JP2019178867A - 生化学分析装置とその作動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】検体の誤認を効果的に防止することが可能な生化学分析装置とその作動方法を提供する。【解決手段】生化学分析装置内にはサンプルトレイが収容されている。サンプルトレイには、生化学分析に供する検体が収容された検体容器が設置される複数の検体設置部が設けられている。表示制御部は、サンプルトレイにおける検体設置部の配列状態を模式的に表した配置図91をタッチパネルに表示する。配置図91には、検体設置部に対応する第1表示区画100A〜100Eが設けられている。表示制御部は、検体識別情報である検体ID(SID)を第1表示区画100A〜100Eに表示する。【選択図】図10

Description

本発明は、生化学分析装置とその作動方法に関する。
血液や尿等の検体を分析する生化学分析装置が知られている(例えば特許文献1参照)。検体は検体容器に収容され、検体容器は生化学分析装置内のサンプルトレイに設けられた検体設置部に設置される。サンプルトレイには、複数の検体の分析のオーダをまとめて行うために、複数の検体設置部が設けられている。
特許文献1に記載の生化学分析装置では、配置図とオーダ表とが表示部に表示される。配置図は、サンプルトレイにおける複数の検体設置部の配列状態を模式的に表し、複数の検体設置部の各々に対応する表示区画が設けられたものである。表示区画には、検体容器の設置有無と生化学分析の進捗状況を示す表示が行われる。オーダ表は、表示部において、配置図とは別に配置図の横に並べて表示される。オーダ表には、オーダ順に付けられたオーダ番号毎に、検体を識別する検体識別情報(特許文献1ではサンプルID(Identification Data)を例示)等が表示される。
特開2013−140022号公報
特許文献1に記載の生化学分析装置では、オーダと検体設置部を紐付ける情報が表示されていない。このため、配置図とオーダ表を見ただけでは、各検体設置部にどういった検体が設置されているかが分からなかった。したがって、検体の誤認が生じるおそれがあった。
本発明は、検体の誤認を効果的に防止することが可能な生化学分析装置とその作動方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の生化学分析装置は、生化学分析に供する検体が収容された検体容器が設置される複数の検体設置部が設けられたサンプルトレイと、検体を識別する検体識別情報を取得する取得部と、サンプルトレイにおける複数の検体設置部の配列状態を模式的に表し、複数の検体設置部の各々に対応する表示区画が設けられた配置図を表示部に表示する制御を行う表示制御部であり、取得部で取得した検体識別情報を表示区画に表示する表示制御部とを備える。
表示区画は操作ボタンとして機能し、表示制御部は、表示区画が操作された場合に、配置図が表示されたメイン画面に替えて、操作された表示区画に対応する検体設置部に設置された検体の検体識別情報を含む生化学分析のオーダに係るサブ画面を表示することが好ましい。サブ画面は、オーダの入力画面、または入力画面で入力されたオーダの表示画面であることが好ましい。
サンプルトレイにおいて、検体設置部には、各々の検体設置部を識別する設置部識別情報が付されており、表示制御部は、表示区画に設置部識別情報を表示することが好ましい。
表示制御部は、配置図が表示されたメイン画面に、生化学分析の結果を表示する結果表示画面の呼出ボタンを表示し、呼出ボタンが操作された場合に、メイン画面に替えて、結果表示画面を表示することが好ましい。表示制御部は、各々の検体設置部を識別する設置部識別情報、生化学分析の開始時間、および生化学分析の残り時間を呼出ボタンに表示することが好ましい。
生化学分析では、複数の測定項目について順次数値を測定し、表示制御部は、結果表示画面において、数値が異常な測定項目を、数値が正常な測定項目と区別して表示することが好ましい。
生化学分析では、複数の測定項目について順次数値を測定し、表示制御部は、測定の途中で呼出ボタンが操作された場合、呼出ボタンが操作された時点で測定が終了している測定項目の数値を、結果表示画面に表示することが好ましい。表示制御部は、測定の途中で呼出ボタンが操作された場合、生化学分析の残り時間を結果表示画面に表示することが好ましい。
生化学分析では、複数の測定項目について順次数値を測定し、表示制御部は、測定の終了後、結果表示画面において検体識別情報の変更を受け付けることが好ましい。
サンプルトレイは円形で、かつ中心を軸に回転駆動され、表示制御部は、サンプルトレイの回転位置に応じて配置図の表示姿勢を変更することが好ましい。
表示部は、サンプルトレイが収容された装置本体に取り付けられていることが好ましい。
表示制御部は、検体容器の設置有無と生化学分析の進捗状況を示す表示を表示区画に行うことが好ましい。
本発明の生化学分析装置の作動方法は、生化学分析に供する検体が収容された検体容器が設置される複数の検体設置部が設けられたサンプルトレイを備える生化学分析装置の作動方法において、検体を識別する検体識別情報を取得する取得ステップと、サンプルトレイにおける複数の検体設置部の配列状態を模式的に表し、複数の検体設置部の各々に対応する表示区画が設けられた配置図を表示部に表示する制御を行う表示制御ステップであり、取得ステップで取得した検体識別情報を表示区画に表示する表示制御ステップとを備える。
本発明によれば、サンプルトレイにおける複数の検体設置部の配列状態を模式的に表し、複数の検体設置部の各々に対応する表示区画が設けられた配置図において、検体を識別する検体識別情報を表示区画に表示するので、各検体設置部にどういった検体が設置されているかが一目で分かる。したがって、検体の誤認を効果的に防止することが可能な生化学分析装置とその作動方法を提供することができる。
生化学分析装置の外観を示す斜視図である。 蓋が開かれた状態の生化学分析装置を示す斜視図である。 点着部における検体の点着の様子を模式的に示す図である。 各乾式分析素子と対応する測定項目を示す表である。 生化学分析装置の内部を示す平面図である。 生化学分析装置のブロック図である。 メイン画面を示す図である。 配置図の拡大図である。 オーダ画面を示す図である。 オーダの入力指示を受け付けた後のメイン画面を示す図である。 分析の開始指示を受け付けた後のメイン画面を示す図である。 点着が開始された場合のメイン画面を示す図である。 測定が開始された場合のメイン画面を示す図である。 測定中の場合の呼出ボタンの拡大図である。 測定終了後の場合の呼出ボタンの拡大図である。 結果表示切替領域の拡大図である。 測定中に呼出ボタンが操作された場合の結果表示画面を示す図である。 測定終了後に呼出ボタンが操作された場合の結果表示画面を示す図である。 ブロックの拡大図である。 生化学分析装置の処理手順を示すフローチャートである。 サンプルトレイの回転位置に応じて配置図の表示姿勢を変更する第2実施形態を示す図である。
