JP2001166738A - 線形イルミネーション制御データ作成装置およびプログラム記憶媒体 - Google Patents

線形イルミネーション制御データ作成装置およびプログラム記憶媒体

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JP2001166738A
JP2001166738A JP35199499A JP35199499A JP2001166738A JP 2001166738 A JP2001166738 A JP 2001166738A JP 35199499 A JP35199499 A JP 35199499A JP 35199499 A JP35199499 A JP 35199499A JP 2001166738 A JP2001166738 A JP 2001166738A
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亜記子 原
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豊太郎 時本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのような人でもパターンの時系列的な変化
を確認しながら容易に線形イルミネーションの制御デー
タを作成・変更でき、多彩なパターン表現を具現化する
制御データ作成装置を提供する。 【解決手段】 CG描画手段と、ディスプレイ画面の原
画編集窓内に仮想設定した画画素抽出ラインと原画デー
タとが重なる部分の画素データ列を抽出する原画スライ
ス手段と、前記画面の線状モニタ窓内に前記スライス手
段により抽出されたスライス画素データ列により表現さ
れた線状画像を表示する線画表示手段と、前記抽出ライ
ンを所定速度で平行移動させることを繰り返すことで、
前記線状モニタ窓枠内に表示される前記線状画像に周期
的な変化を与えるスライス位置走査手段と、前記画素デ
ータ列の集合を所定のデータ形式に整形して1パターン
分の線形イルミネーション制御データとするデータ整形
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の商業施設
などにおいてイルミネーションを行うための制御データ
作成装置、並びにその制御データ作成用プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関し、◎
とくに、多数のLED(発光ダイオード)ランプ群およ
びこれらをそれぞれ独立制御するための回路が直列に連
結されて形成される線形イルミネーションシステムを多
彩な表現で発光させるための制御データ作成装置、並び
にその制御データ作成用プログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】さきに本出願人らは、特開平11−19
1494号公報に詳しく開示されている、つぎのような
線形イルミネーションシステムを開発して実用化した。
これは、帯状に配列された多数のLEDランプ群の点滅
を1個1個独立して制御でき、多彩なイルミネーション
表現を可能とする線形イルミネーションシステムであ
る。この線形イルミネーションシステムの概略的な構成
図を図1に示す。帯状基体11に4つのLEDランプ群
12〜15が一定の間隔をおいて疎に配列されるととも
に、これら各LEDランプ群(12〜15)を個別に発
光制御するための駆動制御回路が実装されてLEDイル
ミネーションユニット1が構成されている。複数個の前
記ユニット1を店舗の壁面に適当なレイアウトで連続し
て配置するとともに、隣り合うユニット1の入力コネク
タ16と出力コネクタ17を接続することで全ユニット
1が直列接続されている。また、隣り合うユニット1の
向かい合った電源コネクタ18aと18bと接続するこ
とで、全ユニット1の電源ラインが直列接続されてい
る。さらに、直列接続された全ユニット1のうち一番端
に位置するユニット1の入力コネクタ16にシステムコ
ントローラ2が接続されており、このシステムコントロ
ーラ2を接続した一番端のユニット1の電源コネクタ1
8aには電源装置3が接続されている。
【0003】前記線形イルミネーション制御データは、
前記システムコントローラ2から送信される。その制御
データにはLEDランプ群による発光パターンを具体的
に規定する発光パターン規定データが含まれている。そ
の発光パターン規定データの作成方法を簡単な具体例を
用いて説明する。
【0004】図2に示した発光パターンは、等間隔に並
んだ3つの赤色の発光ポイント(以下、赤グループ)が
右に速さVrで移動するとともに、同じく等間隔に並ん
だ3つの青色の発光ポイント(青グループ)が左に速さ
Vbで移動するという簡単なものである。このパターン
を2つのグループ(赤と青)の「巨視的な動き」の組み
合わせとして捉え、各グループの動きをそれぞれ別々に
数値パラメータで設定する。つまりこのパラメータが前
述の発光パターン規定データとなる。設定するパラメー
タとしては、発光の色、発生および消滅の位置・タイミ
ング、移動の方向、移動の速さ、発光ポイント間の距離
などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、図2のよ
うな簡単なパターンであっても、複数の数値パラメータ
