JP2019189410A - フォークリフト、及びフォークリフトのフォークに積載した荷の重心高測定方法 - Google Patents

フォークリフト、及びフォークリフトのフォークに積載した荷の重心高測定方法 Download PDF

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【課題】フォーク以外の部材に傾斜センサを設けて傾斜センサの破損を防止しながら、荷の重心高さを求める。【解決手段】荷役作業を行う荷役装置A、走行動作及び旋回動作を行う移動装置B、並びに荷役装置A及び移動装置Bを制御する制御装置Cを備える。制御装置Cは、左右一対のフォーク2L,2Rの夫々の前後に備えた、積載した荷の荷重を検出する荷重センサLS1〜LS4、リフトブラケット3に備えた、傾斜角度を検出する傾斜センサTS、荷を積載したフォーク2のたわみ角度を演算するたわみ角度演算手段、及びフォーク2に積載した荷の重心高さを演算する重心高演算手段を備える。前記たわみ角度演算手段は、荷重センサLS1〜LS4の出力に基づく前記荷の重量及び積載位置、並びにフォーク2の傾斜角度に応じて前記荷によりフォーク2にかかるモーメントに基づいて、フォーク2のたわみ角度を演算する。【選択図】図1

Description

本発明は、入出荷場におけるパレット搬送、及びラックへの入出庫等を行うフォークリフト、並びにフォークリフトのフォークに積載した荷の重心高測定方法に関する。
フォークリフトは、「フォークなどを上下させるマストを備えた動力付き荷役運搬車両全般の呼称」(JIS D 6201:1999)であり、荷役作業を容易にするとともに走行時の荷の安定をよくするために、ティルトシリンダの伸縮によりマストを前後に傾動させる機構を備えるのが一般的である(例えば、特許文献1及び2参照)。
このようなフォークリフトにおいて、フォークに積載した荷の鉛直方向の重心位置(以下、「荷の重心高さ」という)を演算して把握することにより、荷を運搬する際に、荷の偏心状態に応じた安全な走行を行うことを可能にしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2のフォークリフト(1)は、左右のフォーク(11,11)に、前後方向に沿って2個の荷重センサを設けるとともに、左右のフォーク(11,11)の少なくとも一方に傾斜センサ(15)を設けている。
特開2010−23941号公報 特許第5656490号公報
特許文献2のフォークリフトのように、フォークに傾斜センサを設ける場合、当該傾斜センサにより荷を積載するフォークの傾斜角度を直接測定できるので、特許文献2に記載された方法により荷の重心高さを演算できる。
しかしながら、フォークはパレットに挿入して使用する場合が多いため、傾斜センサをフォークに設けると、傾斜センサがパレットに接触して破損する恐れがある。また、フォークがパレットや床面と接触した際の衝撃によりフォークに設けた傾斜センサが破損する恐れがある。
このような不具合を解消するために、フォーク以外の部材に傾斜センサを設けた場合、荷を積載するフォークの傾斜角度を直接測定できないことから、特許文献2に記載された方法で荷の重心高さを求めることができなくなる。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、フォーク以外の部材に傾斜センサを設けて傾斜センサの破損を防止しながら、荷の重心高さを求めることができるフォークリフトを提供する点にある。
本発明に係るフォークリフトは、前記課題解決のために、
荷役作業を行う荷役装置と、走行動作及び旋回動作を行う移動装置と、前記荷役装置及び前記移動装置を制御する制御装置と、
を備えるフォークリフトであって、
前記荷役装置は、
荷を積載する、左右一対のフォークと、
前記フォークを支持するリフトブラケットと、
前記リフトブラケットを支持して昇降するインナマストと、
前記インナマストを昇降可能にガイドするアウタマストと、
前記アウタマストを前後方向に傾動するティルトシリンダと、
を備え、
前記制御装置は、
前記左右一対のフォークの夫々の前後に備えた、積載した荷の荷重を検出する荷重センサと、
前記リフトブラケット又は前記インナマストに備えた、傾斜角度を検出する傾斜センサと、
荷を積載した前記フォークのたわみ角度を演算するたわみ角度演算手段と、
前記フォークに積載した前記荷の重心高さを演算する重心高演算手段と、
