JP2019179963A - 撮影装置及び撮影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋外又は屋内の所定の場所に予め設置されたカメラを情報端末により遠隔操作して撮影する際、撮影における利用者の利便性を向上し、利用者に十分な満足感を与えることが可能な撮影装置又は撮影方法を提供する。【解決手段】情報端末3のログイン認証を行う(S101)。ログインされた情報端末3に対してカメラ映像を送信する(S102)。情報端末3からのアングル調整指示により、カメラ2を制御して位置や被写体に対する角度等を調整する(S104)。情報端末3からの撮影指示のタイミングで(S105)、撮影を実行する(S106)。撮影結果をデータ化した動画像データを情報端末3に送信する(S107)。撮り直し指示がある場合は(S108:YES)、撮影回数が所定回数の範囲内であれば(S109:YES)、再度の撮影を実行する(S106)。【選択図】図5

Description

本発明は、撮影装置及び撮影方法に係り、特に、屋外又は屋内の所定の場所に予め設置されたカメラを情報端末により遠隔操作して撮影する撮影装置及び撮影方法に関する。
従来から、デジタルカメラやカメラ機能を備えたスマートフォン等の携帯情報端末の普及や高性能化、また、ソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNSという。)等の普及により、旅行や普段の生活の中で写真を撮影したり、その撮影した写真をSNS等にアップロードしたりする人が増えている。
特に、観光地やレジャー施設等においては、その土地の風景や名所旧跡等を背景にして自分自身や同伴している仲間の姿を写真撮影する人も多い。
このような写真撮影の際は、三脚を利用することもあるが、三脚を利用するためには、その三脚を持参する必要があるため面倒である。また、複数人であれば同伴者の一人が交代で写真撮影を担当したりすることもあるが、その場合は、撮影者はその写真に入ることができない。
そのため、メンバー全員で写真に収まりたい場合等は周囲にいる他人にカメラや携帯情報端末等を預けて写真撮影を依頼するということも実際によく行われている。
また、最近では、自分で自分自身を撮影する、いわゆる自撮りという行為も流行っている。自撮りのための道具として、撮影者兼被写体となる自分自身とカメラ等との間隔をなるべく離した状態で確保しつつ、広範な背景を含めて自分自身を撮影できるように、カメラや携帯情報端末等の操作を補助する棒状の道具(以下、自撮り棒という。)も開発されており、その自撮り棒を利用して自撮りを楽しんでいる人も多い。
一方、観光地やレジャー施設等においては、自動撮影装置を予め設置しておき、その自動撮影装置によって利用者の写真を撮影し、その撮影した写真を印刷したものや写真のデータそのものを利用者に手渡す等して提供するサービスが行なわれているところもある。
例えば、特許文献1には、テーマパークや遊園地等の娯楽施設において、サービスの利用者に利用者のID情報を記憶させた通信デバイスを配布し、その通信デバイスを持つ利用者が、娯楽施設内の各アトラクションや所定の撮影スポットに立ち寄るごとに、各アトラクションや所定の撮影スポット毎に設置されたカメラにより利用者を自動的に撮影するとともに、撮影した利用者の持つ通信デバイスからID情報を取得し、サーバにおいて利用者のID情報、画像データ等を関連付けて記録しておき、娯楽施設内に設置された注文端末から注文を受けた際は、サーバはID情報に基づいて利用者を撮影した画像データを検索し、この画像データを印刷又は記録媒体等に記録して利用者に提供するシステムが、記載されている。
また、特許文献2には、デジタルカメラが記念写真を取る場所や各アトラクション会場等に配置されており、写真撮影を希望する入場者は借り受けた電子タグ番号を登録し、制御用PCは、デジタルカメラの撮影場所に登録した電子タグを持つ入場者が来ると、デジタルカメラでその入場者を撮影させ、この撮影によって得られた写真映像はタグ番号毎に大容量ストレージにファイルされており、入場者がこのテーマパークから出るときに電子タグのタグ番号で大容量ストレージをアクセスすることによって、入場者は自身の写真を提供したり、PCにダウンロードしたりできるシステムが、記載されている。
特開2001−177750号公報 特開2002− 41703号公報
しかしながら、他人にカメラや携帯情報端末等を預けて写真撮影を依頼する場合、そのような依頼を気軽にすることが難しい人もいるうえ、カメラや携帯情報端末等を他人に預けることは、盗難や個人情報の漏洩等の危険性もある。特に、見ず知らずの他人に対して撮影時に細かい要望を伝えることができなかったり、他人が撮影するときにどのような写真になるか確認ができなかったりすることから、撮影された写真を後から確認したときに、その写真に対して不満が生じることもあり得る。
