JP2019182521A - 液体紙容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】手で掴んだときに手に自然にフィットして掴み易く、角があたって持ったときに痛みを感じる虞がなく、快適に注出を行うことができる液体紙容器を提供する。【解決手段】筒状の胴部10と、胴部の一端を折り込んで貼り合せて封止した底面部12と、他端を折り込んで貼り合せて封止した天面部11を有し、天面部または胴部に開口部30が設けられた液体紙容器であって、胴部は、開口部が設けられた側の開口側面21と、開口側面に対向する側の対向側面23と、開口側面と対向側面に挟まれた両脇側面22、24とを有し、対向側面が、両脇側面と折曲げ線がなく滑らかに連続して容器外側に凸の滑らかな曲面を形成し、対向側面に隣接する天面部と対向側面が、対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線15によって区画されている。【選択図】図1

Description

本発明は、液体紙容器に関し、特に使用者が手に持ったときのフィット感が良く、持ち易い液体紙容器に関する。
食品や非食品の液体の内容物に使用される液体用紙容器は、果汁飲料、ジュース、お茶、コーヒー、乳飲料、スープ等の液体飲料、日本酒、焼酎等の酒類に広く用いられている。液体紙容器は、四角筒状の胴部の一端を直角に折り込んで貼り合せて平坦な底面を形成し、胴部の他端を折り込んで種々の形状の天面部を形成し、天面部または天面部近傍の胴部に開口部を設けて内容物の注出口としている。
天面部の形状は、平坦面とするほかに、斜面状としたもの、切妻屋根状とするゲーブルトップ型としたもの、一部を斜面状としたスラントトップ型など様々な形状のものが知られている。また開口部にはフィルムやアルミ箔を貼って封止し、ストローなどの先端で突き破って開口させるようにしたもの、また別にスパウトと称される注出口部材を取付けて内容物の注出を容易にし、さらにその先端をねじ込み式やヒンジ式などの蓋部材で封止できるようにしたものなどが知られ、市場に流通している。
例えば特許文献1には、四角筒状の胴部にゲーブルトップ型の天面部を有する紙容器が開示され、開口部の形状を特有の形状とすることで、注出が効率よく行えるとしている。
このような従来の液体紙容器から内容物を注出するために紙容器を手で掴むと、図4に示す様に四角形の角81が手7に当たって持ち難く、持ち直す必要があったり、紙容器を取り落としてしまったりすることがあるだけでなく、容器をしっかり掴むために力を入れると指先71が食い込んで胴部82が凹んで角81が鋭角になり、痛みを感じることもある、という問題点があった。
この様な問題点に対しては、例えば特許文献2に開示されているような、胴部の断面を八角形となる形状とすることにより、角の角度が大きくなるようにして当たりを和らげる様にした液体紙容器が提案され、実用化されている。しかしながらこの様な紙容器においては角が多数できるため、手にうまくフィットせず、やはり掴み難いという問題点が残っていた。
特開2000−25748号公報 特開2014−133598号公報
本発明は上記のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、内容物の注出のために手で掴んだときに手に自然にフィットして掴み易く、角があたって持ったときに痛みを感じる虞がなく、快適に注出を行うことができる液体紙容器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、
筒状の胴部と、前記胴部の一端を折り込んで貼り合せて封止した底面部と、他端を折り込んで貼り合せて封止した天面部を有し、前記天面部または前記胴部に開口部が設けられた液体紙容器であって、
前記胴部は、前記開口部が設けられた側の開口側面と、開口側面に対向する側の対向側面と、開口側面と対向側面に挟まれた両脇側面とを有し、
前記対向側面が、前記両脇側面と折曲げ線がなく滑らかに連続して容器外側に凸の滑らかな曲面を形成し、
前記対向側面に隣接する天面部と前記対向側面が、前記対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線によって区画されていることを特徴とする液体紙容器である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、
