JP2005187117A - 無人フォークリフト及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無人フォークリフトにおいてドライブタイヤ33が摩耗してマスト10が傾斜しても、位置ズレなく荷置き/荷取りできるようにする。
【解決手段】 車体2の走行のためのドライブタイヤ33の回転量を検出するセンサ6が取り付けられる。更に、演算手段と位置調整手段を備える。演算手段は、磁気マーク14a・14bの間を車体2が走行するのに要したドライブタイヤ33の回転量をセンサ6により検出し、また、前記フォーク11の高さhを検出する。そして、これらの検出値から、ドライブタイヤ33の摩耗によるマスト10の傾斜(傾斜角度θ)を原因としたフォーク11の前後位置のズレΔxを計算する。位置調整手段は、荷置き/荷取り時において、車体2の走行停止位置(通常は磁気マーク14pから距離xの位置)を、前記のズレΔxを相殺するように調整する(距離x+Δxの位置)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無人フォークリフトの荷置き/荷取り時の荷物の位置ズレを防止する構成に関する。
一般に、各種の荷物の運搬、積み降ろし作業においては、省力化の要請、小回りの良さ等の利便性があることから、近年、無人フォークリフトが多々活用されるようになってきている。
このような従来の無人フォークリフトにおいては、特許文献1の図10に開示されている。この図を参照して説明すると、車体(2)にコントローラ(3)、磁気センサ(5)、走行エンコーダ(6)、昇降エンコーダ(7)等が設けられるとともに、車体(2)の前方に立設されたマスト(10)にはフォーク(11)が昇降可能に設けられている。コントローラ(3)は、床面(12)上に敷設された磁性体(14)を磁気センサ(5)で検出するとともに、走行エンコーダ(6)の検出出力に基づいて車体(2)が所定のルートに沿って自律走行するように制御し、また、昇降エンコーダ(7)の検出出力に基づいてフォーク(5)の昇降動作を制御するようになっている。
このような無人フォークリフトに様々な作業をさせるのであるが、その一例として、パレット(15)の上に載置されている荷物(16)を、レーンと呼ばれる一直線状の荷置きラインに、倉庫の奥側から順に一定間隔で、かつ2段、3段と荷物を積むようにして置く作業をさせる場合がある(段積み)。
このような段積み作業では、2段目、3段目を積む際に下の段の荷物と位置を合わせることが重要とされる。例えばダンボール梱包された製品を荷物(16)として扱う場合があるが、2段目、3段目を積む際に位置ズレが生じると、重心のズレから下の段のダンボールの上面に偏った力が加わって、ダンボールが変形を呈し、2段目、3段目の荷物が傾いてしまうおそれがある。従って、このような事態を避けるためにも、各段の荷物の位置を正確に合わせて段積みすることが必要になる。
特許文献1は、荷物(16)が重い場合はその自重によってマスト(10)が前傾してしまうために荷物を奥側(フォークリフトから見て奥側)にズラして置いてしまう場合があることを指摘し、これを防止するために、以下のような構成を提案している。即ち、荷物(16)の昇降速度を上記の昇降エンコーダ(7)で検出し、その昇降速度の大きさに基づいて荷物(16)の重さを算出する。そして、算出された荷物(16)の重さ(W)に応じてマスト(10)の傾斜量を求める。そして、このマスト(10)の傾斜量に応じて、車体(2)の走行停止位置とフォーク(11)のリーチ位置の少なくとも一方を調整する。
こうすることで、荷物(16)の軽重によって荷物(16)の昇降速度が異なることから荷重の大きさを算出でき、これに基づいて計算したマスト(10)の傾斜量に応じて車体(2)の停止位置を確実に調整することができ、荷物(16)を段積みする場合にも垂直に積み上げていくことができるという。
特開2001−278593号公報(段落番号0006〜0008、0013、0046、0047、図1)
