JP2019181499A - ロールプレス装置及び粉体成形体の製造方法 - Google Patents

ロールプレス装置及び粉体成形体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】幅規制部を備えたロールプレス装置において、幅規制部の削れを抑制して、幅方向の密度が均一な粉体成形体を形成する。【解決手段】回転軸が平行で互いに逆向きに回転する一対のロール10A、10B間に、粉体を挿通させながら、粉体をシート状に圧延成形するロールプレス装置であって、一対のロール間であって、回転軸方向両端部に、シート状に圧延成形される成形体の幅を規制する一対の規制部20A、20Bが配置されており、一対の規制部は、一対のロール間を挿通する粉体の移動方向と、同じ方向に移動可能に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、粉体を一対のロール間に挿通させながら、粉体をシート状に圧延成形するロールプレス装置、及び、粉体をシート状に圧延して粉体成形体を製造する製造方法に関する。
従来、フィルム、紙、不織布、金属箔、鋼板などの加圧対象物に、加圧処理を施す加圧機構として、バッチ式のものと連続式のものが広く知られている。バッチ式の加圧機構は、一対のプレス板の間に加圧対象物を挟持させた状態で、油圧、空圧機構等により、加圧対象物に加圧処理を施す方法である。
バッチ式の加圧機構は、プレス板の間に加圧対象物を挟持させる工程、加圧処理を施す工程、加圧された加圧対象物を取り出す工程が必要となるため、生産性が低い。
一方、連続式の加圧機構としてロールプレスによる加圧機構が知られている。この加圧機構は、一対のロールが、垂直あるいは水平に対向して配置され、ロールの隙間に加圧対象物を挿通することで、加圧処理を施す方法である。この加圧機構は、加圧対象物を加圧処理を施した後、加工された圧対象物を連続して取り出すことができるため、高い生産性が得られる。
しかしながら、図9に示すように、一対のロール100A、100Bの隙間110に、粉体200を挿通させながら、粉体200を加圧すると、粉体200は、一対のロール100A、100Bの幅方向Wに拡がる。その結果、加圧成形により形成された粉体の成形体において、中央と端部とで密度差が生じてしまう。
このような問題に対して、特許文献1には、一対のロール間に、粉体に対して幅方向の圧縮力を作用させる圧縮装置を設けた圧延装置が開示されている。具体的には、図10に示すように、一対のロール200A、200Bの正面に、パレルガイド部210、210及び、サイドシール板220、220で構成された粉体供給装置に粉体240を供給する。そして、粉体供給装置から、一対のロール200A、200Bの隙間に挿通された粉体240に対して、幅圧縮装置230、230を作動させ、サイドシール板220、220を両側から押圧することによって、幅方向Wの圧縮力が付加される。これにより、加圧成形により形成された成形体の幅方向の密度を均一にすることができる。
特開昭63−89605号公報
しかしながら、特許文献1に開示された圧延装置では、成形体の密度を中央と端部で均一にすることができたとしても、粉体240は、固定されたサイドシール板(幅規制部)220、220に対して相対的に移動するため、サイドシール板220、220と粉体240との摩擦により、サイドシール板220、220が削れてしまう。その結果、削られたサイドシール板220、220の破片が、粉体240中に混入してしまうという問題が生じる。
本発明は、幅規制部を備えたロールプレス装置において、幅規制部の削れを抑制して、幅方向の密度が均一な粉体成形体を形成することができるロールプレス装置を提供することにある。
本発明に係るロールプレス装置は、回転軸が平行で互いに逆向きに回転する一対のロール間に、粉体を挿通させながら、該粉体をシート状に圧延成形するロールプレス装置であって、一対のロール間であって、回転軸方向両端部に、シート状に圧延成形される成形体の幅を規制する一対の規制部が配置されており、一対の規制部は、一対のロール間を挿通する粉体の移動方向と、同じ方向に移動可能に配置されている。
本発明に係る粉体成形体の製造方法は、回転軸が平行で互いに逆向きに回転する一対のロール間に、粉体を挿通させながら、該粉体をシート状に圧延して粉体成形体を製造する製造方法であって、一対のロール間に粉体を挿通させる際、該粉体に対して、一対のロールの回転軸方向の両側から、一対の規制部を用いて圧力を印加えながら、粉体を圧延する圧延工程を備え、圧延工程において、一対の規制部を、一対のロール間を挿通する粉体の移動方向と、同じ方向に移動させながら、粉体に対して圧力を印加する。