前記対向側面に隣接する天面部と前記対向側面が、前記天面部側に凸の曲線状の折曲げ線によってさらに区画されていることを特徴とする請求項1に記載の液体紙容器である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、
前記対向側面に隣接する天面部と前記対向側面が、直線状の折曲げ線によってさらに区画されていることを特徴とする請求項1に記載の液体紙容器である。
また、本発明の請求項4に係る発明は、
前記対向側面に隣接する底面部と前記対向側面が、前記対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線によって区画されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体紙容器である。
また、本発明の請求項5に係る発明は、
前記対向側面に隣接する底面部と前記対向側面が、前記底面部側に凸の曲線状の折曲げ線によってさらに区画されていることを特徴とする請求項4に記載の液体紙容器である。
また、本発明の請求項6に係る発明は、
前記対向側面に隣接する底面部と前記対向側面が、直線状の折曲げ線によってさらに区画されていることを特徴とする請求項4に記載の液体紙容器である。
本発明によれば、液体紙容器の天面部と対向側面が、対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線によって区画され、対向側面が両脇側面と折曲げ線なく滑らかに連続していることにより、対向側面が紙の剛性により容器外側に凸の滑らかな曲面を形成し、また内容物を充填したときには内容物の重量によりさらに滑らかな曲面となることにより、内容物を注出する際は、開口部を下に向けられるように必然的に対向曲面側から容器を掴むことになるため、滑らかな曲面となって角が無い側面を掴むことができ、手に良くフィットして掴み易く、角が当たって手を傷める虞も無い液体紙容器が得られる。
また天面部側に凸の曲線状、または直線状の折曲げ線をさらに設けることにより、対向側面をよりスムーズに曲面状にすることができる。
また同様の折曲げ線を対向側面と底面部の間にも設けることにより、対向側面の曲面をより滑らかで手にフィットし易いものとすることができる。
本発明の液体紙容器の第一の実施形態の外観斜視図である。 図1の液体紙容器を形成するブランクの概要図である。 本発明の液体紙容器を手で掴んだときの態様を天面部側から見込んだ模式図である。 従来の液体紙容器を手で掴んだときの態様を示す模式図である。 本発明の液体紙容器の第二の実施形態の外観斜視図である。 図5の液体紙容器を形成するブランクの概要図である。 本発明の液体紙容器の第三の実施形態の外観斜視図である。 図7の液体紙容器を形成するブランクの概要図である。 比較例1の四角筒状の紙容器のブランクの概要図である。 比較例2の八角筒状の紙容器のブランクの概要図である。 実施例1のブリック型の紙容器のブランクの概要図である。 実施例1のブリック型の紙容器の外形の模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。また以下において同等の部材等には同じ符号を付して説明を省略することがある。
図1は、本発明の液体紙容器(以下、単に「容器」ということがある)の第一の実施形態の外観斜視図である。また図2は、図1の液体紙容器1を形成するブランクの概要図である。本実施形態の液体紙容器1は、板紙を基材とするブランク2を折り曲げて略四角筒状の胴部10とし、胴部10の一端を潰してシール部13で貼り合せ、さらに折り畳んで平坦な底面部12を形成し、胴部10の他端を同様に潰してシール部14で貼り合せ、折り畳んで平坦な天面部11を形成している。折り曲げる部位には適宜、折曲げ線が設けられている。
底面部12は、液体紙容器1を立たせるため平坦であることが好ましいが、天面部11は、図1の様に折畳んだ部位を外側に出す外フラップタイプ、内側に折り込む内フラップタイプのどちらでも良く、また形状は平坦とする以外にも、例えば切妻屋根状のゲーブルトップ型、斜面型、一部を斜面状としたスラントトップ型など公知のいずれの形状としても良い。