ここで無人フォークリフトはその後部に単一の駆動操舵輪を備えているのが通例であって、この駆動操舵輪は、車体(2)に設けられた他の車輪に比べて摩耗し易い。従って、長期間の使用により後部の駆動操舵輪が摩耗してくると、車体は後側が下となるように傾き、これに伴って、マスト(10)も後傾することになる。
この点、上記特許文献1の構成の無人フォークリフトは、使用開始当初は荷物(16)の重みによるマスト(10)の前傾に応じて車体(2)の走行停止位置を調整することはできても、駆動輪(33)の摩耗によるマスト(10)の傾きに応じて走行停止位置等を調整することはできない。従って、上記特許文献1の無人フォークリフトも長期間稼動するに伴って徐々にマスト(10)が後傾し、このために、荷置き位置が高くなればなるほど、荷物(16)を手前側(フォークリフトから見て手前側)にズラして置いてしまうことになる。
この結果、上記の段積み時に2段目、3段目が手前側にズレて置かれるために荷物(16)の手前側への傾きが生じ、後で荷取りする際に2段目、3段目のパレット(15)にフォークを差し込みにくくなったり、また無人フォークリフトによる荷取りの場合は、パレット(15)のフォーク差込み口のズレのために無人フォークリフトが異常停止してしまうおそれがあった。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、簡素な構成で、駆動輪(33)の摩耗によるマスト(10)の傾斜を考慮して車体の走行停止位置等を調整し、荷置き位置や荷取り位置のズレを防止できる構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
◆本発明の第1の観点によれば、以下のように構成する、無人フォークリフトが提供される。
荷物を支持するためのフォークと、このフォークが取り付けられるマストと、このマストを支持する車体と、この車体を走行させるために駆動されるドライブタイヤと、このドライブタイヤの回転量を検出するセンサと、演算手段と、位置調整手段と、を備える。
演算手段は、予め設定された所定の二つの位置の間を前記車体が走行するのに要した前記ドライブタイヤの回転量、及び、前記フォークの高さ、に基づいて、前記ドライブタイヤの摩耗による前記マストの傾斜を原因とした前記フォークの前後位置のズレを計算する。
位置調整手段は、荷置き時又は荷取り時の少なくとも一方において、前記車体の走行停止位置と前記フォークのリーチ位置の少なくとも一方を、前記フォークの前後位置のズレを相殺するように調整する。
◆また、本発明の第2の観点によれば、上記のように制御する、無人フォークリフトの制御方法が提供される。
これにより、長期間の使用によりドライブタイヤが摩耗してマストが傾斜したとしても、それによる前記フォークの前後位置ズレを計算し、それを相殺するように車両の走行停止位置等を調整する。従って、長期間にわたって正確な位置で荷物を荷置き/荷取りできる無人フォークリフトを提供することができる。
◆前記の無人フォークリフトにおいては、前記ドライブタイヤが操舵輪を兼ねている場合に一層好適である。
即ち、ドライブタイヤが駆動力を床面に伝達するのみならず操舵機能も有する場合は、ステアリング時にドライブタイヤが旋回するために他の車輪に対して摩耗の進行が一層速く、上述のマストの傾斜も大きくなり易いが、それにもかかわらず荷物を正確な位置に荷置き/荷取りすることができる。
◆前記の無人フォークリフトにおいては、前記ドライブタイヤは車体の後部側に設けられていることが好ましい。
これにより、ドライブタイヤの摩耗のためにマストが後傾しても、それにもかかわらず荷物を正確な位置に荷置き/荷取りすることができる。
◆前記の無人フォークリフトにおいては、前記センサにより検出された、前記二つの位置の間を車体が走行するのに要した前記ドライブタイヤの回転量が、車体の走行制御の際に、前記センサの検出値から車体の走行距離を計算するためにも用いられることが好ましい。
これにより、ドライブタイヤの摩耗量を考慮しながら車体の走行距離を計算して車体を適切に走行制御するための二つの基準位置を、前記フォークの前後位置ズレを計算するためにも利用できる。従って、構成を簡素化することができる。
