JP2019192447A - 操作装置 - Google Patents

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伊藤 健二
Kenji Ito
健二 伊藤
朗 名越
Akira Nagoshi
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Abstract

【課題】回転体の回転操作量を確保する。【解決手段】操作装置1では、操作レバー50におけるライトロータ80(回転体)の回転シャフト82の基端部とライトスライダ40とを連結するライトアーム90のアーム部92が、回転シャフト82の基端部からライトスライダ40側へ延出される共に、平面視で、ライトスライダ40の係合壁部44の先端部と重ならない位置に配置されている。このため、操作レバー50の回転シャフト82が、自身の軸回りに回転するときに、係合壁部44の先端部とアーム部92とが干渉することを抑制できる。これにより、ライトノブ86(ライトロータ80)の回転操作量を確保することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、操作装置に関する。
下記特許文献1には、車両(自動車)のヘッドライトや方向指示器などを操作するための操作装置が記載されている。この操作装置は、回動操作可能に構成された操作レバーを有しており、操作レバーの内部には、ライト用レバー(回転体)が、軸回りに回転可能に挿入されている。このライト用レバーの端部には、ライト用レバーの径方向外側へ延出されたアーム部が形成されており、アーム部の先端部には、操作凸部(係合部)が設けられている。
また、操作凸部の下方には、ライト用のスライダが設けられている。このスライダは、スライダから上方側へ延出された一対の壁部を有しており、一対の壁部の間に操作凸部が挿入されている。そして、特許文献1の図4に示されるように、ライト用レバーが、その軸回りに回転されると、操作凸部がスライダの壁部を押圧して、スライダが図4の左右方向にスライドする構成になっている。これにより、ライトスイッチの状態が切替わるようになっている。
特開2008−130500号公報
しかしながら、上記操作装置では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、上記操作装置では、ライト用レバーの端部から延出されるアーム部が、スライダの一対の壁部における開口側(先端側)から一対の壁部の間に挿入されている。このため、ライト用レバーを所定の回転角度まで回転させると、ライト用レバーのアーム部が、壁部に対して傾斜して、壁部に干渉する。これにより、ライト用レバーのアーム部が壁部に干渉する手前までの回転量が、ライト用レバーの回転操作量(回転操作ストローク)となる。
一方、操作装置では、例えば、自身の軸回りに回転操作されるライト用レバーのような回転体において、車両の多機能化に対応するために、回転体の回転操作量を一層確保(大きく)したいとの要望がある。このため、自身の軸回りに回転操作される回転体を有する操作装置では、回転体の回転操作量を確保できる構造にすることが望ましい。
本発明は、上記事実を考慮して、回転体の回転操作量を確保することができる操作装置を提供することを目的とする。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、組付面を有するスライダケースと、前記組付面に沿った第1方向にスライド可能に構成され、スライダ本体と、該スライダ本体から前記組付面に対して直交する第2方向の一方側へ延出され且つ前記第1方向に離間して配置された一対の壁部と、を有するスライダと、前記スライダに対して前記第2方向の一方側に設けられ、前記第1方向から見て前記第2方向に直交する第3方向の一方側へ向かうに従い前記第2方向の一方側へ傾斜する傾斜方向に延在された回転シャフトを有し、当該回転シャフトの軸回りに回転操作可能に構成された回転体と、前記回転シャフトと前記スライダとを連結し、前記回転体が前記回転シャフトの軸回りに回転することで前記スライダを前記第1方向にスライドさせる連結部材と、を備え、前記連結部材は、前記回転シャフトの基端部に連結され、前記回転シャフトから前記スライダ側へ延出されたアーム部と、前記アーム部の先端部に設けられ、一対の前記壁部の間に配置されると共に、前記第1方向において前記壁部と係合された係合部と、を含んで構成されており、前記アーム部が、第1方向から見て、前記壁部の先端部と重ならない位置に配置されていることを特徴とする操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記アーム部の基端部が、前記壁部に対して前記第2方向の一方側に配置されており、前記アーム部が、前記第1方向から見て、前記回転シャフトから径方向外側へ延出されると共に、先端側の部分において前記第3方向の他方側へ屈曲されていることを特徴とする操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合部が、一対の前記壁部に相対移動可能に係合されていることを特徴とする操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記回転体は、前記回転シャフトの基端側において、前記第1方向を軸方向とした第1軸の軸回りに回転操作可能に構成されており、前記アーム部の基端部が、前記第1方向を軸方向とした連結軸によって前記回転シャフトに回転可能に連結されている操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記連結軸の軸線が、前記回転シャフトの軸線を通過していることを特徴とする操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記壁部が、前記第1方向を板厚方向として配置されており、前記係合部が、球状に形成されていることを特徴とする操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記回転体は、前記回転シャフトの基端側において、前記第2方向を軸方向とする第2軸の軸回りに回転操作可能に構成されており、第2軸の軸線が、前記係合部の中心を通過していることを特徴とする操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記壁部が、前記第3方向を板厚方向として配置されており、前記係合部が、前記第3方向を軸方向とし且つ一対の前記壁部の間に配置された係合軸と、前記係合軸の軸方向両端部に設けられ、一対の前記壁部の板厚方向外側に配置された一対のフランジと、を含んで構成されており、前記フランジにおける前記壁部と対向する対向面が前記壁部側へ凸となる凸曲面状に形成されている操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記回転体は、前記回転シャフトの基端側において、前記第2方向を軸方向とする第2軸の軸回りに回転操作可能に構成され、前記第2軸の軸線が、前記係合軸の軸線、及び一対の前記壁部の間を通過しており、前記壁部における前記係合軸との係合面には、前記第2方向から見て、前記壁部の板厚方向中央側へ向かうに従い前記係合軸側へ傾斜された傾斜面が形成されている操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、回転体の回転操作量を確保することができる。
第1の実施の形態に係る操作装置を示す車両上側から見た断面図(図2の1−1線断面図)である。 図1に示される操作装置を車両後側から見た後面図である。 図1に示されるケースの内部を拡大して示す断面図である。 図1に示される操作装置の分解斜視図である。 図3に示される回転シャフトの基端部及びライトアームを示す斜視図である。 図1に示される操作レバーがパッシング操作及びディマ操作されたときのライトスライダの状態を説明するための説明図である。 (A)は、レバー中立位置におけるライトアームの状態を示す斜視図であり、(B)は、ターン操作時におけるライトアームの状態を示す斜視図であり、(C)は、ライト操作時におけるライトアームの状態を示す斜視図であり、(D)は、ライト操作中におけるターン操作されたときのライトアームの状態を示す斜視図である。 (A)は、ライト初期位置におけるライトアームの状態を示す車両左側から見た断面図であり、(B)は、1段階目のライト操作時におけるライトアームの状態を示す断面図であり、(C)は、2段階目のライト操作時におけるライトアームの状態を示す断面図である。 比較例のライトアームの動作を説明するための説明図である。 (A)は、第2の実施の形態に係る操作装置のライトアーム周辺を示す平面図であり、(B)は、(A)に示されるライトアームとライトスライダとの係合状態を示す車両後側から見た断面図(図10(A)の10B−10B線拡大断面図)である。 (A)は、ライト初期位置におけるライトアームの状態を示す斜視図であり、(B)は、ライト操作時におけるライトアームの状態を示す斜視図である。
(第1の実施の形態)
以下、図1〜図9を用いて、第1の実施の形態に係る操作装置1について説明する。操作装置1は、車両(自動車)のヘッドライト、方向指示器、フォグランプを操作する装置として構成されている。また、本実施の形態では、操作装置1が、右ハンドル仕様の車両に適用されて、車両のステアリングホイールの車両前側に配置されている。そして、図面において、適宜示される矢印UP、矢印FR、矢印RHは、それぞれ車両の車両上側、車両前側、車両右側(車幅方向一方側)を示している。
