JP5140897B2 - 飲み口付き容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲み口付き容器に関し、更に詳しくは、主に飲料その他の流動性を有する内容物を密封包装するプラスチックフィルムまたは板紙を基材とする積層シート製の飲み口付き容器であって、内容物を飲用する際、ストローなどを用いることなく、容器に設けられた飲み口部に直接口を付けて、内容物をこぼすことなく、安全且つ衛生的に飲用することのできる飲み口付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲料などを密封包装する小型の液体用紙容器では、内容物を飲用するための手段として、袋詰めしたストローを容器に添付し、容器に設けられたストロー穴にストローを差し込んで飲用する方法が採られている。これは、例えば紙容器の上面に、封止テープなどで封止された飲み口用の穴を設けておいて、内容物を飲用する際、封止テープを剥がして飲み口用の穴を開封し、その部分に直接口を付けて飲むような方法を採った場合、容器上面の平面部には口をピッタリと付けることが難しく、内容物をこぼしやすい問題があり、また、容器の外面は雑菌などで汚されており、衛生面でも好ましくないという問題があったためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記液体用紙容器の場合は、ストローを使用することにより、内容物を飲用する際、内容物をこぼしやすいという問題や、衛生面の問題は解決できるが、ストローを付ける場合、1個ずつ袋詰めしたストローを容器の壁面にホットメルトなどで接着する必要があり、材料費のアップや、取り付け工程の追加など製造コストを上昇させる問題があり、更に、内容物に関しても、粘度が比較的高い場合や、果肉などの固形物が含まれる場合など、内容物によってはストローでは径が小さく飲用に適さない問題もあった。
【0004】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、飲料などを密封包装する比較的小型の紙容器において、プラスチック成形体によるキャップ付きの飲み口やストローなどを必要とせず、材料費の低減と製造工程の簡略化が可能で、しかも、容器に充填された内容物を飲用する際には、容器に設けられた飲み口部に直接口を付けて内容物をこぼすことなく安全に、また、衛生面でも問題なく飲用することのできる飲み口付き容器を生産性よく提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
少なくとも板紙を基材とし、該基材の両面にポリエチレン層が積層された積層シートを用い、カートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線(20〜27)とカートンブランクを基準として縦方向の折り曲げ線(28〜31)、およびカートンブランクを基準として斜め方向の折り曲げ線(32〜39)を設けると共に、カートンブランクを飲み口付き容器に成形した時に前記飲み口付き容器の上面中央を通るカートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線(22)の中心部に飲み口用の穴(2)を設け、その外側の面(図では前側の面)に、飲み口用の穴(2)とその周辺の口の接触する部分を覆うように、摘み部(3)を設けた封止用テープ(4)をヒートシール部(5)で熱接着して構成した前記カートンブランクからカートンブランクを基準として横方向の接合部(40、41)の胴シールを行って横断面が矩形の筒状体を成形した後、カートンブランクを基準として縦方向の接合部(42、43)のいずれか一方を折り込みながらヒートシールして、矩形のフラットな面を形成し、カートンブランクを基準として縦方向の接合部(42、43)の残る他方を、前記カートンブランクを基準として縦方向の接合部(42、43)のいずれか一方と同様に、折り込みながらヒートシールして矩形のフラットな面を形成してなるブリックタイプの紙容器であって、飲み口付き容器に成形した後に、該紙容器の前記筒状体の一面を前記飲み口付き容器の上面とし、対向する一面を前記飲み口付き容器の底面とし、前記カートンブランクを飲み口付き容器に成形した時に前記飲み口付き容器の上面中央を通るカートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線(22)よりなる折り曲げ部が設けられ、該折り曲げ部に飲み口用の穴が設けられると共に、少なくとも前記穴の外側に、摘み部を設けた封止用テープが熱接着され、前記穴が封止されていることを特徴とする飲み口付き容器からなる。
【0006】
本発明において、容器を形成する積層シートとしては、液体用紙容器に使用されているような紙を基材とする積層シートを、容器の形態に応じて適宜選択して使用することができる。また、飲み口用の穴を設ける前記折り曲げ部は、ピッタリと折り返された折り曲げ部を意味するものではなく、容器の形成が可能な限り、適度のRを持った折り曲げ部である。
【0007】
