JP2019185155A - 硬貨処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬貨が硬貨容器内の一部に集中して積み重なり、前記硬貨が前記硬貨容器の入口で詰まることを防止すること。【解決手段】硬貨処理装置10は、硬貨搬入装置2と、硬貨容器30と、崩し部材34と、崩し部材駆動機構340と、を備える。前記硬貨搬入装置2は、硬貨9を予め定められた搬入位置P0へ搬送する。前記硬貨容器30は、前記搬入位置P0から落下する前記硬貨9を収容可能な容器である。前記崩し部材34は、前記硬貨容器30の上方において回転可能に支持された被支持部34aおよび前記被支持部34aが回転することにより前記硬貨容器30内における前記硬貨9の落下経路R31に交差する旋回経路に沿って旋回する少なくとも1つの作用部34bを有する。前記崩し部材駆動機構340は、前記崩し部材34の前記被支持部34aを回転させる。【選択図】図8

Description

本発明は、硬貨を収容可能な硬貨処理装置に関する。
一般に、自動精算機、自動販売機および券売機などは、硬貨処理装置を備える。前記硬貨処理装置は、装置に投入される硬貨を硬貨容器へ回収する機能を備える。前記硬貨容器が硬貨回収庫と称される場合もある。
また、前記硬貨処理装置が、落下する硬貨を前記硬貨回収庫内に分散させるための案内部材を備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、前記案内部材は、落下する前記硬貨に接触する傾斜面を有する。
特開2006−202131号公報
ところで、前記硬貨が、前記硬貨容器内における前記硬貨の落下経路に集中して積み重なる場合がある。例えば、前記硬貨は、前記硬貨容器内の壁際において積み重なりやすい。
前記硬貨が、前記硬貨容器内における前記硬貨の落下経路に集中して積み重なると、予定された枚数分の前記硬貨が前記硬貨容器に収容される前に、前記硬貨が前記硬貨容器の入口で詰まるという問題が生じるおそれがある。
本発明の目的は、硬貨が硬貨容器内の一部に集中して積み重なることを防止でき、ひいては前記硬貨が前記硬貨容器の入口で詰まることを防止できる硬貨処理装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る硬貨処理装置は、硬貨搬入装置と、硬貨容器と、崩し部材と、崩し部材駆動機構と、を備える。前記硬貨搬入装置は、硬貨を予め定められた搬入位置へ搬送する。前記硬貨容器は、前記搬入位置から落下する硬貨を収容可能な容器である。前記崩し部材は、前記硬貨容器の上方において回転可能に支持された被支持部および前記被支持部が回転することにより前記硬貨容器内における前記硬貨の落下経路に交差する旋回経路に沿って旋回する少なくとも1つの作用部を有する。前記崩し部材駆動機構は、前記崩し部材の前記被支持部を回転させる。
本発明によれば、硬貨が硬貨容器内の一部に集中して積み重なることを防止でき、ひいては前記硬貨が前記硬貨容器の入口で詰まることを防止できる硬貨処理装置を提供することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る硬貨処理装置を含む自動精算機の断面図である。 図2は、第1実施形態に係る硬貨処理装置の構成図である。 図3は、第1実施形態に係る硬貨処理装置における制御部のブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る硬貨処理装置における硬貨入出金装置の斜視図である。 図5は、第1実施形態に係る硬貨処理装置における第1状態の硬貨排出装置の平面図である。 図6は、第1実施形態に係る硬貨処理装置における第2状態の硬貨排出装置の平面図である。 図7は、第1実施形態に係る硬貨処理装置における第3状態の硬貨排出装置の平面図である。 図8は、第1実施形態に係る硬貨処理装置における主硬貨容器の内部の側面図である。 図9は、第1実施形態に係る硬貨処理装置における主硬貨容器の内部の平面図である。 図10は、第2実施形態に係る硬貨処理装置における主硬貨容器の内部の平面図である。 図11は、第3実施形態に係る硬貨処理装置における主硬貨容器の内部の平面図である。 図12は、第4実施形態に係る硬貨処理装置における主硬貨容器の内部の平面図である。 図13は、第5実施形態に係る硬貨処理装置における主硬貨容器の内部の平面図である。 図14は、一部の領域に硬貨が積み重なった状態の主硬貨容器の内部の側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態:自動精算機100]
