格納姿勢が作り出され、
    前記シートクッションの前記シートクッション着座位置への到達変位によって前記シートクッションをロックするロック機能と、前記シートバックの前記シートバック着座位置からの初期変位に基づいて前記ロックを解除するロック解除機能とを有するロック機構を備え、
    前記シートの着座姿勢から前記シートの格納姿勢への移行制御における初期移行制御時には、前記シートクッションのロック解除が行われるまで前記シートバックの単独変位が実施され、当該ロック解除後の移行制御では、前記シートクッションと前記シートバックとの干渉を回避した同時変位を含むシート姿勢変更装置。
  2. 前記ロック機構による前記シートクッションのロックはラッチによる挟み込みによって行われ、前記ロック機構におけるロック解除は前記シートバックのシートバック格納位置方向への変位を前記挟み込みを解除する前記ラッチの変位に変換することで行われる請求項1に記載のシート姿勢変更装置。
  3. 前記ロック解除後の移行制御では、前記シートバックのシートバック格納位置方向への変位が前記シートクッションのシートクッション着座位置からシートクッション格納位置への変位に先立って行われる請求項1または2に記載のシート姿勢変更装置。
  4. 前記シートクッションの変位と前記シートバックとの干渉を回避する条件のもとで前記シートクッションの変位と前記シートバックの変位とが同時に行われる区間を最大化するように、変位制御が行われる請求項1から3のいずれか一項に記載のシート姿勢変更装置。
  5. 前記シートバックの位置を検出する検出装置を備え、
    前記ロック機構は、前記シートバックが所定の位置に到達した際に前記ロックが解除され、
    前記検出装置の検出結果に基づき、前記シートバックが前記所定の位置に到達して前記ロックが解除されたと判定された場合には、前記シートクッションの変位が実施される請求項1から4のいずれか一項に記載のシート姿勢変更装置。
  6. 前記シートバックを駆動するモータを有し、
    前記検出装置は、前記モータの回転に基づく情報を検出することにより、前記シートバックの位置を検出する請求項に記載のシート姿勢変更装置。
  7. 前記シートの格納姿勢から前記シートの着座姿勢への移行制御時において、前記シートバックが前記シートバック格納位置から前記シートバック着座位置に向けて変位された後に、前記シートクッションが前記シートクッション格納位置から前記シートクッション着座位置に向けて変位され、
    前記シートクッションが前記シートクッション着座位置に到達すると前記ロック機構がロックされる請求項からのいずれか一項に記載のシート姿勢変更装置。
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