[第1実施形態]
図1および図2において、生化学分析装置10は、例えば病院の検査科に設置され、診療科からのオーダに応じて、血液や尿等の検体を分析する。検体は検体容器11に収容され、未使用の乾式分析素子25(図3参照)を収容したカートリッジ12とセットで、生化学分析装置10内のサンプルトレイ13に設置される。
生化学分析装置10は、箱状の装置本体10Aを有する。装置本体10Aの前面上部は傾斜面部となっており、その傾斜面部には、跳ね上げ式の蓋14が取り付けられている。蓋14は、図1に示す閉じ位置と、図2に示す開き位置との間で開閉可能である。蓋14は、片側の略半分は開口部14A、残りはカバー部14Bで構成されている。
装置本体10Aの前面上部には、表示部に相当するタッチパネル15が取り付けられている。タッチパネル15は、蓋14が閉じ位置にある図1に示す状態において、蓋14の開口部14Aと対応する位置にある。このため、蓋14が閉じ位置にある場合も、開口部14Aを介してタッチパネル15の表示を視認することができ、かつタッチパネル15を操作することができる。
タッチパネル15には、医療スタッフ等のユーザからの操作指示が入力され、かつ生化学分析に関する情報が表示される。操作指示には、検体を識別する検体識別情報である検体IDを含む生化学分析のオーダの入力指示、分析の開始指示、分析結果の表示指示等がある。生化学分析に関する情報には、オーダ、分析の進捗状況、分析結果等がある。
蓋14のカバー部14Bに対応する装置本体10Aの前面上部には、サンプルトレイ13に通じる開口部16が設けられている。蓋14が図1に示す閉じ位置にある場合、開口部16は蓋14のカバー部14Bで完全に覆われる。蓋14が図2に示す開き位置にある場合、開口部16は開放され、これにより開口部16を介してサンプルトレイ13へのユーザのアクセスが可能となり、検体容器11およびカートリッジ12の設置、および消耗品の補充が可能となる。なお、装置本体10Aの前面下部の符号17は、使用済みの乾式分析素子25等が廃却可能に集積される廃却ボックスである。
装置本体10A内には、サンプルトレイ13の他に、点着機構18、点着部19、第1測定部20、第2測定部21(図5参照)等が収容されている。点着機構18はディスペンサー22を有し、このディスペンサー22を用いて、点着部19において乾式分析素子25に検体を点着する。第1測定部20および第2測定部21は、検体が点着された乾式分析素子25を受け入れ、検体の含有成分に応じた測定項目について数値(含有成分の量)を測定する。
図3は、点着部19における検体の点着の様子を模式的に示す。カートリッジ12は、スライド状の乾式分析素子25を複数枚収容する。乾式分析素子25の中央には、検体が点着される丸凹状の点着孔25Aが形成されている。
乾式分析素子25は、図示しない供給機構によってカートリッジ12から順次点着部19に供給される。一方、検体は、先端にノズルチップ26が取り付けられたディスペンサー22によって検体容器11から吸引される。そして、点着部19において、検体はディスペンサー22から点着孔25Aに向けて吐出される。この乾式分析素子25の点着部19への供給、検体容器11からの検体の吸引、および点着孔25Aへの検体の吐出を、乾式分析素子25の枚数分繰り返す。これにより複数枚の乾式分析素子25に順次検体が点着される。
図4の表30に示すように、複数枚の乾式分析素子25は、検体の複数の含有成分に応じた複数の測定項目毎に用意されている。言い換えれば、1枚の乾式分析素子25は、1つの測定項目の数値を測定するために用意されている。このため、第1測定部20および第2測定部21では、検体が点着された複数枚の乾式分析素子25に対応する複数の測定項目について順次数値が測定される。
測定項目には、生化学分析の方法(比色測定法、電位差測定法)、および目的(一般化学検査、酵素検査等)に応じた複数の種類がある。測定項目の具体例としては、グルコース(血糖)、総コレステロール、クレアチニン、アルブミン、乳酸脱水素酵素、ナトリウム、カリウム、リパーゼ等が挙げられる。ユーザは、生化学分析の方法および目的に応じて、使用する乾式分析素子25を選択する。なお、図3に示す乾式分析素子25は、比色測定法に用いられる比色タイプを例示している。電位差測定法に用いられる電解質タイプの乾式分析素子25の場合は、検体の点着孔25Aに加えて、後述する参照液の点着孔が形成されている。
各乾式分析素子25には、対応する測定項目を示す項目コードがバーコード等の形態で添付されている。点着部19には、項目コードを読み取るCCD(Charge Coupled Device)等の読取機(図示せず)が設けられている。生化学分析装置10は、この読取機で読み取った項目コードで、各乾式分析素子25の測定項目を認識する。
図5において、サンプルトレイ13は円形で、外周部の回転ディスク35と中央部の非回転部36とで構成される。回転ディスク35は円環状で、中央部が開口しており、この開口に非回転部36が配置されている。回転ディスク35は、中心を軸に回転駆動される。非回転部36は円盤状で、文字通り回転せずにサンプルトレイ13の中央部に固定されている。
回転ディスク35には、二点鎖線の区画で示すように、複数の検体の分析のオーダをまとめて行うために、5つの検体設置部37A、37B、37C、37D、37Eが設けられている。検体設置部37A〜37Eには、検体容器11が設置される検体容器設置孔38と、カートリッジ12が設置されるカートリッジ設置孔39とが形成されている。検体設置部37A〜37Eには、符号INIDおよび一点鎖線で示すように、各々を識別する設置部識別情報としてのアルファベット「A」、「B」、「C」、「D」、「E」が付されている。なお、以下では、特に区別する必要がない場合は、検体設置部37A〜37Eをまとめて検体設置部37と表記することがある。
図5では、アルファベット「A」が付された検体設置部37Aの検体容器設置孔38およびカートリッジ設置孔39に、検体容器11およびカートリッジ12がそれぞれ設置された状態を示している。このように、1つの検体設置部37には、1つの検体容器11が1つのカートリッジ12とセットで設置される。このため、検体設置部37と検体、ひいては検体設置部37と検体を採取した患者または患畜とは、一対一で対応する。
