JP6185705B2 - 一時貯留槽 - Google Patents
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Description
(1)一時貯留槽内に流入した排水が、内部仕切りに勢いよくぶつかる為、その排水が跳ねて通気管及び、通気管接続口に入り込み通気不良が生じる。
(2)流入区画自体は満水になっていないのに、接続口付近のみ水が滞留することで、水廻り器具側の排水口のところで溢れが生じた状態になる。
(3)跳ねた排水が、一時貯留槽の蓋等に付着して汚れとなる。
また、一時貯留槽を二重床の下に設置する場合に、二重床の脚ボルトを容易に避けることができる。このため、二重床の下の限られたスペースにも、大きな一時貯留槽を容易に設置することが可能となる。またこれによって、サイフォン排水管の横引き管部分の長さを長くすることができるので、設計の自由度が向上する。
[参考例1]
図1(A)において、参考例1に係る一時貯留槽10は、サイフォン排水で使用され、第1個別貯留部11及び第2個別貯留部12を有している。一時貯留槽10は、長さが比較的短い一対の側壁16と、長さが比較的長い一対の側壁18を有し、平面視で例えば長方形(四角形)に形成されている。一対の側壁16は互いに平行に配置されている。一対の側壁18も互いに平行に配置されている。
本参考例は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1(A)において、本参考例に係る一時貯留槽10では、図示しない水廻り器具から流された排水が、流入管32及び流入口22を通じて、第1個別貯留部11内へ流入する。このとき、排水の流入方向(矢印I方向)における流入口22から仕切壁14までの距離D1が比較的大きく、かつ適切に設定されているので、流入した排水が仕切壁14で跳ねることが抑制される。これにより、排水が通気管接続口(図示せず)に入り込むことは抑制される。また、流入口22付近での排水の滞留及び水廻り器具側の排水口(図示せず)での溢れが抑制される。更に、一時貯留槽10の蓋等の汚れが抑制される。
図1(B)において、本参考例に係る一時貯留槽20では、第1個別貯留部11の側壁16が、平面視において曲面で形成されている。第2個別貯留部12の側壁18も、平面視において曲面で形成されている。具体的には、側壁16,18は平面視で円形となる円筒形に形成されている。
図1(C)において、本実施形態に係る一時貯留槽30では、仕切壁14が2つ設けられ、何れも平板状となっている。また、第1個別貯留部11の側壁16の両端部16Aが、第1個別貯留部11の内側へ張り出すように形成されている。これにより、側壁16が平板状である場合と比較して、第1個別貯留部11の容積が縮小されている。両端部16Aの形状は、平面視で第1個別貯留部11の内側へ凸となる例えば円弧形である。なお、両端部16Aの形状を平板状としてもよい。
図1(D)において、本参考例に係る一時貯留槽40は、平面視で略菱形となっている。具体的には、一時貯留槽40は、正方形を45°回転させた形状となっている。側壁16,18は、夫々菱形の頂点を含んで一対ずつ設けられており、平面視で夫々略V字形に形成されている。2つの仕切壁14は、何れも平板状に構成され、側壁18の頂点同士を結ぶ対角方向と平行に配置されている。菱形の一辺における側壁16,18は一体的に構成されており、仕切壁14の両端が接合されている位置を、側壁16,18の境界としている。なお、側壁16,18を夫々別部材で構成してもよい。
図1(E)において、本参考例に係る一時貯留槽50では、仕切壁14が平面視でV字形となっており、排水の流入方向(矢印I方向)における側壁16から仕切壁14までの距離が変化している。
上記参考例及び実施形態では、第1個別貯留部11が2つ、第2個別貯留部12が1つ設けられるものとしたが、第1個別貯留部11及び第2個別貯留部12の数はこれに限られず、第1個別貯留部11は1つでもよく、また3つ以上であってもよいし、第2個別貯留部12は2つ以上であってもよい。また上記参考例及び実施形態の構造は、適宜組み合わせて用いることが可能である。
Claims (4)
- 側壁で囲まれた領域が仕切壁により区画されて構成され、水廻り器具からの排水を夫々一時貯留でき、かつ所定の水位以上で互いに連通する第1個別貯留部及び第2個別貯留部を有し、
前記第1個別貯留部の側壁には前記排水の流入口が設けられ、
前記第1個別貯留部及び第2個別貯留部には、前記排水の排出口が設けられ、
排水の流入方向における前記流入口から前記仕切壁までの距離をD1とし、排水の流入方向における前記第1個別貯留部の側壁から前記仕切壁までの距離をD2とすると、前記第1個別貯留部は、D2<D1となる部位を有し、
前記第1個別貯留部の容量が前記第2個別貯留部の容量より小さく、
前記第1個別貯留部の前記側壁の両端部が、前記第1個別貯留部の内側へ張り出すように形成され、二重床の脚ボルトを避けた形状となっている、サイフォン排水で使用される一時貯留槽。 - 排水の流入方向における前記第1個別貯留部の側壁から前記仕切壁までの距離D2が、流入口から離れるにしたがって漸減するように形成されている部分を有する請求項1に記載の一時貯留槽。
- 排水の流入方向は、前記仕切壁の長さ方向と直角となる方向に対して傾斜している請求項1又は請求項2に記載の一時貯留槽。
- 前記距離D1は、80mm以上である請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の一時貯留槽。
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