JP2004515423A - 容器 - Google Patents

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Abstract

軟質の壁(2、3)によって画成され、これらの壁(2、3)の相対的な位置によって容積が変わる区画室(4)と、この区画室(4)と周囲との間の連結部を形成している軟質の導管手段(22)とを備えた、液状の内容物用の容器。導管手段は、開放状態にも閉鎖状態にもすることができる。区画室(4)には底部分(21)があり、容器を直立状態にすると、液状の内容物が底部分(21)に本質的に集まる。壁(2、3)は、底部分(21)に集った内容物によって動かされて、区画室(4)の容積が増すような相対的な位置をとるが、この容積の増加は、区画室(4)内に生じる負圧によって打ち消される。導管手段(22)は、区画室(4)内に生じる負圧に応じて閉鎖状態になり、また容器の長軸に対して或る角度で区画室から延びている。

Description

【0001】
発明の分野
本発明は、液状の内容物用の容器に関するものであり、より詳しくは、軟質の壁によって画成され、これらの壁の相対的な位置によって容積の変わる区画室と、この区画室と周囲との間の連絡部を形成している導管手段とを備えた、液状の内容物用の容器に関するものである。
【0002】
背景技術
導入部分に記載したタイプの容器は、例えば国際特許出願第9941155号明細書により知られている。この明細書に記載されている容器は折りたためるタイプであって、三つの壁体、すなわち二つの対向する側壁と一つの底壁とからなるものである。プラスチック物質で作られたこれらの壁体は可撓性をもち、互いに繋ぎ合わされて、壁体の相対的な位置によって容積の変わる区画室を形成している。この容器は、側壁間に挿入された管状部品からなっているか、もしくは側壁と一体的に形成された導管手段を有している。
【0003】
このタイプの容器にしばしば見られる問題は、容器に永続性のある、すなわち、容器を例えば冷蔵庫内に貯蔵した時に、適度な期間、確実に密閉されたままになるよう、再密閉性を付与することに関するものである。導管手段を例えば切断開封することで容器を開ければ、容器中に入っている液状の製品を注ぎ出すことができる。しかしながら、導管手段は、永続的に再密閉できるのが望ましい。さもなければ、製品が周囲の空気によって影響を受けることがあるからである。この永続的な再密閉性は、ねじ蓋のような開放可能で、且つ閉鎖可能な連結手段を用い、それを導管手段に連結させることにより、もしくは導管手段上に用いられるピンチ手段により得られる。
【0004】
しかしながら、容器に永続的な再密閉性をもたらすこれらの方法は複雑である。その為、より簡単に永続的に再密閉できる容器が求められている。
【0005】
発明の概要
従って、本発明の第一の目的は、導入部分に記載したタイプの改良された容器を提供することである。
【0006】
もう一つの目的は、永続的な再密閉性が改良された上記のタイプの容器を提供することである。
【0007】
本発明によれば、これらの目的は、請求項1に記載した特徴を持つ容器により達成される。本発明の容器の好ましい態様は、請求項1に従属する請求項2〜13から明らかである。
【0008】
より具体的には、本発明によれば、軟質の壁によって画成され、これらの壁の相対的な位置によって容積が変わる区画室と、この区画室と周囲との間の連絡部を形成している軟質の導管手段とを備え、導管手段は開放状態にも閉鎖状態にもすることができ、また区画室には底部分があり、容器を直立状態にすると液状の内容物が底部分に本質的に集まるような、液状の内容物用の容器が提供される。この容器は、壁が、底部分に集まった内容物によって動かされて、区画室の容積を増加させるような相対的な位置をとるが、その容積の増加は区画室内に生じる負圧により打ち消されること、導管手段が、区画室内に生じる負圧に応じて閉鎖状態になること、また、該導管手段が、容器の長軸に対して或る角度で区画室から延びていること、を特徴とするものである。
【0009】
これにより、永続的に自己封着可能な容器が得られる。この容器は、液状の内容物により動かされて異なる位置をとり、区画室の容積に影響を及ぼす壁体からなっている。容器を直立状態にすると、壁体は、区画室の容積が増すような位置を確実にとる。その為、区画室内に負圧が生じる。この負圧は区画室の容積の増加を打ち消し、その上、導管手段を閉じさせる。導管手段は、容器の長軸に対して或る角度で区画室から延びているので、内容物によって容器の側壁にかかる圧力が導管手段に伝わるのが防止される。
