JP2019180829A - 炊飯方法、炊飯システム、および、該炊飯方法または炊飯システムにより炊飯された米飯 - Google Patents

炊飯方法、炊飯システム、および、該炊飯方法または炊飯システムにより炊飯された米飯 Download PDF

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Abstract

【課題】炊飯された米飯の雑菌や品質、量の均質化が容易で、かつ、原料米の状態から炊飯の完了までの工程をシンプルにすることが可能な、炊飯方法の提供を目的とする。【解決手段】原料米Rが供給される容器2と、容器2内の原料米Rを炊飯する炊飯装置1とを用いた炊飯方法であって、容器2を連続的に搬送すること、搬送された容器2内の原料米に散水すること、および、容器2内の原料米Rを加熱することを含み、容器2は、散水されて容器2内に供給された水を容器2の外部へ排出可能な通水部21を有し、容器2内に供給された水の一部は、原料米Rの表面を洗浄するとともに、容器2の通水部21から排出され、水の残りは、原料米Rに吸収されて原料米Rが炊飯される。【選択図】図1

Description

本発明は、炊飯方法、炊飯システム、および、該炊飯方法または炊飯システムにより炊飯された米飯に関する。
近年、米飯を大型の製造装置を用いて、連続的に炊飯する方法が普及している。このような炊飯方法として、たとえば、特許文献1には、過熱水蒸気を用いて炊飯する方法が開示されている。この特許文献1の炊飯方法では米を過熱水蒸気雰囲気下におくことにより、雑菌を減少させ、保存性を向上させている。
また、特許文献2には、常温で長期保存ができ、かつ開封後即食することができる容器入り米飯を製造する製造方法が開示されている。この米飯の製造方法では、まず容器に入っていない原料米を洗米後、水に30分間浸漬する。次に、浸漬後の米を水切りし、100℃の蒸気で10分、120℃の蒸気で3分間蒸す。その後、米を冷却後にほぐした後、ガスバリアー性のあるパウチに入れ、パウチに水を加えてからパウチ内の空気を不活性ガスで置換し、パウチを密封する。次に、密封されたパウチを多段昇温加熱することにより炊飯を行なっている。
特開2014−226062号公報 特開2014−230499号公報
しかし、特許文献1のように、原料米を容器にいれずに炊飯する場合、炊飯された米飯を容器に入れる際に、雑菌が混入してしまう可能性がある。その場合、炊飯後しばらくの品質としては問題がないものの、米飯の長期保存が難しくなる。また、たとえば、炊飯後の米飯を容器に入れるための器具に米飯が付着したりすることによって、炊飯後の米飯を容器に移す際の米飯の量のばらつきが生じてしまう場合がある。
また、特許文献2の炊飯方法の場合は、密封が可能なパウチを用いているため、原料米の洗米、浸漬などをパウチに入れる前に行う必要があり、その後パウチに入れる工程が必要となるため、工程が複雑となる。さらに、蒸した米をパウチ内に入れる工程は、特許文献1と同様に、米飯の量を均一にすることや、パウチ内への米の重点が難しいだけでなく、パウチ内に米を入れた後、水と不活性ガスとを置換したりする必要があり、炊飯工程が複雑となる。
このように、容器に入れて炊飯する場合は炊飯工程が複雑となり、容器に入れずに炊飯を行う場合には、容器に小分けする際に雑菌の問題や、容器毎の品質や量の均質化が難しくなる。
そこで、本発明はかかる問題点に鑑みて、炊飯された米飯の殺菌や品質、量の均質化が容易で、かつ、原料米の状態から炊飯の完了までの工程をシンプルにすることが可能な、炊飯方法、炊飯システム、および、該炊飯方法または炊飯システムにより炊飯された米飯の提供を目的とする。
