JP5291574B2 - シート姿勢変更装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、特許文献1に記載の車両用シートのような構造では、シートクッションは着座位置と当該着座位置より車両後方領域に後下がりした状態の格納位置との間で変位可能であり、シートバックは起立状態となる着座位置とシートクッションの着座位置での存在領域に倒伏状態となる格納位置との間で変位可能である。さらに、着座位置でのシートクッションと前着座位置でのシートバックとによってシートの着座姿勢が作り出されるとともに、格納位置のシートクッションと格納位置のシートバックとによってシートの格納姿勢が作り出される。従って、シートの着座姿勢から格納姿勢への姿勢変更及びシートの格納姿勢から着座姿勢への姿勢変更の移動軌跡において比較的干渉の可能性が高いので、特許文献2で示されているようなモータ制御チャートをそのまま流用することができない。
図1には、ミニバンないしは2ボックスカーと呼ばれる、車室に3列のシートを有している車両1が示されている。この図面では、車両1の左側面に備えられるスライドドア及び当該車両1の後側面に備えられるバックドアが開扉された状態となっている。3列のシートは、1列目シート21、2列目シート22、及び3列目シート23からなる。1列目シート21は運転席のシート及び助手席のシートが相当する。2列目シート22は1列目シート21の直後方のシートが相当する。3列目シート23は車室内の最後方のシートが相当する。この実施の形態におけるシート姿勢変更装置は、3列目シート23を構成している2つのシート30の姿勢を変更するために適用されている。なお、以下のシート姿勢変更の説明では、説明を簡単にするため、1つのシート30の姿勢変更を例としている。
図7の例では、まずシートクッション31とシートバック32とがともに格納位置であるシート30の格納姿勢が制御始動点となっている(#31)。シート30の格納姿勢から着座姿勢への姿勢変更制御が開始されると、まずシートバック用モータ15が駆動し、シートバック32が後方、つまり起立方向に回動する(#32)。シートバック用モータ15が所定回転量だけ駆動することで、シートバック32が所定量だけ回動起立すると、さらにシートクッション用モータ14も駆動する。これにより、シートバック32の起立方向への回動と、シートクッション31の前方への移動が同時に行われる同時変位が実施される(#33)。所定量の同時変位が実施され、シートクッション31がそのシートクッション着座位置に達すると、シートクッション用モータ14が停止して、再びシートバック用モータ15だけの駆動となり、さらにシートバック32が起立方向に回動する(#34)。シートバック32もそのシートバック着座位置に達すると、シート30の着座姿勢が作り出されたことになるので、シートバック用モータ15が停止して、この姿勢変更制御が終了する(#35)。
上記実施形態では、シートバック32やシートクッション31を変位させるためのアクチュエータがモータであるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。例えば、モータ以外のアクチュエータを用いることも当然に可能である。係る場合には、モータ制御部42はアクチュエータ制御部としてアクチュエータの制御に適したものに変更される。
15:シートバック用モータ
30:シート
31:シートクッション
32:シートバック
40:コントロールユニット
41:パルス評価部
42:モータ制御部
43:干渉領域マップデータ
Claims (7)
- シートクッションとシートバックとを有する車両用シートの姿勢を変更するシート姿勢変更装置であって、
前記シートクッションはシートクッション着座位置と前記シートクッション着座位置より車両後方領域に後下がり状態となるシートクッション格納位置との間で変位制御可能であり、
前記シートバックは、起立状態となるシートバック着座位置と、前記シートクッション着座位置での前記シートクッションの存在領域に倒伏状態となるシートバック格納位置との間で変位制御可能であり、
前記シートクッション着座位置でのシートクッションと前記シートバック着座位置でのシートバックとによって前記シートの着座姿勢が作り出されるとともに、前記シートクッション格納位置のシートクッションと前記シートバック格納位置のシートバックとによって前記シートの格納姿勢が作り出され、
前記シートの着座姿勢から前記シートの格納姿勢への移行制御または前記シートの格納姿勢から前記シートの着座姿勢への移行制御が、前記シートクッションと前記シートバックとの干渉が回避されるように、前記シートクッションと前記シートバックとの同時変位を含む変位制御が行われるシート姿勢変更装置。 - 前記シートの着座姿勢から前記シートの格納姿勢への移行制御の開始時に、前記シートバックのシートバック着座位置からシートバック格納位置への変位が前記シートクッションのシートクッション着座位置からシートクッション格納位置への変位に先立って行われる請求項1に記載のシート姿勢変更装置。
- 前記シートの格納姿勢から前記シートの着座姿勢への移行制御の開始時に、前記シートバックのシートバック格納位置からシートバック着座位置への変位が前記シートクッションのシートクッション格納位置からシートクッション着座位置への変位に先立って行われる請求項1または2に記載のシート姿勢変更装置。
- 前記シートの着座姿勢から前記シートの格納姿勢への移行制御の開始時に、前記シートバックのシートバック着座位置からシートバック格納位置への変位と前記シートクッションのシートクッション着座位置からシートクッション格納位置への変位とが同時に行われる請求項1に記載のシート姿勢変更装置。
- 前記シートの着座姿勢から前記シートの格納姿勢への移行制御の開始時に、前記シートクッションのシートクッション着座位置からシートクッション格納位置への変位が前記シートバックのシートバック着座位置からシートバック格納位置への変位に先立って行われる請求項1に記載のシート姿勢変更装置。
- 前記シートクッションの変位と前記シートバックとの干渉を回避する条件のもとで前記シートクッションの変位と前記シートバックの変位とが同時に行われる区間を最大化するように、変位制御が行われる請求項1から5のいずれか一項に記載のシート姿勢変更装置。
- 前記シートクッションの特定の変位位置と前記シートバックの特定の変位位置とにおいて前記シートクッションと前記シートバックとが干渉する干渉領域が制御マップ化されている請求項1から6のいずれか一項に記載のシート姿勢変更装置。
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JP2009192568A JP5291574B2 (ja) | 2009-08-21 | 2009-08-21 | シート姿勢変更装置 |
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JP2011042294A JP2011042294A (ja) | 2011-03-03 |
JP5291574B2 true JP5291574B2 (ja) | 2013-09-18 |
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ID=43830060
Family Applications (1)
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2009
- 2009-08-21 JP JP2009192568A patent/JP5291574B2/ja active Active
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