JP2019197176A - 画像形成装置及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した画質の画像を形成する画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、複数の反射面を有し、回転することにより複数の反射面を用いてレーザ光源100から出力されるレーザ光を偏向して感光ドラム708を走査するポリゴンミラー1002を備える。反射面毎に、形成する画像を表す画像データを補正するための補正データが、予めメモリ1111に格納される。画像制御部1007は、補正データに応じて複数の反射面から画像形成に使用する反射面を決定する。画像制御部1007は、決定した画像形成に使用する反射面の補正データにより画像データを補正し、補正後の画像データに応じてレーザ光源1000にレーザ光を出力させる。【選択図】図2

Description

本発明は、画像データに応じた画像形成を行う画像形成装置及び該画像データの補正を行って画像形成装置へ送信する情報処理装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、レーザ光で感光体を露光するためのレーザスキャナユニットを有する。レーザスキャナユニットは、形成対象の画像を表す画像データに基づいてレーザ光を出射する光源、複数の反射面を備える回転多面鏡(ポリゴンミラー)、及び走査レンズを備える。レーザスキャナユニットは、レーザ光をポリゴンミラーの反射面で偏向させ、走査レンズを透過させることで感光体を露光する。具体的には、レーザスキャナユニットは、ポリゴンミラーを回転させることにより感光体表面のレーザ光が照射されるスポット(露光位置)を移動させて走査をする。これにより感光体には静電潜像が形成される。
レーザ光を偏向するポリゴンミラーの面の形状は、組み立て精度の影響等により面毎に異なる。面の形状が面毎に異なると、それぞれの面で偏向されたレーザ光によって感光ドラムの外周面に形成される潜像が歪んでしまう。特許文献1は、ポリゴンミラーの各反射面による反射光に基づく同期信号の周期から、感光体を走査している反射面を特定し、反射面毎に画像の倍率の補正等を行う技術を開示する。
特許文献2は、高画質化や厚紙への印刷時のように印刷速度を遅くする必要がある場合に、いわゆるポリゴンミラーの面飛ばし制御を行う画像形成装置を開示する。「面飛ばし制御」は、例えば、ポリゴンミラーを1面おきに使用してレーザ光を偏向する制御である。
特開2013−117699号公報 特開2009−255534号公報
特許文献1のように反射面毎に画像補正を行っても、補正しきれない補正残渣や、画像補正による補正誤差が生じる可能性がある。補正残渣や補正誤差が残ったまま面飛ばし制御を行う場合、使用する反射面によって均質な画質が得られる場合と得られない場合とがあるため、形成される画像の画質が安定しない可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、安定した画質の画像を形成する画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
本発明の画像形成装置は、感光体と、光を出力する光源と、複数の反射面を有し、回転することにより前記複数の反射面を用いて前記光源から出力される前記光を偏向して前記感光体を走査する回転多面鏡と、反射面毎に、形成する画像を表す画像データを補正するための補正データを格納する格納手段と、前記補正データに応じて前記複数の反射面から決定される画像形成に使用する反射面の補正データにより、前記画像データを補正し、補正後の前記画像データに応じて前記光源に前記光を出力させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、安定した画質の画像を形成することが可能である。
画像形成装置の構成例示図。 レーザスキャナユニットの説明図。 画像形成処理を表すフローチャート。 BD信号のタイミングチャート。 (a)、(b)は、ポリゴンミラーの反射面の特定方法の説明図。 面飛ばし制御時の画像形成処理を表すフローチャート。 画像の補正量の例示図。 面飛ばし制御時の画像データの送信タイミングの説明図。 画像の説明図。 面飛ばし制御時の画像形成処理を表すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
