JP2015206612A - 自動分析装置及び分析結果表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動分析装置を操作するオペレータが、検体に試薬が添加されるタイミングを簡単に確認できるようにする。【解決手段】反応容器内で、検体に試薬を添加して反応させ、反応容器内の検体の光学特性を測定し、測定した測定データの表示画面を作成する。測定データの表示画面として、測定データの時間による変化を示す測定データグラフ(又は測定データの一覧を示す測定データリスト)の表示画面100を作成する。この表示画面100には、反応容器に試薬を添加したタイミングを示す表示x、yを加える。【選択図】図5

Description

本発明は、検体と試薬とを反応させて検体の成分を分析する自動分析装置及び分析結果表示方法に関する。
自動分析装置として、血液や尿等の検体に含まれる各種成分を分析する生化学分析装置が知られている。この生化学分析装置では、血清、尿等の検体を一定の条件で希釈した後、反応容器に分注して、分析項目に応じた試薬と、検体とを反応容器内で混合して反応させている。そして、生化学分析装置は、吸光度変化量を濃度に換算することによって、検体に含まれる測定対象物質の分析を行っている。
特許文献1には、反応容器に分注された試薬と検体とを反応させ、反応液の吸光度を測定することによって検体を分析する自動分析装置が開示されている。
特開2010−48788号公報
ところで、この種の自動分析装置は、分析項目に応じた試薬を適切なタイミングで検体に混合する必要がある。すなわち、通常、反応液の吸光度は、時間の経過とともに変化する。このため、反応液の吸光度を測定する際には、試薬を混合したタイミングからの経過時間を正確に管理する必要がある。従来の自動分析装置では、試薬の投入タイミングや吸光度の測定タイミングが自動化されているため、自動分析装置を操作するオペレータが、試薬添加による反応の測定が正しいタイミングで的確に行われているかを簡単に知ることはできないという問題があった。
例えば、自動分析装置では、検体に試薬を混合して得た吸光度が、標準となる値から外れていた場合に、検体に含まれる成分が異常な値であると判断される。ところが、万一、試薬を混合するタイミングが何らかの不具合でずれていた場合には、検体に含まれる成分が異常でなくても、適正でない吸光度が検出される可能性がある。
したがって、自動分析装置を操作するオペレータにとっては、自動分析装置が、設定された正しいタイミングで検体と試薬の添加が行われていることを確認できることが好ましいが、従来の自動分析装置では、そのような確認を簡単に行うことは不可能であった。
本発明は、自動分析装置を操作するオペレータが、検体に試薬が添加されるタイミングを簡単に確認できるようにすることを目的とする。
本発明に係る自動分析装置は、検体を収容する検体容器を保持する検体容器保持部と、試薬を収容する試薬容器を保持する試薬容器保持部と、検体容器から取り出した検体に、試薬容器から取り出した試薬を添加して反応させる反応容器を保持する反応容器保持部とを備える。また、反応容器の光学特性を測定する測定部と、測定部が測定した測定データの表示画面を作成する表示制御部とを備える。
そして、表示制御部は、測定部が測定した測定データの時間による変化を示す測定データグラフ、又は測定データの一覧を示す測定データリストの表示画面を作成すると共に、反応容器に試薬を添加したタイミングを示す表示を表示画面に加える処理を行う。
また、本発明の分析結果表示方法は、試薬添加工程と測定工程と表示画面作成工程とを含むものである。
試薬添加工程は、反応容器内の検体に試薬を添加して反応させる工程である。
測定工程は、反応容器の光学特性を測定する工程である。
表示画面作成工程は、光学特性の測定データの時間による変化を示す測定データグラフ、又は測定データの一覧を示す測定データリストの表示画面を作成すると共に、反応容器に試薬を添加したタイミングを示す表示を表示画面に加える工程である。
本発明によると、吸光度の測定データを表示する画面内に、試薬を添加したタイミングが分かる表示が行われる。したがって、自動分析装置を操作するオペレータは、測定データの表示画面から、試薬を添加したタイミングが判り、適正な分析動作が行われているか否かを簡単に判断できるようになる。