図1に示されるように、第1実施形態に係る硬貨処理装置10は、自動精算機100の一部を構成している。自動精算機100は、硬貨処理装置10と紙幣処理装置20とを備える。
図1において、太い破線で囲まれる部分が硬貨処理装置10であり、太い一点鎖線で囲まれる部分が紙幣処理装置20である。なお、図1において、硬貨処理装置10および紙幣処理装置20は、それぞれの一部が前後に重なる状態で配置されている。
さらに、自動精算機100は、硬貨処理装置10および紙幣処理装置20に共通の制御装置5も備える(図2参照)。なお、図1において、自動精算機100の一部が仮想線(2点鎖線)で描かれている。
硬貨処理装置10は、硬貨投入口11に投入される硬貨9を主硬貨容器30または予備硬貨容器39へ回収する硬貨回収機能と、主硬貨容器30内の硬貨9を釣り銭として硬貨払出部43へ排出する硬貨払出機能とを備える。
図1に示される自動精算機100は、第1正面101およびその反対側の第2正面102のそれぞれに、硬貨投入口11、硬貨払出部43および紙幣出入口61を備える。
[硬貨処理装置10]
図1に示されるように、硬貨処理装置10は、2つの硬貨受入装置1と、硬貨搬入装置2と、3つの硬貨入出金装置3と、予備硬貨容器39と、硬貨搬出装置4と、2つの硬貨払出部43とを備えている。
硬貨入出金装置3各々は、複数の硬貨9を収容可能な主硬貨容器30と、主硬貨容器30から硬貨9を排出する硬貨排出装置33とを備える。主硬貨容器30は、隔壁310によって第1収容室31と第2収容室32とに区切られている。
硬貨処理装置10は、3つの主硬貨容器30を備えるため、3つの第1収容室31と3つの第2収容室32とを有する。3つの第1収容室31および3つの第2収容室32は、それぞれ予め定められた種類の硬貨9を収容する。
図4に示されるように、主硬貨容器30の上部には、第1収容室31へ連通する第1受入口31aと、第2収容室32へ連通する第2受入口32aが形成されている。
以下の説明において、第1収容室31に収容される硬貨を第1硬貨9aと称し、第2収容室32に収容される硬貨を第2硬貨9bと称する。第1硬貨9aは、第2硬貨9bよりも釣り銭として使用される頻度が高い硬貨である。
例えば、第1硬貨9aが、1円硬貨、10円硬貨および100円硬貨であり、第2硬貨9bが、5円硬貨、50円硬貨および500円硬貨であることが考えられる。もちろん、第1硬貨9aおよび第2硬貨9bの種類はこの限りではない。
第1硬貨9aおよび第2硬貨9bの種類は、第1硬貨9aおよび第2硬貨9bの種類は、自動精算機100の用途および自動精算機100が設置される地域などに応じて定められる。
第2収容室32の断面積は、第2硬貨9bの主面の面積よりも大きく、第2硬貨9bの主面の面積の2倍の面積よりも小さい。そのため、第2収容室32は、第2硬貨9bを1枚ずつ積み重なる状態で収容する。
第1収容室31は、第2収容室32よりも容積が大きい。また、第1収容室31の断面積は、第1硬貨9aの主面の面積の3倍以上である。従って、第1収容室31は、第1硬貨9aを不規則な向きで積み上がる状態で収容可能である。
硬貨受入装置1は、硬貨投入口11および硬貨識別装置12を有する。硬貨識別装置12は、硬貨投入口11に投入される硬貨9の種類を識別する。例えば、硬貨識別装置12は、硬貨9の大きさ、重量および材質のうちの1つまたは複数を判定し、その判定結果に応じて硬貨9の種類を識別する。硬貨識別装置12は、硬貨9の種類の識別結果を制御装置5へ送信する。
硬貨搬入装置2は、硬貨投入口11に投入され、硬貨識別装置12を通過した硬貨9を予め定められた搬入位置P0へ搬送する。本実施形態において、硬貨搬入装置2は、硬貨9の種類に応じた複数の搬入位置P0へ硬貨9を搬送する。
複数の搬入位置P0は、3つの主硬貨容器30の第1受入口31aおよび第2受入口32aと、1つの予備硬貨容器39の上部の受入口39aとに対して真上の位置である。
例えば、硬貨搬入装置2がベルトコンベアであることが考えられる。この場合、硬貨搬入装置2は、回転可能に支持された無担の搬入ベルト21と、搬入ベルト21を回転させる搬入モーター22とを備える。
搬入モーター22が正回転することにより、搬入ベルト21は、2つの硬貨投入口11の一方に投入された硬貨9を搬入位置P0へ搬送する。同様に、搬入モーター22が逆回転することにより、搬入ベルト21は、2つの硬貨投入口11の他方に投入された硬貨9を搬入位置P0へ搬送する。
搬入ベルト21は、複数の搬入位置P0に沿って配置されている。搬入ベルト21は、硬貨9の上面に接し、硬貨9を搬送板24上に滑らせつつ搬送する。
