JP2004528236A - 折り畳み可能な容器 - Google Patents
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Abstract
食品内容物用の折り畳み可能な小分け型容器(1)は、柔軟な壁(2,3)によって構成され、壁(2,3)の相対位置によりその容積が決定される区画室(4)を備えている。壁(2,3)は連結部分(5)に沿って接合される。壁(2,3)の2つの側壁(2)と一体的に形成される流路手段(11)は、区画室(4)とその周囲との間の連結部を形成する。容器(1)の充填され開封されてない状態における流路手段(11)は、区画室(4)から離れる方向を向く端部を有し、端部は密封され、そして端部に設けられた先端部分(14)を手で分離することにより開封することができることを、容器は特徴とする。さらに、補強材(17)は連結部分(5)に沿って設けられ、容器(1)の縦方向軸(19)に共に平行で、互いに垂直な2つの平面(18,20)において、容器(1)に安定性を与える。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体内容物用の折り畳み可能な小分け型容器に関するものであり、さらに詳しくは特許請求の範囲の請求項1のおいて書きで特定される容器に関する。
【背景技術】
【0002】
導入部に記載された型の容器は、例えばWO9941155により公知である。この文献は、3つの壁部分を有し、そのうちの2つは対面する側壁を形成し、3つ目は底壁を形成する折り畳み可能な容器を開示している。充填材を含むまたは含まないプラスチック材料からなる壁は柔軟であり、互いに接合され、壁の相対位置によりその容積が決定される区画室を形成する。容器は流路手段を備え、容器は最初に流路手段を通して充填される。しかしながら、流路手段は、容器の内容物を消費する際、注ぎ出す手段としても用いられ得る。容器はさらに、第1側部に沿って設けられた持ち運び手段を備えている。容器は、容器の側壁部分を相互に連結する連結部分から形成される平面において最大剛性を有する。他の方向においては、容器は限られた程度の剛性しか有さない。このような容器は食料品に対して最も適しており、食料品は消費される際に、他の飲み物用の器に注ぎ出される。さらに、容器は特に2から3リットルまでの容積を対象としている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、小分け容器として用いられ、内容物が手助けなしで直接そこから消費され得る、改良された丈夫な容器を提供することである。
【0004】
本発明の他の目的は、容器を外部の手助けなしで容易に開封することができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これらおよび以下の記述によって明らかにされるであろう他の目的は、食品内容物用の折り畳み可能な小分け型容器において、連結部分に沿って互いに接合される柔軟な壁により構成され、壁の相対位置によりその容積が決定される区画室と、壁の2つの側壁と一体的に形成され、区画室とその周囲との間の連結部を形成する流路手段とを備えた容器により、現今では達成される。容器の充填され開封されてない状態における流路手段は、区画室から離れる方向を向く端部を有し、端部は密封され、そして端部に設けられた先端部分を手で分離することにより開封することができ、連結部分に沿って補強材が設けられ、補強材は、容器の縦方向軸に共に平行で、互いに垂直な2つの平面において容器に安定性を与えることを、容器は特徴とする。
【0006】
本発明の容器は、例えば、流路手段の先端部分を引きちぎることにより容易に開封することができ、その後、流路手段は容器の内容物により膨らませられ、区画室と周囲との間を通ずる連結部となる開口を形成する。
【0007】
連結部分に設けられた補強材は、壁が柔軟であるにもかからわらず、補強材と容器の中心軸とから構成される第1平面、および第1平面に垂直で容器の中心軸に平行な第2表面において、容器に安定性と剛性とを与える。この結果、容器の安定性は中身の量にあまり依存しないようになる。このようにして、補強材によりもたらされた安定性は、容器がボトルのように把持されることを可能とし、流路手段または側壁がひっくり返ったり折り重なったりすることなく、使用者の口に運ばれることを可能とするのに役立つ。
【0008】
