JP2019185693A - 車両制御装置、車両制御装置の起動方法 - Google Patents
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Abstract
Description
もっとも、車両制御装置で行われる処理は、必ずしもエンジンの運転中に行われるとは限らない。例えば、エンジン始動スイッチが押されたことを検知して、エンジンを始動させる処理はエンジンの停止中に行われる。この処理を複数個のCPUで重複処理したのでは、車両のバッテリーを消耗させてしまう虞がある。
A.装置構成 :
図1には、本実施例の車両制御装置100の大まかな内部構造が示されている。図示されるように、本実施例の車両制御装置100は、第1CPU100aおよび第2CPU100bの2つのCPUを搭載しており、図示しないインターフェース回路を介して、エンジン始動スイッチ10や、オートマチックトランスミッションのポジションスイッチ20や、エンジン制御装置200などに接続されている。
尚、本実施例の車両制御装置100には、第1CPU100aおよび第2CPU100bが1個ずつ(従って2個のCPUが)搭載されているものとして説明するが、第1CPU100aおよび第2CPU100bは複数個であっても構わない。もっとも、バッテリーの消耗を抑制する観点からは、第1CPU100aの数は1つであることが望ましい。
ポジションスイッチ20も、車両に搭載されて運転者によって操作されるスイッチである。周知のように、車両に搭載されているオートマチックトランスミッションには、ドライブレンジ(いわゆるDレンジ)、リバースレンジ(いわゆるRレンジ)、ニュートラルレンジ(いわゆるNレンジ)、パーキングレンジ(いわゆるPレンジ)の4つの動作レンジが存在しており、運転者はポジションスイッチ20を操作することによって、これら4つの動作レンジを切り換える。
また、車両制御装置100とエンジン制御装置200とは、車内ネットワーク30によって接続されており、車両制御装置100は、車内ネットワーク30を介してエンジン1の動作状況を認識することができる。
尚、これらの「部」は、複数個のCPUを搭載した本実施例の車両制御装置100が、エンジン1の停止中であっても、重複処理による安全性を確保しながら、バッテリーの消耗を抑制するために備える機能に着目して、車両制御装置100の内部を便宜的に分類した抽象的な概念である。従って、車両制御装置100の内部が、これらの「部」に物理的に区分されていることを表すものではない。これらの「部」は、CPUで実行されるコンピュータープログラムとして実現することもできるし、LSIを含む電子回路として実現することもできるし、更にはこれらの組合せとして実現することもできる。
また、クロック生成部106は、第1CPU100aおよび第2CPU100bを標準の動作速度(以下、標準速度)で動作させるための標準クロックと、標準速度よりも低速で操作させるための低速クロックとを生成している。そこで、停止時動作状態設定部101は、クロック生成部106から受け取った低速クロックを第1CPU100aに供給することによって、第1CPU100aを標準よりも低速で動作させる。更に、第2CPU100bには標準クロックおよび低速クロックの何れの供給も停止することで第2CPU100bの動作を停止させる。こうすることによって、第1CPU100aおよび第2CPU100bの動作状態が、エンジン停止時動作状態に設定される。
尚、上述したように確認時動作状態では、第1CPU100aは標準速度で動作しているが、第2CPU100bは動作していないので、第1CPU100aを用いてエンジン始動スイッチ10やポジションスイッチ20の設定状態を検出する。また、確認時動作状態では第1CPU100aは標準速度で動作しているので、複数回であってもスイッチ類の状態を短時間で検出することができる。
そして、複数回の検出結果に基づいて、エンジン始動スイッチ10あるいはポジションスイッチ20などの設定状態が本当に変化したか否かを判断し、本当に変化したと判断した場合は、標準時動作状態設定部105を起動する。
上述したように、本実施例の車両制御装置100は、第1CPU100aおよび第2CPU100bの動作状態として「エンジン停止時動作状態」、「確認時動作状態」、「標準時動作状態」の3つの状態を備えており、これらは次のように切り換わる。詳細には後述するが、こうすることで、エンジン1の停止中でも、重複処理による安全性の確保と、バッテリーの電力消費量の抑制とを両立させることが可能となる。
車両のエンジン1が動作している間は、第1CPU100aおよび第2CPU100bの動作状態は、標準時動作状態Gとなっている。前述したように標準時動作状態Gでは、第1CPU100aおよび第2CPU100bが何れも標準速度で動作しており、2つのCPUで処理を分担することによって高速処理を実現したり、重複して処理することによって処理を確実に実行して安全性を高めたりすることができる。