また、以下の説明において、上下、前後、左右の方向を示して説明するときには、特に断りのない限り、車両の車両上下方向、車両前後方向、車両左右方向を示すものとする。さらに、本実施の形態における、上下方向が、本発明の「第1方向」に対応し、前後方向が本発明の「第2方向」に対応し、左右方向が本発明の「第3方向」に対応している。また、本実施の形態における、後側が、本発明の「第2方向の一方側」に対応し、右側が、本発明の「第3方向の一方側」に対応し、左側が、本発明の「第3方向の他方側」に対応している。
(操作装置1の全体について)
図1及び図2に示されるように、操作装置1は、車両のステアリング装置に設置されたケース10と、運転者によって操作される操作レバー50と、を含んで構成されている。操作レバー50は、全体として略円柱状に形成され、ケース10から略右側へ延出されている。詳しくは、操作レバー50の一端部が、ケース10内に収容され、操作レバー50が、上側から見た平面視で、右側へ向かうに従い後側へ傾斜した状態に配置されている。これにより、操作レバー50の軸線L1が、平面視で、左右方向に対して傾斜する傾斜方向(図1の矢印A1及び矢印A2方向)に延在されている。また、以下の説明では、平面視で傾斜方向に対して直交する方向を直交方向(図1の矢印V1及び矢印V2方向)としている。
さらに、図1及び図2に示される操作レバー50の位置をレバー中立位置としており、操作レバー50は、レバー中立位置に対して、操作レバー50の基端側(図1の矢印A1方向側)を支点に前後方向及び上下方向に回転操作可能に構成されている。具体的には、操作レバー50をレバー中立位置から前方側(図1の矢印B1方向側)へ回転操作(以下、この操作を「ディマ操作」という)することで、ヘッドライトの光軸が上向きに切換えられて、ヘッドライトがロービームからハイビームに切換るようになっている。一方、操作レバー50をレバー中立位置から後方側(図1の矢印B2方向側)へ回転操作(以下、この操作を「パッシング操作」という)することで、ヘッドライトの光軸がパッシング操作されている間において上向きに切換えられて、ヘッドライトがハイビームに切換るようになっている。
また、操作レバー50をレバー中立位置から上方側(図2の矢印C1方向側)へ回転操作(以下、この操作を「左ターン操作」という)することで、左側の方向指示器が作動するようになっている。一方、操作レバー50をレバー中立位置から下方側(図2の矢印C2方向側)へ回転操作(以下、この操作を「右ターン操作」という)することで、右側の方向指示器が作動するようになっている。
また、操作レバー50は、操作レバー50の軸線L1回りに回転操作可能に構成されたライトノブ86(ライトロータ80)及びフォグノブ76を有している。さらに、図1及び図2に示されるライトノブ86(ライトロータ80)の位置を、ライト初期位置としている。そして、ライトノブ86(ライトロータ80)は、ライト初期位置から軸線L1回り一方側(図1及び図2の矢印D1方向側)及び軸線L1回り他方側(図1及び図2の矢印D2方向側)にそれぞれ2段階に回転操作(以下、この操作を「ライト操作」という)可能に構成されており、ライトノブ86をライト初期位置からライト操作することで、車両のヘッドライトが各種のモードで作動するようになっている。
さらに、図1及び図2に示されるフォグノブ76の位置を、フォグ初期位置としており、フォグノブ76は、フォグ初期位置から軸線L1回りに回転操作(以下、この操作を「フォグ操作」という)可能に構成されている。具体的には、フォグノブ76をフォグ初期位置から軸線L1回り一方側へフォグ操作することで、フォグランプが点灯し、フォグノブ76をフォグ初期位置へ復帰させることで、フォグランプが消灯するようになっている。
また、操作装置1は、操作レバー50の基端部を支持するブラケット20と、操作レバー50のディマ操作時及びパッシング操作時に作動するディマアーム30及びディマスライダ34と、操作レバー50のライト操作時に作動する「スライダ」としてのライトスライダ40及び「連結部材」としてのライトアーム90と、ディマスライダ34及びライトスライダ40をスライド可能に支持するためのスライダケース32と、を有している。そして、これらの部材がケース10内に収容されている。
以下、操作装置1の各構成について説明する。
(ケース10について)
図1〜図4に示されるように、ケース10は、前側及び右側へ開放された略箱状に形成されており、ケース10の内部が、ケース側収容部10Aとして構成されている。ケース10の後壁における右端部には、後述するブラケット20を軸支するための軸支部10Bが形成されており、軸支部10Bは、前側へ開放された凹状を成すと共に、前側から見て、円形状に形成されている。
また、ケース10の下部には、操作レバー50の左(右)ターン操作時に操作レバー50に節度感を付与するためのターン用節度部10Cが形成されている。このターン用節度部10Cは、複数の節度山10C1によって構成されて、前側から見て略階段状に形成されている。
また、ケース10の前側の開口部には、ターミナルベースアッシー12が設けられている。ターミナルベースアッシー12は、前後方向を厚み方向とした略矩形板状に形成されており、ターミナルベースアッシー12の外周部がケース10の開口端部に爪嵌合によって固定されている。これにより、ケース10の前側の開口部がターミナルベースアッシー12によって閉塞されている。また、ターミナルベースアッシー12は、車両の制御部に電気的に接続されている。
さらに、ターミナルベースアッシー12の前側には、ターミナルベースアッシー12を覆うカバー14が設けられており、カバー14は、前後方向を板厚方向とした略矩形板状に形成されている。そして、カバー14の上端部及び下端部には、後側へ突出された左右一対の係合片14Aがそれぞれ形成されており、係合片14Aが、ターミナルベースアッシー12の外周部に爪嵌合によって固定されている。
(ブラケット20について)
ブラケット20は、右側から見て、前側へ開放された略U字形ブロック状に形成されており、ブラケット20の内部が、ブラケット側収容部20Aとして構成されている。ブラケット20の右端部には、「第2軸」としてのターン用回転軸20Bが一体に形成されている。このターン用回転軸20Bは、操作レバー50の左(右)ターン操作時における操作レバー50の回転中心となる軸として構成されている。具体的には、ターン用回転軸20Bは、前後方向を軸方向とした略円筒状に形成されて、ブラケット20から後側へ突出されている。また、上下方向における、ターン用回転軸20Bの軸線L2の位置と操作レバー50の軸線L1の位置とが一致している。そして、ターン用回転軸20Bが、ケース10の軸支部10B内に回転可能に挿入されている。これにより、ブラケット20が、その右端部において、前後方向を軸方向としてケース10に回転可能に支持されている。
また、ブラケット20の下部には、第1節度ピン22が設けられている。第1節度ピン22は、その基端側へ開放された略有底矩形筒状に形成されると共に、前側から見て、左側へ向かうに従い下側へ傾斜する方向を軸方向として配置されている。そして、第1節度ピン22が、ブラケット20の凹部(図示省略)内に移動可能に収容されている。また、第1節度ピン22の内部には、圧縮コイルバネとして構成された第1節度スプリング24が配置されており、第1節度スプリング24によって第1節度ピン22が先端側へ付勢されている。さらに、第1節度ピン22の先端部は、ケース10の節度山10C1の間に配置されて、当該節度山10C1に当接されている。これにより、後述する操作レバー50が左(右)ターン操作されたときには、第1節度ピン22の先端部が節度山10C1を乗り越えることで、操作レバー50に節度感が付与されるようになっている。
また、ブラケット20の左端部には、操作レバー50のディマ操作時に操作レバー50に節度感を付与するためのディマ用節度部20Cが形成されており、ディマ用節度部20Cは、平面視で右側へ突出された略V字形状に形成されている。また、ブラケット20の左端部には、ディマ用節度部20Cの前側において、傾斜部20Dが形成されており、傾斜部20Dは、平面視でディマ用節度部20Cの前端部から前側へ向かうに従い右側へ傾斜している。
さらに、ブラケット20の左端部には、操作レバー50の左(右)ターン操作を検出するためのターン用リーフスプリング26が固定されている。ターン用リーフスプリング26は、板バネとして構成されると共に、前側から見て上側へ開放された略E字形状に形成されて、ブラケット20から前側へ露出されている。そして、ターン用リーフスプリング26の先端部が、ターミナルベースアッシー12の後面に当接しており、ブラケット20がターン用回転軸20Bの軸回りに回転することで、ターン用リーフスプリング26の先端部が、ターミナルベースアッシー12に設けられたターン用固定接点12Aに接触するようになっている。
(ディマアーム30について)
ディマアーム30は、右側から見て、後側へ開放された略U字形板状に形成されている。そして、ディマアーム30が、ブラケット20のブラケット側収容部20A内に収容されて、ディマアーム30の上壁及び下壁が、ブラケット20に形成された上下一対のディマアーム用回転軸20Eに回転可能に軸支されている。より詳しくは、ディマアーム用回転軸20Eが、上下方向を軸方向とした略円柱状に形成されており、ディマアーム30が、上下方向を軸方向としてブラケット20に回転可能に支持されている。これにより、ブラケット20がターン用回転軸20Bの軸回りに回転するときには、ディマアーム30がブラケット20と共にターン用回転軸20Bの軸線L2回りを回転するように構成されている。