さらに、補強材は容器を把持し易くすることに貢献する。例えば、飲んでいる間、使用者が補強材を用いることにより、容器は把持される。例えば、容器とその内容物が電子レンジにより加熱された場合、補強材は、熱い側壁部分と直接接していないつかむための表面を提供する。補強材の広い表面と相まった材料の薄い厚さにより、同様に、熱は迅速に放熱される。さらに、先端部分が分離されている際に、補強材は区画室を握る必要なく容器を把持することに用いられ得る。これにより、意図しないこぼれ出しを防止する。
【0009】
成形しやすく柔軟な壁はチューブ、例えば練り歯磨き用のチューブのように、容器を最終的に空にすることを容易にする。これは、容器がソース、ヨーグルトそしてスープのような高粘度製品に用いられた場合に有利である。
【0010】
柔軟な壁は容器を丈夫にし、使用者は開封されてない容器を鞄またはポケットに入れて持ち運びすることができる。
【0011】
好ましい実施形態においては、先端部分は引きちぎられることにより分離される。引きちぎりは、容器を開封するために手助けを必要としないので、有利な手段である。この非常に単純な開封手段は、容器を一体的かつ一つの同一な材料から形成することを可能とする。
【0012】
開封行為を容易にし、握りを良くするため、好ましくは、先端部分は耳状に形成される。さらに、耳部は、引きちぎり動作中に形成される引きちぎりモーメントを増大させる。
【0013】
さらに、開封行為を容易にするため、先端部分は案内部を有すべきである。例として、材料の脆化を引き起こす局部的に熱の影響を受けた領域により、または例えば増大された物理的圧力によりもたらされる壁厚さの局部的な減少により、案内部を設けてもよい。案内部とともに耳部は著しく開封行為を容易にし、これにより子供と大人の両方が容器を容易に開封することができる。
【0014】
先端部分に関連する流路手段に開封手段を設けることも可能である。開封手段は、例えば、壁部分に一体化された開封帯または壁内部の節からなる。くさびまたはこれと同様な物を開封手段に設けてもよい。
【0015】
好ましい実施形態においては、補強材は区画室の両側に設けられている。これは容器の左右対称性を促進すると同時に、容器の中心軸の両側に設けられた表面を把持することにより、容器が熱くても扱いやすくなるだろう。
【0016】
他の好ましい実施形態においては、補強材は連結部分と一体形成される。補強すべき容器の区域において、連結部分の表面を単に増やすだけで補強材が形成されるため、製造の面で非常に有利である。このようにして、補強材の材料は容器の他の部分と同一となり、材料の扱いだけでなく、残骸の取り扱いも容易となる。
【0017】
容器を把持し易くするために、補強材に隆起部を設けることは有利である。同様に、先端部分とその耳部に隆起部を設けてもよい。
【0018】
他の好ましい実施形態においては、容器は無機材料の充填材とポリオレフィン材料の結合材とを含む材料からなる。無機材料は、好ましくはチョーク(炭酸カルシウム)とすべきである。この材料の組み合わせにより、容器は安価に製造され、環境にやさしく、容易に分解可能となる。
【0019】
本発明は、例と一般に好ましい実施形態を図示した添付図面を参照することとにより、これからさらに詳しく記述される。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1および図2は、本発明による好ましい実施形態の、充填され、閉封された状態を図示する。容器1は、牛乳、果物ジュース、水のような液体食品物と、ソース、スープそしてヨーグルトのような高粘度の製品にとりわけよく向いている。容器1は主に、開封された状態において飲み物用の器として機能する小分け容器を対象とする。容器の使用勝手を良くするために、容器の容積は0.75リットル以下、さらに好ましくは0.5リットル以下とすべきである。容器は、無菌状態での製造および充填が可能である。
【0021】
容器1は折り畳み可能な、すなわち圧縮可能または折り重ね可能であり、3つの柔軟な壁を備えている。そのうちの2つは対面する側壁2を構成し、1つは底壁3である。壁2,3はプラスチック材料、好ましくは、無機材料の充填材とポリオレフィン材料の結合剤とを含む材料からなる。有利には、充填材はチョークからなる。壁2,3は互いに接合され、壁2,3の相対位置によりその容積が決定される区画室4を形成する。3つの壁2,3は以下に記載される方法により、連結部分5に沿って溶接されて接合され、密閉された容器を形成する。当然のことながら、溶接以外の接合手段が用いられてもよい。
【0022】
図5と図6に、容器1の構造が図示されている。図は、側壁2と、底壁3と、側壁2と底壁3とを互いに接合する連結部分5の形状とを示している。このように、連結部分5は、原則的に容器1全体の周囲に沿って延在しているが、記載を容易にするため、以下にさらに詳しく記載される複数の連続した一部の部分に分ける。