回転ディスク35には、検体設置部37の他に、生化学分析に用いる消耗品が設置される消耗品設置部として、2つのノズルチップ設置部45、3つの希釈液設置部46、および2つの混合カップ設置部47が設けられている。ノズルチップ設置部45には、ノズルチップ26を多数(本例では25個)並べて収容したチップラック48が設置される。希釈液設置部46には、検体を希釈するための希釈液を収容した希釈液容器49が設置される。混合カップ設置部47には、検体と希釈液を混合するための混合カップ50が複数(本例では10個)設置される。
検体設置部37、ノズルチップ設置部45、希釈液設置部46、および混合カップ設置部47は、回転ディスク35上に円弧状に配置されている。また、検体設置部37は、回転ディスク35の略半分の第1領域55にまとめて配置され、ノズルチップ設置部45、希釈液設置部46、および混合カップ設置部47は、第1領域55を除く残りの領域である第2領域56にまとめて配置されている。つまり、検体設置部37と消耗品設置部とは、配置される領域が明確に分けられている。
非回転部36には、消耗品設置部として、参照液を収容した参照液容器57が設置される参照液設置部58が設けられている。
ノズルチップ26は、ノズルチップ設置部45から取り外されて前述のようにディスペンサー22の先端に装着され、検体の点着等に用いられる。希釈液は、検体が所定以上の濃度で、そのままでは分析が行えない場合に用いられる。希釈液を用いる場合は、まず、点着機構18で検体容器11から検体を吸引して混合カップ50に分注する。次いで、希釈液容器49から希釈液を吸引して混合カップ50に吐出し、検体と希釈液とを混合する。そして、希釈液で希釈された検体を乾式分析素子25の点着孔25Aに点着する。参照液は電位差測定法の場合に用いられる。参照液は、点着機構18で参照液容器57から吸引され、点着部19において検体とともに乾式分析素子25に点着される。
点着部19には、点着用開口60が形成された素子押え61が設けられている。この素子押え61には、点着部19と対面する検体設置部37のカートリッジ設置孔39に設置されたカートリッジ12から、一点鎖線の矢印で示した供給経路Rに沿って、順次乾式分析素子25が供給される。素子押え61に供給された乾式分析素子25には、点着用開口60を介して検体が点着される。なお、図示は省略したが、点着部19と第1測定部20の間には、廃却ボックス17に通じ、使用済みのノズルチップ26が落下廃却されるノズルチップ廃却口が設けられている。
第1測定部20および第2測定部21は、ヒータ等の加熱手段(図示せず)を有し、加熱手段で加熱して温度を一定に保持する恒温器(インキュベータ)である。第1測定部20は、比色タイプの乾式分析素子25を受け入れて、比色測定法による測定を行う。第2測定部21は、電解質タイプの乾式分析素子25を受け入れて、電位差測定法による測定を行う。比色タイプの乾式分析素子25は、第1測定部20で所定時間恒温保持されることで、点着孔25Aに点着された検体に呈色反応(色素生成反応)が生じる。
第1測定部20は、外周部に円環状の回転部材65を備える。この回転部材65の内周部には、逆円錐状の傾斜回転筒66が固着されている。傾斜回転筒66の下部にはベアリング67が取り付けられており、回転部材65はこのベアリング67に支持されて回転自在である。回転部材65には、複数枚の乾式分析素子25を収納する複数の素子収納室68が円弧状に配置されている。素子収納室68の中央には円形の測光窓68Aが形成されている。
回転部材65の下部の一角には、測光ヘッド69が配設されている。測光ヘッド69は、測光窓68Aを通じて、素子収納室68に収納された乾式分析素子25の検体の反射光学濃度を測定する。より詳しくは、測光ヘッド69は、回転部材65の回転によって対面位置に移動された測光窓68Aを介して、呈色反応が生じた点着孔25Aの検体に測定光を照射し、その反射光を測定する。測定後、乾式分析素子25は、図示しない廃却機構で素子収納室68から押し出されて、廃却ボックス17に通じる傾斜回転筒66の内孔66Aに落下廃却される。
第2測定部21は電位測定用プローブ(図示せず)を有する。電位測定用プローブは、電解質タイプの乾式分析素子25と接触して、電解質タイプの乾式分析素子25に点着された検体中に含まれるナトリウム等の特定イオンのイオン活量を測定する。この場合も比色タイプの場合と同様に、測定後、乾式分析素子25は、第2測定部21から廃却ボックス17に通じる素子廃却口(図示せず)に移送されて廃却される。
図6において、主制御部75は、生化学分析装置10の全体を統括的に制御する。主制御部75には、第1測定制御部76、第2測定制御部77、駆動制御部78、表示制御部79、指示受付部80、および設置センサ81が接続されている。
第1測定制御部76は、第1測定部20の加熱手段の駆動および回転部材65の回転を制御し、かつ測光ヘッド69の駆動を制御して、検体の反射光学濃度を測定させる。第2測定制御部77は、第2測定部21の加熱手段の駆動を制御し、かつ電位測定用プローブの駆動を制御して、検体のイオン活量を測定させる。
第1測定部20は、測光ヘッド69で測定した反射光学濃度に応じた、検体の含有成分の量を示す数値を主制御部75に出力する。同様に、第2測定部21は、電位測定用プローブで測定したイオン活量に応じた、検体の含有成分の量を示す数値を主制御部75に出力する。主制御部75は、数値を表示制御部79に出力する。
駆動制御部78は、サンプルトレイ13の駆動を制御する。実際には、駆動制御部78は、サンプルトレイ13の回転ディスク35を、中心を軸に回転駆動させるモータ(図示せず)のドライバである。
主制御部75は、検体設置部37A〜37Eに設置された検体毎に生化学分析の開始時間TS(図14参照)を記憶し、かつ検体設置部37A〜37Eに設置された検体毎に生化学分析の開始からの経過時間TPを計時する。主制御部75は、生化学分析の所要時間TNから経過時間TPを減算して、生化学分析の残り時間TR(図14参照)を算出する。所要時間TNは生化学分析の方法および目的に応じて変化する時間であり、既知である。主制御部75は、開始時間TSおよび残り時間TRを表示制御部79に出力する。
また、主制御部75は、経過時間TPが所要時間TNとなって、第1測定部20または第2測定部21で測定が終了した場合に、当該検体設置部37に設置された検体の生化学分析の終了を検知する。主制御部75が生化学分析の終了を検知した場合、当該検体設置部37から検体容器11とカートリッジ12を取り出し、新たな検体容器11とカートリッジ12を設置することが可能となる。
表示制御部79は、タッチパネル15への各種画面の表示を制御する。指示受付部80は、タッチパネル15を介してユーザから入力される操作指示を受け付ける。操作指示には、前述のように検体識別情報である検体IDを含む生化学分析のオーダの入力指示がある。したがって、指示受付部80は、検体識別情報を取得する取得部に相当する。