本発明の一実施の形態例による自動分析装置を模式的に示す構成図である。 本発明の一実施の形態例の自動分析装置が備える計算機の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による分析処理の手順の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による分析結果表示処理の手順の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による分析結果表示例(例1)を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例による分析結果表示例(例2)を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例による分析結果表示例(例3)と設定画面の表示例を示す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態例に係る自動分析装置について、添付図面を参照して説明する。
[1.自動分析装置の構成]
まず、本発明の一実施の形態例の自動分析装置について、図1を参照して説明する。
自動分析装置1は、血液や尿等の生体試料に含まれる特定の成分の量を自動的に測定する生化学分析装置である。
図1に示すように、自動分析装置1は、サンプルターンテーブル2と、希釈ターンテーブル3と、第1試薬ターンテーブル4と、第2試薬ターンテーブル5と、反応ターンテーブル6とを備える。また、生化学分析装置1は、サンプル希釈ピペット7と、サンプリングピペット8と、希釈撹拌装置9と、希釈洗浄装置11と、第1試薬ピペット12と、第2試薬ピペット13と、第1反応撹拌装置14と、第2反応撹拌装置15と、多波長光度計16と、恒温槽17と、反応容器洗浄装置18と、計算機30とを備える。
サンプルターンテーブル2(検体容器保持部の一例)は、軸方向の一端(図1での上側)が開口した略円筒状をなす容器状に形成されている。このサンプルターンテーブル2には、複数の検体容器21と、例えばコントロール検体、キャリブレータ、希釈液などが入った複数の容器22が収容されている。検体容器21には、血液や尿等からなる検体(サンプル)が収容される。この例では、容器22には、希釈液が収容される。
複数の検体容器21は、サンプルターンテーブル2の周方向に、所定の間隔を開けて並べて配置されている。図1の例では、サンプルターンテーブル2の周方向に並べられた検体容器21は、サンプルターンテーブル2の半径方向に所定の間隔を開けて2列にセットされている。
複数の容器22は、複数の検体容器21の列よりもサンプルターンテーブル2の半径方向の内側に配置されている。複数の容器22は、複数の検体容器21と同様に、サンプルターンテーブル2の周方向に所定の間隔を開けて並べて配置されている。容器22の列は、サンプルターンテーブル2の半径方向に所定の間隔を開けて2列セットされている。
なお、複数の検体容器21と複数の容器22の配列は、2列に限定されるものではなく、1列でもよく、あるいはサンプルターンテーブル2の半径方向に3列以上配置してもよい。
サンプルターンテーブル2は、不図示の駆動機構によって周方向に沿って回転可能に支持されている。そして、サンプルターンテーブル2は、不図示の駆動機構により、周方向に所定の角度範囲ごとに、所定の速度で回転する。また、サンプルターンテーブル2の周囲には、希釈ターンテーブル3(希釈容器保持部の一例)が配置されている。
希釈ターンテーブル3と、第1試薬ターンテーブル4(第1試薬容器保持部の一例)と、第2試薬ターンテーブル5(第2試薬容器保持部の一例)と、反応ターンテーブル6(反応容器保持部の一例)は、サンプルターンテーブル2と同様に、軸方向の一端(図1での上側)が開口した略円筒状をなす容器状に形成されている。希釈ターンテーブル3及び反応ターンテーブル6は、不図示の駆動機構により、その周方向に所定の角度範囲ずつ、所定の速度で回転する。なお、反応ターンテーブル6は、例えば一回の移動で半周以上回転するように設定されている。この一回の移動で半周以上回転するのは1つの例であり、動作する回転量は、装置構成により異なる。
希釈ターンテーブル3には、複数の希釈容器23が希釈ターンテーブル3の周方向に並べて収容されている。希釈容器23には、サンプルターンテーブル2に配置された検体容器21から吸引され、希釈された検体(以下、「希釈検体」という。)が収容される。
第1試薬ターンテーブル4には、複数の第1試薬容器24が第1試薬ターンテーブル4の周方向に並べて収容されている。また、第2試薬ターンテーブル5には、複数の第2試薬容器25が第2試薬ターンテーブル5の周方向に並べて収容されている。第1試薬容器24には、第1試薬が収容され、第2試薬容器25には、第2試薬が収容される。