硬貨搬入装置2は、複数の搬入位置P0に対応する複数のゲート機構23をさらに備える。ゲート機構23各々は、搬入位置P0に配置されたシャッター231とシャッター231を変位させるソレノイドなどのアクチュエーター232とを備える。
シャッター231は、搬送板24に形成された開口を閉じる閉位置と、前記開口を解放する開位置との間で変位可能な部材である。アクチュエーター232は、制御装置5の制御信号に従って、シャッター231を一時的に前記閉位置から前記開位置へ変位させる。
搬入ベルト21が第1硬貨9aを搬送しているときに、第1収容室31の上方のシャッター231が開くと、第1硬貨9aが搬送板24の前記開口を通じて第1収容室31内へ落下する。
同様に、搬入ベルト21が第2硬貨9bを搬送しているときに、第2収容室32の上方のシャッター231が開くと、第2硬貨9bが搬送板24の前記開口を通じて第2収容室32内へ落下する。
同様に、搬入ベルト21が第1硬貨9aまたは第2硬貨9bを搬送しているときに、予備硬貨容器39の上方のシャッター231が開くと、第1硬貨9aまたは第2硬貨9bが搬送板24の前記開口を通じて予備硬貨容器39内へ落下する。
図4に示されるように、主硬貨容器30は、落下硬貨接触部31bをさらに備える。落下硬貨接触部31bは、第1収容室31に対応する搬入位置P0の直下に配置された傾斜板である。落下硬貨接触部31bは、搬入位置P0から落下する第1硬貨9aに接触する。これにより、落下硬貨接触部31bは、搬入位置P0から落下する第1硬貨9aの落下方向を変える。
第1硬貨9aは、まず、第1収容室31に対応する搬入位置P0から鉛直下方へ落下し、次に、落下硬貨接触部31bの表面に接触することによって斜め下方へ向きを変えつつ落下し、さらに鉛直下方へ落下する。主硬貨容器30の第1収容室31は、搬入位置P0から落下する第1硬貨9aを収容する。
従って、図4に示されるように、第1硬貨9aの落下経路R31は、搬入位置P0から落下硬貨接触部31bに至る第1落下経路R311および落下硬貨接触部31bからさらに下方へ向かう第2落下経路R312を含む。落下硬貨接触部31bは、第1硬貨9aを第1収容室31内に分散させる役割を果たす。
一方、第2硬貨9bは、第2収容室32に対応する搬入位置P0から鉛直下方へ落下し、そのまま第2収容室32に収容される。従って、図4に示されるように、第2硬貨9bの落下経路R32は、搬入位置P0から鉛直下方へ向かう経路である。
硬貨排出装置33は、硬貨9を主硬貨容器30から1枚ずつ釣銭として排出する。硬貨排出装置33各々は、第1収容室31の底部を成す第1回転板331と、第2収容室32の底部を成す第2回転板332と、第1回転板331および第2回転板332を回転させる回転板駆動機構330とを備える。回転板駆動機構330は、排出モーター330aおよび排出ギヤ機構330bを備える(図2参照)。
第1回転板331は、主硬貨容器30の第1収容室31の底で回転可能に支持されている。第2回転板332は、主硬貨容器30の第2収容室32の底で回転可能に支持されている。
回転板駆動機構330は、第1回転板331および第2回転板332を回転させる。即ち、第1回転板331および第2回転板332は、排出モーター330aから排出ギヤ機構330bを通じて回転力が伝達されることによって回転する。
排出ギヤ機構330bは、不図示の第1ワンウェイクラッチおよび第2ワンウェイクラッチを含む。前記第1ワンウェイクラッチは、第1回転板331を第1回転方向D1にのみ回転させ、前記第2ワンウェイクラッチは、第2回転板332を第2回転方向D2にのみ回転させる(図5〜図7参照)。
図5に示されるように、硬貨排出装置33は、第1回転板331に対応する一対の第1硬貨案内部333と、第2回転板332に対応する第2硬貨案内部334とをさらに備える。
また、第1回転板331は、第1硬貨9aが1枚ずつ通過可能な開口331aと、開口331aを通過した第1硬貨9aに当接する第1当接部331bとを有する。また、第2回転板332は、第2収容室32内で最も下方に位置する第2硬貨9bに当接する第2当接部332aを有する。
図6に示されるように、排出モーター330aが正回転することによって第1回転板331が第1回転方向D1へ回転すると、第1当接部331bが、開口331aを通過した第1硬貨9aを第1回転方向D1へ押す。さらに、第1硬貨案内部333が、第1当接部331bに押されて移動する第1硬貨9aに接触し、第1硬貨9aの移動方向を予め定められた排出方向へ案内する。これにより、第1硬貨9aが1枚ずつ第1収容室31から排出される。