の設定作業が必要である。このパラメータは発光制御用
プログラムを制作する段階で組み込まれるのがほとんど
であるため、プログラマーなどの専門技術者に委ねられ
ることになる。よって、プログラム作成の経験がない利
用者は、パターンを思い通りに変更することができず、
大変不便であった。また、パターンによっては高度な計
算式を駆使してプログラム化する必要があるため、プロ
グラマーにとっても時間のかかる骨の折れる作業となっ
ていた。また、プログラム作成途中においてパターンの
時系列的な変化を確認することができず、ひいては作成
効率の低下を招いていた。
【0006】さらに、作成されるパターンは、ある一定
の法則に従って構成するしかないため、その構成は大変
簡素なものとなり面白味に欠けることになる。それで
も、基本となるパターンの組み合わせを工夫すること
で、ある程度複雑な構成の発光パターンを作成すること
は可能であるが、「一定の法則に従って」という大きな
制約を回避できるものではない。
【0007】この発明はこのような従来の問題点を解決
すべくなされたもので、その目的は、どのような人でも
パターンの時系列的な変化を確認しながら容易に線形イ
ルミネーション制御データを作成することができ、その
作成したパターンを後から容易に変更することができ、
従来では作成することすらできなかった面白味があって
多彩なパターン表現を具現化する線形イルミネーション
制御データ作成装置、およびその制御データ作成用プロ
グラムを記録した記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、この発明に関する線形イルミネーション制御デ
ータ作成装置は、ディスプレイ画面に設定された原画編
集窓内に制作者からの指示入力に応じた原画を作成し表
示するとともにビットマップ形式の原画データを一時記
憶するCG描画手段と、前記原画編集窓内に画素抽出ラ
インを仮想設定するとともに、この画素抽出ラインと前
記ビットマップ原画データとが対応する部分の画素デー
タ列を抽出する原画スライス手段と、前記ディスプレイ
画面に細長い線状に設定された線状モニタ窓内に前記原
画スライス手段により抽出されたスライス画素データ列
により表現された線状画像を表示する線画表示手段と、
前記原画スライス手段および前記線画表示手段が機能し
ている状態において、前記原画編集窓内に仮想設定した
前記画素抽出ラインを所定速度で平行移動させることを
繰り返すことで、前記線状モニタ窓枠内に表示される前
記スライス画素データ列による線状画像に周期的な変化
を与えるスライス位置走査手段と、前記ビットマップ原
画データから抽出される前記スライス画素データ列の集
合を所定のデータ形式に整形して1パターン分の線形イ
ルミネーション制御データとするデータ整形手段と、を
備えている。
【0009】以上の要件を備える制御データ作成装置に
おいて、望ましくは、適宜な記憶手段に記録されている
画像データを読み取って前記原画編集窓に表示するとと
もに前記原画データとして一時記憶する手段を備えてお
く。また、適宜な記憶手段に記録されている画像データ
を読み取って前記原画データとしたものについて前記原
画編集窓上で適宜に編集する手段を備えておく。
【0010】また望ましくは、前記スライス位置走査手
段が動作するときの前記画素抽出ラインの移動速度を任
意に設定する手段と、その動作に由来して作成された前
記線形イルミネーション制御データに前記移動速度に対
応した情報を制御パラメータとして付帯させる手段とを
備えておく。
【0011】また望ましくは、前記データ整形手段は、
データ供給対象となる線形イルミネーション装置の装置
属性データをなんらかの手段により取得し、その装置属
性データに合わせて整形した線形イルミネーション制御
データを作成する。
【0012】さらに望ましくは、作成した複数パターン
分の線形イルミネーション制御データを任意に組み合わ
せて連続したイルミネーションを実行させるためのイル
ミネーション番組を編集する手段を備えておく。
【0013】またこの発明は、適宜なオペレーティング
・システムが搭載されたコンピュータにインストールす
ることで前述の前記CG描画手段・原画スライス手段・
線画表示手段・スライス位置走査手段・データ整形手段
としての機能を具現化するためのプログラムを記録した
媒体にも適用される。
【0014】さらにこの発明の線形イルミネーション制
御データ作成装置は、ディスプレイ画面に設定された立
体画編集窓内に制作者からの指示入力に応じた立体原画
を作成し表示するとともにビットマップ形式の立体原画
データを一時記憶するCG描画手段と、前記立体画編集
窓内に画素抽出面を仮想設定するとともに、この画素抽
出面と前記ビットマップ立体原画データとが対応する部
分の画素データ行列を抽出する立体画スライス手段と、
前記ディスプレイ画面に設定された所定形状のモニタ窓
内に前記立体画スライス手段により抽出されたスライス
画素データ行列により表現された所定形状のスライス画
像を表示するスライス画表示手段と、前記立体画スライ
ス手段および前記スライス画表示手段が機能している状
態において、前記立体画編集窓内に仮想設定した前記画
素抽出面を所定速度で平行移動させることを繰り返すこ
とで、所定形状のモニタ窓枠内に表示される前記スライ
ス画素データ行列によるスライス画像に周期的な変化を
与えるスライス位置走査手段と、前記ビットマップ立体