本発明によれば、幅規制部の削れを抑制して、幅方向の密度が均一な粉体成形体を形成することが可能なロールプレス装置を提供することができる。
本発明の一実施形態におけるロールプレス装置の基本的な構成を模式的に示した斜視図である。 図1に示したロールプレス装置1を、X方向から見た図である。 、図1に示したロールプレス装置1を、Y方向から見た図である。 本実施形態における一対の規制部の構成を模式的に示した図で、(a)は、Y方向から見た断面図、(b)は、Z方向から見た平面図である。 一対のロールの隙間に粉体を挿通させながら、粉体をシート状に圧延して粉体成形体を製造する過程を示した図である。 図5の線A−Aにおける断面図である。 図5の線B−Bにおける断面図である。 図5の線C−Cにおける断面図である。 従来のロールプレス装置における問題点を説明した図である。 特許文献1に開示された圧延装置の構成を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。
図1は、本発明の一実施形態におけるロールプレス装置の基本的な構成を模式的に示した斜視図である。
図1に示すように、本実施形態におけるロールプレス装置1は、回転軸Jが平行で互いに逆向きに回転する一対のロール10A、10Bの隙間30に、粉体(不図示)を挿通させながら、粉体をシート状に圧延成形する装置である。ここで、一対のロール10A、10Bの回転軸Jの方向をX方向、一対のロール10A、10Bの隙間30に粉体が挿通する方向をY方向、回転軸Jに垂直な方向をZ方向とする。
本実施形態では、一対のロール10A、10Bの回転軸J方向(X方向)の両端部に、シート状に圧延成形される成形体の幅(X方向)を規制する一対の規制部20A、20Bが配置されている。ここで、一対の規制部20A、20Bは、図1に示すように、回転軸Jが平行で、一対のロール10A、10Bの回転軸Jに平行な平面(XY平面)上を、互いに逆向きに回転する一対の回転体で構成されている。これにより、一対の規制部20A、20Bは、一対のロール10A、10Bの隙間30を挿通する粉体の移動方向と、同じ方向に移動(回転)可能に配置されている。なお、一対の規制部(回転体)20A、20Bの回転が、一対のロール10A、10Bによって阻害されないよう、一対の規制部20A、20Bの回転軸Jは、それぞれ、一対のロール10A、10Bの回転軸J方向(X方向)の両端部から外方に位置している。また、一対の規制部20A、20Bの回転軸Jは、それぞれ、回転軸Jが、一対のロール10A、10Bの回転軸J方向に移動可能に制御される。
以下、図2、3を参照しながら、本実施形態におけるロールプレス装置の具体的な構成を説明する。ここで、図2は、図1に示したロールプレス装置1をX方向から見た図で、図3は、Y方向から見た図である。
図2に示すように、一対のロール10A、10Bの正面(Y方向)に、粉体50を供給する粉体供給部40と、一対のロール10A、10Bの隙間に粉体を搬送する粉体搬送部60が配置されている。
粉体供給部40は、平均粒子径が数μmから1cm程度までの粒子の集合体(粉体)50を、粉体搬送部60に供給するもので、例えば、ホッパー等で構成されている。なお、粉体50は、事前に厚みや幅をそろえるための成形処理を施しておいてもよい。成形処理は、例えば、金型を用いてプレスしたり、一対のロールを用いて、粉体をシート状に圧縮してもよい。
図3に示すように、一対のロール10A、10Bは、それぞれ、軸受部11A、11Bによって、回転軸Jを中心に回転可能に支持されている。また、一対のロール10A、10Bの回転軸J方向の両端部に配置された一対の規制部(回転体)20A、20Bは、それぞれ、軸受部21A、21Bによって、回転軸Jを中心に回転可能に支持されている。
一対のロール10A、10Bの正面に配置された粉体搬送部60は、その開口部60AにおけるZ方向の距離Lが、一対のロール10A、10Bの隙間30の距離Lよりも広くなるように配置されている。さらに、粉体搬送部60は、その開口部60AにおけるX方向の幅Dが、一対の規制部20A、20Bの外周面間の距離dよりも広くなるように設定されている。これにより、一対のロール10A、10Bの隙間30を挿通する粉体50に対して、一対のロール10A、10BによるZ方向の圧力に加え、一対の規制部20A、20BによるX方向の圧力を加えることができる。その結果s、中央と端部を同等の密度を有する成形体を作製することができる。
なお、一対の規制部20A、20Bの外周面間の距離dは、一対の規制部20A、20Bの回転軸Jを、一対のロール10A、10Bの回転軸J方向(X方向)に移動することによって調整することができる。
図4(a)、(b)は、本実施形態における一対の規制部20A、20Bのうち、一方の規制部20Aの構成を模式的に示した図で、図4(a)は、Y方向から見た断面図で、図4(b)は、Z方向から見た平面図である。なお、他方の規制部20Bも、一方の規制部20Aと同じ構成である。