(全体構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成例示図である。本実施形態における画像形成装置701は白黒画像を形成する複写機であるが、画像形成装置701はカラー画像を形成する複写機であってもよい。画像形成装置701は、スキャナ等の画像読取装置700を備える。画像読取装置700は、原稿702から読み取った原稿画像を表す画像データを生成する。画像形成装置701は、画像読取装置700から取得した画像データに基づいて当該画像データに対応する画像をシート等の記録媒体に形成する。
画像読取装置700は、原稿702に光を照射する照明ランプ703、カラーセンサ706、原稿702による反射光をカラーセンサ706に導く光学系を備える。光学系は、ミラー群704a、704b、704c及びレンズ705を有する。光学系は、照明ランプ703から照射された光の原稿702による反射光を、カラーセンサ706に結像させる。カラーセンサ706は、受光した反射光から原稿702の原稿画像をブルー(B)、グリーン(G)、レッド(R)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。画像読取装置700は、画像信号に色変換処理を行い、原稿画像を表す画像データを生成する。画像読取装置700は、生成した画像データを画像形成装置701へ送信する。
画像形成装置701は、記録媒体が収納されるシート収納トレイ718を有する。シート収納トレイ718に収納される記録媒体は、ピックアップローラ719によって最上位から順に繰り出される。ピックアップローラ719によって繰り出された記録媒体は、フィードローラ及びリタードローラからなる分離ローラ対722によって、最上位の記録媒体のみ分離搬送される。その後、記録媒体は、複数の搬送ローラ対721、720により、停止状態のレジストローラ対723へ搬送される。レジストローラ対723へ搬送された記録媒体は、その先端がレジストローラ対723のニップ部に突き当たる。これにより記録媒体は、ループを形成しつつ、搬送が停止される。ループの形成により記録媒体の斜行補正が行われる。
画像形成装置701は、レーザスキャナユニット707、感光ドラム708、帯電器709、現像器710、転写ローラ711、及び定着器724を有する。感光ドラム708は、図中時計回りに回転するドラム形状の感光体である。帯電器709は、回転している感光ドラム708の表面を均一に帯電する。レーザスキャナユニット707は、レーザ光により感光ドラム708の外周面を走査する。レーザスキャナユニット707は、画像データに応じてレーザ光を点滅させながら走査することで、感光ドラム708の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像器710は、感光ドラム708に形成された静電潜像をトナーにより現像する。これにより感光ドラム708の表面に画像データに応じたトナー像が形成される。感光ドラム708に形成されたトナー像は、感光ドラム708と対向する位置(転写位置)に設けられた転写ローラ711によって記録媒体に転写される。
レジストローラ対723は、記録媒体の所定の位置にトナー像が転写されるようなタイミングで、当該記録媒体を転写位置へ搬送する。記録媒体の搬送方向でレジストローラ対723の下流側には、転写位置へ搬送される記録媒体を検出するレジセンサ115が設けられる。トナー像が転写された記録媒体は定着器724へ搬送される。定着器724は、トナー像を加熱し且つトナー像及び記録媒体を加圧することで、トナー像を記録媒体に定着させる。トナー像が定着された記録媒体は、排紙トレイへ排出される。画像形成装置701は、このようにして記録媒体への画像形成を行う。
(レーザスキャナユニット)
図2は、レーザスキャナユニット707の説明図である。レーザスキャナユニット707は、エンジン制御部1009及び画像制御部1007により動作が制御される。画像形成装置701は、情報処理装置としての画像制御部1007に設けられたCPU(Central Processing Unit)により全体の動作が制御される。本実施形態では、エンジン制御部1009が設けられる基板は、画像制御部1007が設けられる基板とは異なる基板である。エンジン制御部1009が設けられる基板は、画像制御部1007が設けられる基板とケーブルで繋がれている(接続されている)。
レーザスキャナユニット707は、レーザ光源1000、コリメータレンズ1001、ポリゴンミラー1002、ビーム検知(BD:Beam Detect)センサ1004、F−θレンズ1005、及び折り返しミラー1006を備える。レーザスキャナユニット707は、フォトダイオード(PD)1003、及び画像制御部1007から入力される画像データに応じてレーザ光源1000の発光制御を行うレーザ制御部1008を備える。