また、自撮り棒を利用する場合、撮影できるアングルが限定されるうえ、自撮りに夢中になるあまり周囲への注意が疎かになり、周囲の人に迷惑を掛けたり、怪我をさせてしまったり、さらには、周囲の物や設備を破損してしまったりする等の問題も生じている。そのため、観光地やレジャー施設によっては、自撮り棒の使用や持参を禁止しているところもある。
一方、特許文献1や特許文献2に記載の自動撮影システムにおいても、利用者は、撮影されるタイミングやカメラアングル等の撮影状況を確認することができないうえ、撮影された写真に満足できない場合であっても、撮影後の撮り直しを自由に選択することができない。
また、撮影した写真は、印刷した紙媒体での提供や撮影後のデータ配信によるデータ提供となるため、即時に自身のスマートフォン等の携帯情報端末の待受画面に反映させたり、スムーズにSNS等にアップロードしたりする等の展開をすることができない。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、屋外又は屋内の所定の場所に予め設置されたカメラを情報端末により遠隔操作して撮影する際、撮影における利用者の利便性を向上し、利用者に十分な満足感を与えることが可能な撮影装置又は撮影方法を提供することである。
前記課題は、本発明の撮影装置によれば、屋外又は屋内の所定の場所に予め設置され、動画又は静止画を含む映像を撮影するカメラを制御可能な撮影装置であって、前記撮影装置は、通信回線と接続された情報端末から受信した識別情報を判定してログイン認証を行うログイン認証手段と、前記カメラにより映し出された映像を前記情報端末に送信するカメラ映像送信手段と、前記情報端末の前記カメラのアングルを調整するアングル調整指示を受信するアングル調整指示受信手段と、前記アングル調整指示に基づいて前記カメラのアングルを調整するアングル調整手段と、前記情報端末の撮影指示を受信する撮影指示受信手段と、前記撮影指示に基づいて前記カメラを制御して撮影を実行する撮影実行手段と、前記撮影実行手段により撮影した前記映像をデータ化して前記情報端末に送信する動画像データ送信手段と、を備えること、により解決される。
また、本発明の撮影方法によれば、屋外又は屋内の所定の場所に予め設置された動画又は静止画を含む映像を撮影可能なカメラを制御する撮影方法であって、コンピュータが、通信回線と接続された情報端末から受信した識別情報を判定してログイン認証を行うログイン認証工程と、前記カメラにより映し出された映像を前記情報端末に送信するカメラ映像送信工程と、前記情報端末の前記カメラのアングルを調整するアングル調整指示を受信するアングル調整指示受信工程と、前記アングル調整指示に基づいて前記カメラのアングルを調整するアングル調整工程と、前記情報端末の撮影指示を受信する撮影指示受信工程と、前記撮影指示に基づいて前記カメラを制御して撮影を実行する撮影実行工程と、前記撮影実行工程により撮影した前記映像をデータ化して前記情報端末に送信する動画像データ送信工程と、を実行すること、により解決される。
以上のように構成された本発明の撮影装置又は撮影方法では、利用者は、カメラにより映し出された被写体である人や風景等の映像を情報端末で確認しながら、カメラのアングルを調整しつつ、自ら望む最適なタイミングで撮影することができる。また、カメラが予め所定の場所に設置してあるので、自撮りでは撮影できないアングル等でも撮影することができる。さらに、撮影した動画や静止画は、その都度データ化されて情報端末に送信されるので、利用者は、即時に情報端末の待受画面に反映させたり、SNS等にスムーズに投稿したりすることができる。そのため、利用者の利便性が向上し、利用者の満足度を高めることができる。
また、上記の撮影装置について好適な構成を述べると、前記撮影指示受信手段は、前記情報端末の複数回の前記撮影指示を受信し、前記撮影実行手段は、前記撮影指示受信手段の複数回の前記撮影指示に基づいて前記カメラを制御して撮影を複数回実行する、とよい。
このように、撮影を複数回実行可能とすることにより、一旦撮影した後であっても、利用者がその写真に対して不満があるとき等に撮り直しをすることができる。そのため、利用者の利便性がより向上し、利用者の満足度をより高めることができる。
また、上記の撮影装置について好適な構成を述べると、前記撮影装置は、前記撮影実行手段により撮影した撮影回数をカウントする撮影回数カウント手段と、前記撮影回数が所定回数の範囲内であるか否かを判定する撮影回数判定手段と、をさらに備え、前記撮影実行手段は、前記撮影回数が所定回数の範囲内であるときには撮影を実行し、前記撮影回数が所定回数の範囲内でないときには撮影を実行しない、とよい。
このように、撮影回数をカウントし、無制限ではなく、その撮影回数が予め設定された所定回数を超えた場合には撮り直しを許可しないことにより、効率的に撮り直しをすることができる。また、利用者の回転数を上げることができるので、特に、混雑している場所や曜日・時間帯等で有効である。そのため、利用者の利便性がより向上し、利用者の満足度をより高めることができる。
また、上記の撮影装置について好適な構成を述べると、前記撮影装置は、データ化した前記動画又は静止画の一部を改変する動画像データ改変手段をさらに備える、とよい。
