JP2019199683A - 貯留槽 - Google Patents
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- E03C1/12—Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
- E03C1/122—Pipe-line systems for waste water in building
- E03C1/1222—Arrangements of devices in domestic waste water pipe-line systems
Abstract
Description
本発明に係る貯留槽によれば、流出口付近の液体の水頭を迅速に高めることができる。このため、本発明に係る貯留槽によれば、多くの液体を迅速かつスムーズに流出させることができる。
この場合、流出口付近の液体の水頭が一定以上となると、当該流出口付近の液体を仕切壁から逃がすことができる。このため、液体の流れが流出口付近で阻害され難く、より迅速かつスムーズな排水が可能になる。
この場合、流出口付近の液体の水頭を高めつつ、当該流出口から離れるに従って、仕切壁から逃がす液体の量を増加させることができる。
この場合、より迅速かつスムーズな排水が可能になる。
この場合、仕切壁から逃がした液体を、周壁の流出側隣接部分の内面に沿って更に逃がすことができる。
この場合、流出口付近の液体を、仕切壁から周壁の流出側隣接部分の内面に沿って効率的かつスムーズに逃がすことができる。
この場合、貯留槽内を流れる液体は、液体の流出方向に戻り易くなる。このため、より迅速かつスムーズに排水することができる。
この場合、少量の液体であっても当該液体を溝部により迅速に集めることができる。このため、更に迅速かつスムーズな排水が可能になる。特に、この場合、仕切壁は、溝部と隣接している位置から起立しているため、流出口付近の液体の水頭をより迅速に高めることができる。
この場合、流出口付近に液体を集め易い構造となる。このため、本発明に係る貯留槽によれば、多くの液体を迅速かつスムーズに流出させることができる。
この場合、仕切壁から逃がした液体を、上下方向(縦方向)の対流(循環)を生じさせながら、周壁の流出側隣接部分の内面に沿って更に逃がすことができる。
この場合、液体通過領域に液体を流しつつ、当該液体の残りを液体滞留領域内に滞留させることができる。このため、液体の流れが流出口付近で阻害され難く、より迅速かつスムーズな排水を一定量だけ連続して行うことが可能になる。
この場合、液体通過領域から流れた液体を、液体通過領域と液体滞留領域との間でより効率的に対流させることができる。
図19は、本発明に係る貯留槽を適用可能な排水システムの一例を一部断面で示す模式的なシステム図である。図19中、符号100は、本発明の一実施形態に係る貯留槽を適用可能な、排水システムの一例である。本例では、排水システム100は、サイホン排水システムである。サイホン排水システムは、サイホンの原理を利用した排水システムである。サイホン排水システムによれば、水廻り機器からの排水を行う際、サイホン排水管に生じたサイホン力により、当該排水を促進させることができる。サイホン排水システムは、例えば、1棟の建物が複数階に区画された集合住宅の排水システムとして採用される。
図1は、本発明の第一実施形態に係る貯留槽1Aの流入側を、上方から示す斜視図である。図2は、図1の貯留槽1Aの流出側を、上方から示す斜視図である。貯留槽1Aは、液体が流入する流入口A1と、前記液体が流出する流出口A2と、を有し、流入口A1から流入した前記液体を内部に貯留可能である。
(1)流入口A1の中心Oaと、流出口1bの中心Obと、を、液体通過領域R1の延在方向視で、同一の鉛直線Oz上に整列させる。
(2)流入口A1の内径の大きさ(流入口A1の半径raの大きさ)と、流出口A2の内径の大きさ(流出口A2の半径rbの大きさ)と、を調整する。
(3)流入口A1の中心Oaと、流出口A2の中心Obとの、鉛直方向(鉛直線Ozの方向)の間隔ΔZを調整する。
図18は、本発明の第二実施形態に係る貯留槽1Bの流入側を、上方から示す斜視図である。本実施形態では、周壁12は、液体通過領域R1と、液体通過領域R1の両側に配置された2つの液体滞留領域R2とを取り囲んで、貯留槽1Bの外形形状をバタフライ形(H形)に形作っている。本実施形態では、仕切壁13は、周壁12と異なる壁である。
Claims (12)
- 液体が流入する流入口と、前記液体が流出する流出口と、を有し、前記流入口から流入した前記液体を内部に貯留可能な貯留槽であって、
底面に対して起立する周壁と、前記底面に対して起立する仕切壁と、を備えており、
前記周壁は、前記流入口が形成されている流入口部分と、前記流入口部分と対向していると共に前記流出口が形成されている流出口部分と、を備えており、
前記仕切壁は、前記流出口に向かって延在している、貯留槽。 - 前記仕切壁は、当該仕切壁から前記液体が越流可能な高さを有している、請求項1に記載の貯留槽。
- 前記仕切壁の高さは、前記流出口に向かうに従って高くなる、請求項2に記載の貯留槽。
- 前記流出口は、前記流入口よりも低い位置に設けられている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の貯留槽。
- 前記仕切壁は、前記周壁の前記流出口部分の一部として構成されており、
前記周壁の前記流出口部分と隣接する当該周壁の流出側隣接部分の内面は、前記仕切壁の頂面に繋がっていると共に、当該仕切壁の頂面と同一面を形作っている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の貯留槽。 - 前記仕切壁の頂面の端縁部は、前記貯留槽の内部に向かって凸の曲面である、請求項5に記載の貯留槽。
- 前記周壁の前記流入口部分は、前記周壁の前記流入口部分と隣接する当該周壁の流入側隣接部分よりも流出側に窪んでいる、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の貯留槽。
- 前記仕切壁は、溝部と隣接している位置から起立している、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の貯留槽。
- 前記周壁の前記流出口部分は、前記周壁の前記流出口部分と隣接する当該周壁の流出側隣接部分よりも流出側に突出している、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の貯留槽。
- 前記周壁の前記流出側隣接部分の内面は、側面視の断面形状が流出側に向かって凸の曲線からなる曲面である、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の貯留槽。
- 前記流入口と前記流出口との間を延在している液体通過領域と、前記液体通過領域を挟んだ両側のそれぞれの位置に配置されている液体滞留領域と、を備える、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の貯留槽。
- 前記周壁の内面のうち、平面視で前記貯留槽の内部に隅部を形作る当該周壁の内面は、平面視の輪郭形状が曲線からなる曲面である、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の貯留槽。
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