天面部11に内容物を注出するための開口部30が設けられ、スパウト(図示せず)とキャップ31が取り付けられて開閉自在とされている。胴部10の開口部30が設けられた側の側面である開口側面21と、隣接する両脇側面22、24の境界は直線状の折曲げ線28で区画されている。一方、開口側面21に対向する側面である対向側面23と両脇側面22、24の接続部位25は折曲げ線がなく、滑らかな曲面となって連続している。なお図2に接続部位25を一点鎖線で示したのは単に説明上の区別のためであって、実際には線は設けられていない。
なお本実施形態においては、ブランク2の図から明らかなように、シート状のブランク2から略四角筒状の胴部10を形成するため、図2に破線で区切って示した貼り合せ部26が対向側面23にあり、ブランク2の状態では対向側面23は分割された態様23A、23Bとなっている。また容器1としたときに合わせ目27が対向側面23にできる。ただし貼り合せ部26がどの側面の部位になる様にするかは任意である。
天面部11と開口側面21、両脇側面22、24との境界は直線状の折曲げ線29となっている。底面部12と開口側面21、両脇側面22、24との境界も同様である。一方、対向側面23と隣接する天面部11とは、対向側面23側に凸の曲線状の折曲げ線15により区画されている。また、天面部側に凸の曲線状の折曲げ線16によってさらに区画されている。曲線状の折曲げ線15、16を折り曲げることにより、その間に凹んだ曲面19が形成されている。
このとき曲線状の折曲げ線15、16の曲がりの程度としては、容器の大きさなどに応じて設定すれば良く、特に限定されるものではないが、例えばそれぞれの折曲げ線の両端を結んだ直線から曲線の頂点までの距離が3mm以上30mm以下となる様にすると好適である。
対向側面23と隣接する底面部12との間も、対向側面23側に凸の曲線状の折曲げ線17により区画されている。また、底面部側に凸の曲線状の折曲げ線18によってさらに区画されている。曲線状の折曲げ線17、18の態様は曲線状の折曲げ線15、16と同様であり、曲線状の折曲げ線17、18を折り曲げることにより、その間に凹んだ曲面が形成されるのは天面部11と同様である。
対向側面23は、折曲げ線15、17により容器外側に凸となるように押し出される形となり、かつ、両脇側面22、24との間に折曲げ線が無いことでブランク2の基材である板紙の自然な剛性や弾性の効果により、また内容物が充填された状態では内容物の重量により、容器外側に凸の滑らかな曲面となって中央部が容器外側に膨出した態様となり、合わせ目27も図1のように外側に凸の態様となる。
曲線状の折曲げ線は天面部側、底面部側のいずれか一方に設けることでも良いが、両方に設けることにより、対向側面23の曲面はより滑らかな形状となるためより好ましい。
図3は、本実施形態の容器1を手で掴んだときの態様を天面部側から透視的に見込んだ模式図である。容器1から内容物を注出するときには、対向側面23側から容器1を掴むのが合理的であるのは明らかである。対向側面23は、前述のように容器外側に凸の滑らかな曲面となっており、また形状の規制が少ないため、手7の形状に沿って良くフィットし、掴み易い。また角が無いため手に当たって痛みを感じることも無い。特に容器天地方向の中央付近は、両脇側面22、24と底面部12、天面部11との境界となる折曲げ線による規制の影響も少ないため、より膨出した形状となり、掴み易い。
図5は本発明の第二の実施形態の液体紙容器3の外観斜視図である。また図6は、図5の液体紙容器3を形成するブランクの概要図である。底面部12は、第一の実施形態同様に平坦である。ただし折畳んだ部位を内側に折り込む内フラップタイプとしている。天面部11は、折畳んだ部位を内側に折り込む内フラップタイプで、切妻屋根状のゲーブルトップ型としている。また天面部11の屋根状となる斜面32に内容物を注出するための開口部30が設けられ、スパウト(図示せず)とキャップ31が取り付けられて開閉自在とされている。