レーザ光源1000は、発光素子により二方向へレーザ光を出射する。レーザ光源1000から一方向へ出射されたレーザ光はフォトダイオード1003に入射する。フォトダイオード1003は、入射されたレーザ光を電気信号に変換し、PD信号としてレーザ制御部1008へ送信する。レーザ制御部1008は、PD信号に基づいて、レーザ光源1000の出力光量が所定の光量となるように、レーザ光源1000の出力光量制御(APC:Auto Power control)を行う。ここでは、一般的なAPC制御を行うため、詳細説明を省略する。
レーザ光源1000から他の一方向へ出射されたレーザ光は、コリメータレンズ1001により収束されて、回転多面鏡であるポリゴンミラー1002に照射される。ポリゴンミラー1002は、複数の反射面を有し、不図示のポリゴンモータによって回転駆動される。本実施形態では、ポリゴンミラー1002は、4面の反射面を有する。ポリゴンモータは、エンジン制御部1009から出力されるモータ駆動信号(Acc/Dec)に応じてポリゴンミラー1002を図中反時計回りに回転駆動する。
ポリゴンミラー1002に照射されたレーザ光は、ポリゴンミラー1002の反射面によって感光ドラム708の方向へ偏向される。ポリゴンミラー1002が回転することで、偏向角が変化する。偏向角の変化により、レーザ光は、感光ドラム708上を一方向に走査する。本実施形態では、レーザ光は、感光ドラム708を図2の右から左方向へ走査する。レーザ光は、感光ドラム708を等速で走査するようにF−θレンズ1005によって光路が補正され、折り返しミラー1006を介して感光ドラム708に照射される。
ポリゴンミラー1002によって偏向されたレーザ光は、BDセンサ1004に入射される。本実施形態のBDセンサ1004は、レーザ光が感光ドラム708の走査を開始する前にレーザ光を検出できる位置に配置される検出部である。具体的には、例えばBDセンサ1004は、図2に示すように、ポリゴンミラー1002によって反射されたレーザ光が通過する領域のうち、感光ドラム708の走査領域の外側の領域且つレーザ光の走査方向(主走査方向)において上流側の位置に配置される。
BDセンサ1004は、検出したレーザ光に基づいて、検出信号であるBD信号を生成し、エンジン制御部1009へ送信する。BD信号は、レーザ光を検出している間だけ第1レベルであり、レーザ光を検出していない間に第1レベルとは異なる第2レベルとなるパルス信号である。エンジン制御部1009は、取得したBD信号に基づいて、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定の周期で安定するように、ポリゴンモータを制御する。例えばエンジン制御部1009は、BD信号の周期が所定周期に対応する周期になることで、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になったと判断する。エンジン制御部1009は、BD信号に応じてモータ駆動信号を調整することで、ポリゴンミラー1002の回転が所定周期で安定するように、フィードバック制御を行う。
エンジン制御部1009は、後述の反射面の特定後に、レジストローラ対723により、停止していた記録媒体の搬送を再開する。この結果、レジセンサ115は、搬送が再開された記録媒体を検出する。レジセンサ115は、検出結果に基づくタイミング信号(以下、「TOP信号」と称す。)をエンジン制御部1009及び画像制御部1007へ送信する。エンジン制御部1009は、TOP信号の取得を契機に、レーザスキャナユニット707、感光ドラム708、帯電器709、現像器710等からなる作像機構部に画像の形成を開始させる。TOP信号は、ページの先頭タイミングを表す信号である。
(画像形成処理)
エンジン制御部1009は、ポリゴンミラー1002の回転が安定すると、画像制御部1007へポリゴンミラー1002の回転が安定したことを通知する。この通知を取得した画像制御部1007は、ポリゴンミラー1002の各反射面の形状の個体差や取り付け誤差によって生じる画像の歪みを補正するための画像補正を行う。画像制御部1007は、画像補正に用いる補正データを格納するメモリ1111を有する。また、画像制御部1007は、面特定部1012及び画像補正部1013を備える。面特定部1012は、ポリゴンミラー1002が備える複数の反射面のうちレーザ光を偏向(反射)する反射面を特定する。画像補正部1013は、画像データを補正データに応じて補正する。なお、メモリ1111は、画像制御部1007とは別に設けられていてもよい。図3は、画像補正処理を伴う画像形成処理を表すフローチャートである。