を備え、
前記たわみ角度演算手段は、
前記荷重センサの出力に基づく前記荷の重量及び積載位置、並びに前記フォークの傾斜角度に応じて前記荷により前記フォークにかかるモーメントに基づいて、前記フォークのたわみ角度を演算し、
前記重心高演算手段は、
前記たわみ角度演算手段により演算した前記フォークのたわみ角度、及び前記荷重センサにより検出した荷重検出値を用いて、前記荷の重心高さを演算する(請求項1)。
このようなフォークリフトの構成によれば、リフトブラケット又はインナマストに傾斜センサを備えることから、パレット搬送の際に傾斜センサがパレットと接触しないので、傾斜センサがパレットと接触して破損することがない。
その上、リフトブラケット又はインナマストに傾斜センサを備えることから、フォークがパレットや床面と接触した際の衝撃が傾斜センサに伝わりにくいので、前記衝撃により傾斜センサが破損することもない。
その上さらに、たわみ角度演算手段により、荷重センサの出力に基づく荷の重量及び積載位置、並びにフォークの傾斜角度に応じて荷によりフォークにかかるモーメントに基づいて、フォークのたわみ角度を演算できる。それにより、演算したフォークのたわみ角度、及び荷重センサにより検出した荷重検出値を用いて、重心高演算手段により、荷の重心高さを演算できる。
ここで、前記重心高演算手段は、
前記たわみ角度演算手段により演算した、前記フォークに荷を積載した荷積載時における前記フォークのたわみ角度、
前記フォークを水平にしたフォーク水平位置で、前記荷重センサにより検出した荷重検出値、
前記フォーク水平位置で前記傾斜センサにより検出した傾斜角度を基準にして、前記アウタマストを所定角度後傾させたフォーク傾斜位置で、前記たわみ角度演算手段により演算した前記フォークのたわみ角度、
前記フォーク傾斜位置で、前記荷重センサにより検出した荷重検出値、及び、
前記所定角度を用いて、
前記荷の重心高さを演算するのが好ましい実施態様である(請求項2)。
このようなフォークリフトの構成によれば、フォークを一旦水平にし、フォークが水平になったフォーク水平位置で荷重センサにより荷重を検出することにより、荷重センサの検出値に誤差が出難くなるので、荷の重心高さの演算精度を向上できる。
また、前記重心高演算手段は、
前記たわみ角度演算手段により演算した、前記フォークに荷を積載した荷積載時における前記フォークのたわみ角度、
前記荷積載時に、前記荷重センサにより検出した荷重検出値、
前記荷積載時に前記傾斜センサにより検出した傾斜角度を基準にして、前記アウタマストを所定角度後傾させたフォーク傾斜位置で、前記たわみ角度演算手段により演算した前記フォークのたわみ角度、
前記フォーク傾斜位置で、前記荷重センサにより検出した荷重検出値、及び、
前記所定角度を用いて、
前記荷の重心高さを演算するようにしてもよい(請求項3)。
さらに、前記傾斜センサを、前記リフトブラケットの左右方向中央に備えるのがより一層好ましい実施態様である(請求項4)。
傾斜センサをフォークに備える場合、荷の重心が左右どちらかに偏っているときには左右のフォークの両方に傾斜センサを備える必要がある。
それに対して、傾斜センサをリフトブラケットの左右方向中央に備える場合、1個の傾斜センサを備えるだけでよいので、製造コストを削減できる。
さらにまた、無人で自走して荷役作業を行う無人フォークリフトであり、
前記重心高演算手段により演算した前記荷の重心高さが、予め設定した範囲から外れているときは、前記制御装置が前記移動装置を駆動しない、又は、
前記重心高演算手段により演算した前記荷の重心高さが、予め設定された範囲内である場合に、当該荷の重心高さに応じて、前記制御装置が前記移動装置により前記旋回動作を行う際における速度を制限するのがさらに一層好ましい実施態様である(請求項5)。
このようなフォークリフトの構成によれば、無人フォークリフトにおいて、重心高演算手段により演算した荷の重心高さに応じて、前記重心高さが予め設定した範囲から外れているときは、制御装置が移動装置を駆動しない。それにより、荷の重心高さが予め設定した範囲から外れているときは、無人フォークリフトが走行動作及び旋回動作を行わないので、無人フォークリフトの転倒を防止できる。
また、無人フォークリフトにおいて、前記重心高さが、予め設定した範囲内である場合に、当該重心高さに応じて、制御装置が移動装置により旋回動作を行う際における速度を制限するので、無人フォークリフトが旋回動作を行う際における荷崩れを防止できる。