画データから抽出される前記スライス画素データ行列の
集合を所定のデータ形式に整形して1パターン分の線形
イルミネーション制御データとするデータ整形手段と、
から構成してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】===制御データ作成装置の概要
=== この発明の一実施例による線形イルミネーション制御デ
ータ作成装置の中核となるのは、一般的なパーソナルコ
ンピュータであり、その本体はCPU・メインメモリ・
ハードディスク装置を備えている。また、コンピュータ
は本体の他に、入力操作手段としてのキーボード・マウ
ス、およびディスプレイなどの周辺機器を備えている。
さらに、その周辺機器としてデータ書き換え可能なリム
ーバブル記憶媒体およびそのドライブ装置を備えてい
る。
【0016】===イルミネーションシステムの概要=
== 本実施例の発光制御の対象は、図1に例示した、イルミ
ネーションユニット1を直列接続して構成された線形イ
ルミネーションシステムである。そのシステムを構成す
るユニット1はつぎのようなものである。ユニット1の
帯状基体11はアルミニウム押出し成型品の溝型部材で
あり、その溝型空間内に線形の印刷配線板が取り付けら
れている。この印刷配線板に4個のLEDランプ群1
2、13、14、15が所定のピッチで疎に配列されて
いるとともに、これらランプを個別に発光制御するため
の駆動制御回路やバッファ回路などが実装されている。
各LEDランプ群(12〜15)は、2個の赤色LED
と、2個の緑色LEDと、2個の青色LEDを近接配置
したLED多色集合ランプである。つまり、これをRG
B各4ビットの画素データで駆動した場合、RGB各色
の表示階調を16階調とした4096色のカラー表現が
可能である(その他、RGB各4階調とした64色のラ
ンプと、RGB各2階調とした8色のランプが、現在実
用化されている。)。
【0017】ユニット1の一端部には入力コネクタ16
と電源コネクタ18aが適当な長さの電線で引き出し配
線されている。ユニット1の他端部には出力コネクタ1
7と電源コネクタ18bが適当な長さの電線で引き出し
配線されている。これらのコネクタ配線16〜18は前
記配線板のパターン配線に接続されている。前記配線板
を配設した帯状基体1の溝型空間内にプラスチックがモ
ールドされ、合計24個のLEDランプのレンズ体が前
記モールドプラスチックの表面に露呈している。また各
コネクタの配線(16〜18)が前記モールドプラスチ
ックの端面から引き出されている。このプラスチックの
モールド構造によりユニット1は相当に高レベルの防水
性を備えている。このようなユニット1により前記線形
イルミネーションシステムが構成されるが、その接続形
態は従来の技術のところで示した図1と基本的に同じで
あるのでここではその説明を省略する。
【0018】===発光パターンの画像編集=== この発明に特徴的なのは、図1に示したコントローラ2
からユニット1に向けて送信される前記線形イルミネー
ション制御データ(とくに、前記発光パターン規定デー
タ)を画像編集を介して作成できることにある。そのた
めに本実施例では、線形イルミネーションシステムを構
成する全LEDランプ群を前記ディスプレイ画面の編集
窓内に表示されたビットマップ形式の原画の1行に対応
づけるとともに、そのランプ群による発光パターンの時
系列的な変化を前記原画の列方向に展開して作成された
「物理的配列×時系列的配列」の2次元画像を使用す
る。
【0019】具体的には、前記コンピュータの記憶部
(前記ハードディスク装置や前記リムーバブル記憶媒体
など)に記録されている既存の画像データを読み取って
(または新規の画像データを作成して)、前記原画編集
窓にその画像を表示するとともにメインメモリ上にビッ
トマップ形式の原画データとして一時記憶する。なお、
これら画像データの管理については後で詳しく説明す
る。
【0020】図1に示した6個のユニット1からなる前
記システムの場合、1個のユニット1が4ドットに対応
するため、前記システムを構成する全ユニットが24ド
ット(=4ドット×6個)のラインで表現できることに
なる。例えばこのシステムを50ミリ秒の間隔で5秒間
継続して発光させるパターンを1パターンとする場合、
その1パターンは100行分の前記ラインに相当する。
つまり、1パターンが24×100ドットのビットマッ
プ形式の原画1枚で表現できることになる。以下、これ
についてさらに詳しく説明する。
【0021】本実施例の作成装置は一般的な画像編集手
段(ペイントツール)を備えており、これによって前記
原画を編集することができる。例えば、従来の技術で取
り上げた図2のパターンは次のように作成できる。まず
図3(a)に示すように、24×100ドットのブラン
ク原画を前記編集窓内に用意する。つづいて図3(b)
に示すように、1ドット分の太さの赤ペンで右下がりの
直線(赤線)を任意に3本描画する。さらに図3(c)
に示すように1ドット分の太さの青ペンで右上がりの直
線(青線)を任意に3本描画する。このようにお絵かき
気分で描画するだけで簡単に1パターンに相当するビッ
トマップ原画が作成される。なおこのとき、直線と発光
ポイントはつぎのような関係にある。直線の色→発光ポ
イントの色、直線の位置→発光ポイントの発生および消
滅の位置・タイミング、直線の傾斜方向→発光ポイント