このように、撮影した動画像データの一部を任意又は自動的に改変すること、具体的には、イベントや観光地のロゴを動画像データに挿入したり、位置情報を挿入したり、バーチャルの視覚情報を動画像データに合成して拡張現実を自動的に加工したりすることにより、利用者の希望する動画像を生成することができ、利用者の満足度をより高めることができる。
例えば、晴天の場合は絶景スポットであるにもかかわらず、曇っていたり霧が出ていたりして等の天候不順により条件が悪い場合に、晴天時の絶景写真を背景に合成することができる。また、混雑しているとき等、関係のない他人等意図しない人や物が写り込んだ場合に、その写り込んだ他人等を消去したりすることもできる。
また、上記の撮影装置について好適な構成を述べると、前記識別情報は、前記所定の場所にて取得可能な二次元コードである、とよい。
このように、ログイン時の識別情報として、撮影可能領域であるカメラが設置してある所定の場所やその付近で配布や表示されることにより取得可能な二次元コードを利用することにより、その二次元コードの有無によって、利用者が撮影可能領域に存在するか否か判断することができ、且つ、利用者も煩雑な手間が必要ないため、利用者の利便性がより向上し、現実的且つ効率的な運用が可能となる。
また、上記の撮影装置について好適な構成を述べると、前記識別情報は、前記情報端末の位置情報が前記所定の場所から所定距離の範囲内であると認識されたときに発行されるワンタイムパスワードである、とよい。
このように、ログイン時の識別情報として、GPS等で利用者の位置情報を確認し、撮影可能領域であるカメラが設置してある所定の場所やその付近に近付いた場合にのみ発行されるワンタイムパスワードを利用することにより、そのワンタイムパスワードによって、利用者が撮影可能領域に存在するか否か判断することができ、且つ、利用者も煩雑な手間が必要ないため、利用者の利便性がより向上し、現実的且つ効率的な運用が可能となる。
また、上記の撮影装置について好適な構成を述べると、前記通信回線は、前記撮影装置と前記カメラの所定距離内にある前記情報端末とを接続する専用の無線LANである、とよい。
このように、撮影可能領域であるカメラが設置してある所定の場所やその付近に近付いた場合にのみ電波を受信することができ、接続することが可能な専用の通信回線とすることにより、利用者が撮影可能領域に存在しない場合はアクセスすることができないので、他の方法で利用者の位置情報を確認するまでもなく効率的に利用者が撮影可能領域に存在するか否か判断することができ、且つ、利用者も煩雑な手間が必要ないため、利用者の利便性がより向上し、現実的且つ効率的な運用が可能となる。また、セキュリティの高い通信状況を確保することができる。
本発明の撮影装置及び撮影方法によれば、屋外又は屋内の所定の場所に予め設置されたカメラを情報端末により遠隔操作して撮影する際、撮影における利用者の利便性を向上し、利用者に十分な満足感を与えることができる。
本発明の撮影装置を含むカメラ遠隔操作撮影システムの概要を示した図である。 同撮影装置の構成を機能面から示した図である。 同撮影装置を含むカメラ遠隔操作撮影システムにおける一連の動作の流れを示す図である。 同撮影装置を含むカメラ遠隔操作撮影システムにおける一連の動作の流れを示す図である。 撮影処理の流れを示すフローチャートである。 情報端末の画面遷移を示す図である。 動画像データの加工例を示す図である。 同撮影装置を含む他のカメラ遠隔操作撮影システムの概要を示した図である。
以下、本発明の一実施形態(以下「本実施形態」という。)について図面を参照して説明する。
本実施形態は、観光地やレジャー施設等の所定の場所に予め設置されたカメラを情報端末により遠隔操作して撮影する撮影装置であって、特に、被写体となる人や風景等の撮影状況を確認しながら、撮影のタイミングやカメラアングル等を調整することができる撮影装置の発明に関するものである。
<本実施形態に係るカメラ遠隔操作撮影システムの概要>
まず、撮影装置(以下、サーバ1)を含むカメラ遠隔操作撮影システムSの概略構成について説明する。
図1は、サーバ1を含むカメラ遠隔操作撮影システムSの概要を示す全体図である。
サーバ1は、この図1に図示したカメラ遠隔操作撮影システムSに組み込まれており、旅行等で観光地を訪れた人々や、遊園地・イベント会場等のレジャー施設に遊びに出掛けた人々等(以下、これらの人々をまとめて利用者という。)、及び、このカメラ遠隔操作撮影システムSの保守、管理、運用等を行ない、カメラ遠隔操作撮影システムSに基づくサービス(以下、カメラ遠隔操作撮影サービスという。)を利用者に提供する側の人々(以下、管理者という。)等の複数のユーザによって利用される。
図1に示すように、本実施形態のカメラ遠隔操作撮影システムSは、サーバ1と、観光地やレジャー施設の所定の場所に設置されたカメラ2と、利用者が所持して操作する携帯性を有する情報端末3と、管理者が操作する管理者用情報端末4と、所定領域内で無線通信を可能とする無線ルータ5と、から主に構成されており、それらが通信網である通信回線Nを介して互いに接続されている。