反応ターンテーブル6は、希釈ターンテーブル3と、2つの試薬ターンテーブル4,5との間に配置されている。反応ターンテーブル6には、複数の反応容器26が反応ターンテーブル6の周方向に並べて収容されている。反応容器26には、希釈ターンテーブル3の希釈容器23からサンプリングした希釈検体と、第1試薬ターンテーブル4の第1試薬容器24からサンプリングした第1試薬と、第2試薬ターンテーブル5の第2試薬容器25からサンプリングした第2試薬が注入される。そして、この反応容器26内において、希釈検体と、第1試薬及び第2試薬が撹拌され、反応が行われる。
サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の周囲に配置される。サンプル希釈ピペット7は、不図示の希釈ピペット駆動機構により、サンプルターンテーブル2及び希釈ターンテーブル3の軸方向(例えば、上下方向)に移動可能に支持されている。また、サンプル希釈ピペット7は、希釈ピペット駆動機構により、サンプルターンテーブル2及び希釈ターンテーブル3の開口と略平行をなす水平方向に沿って回動可能に支持されている。そして、サンプル希釈ピペット7は、水平方向に沿って回動することで、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の間を往復運動する。なお、サンプル希釈ピペット7がサンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の間を移動する際、サンプル希釈ピペット7は、不図示の洗浄装置を通過する。
ここで、サンプル希釈ピペット7の動作について説明する。
サンプル希釈ピペット7がサンプルターンテーブル2における開口の上方の所定位置に移動した際、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って下降し、その先端部を検体容器21内に挿入する。このとき、サンプル希釈ピペット7は、不図示のサンプル用ポンプが作動して検体容器21内に収容された検体を所定量吸引する。次に、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って上昇して先端部を検体容器21内から抜き出す。そして、サンプル希釈ピペット7は、水平方向に沿って回動し、希釈ターンテーブル3における開口の上方の所定位置に移動する。
次に、サンプル希釈ピペット7は、希釈ターンテーブル3の軸方向に沿って下降して、先端部を所定の希釈容器23内に挿入する。そして、サンプル希釈ピペット7は、吸引した検体と、サンプル希釈ピペット7自体から供給される所定量の希釈液(例えば、生理食塩水)を希釈容器23内に吐出する。その結果、希釈容器23内で、検体が所定倍数の濃度に希釈される。その後、サンプル希釈ピペット7は、洗浄装置によって洗浄される。
サンプリングピペット8は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間に配置されている。サンプリングピペット8は、不図示のサンプリングピペット駆動機構により、サンプル希釈ピペット7と同様に、希釈ターンテーブル3の軸方向(上下方向)に移動可能であると共に、水平方向に回動可能に支持されている。そして、サンプリングピペット8は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
このサンプリングピペット8は、希釈ターンテーブル3の希釈容器23内に先端部を挿入して、所定量の希釈検体を吸引する。そして、サンプリングピペット8は、吸引した希釈検体を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出して、反応容器26に希釈検体を注入する。
第1試薬ピペット12は、反応ターンテーブル6と第1試薬ターンテーブル4の間に配置され、第2試薬ピペット13は、反応ターンテーブル6と第2試薬ターンテーブル5の間に配置されている。第1試薬ピペット12は、不図示の第1試薬ピペット駆動機構により、反応ターンテーブル6の軸方向(上下方向)に移動可能であると共に、水平方向に回動可能に支持されている。そして、第1試薬ピペット12は、第1試薬ターンテーブル4と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
第1試薬ピペット12は、第1試薬ターンテーブル4の第1試薬容器24内に先端部を挿入して、所定量の第1試薬を吸引する。そして、第1試薬ピペット12は、吸引した第1試薬を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。この第1試薬の吐出の後、希釈検体が反応容器26内に吐出される。