の移動方向、直線の傾斜角→発光ポイントの移動速さ、
直線間隔→発光ポイント間の距離。従来は矢先のパラメ
ータの設定を「数値解析的」に行っていたのに対し、本
実施例では矢尻のパラメータとして、つまり「幾何学
的」なパラメータとして取り扱えることがわかる。
【0022】もちろんこのビットマップ原画データのま
までは前記発光パターン規定データとして機能しない。
コンピュータは前記原画データのデータ形式を所定のも
のに変更して前記発光パターン規定データを作成すると
ともに、発光制御に関連するいくつかの制御パラメータ
を前記発光パターン規定データに付帯して前記線形イル
ミネーション制御データを完成させる。なお、前記発光
パターン規定データに付帯される前記制御データについ
てはそれに関連するところで逐次説明していく。
【0023】===発光パターンの動作確認=== この発明のもう一つの特徴として、前述のようにして作
成した発光パターンの動作をディスプレイ画面で確認で
きることが挙げられる。すなわち、前記コンピュータは
前記原画編集窓の上端に画素抽出ラインを仮想設定し、
この画素抽出ラインを前記原画編集窓内の上から下に平
行移動させこれを所定周期で所定回数だけ繰り返す。こ
のとき画素抽出ラインの幅を前記原画の幅に一致させる
ことでシステムの表示の全体像を確認できる。以下これ
について詳しく説明する。
【0024】図4(a)に示すように、前記コンピュー
タは、前記画素抽出ラインと前記原画データとが重なる
部分の画素データ列(以下、スライス画素データ列とす
る)を抽出し、メインメモリに確保された所定領域に前
記スライス画素データ列を一時記憶するとともに、前記
ディスプレイ画面に細長い線状に設定された線状モニタ
窓に前記スライス画素データ列により表現された線状画
像を表示する。図4(b)に示すように、前記画素抽出
ラインを所定速度で平行移動させることを繰り返すこと
で、前記線状モニタ窓枠内に表示される線状画像に周期
的な変化が与えられる(以下、この動画をパターンアニ
メとする)。
【0025】なお、前記画素抽出ラインの移動速度は制
作者が任意に可変設定できるようになっており、その動
作設定に由来して作成された前記線形イルミネーション
制御データに前記移動速度に対応した情報が制御パラメ
ータとして付帯される。また、前記線状モニタ窓枠内に
表示される線状画像の輝度も制作者が任意に可変設定で
きるようになっており、その輝度設定に由来して作成さ
れた前記線形イルミネーション制御データに前記輝度に
対応した情報が制御パラメータとして付帯される。この
ように、前記制御データの作成段階においてパターン周
期や輝度を確認・設定できるのは、多彩なイルミネーシ
ョン表現を具現化する上で非常に効果的である。
【0026】===パターンに関するデータベース==
= 前述したようにコンピュータの記憶部には、イルミネー
ション表示の対象となる多数の種類の画像データがパタ
ーン(ファイル)という取り扱い単位で蓄積されてデー
タベース化されている(以下、これをパターンマスター
とする)。図5に示すように、前記パターンマスター中
の各パターンファイルはパターンIDをキーとして集約
されている。各パターンファイルには、前述したよう
に、その本体である前記発光パターン規定データの他
に、そのパターンの内容を日本語文字で端的に表現した
パターン名称と、前述した制御パラメータ(パターン切
替周期や輝度など)が付帯している。
【0027】===番組(タイトル)=== イルミネーション表示制御の処理単位は前述のパターン
であるが、システム運用上の表示スケジュールの管理単
位はイルミネーション番組である。本実施例において
は、この番組のことをタイトルと称する。タイトル(番
組)とは、集合化された複数のパターンのIDの順列の
ことであり、後述するように、その順列に従って各パタ
ーンがサイクリックに表示されることになる。前記コン
ピュータの記憶部には、集合化された複数のパターンI
Dの順列をタイトルIDごとに対応づけしてテーブル化
されたタイトルマスターが保存されている。
【0028】また、前記番組の編集作業の利便性を確保
するため、本実施例では幾つかの前記番組を例えば各施
設ごとに対応づけるなどして集合化した。これを「案
件」とする。前記コンピュータの記憶部には、この案件
という単位ごとに対応づけしてテーブル化された案件マ
スターが保存されている。
【0029】===案件の編集=== 本実施例では、グラフィカル・ユーザー・インタフェー
ス(GUI)により前記制御データを効率よく作成でき
る。以下、その制御データの作成プロセスを説明する。
前記コンピュータを起動して前記入力操作手段にて所定
の操作を行うと、前記案件マスターに登録されている各
案件の名称を一覧表示した案件一覧画面が開く。この画
面内の一覧表の中から任意の案件をカーソルで指定す
る。この状態で前記一覧画面内の編集ボタンをクリック
すると、指定された案件についての編集画面が開く。一
方、前記一覧画面内の新規ボタンをクリックすると、案
件名およびイルミネーションシステムの属性(設置長・
設置本数など)を直接入力するためのテキストボックス
を表示して入力待ち状態になる。制作者が前述のものを
入力し終わって「OK」をクリックすると前記案件編集
画面が開く。以下、図6を用いてその案件編集画面につ
いて詳しく説明する。
