JP2019190063A - アースドリル - Google Patents

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Abstract

【課題】フロント部の状態を検出することにより、掘削作業からクレーン作業への作業モードの移行を円滑に行うことができる制御手段を備えたアースドリルを提供する。【解決手段】アースドリル11は、先端に拡底バケットを装着したケリーバ24を回転させながら地中に押し込むことにより杭孔を形成する掘削作業と、補巻フック31により搬送物を吊り上げるクレーン作業とが選択的に可能であり、起伏ロープ34の張力を検出する連結部材38と、該連結部材の検出結果に基づいてクレーン作業が可能であるか否かを判断するコントローラと、該コントローラによる判断結果を表示するディスプレイとを備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、アースドリルに関し、詳しくは、ブームの先端部に設けられたシーブ軸に、掘削作業用の主巻ロープを巻き掛ける主巻シーブとクレーン作業用の補巻ロープを巻き掛ける補巻シーブとを備えたアースドリルに関する。
アースドリルは、一般に、起伏ウインチから繰り出した起伏ロープや油圧で作動する起伏シリンダにより支持されたブームの先端にシーブ軸が設けられており、このシーブ軸にケリーバを吊持する主巻ロープが巻き掛けられる主巻シーブと、補巻フックを吊持する補巻ロープが巻き掛けられる補巻シーブとを回転可能に取り付けている(例えば、特許文献1,2参照。)。補巻ロープは、補巻フックでクレーン作業時に使用する各種資材などを吊り上げるために用いられるが、比較的重いものを吊り上げる場合には、吊り上げ能力を上げるために1本掛けから2本掛けに掛け替えられる(例えば、特許文献3参照。)。
一方、吊荷や作業半径が過大になると車体が不安定になることから、アースドリルには、作用する転倒モーメントが安定に要する安定モーメントを超えて過負荷状態となることを防止する過負荷防止装置(モーメントリミッタ)を備えている。この過負荷防止装置の一つとして、ロードセルを用いて検出した起伏ロープの張力が所定張力以上になったときに、ブームの倒伏や吊り上げ操作を規制することにより、起伏ロープの張力が過大となることを防止するものが知られている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2013−67989号公報 特開2005−97888号公報 特開2015−145307号公報 特開2015−137162号公報
しかし、上述の特許文献4に記載された過負荷防止装置では、その構造上、ロードセルで検出した起伏ロープの張力と、別途に検出したブームの起伏角度とに基づいて吊り荷重を算出する際に、フロント部の状態、つまり掘削装置やケリーバなどの装着の有無を考慮に入れて精度よく算出することができない。このため、例えば、補巻ロープを1本掛けから2本掛けに掛け替えたとしても、ケリーバを外し忘れて吊り上げ操作を行った場合には、操作者の意図した吊り上げ性能が確保できず、クレーン作業時の利便性が損なわれるおそれがあった。
そこで本発明は、フロント部の状態を検出することにより、掘削作業からクレーン作業への作業モードの移行を円滑に行うことができる制御手段を備えたアースドリルを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のアースドリルは、ベースマシンの前部に起伏可能に設けられたブームと、該ブームの先端部に配置されたシーブ軸に回転可能に設けられる主巻シーブ及び補巻シーブと、前記主巻シーブに巻き掛けられた主巻ロープに吊持されるケリーバと、前記補巻シーブに巻き掛けられた補巻ロープに吊持される補巻フックとを備え、先端に掘削装置を装着した前記ケリーバを回転させながら地中に押し込むことにより杭孔を形成する掘削作業と、前記補巻フックにより搬送物を吊り上げるクレーン作業とが選択的に可能なアースドリルにおいて、前記掘削装置の荷重を検出するフロント荷重検出手段と、該フロント荷重検出手段の検出結果に基づいて前記クレーン作業が可能であるか否かを判断する制御手段と、該制御手段による判断結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴としている。
