JP2019181163A - 設計支援装置、設計支援方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
関連する技術として、発光表示システムは、編集装置のモニタ画面上にグリッド線を表示すると共に、グリッド線上に座標系を設定する。また、発光表示システムは、表示部に配置したLEDランプを表すマークを、実際のLEDランプに合わせてモニタ画面に表示したグリッド上に配置する。そして、発光表示システムは、配置したマークの位置は座標位置情報で扱い、この座標位置情報に基づいて発光制御データを作成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記の課題を鑑みて、本発明は、発光素子の制御情報の作成を容易にすることが出来る設計支援装置を提供することを目的とする。
図1は、本実施形態の設計支援装置が設計支援の対象とする遊技機の一例を示す図である。
なお、以下の説明では、図1に示す遊技機100に係る設計支援を一例として説明するが、本発明の設計支援装置は、遊技機に限らず他の装置の設計支援に用いられてもよい。
遊技機100は、筐体と、筐体に配置される演出用の部材と、図示しない打球の発射装置などを含んで構成される。筐体は、外枠110と、前面部材120とを含んで構成される。前面部材120は、発光素子から放射される光を透過する透明または半透明の部材である。発光素子は、例えば、LED(Light Emitting Diode)、及び白熱電球などで構成される。
特に、変化画像(変化情報)をテンプレートとして、かかる変化画像の色変化を複数の(特に放射する光の色を変化可能なRGB)発光素子全体で表現する発光演出(エフェクト)を可能とする制御情報を発光素子毎に生成する。
本実施形態によれば、テンプレートとなる変化画像(変化情報)から、複数の発光素子のための制御情報を一括で生成出来るため、労力を著しく軽減出来るばかりか、より複雑なエフェクトにも対応できるようになる。
以下の説明では、設計支援装置の処理の一例として、発光素子130の発光を制御するための制御情報を出力する処理を説明する。
図2(a)に示すように、設計支援装置1は、装置全体の制御を行う汎用のオペレーティングシステムを実行するとともに設計支援装置1の機能を実現するプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)2と、CPU2による処理のために各種のプログラムや一時データ、変数が展開されるRAM(Random Access Memory)3と、プログラムやデータが格納されるHDD(Hard Disk Drive)4と、不図示のROM(Read Only Memory)と、設計支援装置1をネットワークに接続するためのネットワークI/F5と、表示装置30と、入力装置40と、を備えている。
表示装置30は、液晶ディスプレイなど各種情報を表示可能な表示装置である。表示装置30は、タッチパネルでの入力を受け付けるための情報を表示しても良い。
入力装置40は、キーボード、マウス、およびタッチパネルなどである。入力装置40は、図示しない入出力I/Fを介して、CPU2に対して信号を入出力することが出来る。
なお、上述の各プログラムは、CPU2(設計支援装置)がネットワークI/F5を介してアクセス可能であれば、ネットワーク上のサーバが有する記憶装置に記憶されていても良い。
記憶部20は、上記RAM3と、HDD4と、によって構成され、各種情報は、RAM3と、HDD4の何れに格納されても良い。
すなわち、形状情報21、配置情報22、変化情報23、色情報24、制御情報25の各種情報は、RAM3に保持される一時データとしてのみ扱われても良いし、HDD4にファイルとして格納された上でRAM3上にロードされてもよい。
変化情報23は、時間軸に沿って、所定の時間の間に変化する発光素子の色の変化のパターンを指定する情報を含むデータを格納する。
制御情報25は、本実施形態の設計支援装置1による処理の結果、生成される各発光素子に対する発光制御情報である。制御情報は、生成された後で、各発光素子に対して自動的に割り当てられ、関連付けられる。
制御情報は所定のエフェクト期間(制御期間)における点灯タイミング、消灯タイミング、さらには点灯(発光)期間における発光色の遷移に係る情報を含む。
変化情報23そのものを、制御情報25として各発光素子に対して割り当てることが出来ても良い。これは、各発光素子や、予め割り当てられた発光素子のグループに対する個別の処理として行われる。
変化情報テーブル231は、記憶部20に記憶されている変化情報23に含まれる情報を示すものであり、例えば、グループ名と、識別子と、変化時間と、属性とを格納する。
変化時間は、変化情報23の色の変化のパターンのクリップの時間の長さを示す情報である。変化時間は、例えば、作成する発光素子の色の変化のパターンに応じて、適宜設定されてもよい。
属性は、後述するように、各発光素子に変化情報23を直接割り当てた状態で、変化情報23のクリップの時間の長さを変更したとき、どのように色の変化のパターンを変化させるかを示す情報である。属性は、例えば、どのように発光素子に変化情報23を割り当てるかに応じて、ユーザにより適宜設定されてもよい。
色情報24は、指定の時点における発光素子の色を指定するための色画像を含む情報である。
配置部11は、受付部13により、設計支援処理の開始が受け付けられたとき、形状情報21と配置情報22とを取得し、筐体に発光素子が配置された状態を示す構成画像315を生成する。
構成画像315とは、例えば、図1に示す、筐体に発光素子が配置された状態の遊技機100の画像である。
また、構成画像315は、当該構成画像内の座標情報を含んでおり、配置された発光素子の座標や、ユーザによるマウス操作によって指示された位置の座標を、受付部13が取得可能となっている。
表示部12は、生成された制御情報にしたがって、筐体に配置された発光素子の色の変化のパターンを示す動画を、表示装置30に表示させる。
筐体に配置された発光素子の色の変化のパターンを示す動画とは、表示装置30に表示された発光素子の色、明るさ、及び点滅状態を経時的に変化させることにより、筐体に配置された発光素子の色、明るさ、及び点滅状態の時間的変化を示す動画のことである。
テンプレートとはすなわち変化情報であり、複数の発光素子の発光を組み合わせた発光演出(エフェクト)を行うための発光素子の制御情報を生成するために必要である。
なお、本実施形態の設計支援装置1では、発光素子一つひとつ、あるいは予めグループ化された発光素子に対し一括で、(テンプレートに基づく制御情報ではなく)変化情報23自体を、制御情報として設定する(割り当てる)ことも可能である。
図4を参照して、表示部12による表示処理について、さらに説明する。
表示部12は、設計支援処理が開始されると、記憶部20に記憶されている変化情報23の一覧を示す変化情報テーブル231と、変化情報23の設定を行うための変化情報設定画面232と、を表示装置30に表示させる。さらに、表示部12は、「テンプレート作成」ボタン311と、「エフェクト設定」ボタン312と、「ムービーエフェクト設定」ボタン313と、を表示する。
変化情報設定画面232は、「テンプレート作成」ボタン311の選択、変化情報テーブル231のレコードに対する選択が行われるまでは、非表示としても良い。
以下の説明では、図5から図11に示す色画像52aから色画像52cの一部、または全てを色画像52ともいう。
ここで、色画像52aは、赤色であるものとする。また、色画像52bは、白色であるものとする。色画像52cは、青色であるものとする。
上記の色の指定は一例であり、各色画像52の色は、ユーザにより適宜選択可能である。設計支援装置1による各色画像52の色の選択の受付処理の一例としては、例えば、色画像52の近傍にマウスのポインタを合わせて右クリックされることにより、色の選択を受け付けるGUIを表示装置30に表示させ、ユーザによる色の選択を受け付けてもよい。選択の受付処理は、例えば、受付部13により受付けられてもよい。GUIとは、Graphical User Interfaceの略である。
変化情報設定フォーム53は、識別子の入力欄と、グループ名の選択欄と、属性の選択ボタンと、クリップの長さの設定欄とを含む。
表示部12は、「テンプレート作成」ボタン311が選択されると、図8(a)に示すように、時点Taに赤色の色画像52aを関連付けた状態を示す変化画像51aを表示する。「テンプレート作成」ボタン311が選択されたときに表示される初期の変化画像51は、変化画像51aに限らず、例えば、図8(c)に示す変化画像51cなどの他の変化画像51に設定されてもよい。その場合には、変化画像51の変更処理を、他の変化画像51に対して実行する。以下の説明では、初期の変化画像51は、変化画像51aであるものとして説明する。
受付部13は、識別子の入力欄s1に入力する文字列の入力と、グループ名の選択欄s2におけるグループ名の選択と、属性の選択ボタンs3の選択と、クリップの長さの設定欄s4にけるクリップの長さの設定を受け付ける。受付部13は、グループ名の選択を受け付けるとき、例えば、図7に示すように、プルダウンメニューの選択により、グループ名の選択を受け付けてもよい。プルダウンメニューは、ユーザにより設定され、予め用意されてもよい。なお、受付部13は、グループ名の選択を受け付けるとき、プルダウンメニューに限らず、入力欄への直接入力によりグループ名の選択を受け付けてもよい。
図12を参照して、設計支援装置による変化情報23の更新処理について説明する。
受付部13は、隣り合う時点の間に含まれる時点の選択を受け付けたとき(ステップS108でYes)、ステップS109において、変更部14に変化画像51の変更を依頼する。
更新部15は、受付部13により色画像52の移動が受け付けられていないとき(ステップS110でNo)、ステップS112において、変更された変化画像51に対応するように変化情報23を更新する。
上述のステップS103、ステップS105、ステップS108、ステップS110、ステップS113の判定処理は、判定の対象となる操作及び要求の入力があったとき、他の処理に割り込んで実行されもよい。
また、本実施形態の設計支援装置1は、変化画像51の軸上の時点に関連付けられている色画像52を移動させることにより、新たな時点と色画像52とを関連付け、自動的に変更した変化画像51に対応する変化情報23を作成する。したがって、設計支援装置1は、発光素子の色の変化のパターンの作成を容易にすることができる。
また、設計支援装置1は、複数の色画像52を変化画像51の軸上の時点と関連付けた状態で、隣り合う色画像の間の時点が選択されると、隣り合う色画像の間の色を固定するように変更し、自動的に変更した変化画像51に対応する変化情報23を作成する。したがって、設計支援装置1は、発光素子の色の変化のパターンの作成を容易にすることができる。
この構成画像315において、マウス等を用いて発光素子を選択すると、選択された発光素子が太線の四角で囲まれる。構成画像315に表示される発光素子は、予めグループ分けが設定されていて、各グループの中の1つの発光素子が選択されると、選択された発光素子が属するグループの発光素子の選択を同時に選択されたものとして受け付けてもよい。
選択された発光素子が、設計支援対象となる(特定の)発光素子である。
単色の発光素子を設計支援対象としている場合には、単色の発光素子の輝度の変化パターンを選択し、選択された複数の発光素子が共同して輝度の変化パターンに応じた表現をするように、発光素子の制御情報を生成してもよい。
各発光素子の制御情報は、制御期間(エフェクト期間)中における点灯タイミング、消灯タイミング、さらに、発光中の発光色及びその変化を定義した情報である。
これを、指定されたエフェクトに応じて発光素子毎に生成し、発光素子全体として、当該エフェクトを表現できるようにする。
図4の「エフェクト設定」ボタン312が、ユーザによってマウス等を用いて操作されると、エフェクト設定画面300が表示される。これは、図4の設定画面とは別画面で合っても良いし、同じ画面(ウィンドウ)内に表示されても良い。
また、図4の「ムービーエフェクト設定」ボタン313が、ユーザによってマウス等を用いて操作されると、ムービーエフェクト設定画面400が表示されるが、これについては後に説明する。