前記飲み口用の穴を外側から封止する摘み部を設けた封止用テープは、飲み口用の穴を封止すると同時に、飲み口用の穴の周辺の口が接触する部分を衛生的に保つために、口の大きさに対応する程度の大きさを有する。また、前記飲み口用の穴は、外側だけではなく必要に応じて内側にも封止用のテープを例えば熱接着して、密封性、内容物の保存性、安全性を一層向上させることができる。その場合、内側の封止用テープは、外側の封止用テープを剥がした時、同時に飲み口用の穴の周囲で破断されて飲み口用の穴が開口されることが好ましく、そのためには、内側の封止用テープは、例えば、アルミニウム箔の片面または両面にポリエチレンなどを積層したような破断されやすい構成として、飲み口用の穴の周囲と共に外側の封止用テープの内面にも熱接着しておくことが好ましい。
【0008】
このような構成を採ることにより、飲み口付き容器に充填された飲料などの内容物を飲用する際には、飲み口用の穴を封止する摘み部を設けた封止用テープを、その摘み部を摘んで剥がすことにより、容易に飲み口用の穴を開封することができる。
そして、開封された飲み口用の穴は、容器の端縁部のヒートシール部や平面部ではなく、積層シートの折り曲げ部に設けられており、また、穴の周辺の口の接触する部分までが、開封するまでは封止用テープで覆われているので、汚染されておらず衛生的であり、また、飲み口用の穴に口を付けた時、フィットしやすく、飲み口用の穴の周囲をくわえるようにして内容物をこぼすことなく、安全且つ容易に、しかも衛生的に飲用することができる。
また、飲み口として、プラスチックの成形体によるキャップ付きの飲み口や、ストローなどを付ける必要がないので、材料費の低減と製造工程の簡略化が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。本発明の飲み口付き容器は、上記のように、少なくとも板紙を基材とし、該基材の両面にポリエチレン層が積層された積層シートを用い、カートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線20〜27とカートンブランクを基準として縦方向の折り曲げ線28〜31、およびカートンブランクを基準として斜め方向の折り曲げ線32〜39を設けると共に、カートンブランクを飲み口付き容器に成形した時に前記飲み口付き容器の上面中央を通るカートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線22の中心部に飲み口用の穴2を設け、その外側の面(図では前側の面)に、飲み口用の穴2とその周辺の口の接触する部分を覆うように、摘み部3を設けた封止用テープ4をヒートシール部5で熱接着して構成した前記カートンブランクからカートンブランクを基準として横方向の接合部40、41の胴シールを行って横断面が矩形の筒状体を成形した後、カートンブランクを基準として縦方向の接合部42、43のいずれか一方を折り込みながらヒートシールして、矩形のフラットな面を形成し、カートンブランクを基準として縦方向の接合部42、43の残る他方を、前記カートンブランクを基準として縦方向の接合部42、43のいずれか一方と同様に、折り込みながらヒートシールして矩形のフラットな面を形成してなるブリックタイプの紙容器であって、飲み口付き容器に成形した後に、該紙容器の前記筒状体の一面を前記飲み口付き容器の上面とし、対向する一面を前記飲み口付き容器の底面とし、前記カートンブランクを飲み口付き容器に成形した時に前記飲み口付き容器の上面中央を通るカートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線22よりなる折り曲げ部が設けられ、該折り曲げ部に飲み口用の穴が設けられると共に、少なくとも前記穴の外側に、摘み部を設けた封止用テープが熱接着され、前記穴が封止されていることを特徴とする飲み口付き容器である。従って、簡単な形態では、図1の展開図に示したようなカートンブランクから、図2に示したような前記飲み口付き容器の底面が平坦で前記飲み口付き容器の上面に折り曲げ線22よりなる折り曲げ部を有し、その折り曲げ部に飲み口用の穴2とそれを封止する摘み部3を設けた封止用テープ4が取り付けられた飲み口付き容器を成形することができる。
【0016】
以上のように、本発明の飲み口付き容器の製造に用いる積層シートは、例えば、外側からポリエチレン/紙/ポリエチレンを順に積層した構成、或いは、ポリエチレン/紙/ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエステルフィルム/ポリエチレンを順に積層したような構成の紙を基材とする積層シートを好適に使用することができる。
【0029】
【実施例】
以下に、図面を用いて本発明を更に具体的に説明する。但し、本発明は、その要旨を超えない限り図面に限定されるものではない。また、図面に付した符号は、異なる図面においても同じ名称の部分には同じ符号を用いた。図1は、本発明の飲み口付き容器の実施例の構成を説明する展開図であり、図2は、図1の展開図に示した飲み口付き容器を成形した時の形状を示す斜視図である。
【0036】