設置センサ81は、例えば投光器と受光器からなる反射型の光センサであり、検体設置部37の検体容器設置孔38への検体容器11の設置有無、およびカートリッジ設置孔39へのカートリッジ12の設置有無を検出する。また、設置センサ81は、ノズルチップ設置部45、希釈液設置部46、混合カップ設置部47、参照液設置部58といった消耗品設置部にも設けられており、これら消耗品設置部への各消耗品の設置有無も検出する。主制御部75は、設置センサ81の検出結果を表示制御部79に出力する。
主制御部75には、これらの他にも、点着機構18の駆動制御部、カートリッジ12から点着部19に乾式分析素子25を供給する供給機構の駆動制御部、あるいは、検体である全血から血漿成分を抽出する血漿濾過部(図示せず)または遠心分離部(図示せず)の駆動制御部等が接続されている。
図7は、表示制御部79がタッチパネル15に表示するメイン画面90を示す。メイン画面90の略中央には配置図91が表示される。メイン画面90の上部にはメッセージ表示領域92が、下部には結果表示切替領域93がそれぞれ配されている。メッセージ表示領域92には、生化学分析の進捗状況を示すメッセージ94や現在日時が表示される。結果表示切替領域93には、呼出ボタン表示領域95とサマリー表示ボタン96とが設けられている。また、配置図91と結果表示切替領域93との間には、ボタン表示領域97A、97Bが設けられている。
図8に拡大して示すように、配置図91は、サンプルトレイ13の回転ディスク35における検体設置部37および消耗品設置部(ノズルチップ設置部45、希釈液設置部46、混合カップ設置部47、参照液設置部58)の配列状態を模式的に表している。具体的には、配置図91には、検体設置部37A〜37Eに対応する第1表示区画100A、100B、100C、100D、100E、および消耗品設置部に対応する第2表示区画101、102、103、104が設けられている。第1表示区画100A〜100Eには、検体設置部37A〜37Eと同じく、設置部識別情報INIDが付されている。
図8では、各表示区画と各設置部との対応関係を明らかにするため、各表示区画の符号に、対応する設置部の符号を括弧書きで付している。なお、以下では、検体設置部37と同じく、第1表示区画100A〜100Eをまとめて第1表示区画100と表記することがある。
第1表示区画100は、ユーザが指で操作可能な操作ボタンとして機能する。第1表示区画100が操作された場合、表示制御部79は、メイン画面90に替えて、操作された第1表示区画100に対応する検体設置部37に設置された検体の生化学分析のオーダに係るサブ画面をタッチパネル15に表示する。
具体的には、表示制御部79は、サブ画面として、図9に示すオーダ画面110をメイン画面90上に重畳表示する。オーダ画面110は、メイン画面90を略覆い隠す大きさである。オーダ画面110は、設置部識別情報表示領域111と、オーダ入力表示領域112と、ボタン表示領域113とを有する。
設置部識別情報表示領域111には、操作された第1表示区画100に対応する検体設置部37の設置部識別情報INIDが表示される。図9では、第1表示区画100A(「A」の第1表示区画)が操作され、設置部識別情報表示領域111に設置部識別情報INIDとしてアルファベット「A」が表示されている例を示している。
オーダ入力表示領域112には、オーダの各項目、具体的にはオーダ番号、検体ID、基準、検体種、および希釈を入力および表示する入力表示ボックス114A、114B、114C、114D、114Eが設けられている。オーダ番号には、例えば年月日とオーダの入力順を組み合わせた数字が自動的に付される。検体IDは、例えば検体を採取した患者または患畜の氏名のローマ字表記である。検体IDは、ユーザが入力表示ボックス114Bを操作して、これによりタッチパネル15に出現する画面キーボード(図示せず)を操作することで入力される。
基準の入力表示ボックス114C、検体種の入力表示ボックス114D、希釈の入力表示ボックス114Eは、ユーザの操作により複数の選択肢を表示する。基準の選択肢には、図示のヒトの他にイヌ、ネコ等がある。検体種の選択肢には、図示の全血の他に血漿/血清、尿がある。希釈の選択肢には、図示のなしの他に1〜10の希釈のレベルを示す数値がある。ユーザは各入力表示ボックス114C〜114Eを操作して、所望の選択肢を選択する。
ボタン表示領域113には、キャンセルボタン115とOKボタン116が設けられている。キャンセルボタン115が操作された場合はオーダがキャンセルされる。OKボタン116が操作された場合、指示受付部80は、そのとき入力表示ボックス114A〜114Eに入力された内容で、オーダの入力指示を受け付ける。
第1表示区画100は、指示受付部80でオーダの入力指示を受け付けた後も操作可能である。指示受付部80でオーダの入力指示を受け付けた後に第1表示区画100が操作された場合、表示制御部79は、指示受付部80で受け付けたオーダの内容を入力表示ボックス114A〜114Eに再現したオーダ画面110を表示する。すなわちオーダ画面110は、指示受付部80でオーダの入力指示を受け付ける前はオーダの入力画面であり、指示受付部80でオーダの入力指示を受け付けた後はオーダの表示画面となる。そして第1表示区画100は、オーダの入力画面と表示画面の呼出ボタンとして機能する。
図10に符号SIDおよび破線で示すように、指示受付部80でオーダの入力指示が受け付けられた後、表示制御部79は、指示受付部80で取得した検体IDを第1表示区画100に表示する。表示制御部79は、当該第1表示区画100に対応する検体設置部37の乾式分析素子25への点着が終了するまで、この検体IDの表示を継続する。
また、表示制御部79は、指示受付部80でオーダの入力指示を受け付けた第1表示区画100を、ハッチングで示すように特定の色(例えば水色)で塗り潰し、オーダの入力指示を受け付けていない第1表示区画100(例えば白色)と区別して表示する。図10では、第1表示区画100A、100B、100Cのオーダの入力指示が受け付けられ、第1表示区画100Aには検体IDとして「FUJI TARO」が、第1表示区画100Bには「FUJI ZIRO」が、第1表示区画100Cには「FUJI SABURO」が、それぞれ表示された例を示している。
さらに、表示制御部79は、ボタン表示領域97Aに「START」の標識120を表示させ、ボタン表示領域97Aを、分析の開始を指示するスタートボタンとして機能させる。この表示状態でボタン表示領域97Aが操作された場合、指示受付部80は、分析の開始指示を受け付ける。
指示受付部80で分析の開始指示が受け付けられた場合、主制御部75は、まず、設置センサ81を駆動させ、指示受付部80でオーダの入力指示を受け付けた第1表示区画100に対応する検体設置部37への検体容器11およびカートリッジ12の設置有無を検出させる。このとき、表示制御部79は、図10から図11に示す表示状態にメイン画面90を遷移させる。