【0010】
その為、本発明の容器の取り扱い時には、注ぎの動作を終えると導管手段が閉じ、容器は再び直立状態に戻る。従って、例えばねじ蓋やクリップのような形状の、永続性のある機械的な密閉手段の必要性が排除される。
【0011】
好ましい態様によれば、本発明の容器は、通常の連結部分に沿って繋ぎ合わされていて、動かされていない時に互いにぴったりと接触し合おうとする二つの対向する側壁を含んでいる。導管手段は、側壁と一体的に形成されているのが好ましく、また側壁から突き出された、互いにぴったりと接触している二つの壁部分により形成されていて、これらの壁部分がそれらの縁に沿って互いに繋ぎ合わされているのが有利である。
【0012】
本発明の別の好ましい態様によれば、導管手段は、区画室内に生じた負圧に応じて導管手段が閉じられた時に互いに接触して密着する、互いに向かい合った内面を有している。この面は、高い平面度を有しているのが有利であり、それは、区画室内に生じる負圧に応じた導管手段の、永続的な気密密閉を確実なものとするのに寄与する。
【0013】
容器は、鉱物物質のフィラーとポリオレフィン系物質のバインダーとを含有する物質で作られているのが好ましい。フィラーは、チョーク(炭酸カルシウム)であるのが有利である。
【0014】
本発明のまた別の好ましい態様によれば、容器の第一の側に持ち運び手段が配置されている。この持ち運び手段は、連結部分に配置されているのが有利である。
【0015】
本発明の別の好ましい態様によれば、導管手段が、容器の第二の側に位置する出口領域内に、底部分から離れて配置されている。この第二の側は、第一の側の反対側であるのが有利である。
【0016】
本発明のもう一つのより好ましい態様によれば、導管手段は容器の長軸に対して垂直に延びている。
【0017】
導管手段は、好ましくは、容器が未開封状態になるように密閉されていて、切断等の操作によって開けることができる。
【0018】
本発明の好ましい実施の形態を、添付した図面を参照しながら例を挙げて説明する。
【0019】
実施の形態の説明
ここで参照する図1aと図1bは、液状の内容物が中に入っている未開封状態の本発明の容器1の好ましい態様を示すものである。容器1は、ミルク、フルーツジュース、水もしくはワインのような、液状の食物製品に特に適している。
【0020】
容器1は折りたためるタイプ、すなわち、圧縮可能もしくは折り曲げ可能であって、その為に、三つの軟質の壁体からなっている。これらの壁体のうち、二つは対向する側壁2であり、一つは底壁3である。
【0021】
壁2、3は、プラスチック物質、もしくは好ましくは、鉱物物質のフィラーとポリオレフィン系物質のバインダーとを含有する物質で作ることができる。フィラーは、チョークであるのが有利である。また、壁2、3は互いに連結されて、図2に分かりやすく示してある、壁2、3の相対的な位置によって容積の変わる区画室4を形成している。二つの側壁2は、連結部分5に沿って溶着させることにより繋ぎ合わされている。
【0022】
軟質の壁2、3は、容器1の空の状態に相当する動かされていない状態の時に側壁2が互いにぴったりと接触し合うように形成されており、またそのように接触し合うような剛性を有している。これらの壁が、チョークのような鉱物をベースとするフィラーを含有している場合には、その剛性はフィラーによって本質的に得られる。本発明の容器1に液状の内容物を入れると、内容物によって壁2、3が動かされ、これらの壁が、区画室4によって画成される容積が内容物を保持するのに必要な大きさになるような相対的な位置をとる。
【0023】
上記のように、容器1は折りたためるタイプである。このことは、区画室4によって画成される容積が、容器1の内容物が空になるにつれて減少することを意味している。
【0024】
持ち運び手段6が、容器1の第一の側にある連結部分5に配置されており、ここに示す態様においては、この手段6は、本質的に丸い第一の開口9と、本質的に細長い第二の開口10とからなっている。その結果、持ち運び手段6は、ユーザーが四本の指で容器1を持ち上げるのを可能にする取っ手11を形成している。それと同時に、荷重吸収部分12が開口9、10間に形成されていて、容器1を取り扱っている最中に取っ手11が折れ曲がったり、変形したりするのを防いでいる。取っ手11の二つの開口9、10は、容器1をつらぬく水平方向の線に対して約25°の角度で伸びている。20〜30°の角度であれば、容器1を取り扱っている最中、ユーザーにとって心地良いことが、テストの結果判った。
【0025】