もちろん、2つのCPUが同時に動作するので電力消費量も大きくなるが、エンジン1で発電機を動作させてバッテリーに充電することができるので、バッテリーが消耗する虞は生じない。
もちろん、エンジン停止時動作状態Sでは、第2CPU100bが停止しており、動作している第1CPU100aも低速で動作しているに過ぎないので、高速処理を実現することはできず、重複処理による処理の確実性を確保することもできない。そこで、エンジン停止時動作状態Sでは、車両の運転者による各種スイッチ類(本実施例ではエンジン始動スイッチ10やポジションスイッチ20)の操作の有無を監視する。そして、各種スイッチ類の操作が検知されたら、第1CPU100aおよび第2CPU100bの動作状態を、エンジン停止時動作状態Sから確認時動作状態Cに切り換える。
そして、複数回の検出結果に基づいて、各種スイッチ類の設定が本当に変化しているか否かを判断する。例えば、エンジン停止時動作状態Sでエンジン始動スイッチ10がONになったことを検知した後、確認時動作状態Cでエンジン始動スイッチ10の設定状態を複数回、検出した結果、何れもONであった場合は、エンジン始動スイッチ10がONに設定されたものと判断する。あるいは、エンジン停止時動作状態Sでポジションスイッチ20がNレンジになったことを検知した後、確認時動作状態Cでポジションスイッチ20の設定状態を複数回、検出した結果が何れもNレンジであった場合は、ポジションスイッチ20の設定がNレンジに切り換えられたものと判断する。
そして、各種スイッチ類の設定状態が変化したことを検知すると、第1CPU100aを標準速度で動作させて(すなわち、確認時動作状態Cで)各種スイッチ類の設定状態を所定の複数回、検出し、その結果に基づいて、各種スイッチ類の設定状態が変化したか否かを確認する。第1CPU100aおよび第2CPU100bで並行して確認するわけではないが、第1CPU100aで何度も検出することにより、時間的に重複して確認していることになる。また、この段階では第1CPU100aは標準速度で動作しているので、各種スイッチ類の設定状態の検出回数が複数回であっても、迅速に確認することができる。そして、各種スイッチ類の設定状態が変化したことが確認できた後は、第1CPU100aおよび第2CPU100bが標準速度で(すなわち、標準時動作状態Gで)動作するので、処理の内容に応じて高速で処理したり、重複して処理したりすることが可能となる。
図3には、車両のエンジン1が停止状態で第1CPU100aおよび第2CPU100bの動作状態を切り換えるために車両制御装置100が実行するエンジン停止時動作状態処理のフローチャートが示されている。車両が駐車場に停まっている場合など、運転者がエンジン1を始動させる前の状態では、このエンジン停止時動作状態処理が実行されている。
図3に示されるように、エンジン停止時動作状態処理では、先ず初めに、第1CPU100aに供給するクロックを低速クロックに設定し、第2CPU100bにはクロックの供給を停止することによって、第1CPU100aおよび第2CPU100bの動作状態を、エンジン停止時動作状態Sに設定する(S100)。
続いて、各種スイッチ類の設定状態を検出した結果を、現状設定状態として、スイッチ毎に記憶する(S102)。
その結果、所定のクロック数に達していない場合は(S103:no)、低速クロックのクロック数を計数しながら、計数した値が所定のクロック数に達したか否かを判断する(S103)。供給されるクロックは低速クロックなので、計数した値が所定のクロック数に達するにはある程度の時間が掛かるが、それでもやがては、所定のクロック数に達して、S103で「yes」と判断される。
その結果、検出した設定状態が、記憶しておいた現状設定状態から変化していなかった場合は(S105:no)、再びS103に戻って、新たにクロック数の計数を開始して、計数した値が所定のクロック数に達したか否かを判断する。
尚、エンジン始動スイッチ10については、新たに検出した設定状態が現状設定状態から変化しているにも拘わらず、新たな設定状態を「仮」設定状態としているのは、1回の検出結果に基づいて判断したのでは、誤判断する可能性があるためである。
こうして、第1CPU100aおよび第2CPU100bの動作状態を、確認時動作状態に切り換えたら、今度は、確認時動作状態処理を開始する。
図4には、確認時動作状態処理のフローチャートが示されている。図示されるように、確認時動作状態処理では、第1CPU100aに供給されるクロック数が、所定のクロック数に達したか否かを判断する(S200)。ここで、第2CPU100bではなく、第1CPU100aに供給されるクロック数を計数しているのは、確認時動作状態でも第2CPU100bにはクロックが供給されないからである。
もっとも、確認時動作状態ではエンジン停止時動作状態とは異なって、第1CPU100aに供給されるクロックが、低速クロックよりも高速の標準クロックに切り換わっているので、計数しているクロック数が所定のクロック数に達するまでに要する時間は、エンジン停止時動作状態の場合よりも短くなる。