ディマアーム30の前壁には、後述するディマスライダ34と係合する係合突起30Aが一体に形成されている。係合突起30Aは、ディマアーム30の前壁から前側へ突出されると共に、略球状に形成されている。また、ディマアーム30の上壁の下面及び下壁の上面には、後述する操作レバー50のノブベース60と係合する上下一対の係合溝30Bが形成されている。係合溝30Bは、左右方向に延在されると共に、ディマアーム30の上壁及び下壁を左右方向に貫通している。
(スライダケース32について)
スライダケース32は、後側へ開放された比較的底の浅い略矩形箱状に形成されている。そして、スライダケース32が、ターミナルベースアッシー12の後側に隣接して配置されて、ブラケット20のブラケット側収容部20A内に収容されている。スライダケース32の前壁における左側部分には、連通孔32Aが貫通形成されており、連通孔32Aによってスライダケース32の内部とブラケット20のブラケット側収容部20Aの内部とが連通されている。そして、前述したディマアーム30の係合突起30Aがスライダケース32内に配置されている。
スライダケース32の右端部には、後述するライトスライダ40をスライダケース32にスライド可能に組付けるための組付壁32Bが設けられており、組付壁32Bは、前後方向を板厚方向として上下方向に延在されている。そして、組付壁32Bの前面が組付面32Cとして構成されている。組付壁32Bには、スライド孔32Dが前後方向に貫通形成されており、スライド孔32Dは、上下方向を長手方向とした略矩形長孔状に形成されている。
(ディマスライダ34について)
ディマスライダ34は、上下方向を軸方向とする略矩形柱状に形成されて、スライダケース32の左側部分の内部に左右方向にスライド可能に収容されている。より詳しくは、ディマスライダ34の上端部及び下端部が、左側へ延出されて、スライダケース32の上壁及び下壁に左右方向にスライド可能に支持されている。
また、ディマスライダ34の上下方向中間部には、スライダ係合孔34Aが前後方向に貫通形成されている。スライダ係合孔34Aは、上下方向を長手方向とする長孔状に形成されると共に、前側から見て左側へ凸となる略円弧状に湾曲されている。そして、ディマアーム30の係合突起30Aが、スライダ係合孔34Aの長手方向に相対移動可能に且つ左右方向に係合可能に、スライダ係合孔34Aの上下方向中間部に挿入されている。これにより、ディマアーム30がブラケット20のディマアーム用回転軸20Eの軸回りに回転するときには、係合突起30Aがスライダ係合孔34Aの内周面を押圧して、ディマスライダ34が左右方向にスライドするようになっている。一方、ディマアーム30がブラケット20と共にターン用回転軸20Bの軸回りに回転するときには、係合突起30Aがスライダ係合孔34Aに対してスライダ係合孔34Aの長手方向に相対移動して、ディマスライダ34の位置が維持される構成になっている。
ディマスライダ34の下端部には、操作レバー50のディマ操作及びパッシング操作を検出するための可動接点となるディマ用リーフスプリング36が固定されている。ディマ用リーフスプリング36は、板バネとして構成されると共に、前側から見て、右側へ開放された略U字形状に形成されて、ディマスライダ34から前側へ露出されている。そして、ディマ用リーフスプリング36の先端部が、ターミナルベースアッシー12の後面に当接しており、ディマスライダ34が左右方向にスライドすることで、ディマ用リーフスプリング36の先端部が、ターミナルベースアッシー12に設けられたディマ用固定接点(図示省略)に接触するようになっている。
(ライトスライダ40について)
ライトスライダ40は、ライトスライダ40の前部を構成するスライダ本体42と、ライトスライダ40の後部を構成する上下一対の「壁部」としての係合壁部44と、を含んで構成されている。スライダ本体42は、平面視で、前側へ開放された略U字形板状に形成されている。そして、スライダ本体42が、スライダケース32の組付面32Cの前側に隣接して配置されて、上下方向にスライド可能に組付面32Cに組付けられている。すなわち、ライトスライダ40がディマスライダ34の右側に配置されると共に、ブラケット20のターン用回転軸20Bの前側に配置されている。
一対の係合壁部44は、上下方向を板厚方向として、スライダ本体42から後側へ延出されると共に、上下方向に所定の間隔を空けて配置されている。係合壁部44は、上下方向にスライド可能に、スライダケース32のスライド孔32Dの上下方向中間部に挿入されており、スライド孔32Dによって、係合壁部44(ライトスライダ40)の左右方向の移動が制限されている。そして、詳細については後述するが、操作レバー50のライトノブ86(ライトロータ80)がライト操作されることで、ライトスライダ40が上下方向にスライドするようになっている。さらに、前述したブラケット20のターン用回転軸20Bの軸線L2が、一対の係合壁部44の間を通過している。
また、一対の係合壁部44における上下方向に対向する面(すなわち、上側の係合壁部44の下面及び下側の係合壁部44の上面)には、後述するライトアーム90のアーム係合部94と係合する係合面44Aが形成されている。この係合面44Aは、後側から見て、一対の係合壁部44の対向方向側へ開放され且つ略円弧状に湾曲された溝状に形成されている。
さらに、スライダ本体42の内部には、ライトノブ86のライト操作を検出するための可動接点となるライト用リーフスプリング46が固定されている。ライト用リーフスプリング46は、板バネとして構成されると共に、前側から見て、上側へ開放された略U字形状に形成されて、スライダ本体42から前側へ露出されている。そして、ライト用リーフスプリング46の先端部が、ターミナルベースアッシー12の後面に当接しており、ライトスライダ40が上下方向にスライドすることで、ライト用リーフスプリング46の先端部が、ターミナルベースアッシー12に設けられたライト用固定接点12Bに接触するようになっている。
(操作レバー50について)
操作レバー50は、前述のように、全体として傾斜方向を軸方向とする略円柱状に形成されている。この操作レバー50は、ノブベース60と、ターミナルベース70と、ノブホルダ74と、フォグノブ76と、「回転体」としてのライトロータ80と、ライトノブ86と、を含んで構成されている。以下、操作レバー50の各構成について説明する。
<ノブベース60について>
ノブベース60は、操作レバー50の基端側(傾斜方向一方側であり、図1、図3及び図4の矢印A1方向側)の部分を構成するノブ支持部61を有しており、ノブ支持部61は、右斜め前方側へ開放された略直方体ブロック状に形成されている。
ノブ支持部61には、上下一対の「第1軸」としてのディマ用回転軸61Aが一体に設けられている。このディマ用回転軸61Aは、ディマ操作及びパッシング操作時における操作レバー50の回転中心となる軸として構成されている。具体的には、ディマ用回転軸61Aは、上下方向を軸方向とした略円柱状に形成されており、ノブ支持部61から上側及び下側へ突出されている。そして、ノブ支持部61が、ブラケット20のブラケット側収容部20Aにおける右端部内に収容されており、ディマ用回転軸61Aが、ブラケット20に形成された軸受部20Fによって回転可能に支持されている。これにより、ノブベース60(すなわち、操作レバー50)が、上下方向を軸方向としてブラケット20に回転可能に支持されている。
また、ディマ用回転軸61Aは、平面視で、ライトスライダ40とターン用回転軸20Bとの間に配置されている。具体的には、ディマ用回転軸61Aの軸線L3が、操作レバー50の軸線L1に対して後側にずれた位置において、ターン用回転軸20Bの軸線L2を通過している。そして、操作レバー50のディマ操作時又はパッシング操作時には、操作レバー50がディマ用回転軸61Aの軸線L3回りにブラケット20に対して相対回転するようになっている。また、操作レバー50の左(右)ターン操作時には、操作レバー50がブラケット20と一体にターン用回転軸20Bの軸線L2回りに回転するようになっている。
また、ノブベース60は、操作レバー50の基端部を構成するノブベースエンド部62を有している。このノブベースエンド部62は、略矩形柱状に形成されて、ノブ支持部61から略左側へ延出されている。より詳しくは、ノブベースエンド部62が、平面視で、左側へ向かうに従い前側へ若干傾斜して、ディマアーム30の上壁と下壁との間に配置されている。
ノブベースエンド部62には、上下一対の係合突起部62Aが形成されている。一対の係合突起部62Aは、上下方向を軸方向とする略円柱状に形成されると共に、ノブベースエンド部62から上側及び下側へ突出されている。また、係合突起部62Aは、ディマアーム30の係合溝30Bの長手方向を移動可能に係合溝30B内に挿入されている。これにより、操作レバー50がディマ操作又はパッシング操作されたときには、係合突起部62Aが係合溝30Bの内周面に係合して、ディマアーム30がブラケット20のディマアーム用回転軸20Eの軸回りに回転するようになっている。