本発明の炊飯方法は、原料米が供給される容器と、前記原料米が収容された容器が連続的に供給され、前記容器内の原料米を炊飯する炊飯装置とを用いた炊飯方法であって、前記炊飯方法は、前記容器を連続的に搬送すること、搬送された前記容器内の原料米に散水すること、および前記容器内の原料米を加熱することを含み、前記容器は、散水されて前記容器内に供給された水を前記容器の外部へ排出可能な通水部を有し、前記容器内に供給された水の一部は、前記原料米の表面を洗浄するとともに、前記容器の前記通水部から排出され、前記水の残りは、前記原料米に吸収されて前記原料米が炊飯されることを特徴とする。
また、上記炊飯方法は、前記容器内に供給された全水量のうち、炊飯の完了までに30〜98%が前記容器の通水部から排出されることが好ましい。
また、上記炊飯方法は、前記容器は、底部と、前記底部から延びる周壁とを備え、前記通水部が前記底部に形成されていることが好ましい。
また、上記炊飯方法は、前記通水部が、前記底部の外周に沿って設けられ、前記底部の中央部においては、前記外周よりも前記通水部の単位面積あたりの開口面積が小さいか、または、前記通水部が設けられていないことが好ましい。
また、上記炊飯方法は、前記原料米の加熱は、前記原料米に過熱水蒸気を接触させることにより行われることが好ましい。
また、上記炊飯方法は、前記過熱水蒸気は、前記容器の下方から前記容器内の前記原料米に接触するように構成されていることが好ましい。
また、上記炊飯方法がさらに、炊飯された米飯が収容された容器をさらに無菌状態で包装することを含むことが好ましい。
また、本発明の炊飯システムは、原料米が供給される容器と、前記原料米が収容された容器が連続的に供給され、前記容器内の原料米を炊飯する炊飯装置とを備えた炊飯システムであって、前記炊飯装置は、前記容器を連続的に搬送する搬送手段と、搬送された前記容器内の原料米に散水する散水手段と、前記容器内の原料米を加熱する加熱手段とを備え、前記容器は、前記散水手段により前記容器内に供給された水を前記容器の外部へ排出可能な通水部を有し、前記散水手段により前記容器内に供給された水の一部は、前記原料米の表面を洗浄するとともに、前記容器の前記通水部から排出され、前記水の残りは、前記原料米に吸収されて前記原料米が炊飯されることを特徴とする。
また、上記炊飯システムは、前記容器の通水部は、前記散水手段により前記容器内に供給された全水量のうち、炊飯の完了までに30〜98%が排出されるように設定されている、ことが好ましい。
また、上記炊飯システムは、前記容器は、底部と、前記底部から延びる周壁とを備え、前記通水部が前記底部に形成されていることが好ましい。
また、上記炊飯システムは、前記通水部が、前記底部の外周に沿って設けられ、前記底部の中央部においては、前記外周よりも前記通水部の単位面積あたりの開口面積が小さいか、または、前記通水部が設けられていないことが好ましい。
また、上記炊飯システムは、前記加熱手段は過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生機であり、前記過熱水蒸気を前記原料米に接触させることにより前記原料米を加熱することが好ましい。
また、上記炊飯システムは、前記加熱手段は、前記過熱水蒸気が前記容器の下方から前記容器内の前記原料米に接触するように配置されていることが好ましい。
また、上記炊飯システムがさらに、前記搬送手段の下流側に、炊飯された米飯が収容された容器をさらに無菌状態で包装する包装手段を備えていることが好ましい。
また、本発明の米飯は、上記炊飯方法のいずれか、または、上記炊飯システムのいずれかにより炊飯されることを特徴とする。
本発明によれば、炊飯された米飯の殺菌や品質、量の均質化が容易で、かつ、原料米の状態から炊飯の完了までの工程をシンプルにすることができる。
本発明の一実施形態の炊飯システムを示す概略全体図である。 図1の炊飯システムに用いられる容器の縦断面図である。 図1の炊飯システムに用いられる容器の上面図である。 図3に示される容器の変形例である。 図2に示される容器の底部の変形例である。 図5に示される容器の底部の更なる変形例である。
以下、添付図面を参照し、本発明の炊飯方法、炊飯システム、および米飯を詳細に説明する。なお、以下の実施形態はあくまで一例であり、本発明の炊飯方法、炊飯システム、および米飯は、以下の実施形態に限定されるものではない。