【0023】
容器1の底領域6において、一方では、それぞれの側壁2がそれに沿って底壁3と連結される底連結部分7を通して、他方では、溶接接合部9の一部であり、3つすべての壁2,3がそれに沿って互いに接合される2つの下方連結部分8通して、側壁2は底壁3と接合される。
【0024】
容器1の長い側部に沿った連結部分5の他の部分を、下方連結部分8から容器1の流路手段11まで延在する横方連結部分24とする。横方連結部分24は上部に補強材17を有している。補強材17は、好ましくは横方連結部分24の一部からなるが、それとは別個の部品として全体構成してもよい。補強材17は以下にさらに詳しく記載される。
【0025】
このようにして、容器1の区画室4は側壁2と底壁3とにより構成される。連結部分5は、区画室4に面する境界線10を形成する。
【0026】
再度図1および図2を参照すると、容器1はさらに流路手段11を備えている。好ましくは、流路手段11は底領域6から遠く離れた位置に設けられ、それに対面している。流路手段11は、容器1を充填する場合と、容器1を空にする場合の両方とに用いられる。好ましくは、流路手段11は側壁2と一体形成され、さらに詳しくは、それぞれの側壁2の壁部分から構成される。流路手段11の第1端部12は容器1の区画室4と連通し、第2端部は連結部分5の一部分を構成する先端部分14により密封されている。先端部分14は耳形状をしたつかむための手段を形成している。つかむための手段は以下において耳部15と称される。
【0027】
耳部15の下縁に一直線に沿った、先端部分14と流路手段11との間の変遷部は、容器1を開封するための案内部16を有している。好ましくは、案内部16は耳部15の下縁に沿い、開封された容器1の、すなわち、この場合流路手段11を横断して設けられている。好ましくは、案内部16は連結部分5の形成とともに形成される。例えば、熱供給量を増して材料の局部的な構造の変化をもたらすことにより、そして/または溶接圧力を増して材料厚さの局部的な減少をもたらすことにより、案内部16を生じさせてもよい。材料厚さの局部的な減少は、増大された局部的な物理的圧力を加えることによって設けてもよい。減じられた材料厚さは、例えば引きちぎられることにより材料を分離するために必要となる、不可欠な脆化をもたらす。このようにして、耳部15を引きちぎる場合、案内部16に裂け目が生じる。圧力により誘発された脆化は、ポリオレフィン材料の結合剤と一緒に無機充填材を含む材料に特有の特性である。従来式のプラスチック材料においては、そのような脆化は生じない。しかしながら、案内部16は材料の全体に渡らされてない。案内部16内の2つの対面する壁部分は、実際には互いに接着されていない。なぜなら、そうしないと、耳部15が引きちぎられた場合、区画室4とその周囲との連結部を形成する開通した流路が存在しなくなるからである。さらに、案内部16に空隙または穴が生じることは許されない。なぜなら、内容物および容器の無菌状態が影響を受けるかもしれないからである。しかしながら、案内部16は、道具を使うことなく大人だけでなく子供でも容器1を開封することができるよう顕著でなければならない。
【0028】
耳部15は、耳部15と流路手段11との間の変遷部に角を作るような形状を有すべきである。耳部15が引きちぎられる際、この角は自然な開始起点となる。
【0029】
耳部15はつかみ易くすることに役立つ。加えて、耳部15に隆起部(図示せず)を設けることによりさらにつかみやすさを改善してもよい。
【0030】
また、流路手段の内表面に節を形成することも可能である。これにより、表面は袋(図示せず)のように引きちぎられる。
【0031】
容器1の安定性を増すために、横方連結部分24の上方部分には幾分広い幅、従って大きな表面が与えられている。これらの部分は事前に述べた補強材17を形成し、2つの目的、すなわち容器1に安定性と剛性を与えること、および容器1を把持し易くすることに役立つ。補強材17は連結部分5とともに形成され、好ましくは、溶接によってもたらされる。
【0032】