【0030】図6の案件編集画面の上段には選択された
案件の名称「パチンコ○×△」、およびその「パチンコ
○×△」に対応するイルミネーションシステムの属性
(設置本数、設置長、ドット数)が表示されている。画
面左側の枠内には、前記タイトルマスターに登録されて
いるタイトルのうち、「パチンコ○×△」に関連づけら
れたある1つのタイトルID、例えば「タイトル1」と
して集合化された複数のパターン名称がすべて表示され
ている。このタイトルIDは左枠上方のタブによって選
択切替ができる。一方、画面右側の枠内には、「パチン
コ○×△」として関連づけられて前記パターンマスター
に保存された複数のパターン名称がすべて一覧表示され
ている。
【0031】前記右枠内のパターン名称の一覧表示の中
から任意のパターンをカーソルで指定してから、中央の
矢印ボタンをマウスでクリックすることで、そのパター
ン名称が左枠内にも表示される。これで、そのパターン
が「タイトル1」に登録されたことになる。また、任意
のパターンを選択した状態にて「編集」ボタンをクリッ
クすることで、そのパターンを編集・登録するための編
集画面が開く。
【0032】このようにして左枠内に任意にパターンを
登録し、さらに左枠の上方の方向キーにて任意の順番に
て並べ替えることで、「タイトル1 」の内容を編集す
る。同様にして、「タイトル5」→「タイトル2」な
ど、自由に複数のタイトルを編集することができる。
【0033】以上のようなパソコン操作で、「タイトル
1」に新しくパターンを加えたり、方向キーを用いて順
番を入れ替えたり、不要なパターンを削除したりする場
合、下端に設けられた前記線状モニタ窓内に表示される
前記パターンアニメを参照すると便利である。前記線状
モニタ窓は2つあり、1つは前記右欄で選択されたパタ
ーンに対応しており、もう1つは前記左欄で選択された
パターンに対応している。なお、前述したようにこれら
のパターンアニメは前記パターンファイルに付帯する前
記発光パターン規定データおよび前記制御パラメータを
反映したものになっている。また、それぞれの枠内にて
選択中のパターンの情報(色数、1サイクルの時間、繰
り返し回数など)が当該枠の下に表示されるので、これ
も編集の際の手助けとなる。
【0034】ところで、「パチンコ○×△」に関連づけ
られたパターン(前記右枠内に表示されたパターン)に
新たなパターン、例えば「新規パターン1」を追加しよ
うとした場合、前記右枠上方の「追加」ボタンをクリッ
クする。するとパターン追加する手段の選択を即すメニ
ュー画面が表示される。その手段としては「自由描画」
「既存パターン編集」「テンプレート編集」があり、制
作者はこの3つの中から任意に選択できる。つぎに、こ
れらの編集モードについて説明する。
【0035】===自由描画=== 自由描画モードを選択すると、前記原画編集窓内の原画
に自由に図形を描画するためのツールを備えたメニュー
画面が開く。例えば、前記ペイントツールのうちペン先
指定のボタンにポインタを合わせてクリックするとペン
先の種類が確定し、そのペン先にて自由に描画できる。
以下、代表的なペン先機能を例示しておく。
【0036】a) 線描画…マウスで左クリックした位置
が始点となり、ドラッグしている間は線形状のラバーバ
ンドが表示され、ボタンを離すことで終点が決定する。
Shiftキーと併用して使うと垂直、水平線が引ける。 b) 楕円描画…マウスで左クリックした位置が始点とな
り、ドラッグしている間は楕円形状のラバーバンドが表
示され、ボタンを離すことで終点が確定する。Shiftキ
ーと併用して使うと円が描ける。 c) 四角描画…マウスで左クリックした位置が始点とな
り、ドラッグしている間は四角形状のラバーバンドが表
示され、ボタンを離すことで終点が確定する。Shiftキ
ーと併用して使うと正方形が描ける。 d) 自由描画…マウスで左クリックした位置が始点とな
り、ドラッグしている間ドットが打たれる。つまりマウ
スのトレース形状が線描画される。 e) スポイト機能…イメージをマウスで左クリックする
と左ボタンの色がクリックされた色に変更される。右も
同様。 f) 塗りつぶし機能…イメージをマウスで左クリックす
ると左ボタンの色がクリックされた色を塗り替える。
【0037】この自由描画モードの前記メニュー画面は
シミュレーションボタンを備えており、このボタンをク
リックすることにより、作成したパターンに対応する前
記パターンアニメが前記線状モニタ窓などに表現され
る。また、前記メニュー画面は登録ボタンを備えてお
り、このボタンをクリックすることにより、作成したパ
ターンを前記パターンマスターに登録することができ
る。
【0038】===既存パターンから編集=== このモードでは、編集中の案件「パチンコ○×△」とは
べつの案件に登録されたパターンデータを取り込み、こ
の案件に関連する前記案件マスターに登録することがで
きる。このモードを選択して表示されるメニュー画面に
は、その上段の表示窓にはそれぞれ案件名、パターン
名、パターンタイプ、設置本数・設置長などがそれぞれ
表示されている。これら表示窓の右横には検索ボタンが
それぞれ設けられている。メニュー下段には、入力した
案件名に関連づけされたパターン名称の一覧表が表示さ
れており、さらに下段には前記線状モニタ窓がある。例
えば、案件名に「○×パチンコ2号店」を入力してその
検索ボタンを押すと、「○×パチンコ2号店」という案