まず、図1を参照し、本発明の一実施形態の炊飯システムSについて説明する。図1に示されるように、本実施形態のシステムSは、原料米Rを炊飯する炊飯装置1と、原料米Rが供給されて収容される容器2とを備えている。
炊飯装置1は、原料米Rを炊飯する装置であり、炊飯装置1には、原料米Rが収容された容器2が連続的に供給され、容器2内の原料米Rが炊飯され、米飯を製造する。なお、本明細書において、米飯とは、白米の他、かやくご飯や、赤飯など、原料米Rに具材や調味具が添加されたものを含む。図1に示されるように、炊飯装置1は、容器供給手段11と、容器2を連続的に搬送する搬送手段12と、容器2内に原料米Rを供給する原料米供給手段13と、搬送された容器2内の原料米Rに散水する散水手段14と、容器2内の原料米Rを加熱する加熱手段15とを備えている。また、炊飯装置1は、さらに、搬送手段12の下流側に、容器2の全体を包装する包装手段16を備えている。なお、図1において図示はしていないが、炊飯装置1は、炊飯後の米飯を冷却する冷却手段や、米飯に具材や調味料を加える添加手段など、他の手段を有していてもよい。
容器供給手段11は、複数の容器2を搬送手段12に向けて供給する。容器供給手段11は、複数の容器2を収容可能であり、容器2を1つずつ搬送手段12に向けて自動で連続的に供給する。なお、炊飯装置1において、容器供給手段11を設けずに、手動で容器2を搬送手段12に供給してもよい。
搬送手段12は、原料米Rが供給される容器2を所定の方向に搬送する。本実施形態では、搬送手段12は、容器供給手段11側から、原料米供給手段13、散水手段14、加熱手段15を通って、包装手段16へと容器2を搬送する。搬送手段12は、本実施形態では、図1に示されるように、散水手段14および加熱手段15が設けられた炊飯チャンバCを通過するように設けられている。搬送手段12の構造は、原料米の炊飯が可能なように容器2を搬送することができれば、特に限定されない。本実施形態では、搬送手段12はコンベア装置であり、コンベア装置のベルト上に配置された容器2を搬送する。コンベア装置のベルトは、後述する加熱手段15から発生する過熱水蒸気を容器2に向けて通過させることができるように、たとえばメッシュ状など、水蒸気が通過可能なベルトとして構成されている。なお、搬送手段12の容器2の搬送速度は特に限定されず、炊飯する原料米の種類、生米のアミロース含量、炊飯前の生米中の水分率、精米歩合などにより適宜調節することができる。たとえば、容器2が炊飯チャンバCに入ってから炊飯チャンバCから出るまでの時間を、浸漬済のうるち米の場合、1000〜1500秒、無浸漬うるち米の場合、1200〜1800秒、もち米(浸漬または無浸漬)の場合、800〜1800秒、玄米(浸漬または無浸漬)の場合、1500〜3000秒とすることができる。なお、上記時間はあくまで一例であり、上記各種類の原料米であっても、上記時間と異なる時間としてもよい。
原料米供給手段13は、容器2に原料米Rを供給する。原料米供給手段13は、原料米を貯蔵可能な貯留タンク13aと、所定量の原料米Rを容器2に向けて供給可能な充填部13bとを有している。本実施形態では、容器2に予め所定の量の原料米Rが供給されるため、炊飯後に容器に小分けにする場合と比較して、それぞれの容器2の間で炊き上がる米飯の量の差が小さくなる。
散水手段14は、炊飯時に原料米Rの表面を洗い流す。本実施形態では、過熱水蒸気を用いた蒸気炊飯の際に、原料米Rの表面に溶出したアミロースや糠油を洗い流す。詳細は後述するが、これによって、米飯の老化促進物質であるアミロースや糠油が除去され、米飯が老化されにくくなる。散水手段14は、炊飯チャンバC内に設けられ、搬送手段12に沿って移動する容器2の上方に配置されている。散水手段14は、加水タンク14aと、加水タンク14aに接続された供給管14bと、供給管14bを介して加水タンク14aに接続されたノズル14cとを有している。