本発明に係るフォークリフトのフォークに積載した荷の重心高測定方法は、前記課題解決のために、
上下に昇降し、前後方向に傾動するマストと、
荷を積載する、左右一対のフォークと、
前記フォークを支持し、前記マストに沿って上下するリフトブラケットと、
を備えるフォークリフトにおける、
前記フォークに積載した荷の重心高測定方法であって、
前記フォークリフトは、
前記左右一対のフォークの夫々の前後に備えた、積載した荷の荷重を検出する荷重センサと、
前記リフトブラケット又は前記マストのインナマストに備えた、傾斜角度を検出する傾斜センサと、
を備え、
前記フォークに荷を積載する荷積載工程と、
前記荷を積載した前記フォークのたわみ角度を演算する、荷積載時におけるたわみ角度演算工程と、
前記フォークが水平になるように前記マストを後傾させるフォーク水平位置補正工程と、
前記フォークが水平になったフォーク水平位置で、前記荷重センサにより荷重を検出する、フォーク水平位置における荷重検出工程と、
前記フォーク水平位置で前記傾斜センサにより検出した傾斜角度を基準にして、前記マストを所定角度後傾させた状態で、前記荷重センサにより荷重を検出する、フォーク傾斜位置における荷重検出工程と、
前記フォーク傾斜位置で前記フォークのたわみ角度を演算する、フォーク傾斜位置におけるたわみ角度演算工程と、
前記フォーク水平位置における荷重検出工程による荷重検出値、及び前記フォーク傾斜位置における荷重検出工程による荷重検出値、並びに、前記所定角度、前記荷積載時におけるたわみ角度演算工程で演算した前記フォークのたわみ角度、及び前記フォーク傾斜位置における前記フォークのたわみ角度演算工程で演算した前記フォークのたわみ角度を用いて、前記荷の重心高さを演算する重心高演算工程と、
を含む(請求項6)。
このようなフォークに積載した荷の重心高測定方法によれば、フォークリフトのリフトブラケット又はインナマストに傾斜センサを備えることから、パレット搬送の際に傾斜センサがパレットと接触しないので、傾斜センサがパレットと接触して破損することがない。
その上、リフトブラケット又はインナマストに傾斜センサを備えることから、フォークがパレットや床面と接触した際の衝撃が傾斜センサに伝わりにくいので、前記衝撃により傾斜センサが破損することもない。
また、荷積載工程でフォークに荷を積載した後、荷積載時におけるたわみ角度演算工程でフォークのたわみ角度を演算し、フォーク水平位置補正工程でフォークが水平になるようにマストを後傾させ、フォーク水平位置における荷重検出工程で荷重センサによりフォーク水平位置での荷重を検出する。次に、フォーク水平位置からマストを所定角度後傾させたフォーク傾斜位置における荷重検出工程で荷重センサによりフォーク傾斜位置での荷重を検出するとともに、フォーク傾斜位置におけるフォークのたわみ角度演算工程でフォークのたわみ角度を演算する。
そして、重心高演算工程で、フォーク水平位置における荷重検出工程による荷重検出値、及びフォーク傾斜位置における荷重検出工程による荷重検出値、並びに、所定角度、荷積載時におけるたわみ角度演算工程で演算したフォークのたわみ角度、及びフォーク傾斜位置におけるフォークのたわみ角度演算工程で演算したフォークのたわみ角度を用いて、荷の重心高さを演算できる。
よって、フォーク水平位置補正工程でフォークを一旦水平にし、フォークが水平になったフォーク水平位置で荷重センサにより荷重を検出することにより、荷重センサの検出値に誤差が出難くなるので、荷の重心高さの演算精度を向上できる。
以上のように、本発明に係るフォークリフト、及びフォークリフトのフォークに積載した荷の重心高測定方法によれば、主に以下のような効果を奏する。
(1)パレット搬送の際に傾斜センサがパレットと接触しないので、傾斜センサがパレットと接触して破損することがない。
(2)フォークがパレットや床面と接触した際の衝撃が傾斜センサに伝わりにくいので、前記衝撃により傾斜センサが破損することもない。
(3)フォークのたわみ角度演算手段(工程)によりフォークのたわみ角度を演算できるので、前記たわみ角度演算手段(工程)により演算したフォークのたわみ角度、及び荷重センサにより検出した荷重検出値を用いて、荷の重心高さを演算できる。