画像制御部1007は、ポリゴンミラー1002が安定して回転駆動されると、ポリゴンミラー1002の各反射面を特定する処理を開始する(S1:Y)。図4は、BD信号のタイミングチャートである。図4に示すように、ポリゴンミラー1002の各反射面に対応して生成されたBD信号の隣接するパルスの時間間隔は、ポリゴンミラー1002の各反射面の形状の差により、パルスごとに異なる。本実施形態では、反射面毎にパルスの時間間隔が異なることに基づいて反射面が特定される。画像制御部1007は、各反射面を特定する処理を行うために、BD信号の隣接するパルスの時間間隔の測定を開始する(S2)
画像制御部1007は、ポリゴンミラー1002の回転変動や測定誤差を考慮して、BD信号のパルス信号の時間間隔を所定数検出する(S3)。例えば画像制御部1007は、A〜D面と定めた反射面毎に32回、つまりポリゴンミラー1002の32回転分の時間間隔を検出する。画像制御部1007は、検出した時間間隔に基づいてそれぞれの時間間隔の平均値を演算する。
画像制御部1007は、時間間隔の測定が完了した後に反射面の判定、つまり反射面の特定(走査面特定)を行う(S4)。図5は、ポリゴンミラー1002の反射面の特定方法の説明図である。反射面の特定は、図5(a)に示す予め測定された基準となる各反射面に対応する時間間隔(基準値)と、図5(b)に示す実際に測定されたA〜D面の時間間隔とを比較して行われる。画像制御部1007は、演算した平均値と基準値との比較を行う。画像制御部1007は、比較結果に応じて、A〜D面がポリゴンミラー1002の第1〜第4面のいずれに対応しているかを判定する。本実施形態では、演算された平均値と基準値との比較の結果、A面=第2面(面番号2)、B面=第3面(面番号3)、C面=第4面(面番号4)、D面=第1面(面番号1)と特定される。
反射面の判定後に画像制御部1007は、エンジン制御部1009に反射面の特定が完了したことを通知する(S5)。エンジン制御部1009は、反射面の特定が完了した通知を取得すると、レジストローラ対723により記録媒体の搬送を再開する。画像制御部1007は、レジセンサ115からTOP信号を取得するまで待機する(S6)。
TOP信号を取得した場合(S6:Y)、画像制御部1007は、記録媒体の搬送方向の先端が転写位置に到達するタイミングに合わせて作像を開始するために、画像データのレーザ制御部1008への送信を開始する。画像制御部1007は、反射面の判定結果に基づき、予め測定しておいたポリゴンミラー1002の各反射面の特性に応じた補正データにより、画像データに対して画像の倍率や書き出し位置の補正を行う。補正データは、メモリ1111から取得される。画像制御部1007は、補正後の画像データを作像用BD信号に同期してレーザ制御部1008へ送信する(S7)。作像用BD信号は、BD信号に同期する信号であり、エンジン制御部1009から画像制御部1007へ送信される。レーザ制御部1008は、入力される画像データに基づいてレーザ光源1000を点滅駆動することにより、感光ドラム708上に静電潜像を形成するためのレーザ光を発生させる。点滅駆動されたレーザ光は、F−θレンズ1005を通過することでポリゴンミラー1002による角速度一定の走査から、感光ドラム708上で等速走査となるように補正され、折り返しミラー1006を介して感光ドラム708上に静電潜像を形成する。
画像制御部1007は、一つのジョブが終了(全ページの画像形成が終了)するまで、S6、S7の処理を繰り返し実行する(S8)。
(面飛ばし制御時の画像形成処理)
画像形成装置701は、例えば、厚紙に画像を形成する場合に、当該厚紙の搬送速度を普通紙に画像を形成する場合の搬送速度よりも遅くして、面飛ばし制御を行う。図6は、面飛ばし制御時の画像形成処理を表すフローチャートである。ここでは、普通紙の場合の半分の搬送速度で記録媒体を搬送する場合について説明する。
画像制御部1007は、図3のS1〜S4と同様の処理により反射面の特定を行う(S21〜S24)。画像制御部1007は、反射面の特性に応じて、画像形成に使用する反射面を決定する(S25)。反射面が4面で記録媒体の搬送速度が普通紙の場合の半分である場合、画像形成に使用される反射面は半分の2面になる。つまり第1面−第3面及び第2面−第4面の組み合わせのいずれかが使用されて、画像形成が行われる。図7は、各反射面に応じた画像の補正量の例示図である。図7では、画像の補正量として倍率を例示する。補正量は補正データの一例であり、メモリ1111に予め格納される。画像制御部1007は、補正量の差が小さい反射面の組み合わせを画像形成に使用する反射面に決定する。図7の例では、画像制御部1007は、第1面と第3面との組み合わせを画像形成に使用する反射面に決定する。反射面の決定後に画像制御部1007は、エンジン制御部1009に反射面の決定が完了したことを通知する(S26)。エンジン制御部1009は、反射面の決定が完了した通知を取得すると、レジストローラ対723により記録媒体の搬送を再開する。