図11において、表示制御部79は、メッセージ表示領域92のメッセージ94を、図10の「測定できます」から「点着準備中」に変更する。また、設置センサ81で検体容器11およびカートリッジ12の設置有無を検出していることを示すため、全ての第1表示区画100を、ハッチングで示すように特定の色(例えば焦茶色)で塗り潰す。さらに、ボタン表示領域97Aの「START」の標識120を消し、替わりにボタン表示領域97Bに「STOP」の標識121を表示させ、ボタン表示領域97Bを、分析の中止を指示するストップボタンとして機能させる。
指示受付部80でオーダの入力指示を受け付けた第1表示区画100に対応する検体設置部37への検体容器11およびカートリッジ12の設置が検出された場合、主制御部75は、点着機構18を駆動させて点着を開始させる。本例では、最初に検体設置部37Aの乾式分析素子25に点着を行い、次いで検体設置部37Bの乾式分析素子25、最後に検体設置部37Cの乾式分析素子25に順次点着を行う。この際、点着対象の検体設置部37が点着部19に対面するよう、駆動制御部78の制御の下、サンプルトレイ13の回転ディスク35が回転駆動する。
一方、指示受付部80でオーダの入力指示を受け付けた第1表示区画100に対応する検体設置部37への検体容器11およびカートリッジ12の設置が検出されなかった場合は、表示制御部79は、メイン画面90に替えて、検体容器11およびカートリッジ12の設置を促す警告画面(図示せず)をタッチパネル15に表示する。
点着が開始された場合、表示制御部79は、図11から図12に示す表示状態にメイン画面90を遷移させる。
図12において、表示制御部79は、メッセージ表示領域92のメッセージ94を、図11の「点着準備中」から「点着中」に変更する。また、今まさに乾式分析素子25に点着中の検体設置部37に対応する第1表示区画100と、点着の待機中の検体設置部37に対応する第1表示区画100とを、ハッチングで示すように異なる色(例えば点着中を赤茶色、待機中をクリーム色)で塗り潰す。この特定色の塗り潰しによって、当該検体設置部37への検体容器11およびカートリッジ12の設置が検出されたこと(検体容器11の設置有無)も示される。
図12では、第1表示区画100A〜100Cに対応する検体設置部37A〜37Cへの検体容器11およびカートリッジ12の設置が検出され、かつ検体設置部37Aが点着中、検体設置部37B、37Cが待機中の場合を例示している。なお、点着中の表示がなされた第1表示区画100は操作不可とされ、したがって当該第1表示区画100に対応する検体設置部37に設置された検体のオーダも変更および確認不可となる。
図13は、図12の表示状態から時間が経過した状態を示している。すなわち、第1表示区画100Aに対応する検体設置部37Aの乾式分析素子25への点着が終了して、検体設置部37Aの乾式分析素子25に対する測定を第1測定部20または第2測定部21で開始し、かつ第1表示区画100Bに対応する検体設置部37Bの乾式分析素子25への点着を開始した場合のメイン画面90を示している。
この場合、表示制御部79は、第1表示区画100Aの検体ID「FUJI TARO」を消し、かつ第1表示区画100Aの表示色を赤茶色から白色に変更して、第1表示区画100Aをオーダの入力指示を受け付けていない図7の表示状態に戻す。一方で、表示制御部79は、第1表示区画100Bの表示色を図12のクリーム色から赤茶色に変更し、第1表示区画100Bに対応する検体設置部37Bの乾式分析素子25への点着が行われていることを示す。また、表示制御部79は、生化学分析の結果を表示させるための呼出ボタン125を、呼出ボタン表示領域95に表示する。
図14に拡大して示すように、呼出ボタン125には、設置部識別情報INID、生化学分析の開始時間TS、および生化学分析の残り時間TRが表示される。開始時間TSは24時間の時刻表記、残り時間TRは分単位の表記である。図14に示す呼出ボタン125は、設置部識別情報INIDが「A」、開始時間TSが「14:45」、残り時間TRが「5」の場合を例示している。残り時間TRが「5」であるため、この図14に示す呼出ボタン125は、測定が途中の場合である。
図15は、測定が終了した場合の呼出ボタン125を示す。この場合、表示制御部79は、残り時間TRに替えて、正常異常表示マーク126を表示する。正常異常表示マーク126は、分析の結果である数値が正常か異常かを表すマークである。表示制御部79は、数値が異常な測定項目が1つもなかった(全測定項目の数値が正常であった)場合は正常異常表示マーク126を例えば緑色に塗り潰し、数値が異常な測定項目が1つでもあった場合は正常異常表示マーク126を例えば赤色に塗り潰す。
図16に示すように、表示制御部79は、測定が開始される度に、対応する呼出ボタン125を呼出ボタン表示領域95に並べて表示する。また、時間経過とともに残り時間TRを減らしたり、残り時間TRから正常異常表示マーク126に切り替えたりして、各検体への生化学分析が順調に進行していることを示す。
呼出ボタン125は、図14に示す残り時間TRが表示された状態においても、図15に示す正常異常表示マーク126が表示された状態においても操作可能である。呼出ボタン125が操作された場合、指示受付部80は分析結果の表示指示を受け付ける。
指示受付部80で分析結果の表示指示が受け付けられた場合、表示制御部79は、図17および図18に示す結果表示画面130をメイン画面90上に重畳表示する。結果表示画面130は、オーダ画面110と同じく、メイン画面90を略覆い隠す大きさである。結果表示画面130は、設置部識別情報表示領域131と、オーダ表示領域132と、結果表示領域133とを有する。
設置部識別情報表示領域131には、設置部識別情報INID、年月日と開始時間TS、および結果表示画面130を閉じるための閉じるボタン134が表示される。また、数値が異常な測定項目が1つでもあった場合、設置部識別情報表示領域131には、エクスクラメーションマーク135が表示される。数値が異常な測定項目が1つもなかった場合は、エクスクラメーションマーク135は表示されない。
オーダ表示領域132には、オーダ画面110で入力されたオーダの各項目が表示される。結果表示領域133には、複数の測定項目に対応する複数のブロック136が配列される。
図19に拡大して示すように、ブロック136には、測定項目名ITN、数値NV、および範囲バー140が表示される。範囲バー140の左側には数値の下限値が、右側には上限値がそれぞれ記される。範囲バー140は、ハッチングで示す指標141の位置および表示色によって、数値NVが正常か異常かを報せる。