天面部11と、開口側面21、両脇側面22、24との境界は直線状の折曲げ線29となっている。底面部12と、開口側面21、両脇側面22、24との境界も同様である。一方、対向側面23と隣接する天面部11とは、対向側面23側に凸の曲線状の折曲げ線15により区画されている。また、直線状の折曲げ線33によってさらに区画されている。曲線状の折曲げ線15、直線状の折曲げ線33を折り曲げることにより、その間に若干凹んだ曲面19が形成されている。
対向側面23と隣接する底面部12との間も、対向側面23側に凸の曲線状の折曲げ線17により区画されている。また、直線状の折曲げ線34によってさらに区画されている。曲線状の折曲げ線17、直線状の折曲げ線34の態様は天面部側と同様であり、曲線状の折曲げ線17、直線状の折曲げ線34を折り曲げることにより、その間に凹んだ曲面が形成されるのは天面部11と同様である。
対向側面23は、第一の実施形態同様、折曲げ線15、17により容器外側に凸となるように押し出される形となり、かつ、両脇側面22、24との間に折曲げ線が無いことでブランク4の基材である板紙の自然な剛性や弾性の効果により、また内容物が充填された状態では内容物の重量により、容器外側に凸の滑らかな曲面となって中央部が容器外側に膨出した態様となり、合わせ目27は図5のように外側に凸の態様となる。従って、第一の実施形態同様に掴み易く、痛みを感じることも無い容器3が得られる。
図7は本発明の第三の実施形態の液体紙容器5の外観斜視図である。また図8は、図7の液体紙容器5を形成するブランクの概要図である。天面部11は、第二の実施形態と同様の切妻屋根状のゲーブルトップ型としている。また天面部11の屋根状となる斜面32に内容物を注出するための開口部30が設けられ、スパウト(図示せず)とキャップ31が取り付けられて開閉自在とされている。
天面部11と開口側面21、両脇側面22、24との境界は直線状の折曲げ線29となっている。底面部12と開口側面21、両脇側面22、24との境界も同様である。一方、対向側面23と隣接する天面部11とは、対向側面23側に凸の曲線状の折曲げ線15により区画されている。対向側面23と隣接する底面部12は、対向側面23側に凸の曲線状の折曲げ線17により区画されている。底面部12はほぼ平坦であるが、対向側面23側に凸の曲線状の折曲げ線17があることにより、対向側面23側が若干窪んでいる。
対向側面23は、前述の実施形態同様、折曲げ線15、17により容器外側に凸となるように押し出される形となり、かつ、両脇側面22、24との間に折曲げ線が無いことでブランク6の基材である板紙の自然な剛性や弾性の効果により、また内容物が充填された状態では内容物の重量により、容器外側に凸の滑らかな曲面となって中央部が容器外側に膨出した態様となり、合わせ目27は図7のように外側に凸の態様となる。従って、前述の実施形態同様に掴み易く、痛みを感じることも無い容器5が得られる。
本発明の液体紙容器に使用する素材は、板紙を基材とし、内層および外層がヒートシール可能な熱可塑性樹脂からなる複合シートであれば良く、より具体的には収容する内容物によって各種の構成素材が使用できる。例えば、〔容器外側〕ポリエチレン/板紙/ポリエチレン/酸化ケイ素、酸化アルミニウム等の金属酸化物を含む無機化合物を真空蒸着法により100〜1000Åの厚さに形成させたポリエチレンテレフタレートフィルム/ポリエチレン〔容器内側〕、の構成からなる紙積層シートが使用できる。
以下に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
<評価方法>
・試作した各実施例および比較例の容器サンプルに水500ccを入れ、被験者10名がそれぞれ注出作業を行い、持ち易さ、注出し易さを評価した。
・評価指標:待ち易く、注出し易い場合を○、持ち難いまたは注出し難い場合を×とした。
<実施例1>
・図11に示したブランクから、天面部11と開口側面21の間に設けた斜面に開口部30を設け、底面部12と、開口側面21、両脇側面22、24および対向側面23の間にもそれぞれ斜面を設けたブリック型の紙容器を試作した。外形の模式図を図12に示す。・なお、対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線15の曲がりの程度を、折曲げ線の両端を結んだ直線から曲線の頂点までの距離が23mmとなる様にした。
・また、天面部側に凸の曲線状の折曲げ線16の曲がりの程度を、折曲げ線の両端を結んだ直線から曲線の頂点までの距離が9mmとなる様にした。