本発明の実施の形態に係る無人フォークリフトの斜視図である。 同じく正面図である。 制御装置の一部を示すブロック図である。 フォークの平面図である。 フォークのたわみ角度を示す部分縦断面要部拡大正面図である。 フォークにかかるモーメントとフォークのたわみ角度との関係を示すグラフである。 フォークが水平な状態からマストを後傾させてフォークを前上がり傾斜させた状態を示す部分縦断面要部拡大正面図である。 フォークに荷を積載する荷積載工程を示す要部拡大概略正面図である。 荷積載工程でフォークに荷を積載した状態における、荷積載時におけるたわみ角度演算工程で演算するフォークのたわみ角度と傾斜センサを取り付けた箇所の前傾角度を示す要部拡大概略正面図である。 フォークが水平になるようにマストを後傾させるフォーク水平位置補正工程、及びフォーク水平位置における荷重検出工程を示す要部拡大概略正面図である。 フォーク水平位置からマストを所定角度後傾させた状態で行う、フォーク傾斜位置における荷重検出工程、及びフォーク傾斜位置におけるたわみ角度演算工程を示す要部拡大概略正面図である。
<フォークリフト>
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の実施形態において、フォークリフトのフォークの根元側から先端側を見る方向を前、その反対方向を後とし、前方に向かって左右を定義し、フォークリフトの右方からフォークリフトを見た図を正面図とする。
図1の斜視図及び図2の正面図に示す本発明に係る実施形態に係るフォークリフト1は、誘導手段を用いて誘導制御され、無人で自走して荷役作業を行う無人フォークリフトであり、荷役作業を行う荷役装置A、走行動作及び旋回動作を行う移動装置B、並びに荷役装置A及び移動装置Bを制御する制御装置Cを備える。
荷Wは、例えば、パレットP及びパレットP上の積載物Qである。
<荷役装置>
荷役装置Aは、上下に昇降し、前後方向に傾動するマストM、荷を積載するフォーク2、及び、フォーク2を支持する、マストMに沿って上下するリフトブラケット3を有する。フォーク2は、右フォーク2R及び左フォーク2Lからなる。
フォーク2及びリフトブラケット3は、リフトチェーン7によりインナマスト4に沿って上下する。
マストMは、リフトブラケット3を支持して昇降するインナマスト4、及びインナマスト4を昇降可能にガイドするアウタマスト5からなる。
アウタマスト5は、ティルトシリンダ6により前後方向に傾動する。
<移動装置>
移動装置Bは、左右一対の前輪、及び駆動輪であるとともに操舵輪である後輪、並びに後輪の駆動装置を有する。
<制御装置>
制御装置Cは、荷役装置Aの昇降駆動装置及びティルトシリンダ6の駆動装置を制御するとともに、地上側の制御装置と通信を行う通信装置を有する。
図1に示すように、右フォーク2Rは、その後側及び前側に、制御装置Cを構成する、荷載置面2Aに積載した荷の荷重を検出する第1荷重センサLS1及び第2荷重センサを備える。
左フォーク2Lは、その後側及び前側に、制御装置Cを構成する、荷載置面2Aに積載した荷の荷重を検出する第3荷重センサLS3及び第4荷重センサLS4を備える。
リフトブラケット3は、その左右方向中央に、制御装置Cを構成する、傾斜角度を検出する傾斜センサTSを備える。
本実施の形態では、傾斜センサTSをリフトブラケット3に取り付けているが、本発明における傾斜センサTSを取り付ける箇所は、インナマスト4であってもよい。
リフトブラケット3又はインナマスト4に傾斜センサTSを備えることにより、マストMのたわみまで考慮できるので、後述するフォークに積載した荷の重心高さを演算する際の精度が高くなる。
特許文献2のように傾斜センサをフォークに備える場合、荷の重心が左右どちらかに偏っているときには左右のフォークの両方に傾斜センサを備える必要がある。
それに対して、本実施の形態のように傾斜センサTSをリフトブラケット3の左右方向中央に備える場合、1個の傾斜センサTSを備えるだけでよいので、製造コストを削減できる。
制御装置Cは、前記荷重センサLS1〜LS4及び前記傾斜センサTSとともに、図3のブロック図に示す、荷を積載したフォークのたわみ角度を演算するたわみ角度演算手段D、及びフォークに積載した前記荷の重心高さを演算する重心高演算手段Eを備える。
荷重センサLS1〜LS4の検出値であるアナログ出力は、それぞれA/D変換器8によりA/D変換され、A/D変換器8のデジタル出力、及び傾斜センサTSの検出値が、入出力器9を介して、たわみ角度演算手段D及び重心高演算手段Eで使用される。
<水平方向の重心位置の演算>
(前後方向の重心位置の演算)
図4のフォークの平面図、及び図5の部分縦断面要部拡大正面図を参照する。