具体的には、数値NVが下限値および上限値の範囲内にある場合、すなわち数値NVが正常の場合、表示制御部79は、指標141を範囲バー140の中央に位置させ、かつ例えば緑色で塗り潰す(図17および図18における測定項目GLU(Glucose;グルコース)、BUN(Blood Urea Nitrogen;尿素窒素)等)。一方、数値NVが下限値を下回った場合、すなわち数値NVが異常の場合、表示制御部79は、指標141を範囲バー140の左側に位置させ、かつ例えば赤色で塗り潰す(図17および図18における測定項目ALB(Albumin;アルブミン))。また、数値NVが上限値を上回った場合、すなわち数値NVが異常の場合、表示制御部79は、指標141を範囲バー140の右側に位置させ、かつ赤色で塗り潰す(図17および図18における測定項目CRE(Creatinine;クレアチニン))。
上記の範囲バー140の表示に加えて、表示制御部79は、数値が異常な測定項目(ここでは測定項目CRE、ALB)のブロック136を、ハッチングで示すように例えばピンク色で塗り潰し、数値が正常な測定項目の白色のブロック136と区別して表示する。
ここで、図17は、図14に示す呼出ボタン125が操作された場合、すなわち測定中に呼出ボタン125が操作された場合を示している。対して図18は、図15に示す呼出ボタン125が操作された場合、すなわち測定終了後に呼出ボタン125が操作された場合を示している。
図17に示す結果表示画面130では、呼出ボタン125が操作された時点で測定が終了している測定項目(ここでは測定項目GLU〜ALB)のブロック136に、数値NVが表示される。一方、測定が終了していない測定項目(測定項目TG(Triglyceride;中性脂肪)等)については、当然ながら数値NVは表示されず、範囲バー140も表示されない。また、図17に示す結果表示画面130では、結果表示領域133の右横に、図14に示す呼出ボタン125と同じく、残り時間TRが表示される。
一方、図18に示す結果表示画面130では、全ての測定項目のブロック136に数値が表示される。また、図18に示す結果表示画面130では、オーダ表示領域132においてオーダ番号と検体IDの変更を受け付ける。具体的には、表示制御部79は、オーダ表示領域132のオーダ番号と検体IDを、オーダ画面110の入力表示ボックス114A、114Bと同じ機能の入力表示ボックス137A、137Bとする。そして、ユーザが入力表示ボックス137A、137Bを操作した場合に、タッチパネル15に画面キーボードを出現させ、この画面キーボードを介してオーダ番号と検体IDの変更を受け付ける。
さらに、図18に示す結果表示画面130では、結果表示領域133の右横の残り時間TRが消される。替わりに結果の印刷出力を指示するプリントボタン138、および結果のメール送信を指示するメールボタン139が表示される。
なお、サマリー表示ボタン96が操作された場合は、表示制御部79は、当日の全結果を含む過去の結果を全て閲覧可能な結果表示画面(図示せず)をメイン画面90上に重畳表示する。
以下、上記構成による作用について、図20のフローチャートを参照して説明する。まず、ユーザは、蓋14を開いて開口部16を開放する。そして、開口部16を介して、生化学分析の対象患者または対象患畜から採取した検体を収容した検体容器11を検体容器設置孔38に、未使用の乾式分析素子25を収容したカートリッジ12をカートリッジ設置孔39に、それぞれ設置する(ステップST100)。
検体容器11およびカートリッジ12の設置後、ユーザは蓋14を閉じ、検体容器11およびカートリッジ12を設置した検体設置部37に対応するメイン画面90の第1表示区画100を操作する。この操作を受けて、表示制御部79により、図9で示したように、オーダ画面110がメイン画面90上に重畳表示される(ステップST110)。
ユーザは、入力表示ボックス114A〜114Eを操作して、検体IDを含むオーダの各項目を入力した後(ステップST120)、OKボタン116を操作する。これにより、オーダの入力指示が指示受付部80で受け付けられる。すなわち、検体識別情報である検体IDが取得される(ステップST130、取得ステップ)。取得された検体IDは、表示制御部79によって、図10で示したように、第1表示区画100に表示される(ステップST140、表示制御ステップ)。
ユーザは、スタートボタンとして機能するボタン表示領域97Aを操作する。これにより、分析の開始指示が指示受付部80で受け付けられる(ステップST150)。
指示受付部80で分析の開始指示が受け付けられた場合、主制御部75の制御の下、設置センサ81により検体設置部37への検体容器11およびカートリッジ12の設置有無が検出される(ステップST160)。次いで、点着機構18により乾式分析素子25への点着が行われる(ステップST170)。さらに続けて、第1測定部20または第2測定部21で各測定項目の数値の測定が行われる(ステップST180)。
測定が開始された場合、表示制御部79により呼出ボタン表示領域95に呼出ボタン125が表示される(ステップST190)。呼出ボタン125が操作された場合(ステップST200でYES)、表示制御部79により、図17および図18で示したように、結果表示画面130がメイン画面90上に重畳表示される(ステップST210)。これらステップST170〜ステップST210までの一連の処理は、ステップST130で受け付けた全オーダの分析が終了するまで(ステップST220でYES)、繰り返し続けられる。
以上説明したように、表示制御部79は、検体設置部37の配列状態を模式的に表し、検体設置部37の各々に対応する第1表示区画100が設けられた配置図91をタッチパネル15に表示し、ステップST140で示したように検体識別情報である検体IDを第1表示区画100に表示するので、ユーザは配置図91を見ただけで、検体設置部37にどういった検体が設置されているかがすぐに分かる。したがって、検体の誤認を効果的に防止することが可能となる。
表示制御部79は、ステップST110で示したように、第1表示区画100が操作された場合に、オーダ画面110をメイン画面90上に重畳表示する。オーダ画面110は、操作された第1表示区画100に対応する検体設置部37に設置された検体のオーダの入力画面であり表示画面でもある。このため、実際に検体容器11を設置する検体設置部37の箇所と、第1表示区画100で表される配置図91上の検体設置部37の箇所と、オーダ画面110で入力、表示するオーダとを視覚的に紐付けることができ、検体の誤認をより効果的に防止することが可能となる。また、オーダの入力、変更、確認がワンタッチの操作で行えるため便利である。