図7に示されるように、排出モーター330aが逆回転することによって第2回転板332が第2回転方向D2へ回転すると、第2当接部332aが、第2収容室32内の最も下方の第2硬貨9bを第2回転方向D2へ押す。さらに、第2硬貨案内部334が、第2当接部332aに押されて移動する第2硬貨9bに接触し、第2硬貨9bの移動方向を予め定められた排出方向へ案内する。これにより、第2硬貨9bが1枚ずつ第2収容室32から排出される。
硬貨搬出装置4は、第1収容室31から排出される第1硬貨9aおよび第2収容室32から排出される第2硬貨9bの一方または両方を、釣銭として硬貨払出部43へ搬送する。例えば、硬貨搬出装置4がベルトコンベアであることが考えられる。この場合、硬貨搬出装置4は、回転可能に支持された無担の搬出ベルト41と、搬出ベルト41を回転させる搬出モーター42とを備える。
搬出モーター42が正回転することにより、搬出ベルト41は、硬貨9を2つの硬貨払出部43の一方へ搬送する。同様に、搬出モーター42が逆正回転することにより、搬出ベルト41は、硬貨9を2つの硬貨払出部43の他方へ搬送する。
図3に示されるように、制御装置5は、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、二次記憶装置53および通信装置54などを備える。
さらに、紙幣処理装置20は、前記紙幣の搬送経路に設けられた不図示の紙幣識別装置も備える。前記紙幣識別装置は、紙幣出入口61に挿入された後に装置内で搬送される前記紙幣の種類を識別する。前記紙幣識別装置は、前記紙幣の種類の識別結果を制御装置5へ送信する。
CPU51は、二次記憶装置53に記憶されたコンピュータープログラムを実行する。これにより、CPU51は、硬貨入金制御部51a、紙幣入金制御部51b、釣銭額算出部51c、硬貨出金制御部51dおよび紙幣出金制御部51eとして動作する。
RAM52は、コンピューター読み取り可能な揮発性の記憶装置である。RAM52は、CPU51が実行する前記コンピュータープログラムおよびCPU51が前記コンピュータープログラムを実行する過程で出力および参照するデータを一次記憶する。
二次記憶装置53は、コンピューター読み取り可能な不揮発性のデータ記憶装置である。二次記憶装置53は、前記コンピュータープログラムおよび各種のデータを記憶可能である。例えば、フラッシュメモリーまたはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などが、二次記憶装置53として採用されることが考えられる。
通信装置54は、予め定められた通信プロトコルに従って不図示のホスト装置との間で通信を実行する。CPU51は、通信装置54を通じて前記ホスト装置との間でデータの受け渡しを行う。
硬貨入金制御部51aは、2つの硬貨識別装置12から硬貨9の種類の識別結果を取得し、硬貨搬入装置2の搬入モーター22を制御する。さらに、硬貨入金制御部51aは、硬貨9の種類の識別結果を、通信装置54を通じて予め定められたホスト装置へ送信する。
具体的には、硬貨入金制御部51aは、硬貨9の種類の識別結果の取得先に対応する方向へ搬入モーター22を回転させる。さらに、硬貨入金制御部51aは、硬貨9の種類の識別結果に対応する搬入位置P0のシャッター231を開く方向へアクチュエーター232を制御する。これにより、硬貨9が、硬貨9の種類の識別結果に対応する第1収容室31内または第2収容室内へ落下する。
但し、硬貨9の種類の識別結果に対応する第1収容室31または第2収容室32の満杯が検出されている場合、硬貨入金制御部51aは、予備硬貨容器39に対応するシャッター231を開く方向へアクチュエーター232を制御する。これにより、硬貨9が、予備硬貨容器39内へ落下する。
例えば、不図示のレベルセンサーが、第1収容室31および第2収容室32のそれぞれに設けられることが考えられる。この場合、前記レベルセンサーが、第1収容室31および第2収容室32それぞれについて、硬貨9が予め定められた満杯レベルまで積み上がったか否かを検出する。
また、硬貨入金制御部51aが、第1収容室31および第2収容室32のそれぞれへの硬貨9の累積搬入枚数をカウントすることも考えられる。
紙幣入金制御部51bは、紙幣処理装置20が備える2つの紙幣識別装置から紙幣の種類の識別結果を取得し、紙幣搬送機構63が備えるモーターを制御する。さらに、紙幣入金制御部51bは、前記紙幣の種類の識別結果を、通信装置54を通じて前記ホスト装置へ送信する。
以下の説明において、第1正面101および第2正面102のうち、硬貨9の種類を識別した硬貨識別装置12または前記紙幣の種類を識別した前記紙幣識別装置が存在する側の一方を入金側正面と称する。