また、第2試薬ピペット13は、不図示の第2試薬ピペット駆動機構により、第1試薬ピペット12と同様に、反応ターンテーブル6の軸方向(上下方向)と水平方向に移動可能であると共に、回動可能に支持されている。そして、第2試薬ピペット13は、第2試薬ターンテーブル5と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
第2試薬ピペット13は、第2試薬ターンテーブル5の第2試薬容器25内に先端部を挿入して、所定量の第2試薬を吸引する。そして、第2試薬ピペット13は、吸引した第2試薬を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。この第2試薬の吐出で、第2試薬が反応容器26内の希釈検体に添加される。
希釈撹拌装置9及び希釈洗浄装置11は、希釈ターンテーブル3の周囲に配置されている。希釈撹拌装置9は、不図示の撹拌子を希釈容器23内に挿入し、検体と希釈液を撹拌する。
希釈洗浄装置11は、サンプリングピペット8によって希釈検体が吸引された後の希釈容器23を洗浄する装置である。この希釈洗浄装置11は、複数の希釈容器洗浄ノズルを有している。複数の希釈容器洗浄ノズルは、不図示の廃液ポンプと、不図示の洗剤ポンプに接続されている。希釈洗浄装置11は、希釈容器洗浄ノズルを希釈容器23内に挿入し、廃液ポンプを駆動させて挿入した希釈容器洗浄ノズルによって希釈容器23内に残留する希釈検体を吸い込む。そして、希釈洗浄装置11は、吸い込んだ希釈検体を不図示の廃液タンクに排出する。
その後、希釈洗浄装置11は、洗剤ポンプから希釈容器洗浄ノズルに洗剤を供給し、希釈容器洗浄ノズルから希釈容器23内に洗剤を吐出する。この洗剤によって希釈容器23内を洗浄する。その後、希釈洗浄装置11は、洗剤を希釈容器洗浄ノズルによって吸引し、希釈容器23内を乾燥させる。
第1反応撹拌装置14、第2反応撹拌装置15及び反応容器洗浄装置18は、反応ターンテーブル6の周囲に配置されている。第1反応撹拌装置14は、不図示の撹拌子を反応容器26内に挿入し、希釈検体と第1試薬を撹拌する。これにより、希釈検体と第1試薬との反応が均一かつ迅速に行われる。
第2反応撹拌装置15は、不図示の撹拌子を反応容器26内に挿入し、希釈検体と、第1試薬と、第2試薬とを撹拌する。これにより、希釈検体と、第1試薬と、第2試薬との反応が均一かつ迅速に行われる。
反応容器洗浄装置18は、検査が終了した反応容器26内を洗浄する装置である。この反応容器洗浄装置18は、複数の反応容器洗浄ノズルを有している。複数の反応容器洗浄ノズルは、希釈容器洗浄ノズルと同様に、不図示の廃液ポンプと、不図示の洗剤ポンプに接続されている。なお、反応容器洗浄装置18における洗浄工程は、上述した希釈洗浄装置11と同様であるため、その説明は省略する。
光度測定部である多波長光度計16は、反応ターンテーブル6の周囲における反応ターンテーブル6の外壁と対向するように配置されている。多波長光度計16は、反応容器26内に注入され、第1薬液及び第2薬液と反応した希釈検体に対して光学的測定を行って、検体中の様々な成分の量を「吸光度」という数値データとして出力し、希釈検体の反応状態を検出するものである。多波長光度計16には、計算機30が接続されている。
さらに、反応ターンテーブル6の周囲には、恒温槽17が配置されている。この恒温槽17は、反応ターンテーブル6に設けられた反応容器26の温度を常時一定に保持するように構成されている。
[2.計算機の構成例]
次に、自動分析装置1が備える計算機30の構成例を説明する。
図2は、計算機30の内部構成例を示すブロック図である。
計算機30は、制御部31と記録部34と表示部35と入力部36とインタフェース部37とを備える。これら制御部31と記録部34と表示部35と入力部36とインタフェース部37とは、バス38により相互にデータ転送可能に接続されている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)等によって構成されており、自動分析装置1内の各部の動作を制御する。この制御部31は、分析制御部32と表示制御部33とを備える。
分析制御部32は、反応容器26に希釈検体や試薬を注入するタイミングを制御すると共に、多波長光度計16での光度の測定タイミングについても制御する。
表示制御部33は、自動分析装置1の光度測定部である多波長光度計16が測定したデータを取得して、その測定データからそれぞれの検体の測定データの表示画面を作成する。表示制御部33が作成した表示画面は、表示部35に表示される。