件を前記案件マスターから検索し、その案件に含まれる
パターン名称がすべて表示されるようになっている。な
お、前述したように、これら案件ごとに設定されたパラ
メータは、前記パターンマスターに一括して保存されて
いる。
【0039】また、前記一覧表から任意のパターンを選
択した上で前記メニュー画面内にある編集ボタンを押す
ことで、その選択したパターンを下図とした新規編集画
面が開く。これにより制作者はその編集画面上で新しい
パターンを作成し、その新規パターンを前記パターンマ
スターに登録することができる。
【0040】なお、このモードにて取り込んだ任意のパ
ターンのサイズが編集中の案件の設定と異なる場合に
は、取り込んだパターンのサイズを編集中のものに適宜
カスタマイズできるようにしてもよい。また、このモー
ドによる取り込み可能な2次元グラフィクスファイルの
ファイル形式として、DXF(Drawing Interchange Fo
rmat)やその他のファイル形式を採用してもよい。
【0041】===テンプレート編集=== このモードでは、前記コンピュータの記憶部に用意され
た複数のテンプレートの中から所望のテンプレートを選
択し、そのテンプレートのパラメータを適宜変更するこ
とによってパターンを生成する。この実施例では、(1)
グラデーション、(2)三角、(3)三角変形、(4)山形、(5)
バツ、(6)バツイチ、(7)ランダム、(8)ストライプ、(9)
チェック、(10)斜めチェック、(11)山形変形、(12)ルク
ソールの12種類を用意する。
【0042】以下、(1)と(7)について具体的に説明す
る。(1)のグラデーションは、グラデーションをかける
方向、およびグラデーションの色の2つのパラメータを
指定することができる。方向の指定は、「上から下」
「左上から右下」「右上から左下」の中から選択指定で
きるようになっている。色の指定は、前述のペン先の指
定の色選択と同様に左ボタンと右ボタンの色をそれぞれ
指定したのち、左ボタンで始点を指定するとともに右ボ
タンで終点を指定することにより、前述した方向指定に
従って始点の色から終点の色に向かって段階的に変化す
るグラデーションが自動生成される。
【0043】(7)のランダムは、ランダム発生関数を使
ってビットマップ原画を生成する。そのため、発生させ
る色を複数色(赤、緑、青、黄色、水色、紫、白、ラン
ダム)の中から選べる。また、点滅スピードを6種類
(ゆっくり、ふつう、速い、だんだん速く、だんだん遅
く)の中から選べる。さらに、密集度を5種類(たくさ
ん、ふつう、少ない、だんだん増える、だんだん減る)
の中から選べるようになっている。このすべての条件を
選択設定したのち、登録ボタンを押すとその入力データ
が所定のデータベースに記録されるとともにメモリにそ
の情報が保持される。また、シミュレーションボタンを
クリックすることで、画面上に前記パターンアニメが実
行される。
【0044】===イルミネーションのスケジュール管
理=== 前記案件編集画面にて「タイムテーブル編集」ボタンを
クリックすると、前記コンピュータの適当な記憶部に作
成されているタイムテーブルが図7のような画面内に表
示される。制作者はこのタイムテーブルを編集すること
でイルミネーションのスケジュール管理ができる。
【0045】図7に示すように、タイムテーブルは1日
分の枠組みが30分単位の枠組み(時間枠)に区分され
ている。タイムテーブルの左端のタイトル名称欄には、
前記案件編集画面内のタブに振られたタイトルID(例
えば「タイトル1」「タイトル2」)が表示されてい
る。そして、各タイトルのパターン表示をどの時間帯に
実行するのかを、該当する時間枠のマス目に○印を記入
することで設定する。(該当するマス目にカーソルを合
わせてクリックすると○が付き、もう一度クリックする
と○が消える。) ===案件に対応した制御データの作成=== 以上のような案件編集が一通り完了したところで前記案
件編集画面の「データ作成」ボタンをクリックすると、
全ての入力データが前記データベースとして前記コンピ
ュータの適当な記憶部に保存される。保存されたデータ
の中には、前述の線形イルミネーションシステムに対応
したデータ形式に変換するための処理が適宜加えられた
前記線形イルミネーション制御データが含まれている。
その変換の基準となるパラメータとしては、ユニット1
の設置長および設置本数、発光色の階調、発光パターン
の繰り返し周期、発光表示時間などがある。このうち、
発光色の階調については、現在のところ減色処理する場
合が多い。というのは、通常ビットマップ形式の画像の
主流となっているRGB各256階調に対し、現在実用
化されている線形イルミネーションシステムはこれに追
いついておらず、最大でもRGB各16階調となってい
るからである。
【0046】また、現在前記ユニット1の設置長として
は50cmと25cmが主流となっており、前記LED
ランプ群の数はそれぞれ4個、2個となっている。ま
た、発光パターンの繰り返し周期は、50ミリ秒、10
0ミリ秒、150ミリ秒くらいに設定されており、発光
表示時間は5秒をデフォルトとしている。さらに、前記
線形イルミネーション制御データを保存するための前記
コンピュータの記憶部として現在主流なのは書き換え可
能なリムーバブル記憶媒体であり、具体的にはPCカー
ドである。
【0047】===その他の実施例=== 前述した実施例を発展させることで例えば、図8に示し