また、前記ブームの起伏角度を検出する起伏角検出手段と、前記補巻ロープの張力を検出する補巻張力検出手段とを備え、前記制御手段は、前記ブームに作用する転倒モーメントがあらかじめ設定された安定モーメントを超える過負荷状態を防止する機能を有した過負荷防止装置を構成するとともに、前記クレーン作業を行う状態で、前記起伏角検出手段及び前記補巻張力検出手段のそれぞれの検出結果に基づいて過負荷防止機能を働かせることを特徴としている。
さらに、ベースマシンの前部に起伏可能に設けられたブームと、該ブームの先端部に配置されたシーブ軸に回転可能に設けられる主巻シーブ及び補巻シーブと、前記主巻シーブに巻き掛けられた主巻ロープに吊持されるケリーバと、前記補巻シーブに巻き掛けられた補巻ロープに吊持される補巻フックとを備え、先端に掘削装置を装着した前記ケリーバを回転させながら地中に押し込むことにより杭孔を形成する掘削作業と、前記補巻フックにより搬送物を吊り上げるクレーン作業とが選択的に可能であるとともに、前記補巻ロープを尻手に前記補巻フックを連結した1本掛けの状態からシーブ付き補巻フックのシーブに巻き掛けた多本掛けの状態に掛け替え可能なアースドリルにおいて、前記掘削装置の荷重を検出するフロント荷重検出手段と、前記主巻ロープの張力を検出する主巻張力検出手段と、前記フロント荷重検出手段及び前記主巻張力検出手段のそれぞれの検出結果に基づいて前記補巻ロープの掛け本数に対応したクレーン作業が可能であるか否かを判断する制御手段と、該制御手段による判断結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴としている。
また、前記ブームの起伏角度を検出する起伏角検出手段と、前記補巻ロープの張力を検出する補巻張力検出手段とを備え、前記制御手段は、前記ブームに作用する転倒モーメントがあらかじめ設定された安定モーメントを超える過負荷状態を防止する機能を有した過負荷防止装置を構成するとともに、前記補巻ロープの掛け本数に対応したクレーン作業を行う状態で、前記起伏角検出手段及び前記補巻張力検出手段のそれぞれの検出結果に基づいて過負荷防止機能を働かせることを特徴としている。
本発明のアースドリルによれば、制御手段がフロント荷重検出手段の検出結果に基づいてクレーン作業が可能であるか否かを判断するとともに、この判断結果を報知手段によって報知するので、拡底バケットやケリーバなどの着脱を操作者に促して掘削作業からクレーン作業への作業モードの移行を円滑に行うことができる。また、制御手段がフロント荷重検出手段及び主巻張力検出手段のそれぞれの検出結果に基づいて補巻ロープの掛け本数に対応したクレーン作業が可能であるか否かを判断するので、拡底バケットやケリーバなどの装着状態を精度よく検出することが可能となり、作業モードの移行をより円滑に行うことができる。
本発明を適用したアースドリルの一形態例を示す側面図である(ケリーバ下端に掘削装置を装着した掘削作業状態)。 同じく側面図である(掘削装置のみを外して補巻フックによる1本掛けにしたクレーン作業状態)。 同じく側面図である(掘削装置及びケリーバを外してシーブ付き補巻フックによる2本掛けにしたクレーン作業状態)。 同じくアースドリルに備えた過負荷防止装置の一例を示す構成図及び掘削モードからクレーンモードに移行する手順を示すフローチャートである。
図1乃至図4は、本発明のアースドリルの一形態例を示すもので、本形態例に示すアースドリル11は、図1に示すように、自走式のベースマシン12の前部に起伏可能に設けられたブーム13の先端部前面に、該ブーム13の長さ方向に直交するシーブ軸14が水平方向に設けられ、該シーブ軸14に主巻シーブ15及び補巻シーブ16が互いに間隔をあけてそれぞれ回転可能に支持されている。また、ブーム13の先端部後面に、該ブーム13の長さ方向に直交する主巻ガイドシーブ軸17及び補巻ガイドシーブ軸18が左右同軸上に水平方向に設けられ、主巻ガイドシーブ軸17には主巻ガイドシーブ19が、補巻ガイドシーブ軸18には補巻ガイドシーブ20が互いに間隔をあけてそれぞれ回転可能に支持されている。