表示制御部79は、検体設置部37に付されたものと同じ設置部識別情報INIDを第1表示区画100に表示するので、検体設置部37と第1表示区画100との対応関係が視覚的に明確になり、検体の誤認をより効果的に防止することが可能となる。
表示制御部79は、メイン画面90に呼出ボタン125を表示し、呼出ボタン125が操作された場合に、結果表示画面130をメイン画面90上に重畳表示するので、ユーザは気になる生化学分析の結果を手軽に確認することができる。
表示制御部79は、設置部識別情報INID、生化学分析の開始時間TS、および生化学分析の残り時間TRを呼出ボタン125に表示するので、呼出ボタン125を見ただけで、どの検体設置部37の検体の生化学分析の結果の呼出ボタン125かが分かり、そのうえ開始時間TSおよび残り時間TRも分かる。特に残り時間TRが分かれば、ユーザはその後の作業の計画を立てやすいため便利である。
また、測定が終了した場合の呼出ボタン125に、数値が正常か異常かを表す正常異常表示マーク126を表示するので、ユーザは結果表示画面130で詳細を確認する前に、呼出ボタン125を見ただけで数値が正常であるか異常であるかが分かる。
表示制御部79は、結果表示画面130において、範囲バー140の指標141の位置および表示色を変更したり、ブロック136の表示色を変更する等して、数値が異常な測定項目を、数値が正常な測定項目と区別して表示するので、ユーザは数値が異常な測定項目が一目で分かる。
表示制御部79は、生化学分析の途中で呼出ボタン125が操作された場合、呼出ボタンが操作された時点で測定が終了している測定項目の数値を、結果表示画面130に表示するので、生化学分析の途中であっても結果を確認することができる。また、表示制御部79は、生化学分析の途中で呼出ボタン125が操作された場合、生化学分析の残り時間TRを結果表示画面130に表示するので、呼出ボタン125だけでなく結果表示画面130においても残り時間TRを確認することができる。
表示制御部79は、測定の終了後、結果表示画面130において入力表示ボックス137Bで検体IDの変更を受け付けるので、オーダ画面110において検体IDの入力を誤った場合でも、検体IDを修正することができる。
表示制御部79は、第1表示区画100を特定の色で塗り潰して、検体容器11の設置有無と生化学分析の進捗状況を示す表示を行うので、ユーザは配置図91を見ただけで、検体容器11の設置有無と生化学分析の進捗状況を把握することができる。
表示部として例示したタッチパネル15は、装置本体10Aに取り付けられている。この場合、画面サイズに制約があり、一度に表示可能な情報が限られる。したがって、検体ID等の各種情報を配置図91に集約して表示する本発明の態様は、表示部が装置本体10Aに備え付けで画面サイズに制約がある場合に特に有効である。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、メイン画面90において配置図91は開口部16側(手前側)の第1領域55が下、開口部16とは反対側(奥側)の第2領域56が上と、表示姿勢が常に同じであったが、図21に示す第2実施形態では、表示制御部79は、サンプルトレイ13の回転ディスク35の回転位置に応じて配置図91の表示姿勢を変更する。
図21は、検体設置部37Dが点着部19に対面する位置に回転ディスク35が回転駆動した場合を例示している。この場合、メイン画面90の配置図91も、回転ディスク35の回転位置に応じて、検体設置部37Dに対応する第1表示区画100Dが9時の位置となるよう、表示制御部79により表示姿勢が変更される。
このように、サンプルトレイ13の回転ディスク35の回転位置に応じて配置図91の表示姿勢を変更すれば、どの検体設置部37がどういった位置にあって、かつどういった処理が施されているかが一目で分かる。したがって、検体の誤認をより効果的に防止することが可能となる。
上記各実施形態では、円形のサンプルトレイ13を例示したが、サンプルトレイの形状は円形でなくてもよく、例えば矩形状であってもよい。
なお、第1表示区画100を呼出ボタン125として機能させてもよい。この場合は呼出ボタン125を表示しなくてもよく、したがって呼出ボタン表示領域95は不要となる。
オーダは、上記第1実施形態で例示した手動入力に限らず、生化学分析を検査科に依頼する診療科の端末から、生化学分析装置10にオンラインで自動的に入力されてもよい。この場合、取得部は、検体IDを含むオーダをオンラインで受信する受信部となる。
検体ID自体についても同様に、IC(Integrated Circuit)カード化した病院の診察券からカードリーダを介して読み込んでもよい。この場合はカードリーダが取得部となる。
なお、検体IDとしては、生化学分析装置10が設置された病院で患者または患畜に付された、記号や数字からなる患者IDまたは患畜IDでもよい。
オーダ番号は、検体IDと一対一で対応し、かつオーダ画面110において検体IDとともに表示されるので、検体識別情報と言ってもよい。このため、検体IDの替わりにオーダ番号を第1表示区画100に表示してもよい。
上記各実施形態において、表示制御部79、および取得部としての指示受付部80といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。各種のプロセッサには、ソフトウエア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、あるいはFPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、さらにはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合せ(例えば、複数のFPGAや、CPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、1つ以上のCPUとソフトウエアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)である。
以上の説明から、以下の付記項に示す発明を把握することができる。
[付記項1]
生化学分析に供する検体が収容された検体容器が設置される複数の検体設置部が設けられたサンプルトレイを備える生化学分析装置において、
前記検体を識別する検体識別情報を取得する取得プロセッサと、
前記サンプルトレイにおける複数の前記検体設置部の配列状態を模式的に表し、複数の前記検体設置部の各々に対応する表示区画が設けられた配置図を表示部に表示する制御を行う表示制御プロセッサであり、前記取得プロセッサで取得した前記検体識別情報を前記表示区画に表示する表示制御プロセッサとを備える生化学分析装置。
本発明は、上述の種々の実施形態や種々の変形例を適宜組み合わせることも可能である。また、上記各実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の構成を採用し得ることはもちろんである。