荷Wの重心をGとし、荷Wの重量をmgとする。
前側の第2荷重センサLS2及び第4荷重センサLS4で検出される荷重の合計をWF、後側の第1荷重センサLS1及び第3荷重センサLS3で検出される荷重の合計をWBとする。
前後の荷重センサLS2,LS1の間隔、及び前後の荷重センサLS4,LS3の間隔をD1とする。
後側の第1荷重センサLS1及び第3荷重センサLS3から荷Wの重心Gまでの前後方向の距離をXGとする。
モーメントの釣り合いから、次式を得る。
XG・WB=(D1−XG)・WF (1)
XGについて解くと、次式を得る。
XG=D1・WF/(WF+WB)=D1・WF/mg (2)
よって、式(2)から、荷Wの重量mgに対する前側の荷重センサで検出される荷重の合計WFの比に、前後の荷重センサの間隔D1を掛けることにより、前後方向の重心位置XGを求めることができる。
(左右方向の重心位置の演算)
図4のフォークの平面図を参照する。
右側の第1荷重センサLS1及び第2荷重センサLS2で検出される荷重の合計をWR、左側の第3荷重センサLS3及び第4荷重センサLS4で検出される荷重の合計をWLとする。
左右の荷重センサLS3,LS1の間隔、及び左右の荷重センサLS4,LS2の間隔をD2とする。
右側の第1荷重センサLS1及び第2荷重センサLS2から荷Wの重心Gまでの左右方向の距離をYGとする。
モーメントの釣り合いから、次式を得る。
YG・WR=(D2−YG)・WL (3)
YGについて解くと、次式を得る。
YG=D2・WL/(WR+WL)=D2・WL/mg (4)
よって、式(4)から、荷Wの重量mgに対する左側の荷重センサで検出される荷重の合計WLの比に、左右の荷重センサの間隔D2を掛けることにより、左右方向の重心位置YGを求めることができる。
<たわみ角度演算手段によるフォークのたわみ角度の演算>
式(2)により前後方向の重心位置XGが定まるので、フォーク2の後端部から荷Wの重心Gまでの前後方向の距離Lも定まる。
よって、フォーク2が水平な状態からフォーク2の荷載置面2Aを図7のように前上がり傾斜させた傾斜角度をθとして、荷Wによりフォーク2にかかるモーメントmg・L・cosθも定まる。
フォーク2のたわみ角度と、モーメントmg・L・cosθとは、降伏点に至るまで、図6のグラフに示すように比例関係にある。
よって、たわみ角度演算手段Dにより、フォーク2の傾斜角度θに応じて、図6の比例関係式から、フォーク2のたわみ角度を演算できる。
以上のとおり、たわみ角度演算手段Dにより、荷重センサLS1〜LS4の出力に基づく荷Wの重量及び積載位置、並びにフォーク2の傾斜角度に応じて荷Wによりフォーク2にかかるモーメントに基づいて、フォークのたわみ角度を演算できる。
<重心高演算手段によるフォークに積載した荷の重心高さの演算>
たわみ角度演算手段Dによりフォーク2のたわみ角度を演算できるので、演算したフォーク2のたわみ角度、及び荷重センサLS1〜LS4により検出した荷重検出値を用いて、重心高演算手段Eにより、例えば後述する方法で荷Wの重心高さを演算できる。
図5のF1は、フォーク2が水平である場合の第1荷重センサLS1及び第3荷重センサLS3による支持反力であり、図5のF2は、フォーク2が水平である場合の第2荷重センサLS2及び第4荷重センサLS4による支持反力である。
フォーク2が水平である場合における力の釣り合いから、次式を得る。
F1+F2=mg (5)
モーメントの釣り合いから、次式を得る。
mg・XG=F2・D1 (6)
図7の部分縦断面要部拡大正面図は、フォーク2が水平な状態からマストMを後傾させてフォーク2の荷載置面2Aを角度θ前上がり傾斜させた状態を示している。
図7のF1’は、後側の第1荷重センサLS1及び第3荷重センサLS3による鉛直方向の支持反力であり、図7のF2’は、前側の第2荷重センサLS2及び第4荷重センサLS4による鉛直方向の支持反力である。
モーメントの釣り合いから、次式を得る。
mg・XG’=F2’・Fcosθ (7)
荷重センサが実際に検出する荷重に等しい支持反力F2”は、鉛直方向の支持反力F2’と次式の関係がある。
F2”=F2’cosθ (8)
図7より、荷Wの重心高さZGを含む次式が成立する。
XG=X1+X2=(XG’/cosθ)+ZGtanθ (9)
式(5)〜(9)より、ZGについて解くと、次式を得る。
ZG=D1/(mg・tanθ)・(F2−F2”/cosθ) (10)