これから参照する図2は、図1aと図1bに示した容器1の立面図であって、手前の側壁2を除いてある。これで、後ろの側壁2の内側、底壁3、そして二つの側壁2を互いに連結している連結部分5の設計を見ることができる。容器1の下部領域13において、一方では、各側壁2と底壁3とを連結させた下部連結部分14により、もう一方では、三つの壁2、3の全てを通常の溶融接合により連結させた二つの側部連結部分5により、側壁2と底壁3とが連結されている。その為、容器1の区画室4は、側壁2と底壁3とにより画成される。連結部分5は、区画室4に面する境界線16を形成している。
【0026】
区画室4は、上記のような下部領域13と、区画室4に面する連結部分5の境界線16が平行である中央領域17と、アーチ型の上部領域18とからなっている。この上部領域18では、境界線16が本質的にアーチ型に互いに近づき合うように延びているが、容器1の第二の側20にある出口領域19では、そのようには延びていない。この出口領域19については、後でより詳しく説明する。このような設計によって、容器の充填度とは無関係に、容器1を安定に直立させることが可能になる。
【0027】
容器1を図1に示すような直立状態にすると、液状の内容物の大部分が、容器1の底部分21に集まる。この底部分21は、下部領域13と中央領域17とで形成される部分である。
【0028】
本発明の容器1は、導管手段22も有している。これは、出口領域19内に底部分21から離れて配置されている。従って、導管手段22は、容器1の第二の側20に配置されている。第二の側は、持ち運び手段6が配置されている第一の側7の反対側である。
【0029】
導管手段22は側壁2と一体的に形成されている。より具体的には、導管手段22は、各側壁2の壁部分23により形成されている。各壁部分23は、容器の長軸に対して或る角度で延びており、従って、各側壁2から外側に向かって延びた突起を形成している。また、壁部分23は、それらの外側の縁に沿って互いに連結されており、従って、これらの縁は連結部分5に含まれる。その為、互いに連結された壁部分23によって、第一の端24で容器1の区画室4と繋がっていて、第二の端25が連結部分5により密閉された導管手段22が形成されている。この壁部分は、従って導管手段も、区画室4から容器1の長軸に対して或る角度で延びているので、液状の内容物によって生じて容器の壁に作用する圧力が導管手段には伝わらないことが保証される。図2に示す態様においては、導管手段は、長軸に対して本質的に垂直に延びている。導管手段22が、二つの壁部分23からなっていることは、注目すべき点である。これらの壁部分はそれらの縁に沿って封止されており、またそれらには可撓性があり、各々には内面26がある。これらの内面26は、内容物によって動かされていない時には、互いにぴったりと接触し合う。
【0030】
本発明の容器1を開けるには、導管手段22の第二の端25を切断等の操作によって取り除く。勿論、このような切断により、任意の角度で開口を形成することができる。このようにして開けた容器1を、図3aと図3bに示す。
【0031】
本発明の容器1を直立状態にすると、図4に示すように、液状の内容物は本質的に区画室4の底部分21に集まる。図4は、図3aに示す容器1の断面図である。内容物の一部は、容器1が未だ空になっていない時には、容器1のアーチ型領域18中に保持され得るということが分かるであろう。側壁が互いに離れるまで、またその結果、側壁が区画室の容積が増すような相対的な位置をとるまで、底部分21で内容物が側壁2に作用する。しかしながら、区画室4のアーチ型領域18に内容物が何も入っていないか、もしくは上記のように内容物の少量部分しか入っていないと、この領域で側壁2が互いに接触し合おうとし、その結果、区画室4の容積が増す。しかしながら、容積の増加は容積の減少よりも大きく、その結果、区画室4内で負圧が生じ、それにより、容積の増加が打ち消される。
【0032】
図5は、注ぎの動作を行っている時の本発明の容器1を示すものであり、また図6は、図5に示す容器1の断面図である。容器1を直立状態から前傾状態にする。図6は、内容物の一部がどのように区画室4のアーチ型領域18に移動するのかを、そしてその結果生じるこの領域18の容積の増加が、底部分21の容積の減少によって或る程度補われるのを示すものである。容積の相対的な変化は、区画室4内で負圧が優勢ではなくなるようになされる。
【0033】
図7a〜図7cは、上記の本発明の容器1を、容器に入っているミルクのような液状の内容物を注ぎ出すにはどのように取り扱うかを示すものである。
【0034】