前記主巻シーブ15には、主巻ウインチ21から主巻ガイドシーブ19を介して繰り出された掘削作業用の主巻ロープ22を巻き掛け、この主巻ロープ22の尻手にスイベル23を介してケリーバ24を回転可能に吊り下げ、主巻ウインチ21でケリーバ24を昇降させるように構成している。また、ブーム13の下方に支持されたフロントフレーム25の先端には、ケリーバ24が昇降可能な状態で挿通されるケリーバ回転駆動装置(ケリードライブ)26がフレームシリンダ27によって支持された状態で設けられており、ケリーバ回転駆動装置26でケリーバ24を回転させることにより、ケリーバ24の下端部に装着した掘削装置である拡底バケット28や掘削バケット(図示せず)を回転させる。
さらに、補巻シーブ16には、補巻ウインチ29から補巻ガイドシーブ20を介して繰り出されたクレーン作業用の補巻ロープ30を巻き掛け、この補巻ロープ30の尻手に補巻フック31が連結されている。また、ベースマシン12の後部にはガントリ32が起伏可能に設けられている。
ガントリ32は、起伏ウインチ33から繰り出される起伏ロープ34をガイドするためのガイドシーブ35を備えている。また、起伏ロープ34は、起伏ウインチ33から上方に立ち上がってガイドシーブ35を経て前方のミドルシーブブロック36とガントリシーブブロック37とに掛け回されてロープ端がガントリシーブブロック37に連結部材38を介して固定されている。さらに、ミドルシーブブロック36には、一端がブーム13の先端部に設けられたブラケット13aに接続されたペンダントロープ39の他端が接続されており、起伏ウインチ33で起伏ロープ34を巻き取ったり、繰り出したりすることによってブーム13を起伏させる。
ここで、掘削作業をする場合には、起伏ウインチ33で起伏ロープ34を操作してブーム13を所定角度に立ち上げるとともに、ケリーバ回転駆動装置26を所定位置に配置した状態で、ケリーバ回転駆動装置26でケリーバ24を回転させることによって拡底バケット28や掘削バケットを回転させながら地中に押し込んで掘削する工程と、拡底バケット28や掘削バケットを引き上げて掘削した土砂を排出する工程とを交互に繰り返すことによって杭孔が形成される。
一方、クレーン作業をする場合には、図2に示すように、ケリーバ24の先端から拡底バケット28を取り外すとともに、補巻ウインチ29から繰り出された補巻ロープ30の尻手に補巻フック31を連結した1本掛けの状態で各種資材(搬送物)を吊り上げる。また、重量物を吊り上げる場合には、図3に示すように、スイベル23からケリーバ24を取り外し、補巻フック31を取り外した補巻ロープ30をシーブ付き補巻フック40のシーブ41に巻き掛けるとともに、補巻ロープ30の尻手をスイベル23に固定することによって2本掛けにする。
このように形成されたアースドリル11には、クレーン作業時に吊荷や作業半径が過大になると車体が不安定になることから、ブーム13に作用する転倒モーメントがあらかじめ設定された安定モーメントを超えて過負荷状態となることを防止する機能を有した過負荷防止装置を備えている。この過負荷防止装置42は、図4(A)に示すように、クレーン作業に関する各種情報を表示可能な報知手段であるタッチパネル式のディスプレイ43と、ブーム13の起伏角度を検出する起伏角検出手段である起伏角センサ44と、拡底バケット28の荷重を検出するフロント荷重検出手段である連結部材38と、主巻ロープ22の張力を検出する主巻張力検出手段である主巻ガイドシーブ軸17と、補巻ロープ30の張力を検出する補巻張力検出手段である補巻ガイドシーブ軸18と、ブーム13の倒伏を起伏ウインチ33の油圧回路を遮断して停止させる倒伏停止ソレノイド45と、補巻ロープ30の巻き上げを補巻ウインチ29の油圧回路を遮断して停止させる補巻上停止ソレノイド46と、これらの機器と接続した制御手段であるコントローラ47とを備えている。
主巻ガイドシーブ軸17及び補巻ガイドシーブ軸18は、ピン型ロードセルとして機能するもので、主巻ガイドシーブ軸17は、主巻ロープ22の張力を主巻ガイドシーブ軸17に加わるせん断力として検出し、補巻ガイドシーブ軸18は、補巻ロープ30の張力を補巻ガイドシーブ軸18に加わるせん断力として検出する。また、連結部材38は、起伏ロープ34のロープ端とガントリシーブブロック37とをピンジョイント方式で連結するもので、連結部に用いたピン型ロードセルで起伏ロープ34の張力をピンに加わるせん断力として検出する。