図7を参照すると、創意に富んだ容器1には、容器1の縦方向軸19と横方連結部分24とにより構成される平面18が存在する。好ましくは、軸19は容器1の縦方向中心軸である。このように、平面18は横方連結部分24と平行で、かつ区画室4の両側で横方連結部分24と交わる。横方連結部分24と、横方連結部分24に設けられた補強材17は容器1に、平面18と、平面18に垂直かつ、好ましくは容器の中心軸と一致する縦方向軸19に平行な第2平面とにおける剛性と安定性とを与える。同様に、底壁3の構造は容器1の剛性と安定性とに寄与する。これらの要因により、側壁2または流路手段11を折り重なったり、ひっくり返ったりすることなしに、容器1から直接飲むことができる。さらにまた、安定性と剛性は容器1の中身の量にあまり影響を受けないであろう。このようにして、流路手段11を使用者の口またはコップに対してどの程度傾けるかとは無関係に、飲んだり容器1を把持したりすることができる。さらに、例えばストローのような手助けは必要とされない。
【0033】
補強材17は、例えば容器1に求められる安定性に依存した、異なる広さを有してもよい。最も好ましいのは、容器1の全長に沿って補強材17が設けられている場合である。
【0034】
さらに、つかみやすさと安定性を充実させるため、補強材17は、溶接工程と絡め、隆起部(図示せず)を伴って形成されてもよい。また、補強材に外部の補強部材を加えてもよい(図示せず)。さらに、補強材は、例えば吊り上げラグ(図示せず)を形成するための1つまたはそれ以上の開孔を伴って形成されてもよい。
【0035】
連結部分5と境界線10は同様に、美しい見た目を容器1に与えるように用いられてもよい。この一つの例としては、境界線10をボトルの輪郭状にしたり、または容器1の内容物に関連した商標を境界線10により示したりすることである。
【0036】
図3および図4により、開封した状態の容器1が図示されている。容器1を開封するために、使用者は補強材17を把持し、その後、耳部15とこれにともない先端部分14が案内部16に沿って引きちぎられる。容器1の内容物は、側壁2の柔軟性と相まって、流路11の開口22を膨らませ、区画室4とその周囲との間を通ずる連結部を形成する。このようにして、容器1は、例えばストローのような手助けなしで、そこからじかに内容物を消費することができる一種のボトルまたは飲み物用の器を構成する。
【0037】
容器1は製造からさえも無菌状態であり、充填に伴って破られる仮の封を設け、その後再度密封してもよい。この結果、無菌状態は保持され得る。
【0038】
容器1を製造する際、好ましくは、補強材17の形成は連結部分5の形成と同時に行われる。好ましくは、連結部分5と同様にこれにともなって補強材17とを含む壁部分2の接合は、溶接によって行われる。
【0039】
上述したように、流路手段が瓶首を構成するように容器は製造される。これは好ましい実施形態であり、当然のことながら容器がその機能を維持する範囲内において、流路手段とこれにともない容器の上方部分はコップのように機能をするような幅を与えられてもよい。
【0040】
当然のことながら、本発明は単に、好ましく、非制限的な実施形態として記載されているだけである。様々な改良と変形が可能であり、従って本発明はもっぱら特許請求の範囲によって特定される。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】図1は容器の好ましい実施形態の充填され閉封された状態における斜視図である。
【図2】図2は容器の好ましい実施形態の充填され閉封された状態における斜視図である。
【図3】図3は容器の充填され開封された状態における斜視図である。
【図4】図4は容器の充填され開封された状態における斜視図である。
【図5】図5は正面の側壁を取り外した状態における容器の頂面図である。
【図6】図6は図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図7は容器が最大剛性を有する平面の位置を示す。
【0001】
本発明は、液体内容物用の折り畳み可能な小分け型容器に関するものであり、さらに詳しくは特許請求の範囲の請求項1のおいて書きで特定される容器に関する。
【背景技術】
【0002】
導入部に記載された型の容器は、例えばWO9941155により公知である。この文献は、3つの壁部分を有し、そのうちの2つは対面する側壁を形成し、3つ目は底壁を形成する折り畳み可能な容器を開示している。充填材を含むまたは含まないプラスチック材料からなる壁は柔軟であり、互いに接合され、壁の相対位置によりその容積が決定される区画室を形成する。容器は流路手段を備え、容器は最初に流路手段を通して充填される。しかしながら、流路手段は、容器の内容物を消費する際、注ぎ出す手段としても用いられ得る。容器はさらに、第1側部に沿って設けられた持ち運び手段を備えている。容器は、容器の側壁部分を相互に連結する連結部分から形成される平面において最大剛性を有する。他の方向においては、容器は限られた程度の剛性しか有さない。このような容器は食料品に対して最も適しており、食料品は消費される際に、他の飲み物用の器に注ぎ出される。さらに、容器は特に2から3リットルまでの容積を対象としている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、小分け容器として用いられ、内容物が手助けなしで直接そこから消費され得る、改良された丈夫な容器を提供することである。