さらに、ノブベースエンド部62の先端部には、ピン収容部62Bが形成されており、ピン収容部62Bは、ノブベースエンド部62の先端側へ開口された凹状に形成されている。このピン収容部62Bには、第1節度ピン22と同様に構成された第2節度ピン51が収容されている。すなわち、第2節度ピン51は、基端側へ開口された略有底矩形筒状に形成されており、第2節度ピン51の内部には、圧縮コイルバネとして構成された第2節度スプリング52が収容されている。そして、第2節度ピン51及び第2節度スプリング52がピン収容部62B内に収容されて、第2節度ピン51が第2節度スプリング52によって先端側へ付勢されている。
また、第2節度ピン51の先端部は、ブラケット20のディマ用節度部20Cと傾斜部20Dとの間に配置されて、両者に当接されている。これにより、操作レバー50のディマ操作時には、第2節度ピン51がディマ用節度部20Cを乗り越えることで、操作レバー50に節度感が付与されるようになっている。一方、操作レバー50のパッシング操作時には、第2節度ピン51が傾斜部20Dに沿って前方側へ移動して、操作レバー50に対するパッシング操作を解除することで、第2節度スプリング52の付勢力によって操作レバー50がレバー中立位置へ復帰するようになっている。
また、ノブベース60は、ノブベース60の先端側(傾斜方向他方側であり、図1、図3、及び図4の矢印A2方向側)の部分を構成する内筒63及び外筒64を有している。内筒63は、略円筒状に形成されると共に、操作レバー50の軸線L1と同軸上に配置されて、ノブ支持部61から傾斜方向他方側へ延出されている。外筒64は、内筒63よりも大径の略円筒状に形成されている。そして、外筒64が、内筒63の径方向外側において、内筒63と同軸上に配置されて、図示しない位置において、内筒63に連結されている。また、外筒64の先端部は、内筒63の先端部よりも傾斜方向他方側へ突出している。
また、ノブベース60における内筒63と外筒64との間には、後述するターミナルベース70とターミナルベースアッシー12とを接続するためのハーネス53が配策されている。このハーネス53の長手方向一方側の端部には、コネクタCN1が設けられており、コネクタCN1は、ターミナルベースアッシー12に設けられたコネクタCN3に接続されている。また、ハーネス53の長手方向他方側の端部には、コネクタCN2が設けられている。
<ターミナルベース70について>
ターミナルベース70は、傾斜方向を軸方向とする略円筒状を成すターミナルベース固定部70Aと、ターミナルベース固定部70Aの軸方向中間部に設けられたターミナルベース本体部70Bと、を含んで構成されている。そして、ターミナルベース固定部70Aの基端部(図1、図3、及び図4の矢印A1方向側の端部)が、ノブベース60の内筒63の先端部に嵌入されて、ターミナルベース70がノブベース60に固定されている。
ターミナルベース本体部70Bは、傾斜方向を厚み方向とした略円環板状に形成されて、ターミナルベース固定部70Aの軸方向中間部から径方向外側へ突出されている。そして、ターミナルベース本体部70Bが、ノブベース60の外筒64の先端側の開口部内に嵌入されて、当該開口部を閉塞している。ターミナルベース本体部70Bには、コネクタ部70Cが設けられており、コネクタ部70Cは複数のターミナル72を有している。また、コネクタ部70Cには、ハーネス53のコネクタCN2が接続されており、ターミナル72の一端部がハーネス53に接続されている。一方、ターミナル72の他端部は、略90度に屈曲されて、ターミナルベース本体部70Bから傾斜方向他方側へ露出されている。
<ノブホルダ74について>
ノブホルダ74は、傾斜方向を軸方向とした略円筒状のノブホルダ固定部74Aを有している。そして、ターミナルベース70のターミナルベース固定部70Aにおける先端側の部分が、ノブホルダ固定部74A内に嵌入されて、ノブホルダ74がターミナルベース70に固定されている。
また、ノブホルダ74は、傾斜方向他方側へ開放された略有底円筒状のホルダ本体部74Bを有しており、ノブホルダ固定部74Aの先端部が、ホルダ本体部74Bの底壁に接続されている。また、ノブホルダ固定部74Aの内部とホルダ本体部74Bの内部とが連通されている。さらに、ノブホルダ74の固定状態では、ホルダ本体部74Bがターミナルベース本体部70Bに対して傾斜方向他方側に離間して配置されている。
<フォグノブ76について>
フォグノブ76は、傾斜方向他方側へ開放された略有底円筒状に形成されている。フォグノブ76の底壁の軸心部には、傾斜方向を軸方向とした略円筒状のフォグノブ回転軸76Aが一体に形成されており、フォグノブ回転軸76Aは、フォグノブ76の底壁から傾斜方向他方側へ延出されている。また、フォグノブ回転軸76Aの内部は、軸方向に貫通しており、フォグノブ回転軸76Aの内部に、ノブホルダ74のノブホルダ固定部74Aが相対回転可能に挿入されている。具体的には、フォグノブ76が、ノブホルダ74のホルダ本体部74Bとターミナルベース70のターミナルベース本体部70Bとの間の位置において、ノブホルダ固定部74Aに回転可能に支持されている。
また、フォグノブ76の内部には、一対の収容筒部76Bが設けられており、収容筒部76Bは、傾斜方向を軸方向とする略円筒状に形成されて、フォグノブ76の底壁から傾斜方向他方側へ突出されている。また、収容筒部76Bは、フォグノブ76の周方向に180度離間して配置されている。この収容筒部76Bには、圧縮バネとして構成されたフォグ用スプリング54と、球状のボール55と、が収容されており、フォグ用スプリング54がボール55に対して傾斜方向一方側に配置されている。また、ボール55の一部は、ノブホルダ74のノブホルダ固定部74Aに形成された凹部(図示省略)内に収容されており、ボール55がフォグ用スプリング54の付勢力によってノブホルダ固定部74A側へ付勢されている。これにより、フォグノブ76のフォグ操作時には、フォグノブ76に節度感が付与される構成になっている。
フォグノブ76の底面には、板バネとして構成されたフォグ用リーフスプリング78が固定されており、フォグ用リーフスプリング78がターミナルベース70のターミナルベース本体部70Bに当接している。そして、フォグノブ76のフォグ操作時には、フォグ用リーフスプリング78が、ターミナルベース70のターミナル72に接触するようなっている。
<ライトロータ80について>
ライトロータ80は、傾斜方向に延在された回転シャフト82を有している。回転シャフト82は、段付きシャフト状に形成されており、回転シャフト82の基端側(軸方向一方側であり、図1、図3、及び図4の矢印A1方向側)の径寸法が、回転シャフト82の先端側(軸方向他方側であり、図1、図3、及び図4の矢印A2方向側)の径寸法よりも小さく設定されている。そして、回転シャフト82は、操作レバー50の軸線L1と同軸上に配置されると共に、ノブベース60の内筒63及びターミナルベース70のターミナルベース固定部70Aの内部に回転可能に挿入されている。具体的には、回転シャフト82の基端側の部分が内筒63によって回転可能に支持されており、回転シャフト82の先端側の部分がターミナルベース固定部70Aによって回転可能に支持されている。これにより、軸線L1は、回転シャフト82の軸線としても構成されている。
また、回転シャフト82の基端部は、平面視でライトスライダ40とターン用回転軸20Bとの間に配置されている。さらに、回転シャフト82の基端側の部分には、CリングCRが係止されており、CリングCRは、ノブベース60の内筒63に対して傾斜方向一方側に隣接して配置されている。これにより、回転シャフト82(ライトロータ80)の傾斜方向他方側への移動がCリングCRによって制限されている。
図5にも示されるように、回転シャフト82の基端部には、後述するライトアーム90と連結するシャフト連結部82Aが形成されている。このシャフト連結部82Aは、直交方向から見て、回転シャフト82の基端側へ開放された略U字形状に形成されている。具体的には、シャフト連結部82Aは、上下一対のシャフト連結片82Bを有しており、シャフト連結片82Bは、上下方向を板厚方向として、上下方向に離間して配置されている。また、一対のシャフト連結片82Bには、円形状の連結孔82Cが上下方向に貫通形成されている。
また、図1〜図4に示されるように、ライトロータ80は、ロータ部84を有しており、ロータ部84は、傾斜方向他方側へ開放された略有底円筒状に形成されている。そして、ロータ部84が、回転シャフト82と同軸上に配置されており、回転シャフト82の先端部が、ロータ部84の底壁に接続されている。また、ロータ部84における傾斜方向一方側の端部が、ノブホルダ74のホルダ本体部74B内に相対回転可能に挿入されている。これにより、ライトロータ80の傾斜方向一方側への移動がノブホルダ74によって制限されている。
さらに、ロータ部84の内部には、一対の収容筒部84Aが設けられており、収容筒部84Aは、傾斜方向一方側へ開放された略有底円筒状に形成されている。この収容筒部84Aは、傾斜方向から見て、回転シャフト82の径方向外側に配置されると共に、ロータ部84の周方向に180度離間して配置されている。
収容筒部84A内には、圧縮バネとして構成されたライト用スプリング56と、球状のボール57が収容されており、ボール57がライト用スプリング56に対して傾斜方向一方側に配置されている。ボール57の一部は、ノブホルダ74のホルダ本体部74Bの底壁に形成された凹部(図示省略)内に収容されている。これにより、ライトロータ80がライト操作されるときには、ライト用スプリング56の付勢力によってライトロータ80に節度感が付与される構成になっている。
<ライトノブ86について>