釣銭額算出部51cは、2つの硬貨識別装置12および前記2つの紙幣識別装置から硬貨9の種類および前記紙幣の種類の識別結果を取得し、入金額を計算する。さらに、釣銭額算出部51cは、前記ホスト装置から精算額を受信し、前記入金額と前記精算額との差額を釣銭額として算出する。さらに、釣銭額算出部51cは、前記釣銭額に相当する釣銭用の紙幣の種類および枚数と釣銭用の硬貨9の種類および枚数とを設定する。
硬貨出金制御部51dは、釣銭額算出部51cにより設定された釣銭用の硬貨9の種類に応じて、動作させる排出モーター330aおよびその回転方向を決定する。さらに、釣銭額算出部51cにより設定された釣銭用の硬貨9の枚数に応じて排出モーター330aの回転数を制御する。
さらに、硬貨出金制御部51dは、前記入金側正面に対応する方向へ排出モーター330aを回転させる。これにより、釣銭用の硬貨9が硬貨払出部43へ排出される。
紙幣出金制御部51eは、釣銭額算出部51cにより設定された釣銭用の紙幣の種類に応じて、紙幣搬送機構63に含まれるモーターおよびアクチュエーターを制御する。これにより、釣銭用の紙幣が紙幣出入口61へ排出される。
ところで、図14に示されるように、従来の硬貨処理装置では、第1硬貨9aが、主硬貨容器30の第1収容室31内における第1硬貨9aの落下経路R31に集中して積み重なる場合がある。例えば、第1硬貨9aは、主硬貨容器30内の壁際において積み重なりやすい。より具体的には、第1硬貨9aは、主硬貨容器30の内壁面における第2落下経路R312に最も近い領域31cに沿って積み重なりやすい(図14参照)。
第1硬貨9aが、主硬貨容器30内における第1硬貨9aの落下経路R31に集中して積み重なると、予定された枚数分の第1硬貨9aが主硬貨容器30の第1収容室31に収容される前に、第1硬貨9aが第1収容室31の入口で詰まるという問題が生じるおそれがある。
一方、硬貨処理装置10は、3つの主硬貨容器30および予備硬貨容器39に対応する4つの崩し機構340を備える(図2,図8参照)。これにより、硬貨9が主硬貨容器30の第1収容室31内の一部または予備硬貨容器39内の一部に集中して積み重なることを防止でき、ひいては硬貨9が主硬貨容器30または予備硬貨容器39の入口で詰まることを防止できる。
[崩し機構340]
崩し機構340は、崩し部材34と、支持ギヤ35と、崩し部材駆動機構36とを備える。以下、主硬貨容器30に対応する崩し機構340について説明する。
崩し部材34は、被支持部34aおよび作用部34bを含む。被支持部34aは、主硬貨容器30の第1収容室31の上方において回転可能に支持されている。本実施形態において、被支持部34aは、支持ギヤ35に連結されている。この支持ギヤ35が、被支持部34aを回転可能に支持している。
図8に示されるように、作用部34bは、被支持部34aが回転することにより第1収容室31内における第1硬貨9aの落下経路R31のうち第2落下経路R312に交差する旋回経路R33に沿って旋回する。
本実施形態において、崩し部材34は、被支持部34aを含む軸部材341と、作用部34bを含む弾性部材342とが一体に連結された構造を有する。軸部材341は、合成樹脂または金属などからなる硬質の部材である。
弾性部材342は、例えば熱硬貨性エラストマーまたはウレタンなどのゴムを主成分とする部材である。従って、作用部34bは、可撓性を有する。
本実施形態において、3つの主硬貨容器30の第1収容室31は、それぞれ種類の異なる硬貨9を収容する。この場合、3つの主硬貨容器30に対応する3つの崩し部材34が、それぞれ形状および材質の一方または両方が異なることが考えられる。
例えば、重い硬貨9に対応する崩し部材34の作用部34bが、軽い硬貨9に対応する崩し部材34の作用部34bよりも硬い材質で構成されていることが考えられる。或いは、重い硬貨9に対応する崩し部材34の作用部34bが、軽い硬貨9に対応する崩し部材34の作用部34bよりも大きな厚みで形成されていることも考えられる。
図8に示される例では、軸部材341は、鉛直方向に沿う状態で支持されて、作用部34bを含む弾性部材342は、軸部材341から斜め下方へ延びて形成されている。なお、弾性部材342が、軸部材341から水平方向に延びて形成されていることも考えられる。
崩し部材駆動機構36は、支持ギヤ35を回転させることにより、崩し部材34の被支持部34aを回転させる。本実施形態において、硬貨搬入装置2の動力源である搬入モーター22が、崩し部材駆動機構36の動力源を兼ねる。
例えば、崩し部材駆動機構36は、搬入モーター22の回転力を支持ギヤ35へ伝達するギヤ機構である。これにより、崩し部材駆動機構36のためにモーターを増やす必要がない。
