JP2002109616A - 自動販売機の硬貨払出し装置 - Google Patents
自動販売機の硬貨払出し装置Info
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Abstract
好な、高い信頼性を有する自動販売機の硬貨払出し装置
を提供する 【解決手段】 硬貨払出し装置5の回転軸27に取り付
けられ、硬貨収容部5aの上部に配置された弾性体の回
転アーム28が水平に回転し、硬貨収容部5a内に溜ま
った余分な硬貨を硬貨収容部5aの切欠き部5cからオ
ーバーフロー硬貨用シュート13に押し出したり弾き飛
ばしたりして金庫14に落とす。
Description
機等(以下総称して自動販売機という)に使用される硬
貨払出し装置に関するものである。
る際に釣銭を返却することを要するため、自動販売機の
扉の後側に釣銭返却用の硬貨払出し装置を設置してい
る。この硬貨払出し装置の動作には高い信頼性が求めら
れることはもちろん、釣銭切れにならないように、常に
一定量の釣銭用硬貨を硬貨払出し装置内に確保しておき
即座に払出せるようにしておく必要がある。以下、自動
販売機の硬貨払出し装置の従来例について、図3〜図5
を参照して具体的に説明する。図3は従来の自動販売機
用硬貨処理装置を概略的に示す側面図であり、図4は正
面図である。図5は従来の硬貨払出し装置において硬貨
収容部の切欠き部にオーバーフローした硬貨がブリッジ
を形成して詰まった状態を示した図である。
1には硬貨1の投入口2が設けられている。この投入口
2には投入口シュート2aが連結されており、投入され
た硬貨1が自動販売機本体42内に導かれるようになっ
ている。投入口シュート2aの下方には硬貨1の種類を
識別する硬貨識別機3が配置されている。投入口シュー
ト2aの下端部は自動販売機40の扉41が閉まった状
態で硬貨識別機3側の投入部3aに対置されるようにな
っている。
シュート4が取付けられており、その下方には硬貨を種
類ごとに溜めておく複数の硬貨払出し装置5が配置され
ている。この硬貨払出し装置5は、それぞれ10円、5
0円、100円、500円の各種硬貨用として、通常4
つ設けられる。硬貨払出し装置用シュート4は硬貨識別
機3にて識別された硬貨1を各硬貨払出し装置5へ導く
ように構成されている。
釣銭として、この硬貨払出し装置5の払出し口から払出
しシュート7、搬出シュート10をとおって受口11に
払出される。搬出シュート10は、自動販売機の扉41
が閉まった状態で払出しシュート7に対置されるように
なっている。さらに、硬貨払出し装置5の下方にはオー
バーフローした硬貨1を保管する金庫14が配置されて
いる。
は、上面が開口された直方体状の硬貨収容部5aが設け
られており、前面部には釣銭用の硬貨1を払出す払出し
口5bが形成されている。背面部または側面部には硬貨
収容部5aから硬貨1をオーバーフローさせる切欠き部
5cが形成されている。この切欠き部5cに対応する部
位に切欠き部を設けたオーバーフロー硬貨用シュート1
3が硬貨収容部5aの側部に取り付けられている。
装置では、釣銭は硬貨払出し装置5の払出し口5bから
払出され、また、硬貨払出し装置5の硬貨収容部5a内
に硬貨1が溜まっていき、硬貨収容部5aの収容量の限
度を超えると、自然に硬貨1が切欠き部5cからオーバ
フロー硬貨用シュート13に落ち、ここを通って金庫1
4内へ自動的に移動し保管される。このようにして、釣
銭として必要な硬貨を常にほぼ一定量硬貨払出し装置5
の中に確保することができる。
従来例には次のような問題点があった。すなわち硬貨払
出し装置5の硬貨収容部5aからオーバーフロー硬貨用
シュート13までの硬貨の移動が硬貨自身の重力に頼る
ため、硬貨が切欠き部5c付近で詰まるという欠点があ
る。なぜなら、図5に示すように硬貨が切欠き部5cの
上でブリッジ31を形成し、オーバーフロー硬貨用シュ