通信回線Nは、例えば、インターネットや3G、4G、LTE等のモバイルネットワークからなり、サーバ1、カメラ2、情報端末3、管理者用情報端末4及び無線ルータ5を相互に通信可能に接続している。
なお、カメラ2や情報端末3等は、それぞれ一台ずつ接続されている構成とするが、それぞれ複数台接続されている構成であってもよい。また、その他のサーバや情報端末が接続されていてもよい。
サーバ1は、観光地やレジャー施設等でカメラ遠隔操作撮影サービスを提供する業者(例えば、旅行代理店、観光組合、施設運営者等を含む。)が保有するサーバコンピュータにより構成される。そして、ユーザである利用者及び管理者は、通信回線Nを介して、サーバ1が提供する機能やサービスを享受することが可能となる。すなわち、ユーザは、それぞれの情報端末3や管理者用情報端末4を操作することによりサーバ1と通信して、サーバ1の機能を利用する。また、サーバ1は、一のサーバ装置によって構築されたものに限られず、複数台のサーバ装置を用いて構築されたものであってもよい。
なお、サーバ1の詳細については、後述する。
カメラ2は、像を結ぶためのレンズ等を備えた動画や静止画を撮影することができる機器であり、特にデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ネットワークカメラ、デジタル一眼レフカメラ等(以下、これらを含めて単に「カメラ」という)が含まれる。
本実施形態のカメラ2は、少なくとも、撮像素子とメモリ等の電子記憶媒体を使用し、カメラ2内部の画像処理プロセッサで撮影した動画や静止画を処理し、デジタル画像データを生成して記録する。また、外部とデータの送受信を可能にするためのデータ送信部及び受信部が備えられており、これによりサーバ1や情報端末3等と通信回線Nを介してデータの送受信が可能である。
カメラ2は、観光地やレジャー施設の所定の場所であって、人気の絶景ポイントが撮影できる位置に設置されている。また、設置場所が屋外であれば、筐体で囲ったりフードを付けたりする等して風雨等の影響を受けないような構造にされている。
情報端末3は、データの送受信を可能にするためのデータ送信部及び受信部が備えられており、これによりサーバ1やカメラ2と情報端末3とは通信回線Nを介してデータの送受信が可能である。また、本実施形態の情報端末3は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)等の従来既知の衛星測位システムに対応している。
なお、情報端末3は、携帯性を有し、少なくともデータ通信が可能であり、且つ、配信された情報を閲覧することができれば特に限定されるものではなく、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、携帯電話及びゲーム機等が利用可能である。
管理者用情報端末4は、企業や個人が所有する通常のパーソナルコンピュータ(以下、PCという。)やタブレット型PC等であり、少なくとも、データ等の入力、作成、変更等を行うための入力機能、データの送受信を可能にするためのデータ送信部及び受信部並びに受信したデータ等を表示する表示部が備えられている。管理者用情報端末4は、専用端末であっても構わないが、本実施形態では、特に端末を指定せずに汎用のタブレットPCを利用する。
管理者用情報端末4では、具体的には、カメラ遠隔操作撮影サービスの管理(メンテナンス)機能を使用して、以下の操作が可能である。
例えば、カメラ遠隔操作撮影サービスの利用に関する同意内容の変更ができる。また、利用者が閲覧する情報端末3の画面の言語、企業ロゴや配色の変更ができる。また、撮影画像と加工するロゴ、拡張現実データのイメージデータの変更ができる。また、撮影の際の最大撮り直し回数の変更ができる。
無線ルータ5は、所定距離の範囲内に存在するカメラ2や情報端末3等の各種機器間を、カメラ遠隔操作撮影サービス専用の無線LANで通信可能に接続する通信機器である。無線ルータ5の構造や機能は、従来既知のものと概ね同様である。
<本実施形態に係るサーバの詳細構成について>
次に、サーバ1の構成について説明する。
サーバ1は、少なくとも、制御やデータの計算・加工を行う演算部としてのCPU、読み出し専用の記憶装置としてのROM、メインメモリ(主記憶装置)としてのRAM、通信回線Nを通じて通信可能な外部の機器等とデータの送受信を行う通信用インタフェース、及び、補助記憶装置としてのハードディスクドライブ等を構成要素として有する。
また、サーバ1には、その機能を発揮させるためのプログラム(以下、撮影プログラムという。)が予めインストールされている。この撮影プログラムがCPUに読み取られて実行されることにより、撮影装置としての機能が発揮される。