ライトノブ86は、傾斜方向一方側へ開放された有底円筒状に形成されている。そして、ライトノブ86が、ライトロータ80と同軸上に配置されており、ライトノブ86の内部にライトロータ80のロータ部84が嵌入されている。これにより、ライトノブ86が、ライトロータ80と一体回転可能に構成されて、ライト操作時における操作部として構成されている。
(ライトアーム90について)
ライトアーム90は、ライトノブ86(ライトロータ80)に対するライト操作時に、ライトロータ80の回転力をライトスライダ40に伝達して、ライトスライダ40を上下方向にスライドさせる部材として構成されている。図5にも示されるように、ライトアーム90は、ライトロータ80の回転シャフト82(のシャフト連結部82A)に連結され且つ平面視で回転シャフト82から直交方向一方側(図1、図3〜図5の矢印V1方向側)へ延出されたアーム部92と、アーム部92の先端部に設けられ且つライトスライダ40と上下方向に係合された「係合部」としてのアーム係合部94と、を含んで構成されている。
アーム部92は、アーム部92の基端部を構成するアーム連結部92Aと、アーム連結部92Aから直交方向一方側へ延出されたアーム延出部92Dと、を含んで構成されている。
アーム連結部92Aは、傾斜方向を軸方向とする略筒状に形成されると共に、傾斜方向から見て、直交方向を長手方向とする略トラック形状に形成されている。そして、ライトロータ80(回転シャフト82)のシャフト連結部82Aが、アーム連結部92Aの内部に挿入されて、アーム連結部92Aがライトスライダ40の係合壁部44に対して後側に配置されている。
図8(A)に示されるように、アーム連結部92Aの上部及び下部の内周面には、上下一対の「連結軸」としてのライトアーム連結軸92Bが一体に形成されている。ライトアーム連結軸92Bは、上下方向を軸方向とした略円柱状に形成されて、アーム連結部92Aの内側へ突出されている。そして、ライトアーム連結軸92Bが、回転シャフト82のシャフト連結部82Aにおける連結孔82C内に回転可能に挿入されている。これにより、ライトアーム90が、上下方向を軸方向としてライトロータ80(回転シャフト82)に回転可能に連結されている。また、ライトアーム連結軸92Bの軸線L4は、平面視で、回転シャフト82の軸線L1とブラケット20のターン用回転軸20Bの軸線L2との交点を通過している(図3参照)。さらに、ライトアーム連結軸92Bの軸線L4は、前述したノブベース60のディマ用回転軸61Aの軸線L3に対して前側に配置されている(図3参照)。すなわち、平面視で、ライトアーム連結軸92Bの軸線L4とディマ用回転軸61Aの軸線L3とが、ターン用回転軸20Bの軸線L2に沿って前後に並んでいる。
さらに、アーム連結部92Aの内部には、連結シャフト92Cが設けられている。連結シャフト92Cは、直交方向を軸方向とする略円柱状に形成されており、連結シャフト92Cの軸方向両端部がアーム連結部92Aに接続されている。そして、連結シャフト92Cが、シャフト連結部82Aの一対のシャフト連結片82Bの間に配置されている。これにより、ライトロータ80が回転シャフト82の軸回りに回転するときには、ライトアーム90がライトロータ80と共に回転シャフト82の軸回りに回転するように構成されている。
図3、図5、及び図7(A)に示されるように、アーム延出部92Dは、略丸棒状に形成されて、平面視で、アーム連結部92Aから直交方向一方側へ延出されると共に、ライトスライダ40(係合壁部44)の幅方向一方側(右側)に配置されている。より詳しくは、左側から見た側面視で、アーム延出部92Dが、アーム連結部92Aから前側へ延出されて、ライトスライダ40の一対の係合壁部44の間に配置されている(図8(A)参照)。また、アーム延出部92Dの先端側の部分には、左側へ屈曲された屈曲部92Eが形成されており、アーム部92の先端部が、ライトスライダ40の一対の係合壁部44の間に右側から挿入されている。これにより、アーム部92が、平面視で、ライトスライダ40における係合壁部44の先端部(後端部)に重ならない位置に配置されている。
アーム係合部94は、略球状に形成されて、アーム延出部92Dの先端部に一体に設けられている。アーム係合部94は、ライトスライダ40の一対の係合壁部44の間に配置されており、アーム係合部94の外周部が、係合壁部44の係合面44Aに当接している。これにより、ライトアーム90がライトスライダ40(係合壁部44)に上下方向に係合されると共に、前後方向にライトスライダ40(係合壁部44)に対して相対移動可能に構成されている。具体的には、ライトアーム90がライトロータ80と共に回転シャフト82の軸回りに回転するときには、アーム係合部94の外周部が、ライトスライダ40の係合壁部44における係合面44A上を前後方向に摺動しながら、ライトスライダ40を上側又は下側へ押圧するようになっている。
また、前述のように、ライトスライダ40の係合壁部44における係合面44Aは、一対の係合壁部44の対向方向側へ開放された溝状に形成されているため、係合壁部44によってアーム係合部94の左右方向の移動が制限されている。さらに、前述したブラケット20のターン用回転軸20Bの軸線L2が、アーム係合部94の中心点CPを通過している。これにより、平面視で、アーム係合部94の中心点CPと、ライトアーム連結軸92Bの軸線L4と、ディマ用回転軸61Aの軸線L3と、がターン用回転軸20Bの軸線L2に沿って前後に並んでいる。
(作用効果)
次に、操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)、左(右)ターン操作、ライト操作について説明しつつ、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
(操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)について)
操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)では、運転者によって、レバー中立位置の操作レバー50の先端部を前方側(後方側)へ移動させる。これにより、操作レバー50(ノブベース60)が、ノブベース60におけるディマ用回転軸61Aの軸線L3回りにブラケット20に対して相対回転する。操作レバー50(ノブベース60)が軸線L3回りに回転すると、ノブベース60の係合突起部62Aに係合されたディマアーム30が、ブラケット20のディマアーム用回転軸20Eの軸回りに回転する。これにより、ディマアーム30の係合突起30Aがディマスライダ34のスライダ係合孔34Aの内周面を左側(右側)へ押圧して、ディマスライダ34が左側(右側)へスライドする。その結果、ディマ用リーフスプリング36がターミナルベースアッシー12のディマ用固定接点に接触して、車両の制御部において操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)を検知する。
また、ライトアーム90は、ライトアーム連結軸92Bによって操作レバー50(ライトロータ80)の回転シャフト82に回転可能に連結されている。このため、ディマ操作(パッシング操作)時に操作レバー50(回転シャフト82)がディマ用回転軸61Aの軸線L3回りに回転するときには、ライトアーム90も操作レバー50の回転に連動して軸線L3回りに回転するようになる。
一方、ライトアーム90のアーム係合部94は、ライトスライダ40の係合壁部44に係合しており、アーム係合部94の左右方向の移動が係合壁部44の係合面44Aによって制限されている。また、ライトスライダ40の左右方向の移動が、スライダケース32のスライド孔32Dによって制限されている。このため、図6に示されるように、回転シャフト82が軸線L3回りに回転するときには(図6の矢印B1及び矢印B2参照)、アーム係合部94の左右方向の移動が制限された状態で、ライトアーム90が、ライトアーム連結軸92Bの軸線L4を中心に回転シャフト82に対して相対回転する(図6の矢印a1及び矢印a2参照)。また、このときには、アーム係合部94が、ライトスライダ40の係合壁部44に対して相対移動して、ライトスライダ40の位置が維持される。したがって、操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)時には、車両の制御部において、操作レバー50のライト操作を検知しない。
また、操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)時には、上述のように、操作レバー50が、ノブベース60のディマ用回転軸61Aの軸線L3回りにブラケット20に対して相対回転する。このため、ブラケット20の位置が維持された状態で、操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)が行われる。よって、車両の制御部では、操作レバー50の左(右)ターン操作を検知しない。
(操作レバー50の左(右)ターン操作について)
操作レバー50の左(右)ターン操作では、運転者によって、レバー中立位置の操作レバー50の先端部を上方側(下方側)へ移動させる。これにより、操作レバー50が、ブラケット20と共にブラケット20のターン用回転軸20Bの軸線L2回りに回転する。よって、ブラケット20に固定されたターン用リーフスプリング26がターミナルベースアッシー12のターン用固定接点12Aに接触して、車両の制御部において操作レバー50の左(右)ターン操作を検知する。