本実施形態において、崩し部材駆動機構36は、硬貨搬入装置2が動作するときに動作する。これにより、新たな第1硬貨9aが第1収容室31内に収容されるごとに、作用部34bが旋回経路R33に沿って旋回する。これにより、第1硬貨9aが、旋回経路R33よりも高い位置まで積み重なることが防がれる。
仮に、第1硬貨9aが、旋回経路R33よりも高い位置まで一時的に積み重なったとしても、崩し部材34の作用部34bが、第1硬貨9aの山を崩す。その結果、硬貨処理装置10においては、第1硬貨9aが主硬貨容器30の第1収容室31の入口で詰まることを防止できる。
また、図9に示されるように、作用部34bは、旋回するときに主硬貨容器30の内壁面における第2落下経路R312に最も近い領域31cに接触する。これにより、作用部34bは、第1硬貨9aが最も積み重なりやすい位置を通過する。これにより、第1硬貨9aが局所的に積み重なることをより確実に防止できる。以上のことは、予備硬貨容器39についても同様である。
[第2実施形態]
次に、図10を参照しつつ、第2実施形態に係る硬貨処理装置について説明する。図10において、図1〜図9に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
第2実施形態に係る硬貨処理装置は、第1実施形態における硬貨処理装置10の崩し機構340が崩し機構340Aに置き換えられた構成を備える。
図10に示されるように、崩し機構340Aの崩し部材駆動機構36は、崩し部材34を間欠的に回転させる欠歯ギヤ機構36aを含む。欠歯ギヤ機構36aは、崩し部材34を回転させている途中で、作用部34bが第1硬貨9aの落下経路R31における第2落下経路R312に位置する状態で一時停止させる。
本実施形態によれば、一時停止中の作用部34bが、第1収容室31内へ落下中の第1硬貨9aと接触する頻度が高くなる。この場合、崩し部材34は、第1硬貨9aをより広範囲に拡散させる役割を果たす。その結果、第1硬貨9aが局所的に積み重なることをより確実に防止できる。以上のことは、予備硬貨容器39についても同様である。
[第3実施形態]
次に、図11を参照しつつ、第3実施形態に係る硬貨処理装置について説明する。図11において、図1〜図10に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
第3実施形態に係る硬貨処理装置は、第2実施形態に係る硬貨処理装置から落下硬貨接触部31bが除かれた構成を備える。従って、第1硬貨9aは、搬入位置P0から鉛直方向に沿って直接、主硬貨容器30の第1収容室31へ落下する。
そして、可撓性を有する作用部34bは、旋回するときに主硬貨容器30の第1収容室31の内壁面における搬入位置P0から直下へ向かう第1硬貨9aの落下経路R31に最も近い領域31dに接触する。
本実施形態においても、第2実施形態と同様に、崩し機構340Aの崩し部材駆動機構36は、崩し部材34を間欠動作させる欠歯ギヤ機構36aを含む。欠歯ギヤ機構36aは、崩し部材34を回転させている途中で、作用部34bが第1硬貨9aの落下経路R31に位置する状態で一時停止させる。
本実施形態によれば、第1実施形態および第2実施形態と同様の効果が得られる。以上のことは、予備硬貨容器39についても同様である。
[第4実施形態]
次に、図12を参照しつつ、第4実施形態に係る硬貨処理装置について説明する。図12において、図1〜図9に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
第4実施形態に係る硬貨処理装置は、第1実施形態における硬貨処理装置10の崩し機構340が崩し機構340Bに置き換えられた構成を備える。
図12に示されるように、崩し機構340Bの崩し部材駆動機構36は、CPU51から供給される切替信号に従って、搬入モーター22の回転力を被支持部34aに伝達するか否かを切り替えるクラッチ36bを備える。
クラッチ36bは、前記切替信号に従って、搬入モーター22の回転力を被支持部34aに伝達する連結状態と、搬入モーター22の回転力を被支持部34aに伝達しない非連結状態との一方から他方へ切り替わる。
さらに、崩し機構340Bは、作用部34bが第1硬貨9aの落下経路R31における第2落下経路R312に位置するか否かを検出する位置検出センサー37を備える。
例えば、位置検出センサー37が、崩し部材34と連動して回転する被検出部35aが予め定められた位置に存在することを検出するリミットスイッチであることが考えられる。この場合、前記リミットスイッチは、作用部34bが第2落下経路R312に位置するときに被検出部35aを検出する位置に配置される。