ここで、サーバ1の機能は、利用者や管理者等のユーザによって享受されることになるが、当該機能のユーザへの提供方式としては、例えば、クラウドサービスやASPサービス等の方式が利用可能である。また、データベースサーバは別体として構成してもよい。また、システムバックアップ、データベースバックアップを行うことが好ましい。
サーバ1のハードウェア構成については上述の通りであるが、以下、図2を参照しながらサーバ1の構成を機能面から改めて説明する。
図2は、サーバ1の構成を機能面から示した図である。
サーバ1の構成を機能面から改めて説明すると、図2に示すように、サーバ1は、データ記憶部11、ログイン認証部12、カメラ映像送信部13、アングル調整指示受信部14、アングル調整部15、撮影指示受信部16、撮影実行部17、動画像データ改変部18、動画像データ送信部19、撮影回数カウント部20、撮影回数判定部21と、を主な構成要素として有している。
これらの機能部は、サーバ1が実行する各種処理を担うものであり、サーバ1を構成する上述のハードウェア構成機器と上述の撮影プログラムとが協働することによって構成されている。以下、上述したサーバ1の機能部の各々について説明する。
(データ記憶部)
データ記憶部11は、ハードディスクドライブにより構成されており、予め記憶されている上述の撮影プログラムやその他の各種データが記憶されている。また、データ記憶部11は、後述する撮影実行部17により撮影した動画像データを利用者ごとに区別して一時的に記憶している。なお、本実施形態では、その動画像データは、後述する画像データ送信部19によって情報端末3に送信した後には削除される。また、後述する動画像データを加工する際に利用する背景画像やロゴ等のデータもここに記憶されている。
なお、データ記憶部11は、サーバ1とは別に不図示の外部データベースサーバに設ける構成としてもよい。
(ログイン認証部)
ログイン認証部12は、ログイン認証手段として機能し、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続された情報端末3から識別情報を受信し、該当の情報端末3についてログインの可否を判定する処理を行うものである。
本実施形態では、ログイン認証に使用する識別情報として、二次元コードとワンタイムパスワードを使用する。
(カメラ映像送信部)
カメラ映像送信部13は、カメラ映像送信手段として機能し、カメラ2により映し出した映像を、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続された情報端末3に送信する処理を行うものである。
(アングル調整指示受信部)
アングル調整指示受信部14は、アングル調整指示受信手段として機能し、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続された情報端末3から送信された、カメラ2のアングルを調整する指示を受信する処理を行うものである。
なお、ここで、カメラ2のアングルとは、被写体に対するカメラ2の角度や位置のことをいう。
(アングル調整部)
アングル調整部15は、アングル調整手段として機能し、アングル調整指示受信部14によって受信したアングル調整指示に従って、カメラ2を制御してカメラのアングルを調整する処理を行うものである。
具体的には、カメラ2の向き(角度)やカメラ2の高さ(位置)を変更する制御を行う。
(撮影指示受信部)
撮影指示受信部16は、撮影指示受信手段として機能し、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続された情報端末3から送信された撮影指示を受信する処理を行うものである。
また、本実施形態では、一のログインに対して複数回の撮影指示を受信することが可能である。
なお、ここで、撮影指示とは、動画であれば撮影(録画)開始及び撮影(録画)終了を指示する信号を意味し、静止画であればカメラ2により映し出されているその時点の映像を静止画として記録させる信号を意味する。
(撮影実行部)
撮影実行部17は、撮影実行手段として機能し、撮影指示受信部16によって受信した撮影指示に従って、カメラ2を制御して動画又は静止画の撮影処理を行うものである。
また、本実施形態では、一の利用者(一のログイン)に対して複数回の撮影処理、すなわち、一旦撮影処理をした後であっても撮り直しが可能である。
(動画像データ改変部)
動画像データ改変部18は、動画像データ改変手段として機能し、撮影実行部17により撮影した動画像をデータ化して、その作成した動画像データの一部を改変する処理を行うものである。
具体的には、拡張現実の技術を応用して、データ記憶部11に予め記憶されている観光地やレジャー施設のロゴマーク、天候や季節が異なる仮想風景等の視覚情報、位置情報等を動画像データに合成することにより加工する。
(動画像データ送信部)
動画像データ送信部19は、動画像データ送信手段として機能し、撮影実行部17により撮影した動画像をデータ化して、その作成した動画像データ(動画像データ改変部18により加工した動画像データも含む。)を、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続された情報端末3に送信する処理を行うものである。