◆なお、リーチ式の無人フォークリフトにおいては、前記位置調整手段は、荷置き時または荷取り時において、前記フォークの前後位置ズレを相殺するように車体の走行停止位置を調整することが好ましい。
これにより、正確な位置で荷取り/荷置きできるとともに、フォークのリーチ範囲を有効利用することができる。
◆前記の無人フォークリフトにおいては、以下のように構成することが好ましい。前記二つの位置のそれぞれにおいて、床面には磁気マークが設置されている。前記演算手段は、前記車体の走行時に、フォークリフト側に設けた磁気センサが一の位置の前記磁気マークを読み取ってから他の位置の前記磁気マークを読み取るまでに要した前記ドライブタイヤの回転量を前記センサによって検出する。
これにより、簡素な構成で、荷積み/荷取り位置を正確に調整できる無人フォークリフトを提供できる。
◆前記の無人フォークリフトにおいては、前記センサはロータリーエンコーダであることが好ましい。
これにより、ドライブタイヤの回転量を正確に検出できることからフォークの前後位置ズレを正確に計算でき、フォークの前後位置ズレを相殺するように車両の走行停止位置等を正確に調整することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る無人フォークリフトの全体的な構成を示した側面図、図2は無人フォークリフトの電気的構成を示すブロック図である。
図3は荷置き動作におけるフォークリフトの荷物運搬の様子を示す側面図である。
図4はドライブタイヤの摩耗量Δrとマストの傾斜角度θの関係の一例を表すグラフ図、図5は荷置き動作のフローチャート図である。
本発明の一実施形態に係るリーチ式無人フォークリフト1が図1に示され、このフォークリフト1は無人倉庫内において荷役を行うためのものである。
フォークリフト1は車体2を有しており、車体2の後部にはコントローラ3を備えている。また、車体2の前部にはリーチレグ52を備え、このリーチレグ52の先端にロードタイヤ(走行輪)32を支持している。
車体2の後部において左右一側には単一のドライブタイヤ(駆動操舵輪)33が支持されるとともに、このドライブタイヤ33を駆動するための走行駆動装置8と、ドライブタイヤ33を旋回させて操舵するためのステアリング装置9と、を備えている。なお、ドライブタイヤ33の左右反対側には図略のキャスター輪が支持されている。
リーチレグ52にはマスト10が、図示しないキャリッジ部材を介して前後移動可能に支持されている。このマスト10には、フォーク11が上下移動可能に設けられる。フォーク11は、マスト10に設けられた油圧リフトシリンダ22によって昇降駆動される。またフォーク11は、前記キャリッジ部材に設けたリーチシリンダ55により、マスト10とともに前後移動(リーチアウト/リーチイン)が可能になっている。
マスト10には、フォーク11の昇降高さを検出するためのポテンショメータ(フォーク高さ検出手段)7が設置されている。詳細は図示を省略するが、ポテンショメータ7の検出軸にプーリを備え、前記フォーク11側に一端を取り付けられたワイヤをそのプーリに巻回させるように構成している。こうして、フォーク11の高さ位置を電気抵抗値として取り出すことができる。
更には、車体2の下部の適宜位置に、リーチ動作量を検出するリーチ量検出器54が設けられている。このリーチ量検出器54は、検出軸にプーリを備えたポテンショメータとして構成されており、マスト10を支持する前記キャリッジ部材に一端を取り付けられたワイヤをそのプーリに巻回させている。この構成とすることで、前記ポテンショメータ7と同様の原理で、フォーク11のリーチ動作量を電気抵抗値として取り出すことができる。
フォークリフト1の車体2の後端側の下部には、磁気センサ(マークリーダ)5が設けられている。また、無人倉庫の床面12には、磁気マーク14が埋め込まれるようにして敷設されている。この磁気マーク14は例えば棒状の磁石として構成されており、この磁気を前記磁気センサ5で検知することで、フォークリフト1の自律走行を可能としている。