尚、本実施例では、図3のS103の判断と、図4のS200の判断とで、同じクロック数を用いているので、処理を単純化することができる。もちろん、図3のS103の判断と、図4のS200の判断とで、異なるクロック数を用いて判断しても良い。
その結果、所定のクロック数に達したら(S200:yes)、仮設定状態が記憶されているスイッチについての設定状態を、第1CPU100aを用いて検出し(S201)、検出結果を記憶する(S202)。
例えば、所定回数の全ての検出結果が、仮設定状態と一致していた場合は、仮設定状態が正しいと判断することができる。これに対して、所定回数の全ての検出結果が、仮設定状態と異なっていた場合は、仮設定状態は正しくないと判断することができる。
もちろん、仮設定状態と一致する検出結果の方が、一致しない検出結果よりも多い場合は、仮設定状態は正しいと判断することも可能である。しかし、エンジン始動スイッチ10やポジションスイッチ20などのように、車両の安全性に関わるスイッチについては、本来的には全ての検出結果が一致するべきなので、安全性を考慮して、全ての検出結果が仮設定状態と一致しない限りは、何らかの理由で誤検出したものと判断する。
そこで、この場合(図4のS205:no)は、記憶しておいた仮設定状態を破棄した後(S208)、図3に示したエンジン停止時動作状態処理に復帰する。
図5には、標準時動作状態処理のフローチャートが示されている。図示されるように、確認時動作状態処理では、前述した確認時動作状態処理で第1CPU100aを用いて設定状態を確認したスイッチについての設定状態を、第2CPU100bを用いて検出する(S300)。
そして、その検出結果が、前述した確認時動作状態処理で第1CPU100aを用いて検出した結果と一致するか否かを確認する(S301)。すなわち、図4を用いて前述したように、確認時動作状態処理ではスイッチの設定状態を所定の複数回、検出することによって、スイッチの設定状態が変化したことを確認しているが(図4のS204、S205)、同じ第1CPU100aで繰り返して検出しているに過ぎない。そこで、エンジン始動スイッチ10やポジションスイッチ20のように、安全上、重要なスイッチについては、第2CPU100bでも設定状態を検出することによって、誤検出の可能性を排除している。
これに対して、第1CPU100aによる検出結果と、第2CPU100bによる検出結果とが一致していない場合は(S301:no)、何らかの異常が発生していると考えられるので、その旨を出力した後(S303)、図5の標準時動作状態処理を終了する。
その結果、エンジン1が停止していない場合は(S304:no)、第1CPU100aおよび第2CPU100bを用いて、標準時動作状態での処理を実施する(S305)。すなわち、図5の標準時動作状態処理が開始される際には、その前の確認時動作状態処理で、第1CPU100aおよび第2CPU100bに標準クロックが供給されて標準時動作状態となっている(図4のS207)。そこで、エンジン1が動作している間は、第1CPU100aおよび第2CPU100bで処理を分担して高速処理を実現したり、あるいは同じ処理を重複して実行することによって確実性を確保したりするなど、処理の内容に応じて標準時動作状態での処理を実行する。
そこで、エンジン1が停止されると(S304:yes)、第1CPU100aおよび第2CPU100bの何れでも処理を実行していない状態が、所定時間にわたって継続したか否かを判断する(S306)。
こうした判断を繰り返している間に、エンジン1が始動された場合は、S304で「no」と判断されるので、上述したように、第1CPU100aおよび第2CPU100bを用いて標準時動作状態での処理を実施する(S305)。
そして、エンジン停止時動作状態に切り換えた後は、図3を用いて前述したエンジン停止時動作状態処理を開始する。
図示されるように、エンジン始動スイッチ10の設定状態がOFFの間は、エンジン1の動作状態は停止状態となっており、そして、図3を用いて前述したように、エンジン1の停止中は、第2CPU100bは動作を停止し、第1CPU100aが低速で動作するエンジン停止時動作状態Sとなっている。図中に破線の矢印で示したように、第1CPU100aは一定の間隔でエンジン始動スイッチ10の設定状態を検出するが、この程度の動作では電力消費は僅かに過ぎないので、エンジン1の停止中に車両のバッテリーの消耗が進むことはない。
そして、図中に破線の矢印で示されるように、エンジン始動スイッチ10の設定状態を所定の複数回(図中では3回)、検出する。こうして、エンジン始動スイッチ10の設定状態を複数回、確認するので、第2CPU100bの動作が停止したままでも、エンジン始動スイッチ10の設定状態を誤検出してしまうことを防止することができる。加えて、第1CPU100aは標準速度で動作するので、設定状態の検出回数が複数回になっても、エンジン始動スイッチ10がONに設定されたことを迅速に確認することができる。