なお、ここで、動画像とは、写真等の静止画、数秒〜数分の映像等動く画像全般を指す動画、複数の静止画を連続的に組み合わせることによって動画のように加工したもの等を含むものである。
(撮影回数カウント部)
撮影回数カウント部20は、撮影回数カウント手段として機能し、一の利用者(一のログイン)ごとに撮影実行部17により撮影した撮影回数をカウントする処理を行うものである。
(撮影回数判定部)
撮影回数判定部21は、撮影回数判定手段として機能し、撮影回数カウント部20によりカウントした撮影回数が予め設定した所定回数の範囲内であるか否かを判定する処理を行うものである。
<本実施形態に係る撮影方法>
次に、本実施形態に係る撮影方法について説明する。
本実施形態に係る撮影方法は、コンピュータとして機能するサーバ1を用いることで実現される。換言すると、サーバ1が実行する撮影処理では、本実施形態に係る撮影方法が適用されている。
以下、本実施形態に係る撮影方法の説明として、カメラ遠隔操作撮影システムSにおける一連の動作の流れと、サーバ1により実行される具体的な処理の流れについて説明する。
まず、本実施形態に係る撮影方法の説明として、カメラ遠隔操作撮影サービスの管理者が運用管理するサーバ1と、ユーザの所持する情報端末3とをそれぞれ対比させつつ、カメラ遠隔操作撮影システムSにおける一連の動作の流れについて説明する。
図3は、サーバ1を含むカメラ遠隔操作撮影システムSにおける一連の動作の流れの一例を示す図である。
まず、観光地やレジャー施設等において、カメラ遠隔操作撮影サービスを利用したいと考える利用者は、カメラ2の設置場所から所定距離の範囲内に行き、情報端末3を操作して無線ルータ5を通してカメラ遠隔操作撮影サービスの専用LANに接続する。
専用LANに接続した利用者は、サーバ1に対して、カメラ遠隔操作撮影システムSにログインするためのワンタイムパスワードの発行指示を出す。利用者は、サーバ1により発行されたワンタイムパスワードを受信すると、そのワンタイムパスワードをサーバ1に送信してワンタイムパスワード認証を行い、カメラ遠隔操作撮影システムSにログインする。
次に、サーバ1はカメラ2によって映し出した撮影画面となるカメラ映像をライブで利用者の情報端末3に送信する。利用者は、情報端末3でそのカメラ映像を確認しながら、カメラ2を遠隔操作してカメラアングルを調整し、カメラ2が所望のアングルに調整されたか否かを確認しながら撮影ボタンを押して撮影を行う。
撮影結果である動画像データは、利用者の情報端末3に即時送信されるので、利用者は、その撮影した動画像を情報端末3にて確認することができる。確認した撮影結果に満足できない場合等、撮り直しを行う希望する場合は、所定回数(例えば、2回)までは再度撮影を行うことができる。
そして、撮影した動画像データは、必要に応じて動画像データの一部を改変する等した後、利用者の情報端末3に即時保存される。
また、ワンタイムパスワードを利用せずに、ログイン認証の際に、二次元コードを利用する方法とすることもできる。
図4は、サーバ1を含むカメラ遠隔操作撮影システムSにおける一連の動作の流れの一例であって、他の構成を示す図である。
図4では、現地に常駐する撮影支援者が所持する情報端末(不図示)を利用することにより、二次元コードによるログイン認証が可能となる。
具体的には、観光地やレジャー施設等のカメラ2が設置している箇所には、撮影支援者と呼ばれるカメラ遠隔操作撮影サービスを提供する側の関係者が常駐しており、その撮影支援者が所持する情報端末からサーバ1に対して、二次元コードの発行指示を出す。撮影支援者は、サーバ1により発行された二次元コードを情報端末に表示して利用者に提示する。利用者は、その二次元コードをサーバ1に送信して二次元コード認証を行い、カメラ遠隔操作撮影システムSにログインする。
この二次元コードは、利用者ごとに切り替わるものとして、その二次元コードごとに利用者を識別するものであるが、一度発行したら一日、一週間、一カ月等、一定期間継続して複数の利用者が使用できるものであっても構わない。
なお、撮影支援者を常駐させなくても、例えば、カメラ2の近くに情報端末を設置しておいて、利用者がその情報端末を操作して二次元コードの発行をする方式としてもよいし、カメラ2の近くに固定化して常時表示しておくこととしてもよい。
なお、本実施形態のカメラ遠隔操作撮影サービスにおいては、利用者が管理者側に支払う撮影利用料は自動決済が可能である。例えば、クレジットカードの決済サービスを利用する方法、又は、携帯キャリアの決済サービスを利用する方法が考えられる。
以下、本実施形態に係る撮影方法について、撮影方法におけるサーバ1の動作及び処理の流れについて説明する。
図5は、サーバ1にて実行される撮影処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、サーバ1に接続された情報端末3のログイン認証を行う(S101)。そして、ログインされた情報端末3に対して、カメラ2にて映し出している撮影画面となるカメラ映像を送信する(S102)。