よって、重心高演算手段Eにより、式(10)から、前後の荷重センサの間隔D1、荷Wの重量mg、フォーク2が水平である場合の第2荷重センサLS2及び第4荷重センサLS4が検出する荷重の和に等しい支持反力F2、フォーク2を水平な状態から角度θ前上がり傾斜させた場合の第2荷重センサLS2及び第4荷重センサLS4が検出する荷重の和に等しい支持反力F2”、並びにフォーク2の絶対傾斜角度θから、荷Wの重心高さZGを演算できる。
<フォークリフトのフォークに積載した荷の重心高測定方法>
主に図8ないし図11の要部拡大概略正面図を参照する。
(荷積載工程)
図8のように積載物Qを積載したパレットPの差込口にフォーク2を差し込み、図9にように持ち上げることにより、フォーク2に荷Wを積載する。
(荷積載時におけるたわみ角度演算工程)
図9のようにフォーク2に荷Wを積載した状態で、前記たわみ角度演算手段Dにより、フォーク2のたわみ角度αを演算する。
この演算の際に、荷Wの重量mgも求められる。
(フォーク水平位置補正工程)
前記たわみ角度演算工程で演算したフォーク2のたわみ角度αと、図9における傾斜センサTSを取り付けた箇所の傾斜センサTSにより検出する前傾角度βとの合計角度(α+β)分、マストMを後傾させるように、ティルトシリンダ6を駆動して図10に示すようにフォーク2を水平にする。
(フォーク水平位置における荷重検出工程)
前記フォーク水平位置補正工程でフォーク2が水平になった図10のフォーク水平位置Hで、荷重センサLS1〜LS4(例えば図4参照)により荷重を検出する。
(フォーク傾斜位置における荷重検出工程)
図10のフォーク水平位置Hで傾斜センサTSにより検出した傾斜角度を基準にして、図11のようにマストMをさらに所定角度γ後傾させたフォーク傾斜位置Iで、荷重センサLS1〜LS4(例えば図4参照)により荷重を検出する。
(フォーク傾斜位置におけるたわみ角度演算工程)
図11のフォーク傾斜位置Iで、前記たわみ角度演算手段Dにより、フォーク2のたわみ角度δを演算する。
(重心高演算工程)
前記重心高演算手段Eにより、式(10)から、荷Wの重心高さZGを演算する。
すなわち、前後の荷重センサの間隔D1、荷Wの重量mg、前記フォーク水平位置における荷重検出工程で第2荷重センサLS2及び第4荷重センサLS4が検出した荷重の和に等しい支持反力F2、前記フォーク傾斜位置における荷重検出工程で第2荷重センサLS2及び第4荷重センサLS4が検出した荷重の和に等しい支持反力F2”、並びに所定角度γ、前記荷積載時におけるたわみ角度演算工程で演算したフォーク2のたわみ角度α、及び前記フォーク傾斜位置におけるたわみ角度演算工程で演算したフォーク2のたわみ角度δから、式(10)のフォークの絶対傾斜角度であるθをγ+(α−δ)として、荷Wの重心高さZGを演算できる。
以上に示した重心高演算手段Eによりフォーク2に積載した荷Wの重心高さZGを演算する方法では、前記フォーク水平位置補正工程でフォーク2を一旦水平にし、フォーク2が水平になったフォーク水平位置Hで、前記フォーク水平位置における荷重検出工程で荷重センサLS1〜LS4により荷重を検出している。しかし、前記フォーク水平位置補正工程を行なうことなく、すなわちフォーク2を水平にしない状態のまま、前記荷積載工程で荷重センサLS1〜LS4により荷重を検出してもよい。
その場合は、前記重心高演算手段Eは、
(1)たわみ角度演算手段Dにより演算した、前記荷積載工程でフォーク2に荷Wを積載した荷積載時におけるフォーク2のたわみ角度、
(2)前記荷積載時に荷重センサLS1〜LS4により検出した荷重検出値、
(3)前記荷積載時に傾斜センサTSにより検出した傾斜角度を基準にして、マストM(アウタマスト5)を所定角度後傾させたフォーク傾斜位置で、たわみ角度演算手段Dにより演算したフォーク2のたわみ角度、
(4)前記フォーク傾斜位置で、荷重センサLS1〜LS4により検出した荷重検出値、(5)前記所定角度、
を用いて、荷Wの重心高さZGを演算する。
ただし、図8ないし図11の例のように、前記フォーク水平位置補正工程でフォーク2を一旦水平にし、前記フォーク水平位置における荷重検出工程で荷重センサLS1〜LS4により荷重を検出することにより、荷重センサLS1〜LS4の検出値に誤差が出難くなるので、荷Wの重心高さZGの演算精度を向上できる。
<無人フォークリフトにおける荷の重心高さの演算結果の利用例>