100…車両制御装置、 100a…第1CPU、 100b…第2CPU、
101…停止時動作状態設定部、 102…設定状態監視部、
103…確認時動作状態設定部、 104…設定状態判断部、
105…標準時動作状態設定部、 106…クロック生成部、
200…エンジン制御装置、
C…確認時動作状態、 G…標準時動作状態、 S…エンジン停止時動作状態。
Claims (4)
- 複数個のCPUを搭載し、少なくとも一部の処理については前記複数個のCPUを用いて重複処理することによって、車両を制御する車両制御装置(100)であって、
前記車両のエンジンが停止したことを検知すると、前記複数個のCPUの中で所定の第1CPU(100a)は標準速度よりも低速で動作するが、前記第1CPUを除いた第2CPU(100b)は動作を停止するエンジン停止時動作状態に、前記複数個のCPUの動作状態を設定する停止時動作状態設定部(101)と、
前記複数個のCPUの動作状態が前記エンジン停止時動作状態に設定されている場合に、前記車両に搭載されたスイッチ(10、20)の設定状態を、前記第1CPUを用いて監視する設定状態監視部(102)と、
前記エンジン停止時動作状態で前記スイッチの設定状態が変化したことが検知されると、前記複数個のCPUの動作状態を、前記第1CPUは前記標準速度で動作するが、前記第2CPUの動作は停止したままの確認時動作状態に設定する確認時動作状態設定部(103)と、
前記複数個のCPUの動作状態が前記確認時動作状態に切り換わると、前記スイッチの設定状態を所定の複数回に亘って確認することによって、前記スイッチの設定状態が変化したか否かを判断する設定状態判断部(104)と、
前記スイッチの設定状態が変化したと判断された場合には、前記複数個のCPUの動作状態を、前記第1CPUおよび前記第2CPUが前記標準速度で動作する標準時動作状態に設定する標準時動作状態設定部(105)と
を備える車両制御装置。 - 請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記CPUを前記標準速度で動作させるための標準クロックと、前記CPUを前記低速で動作させるための低速クロックとを生成するクロック生成部(106)を備え、
前記停止時動作状態設定部は、前記第1CPUには前記低速クロックを供給し、前記第2CPUには前記標準クロックおよび前記低速クロックの何れの供給も停止することによって、前記複数個のCPUの動作状態を前記エンジン停止時動作状態に設定しており、
前記確認時動作状態設定部は、前記第1CPUには前記標準クロックを供給し、前記第2CPUには前記標準クロックおよび前記低速クロックの何れの供給も停止することによって、前記複数個のCPUの動作状態を前記確認時動作状態に設定しており、
前記標準時動作状態設定部は、前記第1CPUおよび前記第2CPUの何れにも前記標準クロックを供給することによって、前記複数個のCPUの動作状態を前記標準時動作状態に設定する
ことを特徴とする車両制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両制御装置であって、
前記停止時動作状態設定部は、前記車両のエンジン(1)が停止した状態で、前記第1CPUおよび前記第2CPUの何れも実行中の処理が存在しない状態が所定時間に亘って継続した場合には、前記複数個のCPUの動作状態を前記エンジン停止時動作状態に設定する
ことを特徴とする車両制御装置。 - 複数個のCPUを搭載して車両(1)を制御する処理のために用いられ、少なくとも一部の処理については前記複数個のCPUを用いて重複して処理する車両制御装置(100)の起動方法であって、
前記車両のエンジン(1)が停止したことを検知する工程(S304)と、
前記車両のエンジンが停止したことが検知されると、前記複数個のCPUの動作状態を、所定の第1CPU(100a)は標準速度よりも低速で動作するが、前記第1CPUを除いた第2CPU(100b)は動作を停止するエンジン停止時動作状態に設定する工程(S100)と、
前記停止時動作状態で、前記車両に搭載されたスイッチ(10、20)の設定状態を、前記第1CPUを用いて監視する工程(S104)と、
前記エンジン停止時動作状態で前記スイッチの設定状態の変化が検知されると、前記複数個のCPUの動作状態を、前記第1CPUは前記標準速度で動作するが、前記第2CPUの動作は停止したままの確認時動作状態に設定する工程(S107)と、
前記確認時動作状態に設定されると、前記スイッチの設定状態を所定の複数回に亘って確認する工程(S200〜S203)と、 1
前記確認時動作状態での前記複数回の確認結果に基づいて前記スイッチの設定状態が変化したか否かを判断し、変化していた場合には、前記複数個のCPUの動作状態を、前記第1CPUおよび前記第2CPUが前記標準速度で動作する標準時動作状態に設定する工程(S207)と
を備える車両制御装置の起動方法。
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