コントローラ47は、連結部材38で検出した起伏ロープ34の張力に基づいて、言い換えると、拡底バケット28の装着の有無によって変化するフロント荷重に基づいて、掘削作業を行うための掘削モードからクレーン作業を行うためのクレーンモードに作業モードを移行させ、過負荷防止機能を働かせる。この過負荷防止機能は、補巻ガイドシーブ軸18で検出した補巻ロープ30の張力と、起伏角センサ44で検出したブーム13の起伏角度に基づきブーム13にかかる転倒モーメントを算出するとともに、この転倒モーメントが増加して、あらかじめ設定された安定モーメントを超える過負荷状態となった場合に、転倒モーメントが増加する方向の動作、つまりブーム13の倒伏及び補巻ロープ30の巻き上げ操作を規制する。
また、コントローラ47は、連結部材38で検出した起伏ロープ34の張力及び主巻ガイドシーブ軸17で検出した主巻ロープ22の張力のそれぞれに基づいて補巻ロープ30の掛け本数に対応したクレーン作業が可能であるか否かをディスプレイ43に表示させる。
以下では、掘削モードからクレーンモードに移行する流れを図4(B)にしたがって説明する。まず、コントローラ47は、過負荷防止装置42の電源を投入することにより、拡底バケット28を装着した状態(図1)の掘削モード(ステップ51)から、クレーンモードへ移行する処理を行う(ステップ52)。ここで、起伏ロープ34の張力が所定の閾値以上である場合には、拡底バケット28を装着した状態であると判断し、エラーとなる(ステップ53)。この結果、操作者はディスプレイ43の表示により、クレーン作業が行えないことを確認する。
そこで、拡底バケット28を取り外すとともに、補巻ロープ30の尻手に補巻フック31を連結した1本掛けの状態(図2)にすることにより、起伏ロープ34の張力が所定の閾値以下となり、コントローラ47は、拡底バケット28を取り外した状態であると判断し、1本掛けによるクレーン作業が可能なクレーンモードに移行する(ステップ54)。この結果、操作者はディスプレイ43の表示により、1本掛けによるクレーン作業が行えることを確認する。
次に、重量物を吊り上げる際には、コントローラ47は、タッチパネルの操作に基づいて、2本掛けによるクレーン作業が可能なクレーンモードへ移行する処理を行う(ステップ55)。ここで、主巻ロープ22の張力が所定の閾値以上にある場合には、ケリーバ24を装着した状態であると判断し、エラーとなる(ステップ56)。この結果、操作者はディスプレイ43の表示により、2本掛けによるクレーン作業が行えないことを確認する。
そこで、ケリーバ24を取り外すことで、主巻ロープ22の張力が所定の閾値以下となり、コントローラ47は、ケリーバ24を取り外した状態であると判断し、2本掛けによるクレーン作業が可能なクレーンモードに移行する(ステップ57)。この結果、操作者はディスプレイ43の表示により、2本掛けによるクレーン作業が行えることを確認する。そして、補巻フック31を取り外した補巻ロープ30をシーブ付き補巻フック40のシーブ41に巻き掛けた2本掛けの状態(図3)にする。
このように、コントローラ47が起伏ロープ34の張力に基づいてクレーン作業が可能であるか否かを判断するとともに、この判断結果をディスプレイ43に表示するので、拡底バケット28やケリーバ24などの着脱を操作者に促して掘削作業からクレーン作業への作業モードの移行を円滑に行うことができる。また、コントローラ47が起伏ロープ34及び主巻ロープ22の張力のそれぞれに基づいて補巻ロープ30の掛け本数に対応したクレーン作業が可能であるか否かを判断するので、拡底バケット28やケリーバ24などの装着状態を精度よく検出することが可能となり、作業モードの移行をより円滑に行うことができる。さらに、クレーン作業時には、コントローラ47がブーム13の起伏角度及び補巻ロープ30の張力のそれぞれに基づいて過負荷防止機能を働かせるので、掘削作業からクレーン作業に移行しても、車体が不安定になることを防止できる。加えて、吊り荷重を補巻ロープ30の張力で直接に検出するので、過負荷防止機能の精度向上を図ることができる。
なお、本発明は、前記形態例に限定されるものではなく、ブームは、起伏ロープにより起伏可能に支持された構成だけでなく、油圧で作動する起伏シリンダにより起伏可能に支持された構成でもよい。この場合、フロント荷重検出手段には、起伏シリンダの内圧を検出する圧力検出器が用いられる。また、シーブ付き補巻フックに巻き掛けた多本掛けの補巻ロープは、2本掛けに限定されず、吊り上げ性能の範囲内であれば、4本掛けなどによるクレーン作業を行うことができる。さらに、報知手段には、ディスプレイの他に、光や音で作業モードの移行を促すことができ、本発明の範囲内で適宜に変更することができる。