図1は、本発明の飲み口付き容器の実施例の構成を説明する展開図であり、図2は、図1の展開図に示した飲み口付き容器を成形した時の形状を示す斜視図である。図1、図2に示した飲み口付き容器300は、ブリックタイプの液体用紙容器を応用して構成したものであり、通常、ブリックタイプの液体用紙容器の場合、前述したような紙を基材とする積層シートを用いて、カートンブランク(押し罫などを設けた成形前のフラットなカートン材料)を作製し、そのカートンブランクから、カートンブランクを基準として横方向の接合部40、41の胴シールを行って横断面が矩形の筒状体を成形した後、カートンブランクを基準として縦方向の接合部42、43のいずれか一方を折り込みながらヒートシールして、矩形のフラットな面を形成し、次いで、カートンブランクを基準として縦方向の接合部42、43の残る他方から内容物を充填した後、前記カートンブランクを基準として縦方向の接合部42、43の残る他方を、前記カートンブランクを基準として縦方向の接合部42、43のいずれか一方と同様に、折り込みながらヒートシールして矩形のフラットな面を形成してブリックタイプの紙容器としている。しかし、この形状では前記カートンブランクを基準として縦方向の接合部42、43のいずれか一方を折り込みながらヒートシールして形成した、矩形のフラットな面と前記カートンブランクを基準として縦方向の接合部42、43の残る他方を折り込みながらヒートシールして形成した、矩形のフラットな一面の中央部にヒートシール部が存在し、特に、前記カートンブランクにおいて縦方向の接合部42、43の残る他方を折り込みながらヒートシールして形成した、矩形のフラットな面に積層シートの折り曲げ部と、その折り曲げ部に飲み口用の穴および封止用テープを設けることができないため、前記紙容器を横に寝かせて用い、飲み口付き容器に成形した後に、前記紙容器の前記筒状体の一面を前記飲み口付き容器の上面に用いる方法で、図1に示した展開図の構成のカートンブランクから、図2に示した形状の飲み口付き容器300を成形できるようにしたものである。
【0037】
即ち、図1に示した展開図の構成のカートンブランクは、紙を基材とする矩形状の積層シートに、カートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線(押し罫)20〜27とカートンブランクを基準として縦方向の折り曲げ線(押し罫)28〜31、およびカートンブランクを基準として斜め方向の折り曲げ線(押し罫)32〜39を設けると共に、カートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線22の中心部に飲み口用の穴2を設け、その外側の面(図では前側の面)に、飲み口用の穴2とその周辺の口の接触する部分を覆うように、摘み部3を設けた封止用テープ4をヒートシール部5で熱接着して構成したものである。尚、上記カートンブランクの構成において、容器300の上部の折り曲げ線(押し罫)、即ち、カートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線21、22、23およびカートンブランクを基準として斜め方向の折り曲げ線32、33、34、35と、容器下部のカートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線25は、容器の成形を容易にするために設けたものである。
【0038】
このような構成のカートンブランクを用いて、図2に示した形状の飲み口付き容器300を成形する場合、複数の方法があるため特に限定はされないが、例えば、容器の成形機などを用いて、マンドレルなどを利用してカートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線21、23、24、26を、それぞれ90°内側に折り曲げて角筒状にし、両端の接合部40、41の内面同士をカートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線20、27を外側に折り曲げて熱接着させた後、その接合部を容器の下側に向けて倒して角筒体を成形し、次いで、角筒体の一方の側部、例えば、接合部42の内面同士を、カートンブランクを基準として縦方向の折り曲げ線28、29およびカートンブランクを基準として斜め方向の折り曲げ線32、33、36、37を折り曲げて、直線状に突き合わせて熱接着して封止し、角筒体のもう一方の側部、即ち、接合部43側が開口する容器を成形し、その開口部から内容物を充填した後、接合部43の内面同士を、カートンブランクを基準として縦方向の折り曲げ線30、31およびカートンブランクを基準として斜め方向の折り曲げ線34、35、38、39を折り曲げて、直線状に突き合わせて熱接着して封止する。
【0039】
そして、角筒体の両側の接合部42、43の内面同士を熱接着した際、外側に突出したカートンブランクを基準として斜め方向の折り曲げ線32〜39とカートンブランクを基準として縦方向の折り曲げ線29、30とで形成される4か所の三角状の突出部のうち、飲み口付き容器300の下側に相当する2か所の三角状の突出部を、例えば熱接着してフラットに潰し、飲み口付き容器300の両側横方向に突出させ、飲み口付き容器300の上部の両側の三角状の突出部はそのまま自由にすることにより、内容物の内圧で、三角状に折り畳まれ飲み口付き容器300の上方に突出していた突出部が元に戻り、図2に示したように、底面の両側に三角状の突出部を有し、また、容器の上部には、カートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線22による折り曲げ部6を有し、且つ、その折り曲げ部6に飲み口用の穴2と、その飲み口用の穴2およびその周辺の口の接触する部分を覆うように、摘み部3を有する封止用テープ4が熱接着されて設けられた飲み口付き容器300を成形することができる。尚、上記飲み口付き容器300において、底面の両側横方向に突出させた三角状の突出部は、自立性を補助する作用をもつが、不要な場合は、内側に折り畳んで底面に熱接着して固定しても構わない。