たような横3×縦6に配置された18個のユニット1か
らなる平面状イルミネーションシステムについても、そ
の発光パターンを効率よく作成することができる。この
場合、左→右、右→左、左→右、・・・の方向に直列接
続された全ユニットを1ラインに展開して原画を作成す
るとよい。こうすることで、このシステムによるある瞬
間の発光パターンを72ドット(=4ドット×18個)
の1つのラインで表現することができる。このシステム
を50ミリ秒の間隔で5秒間継続して発光させる場合、
その1パターンは100行分の前記ラインに相当する。
つまり、1パターンが72×100ドットのビットマッ
プ形式の原画1枚で表現できることになる。このように
用意されたビットマップ原画についての画像編集は前述
の実施例と同様に行えるため、前述の実施例と同様な効
果が得られる。
【0048】このビットマップ原画について表現された
発光パターンの動作確認およびその制御データ化は、所
定の処理を行った後に前述の実施例と同様に実施でき
る。ここで前記所定の処理とは、1ラインの各画素と前
記平面状のシステムの各ランプ群とを対応づけする処理
のことである。例えば、各ユニット1をその接続関係を
保ちながら1ラインに展開した場合、左→右に12(=
4×3)ドット分を1〜3番目のユニット1に対応さ
せ、それにつづく右→左の12ドット分を4〜6番目の
ユニット1に対応させ、・・・という一連の処理を行
う。
【0049】また、この実施例をさらに発展させること
で、例えば、図9に示したような赤色の立方体の中に青
色の円錐が内包されてなる3次元の立体原画から多彩な
発光パターンを容易に作成できる。この場合、立方体の
上下面に平行でかつこれをスライスする画素抽出面を上
から下へ平行移動させることにより、正方形のモニタ窓
内に表示されるスライス画像に変化を与えるようにす
る。このスライス画像の経時変化を図9に示す。時間が
(a)→(b)→(c)と経過するに伴って、正方形の
中の円の直径がしだいに小さくなっているのがわかる。
なお、ここでは立体原画の(外殻)形状を立方体とし、
これをスライスした形状である正方形をモニタ窓の形状
としたが、これに限るものではない。この実施例は、前
述した平面状のイルミネーションシステムに有効であ
る。
【0050】また、観覧車のイルミネーションのように
ラインが放射状に配置されるシステムなどについてもこ
の発明を適用できる。この場合、編集の対象となる平面
/立体原画と実際のイルミネーションシステムとの対応
づけを行う処理を工夫することで複雑で多彩なイルミネ
ーション表現を容易に実現することができる。例えば、
観覧車の装飾を複数個のクラスタに分解することで編集
作業を単純化するとともに、その分解されたクラスタ自
身の形状も装飾に生かすということが考えられる。
【0051】さらに、適宜なオペレーティング・システ
ムが搭載されたコンピュータにインストールすることで
この発明を具現化するためのプログラムを記録した記憶
媒体もこの発明とする。この場合、前述のデータベース
と前記プログラムとを共存させることで、可搬性に優れ
たものとなる。
【0052】
【発明の効果】この発明の線形イルミネーション制御デ
ータ作成装置においては、発光パターンの時系列的な変
化をコンピュータのディスプレイ画面上で逐次確認しな
がら適宜編集できるので、作成効率が向上する。また、
画像編集ツールとしてグラフィカル・ユーザ・インター
フェースを採用したので、お絵かき感覚で容易にしかも
敏速に前記制御データが作成できるとともに、作成した
データを後から容易に変更することができる。さらに、
作成作業が直感的であることから、従来の数値解析的な
作成方法では実現不可能な複雑で多彩なイルミネーショ
ン表現が具現化できる。
【0053】また、作成した複数パターン分の前記制御
データを任意に組み合わせて連続したイルミネーション
を実行させるためのイルミネーション番組を編集する手
段を備えたことにより、前記制御データの管理が容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】代表的な線形イルミネーションシステムの概略
構成図である。
【図2】従来の発光パターン作成手順を説明するための
概略図である。
【図3】この発明の一実施例による発光パターン作成手
順を説明するための概略図であり、(a)ブランク原画
に、赤線を描画して(b)、さらに青線を描画する
(c)。
【図4】この発明の一実施例による発光パターンの動作
確認を説明するための概略図であり、(a)は3周期
目、(b)は9周期目に相当する。
【図5】この発明の一実施例によるによるパターンファ
イルの基本的なデータ形式を示すものである。
【図6】この発明の一実施例による案件編集画面の概略
図である。
【図7】この発明の一実施例によるタイムテーブル編集
画面の概略図である。
【図8】平面状イルミネーションシステムの概略構成図
である。
【図9】この発明の一実施例による立体原画による発光
パターンの作成を説明するための概略図である。
【図10】同上の発光パターンの経時変化を示す概略図
であり、時間は(a)→(b)→(c)の順に経過して
いる。
【符号の説明】
1 LEDイルミネーションユニット 2 システムコントローラ 3 電源装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ画面に設定された原画編集