プレビュー表示は、上記設定(テンプレート、エフェクト種類、エフェクト長さ)に基づいて生成部16によって生成され記憶部20に格納された各発光素子の制御情報に基づいて、例えば表示部12によって行われる。
また、エフェクト設定領域302は、「一斉」タブ302a(図14)、「静止」タブ302b(図17)、「直線」タブ302c(図20)、「放射」タブ302d(図23)、「回転」タブ302e(図26)、「オーダー」タブ302f(図29)を含む。各タブにおいて、各種のエフェクトを設定することが出来る。
あるいは、特定のタブが選択されている状態で、不図示の作成ボタンが明示的に操作されたことに伴って、各発光素子の制御情報が作成されてもよい。
また、配色表示領域303には、選択されたテンプレートに対応する変化画像(配色パターン)が表示される。これにより、ユーザは、自身が選択しているテンプレートがどのような配色パターンに対応するものであるか、直感的、視覚的に把握することが出来る。
再生ボタン310aがマウス等によって操作されると、生成部16によって生成された制御情報に基づく発光演出のプレビュー表示が発光パターン表示領域310において行われ、停止ボタン310bが操作されるとプレビュー表示は終了する。
なお、後述するが、発光パターン表示領域310においては、放射エフェクトや回転エフェクトなど、基準座標を必要とするエフェクトについて、構成画像315に対する座標の指定(デフォルト座標からの変更)を行うことが出来る。
下記の説明において設計支援装置が共通して行うことは、ユーザによるテンプレートの選択、エフェクト種類の選択、各種のパラメータの設定を受け付けて、これらに基づくエフェクトを複数の発光素子全体で実現可能とする、各発光素子の制御情報を生成することである。
表示部12は、ステップS201において、エフェクト設定(設計支援)が開始されたか否かを判定する。
エフェクト設定が開始されるとは、例えば、設計支援装置1が起動されたとき、または、図4のテンプレート作成画面において「エフェクト設定」ボタン312がマウス等の入力装置40によって操作されたり、受付部13が設計支援(エフェクト設定開始)の命令の入力を受け付けたときなどのことをいう。
エフェクト設定画面300は、図4のテンプレート作成画面から読み出されるのではなく、独立して起動されて表示されても良い。
形状情報21が記憶部20に記憶されているときとは、記憶部20に予め形状情報21が記憶されている、または設計支援装置1の起動後に形状情報21が入力され、記憶部20に形状情報21が記憶されたときなどのことをいう。
配置部11は、形状情報21が記憶部20に記憶されていないとき(ステップS203でNo)、ステップS203の処理を繰り返し実行する。すなわち、配置部11は、配置情報22が記憶部20に記憶されるまで待機する。
配置情報22が記憶部20に記憶されているときとは、記憶部20に予め配置情報22が記憶されている、または設計支援装置1の起動後に配置情報22が入力され、記憶部20に配置情報22が記憶されたときなどのことをいう。なお、ステップS203の処理と、ステップS204の処理とは、どちらが先に実行されてもよい。
配置部11は、配置情報22が記憶部20に記憶されているとき(ステップS203でYes)、ステップS205において、形状情報21と、配置情報22と、を取得し、筐体に発光素子を配置した構成画像315をエフェクト設定画面300(図14、図18、図22、図27、図32)に表示する。
なお、エフェクト設定画面300(図14、図18、図22、図27、図32)の構成画像315において、発光素子を示す画像に1〜34と番号が付されている。
本実施形態の設計支援装置1では、実機が備える発光素子に対応する発光素子の情報(座標情報、制御情報)に、(発光素子)L1〜L34(図中は、1〜34)という「ラベル(識別情報)」を付して管理している。
本明細書中で参照される発光素子L1〜L34及び構成画像315中の1〜34の表示は、設計支援装置1で設計支援対象の発光素子の識別情報を示す場合と、実機に備えられた識別情報に対応する発光素子自体を意味する場合と、がある。
さらに、表示部12は、ステップS206において、作成(更新)済みのテンプレート(変化情報)が記憶部20に記憶されているか否かを判定する。
作成済みのテンプレートが記憶されていないと判定した場合(ステップS206でNo)表示部12は、ステップS206の処理を繰り返し実行する。すなわち、表示部12は、テンプレートが作成され、記憶部20に記憶されるまで待機する。
作成済みのテンプレートが記憶されていると判定した場合(ステップS206でYes)、表示部12は、ステップS207において、テンプレート設定領域301(図14、図18、図22、図27、図32)にテンプレートを一覧表示する。
テンプレートが指定されていない場合(ステップS208でNo)、表示部12は、ステップS208の処理を繰り返し実行する。すなわち、表示部12は、テンプレートが指定されるまで待機する。
テンプレートが指定された場合(ステップS208でYes)、表示部12は、ステップS209において、指定されたテンプレートを記憶部20から読み出し、ステップS210において、エフェクト設定画面300の配色表示領域303(図14、図18、図22、図27、図32)にテンプレート(変化情報)に基づく変化画像を表示する。
「一斉」タブが表示されていれば(ステップS212でYes)、生成部16は、ステップS213において、「一斉」エフェクト用の制御情報生成処理を行う。
エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302に表示中のタブが、「一斉」タブでなければ(ステップS212でNo)、生成部16は、ステップS214において、エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302に表示中のタブが、「静止」タブであるか否かを判定する。
エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302に表示中のタブが、「静止」タブでなければ(ステップS214でNo)、生成部16は、ステップS216において、エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302に表示中のタブが、「直線」タブであるか否かを判定する。
エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302に表示中のタブが、「直線」タブでなければ(ステップS216でNo)、生成部16は、ステップS218において、エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302に表示中のタブが、「放射」タブであるか否かを判定する。
エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302に表示中のタブが、「放射」タブでなければ(ステップS218でNo)、生成部16は、ステップS220において、エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302に表示中のタブが、「回転」タブであるか否かを判定する。
「回転」タブが表示されていれば(ステップS220でYes)、生成部16は、ステップS221において、「回転」エフェクト用の制御情報生成処理(図32乃至図35)を行う。
「オーダー」タブが表示されていれば(ステップS222でYes)、生成部16は、ステップS223において、「オーダー」エフェクト用の制御情報生成処理を行う。
エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302に表示中のタブが、「オーダー」タブでなければ(ステップS222でNo)、生成部16は、S212の処理を実行する。
「オーダー」エフェクトは、生成された制御情報に対してユーザが変更を加えたり、あるいは、ユーザ自身がスクラッチから各発光素子に対する制御情報を割り当てたりすることで作成されるエフェクトである。
上述のエフェクト設定処理において、制御部10は、例えば、受付部13を介して、エフェクト設定処理を終了させる要求が入力されたとき、割り込み処理により、エフェクト設定処理を終了してもよい。また、制御部10は、エフェクト設定処理の実行中に、新たな形状情報、及び配置情報が入力されたとき、要求に応じて、エフェクト設定画面に表示する構成画像を更新してもよい。さらに、制御部10は、エフェクト設定処理の実行中に、記憶部20に記憶されているテンプレートが追加、削除、及び変更されたとき、テンプレート設定領域301に表示するテンプレート一覧を更新してもよい。
まず、一斉エフェクトの設定処理(制御情報生成処理)を説明する。
図14は、発光素子の一斉エフェクトを設定するためのエフェクト設定画面を示す図である。
「一斉エフェクト発光」は、遊技機に配置された特定の(設計支援対象として選択された)発光素子が全て、一斉且つ同色で発光する発光態様である。
下記のように、設計支援装置1は、エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302において、「一斉」302aタブが選択されると、選択されたテンプレート(配色表示領域303に示される変化画像)に応じて、選択された複数の発光素子の色が、変化画像の先頭から末尾までの順番で一斉に変化するように、各発光素子の制御情報を生成する。
このテンプレートは、上記の図8(b)〜図8(d)で説明したように、隣り合う色(白、黄、緑)の間で徐々に色が変化するように作成された変化情報に基づく。
また、エフェクト設定領域302では「一斉」タブ302aが表示されている。
長さ設定領域304で設定されている長さ(制御時間、エフェクト時間)は5.000秒である。
テンプレートの発光パターンが繰り返されても良いし、長さ設定領域304を用いて設定された時間に合わせてテンプレートが引き延ばされても良い。
長さ設定領域304を用いて設定された時間(5.000秒)に係わらず、テンプレートに設定された時間(2.000秒)でエフェクトが終了してもよい。
生成部16は、選択されたテンプレート、設定されたエフェクト等に基づいて、色の変化パターンを作成し、発光素子の配置情報に基づいて、上記変化パターンを実現できるような各発光素子の制御情報を生成する。
発光パターン表示領域310では、表示部12により、生成された制御情報に基づく各発光素子の発光のプレビュー表示が行われる。
また、表示部12は、「一斉」タブ302a内のエフェクトイメージ画像表示領域320には、生成された制御情報が基づいている(一斉エフェクトがイメージする)色の変化パターンを表現するイメージ画像(動画)を表示する。
これにより、設計支援装置1は、ユーザに作成中の発光素子の発光のパターンを容易に確認させることができる。
また、「一斉」タブ302aには、「点滅エフェクト」ボタン305が表示されているが、これについては後に説明する。
図14について述べたように、テンプレート設定領域301において、2.000秒間のRGBテンプレート「白→黄→緑」が選択されているものとする。
図15(a)に示すように、表示部12によって、当初は、画像全体として「白(テンプレートの先頭)」が表示され、次に、図15(b)に示すように、画像全体として「黄」が表示され、最後に図15(c)に示すように画像全体として「緑(テンプレートの末尾)」が表示される。
「白」と「黄」、「黄」と「緑」の間には、変化画像(変化情報)に基づく中間色を表示し得る。
生成された各制御素子のための制御情報では、図15のイメージを表現するために、RGB発光素子の一つひとつについて時系列上での発光パターン(発光色、発光期間)が定義されている。
設計支援装置1(生成部16)は、図15のイメージ動画を、矩形の構成画像315に重ねたと仮定したとき、対応する位置のイメージ動画の色に応じて、実機が備える発光素子を発光させる制御情報を作成する。
なお、図16に示される制御情報は一部であり、全てのRGB発光素子についての制御情報を示しているわけではない。
すなわち、図16に示すように、図14の操作で生成される制御情報では、テンプレートに基づいて、エフェクトの開始後全ての発光素子が「白」で発光し、その後全ての発光素子が「黄」で発光し、最後に、全ての発光素子が「緑」で発光することが定義されている。