11…アースドリル、12…ベースマシン、13…ブーム、13a…ブラケット、14…シーブ軸、15…主巻シーブ、16…補巻シーブ、17…主巻ガイドシーブ軸、18…補巻ガイドシーブ軸、19…主巻ガイドシーブ、20…補巻ガイドシーブ、21…主巻ウインチ、22…主巻ロープ、23…スイベル、24…ケリーバ、25…フロントフレーム、26…ケリーバ回転駆動装置、27…フレームシリンダ、28…拡底バケット、29…補巻ウインチ、30…補巻ロープ、31…補巻フック、32…ガントリ、33…起伏ウインチ、34…起伏ロープ、35…ガイドシーブ、36…ミドルシーブブロック、37…ガントリシーブブロック、38…連結部材、39…ペンダントロープ、40…シーブ付き補巻フック、41…シーブ、42…過負荷防止装置、43…ディスプレイ、44…起伏角センサ、45…倒伏停止ソレノイド、46…補巻上停止ソレノイド、47…コントローラ

Claims (4)

  1. ベースマシンの前部に起伏可能に設けられたブームと、該ブームの先端部に配置されたシーブ軸に回転可能に設けられる主巻シーブ及び補巻シーブと、前記主巻シーブに巻き掛けられた主巻ロープに吊持されるケリーバと、前記補巻シーブに巻き掛けられた補巻ロープに吊持される補巻フックとを備え、先端に掘削装置を装着した前記ケリーバを回転させながら地中に押し込むことにより杭孔を形成する掘削作業と、前記補巻フックにより搬送物を吊り上げるクレーン作業とが選択的に可能なアースドリルにおいて、前記掘削装置の荷重を検出するフロント荷重検出手段と、該フロント荷重検出手段の検出結果に基づいて前記クレーン作業が可能であるか否かを判断する制御手段と、該制御手段による判断結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするアースドリル。
  2. 前記ブームの起伏角度を検出する起伏角検出手段と、前記補巻ロープの張力を検出する補巻張力検出手段とを備え、前記制御手段は、前記ブームに作用する転倒モーメントがあらかじめ設定された安定モーメントを超える過負荷状態を防止する機能を有した過負荷防止装置を構成するとともに、前記クレーン作業を行う状態で、前記起伏角検出手段及び前記補巻張力検出手段のそれぞれの検出結果に基づいて過負荷防止機能を働かせることを特徴とする請求項1記載のアースドリル。
  3. ベースマシンの前部に起伏可能に設けられたブームと、該ブームの先端部に配置されたシーブ軸に回転可能に設けられる主巻シーブ及び補巻シーブと、前記主巻シーブに巻き掛けられた主巻ロープに吊持されるケリーバと、前記補巻シーブに巻き掛けられた補巻ロープに吊持される補巻フックとを備え、先端に掘削装置を装着した前記ケリーバを回転させながら地中に押し込むことにより杭孔を形成する掘削作業と、前記補巻フックにより搬送物を吊り上げるクレーン作業とが選択的に可能であるとともに、前記補巻ロープを尻手に前記補巻フックを連結した1本掛けの状態からシーブ付き補巻フックのシーブに巻き掛けた多本掛けの状態に掛け替え可能なアースドリルにおいて、前記掘削装置の荷重を検出するフロント荷重検出手段と、前記主巻ロープの張力を検出する主巻張力検出手段と、前記フロント荷重検出手段及び前記主巻張力検出手段のそれぞれの検出結果に基づいて前記補巻ロープの掛け本数に対応したクレーン作業が可能であるか否かを判断する制御手段と、該制御手段による判断結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするアースドリル。
  4. 前記ブームの起伏角度を検出する起伏角検出手段と、前記補巻ロープの張力を検出する補巻張力検出手段とを備え、前記制御手段は、前記ブームに作用する転倒モーメントがあらかじめ設定された安定モーメントを超える過負荷状態を防止する機能を有した過負荷防止装置を構成するとともに、前記補巻ロープの掛け本数に対応したクレーン作業を行う状態で、前記起伏角検出手段及び前記補巻張力検出手段のそれぞれの検出結果に基づいて過負荷防止機能を働かせることを特徴とする請求項3記載のアースドリル。
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