    窓内に制作者からの指示入力に応じた原画を作成し表示
    するとともにビットマップ形式の原画データを一時記憶
    するCG描画手段と、 前記原画編集窓内に画素抽出ラインを仮想設定するとと
    もに、この画素抽出ラインと前記ビットマップ原画デー
    タとが対応する部分の画素データ列を抽出する原画スラ
    イス手段と、 前記ディスプレイ画面に細長い線状に設定された線状モ
    ニタ窓内に前記原画スライス手段により抽出されたスラ
    イス画素データ列により表現された線状画像を表示する
    線画表示手段と、 前記原画スライス手段および前記線画表示手段が機能し
    ている状態において、前記原画編集窓内に仮想設定した
    前記画素抽出ラインを所定速度で平行移動させることを
    繰り返すことで、前記線状モニタ窓枠内に表示される前
    記スライス画素データ列による線状画像に周期的な変化
    を与えるスライス位置走査手段と、 前記ビットマップ原画データから抽出される前記スライ
    ス画素データ列の集合を所定のデータ形式に整形して1
    パターン分の線形イルミネーション制御データとするデ
    ータ整形手段と、 を備えたことを特徴とする線形イルミネーション制御デ
    ータ作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、適宜な記憶手段に記
    録されている画像データを読み取って前記原画編集窓に
    表示するとともに前記原画データとして一時記憶する手
    段を備えたことを特徴とする線形イルミネーション制御
    データ作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、適宜な記憶手段に記
    録されている画像データを読み取って前記原画データと
    したものについて前記原画編集窓上で適宜に編集する手
    段を備えたことを特徴とする線形イルミネーション制御
    データ作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
    スライス位置走査手段が動作するときの前記画素抽出ラ
    インの移動速度を任意に設定する手段と、その動作に由
    来して作成された前記線形イルミネーション制御データ
    に前記移動速度に対応した情報を制御パラメータとして
    付帯させる手段とを備えたことを特徴とする線形イルミ
    ネーション制御データ作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記
    データ整形手段は、データ供給対象となる線形イルミネ
    ーション装置の装置属性データをなんらかの手段により
    取得し、その装置属性データに合わせて整形した線形イ
    ルミネーション制御データを作成することを特徴とする
    線形イルミネーション制御データ作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、作成
    した複数パターン分の線形イルミネーション制御データ
    を任意に組み合わせて連続したイルミネーションを実行
    させるためのイルミネーション番組を編集する手段を備
    えたことを特徴とする線形イルミネーション制御データ
    作成装置。
  7. 【請求項7】 適宜なオペレーティング・システムが搭
    載されたコンピュータにインストールすることで請求項
    1に記載した前記CG描画手段・原画スライス手段・線
    画表示手段・スライス位置走査手段・データ整形手段と
    しての機能を具現化するためのプログラムを記録した媒
    体。
  8. 【請求項8】 ディスプレイ画面に設定された立体画編
    集窓内に制作者からの指示入力に応じた立体原画を作成
    し表示するとともにビットマップ形式の立体原画データ
    を一時記憶するCG描画手段と、 前記立体画編集窓内に画素抽出面を仮想設定するととも
    に、この画素抽出面と前記ビットマップ立体原画データ
    とが対応する部分の画素データ行列を抽出する立体画ス
    ライス手段と、 前記ディスプレイ画面に設定された所定形状のモニタ窓
    内に前記立体画スライス手段により抽出されたスライス
    画素データ行列により表現された所定形状のスライス画
    像を表示するスライス画表示手段と、 前記立体画スライス手段および前記スライス画表示手段
    が機能している状態において、前記立体画編集窓内に仮
    想設定した前記画素抽出面を所定速度で平行移動させる
    ことを繰り返すことで、所定形状のモニタ窓枠内に表示
    される前記スライス画素データ行列によるスライス画像
    に周期的な変化を与えるスライス位置走査手段と、 前記ビットマップ立体画データから抽出される前記スラ
    イス画素データ行列の集合を所定のデータ形式に整形し
    て1パターン分の線形イルミネーション制御データとす
    るデータ整形手段と、 を備えたことを特徴とする線形イルミネーション制御デ
    ータ作成装置。
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