また、操作レバー50の左(右)ターン操作時にブラケット20が軸線L2回りに回転するときには、ブラケット20に連結されたディマアーム30もブラケット20と共に軸線L2回りに回動する。このときには、ディマアーム30の係合突起30Aが、ディマスライダ34のスライダ係合孔34Aに対してスライダ係合孔34Aの長手方向に相対移動する。このため、ディマスライダ34の位置が維持された状態で、操作レバー50の左(右)ターン操作が行われる。よって、車両の制御部では、操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)を検知しない。
また、操作レバー50の左(右)ターン操作時にブラケット20が軸線L2回りに回転するときには、操作レバー50の回転シャフト82に連結されたライトアーム90も操作レバー50と連動して回動するようになる。
一方、ターン用回転軸20Bの軸線L2は、ライトアーム90のアーム係合部94の中心点CPを通過している。このため、操作レバー50の左(右)ターン操作時では、ライトアーム90のアーム係合部94が、中心点CPを中心にライトスライダ40に対して相対回転するようになる。すなわち、図7(B)に示されるように、アーム係合部94の位置が略変化しない状態で、ライトアーム90が、ライトスライダ40に対して相対回転するようになる(図7(B)では、左ターン操作時の状態を図示している)。これにより、ライトスライダ40の位置が維持された状態で、操作レバー50の左(右)ターン操作が行われる。よって、車両の制御部では、操作レバー50のライト操作を検知しない。
(操作レバー50のライト操作について)
操作レバー50のライト操作では、運転者によって、ライト初期位置のライトノブ86を回転シャフト82の軸回り一方側(又は他方側)へ1段階又は2段階に回転させる。これにより、図8(B)及び(C)に示されるように、ライトロータ80の回転シャフト82が軸回り一方側(又は他方側)へ回転されて、回転シャフト82に連結されたライトアーム90が、回転シャフト82の軸回りに回転する(図8(B)では、ライトノブ86を回転シャフト82の軸回り一方側へ一段階回転させた状態を示しており、図8(C)では、ライトノブ86を回転シャフト82の軸回り一方側へ2段階回転させた状態を示している)。一方、ライトアーム90のアーム係合部94は、ライトスライダ40における一対の係合壁部44に上下方向に係合されている。このため、ライトアーム90が、回転シャフト82の軸回りに回転するときには、アーム係合部94が上側(下側)の係合壁部44を上側(下側)へ押圧する。これにより、ライトスライダ40が上側(下側)へスライドする。よって、ライトスライダ40に固定されたライト用リーフスプリング46がターミナルベースアッシー12のライト用固定接点12Bに接触して、車両の制御部において操作レバー50のライト操作を検知する。
なお、ライトアーム90は、上下方向を軸方向としたライトアーム連結軸92Bによって回転シャフト82のシャフト連結部82Aに回転可能に連結されている。このため、ライトアーム90が回転シャフト82と共に回転シャフト82の軸回りに回転するときには、アーム係合部94が、ライトスライダ40の係合壁部44に対して後側へ相対移動するように、ライトアーム90がライトアーム連結軸92Bの軸回りに回転する。このため、図7(C)に示されるように、左右方向におけるアーム係合部94の位置が維持された状態で、ライト操作が行われる。
また、ライト操作時では、操作レバー50のレバー中立位置が維持された状態で行われる。すなわち、ノブベース60、ブラケット20、及びディマアーム30の位置が維持された状態で、ライト操作が行われる。したがって、車両の制御部では、操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)及び左(右)ターン操作を検知しない。
なお、操作レバー50では、ライト操作中において、ディマ操作(パッシング操作)や左(右)ターン操作が行われる場合もある。そして、ライトアーム90は、ライトアーム連結軸92Bによって回転シャフト82に回転可能に連結されている。このため、図8(D)に示されるように、ライト操作中におけるディマ操作(パッシング操作)や左(右)ターン操作が行われる時には、ライトアーム90がライトアーム連結軸92Bの軸線L4回りに回転して、アーム係合部94がライトスライダ40の係合壁部44に対して相対移動する(図8(D)では、ライト操作時における左ターン操作の状態を示している)。これにより、ライトスライダ40の位置が変化しないようになる。
ここで、操作装置1では、操作レバー50の回転シャフト82の基端部とライトスライダ40とを連結するライトアーム90のアーム部92が、回転シャフト82の基端部からライトスライダ40側へ延出される共に、平面視で、ライトスライダ40の係合壁部44の先端部と重ならない位置に配置されている。このため、操作レバー50の回転シャフト82が、自身の軸回りに回転するときに、係合壁部44の先端部とアーム部92とが干渉することを抑制できる。これにより、ライトノブ86(ライトロータ80)の回転操作ストロークを大きくすることができる。
すなわち、背景技術に記載したような操作装置のように、仮に、平面視で、ライトアーム90のアーム部92とライトスライダ40の係合壁部44の先端部とを重ねて配置した場合(以下、この場合を比較例という)には、アーム係合部94の先端側の部分が、一対の係合壁部44の先端部の間に配置される。そして、図9に示されるように、比較例において、回転シャフト82が回転シャフト82の軸回りに回転するときには、左側から見て、アーム部92が、係合壁部44に対して徐々に傾いて、係合壁部44の先端部に接近する。このため、比較例では、回転シャフト82が所定角度回転したときに、アーム部92が係合壁部44の先端部に干渉して、ライトロータ80の回転が制限される(図9におけるハッチングが施された部分を参照)。よって、ライトロータ80の回転が制限される手前の位置までが、ライトロータ80の回転操作量(回転操作ストローク)となる。
これに対して、本実施の形態では、ライトアーム90のアーム部92が、平面視で、ライトスライダ40の係合壁部44の先端部と重ならない位置に配置されている。すなわち、平面視で、アーム部92の先端側の部分が、係合壁部44の先端部を迂回するように回転シャフト82からライトスライダ40側へ延出されて、係合壁部44の先端部よりも前側(つまり、係合壁部44の基端側)の位置において、一対の係合壁部44の間に挿入されている。具体的には、アーム部92の先端側の部分が、係合壁部44に対して幅方向外側(詳しくは、右側)にずれて配置される。このため、左側から見て、アーム部92の先端側の部分が係合壁部44の先端部とラップする位置まで回転シャフト82がライト初期位置から回転しても、アーム部92の先端側の部分が、係合壁部44の先端部に対して幅方向外側にずれているため、アーム部92と係合壁部44との干渉を抑制できる。これにより、上記比較例と比べて、ライトロータ80の許容回転角度を大きくすることができる。したがって、ライトロータ80の回転操作量(回転操作ストローク)を確保することができると共に、ひいては車両の多機能化に対応した操作装置を実現することができる。
また、ライトアーム90では、回転シャフト82の基端部(シャフト連結部82A)に連結されたアーム連結部92Aが、ライトスライダ40の係合壁部44に対して後側に配置されており、アーム部92のアーム延出部92Dが、アーム連結部92A(回転シャフト82)から回転シャフト82の径方向外側へ延出されている。具体的には、アーム延出部92Dが、前側へ向かうに従い右側へ傾斜した状態でアーム連結部92Aから延出している。また、アーム延出部92Dの先端側の部分には、屈曲部92Eが形成されており、屈曲部92Eは左側へ屈曲されている。このため、例えば、アーム部92(アーム延出部92D)を回転シャフト82から前後方向に沿って前側へ延出させる構成と比べて、ライトアーム90の長手方向の長さを短くすることができる。これにより、ライトアーム90の小型化を図ることができる。
また、ライトアーム90のアーム係合部94は、ライトスライダ40の一対の係合壁部44と上下方向に係合されると共に、係合壁部44に対して前後方向に相対移動可能に構成されている。このため、ライト操作時に回転シャフト82が軸回りに回転するときに、アーム係合部94をライトスライダ40の係合壁部44に対して後側へ相対移動させながら、アーム係合部94によってライトスライダ40を上下方向にスライドさせることができる。これにより、ライトスライダ40を良好に上下方向にスライドさせることができる。
また、ライトアーム90のアーム連結部92Aには、上下方向を軸方向としたライトアーム連結軸92Bが設けられており、ライトアーム連結軸92Bが、回転シャフト82のシャフト連結部82Aに回転可能に連結されている。このため、操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)時に、ライトアーム90をライトアーム連結軸92Bの軸回りに回転シャフト82に対して相対回転させながら、アーム係合部94をライトスライダ40に対して相対移動させることができる。すなわち、ライトスライダ40の位置を維持した状態で操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)を行うことができる。これにより、操作レバー50(ライトロータ80)がディマ操作されたときのライトスライダ40による影響を低減することができる。