図4(a)、(b)に示すように、規制部20Aは、リング状に形成された回転体で構成されている。回転体は、支持体24で支持されるとともに、軸受部21Aによって、回転軸Jを中心に回転可能に支持されている。
リング状の回転体は、回転軸J方向の両端部において、一対のロール10A、10Bの外周面に接触する第1の接触面22を有している。また、リング状の回転体は、周方向側面において、一対のロール10A、10Bの隙間30に挿通される粉体50と接触する第2の接触面23を有している。
図4(a)に示すように、第1の接触面22は、曲面または多角面をなしていることが好ましい。これにより、第1の接触面22が、一対のロール10A、10Bの外周面に接触する面積を小さくすることができため、規制部20Aが回転する際の一対のロール10A、10Bとの摩擦を低減することができる。
また、第1の接触面22は、一対のロール10A、10Bよりも硬度の低い材料からなることが好ましい。例えば、一対のロール10A、10Bが、SKD系鋼材、SKH系鋼材、セラミック、超硬合金などのビッカース硬度600Hv以上の高硬度の材料の場合、第1の接触面22の材質は、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂やアクリロニトリル・ブタジエン・スチレンなどのプラスチック材、クロロプレンゴム、イソプレンゴムなどのゴム系材料や超高分子量ポリエチレンやキャストナイロンなどの合成樹脂系の材料などを用いることが好ましい。
粉体50と接触する第2の接触面23は、例えば、粉体50がセラミック系の材料の場合、SKD系鋼材、SKH系鋼材、セラミック、超硬合金などのビッカース硬度600Hv以上の高硬度の材料が好ましい。これにより、規制部20Aが回転する際の粉体50との摩擦による第2の接触面23の削れを低減することができる。
次に、図5〜8を参照しながら、本実施形態におけるロールプレス装置1を用いて、粉体をシート状に圧延成形して、粉体成形体を形成する方法を説明する。
図5は、一対のロール10A、10Bの隙間に、粉体50を挿通させながら、粉体50をシート状に圧延して粉体成形体を製造する過程を示した図である。また、図6、7、8は、それぞれ、図5に示した線A−A、B−B、C−Cにおける断面図である。
図6に示すように、粉体搬送部60から一対のロール10A、10Bに搬送される粉体50のX方向の幅は、図3に示したように、粉体搬送部60の開口部60AにおけるX方向の幅Dで規制される。しかしながら、粉体50が、一対のロール10A、10Bと接触すると、一対のロール10A、10Bの圧力により、粉体50の中央部は圧縮され、粉体50の両端部は、幅方向(X方向)に拡がる。その結果、両端部の幅方向の拡がりΔDとすると、粉体50の幅はD+2ΔDとなる。
この状態で、粉体50が、圧縮と同時に、一対のロール10A、10Bの摩擦力により、一対のロール10A、10Bの回転方向に進行すると、図7に示すように、粉体50の幅方向両端部は、一対の規制部20A、20Bと接触する。このとき、図3に示したように、一対の規制部20A、20Bの外周面間の距離dは、粉体搬送部60の開口部60AにおけるX方向の幅Dよりも狭く設定されているため、粉体50は、一対のロール10A、10BによるZ方向の圧力に加え、一対の規制部20A、20BによるX方向の圧力が加わることになる。これにより、粉体50の幅方向両端部における密度が高まり、中央と両端部とは、同等の密度となる。
この状態で、粉体50は、図8に示すように、一対のロール10A、10Bの摩擦力により更に進行することにより、幅方向の密度が均一な粉体成形体50Aが形成される。
このとき、一対の規制部20A、20Bは、それぞれ、軸受部21A、21Bで回転可能に支持されているため、粉体50との摩擦力により、一対の規制部20A、20Bは、粉体50の進行方向に回転する。これにより、一対の規制部20A、20Bと粉体50との摩擦が低減されるため、一対の規制部20A、20Bの削れを抑制することができる。
なお、一対の規制部20A、20Bの回転を、粉体50との摩擦力で行う代わりに、規制部(回転体)20A、20Bの外周面の周速度が、一対のロール10A、10Bの外周面の周速度と同じになるように、外部から制御してもよい。これにより、一対の規制部20A、20Bと粉体50との摩擦をさらに低減できるため、一対の規制部20A、20Bの削りをさらに抑制することができる。