本実施の形態のようにフォークリフト1が無人フォークリフトである場合、重心高演算手段Eにより演算した荷Wの重心高さZGが予め設定した範囲から外れているときには、制御装置Cが移動装置Bを駆動しないようにするのが好ましい実施態様である。
それにより、荷Wの重心高さZGが予め設定した範囲から外れているときは、無人フォークリフトが走行動作及び旋回動作を行わないので、無人フォークリフトの転倒を防止できる。
また、フォークリフト1が無人フォークリフトである場合、重心高演算手段Eにより演算した荷Wの重心高さZGが予め設定された範囲内である場合に、当該荷Wの重心高さZGに応じて、制御装置Cが移動装置Bにより旋回動作を行う際における速度を制限するのも一層好ましい実施態様である。
それにより、無人フォークリフトが旋回動作を行う際における荷崩れを防止できる。
さらに、式(2)により前後方向の重心位置XGを求めることができるとともに、式(4)により左右方向の重心位置YGを求めることができるので、無人フォークフトの転倒防止又は荷崩れ防止のための判断に用いる指標は、重心高さZGだけでなく、水平方向の重心位置(前後方向の重心位置XG、左右方向の重心位置YG)も含まれる。
<作用効果>
以上のようなフォークリフト1の構成によれば、リフトブラケット3又はインナマスト4に傾斜センサTSを備えることから、パレット搬送の際に傾斜センサTSがパレットPと接触しないので、傾斜センサTSがパレットPと接触して破損することがない。
その上、リフトブラケット3又はインナマスト4に傾斜センサTSを備えることから、フォーク2がパレットPや床面と接触した際の衝撃が傾斜センサTSに伝わりにくいので、前記衝撃により傾斜センサTSが破損することもない。
その上さらに、たわみ角度演算手段Dにより、荷重センサLS1〜LS4の出力に基づく荷の重量及び積載位置、並びにフォーク2の傾斜角度に応じて荷Wによりフォーク2にかかるモーメントに基づいて、フォークのたわみ角度を演算できる。それにより、演算したフォーク2のたわみ角度、及び荷重センサLS1〜LS4により検出した荷重検出値を用いて、重心高演算手段Eにより、荷Wの重心高さZGを演算できる。
以上の実施の形態の記載はすべてすべて例示であり、これに制限されるものではない。本発明の範囲から逸脱することなく種々の改良及び変更を施すことができる。
1 フォークリフト
2 フォーク
2A 荷載置面
2L 左フォーク
2R 右フォーク
3 リフトブラケット
4 インナマスト
5 アウタマスト
6 ティルトシリンダ
7 リフトチェーン
8 A/D変換器
9 入出力回路
A 荷役装置
B 移動装置
C 制御装置
D たわみ角度演算手段
D1 前後の荷重センサの間隔
D2 左右の荷重センサの間隔
E 重心高演算手段
G 重心
H フォーク水平位置
I フォーク傾斜位置
L フォークの後端部から荷の重心までの前後方向の距離
LS1〜LS4 荷重センサ
M マスト
mg 荷の重量
P パレット
Q 積載物
TS 傾斜センサ
W 荷
XG 後側荷重センサから荷の重心までの前後方向の距離
YG 右側荷重センサから荷の重心までの左右方向の距離
ZG 荷の重心高さ

Claims (6)

  1. 荷役作業を行う荷役装置と、走行動作及び旋回動作を行う移動装置と、前記荷役装置及び前記移動装置を制御する制御装置と、
    を備えるフォークリフトであって、
    前記荷役装置は、
    荷を積載する、左右一対のフォークと、
    前記フォークを支持するリフトブラケットと、
    前記リフトブラケットを支持して昇降するインナマストと、
    前記インナマストを昇降可能にガイドするアウタマストと、
    前記アウタマストを前後方向に傾動するティルトシリンダと、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記左右一対のフォークの夫々の前後に備えた、積載した荷の荷重を検出する荷重センサと、
    前記リフトブラケット又は前記インナマストに備えた、傾斜角度を検出する傾斜センサと、
    荷を積載した前記フォークのたわみ角度を演算するたわみ角度演算手段と、
    前記フォークに積載した前記荷の重心高さを演算する重心高演算手段と、
    を備え、
    前記たわみ角度演算手段は、
    前記荷重センサの出力に基づく前記荷の重量及び積載位置、並びに前記フォークの傾斜角度に応じて前記荷により前記フォークにかかるモーメントに基づいて、前記フォークのたわみ角度を演算し、