また、ライトアーム90では、ライトアーム連結軸92Bの軸線L4が、回転シャフト82(操作レバー50)の軸線L1を通過している。このため、仮に、ライトアーム連結軸92Bの軸線L4を回転シャフト82(操作レバー50)の軸線L1に対してずらした場合と比べて、ライトアーム90のアーム連結部92A及び回転シャフト82のシャフト連結部82Aを設置するためのスペースの省スペース化を図ることができる。これにより、操作装置1全体の小型化に寄与することができる。
また、ライトアーム90では、アーム係合部94が球状に形成されて、上下方向を板厚方向とするライトスライダ40の係合壁部44に相対移動可能に係合している。このため、ライト操作時において、アーム係合部94が係合壁部44の係合面44A上を摺動するときの摺動抵抗を低くすることができる。これにより、ライトロータ80(ライトノブ86)のライト操作時に、アーム係合部94を係合壁部44に対して良好に相対移動させながら、ライトスライダ40を上下にスライドさせることができる。
また、操作レバー50(ライトロータ80)の左(右)ターン操作時に、操作レバー50(ライトロータ80)の回転中心となるブラケット20のターン用回転軸20Bの軸線L2が、ライトアーム90のアーム係合部94の中心点CPを通過している。このため、操作レバー50(ライトロータ80)が左(右)ターン操作されるときには、ライトアーム90のアーム係合部94が、アーム係合部94の中心点CPを中心として回転するようになる。これにより、操作レバー50(ライトロータ80)が左(右)ターン操作されるときに、ライトスライダ40が上下方向にスライドすることを抑制できる。
(第2の実施の形態)
次に、図10及び図11を用いて、第2の実施の形態の操作装置100について説明する。第2の実施の形態の操作装置100では、以下に示す点を除いて、第1の実施の形態の操作装置1と同様に構成されている。なお、図10及び図11では、第1の実施の形態と同様に構成されている部材には、同一の符号を付している。
すなわち、操作装置100では、回転シャフト82のシャフト連結部82Aにおける上下一対のシャフト連結片82Bが、回転シャフト82の基端部から回転シャフト82の径方向外側(直交方向一方側)へ延出されている。具体的には、シャフト連結片82Bが、上下方向を板厚方向として上下方向に離間して配置されて、回転シャフト82の基端部から前側へ向かうに従い右側へ傾斜した状態で延出されている。また、一対のシャフト連結片82Bの基端部には、「連結軸」としてのライトアーム連結軸102が架け渡されており、ライトアーム連結軸102は、上下方向を軸方向とした略円柱状に形成されている。さらに、ライトアーム連結軸102が、ブラケット20のターン用回転軸20B(図10及び図11では、不図示)の前側に配置されており、ライトアーム連結軸102の軸線L5が、ターン用回転軸20Bの軸線L2を通過している。
操作装置100のライトスライダ40では、上下一対の係合壁部44が、左右方向を板厚方向とした略台形板状に形成されて、スライダ本体42の左端部から後側へ延出されると共に、ライトアーム連結軸102の前側に配置されている。これにより、ライトスライダ40は、上下一対の係合壁部44の間において、後側へ開放され且つ左右方向に貫通したスリット40Aを有している。また、ブラケット20のターン用回転軸20Bの軸線L2が、スリット40Aの中央部を通過している。
さらに、係合壁部44におけるスリット40Aを構成する端面が、係合面44Aとして構成されている。係合面44Aには、係合壁部44の板厚方向中央側へ向かうに従いスリット40A側へ傾斜された傾斜面44Bが形成されている。すなわち、係合面44Aには、それぞれ一対の傾斜面44Bが形成されており、係合面44Aが、前後方向から見て、スリット40A側へ凸となる略V字形状に形成されている。
また、操作装置100のライトアーム90は、回転シャフト82に連結されたアーム部96と、アーム部96の先端部に設けられた「係合部」としてのアーム係合部98と、を含んで構成されている。
アーム部96は、上下方向を板厚方向とした略長尺板状に形成されている。具体的には、アーム部96は、全体として前後方向に延在されて、ライトスライダ40の係合壁部44(詳しくは、スリット40A)の右側に近接して配置されている。そして、アーム部96の基端部が、ライトスライダ40の係合壁部44の後側の位置において、直交方向に沿うように屈曲されて、一対のシャフト連結片82Bの間に配置されると共に、ライトアーム連結軸102に回転可能に軸支されている。さらに、アーム部96の先端部には、左側へ屈曲された屈曲部96Aが形成されている。
アーム係合部98は、左右方向を軸方向とした係合軸98Aと、係合軸98Aの軸方向両端部に設けられたフランジ98Bと、を含んで構成されている。そして、係合軸98Aが、上下方向に係合可能に且つ前後方向に相対移動可能に、ライトスライダ40のスリット40A内に挿入されている。また、係合軸98Aの軸線L6が、ターン用回転軸20Bの軸線L2を通過している。
また、フランジ98Bにおけるライトスライダ40の係合壁部44と左右方向(係合壁部44の板厚方向)に対向する面は、対向面98Cとして構成されており、対向面98Cは、係合壁部44側へ凸となる凸曲面状に形成されている。すなわち、フランジ98Bの板厚が、フランジ98Bの径方向外側へ向かうに従い薄くなるように設定されている。
そして、第2の実施の形態におけるライト操作では、第1の実施の形態と同様に、運転者によって、ライトロータ80の回転シャフト82が軸回り一方側又は他方側へ回転される。これにより、回転シャフト82に連結されたライトアーム90が、回転シャフト82の軸回りに回転して、ライトアーム90の係合軸98Aが上側(下側)の係合壁部44を上側(下側)へ押圧する。これにより、ライトスライダ40が上側(下側)へスライドする。よって、ライトスライダ40に固定されたライト用リーフスプリング46がターミナルベースアッシー12のライト用固定接点12Bに当接して、車両の制御部において操作レバー50のライト操作を検知する。
なお、ライトアーム90は、上下方向を軸方向としたライトアーム連結軸102によって回転シャフト82のシャフト連結片82Bに回転可能に連結されている。このため、ライトアーム90が回転シャフト82と共に回転シャフト82の軸回りに回転するときには、ライトアーム90の係合軸98Aが、ライトスライダ40のスリット40A内を後側へ相対移動するように、ライトアーム90がライトアーム連結軸102の軸回りに回転する(図11(B)参照)。
また、操作レバー50のライト操作時では、第1の実施の形態と同様に、操作レバー50におけるノブベース60のレバー中立位置が維持された状態で、操作レバー50のライト操作が行われる。すなわち、ブラケット20及びディマアーム30の位置が維持された状態で、操作レバー50のライト操作が行われる。したがって、車両の制御部では、操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)及び左(右)ターン操作を検知しない。
ここで、第2の実施の形態においても、ライトアーム90のアーム部96が、ライトスライダ40の係合壁部44の右側に配置されて、平面視で、ライトスライダ40の係合壁部44の先端部と重ならない位置に配置されている。このため、第1の実施の形態と同様に、ライト操作時に操作レバー50の回転シャフト82が軸線L1回りに回転するときに、係合壁部44の先端部とアーム部92とが干渉することを抑制できる。これにより、第2の実施の形態においても、ライトロータ80の回転操作量を大きくすることができる。
また、第2の実施の形態では、ライトアーム90のアーム係合部98が、ライトスライダ40のスリット40A内に挿入された係合軸98Aと、係合軸98Aの軸方向両端部に設けられた一対のフランジ98Bと、を含んで構成されている。さらに、フランジ98Bにおけるライトスライダ40の係合壁部44と対向する対向面98Cが、係合壁部44側へ凸となる凸曲面状に形成されている。このため、操作レバー50のライト操作時にライトアーム90がライトアーム連結軸102の軸回りに回転するときには、対向面98Cが係合壁部44上を摺動しながら係合軸98Aが係合壁部44に対して後側に相対移動する。これにより、係合壁部44とアーム係合部98との摺動抵抗を小さくしながら、係合軸98Aを係合壁部44に対して後側へ相対移動させることができる。
なお、第2の実施の形態のディマ操作(パッシング操作)時には、第1の実施の形態と同様に、操作レバー50がノブベース60のディマ用回転軸61Aの軸線L3回りにブラケット20に対して相対回転される。そして、操作レバー50が軸線L3回りに回転すると、ノブベース60の係合突起部62Aに係合されたディマアーム30がブラケット20のディマアーム用回転軸20Eの軸回りに回転する。これにより、ディマアーム30の係合突起30Aがディマスライダ34のスライダ係合孔34Aの内周面を左側(右側)へ押圧して、ディマスライダ34が左側(右側)へスライドする。これにより、第2の実施の形態においても、ディマ用リーフスプリング36がターミナルベースアッシー12のディマ用固定接点に当接して、車両の制御部において操作レバー50のディマ操作(パッシング操作)を検知する。
また、ライトアーム90は、操作レバー50(ライトロータ80)の回転シャフト82にライトアーム連結軸102を介して回転可能に連結されている。このため、ディマ操作(パッシング操作)時に操作レバー50が軸線L3回りに回転するときには、ライトアーム90が、ライトアーム連結軸102を中心に回転シャフト82及びライトスライダ40に対して相対回転しながら、係合軸98Aがライトスライダ40のスリット40A内を後側へ相対移動する。これにより、操作レバー50をディマ操作(パッシング操作)におけるライトスライダ40の位置を維持することができる。