図7aは、台の上に直立状態で置かれた、開封された容器を示している。液状内容物は、底部分21に集まっている。
【0035】
図7bは、注ぎの動作を行っている時の、持ち上げられた状態にある容器1を示している。注ぎの動作により、容器1に入っている内容物の一部が、底部分21からアーチ型領域18、及びそれに付随する出口領域19に移動する。液状の内容物が導管手段22を通過し、それにより圧力がかかると、導管手段22の壁部分23、及びそれらの内面26が離れるので、内容物の一部をグラス27に注ぎ出すことができる。内容物の一部が底部分21からアーチ型領域18及び出口領域19に移動するにつれて、底部分21において内容物によって側壁2にかかる圧力が減少し、その為に側壁が互いに近づき合おうとし、その結果、区画室4の容積が減少する。この容積の減少は、アーチ型領域18で生じる容積の増加よりも比較的大きく、その結果、区画室内で負圧は優勢ではなくなる。
【0036】
注ぎの動作を終えると、内容物は当然、導管手段の壁部分にもはや全く圧力をかけることがなく、従って壁部分の内面26は再び、互いにぴったりと接触し合った状態になる。
【0037】
図7cでは、容器1は再び直立状態に戻されている。内容物は、底部分21に再び集まる。これは、内容物によって側壁2に再び圧力がかかり、その結果、区画室4の容積が増すことを意味する。
【0038】
この容積の増加は、容積の増加を打ち消す負圧が区画室4内で再び生じる、ということを意味している。この負圧によって、区画室4の液状の内容物の入っていない部分で側壁2が引き締められ、その為に、その部分が容器のアーチ型領域18を形成し、また容器の充填度によって底部分が大きくなったり、小さくなったりすることもあり、従って、区画室4の当該部分で側壁2が互いに接触し合った状態に確実に保たれる。
【0039】
導管手段22は、区画室4内に生じる負圧に応じて閉じるようになっている。このことは、ここに示す態様においては、導管手段22の壁部分23の互いにぴったりと接触し合う内面26が互いに押し合い、その為に気密な封止をもたらすことを意味している。導管手段が容器の長軸に対して或る角度で延びているので、液状の内容物によって容器の壁にかかる圧力の導管手段への伝達が確実に防止され、その為、導管手段は、それを開けるように作用する圧力をこうむることがない。その結果、容器1が永続的に密閉され、それによって、容器の区画室4に周囲の空気が流入して容器の内容物に影響を及ぼすのが防止される。
【0040】
このように、本発明の容器1は、永続的に自己封着可能である。このことは、蓋やクリップによる密閉のような、永続性のある機械的な密閉手段の必要性が排除されることを意味する。
【0041】
内容物を繰り返し注ぎ出すには、容器1を持ち上げ、注ぎの動作を繰り返し行うだけでよい。それによって、負圧がなくなる。注ぎの動作を行っている時に内容物によってかかる圧力によって、上記のように、導管手段22の壁部分23が引き離されるので、もう一度、内容物を注ぎ出すことができる。
【0042】
実用実験の結果、容器1の永続的な自己封着性は、容器の充填度には本質的に依存しないことが立証された。
【0043】
本発明はこのように、永続的に自己封着可能な容器1に関するものである。より具体的には、容器1は、例えば切断することにより開けることのできる導管手段22を含んでいる。また容器1は、軟質の壁2、3を有している。これらの壁は、注ぎの動作を行っている時には壁2、3によって画成される区画室4の容積が減少するように、また容器1を直立状態にした時にはこの容積が増加するように、容器1を取り扱っている最中に容器1中の液状の内容物によって動かされる。このような容積の増加の結果、区画室4内で負圧が生じる。この負圧により容積の増加が打ち消され、開いている導管手段22が確実に密閉される。導管手段22が外側に延びているので、すなわち、導管手段が容器の長軸に対して或る角度で延びているので、内容物によって容器の壁にかかる圧力が導管手段に伝わることが、確実になくなる。その結果、永続的な密閉が保証され、それによって、容器1の区画室4に導管手段22から空気が流入して容器の内容物に影響を及ぼすのが防止される。
【0044】
区画室内に生じる負圧に応じて導管手段22を確実に気密密閉する為に、導管手段22の内面26は高い平面度を有している。
【0045】
図8は、容器1の長軸に対して90°未満の角度で区画室4から延びた導管手段22を持つ、本発明に係る容器1の別の態様を示すものである。
【0046】