一つひとつの発光素子に対して生成された発光パターンの情報が制御情報である。
本実施形態の設計支援装置1(生成部16)は、グラデーションを含む変化画像のパターンを用いて、発光素子の発光制御を行うための制御情報を生成することが出来る。
もちろん、中間色を挟まず、色の境界線が明確に分かれた制御情報としてもよい。
図17に示す表示は、発光パターン表示領域310に表示される、図16の制御情報(2.000秒間のRGBテンプレート「白→黄→緑」に基づく一斉エフェクトの制御情報)に基づく各発光素子による発光のプレビュー表示である。
生成された制御情報に基づいて実機(遊技機)の発光素子を制御することで、プレビューと同様の発光演出が実現される。
プレビュー表示によれば、一斉エフェクトが開始されると、図17(a)に示すように(設計支援対象として選択された)RGB発光素子L1〜L34が全て「白」で発光する。
その後、図17(b)に示すように、図15の制御情報に示したような「白」と「黄」の中間色を経て(不図示)、全てのRGB発光素子L1〜L34が「黄」で発光する。
さらに、図17(c)に示すように、図15の制御情報に示したような「黄」と「緑」の中間色を経て(不図示)、全てのRGB発光素子L1〜L34が「緑」で発光する。
次に、静止エフェクトの設定処理(制御情報生成処理)を説明する。
図18は、発光素子の静止エフェクトを設定するためのエフェクト設定画面を示す図である。
「静止エフェクト発光」は、遊技機に配置された特定の(設計支援対象として選択された)発光素子が、変化情報に含まれる色毎にグループ化され、エフェクト期間中、同グループに属する発光素子同士では同色で継続して(静止的に)発光する発光態様である。
下記に示すように、設計支援装置1(生成部16)は、エフェクト設定領域302において「静止」タブ302bが選択されると、選択されたテンプレート(配色表示領域303に示される変化画像)に応じて、選択された複数の発光素子の色が、変化画像の先頭から末尾に向かう色の変化のパターンに基づく静止画を表現するように、各発光素子の制御情報を生成する。
このテンプレートは、上記の図8(b)〜図8(d)で説明したように、隣り合う色(白、紫、青、白)の間で徐々に色が変化するように作成された変化情報に基づく。
配色表示領域303には、テンプレート「白→紫→青→白」に基づく変化画像が、先頭から末尾まで表示されている。
長さ設定領域304で設定されている長さ(制御時間、エフェクト時間)は5.000秒である。
テンプレートの発光パターンが繰り返されても良いし、長さ設定領域304を用いて設定された時間に合わせてテンプレートが引き延ばされても良い。
長さ設定領域304を用いて設定された時間(5.000秒)に係わらず、テンプレートに設定された時間(2.000秒)でエフェクトが終了してもよい。
「画像」タイプが選択された場合、設計支援装置1は、発光素子全体として、任意のビットマップ画像を表示するように、各発光素子の制御情報を生成する。
「直線」タイプが選択された場合、設計支援装置1(生成部16)は、選択されたテンプレート(配色表示領域303に示される変化画像)に応じて、選択された複数の発光素子の色が、変化画像の先頭から末尾に向かう色の変化のパターンに基づいて直線状に変化する静止画像を表現するように、各発光素子の制御情報を生成する。
ただし、「直線エフェクト」が、時間の経過に伴って直線状に発光素子の発光が変化していく動画像を実現する(図20〜図22で詳述)のに対し、「直線」タイプの「静止エフェクト」については、直線状に変化する静止画像を実現する制御情報が生成される。
設計支援装置1では、「静止」タブ302bにおける静止エフェクト態様設定領域321において、「放射」タイプの静止エフェクトの形状を、「円形」、「四角形」、「菱形」の何れから選択することができ、静止エフェクト態様設定領域321は「円形」を指定するためのボタン321a、「四角形」を指定するためのボタン321b、「菱形」を指定するためのボタン321cを含んでいる。
特に指定がされない場合は、デフォルトの座標が中心座標として使用される。
なお、中心座標の指定は、発光パターン表示領域310における構成画像315上でのマウス操作(クリックなど)によっても行うことができる。
なお、「放射」タイプの静止エフェクトでは、放射の向きも、「内向き」、「外向き」から選択可能である。
放射エフェクト態様設定領域321は「外向き」を指定するためのボタン321d、「内向き」を指定するためのボタン321eを含んでいる。
「内向き」は、指定された中心座標に向かって収束する放射を意味し、「外向き」は、指定された中心座標から拡散する放射を意味する。
なお、図18の例においては、「静止エフェクト」の種類として「放射」タイプが選択され、「放射」の形状は「四角形」、「放射」の向きは「外向き」が設定されているものとする。
また、「静止」タブ302b内のエフェクトイメージ画像表示領域320には、表示部12は、生成された制御情報が基づいている(静止エフェクトがイメージする)色の変化パターンを表現するイメージ画像(動画)を表示する。
また、「静止」タブ302bには、「点滅エフェクト」ボタン305が表示されているが、これについては後に説明する。
図18で述べたように、テンプレート設定領域301において、2.000秒間のRGBテンプレート「白→紫→青→白」が選択されているものとする。
図19(a)は、静止エフェクトの種類として「放射」タイプが選択され、「放射」の形状として「四角形」、「放射」の向きが「外向き」が設定されている場合のイメージ画像を示している。
上記のようにテンプレート(変化情報)は、「白」→「紫」→「青」→「白」であり、静止画像のイメージは、図19(a)に示すように、四角形の「白(テンプレートの先頭)」領域の外側に、四角形の「青」領域、さらに外側に四角形の「紫」領域、さらに外側に四角形の「白(テンプレートの末尾)」領域が表示されるイメージである。
テンプレート(変化情報)は、「白」→「紫」→「青」→「白」であり、静止画像のイメージは、図19(b)に示すように、円形の「白」領域に外側に、円形の「青」領域、さらに外側に円形の「紫」領域、さらに外側に円形の「白」領域が表示されるイメージである。
「直線」タイプの静止エフェクトでは、後述する直線エフェクトと同様にエフェクトの向きや角度、幅を設定可能である。
テンプレート(変化情報)は、「白」→「紫」→「青」→「白」であり、静止画像のイメージは、図19(c)に示すように、四角形の「白(テンプレートの先頭)」を先頭に、四角形の「青」領域、四角形の「紫」領域、四角形の「白(テンプレートの末尾)」領域が直線状に並ぶイメージである。
後述する直線エフェクトにおける図23(a3)、図23(b3)、図23(c3)のイメージが相当する。
設計支援装置1(生成部16)は、図19のイメージ画像を、矩形の構成画像315に重ねたと仮定したとき、対応する位置のイメージ画像の色に応じて、実機が備える発光素子を発光させる制御情報を作成する。
生成された各制御素子のための制御情報では、図19(a)のイメージ(形状は四角で、テンプレート(変化情報)は「白」→「紫」→「青」→「白」)を表現するために、発光素子一つひとつについて時系列上での発光パターン(発光色、発光期間)が定義されている。
「静止エフェクト」では、テンプレートの変化情報を、色毎に分割した発光素子を、制御時間(エフェクト期間)中、当該の色で継続して発光させる。
一つひとつの発光素子に対して生成された発光パターンの情報が制御情報である。
「放射」の中心から外向きに、「白」→「紫」→「青」→「白」の順番で四角形状の領域が分かれた発光パターンが出現するようにRGB発光素子を制御する制御情報が生成される。
この場合、一部のRGB発光素子は、エフェクト時間の間、「白」と「紫」、「紫」と「青」、「青」と「白」の中間色で発光するように制御される。
例えば、RGB発光素子L10、L11については、「青」と「紫」の中間色で発光し、RGB発光素子L24、L25、L29、L34については、「白」と「青」の中間色で発光するように制御する制御情報が生成される。
この場合、全ての発光素子は、「白」、「紫」、「青」、「白」の何れかで発光するように制御される。
図21の表示は、発光パターン表示領域310に表示される、図20の制御情報に基づく各発光素子による発光のプレビュー表示である。
生成された制御情報に基づいて実機(遊技機)の発光素子を制御することで、プレビューと同様の発光演出が実現される。
プレビュー表示によれば、静止エフェクトが開始されると、図21に示すように、エフェクト時間の間、発光素子L2、L12、L16、L22、L15、L23、L31、L32、L33が継続して「白」で発光し、発光素子L13、L14、L17、L18、L26、L27が継続して「紫」で発光し、発光素子L5、L7、L8、L4、L10、L11、L20、L25、L21、L28が継続して「青」で発光する。
さらに、RGB発光素子L10、L11は「青」と「紫」の中間色で継続して発光し、RGB発光素子L24、L25、L29、L34は「白」と「青」の中間色で発光してグラデーションを表現する。
グラデーションを行わない場合には、全てのRGB発光素子が、「白」「紫」「青」「白(2回目)」の何れかで発光制御される。
エフェクト時間が終了すると、全てのRGB発光素子は消灯される。
それに対して、形状として「円形」が設定されている場合には、エフェクトの形状が円形となるような制御情報が生成される。
図21に示す各色領域が円形である(同心円状である)エフェクトが実現される。
形状として「菱形」が設定されている場合、図21に示す各色領域の形状が菱形となる制御情報が生成される。
また、「放射」タイプの「静止エフェクト」において、放射の中心座標を設定することが出来る。
発光パターン表示領域310に対するマウスのクリック操作あるいは右クリックによるメニュー操作によって実現可能とすることが出来る。
設計支援装置1(生成部16)は、入力された座標を基準に、各発光素子に対する制御情報を生成する。
図22は、発光素子の直線エフェクトを設定するためのエフェクト設定画面を示す図である。
「直線エフェクト発光」は、遊技機に配置された特定の(設計支援対象として選択された)発光素子が、全体として直線状に色が変化する動画像を表現するように発光する態様である。
下記のように、設計支援装置1(生成部16)は、エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302において「直線」タブ302cが選択されると、選択されたテンプレート(配色表示領域303に示される変化画像)に応じて、選択された複数の発光素子の色が、変化画像の先頭から末尾までの順番で直線状に変化するように、各発光素子の制御情報を生成する。
このテンプレートは、上記の図8(b)〜図8(d)で説明したように、隣り合う色(白、黄、緑)の間で徐々に色が変化するように作成された変化情報に基づく。
配色表示領域303には、選択されたテンプレート「白→黄→緑」に基づく変化画像51が先頭から末尾まで表示されている。
長さ設定領域304で設定されている長さ(制御時間、エフェクト時間)は5.000秒である。
テンプレートに設定された時間(2.000秒)すなわちクリップの長さと、長さ設定領域304を用いて設定された時間(5.000秒)に基づき、テンプレートの発光パターンに基づく発光制御が行われる。
テンプレートの発光パターンが繰り返されても良いし、長さ設定領域304を用いて設定された時間に合わせてテンプレートが引き延ばされても良い。
長さ設定領域304を用いて設定された時間(5.000秒)に係わらず、テンプレートに設定された時間(2.000秒)でエフェクトが終了してもよい。
配色長さ調整領域325では、変化画像(変化パターン)の長さの、発光パターン表示領域310に表示される構成画像315の横幅に対する比率(割合)を調整することが出来る。
配色長さ調整領域325の配色長さ設定欄325aで設定される値が100%であれば、変化画像(変化パターン)の長さは構成画像315の横幅と等しくなる。
効果設定領域327では、テンプレートの発光パターンを繰り返すか否か、開始色及び終了色を設定することが出来る。