図3に示すように、この磁気マーク14は、床面12の、予め設定された複数の所定の位置に配置されている。そのうち、所定の距離Lをおいて2つ配置された磁気マーク(以下、「距離基準マーク」という。)14a・14bは、その2つの磁気マーク14a・14bの間を通過する際に前記ドライブタイヤ33がどれだけの回転量を要したかを、後述の走行エンコーダ6によって検出するようにしている。また、荷置き位置や荷取り位置の近傍に配置された磁気マーク(以下、「積降位置基準マーク」という。)14pは、荷置き・荷取りの際に車体2の走行停止位置を決めるための基点として使用される。即ち、その磁気マーク14pから所定距離xだけ前進したときに車体2がちょうど荷置き・荷取り位置に到達している筈であるから、そのときに車体2の走行を停止させるといったようにである。
図1に示すように、走行駆動装置8は、ドライブタイヤ33の駆動用の走行モータ23を有している。また走行駆動装置8は、この走行モータ23の回転駆動回路としての走行モータ駆動部24を備えている。更には、車体2には、前記走行モータ23の出力軸の回転量を検出するための走行エンコーダ(センサ)6を備えている。
コントローラ3は、マイクロコンピュータ等からなるもので、メモリ(記憶部)26と、CPU等で構成される演算制御部27と、上位コントローラ61と無線通信装置を介して信号の送受信を行う通信制御部62と、を含む。メモリ26は、ROM、RAM、あるいは外部記憶装置などで構成され、このメモリ26には、予め、図4に示すように、ドライブタイヤ33の摩耗量(本実施形態では、具体的には、摩耗によるドライブタイヤ33の半径の減少分として表される)Δrと、その摩耗量に対応する前記マスト10の傾斜角度θと、の関係を示すデータが、テーブル化されて記憶されている。ここで傾斜角度θは、図3に示すように、マスト10が基準角度(例えば、鉛直)から傾いた角度として定義することができる。
即ち、車体2の走行距離が長くなるに従ってロードタイヤ32やドライブタイヤ33は徐々に摩耗する。そしてドライブタイヤ33は駆動力を床面12に伝えるとともに操舵も行う構成であるため、転動するのみのロードタイヤ32に比べて、その摩耗の進行は速い。従って、ドライブタイヤ33が摩耗するに伴い、車体2は、その後部側が下側へ沈み込むように傾くことになる。このことから、車体2に立設されるマスト10も、その上側が後部寄りとなるように傾く。このような場合でも荷置き/荷取り時においてフォークの位置が前後にズレないように、前記メモリ26には、ドライブタイヤ33の摩耗量Δrと、その場合の前記マスト10が後傾する角度θと、の関係が記憶されている。
図4にはドライブタイヤの摩耗量Δrとマストの傾斜角度θの関係の一例が示される。ドライブタイヤ33の摩耗量Δrがゼロであるとき、マスト10の傾斜角度θはゼロである。そしてドライブタイヤ33の摩耗量Δrが上昇していくと、マスト10は後傾の度合いを高め、傾斜角度θが増大していく。このような関係をテーブル化して前記メモリ26に記憶しているのである。
上記の演算制御部27は、上記の走行駆動装置8や、ステアリング装置9や、油圧リフトシリンダ22、リーチシリンダ55等を制御するものである。この演算制御部27は、前記の距離基準マーク14a・14bの間を車体2が走行するのに要した前記ドライブタイヤ33の回転量を前記走行エンコーダ6により検出し、これとフォーク11の高さhに基づいて、ドライブタイヤ33の摩耗によるマスト10の傾斜を原因としたフォーク11の前後位置のズレΔxを計算する演算手段を構成している。また、演算制御部27は、荷置き時及び荷取り時において、計算された前記ズレΔxを相殺するように車体2の走行停止位置を調整する位置調整手段を構成している。
次に、上記構成を有する無人フォークリフト1における、ドライブタイヤ33の摩耗に応じて適切な荷物の積み降ろし作業を行うための制御について、主に図5のフローチャートを参照して説明する。