情報端末3からカメラ2のアングル調整指示を受信すると(S103:YES)、カメラ2を制御してアングル、すなわち、カメラ2の位置や被写体に対する角度等を調整する(S104)。そして、カメラ2のアングル調整を終了した後、又は、カメラ2のアングル調整指示が無かった場合(S103:No)、情報端末3から撮影指示を受信したタイミングで(S105)、カメラ2による撮影を実行する(S106)。
撮影後、撮影結果である動画像をデータ化した動画像データを情報端末3に送信する(S107)。送信した動画像に対し、撮り直し指示、すなわち、再度の撮影指示を受信した場合は(S108:YES)、撮影回数が予め設定した所定回数の範囲内であるか否かを判定し(S109)、撮影回数が所定回数の範囲内である場合は(S109:YES)、再度の撮影を実行する(S106)。一方、撮影回数が所定回数の範囲を超えている場合は(S109:No)、その動画像データを最終的な撮影動画像として処理を終了する。
次に、撮影処理における情報端末3における表示画面の遷移について説明する。
図6は、情報端末3の表示画面の遷移の一例を示す図である。
図6(a)は、カメラ2にて映し出している撮影画面となるカメラ映像を画面3aに表示しているところであり、利用者は、その画面3aをみながらアングルを調整しつつ、撮影ボタンをタップすることにより、撮影を実行する。
図6(b)及び(c)は、撮影した動画像(ここでは写真)を画面3aに表示しているところであり、利用者は、その写真に満足できない場合等、撮り直しボタンをタップすることにより、再度の撮影を実行することができる。本実施形態では、2回まで撮り直しができるので、一度撮影した後の(b)の画面3aには、「あと2回撮影できます」と表示され、二度撮影した後の(c)の画面3aには、「あと1回撮影できます」と表示される。一方、この写真で良い場合は、撮影終了ボタンをタップして撮影を終了する。
図6(d)及び(e)は、撮影終了後の写真を画面3aに表示しているところであり、利用者は、最終的な撮影結果をここで確認することができ、撮影終了ボタンをタップすることにより、終了する。また、(e)の画面3aでは、写真の保存の案内が表示されており、写真を長押しすることにより、その写真を情報端末3等にダウンロードして保存することができる。
また、本実施形態では、撮影した写真を加工することもできる。
図7は、情報端末3の画面3aに表示された動画像データの加工例を示す図である。
図7(a)は、加工前の写真を画面3aに表示しているところであり、ここでは、天候不順の際の写真、すなわち、天気が悪く曇っていて背景となる観光地の景色が綺麗に撮影できなかった写真が表示されている。利用者は、その写真を加工したいと考えた場合は、画面3a上で加工ボタンをタップすることにより、種々の加工をすることができる。
図7(b)は、加工後の写真を画面3aに表示しているところであり、加工により、曇っている背景に代えて、晴天時の見晴しの良い絶景景色を背景に合成している。なお、合成される背景のデータは、予めデータ記憶部11に記憶されている。
写真の加工は、図7のように天候不順の際に理想的な天気の背景画像を合成する他にも、バーチャルの視覚情報を合成して表示する、いわゆる拡張現実(AR)の技術を応用し、例えば、夏に富士山を背景に撮影した際に、雪景色の富士山に差し替える等、異なる季節の背景を合成することもできる。また、混雑しているとき等、関係のない他人等意図しない人や物が写り込んだ場合に、その写り込んだ他人等を消去したりすることもできる。さらに、観光地、レジャー施設、イベント等のロゴマークを写真に挿入したり、位置情報を付与したりすることができる。
以上までに本発明の撮影装置及び撮影方法の構成例について説明してきたが、上記の実施形態は、本発明の具体的構成の一つに過ぎず、他の構成例や適用例も考えられる。
図8は、サーバ1を含むカメラ遠隔操作撮影システムSの他の実施形態の概要を示す全体図である。
例えば、図8に示すように、カメラ遠隔操作撮影サービス専用の無線LANに代えて、一般的なインターネット環境をカメラ2や情報端末3等の各種機器間を接続する通信回線Nとして利用することができる。この場合、クラウド上にサーバ1の機能の一部又は全部を置いて、カメラ遠隔操作撮影サービスを提供することができる。
具体的には、利用者は、4G、LTE等のモバイルネットワークからインターネットに接続し、カメラ遠隔操作撮影サービスを利用することができる。なお、接続態様がインターネットであるか専用の無線LANであるか以外は、上述した実施形態と同様であるので、その他の詳細な説明は省略する。
本発明の撮影装置及び撮影方法を利用したカメラ遠隔操作撮影サービスにより、観光地やレジャー施設等に予め設置してあるカメラを利用し、自撮りでは撮影できないようなアングルでの動画像を含め、利用者自身の情報端末でカメラ映像を確認しながら、アングルを調整しつつ最適なタイミングで撮影したり、撮り直しをしたりすることができる。また、撮影した動画像を即時に情報端末の待受画面に反映させたり、SNS等にスムーズに投稿したりすることができる。さらに、撮影した動画像データの一部を改変することもできる。