また、効果設定領域327における開始色、終了色の設定では、テンプレートにおける配色の先頭、末尾に対して、開始色、終了色を別途追加可能である。
「黒」の設定は、発光素子の消灯を意味するが、例えば、開始色、終了色にいずれも「赤」が設定されていた場合、発光素子全体が「赤」で発光したあとエフェクトをおこない、発光素子全体が「赤」で発光して終了する。
また、効果設置領域327の開始色、終了色の設定は、開始色を「先頭色」、終了色を「末尾色」に設定を受け付けてもよい。
この場合には、(設計支援対象として)選択された発光素子は、エフェクトの開始時に、色の変化のパターンの先頭の色で点灯する。その後、(設計支援対象として)選択された発光素子は、色の変化のパターンにしたがって放射状に色を変化させるように発光する。そして、(設計支援対象として)選択された発光素子は、エフェクトの終了時に、色の変化のパターンの末尾の色で点灯する。
これは、直線エフェクト向き設定領域330において設定可能であり、直線エフェクト向き設定領域330は、「一方向」を指定するためのボタン330a、「拡散タイプ」を指定するためのボタン330b、「収束タイプ」を指定するためのボタン330cを含んでいる。
例えば、設定された「向き」が「一方向タイプ」で、「角度」が「0度」であれば、左側(9時の方向)から右側(3時の方向)に一方向に向かう180度の直線に沿った直線エフェクトが行われる。
「向き」が「収束タイプ」で、「角度」が「0度」であれば、左側(9時の方向)から右側(3時の方向)に一方向に向かう180度の直線に沿って、左側から中心側に向かう直線エフェクトと、右側から中心側に向かう直線エフェクトが行われる。
なお、図22の例においては、「直線エフェクト」のパラメータとして、「一方向」タイプ、「0度」の角度設定がされているものとする。
また、「直線」タブ302c内のエフェクトイメージ画像表示領域320には、生成された制御情報が基づいている(直線エフェクトがイメージする)色の変化パターンを表現するイメージ画像(動画)を表示する。
これにより、設計支援装置1は、ユーザに作成中の発光素子の発光のパターンを容易に確認させることができる。
また、「直線」タブ302cには、「点滅エフェクト」ボタン305が表示されているが、これについては後に説明する。
図23(a1)〜(a6)は、「一方向」タイプで、角度が「0度」(配色長さは100%)に設定された場合の直線エフェクトのイメージ画像(動画)を示している。
ここで、テンプレート(変化情報)は「白」→「緑」→「黄」である。
図23(a1)において、「白(テンプレートの先頭)」の領域が左側から出現し、図23(a2)において、「白」の領域が右側に(直線的に)進むと、「黄」の領域が左側から出現する。
次いで、図23(a3)において、「白」の領域、「黄」の領域が右側に(直線的に)進み、「緑(テンプレートの末尾)」の領域が左側から出現する。
なお、「角度」が「180度」に設定された場合、領域の動きが、右側から左側に変わるのみである。また、「角度」が「90度」や「270度」に設定された場合、領域の動きが、上側から下側、下側から上側に変わるのみである。
上記したように、本実施形態では、配色長さとして、変化画像の長さ(横幅)の構成画像315の幅に対する割合を設定することが出来る
この場合、イメージ画像(動画)の横幅が図23(a1)〜(a6)の場合に比べて半分となり、各色領域の横幅も半分となるが、それ以外は図23(a1)〜(a6)の場合と同様である。
ただし、このイメージを制御情報に適用した場合、構成画像315では左右方向中心部に示される発光素子が発光するとともに、左右両側に示される発光素子が発光しないような制御情報が生成される。
次いで、図23(b3)において、「白」の領域、「黄」の領域が右側に(直線的に)進み、「緑(テンプレートの末尾)」の領域が左側から出現する。
ここでも、テンプレート(変化情報)は同じく「白」→「緑」→「黄」である。
図23(c1)〜(c6)に示すように、色領域は、図23(a1)〜(a6)の表示を基本として、斜め方向に移動するように表示される。
ここでも、テンプレート(変化情報)は「白」→「緑」→「黄」である。
図24(d1)において、「白(テンプレートの先頭)」の領域が左側、右側の両側から出現し、図24(d2)において、「白」の両領域が中央側に(直線的に)進むと、「黄」の領域が左側、右側の両領域から出現する。
その後、図24(d4)において「白」の領域が消えた後、「黄」の領域と「緑」の領域が中央側に(直線的に)進み、図24(d5)において「黄」の領域が消えた後、「緑」の領域のみが中央側に(直線的に)進み、図24(d6)において、「緑」の領域も消える。
ここでも、テンプレート(変化情報)は「白」→「緑」→「黄」である。
図24(e1)において、「白(テンプレートの先頭)」の領域が中央部に出現し、図24(e2)において、「白」の両領域が左側、右側の両側に(直線的に)進むと、「黄」の領域が中央部に出現する。
次いで、図24(e3)において、「白」の両領域、「黄」の両領域が、左側、右側の両側に(直線的に)進み、「緑(テンプレートの末尾)」の領域が中央部に出現する。
これを「一方向」タイプで、角度が「0度」に設定されている場合に適用した場合、図24(f1)〜(f6)に示すようなイメージ画像(動画)となる。
ここでも、テンプレート(変化情報)は同じく「白」→「緑」→「黄」である。
基本的な表示は、図23(a1)〜(a6)と同じであるが、各色領域の高さが短くなる。
生成された各制御素子のための制御情報では、図23(a)のイメージ(一方向タイプで角度は0度、エフェクト幅は広い、テンプレート(変化情報)は「白」→「黄」→「緑」)を表現するために、発光素子一つひとつについて時系列上での発光パターン(発光色、発光期間)が定義されている。
「直線エフェクト」では、制御時間(エフェクト期間)中、テンプレートの変化情報に基づく発光を、(設計支援対象として)選択した複数の発光素子によって順次行うことによって、全体的にテンプレートに従って直線的に変化する動画像を実現する。
設計支援装置1(生成部16)は、図23及び図24のイメージ動画を、矩形の構成画像315に重ねたと仮定したとき、対応する位置のイメージ動画の色に応じて、実機が備える発光素子を発光させる制御情報を作成する。
なお、図25に示す制御情報は一部であり、全てのRGB発光素子についての制御情報を示しているわけではない。
これらのRGB発光素子1〜34は、全体として一定の方向で発光色が遷移するような順番で、時間差をもって発光制御される。
このようにすることで、発光素子全体として、時間の経過とともに直線状に変化する「白」→「黄」→「緑」のパターンが実現される。
この場合、発光素子は、エフェクト時間の間、「白」、「黄」、「緑」の中間色で発光するように制御される。
もちろん、中間色を挟まず、色の境界線が明確に分かれた制御情報としてもよい。
この場合、全ての発光素子は「白」、「黄」、「緑」の何れかで発光するように制御される。
図26の表示は、図25の制御情報に基づく各発光素子による発光のプレビュー表示である。
生成された制御情報に基づいて実機(遊技機)の発光素子を制御することで、プレビューと同様の発光演出が実現される。
プレビュー表示によれば、直線エフェクトの開始後、図26(a)に示すように、RGB発光素子L5、L10、L20、L25、L30、L6、L13、L17が変化画像の先頭である「白」で発光しており、RGB発光素子L12、L16、L22、L24は、「白」と「黄」の中間色で発光している。他のRGB発光素子は、依然として消灯している。
なお、図では、すでに「白」の発光はRGB発光素子L5、L10、L20、L25、L30、L6、L13、L17に遷移しているが、直線エフェクトの開始直後は、まず発光素子L12、L16、L22、L24が、変化画像の先頭である「白」で発光する。
左方向から右方向に直線状に発光色が遷移していくことが分かる。
その後、図26(b)に示すような状態になる。
「白」で発光する発光素子は、図26(a)から右側に遷移し、図の状態では、発光素子L4、L11、L21、L28、L34、L15、L19、L23、L29が「白」で発光している。
「白」と「黄」の中間色で発光する発光素子は、図26(a)の状態から遷移して発光素子L3、L9、L14、L18、L27、L33となっている。
さらに、図26(b)の状態では、発光素子L1、L6、L13、L17、L20、L25、L26、L30、L31が「黄」と「緑」の中間色で発光し、発光素子L5、L10、L12、L16、L22、L24が「緑」で発光している。
「黄」と「緑」の発光も図26(a)の初期状態では、行われていないが、「黄」と「白」の中間色に続いて行われ、これらの色で発光する発光素子を右側に直線状に変えながら遷移して、図26(b)の状態となっている。
図26(c)は直線エフェクトの最終盤を示しており、変化画像の末尾である「緑」だけが、発光素子L4、L11、L21、L28、L34、L15、L19、L23、L29によって発光されている。
その他の発光素子は全て消灯しており、この後、発光素子L4、L11、L21、L28、L34、L15、L19、L23、L29も消灯し、直線エフェクトは終了する。
エフェクト幅が100%よりも「狭く」に設定されている場合、図26の場合のように全ての発光素子を用いて直線エフェクトが設定されることはなく、例えば、図23(b)で説明したように、「白」から「緑」までの直線エフェクトは、構成画像315における左右方向の半分の領域(構成画像315の左右方向の中央部)を使って行われることとなり、利用する横方向の発光素子を減らして幅の狭いエフェクトが行われるような制御情報が生成される。
エフェクト幅が100%よりも「広く」に設定されている場合、変化画像のサイズが構成画像315よりも大きくなる。このため、生成部16は、変化画像に含まれる各色が利用する発光素子の数を増やして、各色の幅が広いエフェクトを表現するように発光素子を発光させる制御情報を生成する。
また、図26では、図22の「直線」タブ302cにおいて、直線エフェクトの「向き」が「一方向」、「角度」が「0度」に設定されている場合を説明した。
エフェクトが進行する「角度」も任意に設定可能である。
図22と同じ「一方向」タイプの直線エフェクトにおいて、「角度」が例えば10度が設定されていた場合には、右側に10度傾いた(左側に−10度傾いた)直線を基準として、直線エフェクトが設定される。
この場合、図22に示す場合よりも、左下側にシフトした発光素子から、変化画像の先頭の「白」の発光が始まり、右上側にシフトした発光素子で、変化画像の末尾の「緑」の発光が終了する。
「収束」タイプの直線エフェクトにおいては、構成画像315における左右両側から中心に向けて、「白」→「黄」→「緑」のパターンが遷移する制御情報が生成される。
「拡散」タイプ、「収束」タイプいずれについても、直線エフェクトの基準とする直線の角度を設定可能である。
次に、放射エフェクトの設定処理(制御情報生成処理)を説明する。
図27は、発光素子の放射エフェクトを設定するためのエフェクト設定画面を示す図である。
「放射エフェクト発光」は、遊技機に配置された特定の(設計支援対象として選択された)発光素子が、全体として放射状に色が変化する動画像を表現するように発光する態様である。
下記のように、設計支援装置1は、エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302において「放射」タブ302dが選択されると、選択されたテンプレート(配色表示領域303に示される変化画像)に応じて、選択された複数の発光素子の色が、変化画像の先頭から末尾までの順番で放射状に変化するように、各発光素子の制御情報を生成する。
このテンプレートは、上記の図8(b)〜図8(d)で説明したように、隣り合う色(白、黄、緑)の間で徐々に色が変化するように作成された変化情報に基づく。
また、エフェクト設定領域302では「放射」タブ302cが表示されている。
配色表示領域303には、選択されたテンプレート「白→黄→緑」に基づく変化画像51が先頭から末尾まで表示されている。
テンプレートに設定された時間(2.000秒)すなわちクリップの長さと、長さ設定領域304を用いて設定された時間(5.000秒)に基づき、テンプレートの発光パターンに基づく発光制御が行われる。