例えば図3に示すように、無人フォークリフト1において、パレット15の上に載置されている荷物16を、既に荷置き位置に載置された1段目の荷物16(図3左方)の上まで運搬する場合、即ち、2段目に荷置きする荷置き動作の場合を考える。この場合、上位コントローラ61(図2)から搬送指令を受信したコントローラ3は、パレット15をフォーク11で支持した状態で、前記の荷置き位置まで走行する。この走行の際、コントローラ3は、床面12上に敷設された磁気マーク14を磁気センサ5で検出するとともに、走行エンコーダ6の検出出力に基づいて、車体2が所定の走行コースに沿って自律走行するように走行駆動装置8やステアリング装置9を制御する。
また、この走行コースを車体2が走行する際には、前述の磁気マーク14のうち2つの距離基準マーク14a・14bを通過する。逆に言えば、車体2が通常走行する走行コースは、2つの前記距離基準マーク14a・14bを通過するように、予め定められている。
そして、2つのうち一方の距離基準マーク14aを通過したことが前記磁気センサ5により検出されると(図5のステップS101)、前記コントローラ3の演算制御部27は、メモリ26に予め記憶領域として確保されたカウンタ変数Cの値をゼロリセットする(S102)。このゼロリセットの後も車体2は走行を継続するので、ドライブタイヤ33の所定角度あたりの回転ごとに、前記走行エンコーダ6からパルス信号が出力される。前記演算制御部27はこのパルス信号が検出される度に、カウンタ変数Cをインクリメントする(S103、S104)。このインクリメントは、車体2が他方の距離基準マーク14bを通過したことが前記磁気センサ5によって検出されるまで反復される(S103〜S105)。
ステップS105において、車体2が他方の距離基準マーク14bを通過したことが前記磁気センサ5によって検出されると、前記演算制御部27はステップS106で前記カウンタ変数Cの内容を調べる。カウンタ変数Cには、2つの距離基準マーク14a・14bを通過する間に前記走行エンコーダ6が検出したパルス数が格納されていることになる。このCの内容(パルス数)より、2つの距離基準マーク14a・14bの間を通過する際に前記ドライブタイヤ33が何回転だけ回転したかを、演算して得ることができる。
ここで、2つの距離基準マーク14a・14b間の距離Lは予め前記メモリ26に記憶されている。従って、この距離Lを前記のドライブタイヤ33の回転量で除算することで、ドライブタイヤ33の径を得ることができ、ドライブタイヤ33の摩耗による径の減少分Δrを演算して得ることができる。
例えば前記距離基準マーク14a・14b間を通過するのに、フォークリフト1の使用当初はドライブタイヤ33が10回転必要だったのに対し、現在はドライブタイヤ33が11回転必要だったとする。この場合は、ドライブタイヤ33は使用当初に比べ、摩耗によってその径が1割減少していることになる。演算制御部27は、ステップS106において演算して取得したこの摩耗量Δrをメモリ26に記憶しておく。
なお、前記の距離Lを前記のカウンタ変数Cの内容(即ち、パルス数)で除することにより、1パルスあたりの車体2の走行距離を正確に得ることができる。この後、前記コントローラ3が車体2を所定の走行コースに沿って自律走行させる際は、上記の1パルスあたりの車体2の走行距離に走行エンコーダ6のパルス数を乗じ、これを用いて車体2の走行を制御するようにする。このことで、ドライブタイヤ33の摩耗によって1パルスあたりの走行距離が短くなっても、それを考慮して自律走行制御することができ、車体2の走行コースがズレないようにすることができる。
他方の距離基準マーク14bを通過した後も車体2は走行を継続して前述の荷置き位置に向かうが、その途中に、コントローラ3は、電磁弁(図略)及び油圧リフトシリンダ22を駆動してフォーク11を上昇あるいは下降させる(S107)。コントローラ3は、パレット15や荷物16の高さや、今回の荷物16を何段目に積むのかの情報を予め上位コントローラ61からの信号に基づいて取得しており、今回の例では、2段目にパレット15及び荷物16を積むことができる高さまでフォーク11を上昇あるいは下降させて停止させることになる。