ート13から下に設けた金庫に落ちなくなってしまうと
いう現象がおきる恐れがある。このため、硬貨払出し装
置5の硬貨収容量の限度を超えてしまい、硬貨1が硬貨
収容部5aから溢れたり硬貨払出し装置用シュート4と
硬貨払出し装置5の間で詰まったりする。これにより、
硬貨払出し装置内の硬貨量が不足し、釣銭の払出し動作
が停滞する恐れがあった。
案されたものであり、その主な目的は、硬貨処理装置に
おける硬貨払出し装置の硬貨詰まりをなくして釣銭の払
出し動作が良好な、高い信頼性を有する自動販売機を提
供することにある。
決するために、自動販売機の硬貨処理装置の硬貨払出し
装置において、次のような特徴を有している。
面が開口され、側面部または背面部の一部に切欠き部を
形成した硬貨収容部と、前記硬貨収容部の前面に開口し
た硬貨の払出し口と、前記硬貨収容部内に配置された駆
動装置と、前記駆動装置の回転軸の途中に取り付けられ
た回転ディスクと、前記回転軸の上部に取り付けられた
弾性体の回転アームと、前記硬貨収容部の切欠き部に対
応する部位に切欠き部を設け前記硬貨収容部の側部に取
り付けられたオーバーフロー硬貨用シュートとから構成
されていることを特徴としている。
硬貨払出し装置の回転軸に取り付けられ、硬貨収容部の
上部に配置された弾性体の回転アームが水平に回転し、
硬貨収容部内に溜まった余分な硬貨を硬貨収容部の切欠
き部からオーバーフロー硬貨用シュートに押し出したり
弾き飛ばしたりする。このため、釣銭として必要な量以
上の硬貨が硬貨収容部に溜まることがなく、硬貨払出し
装置の硬貨詰まりをなくすることができる。
部および取付け部は、コイルばねであることを特徴とす
る。
回転アームの先端部と取付け部をコイルばねにすること
によって、硬貨を有効に押し出すための適度の弾性力を
有する回転アームを低いコストで製造し、また、簡単に
回転アーム用軸に取り付けることができる。
を参照して説明する。図1は本発明による一実施例にか
かる硬貨払出し装置の正面破断図、図2は同じく平面図
である。図2の2点鎖線の部分は、隣接する別種類の硬
貨用の硬貨払い出し装置を示している。本実施例では、
図3〜図5に示した従来例と同一の部材には同一の符号
を付して説明は省略する。
装置5には上面が開口された直方体状の硬貨収容部5a
が設けられており、前面部には釣銭用の硬貨1を払出す
払出し口5bが形成されている。この硬貨収容部5aの
側面部には収容部5aから硬貨1をオーバーフローさせ
る切欠き部5cが形成されている。この切欠き部5cに
はオーバーフローした硬貨1を金庫へ導くオーバーフロ
ー硬貨用シュート13が取付けられている。
1が配置され、この回転ディスク21は複数の硬貨受け
孔21aを有し、払出し通路22に硬貨を1つづつ払出
す構造となっている。払出し通路22の出口は払出し口
5bとなっており、硬貨払出し装置5の前面部に開口し
ている。回転ディスク21は、基板23に取り付けられ
た駆動装置25の回転軸27に取り付けられ、駆動装置
25により回転されるようになっている。また、この回
転軸27の上部には弾性体で構成される回転アーム28
が取り付けられている。
例を説明する。この回転アーム28は焼入れした鋼など
の弾性体で構成され、直線部28a、先端部28bおよ
び回転軸27への取付け部28cからなっている。先端
部28bと取付け部28cはコイル状の形状となってい
る。回転アーム28は、硬貨払出し装置5の切欠き部5
cの下端部より略上部でほぼ水平面で回転するようにな
っている。
28cのコイルばねを回転軸27の上部に切ったねじに
螺合して固定している。なお、回転軸27の上部に切っ
たねじのピッチは、取付け部28cのコイルばねの巻ピ
ッチに合わせて切られている。回転軸27に切ったねじ
は、その回転の方向に対して閉まる方向すなわち図1、
図2の場合は右ねじに切られている。取付け部28cの
コイルの巻方向も同一である。