ここで開示されるロールプレス装置によれば、一対のロール10A、10Bの隙間30に、シート状に圧延成形される成形体の幅を規制する一対の規制部20A、20Bを配置し、かかる一対の規制部20A、20Bを、一対のロール10A、10Bの隙間30挿通する粉体50の移動方向と、同じ方向に移動させることによって、一対の規制部20A、20Bの削れを抑制するとともに、幅方向の密度が均一な粉体成形体を形成することができる。
一対の規制部20A、20Bは、好適には、一対のロール10A、10Bの回転軸Jに平行な平面上を、互いに逆向きに回転する一対の回転体で構成される。一対の規制部(回転体)20A、20Bが、それぞれ、一対のロール10A、10Bの隙間30を挿通する粉体50の移動方向と、同じ方向に回転することによって、一対の規制部20A、20Bの削れを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態において、一対のロール10A、10B間に粉体を挿通させる際、粉体に対して、一対のロール10A、10Bの回転軸J1方向の両側から、一対の規制部20A、20Bを用いて圧力を印加えながら、粉体を圧延する際、一対の規制部20A、20Bを、一対のロール10A、10B間を挿通する粉体の移動方向と、同じ方向に移動させながら、粉体に対して圧力を印加することによって、一対の規制部20A、20Bの削れを抑制しつつ、幅方向の密度が均一な粉体成形体を製造することができる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。例えば、上記実施形態では、一対の規制部20A、20Bを、リング状の回転体で構成したが、円盤状の回転体であってもよい。また、上記実施形態では、一対の規制部20A、20Bを、一対のロール10A、10Bの回転軸Jに平行な平面(XY平面)上を回転する回転体で構成したが、一対のロール10A、10Bの回転軸Jに垂直な平面(YZ平面)上を回転する回転体で構成してもよい。
1 ロールプレス装置
10A、10B 一対のロール
11A、11B 軸受部
20A、20B 一対の規制部
21A、21B 軸受部
22 第1の接触面
23 第2の接触面
30 隙間
40 粉体供給部
50 粉体
60 粉体搬送部
60A 開口部

Claims (9)

  1. 回転軸が平行で互いに逆向きに回転する一対のロール間に、粉体を挿通させながら、該粉体をシート状に圧延成形するロールプレス装置であって、
    前記一対のロール間であって、回転軸方向両端部に、シート状に圧延成形される成形体の幅を規制する一対の規制部が配置されており、
    前記一対の規制部は、前記一対のロール間を挿通する粉体の移動方向と、同じ方向に移動可能に配置されている、ロールプレス装置。
  2. 前記一対の規制部は、回転軸が平行で、前記一対のロールの回転軸に平行な平面上を、互いに逆向きに回転する一対の回転体で構成されており、
    前記一対の回転体の回転軸は、それぞれ、前記一対のロールの回転軸方向両端部から外方に位置している、請求項1に記載のロールプレス装置。
  3. 前記一対の回転体は、それぞれ、該回転体の回転軸が、前記一対のロールの回転軸方向に移動可能に制御される、請求項2に記載のロールプレス装置。
  4. 前記一対の回転体は、それぞれ、前記一対のロール間を挿通する粉体の移動方向と、同じ方向に回転する、請求項2または3に記載のロールプレス装置。
  5. 前記一対の回転体は、それぞれ、回転軸方向両端部において、前記一対のロールの外周面に接触する第1の接触面を有し、周方向側面において、前記一対のロール間に挿通される粉体と接触する第2の接触面を有し、
    前記第1の接触面は、曲面または多角面をなしている、請求項2〜4の何れかに記載のロールプレス装置。
  6. 前記第1の接触面は、前記一対のロールよりも硬度の低い材料からなる、請求項5に記載のロールプレス装置。
  7. 前記一対の回転体の回転は、それぞれ、該回転体の外周面の周速度が、前記一対のロールの外周面の周速度と同じになるように制御される、請求項2〜6の何れかに記載のロールプレス装置。
  8. 前記粉体は、粉末状またはシート状で、前記一対のロール間に挿通される、請求項1〜7の何れかに記載のロールプレス装置。
  9. 回転軸が平行で互いに逆向きに回転する一対のロール間に、粉体を挿通させながら、該粉体をシート状に圧延して粉体成形体を製造する製造方法であって、
    前記一対のロール間に前記粉体を挿通させる際、該粉体に対して、前記一対のロールの回転軸方向の両側から、一対の規制部を用いて圧力を印加えながら、前記粉体を圧延する圧延工程を備え、
    前記圧延工程において、前記一対の規制部を、前記一対のロール間を挿通する粉体の移動方向と、同じ方向に移動させながら、前記粉体に対して圧力を印加する、粉体成形体の製造方法。
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