フォーク11の停止後は、演算制御部27はステップS108において、フォーク11の高さhをポテンショメータ7の抵抗値により取得する。次に、メモリ26に記憶してあった前述のドライブタイヤ33の摩耗量Δrを前述のテーブルに当て嵌めることにより、マスト10の傾斜角度θを演算して得る(S109)。更に、この傾斜角度θと前記フォーク11の高さhに基づいて、マスト10の傾斜によるフォーク11の前後方向の位置ズレ距離Δxを取得する(S110)。Δxは、例えば三角関数を用いて、Δx=h×tanθとして求めることができる。
荷置きのための車体2の走行停止位置の情報は、積降位置基準マーク14pの位置から所定距離xだけ車体2を前進させた位置として定義され、前記上位コントローラ61の搬送指令によって予め与えられている。ここで演算制御部27は、ステップS111で積降位置基準マーク14pを通過したことを磁気センサ5が検出してから、距離xではなく、距離xに前述の前後方向の位置ズレ距離Δxを加算して得られた距離(x+Δx)だけ車体2を前進させ、その距離(x+Δx)だけ車体2が前進した時点で車体2を停止させるようにする(S112)。
上記制御は例えば、積降位置基準マーク14pを磁気センサ5が検出した時点でカウンタ変数Cをゼロリセットした上で、前記走行エンコーダ6からパルスが入力される毎にカウンタ変数Cをインクリメントし、前記距離(x+Δx)に相当するパルス数に到達した時点で車体2の走行を停止させればよい。なお、距離(x+Δx)に相当するパルス数を計算するときに、前記の1パルス当たりの車体2の走行距離を用いて計算すれば、車体2の走行停止位置を正確に調整することができる。
次いで、コントローラ3は、リーチシリンダ55を電磁弁を介して駆動し、フォーク11をリーチアウトしてパレット15及び荷物16を1段目の荷物の直上方へ移動させる(S113)。次に油圧リフトシリンダ22を駆動してフォーク11を緩やかに下降させ、荷物16が載せられたパレット15を1段目の荷物16の上に降ろす(S114)。このとき、ドライブタイヤ33の摩耗によりマスト10が後傾してフォーク11の位置が後側にΔxだけズレていたとしても、車体2は荷置きのための通常の位置からその位置ズレ量Δxだけ余分に前進した位置となるように(即ち、前記位置ズレ量Δxを相殺するように)走行停止位置を調整されているので、常に適切な位置(1段目の荷物16にぴったり合った位置)に荷物16を降ろすことができる。こうして荷物16の運搬が終了し、コントローラ3は、フォーク11をリーチインしてパレット15からフォーク11を引き抜き、次の作業のために走行駆動装置8を制御して車体2を後進させる。
なお、上記の説明は、荷物16を運搬して1段目の荷物16の上に荷置きして2段積みとする場合について説明したが、2段に積まれているその2段目の荷物16を荷取りして他の場所へ運搬する場合についても、その基本的な制御は同じである。
なお、上記の実施の形態では、マスト10の傾斜角度θ及びフォーク高さhに応じて車体2の走行停止位置を調整するようにしているが、車体2の走行停止位置の代わりにフォーク11のリーチ位置を調整するようにしても良い。即ち、ドライブタイヤ33の摩耗量Δrにかかわらず車体2の走行停止位置は積降位置基準マーク14pから距離xだけ前進した位置とし、その代わりに、荷置き時あるいは荷取り時にフォーク11を通常より前記の位置ズレ量Δxだけ余分にリーチアウトさせれば、上述と同等の効果を得ることができる。ただしこの場合は、ドライブタイヤ33の摩耗がないときにはリーチアウト限界より手前側までしかリーチアウトさせることができず、リーチ範囲を有効に活用できないので、その点では車体2の走行停止位置を調整する方が有利である。勿論、車体2の走行停止位置の調整とリーチ位置の調整の双方を行う構成としても良い。
本発明は以上のように構成したので、ドライブタイヤ33が摩耗してマスト10が傾き、フォーク11の前後位置がズレてしまっても、それを相殺するように車体2の走行停止位置やフォーク11のリーチ位置を調整できるので、長期間にわたって正確な位置で荷物16を荷置き/荷取りできる。特にこの効果は、ドライブタイヤ33が操舵輪を兼ねており、ドライブタイヤ33が摩耗し易い場合に好適である。