が出力されると、駆動装置25が駆動して回転ディスク
21が所定角度回転し、払出し口5bから所定個数の釣
銭を払出す。同時に回転アーム28が回転し、その回転
面より上部に溜まった硬貨を硬貨収容部5aの切欠き部
5cをとおしてオーバーフロー硬貨用シュート13に押
し出す。
ていき、硬貨収容部5aの収容量の限度を超えると、自
然に硬貨1が切欠き部5cからオーバフロー硬貨用シュ
ート13に落ちるが、ブリッジを形成したりして切欠き
部5cをふさいだ硬貨30(点線で表示した部分)も、
回転アーム28によって押し出されオーバフロー硬貨用
シュート13に落下する。このようにして、硬貨払出し
装置5に硬貨が詰まったりすることなく、釣銭として必
要な硬貨を常にほぼ一定量硬貨払出し装置5の中に確保
することができる。
ため、切欠き部5cにブリッジ状に溜まった硬貨に先端
部28bが当接しても阻害されずに逃げて回転すること
ができる。また、硬貨を押し出すだけでなく、弾性力に
より弾き飛ばすことができるので、硬貨収容部5a内で
切欠き部5cの下端部より上部に溜まった硬貨を効果的
にオーバーフロー硬貨用シュート13に落とすことがで
きる。回転アーム28は釣銭を払い出す度に所定角度回
転する。
されるものではなく、回転アーム28は弾性体であれば
その材質、形状や回転軸27への取付け方法は適宜変更
可能である。たとえば、回転アーム28の先端部28b
は、弾性体の毛を有するブラシ形状のものでもよいし、
円形またはひし形形状の断面を有するゴム等の弾性体と
してもよい。
にたてにすり割を設けた回転軸の外側にコイル形状の回
転アーム取付け部をはめ込み、回転軸の上部にねじを切
って上部からナットで締めつけてもよいし、回転軸の上
部をかしめて固定してもよい。また、回転アームの一部
を回転軸の上部に点溶接する方法で固定してもよい。な
お、回転アーム28をゴムの一体構成とし、回転軸に一
体にモールド成形してもよい。
ためには、回転アームを取り付ける軸は別に製作し、従
来の駆動装置の軸にねじを切って、これに回転アームを
取り付ける軸の一端ををねじ込んで取り付けてもよい。
本発明に係る自動販売機の硬貨払出し装置は、券売機を
はじめとしてあらゆる種類の自動販売機に適用可能であ
る
機の硬貨払出し装置によれば、駆動装置の回転軸に弾性
体の回転アームを設けるといった簡単な構成により、釣
銭の払出し動作が良好な高い信頼性を有する自動販売機
を提供することができる。
し装置の正面破断図。
的に示す側面図。
部の切欠き部にオーバーフローした硬貨がブリッジを形
成して詰まった状態を示した図。
Claims (2)
- 【請求項1】 上面が開口され、側面部または背面部
の一部に切欠き部を形成した硬貨収容部と、 前記硬貨収容部の前面に開口した硬貨の払出し口と、 前記硬貨収容部内に配置された駆動装置と、 前記駆動装置の回転軸の途中に取り付けられた回転ディ
スクと、 前記回転軸の上部に取り付けられた弾性体の回転アーム
と、 前記硬貨収容部の切欠き部に対応する部位に切欠き部を
設け前記硬貨収容部の側部に取り付けられたオーバーフ
ロー硬貨用シュートと、を具備したことを特徴とする自
動販売機の硬貨払出し装置。 - 【請求項2】 前記回転アームの先端部および取付け
部は、コイルばねであることを特徴とする請求項1記載
の自動販売機の硬貨払出し装置。
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JP2000338314A JP4137365B2 (ja) | 2000-09-30 | 2000-09-30 | 自動販売機の硬貨払出し装置 |
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---|---|---|---|---|
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