記録部34は、例えば、HDD(Hard disk drive)や半導体メモリなどの大容量の記録装置によって構成され、制御部31が実行するプログラム,パラメータ,検量線,測定結果,入力部36によってなされた入力操作等を記録する。
表示部35は、分析装置の操作画面や分析結果の画面などを表示する。分析結果の画面の例は後述する。この表示部35には、例えば、液晶ディスプレイ装置等が用いられる。
入力部36は、ユーザによって行われる自動分析装置1に対する操作入力を受け付け、入力信号を制御部31に出力する。この入力部36には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル等が用いられる。
インタフェース部37には、多波長光度計16が出力する希釈検体の測定データが入力され、その測定データが制御部31に受け渡される。なお、図2では、インタフェース部37に多波長光度計16だけを接続した例を示しているが、自動分析装置1内の各部についても同様にインタフェース部37に接続され、計算機30による制御が行われる。
[3.分析処理の例]
次に、図3のフローチャートを参照して、計算機30の分析制御部32の制御で行われる検体の分析処理の例について説明する。
自動分析装置1は、図1に示すように各ターンテーブル2〜6に複数の容器が配置され、各ターンテーブル2〜6の回転に連動して、多数の検体の分析が同時に行われる。このように自動分析装置1は、複数の分析が並行して同時に実行されるが、分析結果については、それぞれの検体ごとに個別に管理される。図3のフローチャートに示す分析処理は、1つの反応容器26に注入された1つの検体についての分析処理である。
まず、分析制御部32は、反応容器26に第1試薬を注入する(ステップS11)。
次に、分析制御部32は、サンプリングピペット8により、反応ターンテーブル6上の反応容器26に希釈検体を注入するタイミング(ここでは第1試薬を注入するタイミング)になったか否かを判断する(ステップS12)。ここで、試薬を注入するタイミングになったと判断したときには、分析制御部32は、反応ターンテーブル6により回転する反応容器26が、多波長光度計16の前を通過するタイミングで、多波長光度計16で反応容器26内の希釈検体の光度の測定工程を開始する(ステップS13)。ここでの光度の測定は、主波長と副波長の2つの波長で行われる。多波長光度計16による光度の測定は、該当する反応容器26が回転して通過するごとに毎回行われ、多波長光度計16が測定したデータは制御部31によって、計算機30の記録部34に記録される。
そして、第1試薬と希釈検体とが混合されたタイミングである、第1試薬の注入タイミングを記憶する(ステップS14)。
その後、分析制御部32は、別の試薬を注入する必要があるか否か判断する(ステップS15)。別の試薬(第2試薬)を注入する必要があると判断した場合、分析制御部32は、別の試薬(第2試薬)を注入するタイミングになったか否かを判断し(ステップS17)、注入するタイミングであるとき、第2試薬ピペット13が第2試薬を注入すると共に、注入したタイミングを記憶し(ステップS18)、ステップS15の処理に戻る。
このようにして試薬を反応容器26に添加する試薬添加工程が実行される。
ステップS15で試薬の注入が完了したと判断した場合には、分析制御部32は、希釈検体の反応を検出する期間が終了したか否かを判断し(ステップS16)、反応を検出する期間が終了するまで待機する。そして、反応を検出する期間が終了したタイミングで、反応容器26内の希釈検体の光度の測定を終了する。
[4.表示処理の例]
次に、図4のフローチャートを参照して、分析処理で得た測定データに基づいて、表示制御部33が測定データグラフ又は測定データリストの表示画面を作成する処理を説明する。この表示制御部33が作成した表示画面は、表示部35が表示する。
まず表示制御部33は、多波長光度計16が測定した主波長と副波長の測定データを記憶データから読み出す(ステップS21)。この測定データは、反応ターンテーブル6が1回転するごとに多波長光度計16によって、一定間隔で測定されるデータである。
そして、表示制御部33は、予め用意された演算式に主波長と副波長の測定データを代入して、演算値を得る(ステップS22)。
次に、表示制御部33は、取得した主波長と副波長の測定データとステップS22で得た演算値を使用して、これらの値の時間による変化を示す測定データグラフを作成する(ステップS24)。続いて、表示制御部33は、測定データグラフが、反応容器26に試薬を注入したタイミングを表示する設定があるか否かを判断する(ステップS25)。この判断で、試薬を注入したタイミングを表示する設定があると判断したとき、表示制御部33は、ステップS23で取得したタイミングに基づいて、測定データグラフの中に、検体を注入したタイミングを示すラインを表示する(ステップS26)。
