JP3737561B2 - 容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばスポーツ飲料や果汁飲料等の各種の液体或いはゼリー状の粘体等の被充填物を充填するのに最適な容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、スポーツ飲料や果汁飲料等の各種の液体が充填され、必要に応じて取り出せるようにした容器として、例えば実公平2−21399 号公報に記載のような液体用容器がある。
【0003】
即ち、この液体用容器は、図5に示すような可撓性を有するシートからなる容器本体11と、該容器本体11の上部に合成樹脂製の取出部13が容器本体11の上端縁部11a に溶着等によって取り付けられたものである。
【0004】
そして、該取出部13には容器本体11に充填された液体を取り出すための筒状の蓋体14a が冠着された注出口部14が形成され、該注出口部14の下方にはストロー16が容器本体11の飲料内に延在するように取り付けられている。
【0005】
そして、前記注出口部14から、ストロー16を介して容器本体1の内部の液体を吸い上げて使用するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の液体用容器17は、その容器本体11の内部に飲料等の液体を充填する際には注出口部14から液体を充填しなければならないが、この注出口部14は直接口で内部の液体を吸い上げやすい程度の小径に形成されており、このような小径の注出口部14から液体を容器本体11内に充填することは不便であり、特に粘度の高い液体の場合には困難であった。
【0007】
また、容器本体11が500ミリリットル或いは1リットル以上の大容量容器である場合等に注出口部14から飲料を吸い上げずに、コップ等の別の容器に飲料を注ぎ分けて飲む場合があるが、前記のように口で吸引するために形成された注出口部15から飲料を注ぎ出すことは難しく、不便であった。
【0008】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、容器本体内に液体等の被充填物を充填し易く、且つ内部の被充填物を場合によって吸い出したり、或いは注ぎ出して使用することが容易にできる容器を提供することを課題とする。
【0009】
(構成)
本発明は、このような課題を解決するための手段としては、内部に被充填物が充填される可撓性を有するシートからなる容器本体1に取出部3が設けられ、取出部3が、容器本体1の上端縁部1aを扁平状に熱融着により封着する際に同時に狭持される取付け部8と、該取付け部8の略中央部に成形され被充填物を充填し又は取り出すための開閉自在の充填注出口部4と、該充填注出口部4に螺合された着脱自在の充填注出口用蓋体4a、及び容器本体1内部に延設されたストロー6と一体的に該充填注出口用蓋体4aに設けられた注出口部5とから構成され、充填注出口部4の口径が注出口部5の口径よりも大きいことにある。また、取付け部8には、充填注出口部4に亘って補強体9が設けられていることが好ましい。
【0010】
(作用)
すなわち、本発明の容器は、取出部3 に注出口部5とは別に被充填物を充填し又は取り出すための開閉自在の充填注出口部4 が形成されているため、注出口部5の形状や大きさが充填作業がしにくいように形成されている場合であっても、充填注出口部4から飲料等の被充填物を容器本体1 内に容易に充填することができる。
【0011】
また、充填注出口部4の口径が注出口部5の口径よりも大きく形成されているので、充填作業の効率が向上するとともに、容器本体1内部の被充填物を別の容器に移し替える時に該充填注出口部4から容易に注出することができ、且つ容器本体1内部の洗浄作業も容易に行える。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図面を参照しながら説明する。
まず、図1に示す1は可撓性を有するシート体より上方開口を有し両側面が2つ折りのガゼットを有する袋状に形成してなる容器本体で、該容器本体1の上部には、該容器本体1内に充填されているスポーツ飲料や果汁飲料等の液体或いはゼリー状の粘体等を取り出す注出口部5が設けられた取出部3が取り付られている。
【0013】
該容器本体1を形成するシート体は可撓性を有するものであればその材質は特に限定されるものではないが、一般的に飲料や食品等の包装袋に使用される積層フィルムが使用でき、例えばポリエステルやポリアミド等の合成樹脂フィルムとアルミホイルとの積層フィルムが、内容物の保存性に優れており好ましい。また、該積層フィルムの最内層はポリエチレン系やポリプロピレン系等の熱融着性樹脂より形成されていることが好ましい。
【0014】
取出部3は、図1及び図2(イ)に示すように、上記容器本体1の上端縁部1aを偏平状に熱融着により封着する際に同時に挟持される取付け部8と、該取付け部8の略中央部に成形された充填注出口部4と、該充填注出口部4に螺合された着脱自在の充填注出口用蓋体4a、及び容器本体1内部に延設されたストロー6と一体的に該充填注出口用蓋体4aに設けられた注出口部5とからなる。
該注出口部5には蓋体5aが着脱自在に螺合されている。
【0015】
注出口部5は、容器本体1内部に延設されたストロー6を介して飲料を吸い出して飲むための口部であり、その口径は口にくわえて飲料を吸い込みやすい程度の大きさに形成されている。
【0016】
充填注出口部4は、該注出口部5よりも大きい径に形成され、その大きさは充填注出口用蓋体4aを取り外して開口して、該取出部3から容器本体1に飲料を充填したり、或いは飲料を注ぎ出すことが容易な程度な径に形成されている。
【0017】