また、フォーク11の位置ズレ量Δxを計算するために利用する前記の距離基準マーク14a・14bは、車体2を自律走行させる際の走行距離基準としても用いられている。即ち自律走行のためのフィードバック制御の際は、走行エンコーダ6の検出パルス数から車体2の走行距離を計算する際に、前記の両マーク14a・14b間の距離Lを走行する際に前記走行エンコーダ6が検出したパルスの総数の情報を利用して計算するのである。そして、こうして得られた走行距離に基づいて、車体2が所定のコースから外れないように走行駆動装置8やステアリング装置9を制御する。
言い換えれば、ドライブタイヤ33が摩耗した場合でもフォークリフト1が所定の走行コースを外れないようにするための距離基準マーク14a・14bを、前記マスト10の傾きによるフォーク11の前後位置ズレΔxの計算にも用いている。従って、正確な位置で荷置き/荷取りを行える無人フォークリフト1を低コストで構成できている。
以上に本発明の好ましい実施形態を示したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限られるものではなく、例えば以下のように変形して実施できる。
(1)上記の走行停止位置の調整制御は、荷物16の段積み時に限らず、例えばラックに荷物16を載置する場合にも適用することができる。
(2)ドライブタイヤ33の摩耗量Δrとマスト10の傾斜角度θの関係は、テーブル化して記憶させることに限定されない。位置ズレ量Δxを算出するための式を予め作ってメモリ26に記憶させておき、その式を使って演算させても良い。また、摩耗量Δrと傾斜角度θの関係の代わりに、例えば距離基準マーク14a・14b間を通過する際の前記走行エンコーダ6のパルス数と、tanθの値の関係を記憶させるようにしても良い。
(3)マスト10の傾斜角度θを計算せず、ドライブタイヤ33の摩耗量Δr(又は、距離基準マーク14a・14b間を走行する際に検出されたパルス数)とフォーク高さhを基に、位置ズレ量Δxを直接計算してもよい。その場合は、摩耗量Δr(又はパルス数)とフォーク高さhと位置ズレ量Δxとの関係を表す式を作り、あるいは三者の関係をテーブル化する等してメモリ26に記憶させればよい。
(4)マスト10の傾斜角度θに基づいて、車体2の走行停止位置のみならず、フォーク11の昇降高さを調整しても良い。即ちマスト10が後傾するに従ってフォーク11の先端が上昇するので、例えば、荷取り動作時にはその分を相殺するようにフォーク11を通常よりも低い位置となるように制御し、パレット15にフォーク11を差し込み易くするといったようにである。
(5)前記フォーク高さ検出手段としては、ポテンショメータ7に限らず、例えばロータリエンコーダや磁気スケール等を用いても良い。また、リミットスイッチを用いても、フォーク11の高さを段階的にではあるが検出することができる。リーチ量検出器54においても、ポテンショメータ7以外の検出手段を用いることができる。更には、ドライブタイヤ33の回転量を検出するセンサとしては、走行エンコーダ6に限られない。
(6)床面12の所定の位置に磁気マーク14が敷設される構成に限られない。例えば磁気マーク14の代わりにバーコードを、磁気センサ5の代わりにバーコードリーダを、それぞれ用いることができる。
(7)本発明の制御は、無人フォークリフトであれば、リーチ型に限らず適用することができる。この場合はフォークのリーチ動作をすることができないので、車体の走行停止位置の制御によって、前述のマストの傾斜による位置ズレΔxを吸収することになる。
本発明の一実施形態に係る無人フォークリフトの全体的な構成を示した側面図。 無人フォークリフトの電気的構成を示すブロック図。 荷置き動作におけるフォークリフトの荷物運搬の様子を示す側面図。 ドライブタイヤの摩耗量Δrとマストの傾斜角度θの関係の一例を表すグラフ図。 荷置き動作のフローチャート図。
符号の説明
1 無人フォークリフト
2 車体
6 走行エンコーダ(センサ)
11 フォーク
14a・14b 磁気マーク(所定の二つの位置)