なお、位置検出センサー37が、透過型光センサー、反射型光センサーまたは回転式ポテンショメーターなどの他のセンサーであることも考えられる。
本実施形態において、硬貨入金制御部51aは、作用部34bが第2落下経路R312に位置することが位置検出センサー37によって検出されるタイミングで、崩し部材34の回転を停止させる。例えば、硬貨入金制御部51aは、搬入モーター22を停止させること、または、クラッチ36bを前記非連結状態に切り替えることにより、崩し部材34の回転を停止させる。
さらに、硬貨入金制御部51aは、硬貨搬入装置2に硬貨9の搬送を開始させるときに、クラッチ36bを前記非連結状態にさせつつ搬入モーター22を始動させる。そして、硬貨入金制御部51aは、搬入モーター22が始動した後の予め定められた基点タイミングでクラッチ36bを前記非連結状態から前記連結状態へ切り替える。
前記連結タイミングは、第1硬貨9aがその種類に対応する搬入位置P0に到達し、第1収容室31内に落下する時点よりも遅いタイミングである。そして、硬貨入金制御部51aは、前記基点タイミングの後、作用部34bが第2落下経路R312に位置することが位置検出センサー37によって予め定められた回数分だけ検出されるタイミングで、崩し部材34の回転を停止させる。
即ち、崩し部材駆動機構36は、作用部34bが第1硬貨9aの第2落下経路R312に位置する状態で崩し部材34の回転を停止させ、硬貨搬入装置2が動作を開始した後の予め定められた前記基点タイミングで崩し部材34の回転を開始させる。
本実施形態によれば、停止中の作用部34bが、第1収容室31内へ落下する第1硬貨9aと確実に接触する。本実施形態においても、崩し部材34は、第1硬貨9aをより広範囲に拡散させる役割を果たす。その結果、第1硬貨9aが局所的に積み重なることをより確実に防止できる。以上のことは、予備硬貨容器39についても同様である。
[第5実施形態]
次に、図13を参照しつつ、第5実施形態に係る硬貨処理装置について説明する。図13において、図1〜図9に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
第5実施形態に係る硬貨処理装置は、第1実施形態における硬貨処理装置10の崩し部材34が崩し部材34Xに置き換えられた構成を備える。
図13に示されるように、崩し部材34Xは、複数の作用部34bを有している。図13に示される例では、崩し部材34Xは、2つの作用部34bを有している。なお、崩し部材34Xが、3つ以上の作用部34bを有することも考えられる。
本実施形態が採用される場合も、第1実施形態が採用される場合と同様の効果が得られる。また、本実施形態において、複数の作用部34bのうちの1つが、第1収容室31内へ落下中の第1硬貨9aと接触する確率が高くなる。この場合、崩し部材34は、第1硬貨9aをより広範囲に拡散させる役割を果たす。その結果、第1硬貨9aが局所的に積み重なることをより確実に防止できる。以上のことは、予備硬貨容器39についても同様である。
[第6実施形態]
第6実施形態に係る硬貨処理装置は、第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態または第5実施形態に係る硬貨処理装置と同じ構成を有する。
但し、本実施形態において、崩し部材駆動機構36は、硬貨排出装置33が動作するときにも動作する。具体的には、硬貨排出装置33の回転板駆動機構330が動作するときに、崩し部材駆動機構36が、第1回転板331の回転方向と反対方向へ崩し部材34または34Xを回転させる。
本実施形態においては、第1回転板331が回転するときに、第1回転板331と崩し部材34または34Xとが反対方向へ回転する。これにより、第1回転板331上に積み重なった第1硬貨9aの山がより崩れやすい。
[その他の実施形態]
図11に示されるように落下硬貨接触部31bが除かれた硬貨処理装置が、図12に示される崩し機構340Bを備える実施形態も考えられる。この場合、崩し機構340Bは、作用部34bが第1硬貨9aの落下経路R31に位置する状態で崩し部材34の回転を停止させ、硬貨搬入装置2が動作を開始した後の予め定められた前記基点タイミングで崩し部材34の回転を開始させる。
また、図9〜12に示される硬貨入出金装置3を備える硬貨処理装置が、図13に示される崩し部材34Xを備えることも考えられる。
1 :硬貨受入装置
2 :硬貨搬入装置
3 :硬貨入出金装置
4 :硬貨搬出装置
5 :制御装置
9 :硬貨
9a :第1硬貨
9b :第2硬貨
10 :硬貨処理装置
11 :硬貨投入口
12 :硬貨識別装置
20 :紙幣処理装置
21 :搬入ベルト
22 :搬入モーター
23 :ゲート機構
24 :搬送板