【0004】
本発明の他の目的は、容器を外部の手助けなしで容易に開封することができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これらおよび以下の記述によって明らかにされるであろう他の目的は、食品内容物用の折り畳み可能な小分け型容器において、連結部分に沿って互いに接合される柔軟な壁により構成され、壁の相対位置によりその容積が決定される区画室と、壁の2つの側壁と一体的に形成され、区画室とその周囲との間の連結部を形成する流路手段とを備えた容器により、現今では達成される。容器の充填され開封されてない状態における流路手段は、区画室から離れる方向を向く端部を有し、端部は密封され、そして端部に設けられた先端部分を手で分離することにより開封することができ、連結部分に沿って補強材が設けられ、補強材は、容器の縦方向軸に共に平行で、互いに垂直な2つの平面において容器に安定性を与えることを、容器は特徴とする。
【0006】
本発明の容器は、例えば、流路手段の先端部分を引きちぎることにより容易に開封することができ、その後、流路手段は容器の内容物により膨らませられ、区画室と周囲との間を通ずる連結部となる開口を形成する。
【0007】
連結部分に設けられた補強材は、壁が柔軟であるにもかからわらず、補強材と容器の中心軸とから構成される第1平面、および第1平面に垂直で容器の中心軸に平行な第2表面において、容器に安定性と剛性とを与える。この結果、容器の安定性は中身の量にあまり依存しないようになる。このようにして、補強材によりもたらされた安定性は、容器がボトルのように把持されることを可能とし、流路手段または側壁がひっくり返ったり折り重なったりすることなく、使用者の口に運ばれることを可能とするのに役立つ。
【0008】
さらに、補強材は容器を把持し易くすることに貢献する。例えば、飲んでいる間、使用者が補強材を用いることにより、容器は把持される。例えば、容器とその内容物が電子レンジにより加熱された場合、補強材は、熱い側壁部分と直接接していないつかむための表面を提供する。補強材の広い表面と相まった材料の薄い厚さにより、同様に、熱は迅速に放熱される。さらに、先端部分が分離されている際に、補強材は区画室を握る必要なく容器を把持することに用いられ得る。これにより、意図しないこぼれ出しを防止する。
【0009】
成形しやすく柔軟な壁はチューブ、例えば練り歯磨き用のチューブのように、容器を最終的に空にすることを容易にする。これは、容器がソース、ヨーグルトそしてスープのような高粘度製品に用いられた場合に有利である。
【0010】
柔軟な壁は容器を丈夫にし、使用者は開封されてない容器を鞄またはポケットに入れて持ち運びすることができる。
【0011】
好ましい実施形態においては、先端部分は引きちぎられることにより分離される。引きちぎりは、容器を開封するために手助けを必要としないので、有利な手段である。この非常に単純な開封手段は、容器を一体的かつ一つの同一な材料から形成することを可能とする。
【0012】
開封行為を容易にし、握りを良くするため、好ましくは、先端部分は耳状に形成される。さらに、耳部は、引きちぎり動作中に形成される引きちぎりモーメントを増大させる。
【0013】
さらに、開封行為を容易にするため、先端部分は案内部を有すべきである。例として、材料の脆化を引き起こす局部的に熱の影響を受けた領域により、または例えば増大された物理的圧力によりもたらされる壁厚さの局部的な減少により、案内部を設けてもよい。案内部とともに耳部は著しく開封行為を容易にし、これにより子供と大人の両方が容器を容易に開封することができる。
【0014】
先端部分に関連する流路手段に開封手段を設けることも可能である。開封手段は、例えば、壁部分に一体化された開封帯または壁内部の節からなる。くさびまたはこれと同様な物を開封手段に設けてもよい。
【0015】
好ましい実施形態においては、補強材は区画室の両側に設けられている。これは容器の左右対称性を促進すると同時に、容器の中心軸の両側に設けられた表面を把持することにより、容器が熱くても扱いやすくなるだろう。