27 演算制御部(演算手段、位置調整手段)
33 ドライブタイヤ
h フォーク高さ

Claims (8)

  1. 荷物を支持するためのフォークと、
    このフォークが取り付けられるマストと、
    このマストを支持する車体と、
    この車体を走行させるために駆動されるドライブタイヤと、
    このドライブタイヤの回転量を検出するセンサと、
    予め設定された所定の二つの位置の間を前記車体が走行するのに要した前記ドライブタイヤの回転量、及び、前記フォークの高さ、に基づいて、前記ドライブタイヤの摩耗による前記マストの傾斜を原因とした前記フォークの前後位置のズレを計算する演算手段と、
    荷置き時又は荷取り時の少なくとも一方において、前記車体の走行停止位置と前記フォークのリーチ位置の少なくとも一方を、前記フォークの前後位置のズレを相殺するように調整する位置調整手段と、
    を備えることを特徴とする無人フォークリフト。
  2. 請求項1に記載の無人フォークリフトであって、前記ドライブタイヤは操舵輪を兼ねていることを特徴とする無人フォークリフト。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の無人フォークリフトであって、前記ドライブタイヤは車体の後部側に設けられていることを特徴とする無人フォークリフト。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の無人フォークリフトであって、
    前記センサにより検出された、前記二つの位置の間を車体が走行するのに要した前記ドライブタイヤの回転量は、車体の走行制御の際に、前記センサの検出値から車体の走行距離を計算するためにも用いられることを特徴とする、無人フォークリフト。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の無人フォークリフトであって、
    この無人フォークリフトはリーチ式に構成されているとともに、
    前記位置調整手段は、荷置き時または荷取り時において、前記フォークの前後位置ズレを相殺するように車体の走行停止位置を調整することを特徴とする、無人フォークリフト。
  6. 請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の無人フォークリフトであって、
    前記二つの位置のそれぞれにおいて、床面には磁気マークが設置されており、
    前記演算手段は、前記車体の走行時に、フォークリフト側に設けた磁気センサが一の位置の前記磁気マークを読み取ってから他の位置の前記磁気マークを読み取るまでに要した前記ドライブタイヤの回転量を前記センサによって検出することを特徴とする無人フォークリフト。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の無人フォークリフトであって、
    前記センサはロータリーエンコーダであることを特徴とする無人フォークリフト。
  8. 荷物を支持するためのフォークと、
    このフォークが取り付けられるマストと、
    このマストを支持する車体と、
    この車体を走行させるために駆動されるドライブタイヤと、
    このドライブタイヤの回転量を検出するセンサと、を有する無人フォークリフトの制御方法であって、
    予め設定された所定の二つの位置の間を前記車体が走行するのに要した前記ドライブタイヤの回転量を前記センサにより検出し、
    検出された前記ドライブタイヤの回転量と前記フォークの高さに基づいて、前記ドライブタイヤの摩耗による前記マストの傾斜を原因とした前記フォークの前後位置のズレを計算し、
    荷置き時又は荷取り時の少なくとも一方において、前記車体の走行停止位置と前記フォークのリーチ位置の少なくとも一方を、前記フォークの前後位置のズレを相殺するように調整することを特徴とする、
    無人フォークリフトの制御方法。
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