テンプレートの発光パターンが繰り返されても良いし、長さ設定領域304を用いて設定された時間に合わせてテンプレートが引き延ばされても良い。
長さ設定領域304を用いて設定された時間(5.000秒)に係わらず、テンプレートに設定された時間(2.000秒)でエフェクトが終了してもよい。
配色長さ調整領域325では、変化画像(変化パターン)の長さの、構成画像315の横幅に対する比率(割合)を調整することが出来る。配色長さ調整領域325の配色長さ設定欄325aで設定される値が100%であれば、変化画像(変化パターン)の長さは構成画像315の横幅と等しくなる。
「狭く」ボタン325bが選択されると配色長さ設定欄325aで設定される値が小さくなり(構成画像315の横幅に対して変化画像(変化パターン)の長さが狭くなる)、「広く」ボタン325cが選択されると配色長さ設定欄325aで設定される値が大きくなる(構成画像315の横幅に対して変化画像(変化パターン)の長さが広くなる)。
効果設定領域327では、テンプレートの発光パターンを繰り返すか否か、開始色及び終了色を設定することが出来る。
「黒」の設定は、発光素子の消灯を意味するが、例えば、開始色、終了色にいずれも「赤」が設定されていた場合、発光素子全体が「赤」で発光したあとエフェクトをおこない、発光素子全体が「赤」で発光して終了する。
また、効果設定領域327の開始色、終了色の設定は、開始色を「先頭色」、終了色を「末尾色」に設定を受け付けてもよい。
この場合には、(設計支援対象として)選択された発光素子は、エフェクトの開始時に、色の変化のパターンの先頭の色で点灯する。その後、(設計支援対象として)選択された発光素子は、色の変化のパターンにしたがって放射状に色を変化させるように発光する。そして、(設計支援対象として)選択された発光素子は、エフェクトの終了時に、色の変化のパターンの末尾の色で点灯する。
設計支援装置1は、選択されたテンプレート(配色表示領域303に示される変化画像)に応じて、選択された複数の発光素子の色が、変化画像の先頭から末尾に向かう色の変化のパターンに基づいて放射状に変化する動画像を表現するように、各発光素子の制御情報を生成する。
放射エフェクト態様設定領域340では、放射エフェクトの形状を、「円形」、「四角形」、「菱形」の何れから選択することができ、放射エフェクト態様設定領域340は「円形」を指定するためのボタン340a、「四角形」を指定するためのボタン340b、「菱形」を指定するためのボタン340cを含んでいる。
指定がない場合は、デフォルトの中心座標(構成画像における中心の座標など)が適用される。
なお、中心座標の指定は、発光パターン表示領域310における構成画像315上でのマウス操作(クリックなど)によっても行うことができる。
すなわち、放射エフェクト態様設定領域340においては、指定された中心座標を中心に、円形に放射する放射エフェクト、四角形状に放射する放射エフェクト、あるいは菱形状に放射する放射エフェクトを設定することが出来る。
なお、放射エフェクトでは、放射の向きを、「内向き」、「外向き」から選択可能である。
「内向き」は、指定された中心座標に向かって収束する放射を意味し、「外向き」は、指定された中心座標から拡散する放射を意味する。
放射エフェクト態様設定領域340は「外向き」を指定するためのボタン340d、「内向き」を指定するためのボタン340eを含んでいる。
なお、図27の例においては、放射の「形状」は四角形、放射の「向き」は、「外向き」が設定されているものとする。
また、「放射」タブ302d内のエフェクトイメージ画像表示領域320には、生成された制御情報が基づいている(放射エフェクトがイメージする)色の変化パターンを表現するイメージ画像(動画)を表示する。
これにより、設計支援装置1は、ユーザに作成中の発光素子の発光のパターンを容易に確認させることができる。
また、「放射」タブ302dには、「点滅エフェクト」ボタン305が表示されているが、これについては後に説明する。
図28(a1)〜(a6)は、放射の「形状」が四角形、放射の「向き」が外向きに設定されている場合のイメージ画像(動画)を示している。
ここで、テンプレート(変化情報)は「白」→「緑」→「黄」である。
図28(a1)において、四角形の「白(テンプレートの先頭)」の枠状領域が中央部に出現し、図28(a2)において、四角形の「白」の枠状領域が放射方向に拡がるとともに、その内側の中央部に「黄」の枠状領域が出現する。
次いで、図28(a3)において、「白」の枠状領域、「黄」の枠状領域が放射方向外側に拡がるとともに、「黄」の枠状領域の内側中央部に、四角形の「緑(テンプレートの末尾)」の枠状領域が出現する。
図28(a1)〜(a6)の場合に対して、枠状領域の形状が円形であり、同心円状に色が変化する点以外に大きな違いはない。
図29(c1)〜(c6)は、放射の「形状」が四角形、放射の「向き」が内向きに設定されている場合のイメージ画像(動画)を示している。
ここでも、テンプレート(変化情報)は「白」→「緑」→「黄」である。
図29(c1)において、四角形の「白(テンプレートの先頭)」の枠状領域が外周部に出現し、図29(c2)において、四角形の「白」の枠状領域が放射方向の内側に向けて収縮するとともに、四角形の「黄」の枠状領域が外周部に出現する。
次いで、図29(c3)において、「白」の枠状領域、「黄」の枠状領域が放射方向の内側に向けて収縮するとともに、四角形の「緑(テンプレートの末尾)」の枠状領域が外周部に出現する。
生成された各制御素子のための制御情報では、図28(b)のイメージ(放射方向は外側、形状は円形、テンプレート(変化情報)は「白」→「黄」→「緑」)を表現するために、発光素子一つひとつについて時系列上での発光パターン(発光色、発光期間)が定義されている。
「放射エフェクト」では、制御時間(エフェクト期間)中、テンプレートの変化情報に基づく発光を、(設計支援対象として)選択した複数の発光素子が順次行うことによって、全体的にテンプレートに従って放射的に変化する動画像を実現する。
設計支援装置1(生成部16)は、図28のイメージ動画(画像)を、矩形の構成画像315に重ねたと仮定したとき、対応する位置のイメージ動画の色に応じて、実機が備える発光素子を発光させる制御情報を作成する。
なお、図30に示す制御情報は一部であり、設計支援対象として選択されている全てのRGB発光素子についての制御情報を示しているわけではない。
これらの発光素子は、全体として放射状に発光色が遷移するような順番で、時間差をもって発光制御される。
このようにすることで、発光素子全体として、時間の経過とともに放射状に変化する「白」→「黄」→「緑」のパターンが実現される。
この場合、発光素子は、エフェクト時間の間、「白」、「黄」、「緑」の中間色で発光するように制御される。
もちろん、中間色を挟まず、色の境界線が明確に分かれた制御情報としてもよい。
この場合、全ての発光素子は、「白」、「黄」、「緑」の何れかで発光するように制御される。
図31の表示は、発光パターン表示領域310に表示される、図30の制御情報に基づく各発光素子による発光のプレビュー表示である。
生成された制御情報に基づいて実機(遊技機)の発光素子を制御することで、プレビューと同様の発光演出が実現される。
プレビュー表示によれば、放射エフェクトの開始後、図31(a)に示すように、発光素子L6、L7、L8、L9、L20、L21が、変化画像の先頭である「白」で発光しており、発光素子L13、L14、L17、L18、L26、L27が、次の「黄」で発光している。他の発光素子は、依然として消灯している。
なお、図では、すでに「白」発光は発光素子L6、L7、L8、L9、L20、L21に遷移しているが、エフェクトの開始直後は、まず発光素子L13、L14、L17、L18、L26、L27が、変化画像の先頭である「白」で発光する。
そして、発光素子L6、L7、L8、L9、L20、L21が「白」で発光し、発光素子L13、L14、L17、L18、L26、L27の発光が「黄」に変化する(「白」で発光する発光素子が遷移する)ことで、図31(a)の状態になる。
その後、図31(b)に示すような状態になる。
さらに、「白」で発光する発光素子は、図31(a)からさらに外側に遷移して、最も外周部の発光素子L1、L2、L3、L4、L5、L12、L15、L16、L19、L22、L23、L24、L29、L30、L31、L32、L33、L34が「白」で発光している。
そして、図31(a)では、「黄」で発光していた発光素子L13、L14、L17、L18、L26、L27は、図31(b)では、変化画像の末尾の「緑」で発光している。
図31(a)から図31(b)の流れから、中心部から外側に向けて、「白」→「黄」→「緑」の順で、放射状に発光色が遷移していくことが分かる。
その他の発光素子は全て消灯しており、この後、発光素子L1、L2、L3、L4、L5、L12、L15、L16、L19、L22、L23、L24、L29、L30、L31、L32、L33、L34も消灯し、放射エフェクトは終了する。
それに対して、形状として「円形」が設定されている場合には、エフェクトの形状が円形となる制御情報が生成される。
図31に示す各色領域が円形である(同心円状である)エフェクトが実現される。
形状として「菱形」が設定されている場合、図31に示す各色領域の形状が菱形となる制御情報が生成される。
また、「放射エフェクト」において、放射の中心座標を設定することが出来る。
発光パターン表示領域310に対するマウスのクリック操作あるいは右クリックによるメニュー操作によって実現可能とすることが出来る。
次に、回転エフェクトの設定処理(制御情報生成処理)を説明する。
図32は、発光素子の放射エフェクトを設定するためのエフェクト設定画面を示す図である。
「回転エフェクト発光」は、遊技機に配置された特定の(設計支援対象として選択された)発光素子が、全体として回転して(周方向に)色が変化する動画像を表現するように発光する態様である。
下記のように、設計支援装置1は、エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302において「放射」タブ302eが選択されると、選択されたテンプレート(配色表示領域303に示される変化画像)に応じて、選択された複数の発光素子の色が、変化画像の先頭から末尾までの順番で回転して変化するように、各発光素子の制御情報を生成する。
このテンプレートは、上記の図8(b)〜図8(d)で説明したように、隣り合う色(赤、虹、赤)の間で徐々に色が変化するように作成された変化情報に基づく。
また、エフェクト設定領域302において、「回転」タブ302eが選択されている。
配色表示領域303には、選択されたテンプレート「赤→虹→赤」に基づく変化画像51が先頭から末尾まで表示されている。
長さ設定領域304で設定されている長さ(制御時間、エフェクト時間)は5.000秒である。
テンプレートの発光パターンが繰り返されても良いし、長さ設定領域304を用いて設定された時間に合わせてテンプレートが引き延ばされても良い。
長さ設定領域304を用いて設定された時間(5.000秒)に係わらず、テンプレートに設定された時間(2.000秒)でエフェクトが終了してもよい。
配色長さ調整領域325では、変化画像(変化パターン)の長さの、構成画像315の横幅に対する比率(割合)を調整することが出来る。配色長さ調整領域325の配色長さ設定欄325aで設定される値が100%であれば、変化画像(変化パターン)の長さは構成画像315の横幅と等しくなる。
「狭く」ボタン325bが選択されると配色長さ設定欄325aで設定される値が小さくなり(構成画像315の横幅に対して変化画像(変化パターン)の長さが狭くなる)、「広く」ボタン325cが選択されると配色長さ設定欄325aで設定される値が大きくなる(構成画像315の横幅に対して変化画像(変化パターン)の長さが広くなる)。
また、効果設定領域327における開始色、終了色の設定では、テンプレートにおける配色の先頭、末尾に対して、開始色、終了色を別途追加可能である。
「黒」の設定は、発光素子の消灯を意味するが、例えば、開始色、終了色にいずれも「赤」が設定されていた場合、発光素子全体が「赤」で発光したあとエフェクトをおこない、発光素子全体が「赤」で発光して終了する。