本発明は、本明細書に示した容器1の態様に限定されるものでない。例えば、導管手段を容器1と一体化させることができる。すなわち、導管手段は、容器1から突き出している必要はなく、区画室4からのみ突き出していればよい。このようにいろいろな変更や変形が可能であり、従って、本発明は、添付の特許請求の範囲によって専ら規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1aと図1bは、充填されていて開封されていない状態にある本発明の容器の好ましい態様の斜視図である。
【図2】
図2は、図1aと図1bに示した容器の立面図であって、幾つかの部分は、容器の構造を示す為に取り除いてある。
【図3】
図3aと図3bは、充填されていて開封された状態にある、図1aと図1bに示す容器の斜視図である。
【図4】
図4は、図3a中の線A−Aに沿った断面図である。
【図5】
図5は、注ぎの動作を行っている時の、図3aと図3bに示す容器の斜視図である。
【図6】
図6は、図5中の線B−Bに沿った断面図である。
【図7】
図7a〜図7cは、図3aと図3bに示す容器を、容器に入っている内容物の一部を注ぎ出す為に取り扱っているところを示す斜視図である。
【図8】
図8は、容器の長軸に対して鋭角に区画室から延びた導管手段を有する本発明の容器の第二の態様の立面図である。

Claims (13)

  1. 軟質の壁(2、3)によって画成され、これらの壁(2、3)の相対的な位置によって容積が変わる区画室(4)と、この区画室(4)と周囲との間の連絡部を形成している軟質の導管手段(22)とを備え、導管手段(22)は開放状態にも閉鎖状態にもすることができ、また区画室(4)には底部分(21)があり、容器を直立状態にすると、液状の内容物が底部分(21)に本質的に集まるような容器において、
    壁(2、3)は、底部分(21)に集まった内容物によって動かされて、区画室(4)の容積を増加させるような相対的な位置をとるが、この容積の増加は、区画室(4)内に生じる負圧によって打ち消され、また
    導管手段(22)は、区画室(4)内に生じる負圧に応じて閉鎖状態になり、且つ
    導管手段(22)は、容器の長軸に対して或る角度で区画室から延びていることを特徴とする、液状の内容物用の容器。
  2. 壁(2、3)が、通常の連結部分(5)に沿って繋ぎ合わされていて、動かされていない時に互いにぴったりと接触し合おうとする二つの対向する側壁(2)を有している、請求項1に記載の容器。
  3. 導管手段(22)が側壁(2)と一体的に形成されている、請求項2に記載の容器。
  4. 導管手段(22)が、側壁(2)から突き出された、互いにぴったりと接触している二つの壁部分(23)により形成されていて、これらの壁部分(23)はそれらの縁に沿って互いに繋ぎ合わされている、請求項3に記載の容器。
  5. 導管手段(22)が、区画室(4)内に生じた負圧に応じて導管手段(22)が閉じた時に互いに接触し合って封着する、互いに向かい合った内面(26)を有している、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の容器。
  6. 面(26)が高い平面度を有している、請求項5に記載の容器。
  7. 容器が、鉱物物質のフィラーとポリオレフィン系物質のバインダーとを含有する物質で作られている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の容器。
  8. 鉱物物質がチョーク(炭酸カルシウム)である、請求項7に記載の容器。
  9. 容器の第一の側(7)に持ち運び手段(6)が配置されている、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の容器。
  10. 請求項2乃至4のいずれか一項に関して、持ち運び手段(6)が連結部分(5)に配置されている、請求項8に記載の容器。
  11. 導管手段(22)が、容器の第二の側(20)に位置する出口領域(19)内に、底部分(21)から離れて配置されている、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の容器。
  12. 請求項9又は10に関して、第二の側(20)が第一の側(7)の反対側である、請求項11に記載の容器。
  13. 導管手段(22)が、容器が未開封状態になるように密閉されていて、切断等の操作によって開けることができる、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の容器。
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