【0016】
他の好ましい実施形態においては、補強材は連結部分と一体形成される。補強すべき容器の区域において、連結部分の表面を単に増やすだけで補強材が形成されるため、製造の面で非常に有利である。このようにして、補強材の材料は容器の他の部分と同一となり、材料の扱いだけでなく、残骸の取り扱いも容易となる。
【0017】
容器を把持し易くするために、補強材に隆起部を設けることは有利である。同様に、先端部分とその耳部に隆起部を設けてもよい。
【0018】
他の好ましい実施形態においては、容器は無機材料の充填材とポリオレフィン材料の結合材とを含む材料からなる。無機材料は、好ましくはチョーク(炭酸カルシウム)とすべきである。この材料の組み合わせにより、容器は安価に製造され、環境にやさしく、容易に分解可能となる。
【0019】
本発明は、例と一般に好ましい実施形態を図示した添付図面を参照することとにより、これからさらに詳しく記述される。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1および図2は、本発明による好ましい実施形態の、充填され、閉封された状態を図示する。容器1は、牛乳、果物ジュース、水のような液体食品物と、ソース、スープそしてヨーグルトのような高粘度の製品にとりわけよく向いている。容器1は主に、開封された状態において飲み物用の器として機能する小分け容器を対象とする。容器の使用勝手を良くするために、容器の容積は0.75リットル以下、さらに好ましくは0.5リットル以下とすべきである。容器は、無菌状態での製造および充填が可能である。
【0021】
容器1は折り畳み可能な、すなわち圧縮可能または折り重ね可能であり、3つの柔軟な壁を備えている。そのうちの2つは対面する側壁2を構成し、1つは底壁3である。壁2,3はプラスチック材料、好ましくは、無機材料の充填材とポリオレフィン材料の結合剤とを含む材料からなる。有利には、充填材はチョークからなる。壁2,3は互いに接合され、壁2,3の相対位置によりその容積が決定される区画室4を形成する。3つの壁2,3は以下に記載される方法により、連結部分5に沿って溶接されて接合され、密閉された容器を形成する。当然のことながら、溶接以外の接合手段が用いられてもよい。
【0022】
図5と図6に、容器1の構造が図示されている。図は、側壁2と、底壁3と、側壁2と底壁3とを互いに接合する連結部分5の形状とを示している。このように、連結部分5は、原則的に容器1全体の周囲に沿って延在しているが、記載を容易にするため、以下にさらに詳しく記載される複数の連続した一部の部分に分ける。
【0023】
容器1の底領域6において、一方では、それぞれの側壁2がそれに沿って底壁3と連結される底連結部分7を通して、他方では、溶接接合部9の一部であり、3つすべての壁2,3がそれに沿って互いに接合される2つの下方連結部分8通して、側壁2は底壁3と接合される。
【0024】
容器1の長い側部に沿った連結部分5の他の部分を、下方連結部分8から容器1の流路手段11まで延在する横方連結部分24とする。横方連結部分24は上部に補強材17を有している。補強材17は、好ましくは横方連結部分24の一部からなるが、それとは別個の部品として全体構成してもよい。補強材17は以下にさらに詳しく記載される。
【0025】
このようにして、容器1の区画室4は側壁2と底壁3とにより構成される。連結部分5は、区画室4に面する境界線10を形成する。
【0026】
再度図1および図2を参照すると、容器1はさらに流路手段11を備えている。好ましくは、流路手段11は底領域6から遠く離れた位置に設けられ、それに対面している。流路手段11は、容器1を充填する場合と、容器1を空にする場合の両方とに用いられる。好ましくは、流路手段11は側壁2と一体形成され、さらに詳しくは、それぞれの側壁2の壁部分から構成される。流路手段11の第1端部12は容器1の区画室4と連通し、第2端部は連結部分5の一部分を構成する先端部分14により密封されている。先端部分14は耳形状をしたつかむための手段を形成している。つかむための手段は以下において耳部15と称される。
【0027】