ノズル14cからは、炊飯される原料米Rの量や、搬送手段12の搬送速度などに応じた所定の量の水が容器2に向かって供給される。ノズル14cから放出される水は、温水であることが好ましい。温水の温度は特に限定されないが、たとえば、60〜90℃とすることができる。ノズル14cから容器2内に加水される水の量は、炊飯する原料米の種類や、容器2の大きさに応じて適宜設定される。
ノズル14cは、本実施形態では、炊飯チャンバC内に容器2の搬送経路に沿って複数設けられている。図1においては、ノズル14cは炊飯チャンバC内に2つ設けられているが、ノズル14cの数は限定されない。ノズル14cを複数設ける場合、ノズル14cは、容器2の搬送経路に沿って均等に配置されていてもよい。ノズル14cを容器2の搬送方向で均等に複数配置して(たとえば3つ以上)、何度も給水の機会を与える場合、炊飯された米飯の粒を大きくしたり柔らかく炊飯することが可能となる。
また、図1に示されるように、搬送経路に沿って炊飯チャンバCの中央部から上流側(たとえば炊飯チャンバC内において、搬送経路の全長のうち、上流側の2/3)に設けて、中央部より下流側にはノズル14cを設けないようにしてもよい。ここで、図1では2つのノズル14cが上流側に設けられているが、2つのノズル14cに代えて、たとえば、大量に加水する1つのノズルを設けてもよいし、水を円錐状に加水する円錐ノズルや四角錐状に加水する四角錐ノズルなどを用いてもよい。後述するように、ノズル14cから容器2内に加水され、その水の一部は容器2の通水部21から排出され、残りは米に吸収される。容器2の通水部21はそれほど排水力が高いわけではないため、容器2内には所定の量の水が一定期間貯留される。したがって、ノズル14cを炊飯チャンバCの中央部から上流側に配置して、所定量の水を搬送経路の中央部で供給した後、加水を停止することにより、搬送経路の下流(炊飯チャンバCの出口側)で水は供給されず、炊飯の最終段階で容器2に水が残留しにくく、米飯がベチャベチャになることを抑制することができる。
また、複数のノズル14cから供給される水の量は、ノズルの設置位置に応じて異ならせてもよい。たとえば、前半(上流側)と後半(下流側)とにそれぞれノズルを設けた場合、前半の水の供給量を後半の供給量よりも多くすることができる。具体的には、前半は原料米を煮るために、後半の水の供給量より多くし、後半は原料米の乾燥を防ぐ程度の水の量とすることができる。
加熱手段15は、容器2内の原料米Rを加熱し、炊飯を行うための手段である。加熱手段15は、原料米Rを炊飯することができれば、その構造は特に限定されない。本実施形態では、加熱手段15は、過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生機15aと、発生させた過熱水蒸気を炊飯チャンバC内に供給する供給管15bとを備えている。加熱手段15により発生した過熱水蒸気により、炊飯チャンバCは容器2の周囲に充満し、原料米Rを蒸気炊飯する。本実施形態では、加熱手段15は、過熱水蒸気が容器2の下方から容器2内の原料米Rに接触するように配置されている。より具体的には、供給管15bには複数の噴出口が設けられ、噴出口から排出された過熱水蒸気は、容器2へ向けて移動するとともに、炊飯チャンバC内に充満する。
過熱水蒸気発生機15aにより発生して炊飯チャンバC内に放出される過熱水蒸気の温度は、炊飯する米飯の量や種類、速度等、炊飯装置1の諸条件に応じて適宜変更が可能であるが、たとえば、100℃を越え140℃以下、好ましくは100℃を越え130℃以下、より好ましくは100℃を越え110℃以下とすることができる。なお、過熱水蒸気発生機15aは、供給管15bから放出される過熱水蒸気の量や温度を制御する蒸気制御部(図示せず)を有していてもよい。なお、加熱手段15は、過熱水蒸気のみを発生させるものに限定されず、100℃の飽和水蒸気や、100℃の飽和水蒸気および過熱水蒸気が混合した水蒸気を発生させるものであってもよい。