【0040】
このような構成を採ることにより、飲み口付き容器300は、その積層シートが剛性を有し、且つ、飲み口付き容器の底面がフラットに形成されているので、自立性がよく、また、飲み口付き容器の上部が折り曲げ線22よりなる積層シートの折り曲げ部6で形成され、折り曲げ部6に飲み口用の穴2が設けられると共に、その外側の面に、飲み口用の穴2とその周辺の口の接触する部分を覆うように、摘み部3を設けた封止用テープ4がヒートシール部5で熱接着され、封止されているので、飲み口付き容器300に充填された内容物を飲用する際には、封止用テープ4をその摘み部3を摘んで剥がすことにより、容易に飲み口用の穴2を開封することができ、開封された飲み口用の穴2は、積層シートの折り曲げ部6に設けられているので、ピッタリと口にフィットしやすく、その部分を口でくわえるようにして内容物を吸い出すように飲むこともできるので、一層飲みやすく、また、飲み口用の穴2とその周辺の口の接触する部分が、開封されるまでは封止用テープ4で覆われているため、衛生的であり、口触りもソフトで安全に且つ快適に内容物を飲用することができる。従って、ストローなどを添付する必要もなく、製造工程が簡略化され、製造コストも低減でき、また、内容物の粘度や固形物の有無などに影響されることもなく、容器の開口部に直接口を付けて安全且つ衛生的に内容物を飲用することのできる飲み口付き容器を生産性よく提供することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上、詳しく説明したように、本発明によれば、飲料などの流動性を有する内容物を密封包装する飲み口付き容器であって、プラスチックの成形体などによるキャップ付きの飲み口やストローなどを必要とせず、製造工程の簡略化および製造コストの低減が可能で、しかも、容器に充填された内容物を飲用する際には、容器に設けられた飲み口部に直接口を付けて内容物をこぼすことなく安全に、また、衛生面でも問題なく快適に内容物を飲用することのできる飲み口付き容器を生産性よく提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲み口付き容器の実施例の構成を説明する展開図である。
【図2】図1の展開図に示した飲み口付き容器を成形した時の形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 積層シート
2 飲み口用の穴
3 摘み部
4 封止用テープ
5 ヒートシール部
6 折り曲げ部
20、21、22、23、24、25、26、27 カートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線
28、29、30、31 カートンブランクを基準として縦方向の折り曲げ線
32、33、34、35、36、37、38、39 カートンブランクを基準として斜め方向の折り曲げ線
40、41、42、43 接合部
300 飲み口付き容器
Claims (1)
- 少なくとも板紙を基材とし、該基材の両面にポリエチレン層が積層された積層シートを用い、カートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線(20〜27)とカートンブランクを基準として縦方向の折り曲げ線(28〜31)、およびカートンブランクを基準として斜め方向の折り曲げ線(32〜39)を設けると共に、カートンブランクを飲み口付き容器に成形した時に前記飲み口付き容器の上面中央を通るカートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線(22)の中心部に飲み口用の穴(2)を設け、その外側の面(図では前側の面)に、飲み口用の穴(2)とその周辺の口の接触する部分を覆うように、摘み部(3)を設けた封止用テープ(4)をヒートシール部(5)で熱接着して構成した前記カートンブランクからカートンブランクを基準として横方向の接合部(40、41)の胴シールを行って横断面が矩形の筒状体を成形した後、カートンブランクを基準として縦方向の接合部(42、43)のいずれか一方を折り込みながらヒートシールして、矩形のフラットな面を形成し、カートンブランクを基準として縦方向の接合部(42、43)の残る他方を、前記カートンブランクを基準として縦方向の接合部(42、43)のいずれか一方と同様に、折り込みながらヒートシールして矩形のフラットな面を形成してなるブリックタイプの紙容器であって、飲み口付き容器に成形した後に、該紙容器の前記筒状体の一面を前記飲み口付き容器の上面とし、対向する一面を前記飲み口付き容器の底面とし、前記カートンブランクを飲み口付き容器に成形した時に前記飲み口付き容器の上面中央を通るカートンブランクを基準として横方向の折り曲げ線(22)よりなる折り曲げ部が設けられ、該折り曲げ部に飲み口用の穴が設けられると共に、少なくとも前記穴の外側に、摘み部を設けた封止用テープが熱接着され、前記穴が封止されていることを特徴とする飲み口付き容器。
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