画像制御部1007は、図3のS6の処理と同様に、TOP信号を取得するまで待機する(S27)。画像制御部1007は、TOP信号を取得した場合(S27:Y)、記録媒体のページ先頭が転写位置に到達するタイミングに合わせて作像を開始する(S28)。画像制御部1007は、画像形成に使用する反射面の予め測定しておいた特性に応じた補正データにより、画像データに対して画像の倍率や書き出し位置の補正を行う。画像制御部1007は、補正後の画像データを作像用BD信号に同期してレーザ制御部1008へ送信する(S29)。例えば、第1面及び第3面を用いて画像形成を行う場合、画像制御部1007は、面特定部1012により、作像用BD信号が第何面を表しているかを把握する。画像制御部1007は、面特定部1012が第1面、第3面を検出するタイミングで、画像補正部1013により補正した画像データをレーザ制御部1008へ送信する。図8は、面飛ばし制御時の画像データの送信タイミングの説明図である。画像制御部1007は、BD信号の2回に1回の割合で画像データを送信する。本実施形態では、画像制御部1007は、第1面と第3面との組み合わせが画像形成に使用されるために、第1面及び第3面による作像用BD信号に同期して画像データをレーザ制御部1008へ送信する。画像制御部1007は、一つのジョブが終了(全ページの画像形成が終了)するまで、S26〜S28の処理を繰り返し実行する(S30)。
この例では、記録媒体の搬送速度が普通紙の場合の半分である。定着器724は、記録媒体を普通紙の場合よりも半分の速度で搬送しながら定着処理を行うことになる。そのために、記録媒体が厚紙の場合であってもトナー像を確実に定着させることができる。なお、記録媒体が普通紙の場合に、搬送速度を半分にしてもよい。この場合、高画質の画像形成が可能となる。
図9は、このような処理で形成される画像の説明図である。ここでは、第1面及び第3面により形成される画像と、第2面及び第4面により形成される画像との差異を説明する。図7に示すように第1面と第3面との補正量の差が、第2面と第4面との補正量の差よりも小さい。即ち、第1面及び第3面のそれぞれの走査の開始位置の差が、第2面及び第4面のそれぞれの走査の開始位置の差よりも小さい。そのために第1面及び第3面により形成された画像が、第2面及び第4面により形成された画像よりも高画質になる。
(面飛ばし制御時の画像形成処理の別の例)
図10は、別の例の面飛ばし制御時の画像形成処理を表すフローチャートである。この処理では、画像形成に使用する反射面が予め決定される。画像形成に使用される反射面は、例えばレーザスキャナユニット707の製造時に決定され、決定内容がメモリ1111に格納される。図6の処理と同様に、普通紙の場合の半分の搬送速度で記録媒体を搬送する場合について説明する。
画像制御部1007は、図3のS1〜S6と同様の処理により反射面の特定を行い、TOP信号を取得するまで待機する(S31〜S36)。画像制御部1007は、TOP信号を取得した場合(S36:Y)、記録媒体のページ先頭が転写位置に到達するタイミングに合わせて作像を開始する(S37)。
画像制御部1007は、画像形成に使用する予め決定されている反射面の、予め測定しておいた特性に応じた補正データにより、画像データに対して画像の倍率や書き出し位置の補正を行う。レーザスキャナユニット707の製造時に測定される各反射面の特性は、図7に例示した通りである。搬送速度が通常よりも遅い場合には、第1面と第3面との組み合わせが画像形成に使用する反射面に予め決定される。画像制御部1007は、補正後の画像データを作像用BD信号に同期してレーザ制御部1008へ送信する(S38)。画像制御部1007は、図6のS29の処理と同様の処理により、画像データをレーザ制御部1008へ送信する。即ち、第1面及び第3面を用いて画像形成を行う場合、画像制御部1007は、面特定部1012により、作像用BD信号が第何面を表しているかを把握する。画像制御部1007は、面特定部1012が第1面、第3面を検出するタイミングで、画像補正部1013により補正した画像データをレーザ制御部1008へ送信する。画像制御部1007は、図8に例示するように、BD信号の2回に1回の割合で、第1面及び第3面によるBD信号に同期して画像データをレーザ制御部1008へ送信する。画像制御部1007は、一つのジョブが終了(全ページの画像形成が終了)するまで、S35〜S37の処理を繰り返し実行する(S38)。