30 :主硬貨容器
31 :第1収容室
31a :第1受入口
31b :落下硬貨接触部
32 :第2収容室
32a :第2受入口
33 :硬貨排出装置
34,34X:崩し部材
34a :被支持部
34b :作用部
35 :支持ギヤ
35a :被検出部
36 :部材駆動機構
36a :欠歯ギヤ機構
36b :クラッチ
37 :位置検出センサー
39 :予備硬貨容器
39a :受入口
41 :搬出ベルト
42 :搬出モーター
43 :硬貨払出部
51 :CPU
51a :硬貨入金制御部
51b :紙幣入金制御部
51c :釣銭額算出部
51d :硬貨出金制御部
51e :紙幣出金制御部
52 :RAM
53 :二次記憶装置
54 :通信装置
61 :紙幣出入口
63 :紙幣搬送機構
100 :自動精算機
101 :第1正面
102 :第2正面
231 :シャッター
232 :アクチュエーター
310 :隔壁
330 :回転板駆動機構
330a :排出モーター
330b :排出ギヤ機構
331 :第1回転板
331a :開口
331b :第1当接部
332 :第2回転板
332a :第2当接部
333 :第1硬貨案内部
334 :第2硬貨案内部
340,340A,340B:崩し機構
341 :軸部材
342 :弾性部材
D1 :第1回転方向
D2 :第2回転方向
P0 :搬入位置
R31 :第1硬貨の落下経路
R311 :第1落下経路
R312 :第2落下経路
R32 :第2硬貨の落下経路
R33 :旋回経路

Claims (10)

  1. 硬貨を予め定められた搬入位置へ搬送する硬貨搬入装置と、
    前記搬入位置から落下する硬貨を収容可能な硬貨容器と、
    前記硬貨容器の上方において回転可能に支持された被支持部および前記被支持部が回転することにより前記硬貨容器内における前記硬貨の落下経路に交差する旋回経路に沿って旋回する少なくとも1つの作用部を有する崩し部材と、
    前記崩し部材の前記被支持部を回転させる崩し部材駆動機構と、を備える硬貨処理装置。
  2. 前記崩し部材駆動機構は、前記硬貨搬入装置が動作するときに動作する、請求項1に記載の硬貨処理装置。
  3. 前記硬貨搬入装置の動力源が、前記崩し部材駆動機構の動力源を兼ねる、請求項2に記載の硬貨処理装置。
  4. 前記硬貨を前記硬貨容器から1枚ずつ排出する硬貨排出装置をさらに備え、
    前記崩し部材駆動機構は、前記硬貨排出装置が動作するときにも動作する、請求項2または請求項3に記載の硬貨処理装置。
  5. 前記硬貨排出装置は、
    前記硬貨容器の底で回転可能に支持され、前記硬貨が1枚ずつ通過可能な開口が形成された回転板と、
    前記回転板を回転させる回転板駆動機構と、を備え、
    前記崩し部材駆動機構は、前記回転板駆動機構が動作するときに、前記回転板の回転方向と反対方向へ前記崩し部材を回転させる、請求項4に記載の硬貨処理装置。
  6. 前記搬入位置の直下に配置され、前記搬入位置から落下する前記硬貨に接触することによって前記硬貨の落下方向を変える落下硬貨接触部をさらに備え、
    前記硬貨の落下経路は、前記搬入位置から前記落下硬貨接触部に至る第1落下経路および前記落下硬貨接触部からさらに下方へ向かう第2落下経路を含み、
    前記旋回経路は前記第2落下経路に交差する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
  7. 前記作用部は、可撓性を有し、旋回するときに前記硬貨容器の内壁面における前記第2落下経路に最も近い領域に接触する、請求項6に記載の硬貨処理装置。
  8. 前記作用部は、可撓性を有し、旋回するときに前記硬貨容器の内壁面における前記搬入位置から直下へ向かう前記硬貨の落下経路に最も近い領域に接触する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
  9. 前記崩し部材駆動機構は、前記崩し部材を回転させている途中で、前記作用部が前記硬貨の落下経路に位置する状態で一時停止させる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
  10. 前記崩し部材駆動機構は、前記作用部が前記硬貨の落下経路に位置する状態で前記崩し部材の回転を停止させ、前記硬貨搬入装置が動作を開始した後の予め定められたタイミングで前記崩し部材の回転を開始させる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
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