また、本実施形態では、図1に示されるように、炊飯システムSはさらに、搬送手段12の下流側に、炊飯された米飯が収容された容器2を包装する包装手段16を備えている。加熱手段15により加熱されて炊飯された米飯は、包装手段16により無菌状態で包装される。包装手段16は、炊飯された米飯が収容された容器2全体を包み込む包装体Wにより、容器2を包装する手段である。包装手段16の構造は特に限定されない。たとえば、包装手段16は、袋状の包装体Wで容器2を包装する包装部と、包装体Wをシールするシール部とを有するものとすることができる。また、包装体Wの構造は袋状のものに限定されず、たとえば、容器2と同様の形状を有する樹脂成型品によって構成されていてもよい。
なお、包装手段16はクリーンブース内で容器2を包装するようにしてもよい。たとえば、炊飯チャンバCの下流側にクリーンエアを発生させるクリーンブースを設けて、容器2が外気に触れないようにしてもよい。また、図1においては、炊飯チャンバCを通る搬送手段12とは異なる搬送手段120によって、包装後の容器2が搬送されているが、炊飯チャンバCを通る搬送手段12と、包装後の容器2が搬送される搬送手段とは、別々に設ける必要はなく、一体であってもよい。
つぎに、本実施形態の炊飯システムSに用いられる容器2について説明する。
容器2は、原料米Rを収容し、容器2に原料米Rが収容された状態で加熱炊飯が可能な容器である。容器2の全体形状は、原料米Rを炊飯可能に収容することができれば、特に限定されない。本実施形態では、容器2は、図2に示されるように、底部22と、底部22から延びる周壁23とを備えている。容器2は、本実施形態では、図3に示されるように、底部22が円形に形成された高さの低い円筒状に形成されているが、底部22が四角形、楕円、多角形など他の形状に形成されたものであってもよい。また、本実施形態では底部22から略垂直方向に立設する周壁23が設けられているが、周壁23は、たとえば、底部22から離れるに従って、周壁23によって画定される開口が広くなるように、底部22に対して垂直な方向から傾斜していてもよい。また、容器2は、たとえば底部22の中央部が窪むように凹状に形成されていてもよく、この場合、周壁23を設ける必要はない。なお、容器2の材料は、耐熱性があり、加工が容易であれば、特に限定されず、樹脂であっても金属であってもよい。
容器2は、図2および図3に示されるように、散水手段14により容器2内に供給された水を容器2の外部へ排出可能な通水部21を有している。これにより、後述するように、散水手段14により容器2内に供給された水の一部は、原料米Rの表面を洗浄するとともに、容器2の通水部21から排出され、水の残りは、原料米Rに吸収されて原料米Rが炊飯される。本実施形態では通水部21は、容器2の底部22に設けられ、原料米Rの表面を洗浄した後の水が容器2の外部へと排出されやすくなっている。なお、通水部21は、容器2内の水を容器2の外部に排出することができれば、周壁23(たとえば、周壁23の下端部)に設けられていてもよい。
容器2の通水部21は、原料米Rの表面を洗浄した後の水を容器2の外部へと排出可能な通路である。本実施形態では、通水部21は、底部22に形成された貫通孔である。しかし、通水部21は、洗浄後の水を容器2の外部へ排出可能であれば、貫通した孔である必要はなく、容器2の外部へ向かって延びる溝であってもよい。また、貫通孔や溝として形成された通水部21の大きさや形状は特に限定されず、原料米Rが通水部21から外部へと排出されない大きさ、形状であればよい(なお、図1〜図3においては、理解を容易にするために、通水部21の大きさは実際の孔よりも誇張して大きく示している)。
通水部21は、原料米Rの表面を洗浄するとともに、原料米Rの炊飯時に散水手段14から供給された水のうちの一部を原料米が吸収できるように、所定の保水性を有している。具体的には、炊飯チャンバCにおいて散水手段14から容器2内に供給された水のうち、30%以上、具体的には30〜98%、好ましくは30〜70%の水が通水部21から排出され、残りは炊飯時に原料米Rに吸収されるように構成される。