この充填注出口部4と取付け部8は、例えばポリエチレン系やポリプロピレン系等よりなり、容器本体1の最内層の樹脂と熱融着性を有する合成樹脂等から一体成形されており、また前記充填注出口用蓋体4a、注出口部5及びストロー6は合成樹脂から一体成形されている。
【0018】
9は、前記取付け部8に設けられた補強体で、該補強体9は図2(ロ)に示すように充填注出口部4に亘って2本設けられており、容器本体1と取付け部8を熱融着によって取り付ける際に側方から圧力をくわえられても変形等が生じないように設けられている。
【0019】
次にこのような構成からなる飲料用容器10の内部に飲料を充填する場合には、まず図3(イ)に示すように充填注出口用蓋体4aが充填注出口4から外された状態で行う。
【0020】
そして、このようにして開口された該充填注出口4から飲料等の液体を充填し、充填し終えたら注出口部5及びストロー6が一体に形成された充填注出口用蓋体4aを螺合することによって内部の飲料は密封される。
この充填注出口部4は飲料を充填するのに充分な程度な口径に形成されているため、充填時に飲料を零したりすることなく作業を行うことができ、特に粘度の高い飲料等も簡単に充填でき、充填作業の自動化も容易に行える。
【0021】
次に、このような飲料用容器10の注出口部5から内部の飲料を吸い出して飲む場合には、図3(ロ)に示すように注出口部5の蓋体5aを取り外して、該注出口部5を口に咥えて前記ストロー6を介して内部の飲料を吸い込んで飲むことができる。
この注出口部5の口径は充填注出口部4の口径に比べて小さく、飲料を吸引しやすいように形成されている。
【0022】
さらに、飲料を注出口部5から直接飲まずにコップ等他の容器に移し替えて飲む場合には、上記飲料の充填時と同様に充填注出口用蓋体4aを取り外して充填注出口部4を開口し、該充填注出口部4から飲料を容易にコップ等に移すことができる。
また、充填注出口用蓋体4aは充填注出口4に螺合されて着脱自在に形成されているため、簡単に取り外すことができ、且つ再度封緘することも容易にできる。
【0023】
上記のようにして充填注出口4から容器本体1内に飲料を充填し、さらに飲料をコップ等の別容器に注出するために使用したが、例えば容器本体1の飲料を飲み終えた後に容器本体1内部を洗浄して他の液体を充填して使用する場合にも、上記のように充填注出口4は注出口5より口径が大きく形成されているため洗浄が容易にでき且つ新たに別の液体を充填する際にも便利である。
【0024】
尚、上記実施の形態では、注出口部5を充填注出口用蓋体4aに設けたが、このような位置に注出口部5を形成することは条件ではなく、例えば図4に示すように注出用口部4の側方部に注出口部5を一体的に設け、それぞれに蓋体4a, 5aを冠着してもよい。
要は、注出口部5の他に飲料を充填したり注ぎ出したりし易い程度の口径に形成された充填注出用口部4が設けられていればよいのである。
【0025】
また、上記実施の形態では充填注出口用蓋体4a及び注出口部5用の蓋体5aをそれぞれ螺合して着脱自在に取り付けたが、蓋体の取付方法はこれに限定されるものではない。
特に、注出口5に着脱自在の蓋体を取り付けることは条件ではなく、例えば上部を融着して密封しておき、使用時に該融着部を切断する等して開口してもよい。
【0026】
さらに、上記実施の形態では包装体本体1を両側面に2つ折りのガゼットを有する袋状に形成したが、容器本体1の形状はこれに限定されるものではなく、例えば2枚のシートを下面に2つ折りしたガゼットを有する自立袋に形成してもよく、またシート材を3方或いは4方シールして形成された容器本体であってもよい。
【0027】
また、上記実施の形態では、包装体本体1と取出部3を上部端縁部1aにおいて熱溶着して取り付けたが、この包装体本体1と取出部3の取付手段はこれに限定されるものではなく、接着剤等によって取り付けてもよい。
【0028】
【発明の効果】
叙上のように、本発明は容器に注出口部とは別に、液体等の被充填物を充填或いは注出可能な充填注出口部を設けたため、充填作業が行いやすく、充填効率が向上し作業の自動化等も容易に行えるという効果が得られた。
また、液体の移し替えや容器本体の洗浄も簡単に行えるため、使用後の容器本体の再利用を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器の一実施の形態例を示す一部断面斜視図。
【図2】(イ)は本発明に係る取出部を示す断面図、(ロ)は(イ)のA−A線断面図。
【図3】(イ)は充填注出口部を開口した状態を示す斜視図、(ロ)は注出口部を開口した状態を示す斜視図。
【図4】他の実施の形態の取出部付近を示す要部拡大断面図。
【図5】従来の容器を示す一部断面斜視図。
【符号の説明】
1 容器本体
3 取出部
4 充填注出口部
5 注出口部

Claims (2)

  1. 内部に被充填物が充填される可撓性を有するシートからなる容器本体(1)に取出部(3)が設けられ、取出部(3)が、容器本体(1)の上端縁部(1a)を扁平状に熱融着により封着する際に同時に狭持される取付け部(8)と、該取付け部(8)の略中央部に成形され被充填物を充填し又は取り出すための開閉自在の充填注出口部(4)と、該充填注出口部(4)に螺合された着脱自在の充填注出口用蓋体(4a)、及び容器本体(1)内部に延設されたストロー(6)と一体的に該充填注出口用蓋体(4a)に設けられた注出口部(5)とから構成され、充填注出口部(4)の口径が注出口部(5)の口径よりも大きいことを特徴とする飲料容器。
  2. 取付け部(8)には、充填注出口部(4)に亘って補強体(9)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の飲料容器。
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