JP2019190774A - 換気扇及び化粧グリル - Google Patents
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Abstract
Description
図1から図6は、本発明の実施の形態1に係るダクト用換気扇を説明するものであって、図1はダクト用換気扇の概略構成を示す室内側から見た分解斜視図、図2は換気扇本体の化粧グリルの背面から見た平面図、図3は図2の化粧グリルを側面から見た側面図、図4は図2の化粧グリルのスプリング保持構造を示した部分拡大図、図5は図4のスプリング保持構造の断面図でスプリングが正規に取付けた場合の図、図6は図4の化粧グリルのスプリングが逆方向に取付けられた場合の保持構造の断面図である。以下の説明における、上下方向は、ダクト用換気扇20を天井面(図示しない)に設置した場合での上下方向であり、鉛直方向に沿う方向である。なお、ダクト用換気扇20を壁面に設置する場合には、ダクト用換気扇20の上下方向は、鉛直方向と一致しない。すなわち、ダクト用換気扇20の上下方向は、鉛直方向に限定されない。
実施の形態1に係るダクト用換気扇について説明する。図1のように本体1は、一面を開口した箱型で、箱開口とは逆の面(天面側)に、換気する空気を流通させる換気駆動体である多翼式送風機と、この多翼式送風機を収納するファンケーシング5とを有している。ファンケーシング5は、下面が開放されて吸込口2が形成されている。多翼式送風機は、モータと、モータの駆動軸に差込結合されたファンとから構成されている。
ファンケーシング5には容易に開閉可能な端子カバー(図示しない)が備え付けられている。また、端子カバー内には外部電源電線を接続可能な電線接続装置を備えている。電線接続装置とモータとは、器内電線により電気的に接続されている。外部電源電線より印加された電気が電線接続装置を介し器内電線からモータに流れることで電気エネルギーをモータの回転運動に変換する。モータの回転運動は、駆動軸に連結したファンに伝えることでファンが回転し、空気の流れを形成する。ファンケーシング5の吸込口2より吸われた空気は、多翼式送風機によってファンケーシング5の内壁に沿って排気口6に至る排気風路を形成している。また、吸込口2の口縁には外向きに張り出す取付けフランジ2aが形成されており、取付けフランジ2aを介して本体1が建物の天井構造に取付けられる。
ダクト用換気扇20は、本体1と、本体1の側面に取付けられ、本体1の側面から直角方向に延びて排気口6をダクトに連通する位置まで延長する吐出口部を備えたダクト接続口4とを有する。吐出口部は、径の異なる段状に形成している。これは、配管するダクトの径が異なっても対応でき、またテーピングなどの作業性を考慮し段状にしている。ダクトは、屋外まで延びており、建物の屋外外壁に備えたフードなどと連結し、住宅内の空気を換気する換気風路を形成している。
ダクト接続口4内には、風圧にて開閉するシャッター(図示しない)が設けられている。シャッターは、ダクト用換気扇20の運転時には風圧で開き、停止時はシャッターの自重でダクト接続口4の内部を閉鎖する。このようにシャッターを設けることで、ダクト用換気扇20の停止時に屋外からの外風が室内に侵入するのを防止することができる。本説明では風圧で開閉するシャッターについて説明したが、電気式で駆動するものも使用される場合がある。
ダクト用換気扇20は、ファンケーシング5などの内部部品が見えると見栄えが悪いため、内部部品を見えないようにするための意匠部品である化粧グリル3を備える。説明では図2、図4のように化粧グリル3を樹脂で形成したものを説明する。化粧グリル3は図2や図4に示すように十文字の格子部7を備えており、化粧グリル3の前面と背面は格子部7によって連通している。
スプリング8は、スプリング8のほぼ中央のコイル部9の両端から開脚上に2本の係止脚10が延び出した形状である。化粧グリル3は、スプリング8の2本の係止脚10によって本体1のファンケーシング5に設けられたスプリング取付け部11に弾性的に吊り支持される。スプリング8は、化粧グリル3の背面の格子部7上に一体成形された四角筒状の保持構造12に位置決めされて支持ピン13によって取付けられている。支持ピン13を差し込むだけでスプリング8が固定でき作業性がよい。
5 ファンケーシング、6 排気口 、7 格子部、8 スプリング、9 スプリングのコイル部、10 スプリングの係止脚、11 スプリング取付け部、12 保持構造、
13 支持ピン、14 辺、15 保持片、16 立ち上がり、17 保持片、18a 挿通穴、18b 挿通穴、20 換気扇
Claims (4)
- 一面が開口した箱状の換気扇本体と、
前記換気扇本体に空気の給気口及び排気口を形成し、
前記換気扇本体の内部に備え前記給気口及び前記排気口の空気流を形成する送風機と、
前記本体と前記送風機との間に風路を形成するファンケーシングと、
前記開口に着脱可能に備え前記送風機を覆い意匠面を形成する化粧グリルと、
前記化粧グリルの背面に備えコイル部からV字状に開き拡開方向にばね力を作用する末広がりの係止脚を持つスプリングと、
前記ファンケーシングの吸い込み口の近傍に備えたスプリング取付け部と
前記スプリングの係止脚を前記スプリング取付け部に係止し前記化粧グリルを吊り支持し、
前記化粧グリルの背面に備え前記スプリングのコイル部を軸方向において両側から挟むように保持する四角筒状の保持構造と、
前記スプリングの向きを逆方向にした場合、前記保持構造の辺の高さを前記スプリングの係止脚と干渉する高さとしたことを特徴とする換気扇及び化粧グリル。 - 前記スプリングの係止脚と干渉する辺は、前記保持構造の前記スプリングの係止脚側両側の2辺のいずれか一方若しくは両側が前記スプリング係止脚と干渉することを特徴とする請求項1記載の換気扇及び化粧グリル。
- 前記保持構造のスプリング係止脚側両側2辺の高さは前記スプリングを正規の方向に取付けた場合のスプリングの係止脚の高さよりも低く、逆方向に取付けた場合のスプリングの係止脚の高さよりも高くしたことを特徴とする請求項1、2記載の換気扇及び化粧グリル。
- 前記スプリングを前記保持構造に固定する固定ピンを備え、前記スプリングが逆方向の場合、前記スプリングの固定部は前記固定ピンの位置よりも上部に位置することを特徴とした換気扇及び化粧グリル。
Priority Applications (1)
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JP2018085917A JP6973272B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 換気扇及び化粧グリル |
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JP6973272B2 JP6973272B2 (ja) | 2021-11-24 |
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JP (1) | JP6973272B2 (ja) |
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JP6973272B2 (ja) | 2021-11-24 |
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