通水部21の数は特に限定されないが、本実施形態では、容器2の底部22に複数設けられている。複数の通水部21は、容器2の底部22および/または周壁23において、任意の位置、任意の数、任意の配置で設けることができる。本実施形態では、複数の通水部21は、底部22の中央部から外周部に向かって、均等に設けられている。
また、通水部21は、図4に示されるように、底部22の外周に沿って設けられ、底部22の中央部においては、外周よりも通水部21の単位面積あたりの開口面積が小さいか、または、通水部21を設けないことが好ましい。容器2に供給される水の量が少ない場合、容器2の底部22の中央部近傍の原料米には水が流れ込みにくいが、上述したように通水部21を底部22の外周に設け、中央部には外周よりも通水部21の開口面積を小さくすることにより、中央部において水を保持しやすくすることができる。これにより、容器2の中心付近で原料米Rが炊け難い状態を解消し、中心付近とその他の部分とで米飯の炊き上がりが均一となる。
また、底部22は、たとえば、図5に示されるように、底部22の中央部に向かって水が流れるように傾斜していてもよい。この場合、散水手段14から加えられた水が、通水部21が設けられた底部22の中央部に向かって流れるので、水が供給されにくい中央部へと水が移動しやすく、容器2の中心付近で原料米Rが炊け難い状態を解消し、中心付近とその他の部分とで米飯の炊き上がりを均一とすることができる。
また、たとえば、容器2に供給される水の量が充分である場合など、底部22の中央部へ水が充分に行き渡る場合には、底部は、たとえば、図6に示されるように、底部22の外周に向かって水が流れるように傾斜していてもよい。この場合、散水手段14から加えられた水が、通水部21が設けられた底部22の外周に向かって流れるので、原料米Rを洗浄した水が、容器2内に残留せずに容器2の外部に放出されやすくなり、米飯をおいしく炊くことができる。
なお、底部22の中央部に通水部21を設けて、底部22の中央部に向かって水が流れるように傾斜させてもよいし、底部22の一方側に通水部21を設けて、底部22の一方側に向かって水が流れるように傾斜させてもよい。
また、底部22の表面に、たとえばエンボス加工などによって、原料米Rと底部22との接触面積を低減させる複数の凸部および/または凹部が形成されていてもよい。この場合、底部22の表面と原料米Rとの間に隙間が確保され、原料米Rに散水手段14より加えられた水が底部22の表面と原料米Rとの間で残留しにくく、米飯の炊き上がりが良好となる。また、底部22と米飯との接触面積が少なくなるので、喫食の際や米飯を皿などの他の容器に移し替える際に米飯が底部22から剥がれやすく、一粒残らず米飯を食すことができる。
つぎに、本実施形態の炊飯方法について説明する。なお、以下で説明する炊飯方法はあくまで一例であり、本発明の炊飯方法は、以下の説明により限定されるものではない。
まず、炊飯装置1の容器供給手段11に複数の容器2が充填される。充填された複数の容器2は、それぞれ搬送手段12に向かって供給され、搬送手段12のコンベアベルト上を原料米供給手段13に向かって移動する。
原料米供給手段13の下方に容器2が到達すると、原料米供給手段13によって、所定の量(たとえば半合分)に計量された原料米Rが容器2に向かって供給される。本実施形態では、原料米供給手段13によって所定の量に計量された原料米Rが容器2に供給されるので、米飯が炊き上がった際に、改めて容器に小分けする必要がない。したがって、小分けにする際に用いられる油等の添加剤が不要となる。
容器2に原料米Rが供給されると、容器2は搬送手段12によって炊飯チャンバCに向かって移動する。なお、容器2は搬送手段12による搬送時に振動が加わることによって、容器2の底部22に対して水平にならされる。なお、搬送手段12に、容器2に振動を加える振動手段を別途設けてもよい。搬送手段12の移動速度は、米飯の炊飯時間に応じた速度とされ、この移動速度は適宜変更することができる。