そのため、撮影における利用者の利便性が大幅に向上し、結果として、着地型観光事業のサービス拡充や新規事業領域拡大のための開発を図ることができる。
上記の実施形態には、主として本発明の撮影装置及び撮影方法について説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
1 サーバ(撮影装置)
2 カメラ
3 情報端末
3a 画面
4 管理者用情報端末
5 無線ルータ
11 データ記憶部
12 ログイン認証部
13 カメラ映像送信部
14 アングル調整指示受信部
15 アングル調整部
16 撮影指示受信部
17 撮影実行部
18 動画像データ改変部
19 動画像データ送信部
20 撮影回数カウント部
21 撮影回数判定部
N 通信回線
S カメラ遠隔操作撮影システム

Claims (8)

  1. 屋外又は屋内の所定の場所に予め設置され、動画又は静止画を含む映像を撮影するカメラを制御可能な撮影装置であって、
    前記撮影装置は、
    通信回線と接続された情報端末から受信した識別情報を判定してログイン認証を行うログイン認証手段と、
    前記カメラにより映し出された映像を前記情報端末に送信するカメラ映像送信手段と、
    前記情報端末の前記カメラのアングルを調整するアングル調整指示を受信するアングル調整指示受信手段と、
    前記アングル調整指示に基づいて前記カメラのアングルを調整するアングル調整手段と、
    前記情報端末の撮影指示を受信する撮影指示受信手段と、
    前記撮影指示に基づいて前記カメラを制御して撮影を実行する撮影実行手段と、
    前記撮影実行手段により撮影した前記映像をデータ化して前記情報端末に送信する動画像データ送信手段と、を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記撮影指示受信手段は、前記情報端末の複数回の前記撮影指示を受信し、
    前記撮影実行手段は、前記撮影指示受信手段の複数回の前記撮影指示に基づいて前記カメラを制御して撮影を複数回実行することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記撮影装置は、
    前記撮影実行手段により撮影した撮影回数をカウントする撮影回数カウント手段と、
    前記撮影回数が所定回数の範囲内であるか否かを判定する撮影回数判定手段と、をさらに備え、
    前記撮影実行手段は、前記撮影回数が所定回数の範囲内であるときには撮影を実行し、前記撮影回数が所定回数の範囲内でないときには撮影を実行しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記撮影装置は、
    データ化した前記動画又は静止画の一部を改変する動画像データ改変手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影装置。
  5. 前記識別情報は、前記所定の場所にて取得可能な二次元コードであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影装置。
  6. 前記識別情報は、前記情報端末の位置情報が前記所定の場所から所定距離の範囲内であると認識されたときに発行されるワンタイムパスワードであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. 前記通信回線は、前記撮影装置と前記カメラの所定距離内にある前記情報端末とを接続する専用の無線LANであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮影装置。
  8. 屋外又は屋内の所定の場所に予め設置された動画又は静止画を含む映像を撮影可能なカメラを制御する撮影方法であって、
    コンピュータが、
    通信回線と接続された情報端末から受信した識別情報を判定してログイン認証を行うログイン認証工程と、
    前記カメラにより映し出された映像を前記情報端末に送信するカメラ映像送信工程と、
    前記情報端末の前記カメラのアングルを調整するアングル調整指示を受信するアングル調整指示受信工程と、
    前記アングル調整指示に基づいて前記カメラのアングルを調整するアングル調整工程と、
    前記情報端末の撮影指示を受信する撮影指示受信工程と、
    前記撮影指示に基づいて前記カメラを制御して撮影を実行する撮影実行工程と、
    前記撮影実行工程により撮影した前記映像をデータ化して前記情報端末に送信する動画像データ送信工程と、を実行することを特徴とする撮影方法。

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