耳部15の下縁に一直線に沿った、先端部分14と流路手段11との間の変遷部は、容器1を開封するための案内部16を有している。好ましくは、案内部16は耳部15の下縁に沿い、開封された容器1の、すなわち、この場合流路手段11を横断して設けられている。好ましくは、案内部16は連結部分5の形成とともに形成される。例えば、熱供給量を増して材料の局部的な構造の変化をもたらすことにより、そして/または溶接圧力を増して材料厚さの局部的な減少をもたらすことにより、案内部16を生じさせてもよい。材料厚さの局部的な減少は、増大された局部的な物理的圧力を加えることによって設けてもよい。減じられた材料厚さは、例えば引きちぎられることにより材料を分離するために必要となる、不可欠な脆化をもたらす。このようにして、耳部15を引きちぎる場合、案内部16に裂け目が生じる。圧力により誘発された脆化は、ポリオレフィン材料の結合剤と一緒に無機充填材を含む材料に特有の特性である。従来式のプラスチック材料においては、そのような脆化は生じない。しかしながら、案内部16は材料の全体に渡らされてない。案内部16内の2つの対面する壁部分は、実際には互いに接着されていない。なぜなら、そうしないと、耳部15が引きちぎられた場合、区画室4とその周囲との連結部を形成する開通した流路が存在しなくなるからである。さらに、案内部16に空隙または穴が生じることは許されない。なぜなら、内容物および容器の無菌状態が影響を受けるかもしれないからである。しかしながら、案内部16は、道具を使うことなく大人だけでなく子供でも容器1を開封することができるよう顕著でなければならない。
【0028】
耳部15は、耳部15と流路手段11との間の変遷部に角を作るような形状を有すべきである。耳部15が引きちぎられる際、この角は自然な開始起点となる。
【0029】
耳部15はつかみ易くすることに役立つ。加えて、耳部15に隆起部(図示せず)を設けることによりさらにつかみやすさを改善してもよい。
【0030】
また、流路手段の内表面に節を形成することも可能である。これにより、表面は袋(図示せず)のように引きちぎられる。
【0031】
容器1の安定性を増すために、横方連結部分24の上方部分には幾分広い幅、従って大きな表面が与えられている。これらの部分は事前に述べた補強材17を形成し、2つの目的、すなわち容器1に安定性と剛性を与えること、および容器1を把持し易くすることに役立つ。補強材17は連結部分5とともに形成され、好ましくは、溶接によってもたらされる。
【0032】
図7を参照すると、創意に富んだ容器1には、容器1の縦方向軸19と横方連結部分24とにより構成される平面18が存在する。好ましくは、軸19は容器1の縦方向中心軸である。このように、平面18は横方連結部分24と平行で、かつ区画室4の両側で横方連結部分24と交わる。横方連結部分24と、横方連結部分24に設けられた補強材17は容器1に、平面18と、平面18に垂直かつ、好ましくは容器の中心軸と一致する縦方向軸19に平行な第2平面とにおける剛性と安定性とを与える。同様に、底壁3の構造は容器1の剛性と安定性とに寄与する。これらの要因により、側壁2または流路手段11を折り重なったり、ひっくり返ったりすることなしに、容器1から直接飲むことができる。さらにまた、安定性と剛性は容器1の中身の量にあまり影響を受けないであろう。このようにして、流路手段11を使用者の口またはコップに対してどの程度傾けるかとは無関係に、飲んだり容器1を把持したりすることができる。さらに、例えばストローのような手助けは必要とされない。
【0033】
補強材17は、例えば容器1に求められる安定性に依存した、異なる広さを有してもよい。最も好ましいのは、容器1の全長に沿って補強材17が設けられている場合である。
【0034】
さらに、つかみやすさと安定性を充実させるため、補強材17は、溶接工程と絡め、隆起部(図示せず)を伴って形成されてもよい。また、補強材に外部の補強部材を加えてもよい(図示せず)。さらに、補強材は、例えば吊り上げラグ(図示せず)を形成するための1つまたはそれ以上の開孔を伴って形成されてもよい。
【0035】
連結部分5と境界線10は同様に、美しい見た目を容器1に与えるように用いられてもよい。この一つの例としては、境界線10をボトルの輪郭状にしたり、または容器1の内容物に関連した商標を境界線10により示したりすることである。
【0036】
図3および図4により、開封した状態の容器1が図示されている。容器1を開封するために、使用者は補強材17を把持し、その後、耳部15とこれにともない先端部分14が案内部16に沿って引きちぎられる。容器1の内容物は、側壁2の柔軟性と相まって、流路11の開口22を膨らませ、区画室4とその周囲との間を通ずる連結部を形成する。このようにして、容器1は、例えばストローのような手助けなしで、そこからじかに内容物を消費することができる一種のボトルまたは飲み物用の器を構成する。
【0037】