容器2が搬送手段12によって炊飯チャンバC内に入ると、炊飯チャンバC内に設けられた散水手段14のノズル14cから容器2に向かって加水が行われる。散水手段14から排出される水の量は、容器2に供給された原料米Rの量に応じて、ノズル14cの数やノズル14cから放出される水の量を考慮して設定される。このノズル14cの制御は図示しない制御手段により制御されてもよい。この散水手段14のノズル14cからの水によって、原料米Rの表面に付着する老化促進成分であるアミロースや糠油が洗い流され、容器2に設けられた通水部21より容器2の外部に排出される。この原料米Rの表面に付着する老化促進成分であるアミロースや糠油は、炊飯チャンバCの入り口近傍に設けられた散水手段14だけでなく、搬送経路に沿って炊飯チャンバCの中央部にある散水手段14によっても洗い流され、原料米Rの表面に付着した老化促進成分をより落とすことができる。
また、炊飯チャンバC内では、加熱手段15の過熱水蒸気発生機15aにより生じた過熱水蒸気が充満し、容器2内の原料米Rを加熱する。原料米Rの加熱に過熱水蒸気を用いる場合、水蒸気蒸留の原理で香気物質を除去するため、炊飯後の米飯において古米臭や酸化した糠油の匂い等、人が不快と感じる香気を抑えることができる。また、本実施形態では、過熱水蒸気は、容器2の上方から原料米に接触するとともに、容器2の下方の通水部21を通じて原料米に接触する際の凝縮熱により原料米を炊飯するように構成されている。これにより、香気を抑える効果がより高まる。
過熱水蒸気による原料米Rの加熱時には、散水手段14から加えられた水により原料米が洗浄され、全水量のうち一部(たとえば全水量の30%)排出されるとともに、一部(たとえば全水量の70%)が原料米Rに吸収される。このように容器2が所定の保水力を有し、かつ、所定の排水力を有していることにより、炊き上がった米飯の食味が良くなるとともに、米飯の劣化を抑制する効果が得られやすい。
過熱水蒸気により原料米Rの炊飯が完了すると、容器2は搬送手段12によって、炊飯チャンバCの出口を通過して、包装手段16へと向かって、無菌状態で包装体Wによって包装される。
このように、本実施形態では、米飯表面に付着する老化促進成分のアミロースや糠油が洗い流され、米飯の老化(劣化)が抑えられ、米飯の保存性が良くなる。したがって、pH調整剤などの保存剤が不要となる。さらに、本実施形態では、炊飯前に容器2に原料米Rが計量されて収容されるので、炊飯後に米飯を容器に小分けする必要がない。したがって、容器毎に収容される米飯の量の差異がほぼ無くなり、米飯を小分けする際の器具(しゃもじやそれに相当する器具)に米飯が付着することを防止する油等の添加剤も不要となる。さらに、炊飯された米飯は、ほぼ無菌状態で容器2をそのまま包装することができるため、老化促進成分を洗い流し保存性を高めたうえで、無菌状態で包装することにより、さらに保存性が高まり、常温または冷蔵で7日間以上の保存が可能となる。そして、包装から容器2を出してそのまま食すことができ、包装を一部破いて電子レンジ等で温めることにより食すこともできる。
1 炊飯装置
11 容器供給手段
12 搬送手段
120 搬送手段
13 原料米供給手段
13a 貯留タンク
13b 充填部
14 散水手段
14a 加水タンク
14b 供給管
14c ノズル
15 加熱手段
15a 過熱水蒸気発生機
15b 供給管
16 包装手段
2 容器
21 通水部
22 底部
23 周壁
C 炊飯チャンバ
R 原料米
S 炊飯システム
W 包装体

Claims (15)

  1. 原料米が供給される容器と、前記原料米が収容された容器が連続的に供給され、前記容器内の原料米を炊飯する炊飯装置とを用いた炊飯方法であって、
    前記炊飯方法は、
    前記容器を連続的に搬送すること、
    搬送された前記容器内の原料米に散水すること、および
    前記容器内の原料米を加熱すること