<実施例2>
・第一の実施形態と同様のブランクから紙容器を試作した。
・なお、対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線15の曲がりの程度を、折曲げ線の両端を結んだ直線から曲線の頂点までの距離が15mmとなる様にした。
・また、天面部側に凸の曲線状の折曲げ線16の曲がりの程度を、折曲げ線の両端を結んだ直線から曲線の頂点までの距離が5mmとなる様にした。
<実施例3>
・第二の実施形態と同様のブランクから紙容器を試作した。
・なお、対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線15の曲がりの程度を、折曲げ線の両端を結んだ直線から曲線の頂点までの距離が15mmとなる様にした。
<実施例4>
・第三の実施形態と同様のブランクから紙容器を試作した。
・なお、対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線15の曲がりの程度を、折曲げ線の両端を結んだ直線から曲線の頂点までの距離が10mmとなる様にした。
<比較例1>
・図9に示したブランクから四角筒状の紙容器を試作した。
<比較例2>
・図10に示したブランクから八角筒状の紙容器を試作した。
<評価結果>
・実施例1〜4の容器では、被験者10名がいずれも○の評価であった。
・比較例1、2の容器では、被験者10名がいずれも×の評価であった。
・この結果、本発明の液体紙容器は、持ち易さ、注出し易さでいずれも従来の容器に比べ優れていることが確認できた。
1、3、5・・・液体紙容器
2、4、6・・・ブランク
7・・・手
8・・・従来の液体紙容器
10・・・胴部
11・・・天面部
12・・・底面部
13、14・・・シール部
15、17・・・対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線
16、18・・・天面部側に凸の曲線状の折曲げ線
19・・・曲面
21・・・開口側面
22、24・・・両脇側面
23・・・対向側面
25・・・接続部位
26・・・貼り合せ部
27・・・合わせ目
28・・・折曲げ線
29・・・直線状の折曲げ線
30・・・開口部
31・・・キャップ
32・・・屋根状となる斜面
33、34・・・直線状の折曲げ線

Claims (6)

  1. 筒状の胴部と、前記胴部の一端を折り込んで貼り合せて封止した底面部と、他端を折り込んで貼り合せて封止した天面部を有し、前記天面部または前記胴部に開口部が設けられた液体紙容器であって、
    前記胴部は、前記開口部が設けられた側の開口側面と、開口側面に対向する側の対向側面と、開口側面と対向側面に挟まれた両脇側面とを有し、
    前記対向側面が、前記両脇側面と折曲げ線がなく滑らかに連続して容器外側に凸の滑らかな曲面を形成し、
    前記対向側面に隣接する天面部と前記対向側面が、前記対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線によって区画されていることを特徴とする液体紙容器。
  2. 前記対向側面に隣接する天面部と前記対向側面が、前記天面部側に凸の曲線状の折曲げ線によってさらに区画されていることを特徴とする請求項1に記載の液体紙容器。
  3. 前記対向側面に隣接する天面部と前記対向側面が、直線状の折曲げ線によってさらに区画されていることを特徴とする請求項2に記載の液体紙容器。
  4. 前記対向側面に隣接する底面部と前記対向側面が、前記対向側面側に凸の曲線状の折曲げ線によって区画されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体紙容器。
  5. 前記対向側面に隣接する底面部と前記対向側面が、前記底面部側に凸の曲線状の折曲げ線によってさらに区画されていることを特徴とする請求項4に記載の液体紙容器。
  6. 前記対向側面に隣接する底面部と前記対向側面が、直線状の折曲げ線によってさらに区画されていることを特徴とする請求項5に記載の液体紙容器。
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