この場合には、設計支援対象として選択された発光素子は、エフェクトの開始時に、色の変化のパターンの先頭の色で点灯する。その後、設計支援対象として選択された発光素子は、色の変化のパターンにしたがって回転方向に色を変化させながら発光する。そして、設計支援対象として選択された発光素子は、エフェクトの終了時に、色の変化のパターンの末尾の色で点灯する。
回転エフェクト態様設定領域350は「反時計回り」を指定するためのボタン350a、「時計回り」を指定するためのボタン350b、開始角を設定するための開始角設定欄350d、終了角を設定するための終了角設定欄350eを含んでいる。
なお、図32の例においては、回転エフェクトの回転方向は、時計周り、回転エフェクトの開始角度は0度且つ終了角度も0度と設定されているものとする。
また、「回転」タブ302e内のエフェクトイメージ画像表示領域320には、生成された制御情報が基づいている(回転エフェクトがイメージする)色の変化パターンを表現するイメージ画像(動画)を表示する。
これにより、設計支援装置1は、ユーザに作成中の発光素子の発光のパターンを容易に確認させることができる。
また、「回転」タブ302eには、「点滅エフェクト」ボタン305が表示されているが、これについては後に説明する。
図33(a)〜(f)は、回転の向きが時計回り、開始角度、終了角度が共に0度に設定されている場合のイメージ画像(動画)を示している。
上記したように、テンプレート(変化情報)は「赤」→「虹」→「赤」であるとする。
図33(a)において、径方向の幅が所定長さの「赤(テンプレートの先頭)」の領域が0度位置から所定角度に亘って時計回り方向に伸長する。
その後、図33(b)、図33(c)において、「赤」の領域が時計回りの方向に回転しつつ、0度位置から「虹」の領域が伸長する。
図33(d)において、「赤(テンプレートの先頭)」の領域が360度回転して再び0度位置に到達したときには、「赤(テンプレートの末尾)」の領域が0度位置から所定角度に亘って時計回りに伸長する。
続いて、図33(e)、図33(f)において、「赤(テンプレートの末尾)」の領域が時計回りに回転していくことに伴い、0度位置では、「赤(テンプレートの先頭)」の領域を先頭に、「虹」の領域が消えていく。
図33(g)において、「虹」の領域が全て消え、「赤(テンプレートの末尾)」の領域のみとなる。
最終的に、図33(h)において、「赤(テンプレートの末尾)」も、0度位置で消え、全ての領域が非表示となる。
生成された各制御素子のための制御情報では、図33のイメージ(回転の向きが時計回り、開始角度、終了角度が共に0度に設定され、テンプレート(変化情報)は「赤」→「虹」→「赤」)を表現するために、発光素子一つひとつについて時系列上での発光パターン(発光色、発光期間)が定義されている。
「回転エフェクト」では、制御時間(エフェクト期間)中、テンプレートの変化情報に基づく発光を、(設計支援対象として)選択した複数の発光素子によって順次行うことによって、全体的にテンプレートに従って回転して変化する動画像を実現する。
設計支援装置1(生成部16)は、図33のイメージ動画を、矩形の構成画像315に重ねたと仮定したとき、対応する位置のイメージ動画の色に応じて、実機が備える発光素子を発光させる制御情報を作成する。
これらの発光素子L1〜L34は、全体として回転して発光色が遷移するような順番で、時間差をもって発光制御される。
このようにすることで、発光素子全体として、時間の経過とともに回転して変化する「赤」→「虹」→「赤」のパターンが実現される。
いずれの発光素子も同じパターンで発光制御されるが、図34のようなタイミングで夫々発光制御されることで、時間の経過とともに、全体としては回転するように発光する。
この場合、発光素子は、エフェクト時間の間、「赤」、「虹」、「赤」の中間色で発光するように制御される。
もちろん、中間色を挟まず、色の境界線が明確に分かれた制御情報としてもよい。
この場合、全ての発光素子は、「白」、「虹」、「緑」の何れかで発光するように制御される。ただし、「虹」自体、中間色から構成されており、「虹」発光については中間色の表示を含むものとする。
図35の表示は、発光パターン表示領域310に表示される、図32の設定に基づいて生成された制御情報に基づく各発光素子による発光のプレビュー表示である。
生成された制御情報に基づいて実機(遊技機)の発光素子を制御することで、プレビューと同様の発光演出が実現される。
そして、RGB発光素子L21、L19、L28、L23、L29は、「虹」の一部の色で発光している。
図に示す回転エフェクトの方向は、時計回り(右回り)である。
回転エフェクトの開始時、図35(a)において「虹」で発光している発光素子L21、L19、L28、L23、L29は「赤」で発光していた。
それらのRGB発光素子は発光色が「虹」に変化し、RGB発光素子L27、L34が、「赤」で発光することで、図35(a)のような発光となっている。
これにより、変化画像「赤」→「虹」→「赤」が完成する。
図35(b)に示すように、変化画像の先頭の「赤」は、一回転してRGB発光素子18によって発光され、且つ、変化画像の末尾の「赤」がRGB発光素子L21、L19によって発光されている。
これら以外の全ての発光素子は、「虹」を構成する色で発光している。
末尾の「赤」を発光し終わった発光素子は、順次消灯していく。
図35(c)は回転エフェクトの最終盤を示しており、変化画像の末尾である「赤」がRGB発光素子L4、L9によって発光され、「虹」の末尾側がRGB発光素子L11、L14、L15、L18によって発光されている。
その他のLEDは全て消灯しており、この後、「虹」の表示を行っている発光素子L11、L14、L15、L18は、順次、「赤」発光を行った上で消灯し、変化画像に基づく回転エフェクトは終了する。
変化画像に応じた静止画または動画を確認しながら発光素子の制御情報を生成するので、共同して点滅する発光素子の制御情報を直感的に作成することができる。
エフェクト幅を「狭く」設定した場合、図35に示す場合と比べて、径方向の発光する発光素子が少ないエフェクトを実現する制御情報が生成される。
図35では、時計回りの回転エフェクトが設定されている場合を説明したが、反時計回りに設定することが出来る。
0度(3時の位置)から回転エフェクトが開始され、360度時計回りに回転して同じく0度で回転エフェクトを終了している。
それに限らず、例えば、−90度(12時の位置)から270度時計回りに回転を開始して、180度の位置(9時の位置)で回転エフェクトを終了してもよい。
逆に、−90度の位置(12時の位置)から90度、「反度時計回り」に回転エフェクトを行い、180度の位置(9時の位置)で回転エフェクトを終了してもよい。
なお、上記では、「一斉」、「静止」、「直線」、「放射」、「回転」の各エフェクトを夫々設定タブで設定する例を説明した。
しかし、それに限らず、本実施形態の設計支援装置によっては、遊技機が有するRGB発光素1〜34を用い、複数のエフェクトが組み合わされたエフェクトを実施可能な制御情報を生成可能としてもよい。
すなわち、例えば、RGB発光素子のうち、一部の発光素子によっては「一斉エフェクト」を行いつつ、他の一部の発光素子を用いて「静止エフェクト」、さらに他の一部の発光素子を用いて「直線エフェクト」を行う制御情報を生成することが可能である。
上記では、全てのRGB発光素子を1グループとして一括でエフェクトを設定する場合を説明しているが、それに限らずRGB発光素子L1〜L34を複数のグループに予め分割しておき、それぞれのグループに対して各エフェクトを設定することで、複数のエフェクトを同時に設定することが可能である。
なお、本実施形態の設計支援装置においてはオーダーエフェクトとして、各発光素子に対して制御情報をユーザ自身の操作によって設定することが出来る。
上記したが、本実施形態の設計支援装置1では、実機が備える発光素子に対応する発光素子の情報(座標情報、制御情報)に、「(発光素子)L1」〜「(発光素子)L34」という「ラベル」を付して管理している。
識別情報としてのラベルで管理される発光素子の情報に基づく画像を構成画像315に表示している。
オーダーエフェクトでは、上記した「ラベル」によって識別される発光素子に対して発光順を設定し、設定した順番に発光させる制御情報を生成することが出来る。
このようにすることで、ユーザの設定により、直線エフェクトや回転エフェクトでは表現できない、とびとびの箇所の発光素子を順に光らせるなどの表現が可能となる。
図36は、発光素子のオーダーエフェクトを設定するためのエフェクト設定画面を示す図である。
下記のように、エフェクト設定画面300のエフェクト設定領域302において「オーダー」タブ302fが選択・表示された状態では、表示部12によって表示される構成画像315内に配置した発光素子(示す画像)を、マウス等の入力装置40を用いて選択することが出来る。
発光させる(制御情報を生成する)発光素子(の画像)は、ユーザが任意に選択可能であり、全ての発光素子(の画像)を選択する必要はない。
また、選択順は、発光素子の発光開始順に対応し、選択がなされると、表示部12によって、選択された発光素子に対して発光順を示す数字が付加表示される。
このラベルの選択情報と、テンプレート(配色表示領域303に示される変化画像)に基づく制御情報が、生成部16によって生成されていく。
主に、ラベル毎に選択を削除したり、並び順(発光順)を反転させたりする編集が可能であり、生成部16は、選択情報の変更(編集)に応じて、新たな制御情報を生成していく。
また、異なる並び順(発光順)として選択された発光素子を、同番号として同じ発光順となる(同じタイミングで発光を開始する)ように編集することも出来る。
このテンプレートは、上記の図8(b)〜図8(d)で説明したように、隣り合う色(赤、虹、赤)の間で徐々に色が変化するように作成された変化情報に基づく。
また、エフェクト設定領域302において、「オーダー」タブ302fが選択されている。
配色表示領域303には、選択されたテンプレート「白→黄→緑」に基づく変化画像51が先頭から末尾まで表示されている。
長さ設定領域304で設定されている長さ(制御時間、エフェクト時間)は5.000秒である。
テンプレートの発光パターンが繰り返されても良いし、長さ設定領域304を用いて設定された時間に合わせてテンプレートが引き延ばされても良い。
長さ設定領域304を用いて設定された時間(5.000秒)に係わらず、テンプレートに設定された時間(2.000秒)でエフェクトが終了してもよい。
また、効果設定領域327における開始色、終了色の設定では、テンプレートにおける配色の先頭、末尾に対して、開始色、終了色を別途追加可能である。
なお、効果設定領域327内の「間隔を均一にする」チェックボックスがチェックされている場合、生成部16は、図37に示すように、夫々の発光素子の発光開始タイミングの間隔が均一に隔てられた制御情報を生成する。
「間隔を均一にする」チェックボックスがチェックされない場合、構成画像315上での位置が離れるほど、前の発光素子が発光開始してから、次の発光素子が発光開始するまでの時間間隔が長くなる制御情報が作成される。
また、「オーダー」タブ302fには、「点滅エフェクト」ボタン305が表示されているが、これについては後に説明する。
図36において、発光開始順(No)と、それに対応するラベル(発光素子の識別情報)と、を設定したが、図37では、発光素子の識別情報と発光開始順を関連付けて、制御情報を表している。
最初に、発光開始順[01]の発光素子L2が発光を開始し、発光開始順[02]の発光素子L4、発光開始順[03]の発光素子L12が続く。
次いで、発光開始順[04]〜[11]の発光素子L30、L19、L11、L1、L34、L22、L10、L15が順次発光を開始し、最後に発光開始順[12]の発光素子32が発光を開始する。
この場合、発光素子は、エフェクト時間の間、「白」、「黄」、「緑」の中間色で発光するように制御される。
もちろん、中間色を挟まず、色の境界線が明確に分かれた制御情報としてもよい。
この場合、(設計支援対象として)選択された発光素子は、「白」、「黄」、「緑」の何れかで発光するように制御される。
図38の表示は、発光パターン表示領域310に表示される、図36の設定に基づいて生成された制御情報に基づく各発光素子による発光のプレビュー表示である。