    を含み、
    前記容器は、
    散水されて前記容器内に供給された水を前記容器の外部へ排出可能な通水部を有し、
    前記容器内に供給された水の一部は、前記原料米の表面を洗浄するとともに、前記容器の前記通水部から排出され、前記水の残りは、前記原料米に吸収されて前記原料米が炊飯される、炊飯方法。
  2. 前記容器内に供給された全水量のうち、炊飯の完了までに30〜98%が前記容器の通水部から排出される、請求項1記載の炊飯方法。
  3. 前記容器は、底部と、前記底部から延びる周壁とを備え、
    前記通水部が前記底部に形成されている、請求項1または2記載の炊飯方法。
  4. 前記通水部が、前記底部の外周に沿って設けられ、
    前記底部の中央部においては、前記外周よりも前記通水部の単位面積あたりの開口面積が小さいか、または、前記通水部が設けられていない、請求項3記載の炊飯方法。
  5. 前記原料米の加熱は、前記原料米に過熱水蒸気を接触させることにより行われる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯方法。
  6. 前記過熱水蒸気は、前記容器の下方から前記容器内の前記原料米に接触するように構成された、請求項5記載の炊飯方法。
  7. 前記炊飯方法がさらに、炊飯された米飯が収容された容器をさらに無菌状態で包装することを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の炊飯方法。
  8. 原料米が供給される容器と、前記原料米が収容された容器が連続的に供給され、前記容器内の原料米を炊飯する炊飯装置とを備えた炊飯システムであって、
    前記炊飯装置は、
    前記容器を連続的に搬送する搬送手段と、
    搬送された前記容器内の原料米に散水する散水手段と、
    前記容器内の原料米を加熱する加熱手段と
    を備え、
    前記容器は、
    前記散水手段により前記容器内に供給された水を前記容器の外部へ排出可能な通水部を有し、
    前記散水手段により前記容器内に供給された水の一部は、前記原料米の表面を洗浄するとともに、前記容器の前記通水部から排出され、前記水の残りは、前記原料米に吸収されて前記原料米が炊飯される、炊飯システム。
  9. 前記容器の通水部は、前記散水手段により前記容器内に供給された全水量のうち、炊飯の完了までに30〜98%が排出されるように設定されている、請求項8記載の炊飯システム。
  10. 前記容器は、底部と、前記底部から延びる周壁とを備え、
    前記通水部が前記底部に形成されている、請求項8または9記載の炊飯システム。
  11. 前記通水部が、前記底部の外周に沿って設けられ、
    前記底部の中央部においては、前記外周よりも前記通水部の単位面積あたりの開口面積が小さいか、または、前記通水部が設けられていない、請求項10記載の炊飯システム。
  12. 前記加熱手段は過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生機であり、前記過熱水蒸気を前記原料米に接触させることにより前記原料米を加熱する、請求項8〜11のいずれか1項に記載の炊飯システム。
  13. 前記加熱手段は、前記過熱水蒸気が前記容器の下方から前記容器内の前記原料米に接触するように配置されている、請求項12記載の炊飯システム。
  14. 前記炊飯システムがさらに、前記搬送手段の下流側に、炊飯された米飯が収容された容器をさらに無菌状態で包装する包装手段を備えている、請求項8〜13のいずれか1項に記載の炊飯システム。
  15. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の炊飯方法または請求項8〜14のいずれか1項に記載の炊飯システムにより炊飯された米飯。
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