さらに、第2の実施の形態の左(右)ターン操作時には、第1の実施の形態と同様に、操作レバー50が、ブラケット20と共にブラケット20のターン用回転軸20Bの軸線L2回りに回転する。よって、ブラケット20に固定されたターン用リーフスプリング26がターミナルベースアッシー12のターン用固定接点12Aに当接して、車両の制御部において操作レバー50の左(右)ターン操作を検知する。
また、このときには、ライトアーム90の係合軸98Aが軸線L2回りに回転する。ここで、ターン用回転軸20Bの軸線L2は、ライトスライダ40のスリット40A内において、係合軸98Aの軸線L6を通過している。また、ライトスライダ40の係合面44Aには、係合壁部44の板厚方向中央側へ向かうに従いスリット40A(係合軸98A)側へ傾斜された傾斜面44Bが形成されている。このため、ライトアーム90の係合軸98Aが軸線L2回りに回転するときには、傾斜面44Bによって、係合軸98Aがライトスライダ40の係合壁部44に干渉することを抑制できる。したがって、操作レバー50の左(右)ターン操作時に、ライトスライダ40が上下方向にスライドすることを抑制して、ライトスライダ40の位置を維持することができる。
なお、第1の実施の形態では、ライトアーム90に設けられたライトアーム連結軸92Bによって、ライトアーム90が回転シャフト82に回転可能に連結されているが、回転シャフト82に連結軸を設けて、当該連結軸によってライトアーム90を回転シャフト82に回転可能に連結してもよい。
また、第2の実施の形態では、回転シャフト82のシャフト連結片82Bに設けられたライトアーム連結軸102によって、ライトアーム90が回転シャフト82に回転可能に連結されているが、ライトアーム90に連結軸を設けて、当該連結軸によってライトアーム90を回転シャフト82に回転可能に連結してもよい。
また、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、操作装置1,100が、右ハンドル仕様の車両に適用されているが、操作装置1,100を左ハンドル仕様の車両に適用してもよい。この場合には、操作装置1,100が、平面視で左右反転した構成になる。
さらに、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の操作装置1,100では、操作レバー50が、ケース10から略右側へ延出されているが、操作レバー50をケース10から略左側へ延出させて、操作装置1,100を、ワイパなどを操作する操作装置に適用してもよい。この場合には、上述と同様に、操作装置1,100が、平面視で左右反転した構成になる。
1 操作装置
10 ケース
10A ケース側収容部
10B 軸支部
10C ターン用節度部
10C1 節度山
12 ターミナルベースアッシー
12A ターン用固定接点
12B ライト用固定接点
14 カバー
14A 係合片
20 ブラケット
20A ブラケット側収容部
20B ターン用回転軸(第2軸)
20C ディマ用節度部
20D 傾斜部
20E ディマアーム用回転軸
20F 軸受部
22 第1節度ピン
24 第1節度スプリング
26 ターン用リーフスプリング
30 ディマアーム
30A 係合突起
30B 係合溝
32 スライダケース
32A 連通孔
32B 組付壁
32C 組付面
32D スライド孔
34 ディマスライダ
34A スライダ係合孔
36 ディマ用リーフスプリング
40 ライトスライダ(スライダ)
40A スリット
42 スライダ本体
44 係合壁部(壁部)
44A 係合面
44B 傾斜面
46 ライト用リーフスプリング
50 操作レバー
51 第2節度ピン
52 第2節度スプリング
53 ハーネス
54 フォグ用スプリング
55 ボール
56 ライト用スプリング
57 ボール
60 ノブベース
61 ノブ支持部
61A ディマ用回転軸(第1軸)
62 ノブベースエンド部
62A 係合突起部
62B ピン収容部
63 内筒
64 外筒
70 ターミナルベース
70A ターミナルベース固定部
70B ターミナルベース本体部
70C コネクタ部
72 ターミナル
74 ノブホルダ
74A ノブホルダ固定部
74B ホルダ本体部
76 フォグノブ
76A フォグノブ回転軸
76B 収容筒部
78 フォグ用リーフスプリング
80 ライトロータ(回転体)
82 回転シャフト
82A シャフト連結部
82B シャフト連結片
82C 連結孔
84 ロータ部
84A 収容筒部
86 ライトノブ
90 ライトアーム(連結部材)
92 アーム部
92A アーム連結部
92B ライトアーム連結軸(連結軸)
92C 連結シャフト
92D アーム延出部
92E 屈曲部
94 アーム係合部(係合部)
96 アーム部
96A 屈曲部
98 アーム係合部(係合部)
98A 係合軸
98B フランジ
98C 対向面
100 操作装置
102 ライトアーム連結軸(連結軸)
CN1 コネクタ
CN2 コネクタ
CN3 コネクタ
CP アーム係合部の中心点
CR Cリング
L1 操作レバーの軸線
L2 ターン用回転軸の軸線
L3 ディマ用回転軸の軸線
L4 ライトアーム連結軸の軸線
L5 ライトアーム連結軸の軸線
L6 係合軸の軸線

Claims (9)

  1. 組付面を有するスライダケースと、
    前記組付面に沿った第1方向にスライド可能に構成され、スライダ本体と、該スライダ本体から前記組付面に対して直交する第2方向の一方側へ延出され且つ前記第1方向に離間して配置された一対の壁部と、を有するスライダと、
    前記スライダに対して前記第2方向の一方側に設けられ、前記第1方向から見て前記第2方向に直交する第3方向の一方側へ向かうに従い前記第2方向の一方側へ傾斜する傾斜方向に延在された回転シャフトを有し、当該回転シャフトの軸回りに回転操作可能に構成された回転体と、
    前記回転シャフトと前記スライダとを連結し、前記回転体が前記回転シャフトの軸回りに回転することで前記スライダを前記第1方向にスライドさせる連結部材と、
    を備え、
    前記連結部材は、
    前記回転シャフトの基端部に連結され、前記回転シャフトから前記スライダ側へ延出されたアーム部と、
    前記アーム部の先端部に設けられ、一対の前記壁部の間に配置されると共に、前記第1方向において前記壁部と係合された係合部と、
    を含んで構成されており、
    前記アーム部が、第1方向から見て、前記壁部の先端部と重ならない位置に配置されていることを特徴とする操作装置。
  2. 前記アーム部の基端部が、前記壁部に対して前記第2方向の一方側に配置されており、前記アーム部が、前記第1方向から見て、前記回転シャフトから径方向外側へ延出されると共に、先端側の部分において前記第3方向の他方側へ屈曲されていることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記係合部が、一対の前記壁部に相対移動可能に係合されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作装置。
  4. 前記回転体は、前記回転シャフトの基端側において、前記第1方向を軸方向とした第1軸の軸回りに回転操作可能に構成されており、
    前記アーム部の基端部が、前記第1方向を軸方向とした連結軸によって前記回転シャフトに回転可能に連結されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の操作装置。
  5. 前記連結軸の軸線が、前記回転シャフトの軸線を通過していることを特徴とする請求項4に記載の操作装置。
  6. 前記壁部が、前記第1方向を板厚方向として配置されており、前記係合部が、球状に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の操作装置。
  7. 前記回転体は、前記回転シャフトの基端側において、前記第2方向を軸方向とする第2軸の軸回りに回転操作可能に構成されており、
    第2軸の軸線が、前記係合部の中心を通過していることを特徴とする請求項6に記載の操作装置。
  8. 前記壁部が、前記第3方向を板厚方向として配置されており、
    前記係合部が、
    前記第3方向を軸方向とし且つ一対の前記壁部の間に配置された係合軸と、
    前記係合軸の軸方向両端部に設けられ、一対の前記壁部の板厚方向外側に配置された一対のフランジと、
    を含んで構成されており、
    前記フランジにおける前記壁部と対向する対向面が前記壁部側へ凸となる凸曲面状に形成されている請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の操作装置。
  9. 前記回転体は、前記回転シャフトの基端側において、前記第2方向を軸方向とする第2軸の軸回りに回転操作可能に構成され、
    前記第2軸の軸線が、前記係合軸の軸線、及び一対の前記壁部の間を通過しており、
    前記壁部における前記係合軸との係合面には、前記第2方向から見て、前記壁部の板厚方向中央側へ向かうに従い前記係合軸側へ傾斜された傾斜面が形成されている請求項8に記載の操作装置。
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