生成された制御情報に基づいて実機(遊技機)の発光素子を制御することで、プレビューと同様の発光演出が実現される。
設計支援対象として選択したRGB発光素子L1〜L34のうち、図36の設定画面で選択され、図37に示すような制御情報を生成された発光素子(発光素子L1、L2、L4、L10、L11、L12、L15、L19、L22、L30、L32、L34)のみが発光され、選択されなかったその他の発光素子は発光されない。
図38(a)に示すように、RGB発光素子L2、L4は、「白」と「黄」の中間色で発光している。
そして、RGB発光素子L12、L30は、変化画像の先頭「白」で発光している。
オーダーエフェクトの開始時、図38(a)において「白」と「黄」の中間色で発光している発光素子L2、L4は、「白」で発光しており、RGB発光素子L12、L30は未だ発光を開始していなかった。
RGB発光素子L2、L4の発光色が「白」と「黄」の中間色に変化し、RGB発光素子L12、L30が「白」で発光を開始することで、図38(a)のような発光となっている。
図38(b)に示す段階では、発光素子L2、L4の発光色が「黄」を経て、変化画像の末尾である「緑」で発光している。
発光素子L10、L15、L32は「白」で発光を開始している。
発光素子L1、L11、L19、L22、L34は、ここでは図示しない「白」での発光を経て「黄」で発光している。
また、発光素子L12、L30は、図38(a)における「白」での発光から「黄」と「緑」の中間色での発光に変化している。
そして、図38(b)において「白」で発光を開始した発光素子L10、L15、L32は、変化画像の末尾である「緑」で発光している。
その後、エフェクト時間が終了すると、発光素子L10、L15、L32も消灯される。
このように編集、設定された制御情報に基づいて、発光パターン表示領域310で、発光素子の発光のプレビュー表示を行うことも出来るため、発光素子個別に制御情報の設定を行う場合でも、こまめにプレビュー表示を確認しながら作業を行うことが出来る。
次に、ムービーエフェクトの設定処理(制御情報生成処理)を説明する。
図39は、発光素子のムービーエフェクトを設定するためのエフェクト設定画面を示す図である。
「ムービーエフェクト発光」は、遊技機に配置された特定の(設計支援対象として選択された)発光素子が、所定の動画ファイル(ムービーファイル)に基づく色の変化を表現するように発光する態様である。
本実施形態の設計支援装置は、変化画像(テンプレート)に基づいて制御情報を生成するのみならず、動画ファイルから制御情報を生成することが出来るのである。
設計支援装置1の生成部16は、ムービーエフェクト設定画面400の動画ファイル選択領域410において、設計支援装置1の記憶部20又はネットワーク上の動画ファイルが選択されると、選択された動画ファイルに応じて、選択された複数の発光素子の色が、動画ファイルの先頭から末尾までの順番で変化するように、各発光素子の制御情報を生成する。すなわち生成部16は、選択されて読み込まれた動画ファイルに対応するように、複数の発光素子の色及び明るさを時系列順に制御する制御情報を自動的に生成する。
ムービーエフェクト設定画面400がエフェクト設定画面300とは独立して呼び出される場合、一例として、上記のように図4のテンプレート作成画面に「ムービーエフェクト」設定ボタン313を設け、利用者がマウス等によって当該ボタンを選択操作することで、ムービーエフェクト設定画面400が呼び出されるように構成することが出来る。なお、「ムービーエフェクト」は、メニューバーから選択され、呼び出されてもよい。
長さ設定領域304で設定されているムービーエフェクトの長さ(制御時間、エフェクト時間)は2.900秒となっている。
動画ファイル選択領域410で選択された動画ファイル自体の長さ(再生時間)と、長さ設定領域304を用いて設定された時間(2.900秒)に基づいて、動画ファイルの発光パターンに基づく発光制御が行われる。
動画ファイルの発光パターンが繰り返されても良いし、長さ設定領域304を用いて設定された時間に合わせて動画ファイルの発光パターンが引き延ばされても良い。
長さ設定領域304を用いて設定された時間(2.900秒)に係わらず、動画ファイルの終了時間でエフェクトが終了してもよい。
また、エフェクトイメージ画像表示領域320には、生成された制御情報が基づいている(ムービーエフェクトがイメージする)色の変化パターンを表現するイメージ画像(動画)を表示する。
これにより、設計支援装置1は、ユーザに作成中の発光素子の発光のパターンを容易に確認させることができる。
ただし「ムービーエフェクト」の場合、設計支援装置1は、上記した他のエフェクトとは異なり選択された動画ファイル自体を発光素子の発光を用いて表現する制御情報を生成するため、エフェクトイメージ画像表示領域320には、選択された動画ファイルの動画そのものが表示されることになる。
上記した回転放射パターンを例にとって説明する。
図40に例示される回転放射パターンは、「水色」から時計回りに、「水色」と「緑」の中間色、「緑」、「黄」と「緑」の中間色、「黄」、「赤」と「黄」の中間色、「赤」、「紫」と「赤」の中間色、「紫」、「青」と「紫」の中間色、「青」、「青」と「水色」の中間色、の各放射領域を備える。
図40(a)は、動画ファイルの最初期(先頭)における、回転放射パターンの初期状態を示している。
図40(b)は、動画ファイルの中途における、回転放射パターンが図40(a)の状態から時計回りに回転した状態を示している。
図40(c)は、動画ファイルの最終期(末尾)における、回転放射パターンが図40(b)の状態から時計回りにさらに回転した最終状態を示している。
生成された各制御素子のための制御情報では、図40の回転放射パターンを表現するために、発光素子一つひとつについて時系列上での発光パターン(発光色、発光期間)が定義されている。
「ムービーフェクト」では、制御時間(エフェクト期間)中、動画ファイルに基づく発光を、(設計支援対象として)選択した複数の発光素子によって順次行うことによって、全体的にテンプレートに従って回転して変化する動画像を実現する。
設計支援装置1(生成部16)は、図40のイメージ動画を、矩形の構成画像315に重ねたと仮定したとき、対応する位置のイメージ動画の色に応じて、実機が備える発光素子を発光させる制御情報を作成する。
その結果として、発光素子L1〜L34は、全体として動画ファイルに基づいて発光色が遷移するように発光制御される。
動画ファイルが中間色を挟まず、色の境界線が明確に分かれた内容であれば、中間色を含まない制御情報が生成される。
図42の表示は、発光パターン表示領域310に表示される、図39の設定(動画ファイルの選択)に基づいて生成された制御情報に基づく各発光素子による発光のプレビュー表示である。
生成された制御情報に基づいて実機(遊技機)の発光素子を制御することで、プレビューと同様の発光演出が実現される。
ムービーエフェクトの開始後、図42(a)に示す初期状態において、RGB発光素子L1、L2が「水色」で発光し、RGB発光素子L3が「水色」と「緑」の中間色で発光し、RGB発光素子L4、L9、L11、L14、L15、L18が「緑」で発光している。
また、RGB発光素子L19、L21、L23が「黄」と「緑」の中間色で発光し、RGB発光素子L27、L28、L29、L34が「黄」で発光している。
また、RGB発光素子L33が「黄」と「赤」の中間色で発光し、RGB発光素子L32が「赤」で発光し、RGB発光素子L31が「紫」と「赤」の中間色で発光している。
また、RGB発光素子L22、L24、L25、L26、L30が「紫」で発光し、RGB発光素子L16、L20が「紫」と「青」の中間色で発光している。
また、RGB発光素子L10、L12、L13、L17が「青」で発光し、RGB発光素子L5、L6が「青」と「水色」の中間色で発光している。
これらのRGB発光素子の発光は、図40(a)における回転放射パターンの状態に対応した発光である。
また、RGB発光素子L19、L21が「紫」と「青」の中間色で発光し、RGB発光素子L23が「青」で発光し、RGB発光素子L28、L29が「青」と「水色」の中間色で発光している。
RGB発光素子L27、L32、L33、L34が「水色」で発光し、RGB発光素子L31が「水色」と「緑」の中間色で発光し、RGB発光素子L24、L25、L26、L30が「緑」で発光している。
RGB発光素子L22が「緑」と「黄」の中間色で発光し、RGB発光素子L10、L12、L13、L16、L17、L20が「黄」で発光し、RGB発光素子L1、L5、L6が「赤」と「黄」の中間色で発光している。
これらのRGB発光素子の発光は、図40(b)における回転放射パターンの状態に対応した発光である。
また、RGB発光素子L28、L29が「赤」と「黄」の中間色で発光し、RGB発光素子L27、L34が「赤」で発光し、RGB発光素子L33が「赤」と「紫」の中間色で発光し、RGB発光素子L26、L30、L31、L32が「紫」で発光している。
これらのRGB発光素子の発光は、図40(c)における回転放射パターンの状態に対応した発光である。
また、「緑」で発光する発光素子も、時計回りに遷移していく。「緑」で発光する発光素子は、RGB発光素子L4、L9、L11、L14、L15、L18から時計回りに遷移してRGB発光素子L24、L25、L26、L30となり、さらに時計回りに遷移してRGB発光素子L2、L3に至る。
また、「黄」で発光する発光素子も時計回りに遷移する。「黄」で発光する発光素子は、RGB発光素子L27、L28、L29、L34から時計回りに遷移してRGB発光素子L10、L12、L13、L16、L17、L20となり、さらに時計回りに遷移してRGB発光素子L15、L18、L19、L21、L23に至る。
「紫」で発光する発光素子も時計回りに遷移する。「紫」で発光する発光素子は、RGB発光素子L22、L24、L25、L26、L30から時計回りに遷移してRGB発光素子L15、L18となり、さらに時計回りに遷移してRGB発光素子L26、L30、L31、L32に至る。
「青」で発光する発光素子も時計回りに遷移する。「青」で発光する発光素子は、RGB発光素子L10、L12、L13、L17から時計回りに遷移してRGB発光素子L23となり、さらに時計回りに遷移してRGB発光素子L24、L25に至る。
中間色についても同様に、発光に用いられる発光素子が時計回りに遷移する。
次に、点滅エフェクトの設定処理(制御情報生成処理)を説明する。
本実施形態の設計支援装置は、上記の設定処理(一斉エフェクト設定処理、静止エフェクト設定処理、直線エフェクト設定処理、放射エフェクト設定処理、回転エフェクト設定処理、オーダーエフェクト設定処理、ムービーエフェクト設定処理)によって生成した制御情報に対して、点滅エフェクトを追加することが出来る。
点滅エフェクトでは、すでに生成されている制御情報に対して消灯期間を一定間隔で付加することで、各エフェクト中に発光素子を点滅させて新たな表現上の効果を得ることが出来る。
発光素子の点滅を伴う制御情報を手動で作成したり、既存の制御情報を編集したりしていくことには非常に困難を伴うが、上記の方法で作成した各種のエフェクトのための制御情報に対して消灯期間を自動的に付加できることで、飛躍的に工程を効率化することが出来る。
ムービーエフェクト設定画面400の読み出しは、例えば、上記各タブやムービーエフェクト設定画面400に表示された「点滅エフェクト」ボタン305をマウス等によって選択操作することによって行うことが出来る。なお、「点滅エフェクト」は、メニューバーから選択され、呼び出されてもよい。
本実施形態における点滅エフェクトは、点灯/消灯の境界が明確(鮮明)なパターンと、点灯/点滅の境界がなだらかなパターンとがあり、図43(a)は前者のパターンを設定している点滅エフェクト設定画面500、図43(b)は後者のパターンを設定している点滅エフェクト設定画面500を示している。
図43の点滅エフェクト設定画面は、点滅エフェクトを設定する時間の範囲を指定する範囲指定領域501と、点滅エフェクトの単位期間を設定する単位期間設定領域502と、点滅エフェクトのタイプを設定するタイプ設定領域503と、点滅エフェクトをプレビュー表示するプレビュー表示領域504と、単位期間設定領域502で設定した長さの単位期間における点灯期間と消灯期間の割合を設定する割合設定領域505と、を有している。