この例では、記録媒体の搬送速度が普通紙の場合の半分である。定着器724は、記録媒体を普通紙の場合よりも半分の速度で搬送しながら定着処理を行うことになる。そのために、記録媒体が厚紙の場合であってもトナー像を確実に定着させることができる。なお、記録媒体が普通紙の場合に、搬送速度を半分にしてもよい。この場合、高画質の画像形成が可能となる。この処理においても、図9に示すように、第1面及び第3面により画像形成を行うことで、第2面及び第4面により形成された画像よりも高画質になる。
以上では、ポリゴンミラー1002の反射面が4面の場合について説明したが、反射面の数はこれに限らない。例えば、反射面の数は、6面、8面等の偶数であればよい。面飛ばし制御時には、ポリゴンミラー1002の1回転毎に同じ反射面により走査が行われるように、例えば1面おき、2面おき、反射面の数の半分おき等の適切な反射面数の間隔で、画像形成に使用される反射面が決定される。
以上のように本実施形態の画像形成装置701は、面飛ばし制御時に使用する反射面を適切に決定することで、反射面の差による画質の低下を防止し、安定して高画質な画像を形成することができる。

Claims (8)

  1. 感光体と、
    光を出力する光源と、
    複数の反射面を有し、回転することにより前記複数の反射面を用いて前記光源から出力される前記光を偏向して前記感光体を走査する回転多面鏡と、
    反射面毎に、形成する画像を表す画像データを補正するための補正データを格納する格納手段と、
    前記補正データに応じて前記複数の反射面から決定される画像形成に使用する反射面の補正データにより、前記画像データを補正し、補正後の前記画像データに応じて前記光源に前記光を出力させる制御手段と、を備えることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記補正データに応じて前記複数の反射面から前記画像形成に使用する反射面を決定し、前記画像データを、前記決定した反射面の補正データに応じて補正することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記補正データの差が小さい反射面の組み合わせを前記画像形成に使用する反射面に決定することを特徴とする、
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記格納手段は、予め決定される前記画像形成に使用する反射面の決定内容を格納し、
    前記制御手段は、前記格納手段に格納される前記決定内容に応じて、前記画像形成に使用する反射面の補正データにより前記画像データをすることを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記回転多面鏡の各反射面によって偏向された前記光を検出して検出信号を出力する検出部と、
    前記制御手段は、前記検出信号に応じて前記光を偏向する反射面を特定し、補正後の画像データを、該補正データに対応する反射面による前記検出信号に同期して出力することを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記回転多面鏡は、偶数の前記反射面を有し、
    前記画像形成に使用する反射面は、前記回転多面鏡の1回転毎に同じ反射面により走査が行われるように決定されることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成に使用する反射面は、同じ反射面により走査が行われるような反射面数の間隔で決定されることを特徴とする、
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 感光体と、光を出力する光源と、複数の反射面を有し、回転することにより前記複数の反射面を用いて前記光源から出力される前記光を偏向して前記感光体を走査する回転多面鏡と、を備える画像形成装置に接続され、
    反射面毎に、形成する画像を表す画像データを補正するための補正データを格納する格納手段と、
    前記補正データに応じて前記複数の反射面から決定される画像形成に使用する反射面の補正データにより、前記画像データを補正し、補正後の前記画像データに応じて前記光源に前記光を出力させる制御手段と、を備えることを特徴とする、
    情報処理装置。
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