    前記重心高演算手段は、
    前記たわみ角度演算手段により演算した前記フォークのたわみ角度、及び前記荷重センサにより検出した荷重検出値を用いて、前記荷の重心高さを演算する、
    フォークリフト。
  2. 前記重心高演算手段は、
    前記たわみ角度演算手段により演算した、前記フォークに荷を積載した荷積載時における前記フォークのたわみ角度、
    前記フォークを水平にしたフォーク水平位置で、前記荷重センサにより検出した荷重検出値、
    前記フォーク水平位置で前記傾斜センサにより検出した傾斜角度を基準にして、前記アウタマストを所定角度後傾させたフォーク傾斜位置で、前記たわみ角度演算手段により演算した前記フォークのたわみ角度、
    前記フォーク傾斜位置で、前記荷重センサにより検出した荷重検出値、及び、
    前記所定角度を用いて、
    前記荷の重心高さを演算する、
    請求項1記載のフォークリフト。
  3. 前記重心高演算手段は、
    前記たわみ角度演算手段により演算した、前記フォークに荷を積載した荷積載時における前記フォークのたわみ角度、
    前記荷積載時に前記荷重センサにより検出した荷重検出値、
    前記荷積載時に前記傾斜センサにより検出した傾斜角度を基準にして、前記アウタマストを所定角度後傾させたフォーク傾斜位置で、前記たわみ角度演算手段により演算した前記フォークのたわみ角度、
    前記フォーク傾斜位置で、前記荷重センサにより検出した荷重検出値、及び、
    前記所定角度を用いて、
    前記荷の重心高さを演算する、
    請求項1記載のフォークリフト。
  4. 前記傾斜センサを、前記リフトブラケットの左右方向中央に備える、
    請求項1〜3の何れか1項に記載のフォークリフト。
  5. 無人で自走して荷役作業を行う無人フォークリフトであり、
    前記重心高演算手段により演算した前記荷の重心高さが、予め設定した範囲から外れているときは、前記制御装置が前記移動装置を駆動しない、又は、
    前記重心高演算手段により演算した前記荷の重心高さが、予め設定された範囲内である場合に、当該荷の重心高さに応じて、前記制御装置が前記移動装置により前記旋回動作を行う際における速度を制限する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載のフォークリフト。
  6. 上下に昇降し、前後方向に傾動するマストと、
    荷を積載する、左右一対のフォークと、
    前記フォークを支持し、前記マストに沿って上下するリフトブラケットと、
    を備えるフォークリフトにおける、
    前記フォークに積載した荷の重心高測定方法であって、
    前記フォークリフトは、
    前記左右一対のフォークの夫々の前後に備えた、積載した荷の荷重を検出する荷重センサと、
    前記リフトブラケット又は前記マストのインナマストに備えた、傾斜角度を検出する傾斜センサと、
    を備え、
    前記フォークに荷を積載する荷積載工程と、
    前記荷を積載した前記フォークのたわみ角度を演算する、荷積載時におけるたわみ角度演算工程と、
    前記フォークが水平になるように前記マストを後傾させるフォーク水平位置補正工程と、
    前記フォークが水平になったフォーク水平位置で、前記荷重センサにより荷重を検出する、フォーク水平位置における荷重検出工程と、
    前記フォーク水平位置で前記傾斜センサにより検出した傾斜角度を基準にして、前記マストを所定角度後傾させた状態で、前記荷重センサにより荷重を検出する、フォーク傾斜位置における荷重検出工程と、
    前記フォーク傾斜位置で前記フォークのたわみ角度を演算する、フォーク傾斜位置におけるたわみ角度演算工程と、
    前記フォーク水平位置における荷重検出工程による荷重検出値、及び前記フォーク傾斜位置における荷重検出工程による荷重検出値、並びに、前記所定角度、前記荷積載時におけるたわみ角度演算工程で演算した前記フォークのたわみ角度、及び前記フォーク傾斜位置における前記フォークのたわみ角度演算工程で演算した前記フォークのたわみ角度を用いて、前記荷の重心高さを演算する重心高演算工程と、
    を含む、
    フォークリフトのフォークに積載した荷の重心高測定方法。
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