10 生化学分析装置
10A 装置本体
11 検体容器
12 カートリッジ
13 サンプルトレイ
14 蓋
14A 開口部
14B カバー部
15 タッチパネル
16 開口部
17 廃却ボックス
18 点着機構
19 点着部
20、21 第1、第2測定部
22 ディスペンサー
25 乾式分析素子
25A 点着孔
26 ノズルチップ
30 表
35 回転ディスク
36 非回転部
37、37A〜37E 検体設置部
38 検体容器設置孔
39 カートリッジ設置孔
45 ノズルチップ設置部
46 希釈液設置部
47 混合カップ設置部
48 チップラック
49 希釈液容器
50 混合カップ
55 第1領域
56 第2領域
57 参照液容器
58 参照液設置部
60 点着用開口
61 素子押え
65 回転部材
66 傾斜回転筒
66A 内孔
67 ベアリング
68 素子収納室
68A 測光窓
69 測光ヘッド
75 主制御部
76、77 第1、第2測定制御部
78 駆動制御部
79 表示制御部
80 指示受付部(取得部)
81 設置センサ
90 メイン画面
91 配置図
92 メッセージ表示領域
93 結果表示切替領域
94 メッセージ
95 呼出ボタン表示領域
96 サマリー表示ボタン
97A、97B、113 ボタン表示領域
100、100A〜100E 第1表示区画
101〜104 第2表示区画
110 オーダ画面(オーダの入力画面、オーダの表示画面)
111、131 設置部識別情報表示領域
112 オーダ入力表示領域
114A〜114E、137A、137B 入力表示ボックス
115 キャンセルボタン
116 OKボタン
120 「START」の標識
121 「STOP」の標識
125 呼出ボタン
126 正常異常表示マーク
130 結果表示画面
132 オーダ表示領域
133 結果表示領域
134 閉じるボタン
135 エクスクラメーションマーク
136 ブロック
138 プリントボタン
139 メールボタン
140 範囲バー
141 指標
INID 設置部識別情報
R 供給経路
SID 検体ID(検体識別情報)
TS 開始時間
TR 残り時間
ITN 測定項目名
NV 数値
ST100〜ST220 ステップ

Claims (14)

  1. 生化学分析に供する検体が収容された検体容器が設置される複数の検体設置部が設けられたサンプルトレイと、
    前記検体を識別する検体識別情報を取得する取得部と、
    前記サンプルトレイにおける複数の前記検体設置部の配列状態を模式的に表し、複数の前記検体設置部の各々に対応する表示区画が設けられた配置図を表示部に表示する制御を行う表示制御部であり、前記取得部で取得した前記検体識別情報を前記表示区画に表示する表示制御部とを備える生化学分析装置。
  2. 前記表示区画は操作ボタンとして機能し、
    前記表示制御部は、前記表示区画が操作された場合に、前記配置図が表示されたメイン画面に替えて、操作された前記表示区画に対応する前記検体設置部に設置された前記検体の前記検体識別情報を含む前記生化学分析のオーダに係るサブ画面を表示する請求項1に記載の生化学分析装置。
  3. 前記サブ画面は、前記オーダの入力画面、または前記入力画面で入力された前記オーダの表示画面である請求項2に記載の生化学分析装置。
  4. 前記サンプルトレイにおいて、前記検体設置部には、各々の前記検体設置部を識別する設置部識別情報が付されており、
    前記表示制御部は、前記表示区画に前記設置部識別情報を表示する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の生化学分析装置。
  5. 前記表示制御部は、前記配置図が表示されたメイン画面に、前記生化学分析の結果を表示する結果表示画面の呼出ボタンを表示し、前記呼出ボタンが操作された場合に、前記メイン画面に替えて、前記結果表示画面を表示する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の生化学分析装置。
  6. 前記表示制御部は、各々の前記検体設置部を識別する設置部識別情報、前記生化学分析の開始時間、および前記生化学分析の残り時間を前記呼出ボタンに表示する請求項5に記載の生化学分析装置。
  7. 前記生化学分析では、複数の測定項目について順次数値を測定し、
    前記表示制御部は、前記結果表示画面において、前記数値が異常な前記測定項目を、前記数値が正常な前記測定項目と区別して表示する請求項5または6に記載の生化学分析装置。
  8. 前記生化学分析では、複数の測定項目について順次数値を測定し、
    前記表示制御部は、前記測定の途中で前記呼出ボタンが操作された場合、前記呼出ボタンが操作された時点で前記測定が終了している前記測定項目の前記数値を、前記結果表示画面に表示する請求項5ないし7のいずれか1項に記載の生化学分析装置。
  9. 前記表示制御部は、前記測定の途中で前記呼出ボタンが操作された場合、前記生化学分析の残り時間を前記結果表示画面に表示する請求項8に記載の生化学分析装置。
  10. 前記生化学分析では、複数の測定項目について順次数値を測定し、
    前記表示制御部は、前記測定の終了後、前記結果表示画面において前記検体識別情報の変更を受け付ける請求項5ないし9のいずれか1項に記載の生化学分析装置。
  11. 前記サンプルトレイは円形で、かつ中心を軸に回転駆動され、
    前記表示制御部は、前記サンプルトレイの回転位置に応じて前記配置図の表示姿勢を変更する請求項1ないし10のいずれか1項に記載の生化学分析装置。
  12. 前記表示部は、前記サンプルトレイが収容された装置本体に取り付けられている請求項1ないし11のいずれか1項に記載の生化学分析装置。
  13. 前記表示制御部は、前記検体容器の設置有無と前記生化学分析の進捗状況を示す表示を前記表示区画に行う請求項1ないし12のいずれか1項に記載の生化学分析装置。
  14. 生化学分析に供する検体が収容された検体容器が設置される複数の検体設置部が設けられたサンプルトレイを備える生化学分析装置の作動方法において、
    前記検体を識別する検体識別情報を取得する取得ステップと、
    前記サンプルトレイにおける複数の前記検体設置部の配列状態を模式的に表し、複数の前記検体設置部の各々に対応する表示区画が設けられた配置図を表示部に表示する制御を行う表示制御ステップであり、前記取得ステップで取得した前記検体識別情報を前記表示区画に表示する表示制御ステップとを備える生化学分析装置の作動方法。
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