容器1は製造からさえも無菌状態であり、充填に伴って破られる仮の封を設け、その後再度密封してもよい。この結果、無菌状態は保持され得る。
【0038】
容器1を製造する際、好ましくは、補強材17の形成は連結部分5の形成と同時に行われる。好ましくは、連結部分5と同様にこれにともなって補強材17とを含む壁部分2の接合は、溶接によって行われる。
【0039】
上述したように、流路手段が瓶首を構成するように容器は製造される。これは好ましい実施形態であり、当然のことながら容器がその機能を維持する範囲内において、流路手段とこれにともない容器の上方部分はコップのように機能をするような幅を与えられてもよい。
【0040】
当然のことながら、本発明は単に、好ましく、非制限的な実施形態として記載されているだけである。様々な改良と変形が可能であり、従って本発明はもっぱら特許請求の範囲によって特定される。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】図1は容器の好ましい実施形態の充填され閉封された状態における斜視図である。
【図2】図2は容器の好ましい実施形態の充填され閉封された状態における斜視図である。
【図3】図3は容器の充填され開封された状態における斜視図である。
【図4】図4は容器の充填され開封された状態における斜視図である。
【図5】図5は正面の側壁を取り外した状態における容器の頂面図である。
【図6】図6は図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図7は容器が最大剛性を有する平面の位置を示す。
Claims (15)
- 食品内容物用の折り畳み可能な小分け型容器(1)において、
連結部分(5)に沿って接合される柔軟な壁(2,3)により構成され、壁(2,3)の相対位置によりその容積が決定される区画室(4)と、
壁(2,3)の2つの側壁(2)と一体的に形成され、区画室(4)とその周囲との間の連結部を形成する流路手段(11)とを備え、
容器(1)の充填され開封されてない状態における流路手段(11)は、区画室(4)から離れる方向を向く端部を有し、端部は密封され、そして端部に設けられた先端部分(14)を手で分離することにより開封することができ、
連結部分(5)に沿って補強材(17)が設けられ、補強材(17)は、容器(1)の縦方向軸(19)に共に平行で、互いに垂直な2つの平面(18,20)において容器(1)に安定性を与えることを特徴とする容器。 - 先端部分(14)は、引きちぎることにより取り外されることを特徴とする請求項1記載の容器。
- 先端部分(14)は耳部(15)を形成することを特徴とする請求項1および2のいずれか記載の容器。
- 先端部分(14)は案内部(16)を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の容器。
- 案内部(16)は局部的に熱の影響を受けた領域を有することを特徴とする請求項4記載の容器。
- 案内部(16)は壁厚さの局部的な減少を有することを特徴とする請求項4および5のいずれか記載の容器。
- 先端部分(14)は側壁(2)に設けられた開封手段を有することを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれか記載の容器。
- 流路手段(11)は容器の縦方向軸(19)を軸として囲むように設けられていることを特徴とする請求項1記載の容器。
- 補強材(17)は区画室(4)の両側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の容器。
- 補強材(17)は連結部分(5)と一体的に形成されていることを特徴とする請求項9記載の容器。
- 補強材(17)は隆起部を有することを特徴とする請求項9および10のいずれか記載の容器。
- 補強材(17)は外部の補強部材を有することを特徴とする請求項10および11のいずれか記載の容器。
- 補強材(17)に貫通開孔が設けられていることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか記載の容器。
- 容器は、無機材料の充填材とポリオレフィン材料の結合剤とを含む材料からなることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか記載の容器。
- 無機材料はチョーク(炭酸カルシウム)からなることを特徴とする請求項14記載の容器。
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