開始時間設定欄501aには、上述の一斉エフェクト、静止エフェクト、直線エフェクト、放射エフェクト、回転エフェクト、あるいはオーダーエフェクトやムービーエフェクト(以下、点滅付与対象エフェクトと記載する)が行われる「エフェクト期間」中における、点滅エフェクトの開始時間を設定する。
すなわち、開始時間設定欄501aには、点滅付与対象エフェクトの開始後何秒目から点滅エフェクトを適用するか、を設定する。
図43(a)に示すように、開始時間設定欄501aに設定される開始時間が、消灯付与対象エフェクトの始点である0.000秒であり、さらに長さ設定欄501bに設定される長さが、点滅付与対象エフェクトのエフェクト期間の長さ(5.000秒)と同じ場合、点滅付与対象エフェクトの全期間に亘って点滅エフェクトを付加することが出来る。
また、図43(b)に示すように開始時間設定欄501aに設定される開始時間が、0.000秒以降(1.000秒)であり、長さ設定欄501bに設定される長さが、点滅付与対象エフェクトのエフェクト期間(5.000秒)の長さよりも短い(3.000秒)場合には、点滅付与対象エフェクトの一部の期間に亘って点滅エフェクトを付加することになる。
なお、「パターンに合わせる」ボタン501cがユーザによってマウス等を用いて選択操作されると、消灯付与対象エフェクトのエフェクト期間が、長さ設定欄501bに設定され、開始時間設定欄501aには、消灯付与対象エフェクトの始点である0.000秒が設定される。
本実施形態において、点滅エフェクトは、消灯付与対象エフェクトのエフェクト期間を、一組の点灯期間と消灯期間とによって分割し、点灯期間では、発光中の発光素子については点灯を維持し、消灯期間においては、発光中の発光素子を消灯することによって行われる。エフェクトの関係上、点灯していない発光素子については、点灯期間であるか消灯期間であるかによらず点灯されることはない。
タイプ設定領域503では、点滅エフェクトのタイプを「鮮明」あるいは「なだらか」から選択可能であり、図43(a)では「鮮明」が選択され、図43(b)では「なだらか」が選択されている。
そして、図43(a)のプレビュー表示領域504には、「鮮明」な点滅エフェクトがプレビュー表示され、図43(b)のプレビュー表示領域504には、「なだらか」な点滅エフェクトがプレビュー表示されている。
いずれのプレビュー表示領域504においても、点灯期間514aと消灯期間514bとを含む単位期間514が表示される。
割合設定領域505のスライダーをマウス等によって操作したり、値を入力したりすることによって点灯期間514aと消灯期間514bの割合を設定することが出来る。
点灯期間514aと消灯期間514bの割合は、点灯期間と消灯期間との時間間隔であると考えることも出来る。
また、図43(b)のプレビュー表示領域504では、点灯期間514aと消灯期間514bの境界がゆるやかであり、点灯期間514aと消灯期間514bの割合は、割合設定領域505の設定に従った20%:80%の割合となっている。
生成部16は、点滅エフェクト設定画面500に入力された、点滅エフェクトを設定する時間の範囲、点滅エフェクトの単位期間、点滅エフェクトのタイプ、単位期間における点灯期間と消灯期間の割合、に基づいて、点滅付与対象エフェクトの制御情報に発光素子の消灯期間を付加することによって、点滅エフェクトを伴う発光素子の制御情報を生成していく。
点滅エフェクト設定画面500で設定しているのは、発光素子一つひとつの点灯期間、消灯期間ではなく、エフェクト期間中における全発光素子の点灯期間、消灯期間である。生成された制御情報によれば、各発光素子は、発光中に消灯期間になったとき、消灯期間中に消灯し、発行期間となれば再び点灯するように制御される。なお、点滅エフェクト設定画面500では、選択された発光素子について、個別に点灯時間及び消灯時間の設定を受け付けてもよい。
上記したように、本実施形態の点滅エフェクトは、一斉エフェクト、静止エフェクト、直線エフェクト、放射エフェクト、回転エフェクト、オーダーエフェクト、ムービーエフェクトの何れのエフェクトの制御情報に対しても付加することが出来る。
ここでは、一斉エフェクトと、直線エフェクトの制御情報に対して点滅エフェクトを付与した制御情報を説明する。
図43(a)の操作で設定される制御情報は、5.000秒間のエフェクト時間において、500ミリ秒の単位時間中、前半の50%(250ミリ秒)が点灯期間であり、後半の50%(250ミリ秒)が消灯期間である。
図16の一斉エフェクトの制御情報(エフェクト時間は5.000秒)において、500ミリ秒毎の単位時間の前半の50%(250ミリ秒)を点灯期間とし、後半の50%(250ミリ秒)を消灯期間としたときに、各発光素子の制御情報は、図44に示すものとなる。
図44に示される制御情報では、各発光素子は、500ミリ秒毎の単位期間のさらに最初の250ミリ秒で発光し、最後の250ミリ秒で消灯する。この組み合わせを、一斉エフェクトのエフェクト時間が終了するまで繰り返すのである。
図43(a)の操作で設定される制御情報は、5.000秒間のエフェクト時間において、500ミリ秒の単位時間中、前半の50%(250ミリ秒)が点灯期間であり、後半の50%(250ミリ秒)が消灯期間である。
図25の直線エフェクトの制御情報(5.000秒)において、500ミリ秒毎の単位時間の前半の50%(250ミリ秒)を点灯期間とし、後半の50%(250ミリ秒)を消灯期間としたときに、各発光素子の制御情報は、図46に示すものとなる。
この直線エフェクトや、その他放射エフェクト、回転エフェクトでは、すべての発光素子がエフェクト時間中、常に発光しているのではない。
特に、直線エフェクトにおいて、図45に示される各発光素子は、同じ発光パターンを時間差で行うことで、直線エフェクトを実現している。
点滅エフェクトが、エフェクト時間の0.000秒から開始され、5.000秒まで行われる場合、点滅エフェクトは、エフェクト時間の0.000秒を基準に行われ、単位期間も、エフェクト時間の0.000秒を基準に設定される。各発光素子における発光パターンの開始タイミングを基準に設定されるのではない。
図45に示すように、発光素子は、エフェクト時間の0.000秒を基点に500ミリ秒毎に繰り返される基準時間における発光期間で発光し、消灯期間で再び点灯することを、直線エフェクトのエフェクト時間が終了するまで繰り返す。
もちろん、点滅エフェクトの実行期間と重ならない発光パターンについては、発光素子の点灯、消灯を行わない。
発光素子の点滅を伴う制御情報を手動で作成することは非常に困難を伴うが、上記のように構成することにより、本実施形態の設計支援装置では、任意のタイミング及び任意の期間に発光素子が消灯する点滅エフェクトを伴うエフェクトを実現するための制御情報を、点滅エフェクト設定画面400に対する設定操作のみによって容易に作成することが出来る。そして、飛躍的に工程を効率化することが出来る。
Claims (14)
- 先頭色から末尾色までの発光色の変化パターンを規定した変化情報を設定させる設定手段と、
複数色で発光可能な複数の発光素子について発光制御情報を生成する制御情報生成手段と、を備え、
前記制御情報生成手段は、前記変化パターンに基づく発光表現を前記複数の発光素子全体として実現させる発光制御情報を、発光素子毎に生成することを特徴とする設計支援装置。 - 請求項1に記載の設計支援装置において、
生成された前記発光制御情報に基づいて、前記複数の発光素子による前記発光表現を示す画像を表示装置に表示させる発光表示手段を備えることを特徴とする設計支援装置。 - 請求項1に記載の設計支援装置において、
前記発光表現は、前記複数の発光素子が、前記変化パターンに基づいて一斉に発光色を変化させる一斉エフェクトであり、
前記制御情報生成手段は、前記複数の発光素子の夫々に対して、互いに同じタイミングで前記変化パターンに規定される色で順次発光させる発光制御情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の設計支援装置。 - 請求項1に記載の設計支援装置において、
前記発光表現は、前記複数の発光素子が、前記変化パターンに含まれる複数の発光色で静的に発光する静止エフェクトであり、
前記制御情報生成手段は、前記複数の発光素子の夫々に対して、夫々前記変化パターンに規定される異なる色で継続して発光させる発光制御情報を生成することを特徴とする設計支援装置。 - 請求項1に記載の設計支援装置において、
前記発光表現は、前記複数の発光素子によって、前記変化パターンに含まれる色が順次所定方向に直線的に移動して発光される直線エフェクトであり、
前記制御情報生成手段は、前記複数の発光素子の夫々に対して、互いに異なるタイミングで前記変化パターンに規定される色で順次発光させる発光制御情報を生成することを特徴とする設計支援装置。 - 請求項1に記載の設計支援装置において、
前記発光表現は、前記複数の発光素子によって、前記変化パターンに含まれる色が順次放射状に移動して発光される放射エフェクトであり、
前記制御情報生成手段は、前記複数の発光素子の夫々に対して、互いに異なるタイミングで前記変化パターンに規定される色で順次発光させる発光制御情報を生成することを特徴とする設計支援装置。 - 請求項1に記載の設計支援装置において、
前記発光表現は、前記複数の発光素子によって、前記変化パターンに含まれる色が順次回転移動して発光される回転エフェクトであり、
前記制御情報生成手段は、前記複数の発光素子の夫々に対して、互いに異なるタイミングで前記変化パターンに規定される色で順次発光させる発光制御情報を生成することを特徴とする設計支援装置。 - 請求項6又は7に記載の設計支援装置において、
前記発光表現の基準となる座標を設定可能な座標設定手段を備えることを特徴とする設計支援装置。 - 請求項1に記載の設計支援装置において、
前記複数の発光素子を示す複数の情報を表示装置に表示させる情報表示手段と、
前記複数の情報から任意の情報を選択させる選択手段と、を備え、
前記制御情報生成手段は、前記選択手段によって選択された情報に係る発光素子の夫々について、前記変化パターンに規定される色で順次発光させる発光制御情報を生成することを特徴とする設計支援装置。 - 動画ファイルの入力を受け付ける入力手段と、
複数色で発光可能な複数の発光素子について発光制御情報を生成する制御情報生成手段と、を備え、
前記制御情報生成手段は、前記動画ファイルに基づく発光表現を前記複数の発光素子全体として実現させる発光制御情報を、発光素子毎に生成することを特徴とする設計支援装置。 - 請求項1乃至10に記載の設計支援装置において、
前記発光表現が行われる期間内における所定の単位期間の長さと、各単位期間において発光素子を点灯させる点灯期間と発光素子を消灯させる消灯期間との割合と、を設定させる単位期間設定手段と、
設定された前記単位期間の長さと前記割合とに基づいて、発光素子毎の前記発光制御情報に前記消灯期間を設定する消灯期間設定手段と、を備えることを特徴とする設計支援装置。 - 設定手段と、制御情報生成手段と、を備える設計支援装置の設計支援方法であって、
前記設定手段が、先頭色から末尾色までの発光色の変化パターンを規定した変化情報を設定させる設定ステップと、
前記制御情報生成手段が、複数色で発光可能な複数の発光素子について発光制御情報を生成する制御情報生成ステップと、
を備え、
前記制御情報生成手段は、前記変化パターンに基づく発光表現を前記複数の発光素子全体として実現させる発光制御情報を、発光素子毎に生成することを特徴とする設計支援方法。 - 入力手段と、制御情報生成手段と、を備える設計支援装置の設計支援方法であって、
前記入力手段が、動画ファイルの入力を受け付ける入力ステップと、
前記制御情報生成手段が、複数色で発光可能な複数の発光素子について発光制御情報を生成する制御情報生成ステップと、
を備え、
前記制御情報生成手段は、前記変化パターンに基づく発光表現を前記複数の発光素子全体として実現させる発光制御情報を、発光素子毎に生成することを特徴とする設計支援方法。 - 請求項12又は13に記載の設計支援方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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