また、表示制御部33は、測定データグラフが、反応容器26に試薬を注入したタイミングを表示する設定があるか否かを判断する(ステップS27)。この判断で、試薬を注入したタイミングを表示する設定があると判断したとき、表示制御部33は、ステップS23で取得したタイミングに基づいて、測定データグラフの中に、試薬(第1試薬及び第2試薬)を注入したタイミングを示すラインを表示する(ステップS28)。
[5.具体的な表示例]
次に、図5〜図7を参照して、表示制御部33が作成した測定結果の画面の表示例について説明する。
図5は、主波長と副波長と演算値の3つの変化を示す測定データグラフの表示画面100を示す。図5A,B,Cに示す3つの表示画面100では、試薬を注入したタイミングと試薬を注入したタイミングの表示形態が異なる。
表示画面100は、横軸を時間(分)、縦軸を吸光度とした測定データのグラフである。この表示画面100の上部には、演算結果の選択ボタン101と、主波長の選択ボタン102と、副波長の選択ボタン103が表示されている。図5の例では、いずれの選択ボタン101,102,103も選択された状態で、グラフ上に主波長aと副波長bと演算結果cを表示した状態を示す。
また、表示画面100の上部には、第1試薬注入タイミングの選択ボタン104と第2試薬注入タイミングの選択ボタン105と第3試薬注入タイミングの選択ボタン106も表示されている。
なお、計算機30を操作するオペレータによるマウスなどを使用したユーザーインターフェースを通した選択ボタン101〜106の操作で、それぞれの項目の表示状態(オン状態)と非表示状態(オフ状態)が選択される。
図5Aの表示画面100は、第1試薬タイミングの選択ボタン104と、第2試薬注入タイミングの選択ボタン105の2つがオン状態である場合の例である。
この図5Aの場合には、表示画面100として、第1試薬注入タイミングを示すラインxと、第2試薬注入タイミングを示すラインyが表示されている。検体注入タイミングを示すラインxは、グラフ上の0秒の位置であり、グラフの左端に表示される。第2試薬注入タイミングを示すラインyは、グラフ上の約4.3分の位置に表示される。
なお、図5Aに示すように複数のラインx、yを1画面中に同時に表示する際には、それぞれのラインx、yの表示態様を変化させるようにしてもよい。例えば、ラインxとラインyは、表示色を変えてもよい。あるいは、ラインyを太線や実線で表示し、ラインxを細い線や破線で表示してもよい。
図5Bの表示画面100は、第2試薬注入タイミングの選択ボタン105がオン状態である場合の例である。
この図5Bの場合には、表示画面100として、第1試薬注入タイミングを示すラインyのみが表示される。
図5Cの表示画面100は、3つの注入タイミングの選択ボタン104,105,106がいずれもオフ状態である場合の例である。
この図5Cの場合には、表示画面100として、注入タイミングを示すラインx、yは表示されない。
なお、図5A,B,Cは、いずれも横軸が時間であるが、横軸を回転数としてもよい。また、図5では第3試薬の注入タイミングは表示しない例としたが、選択ボタン106がオン状態のときは、表示画面100に、第3試薬の注入タイミングを示すラインが表示される。
このように、自動分析装置1によると、分析結果の測定データのグラフを表示する画面上に、試薬の注入タイミングが表示される。したがって、表示画面100を見たオペレータは、グラフ上の測定結果が、試薬や検体の適正なタイミングでの添加に基づいたものか否かを容易に判断できるようになる。例えば、図5Aや図Bに示すように、第2試薬の注入タイミングを示すラインyの表示を行うことで、オペレータは、第2試薬の注入直後から主波長aや演算結果cの値が変化していることが分かり、検体の分析が正しく行われていることが分かる。もし、試薬の注入タイミングよりも前から主波長aなどの値が変化した場合や、逆に試薬の注入タイミングより後に変化が殆どない場合には、正しく試薬が注入されていない等の何らかの異常がある可能性が高いことが分かる。
また、複数の試薬が異なるタイミングで注入される場合にも、表示画面100を見たオペレータは、それぞれの試薬が正しいタイミングで注入されていることが分かる。
さらに、第1試薬の注入タイミングについても、左端の0秒の位置であることで、オペレータは正しいタイミングで検体が注入されて、そのタイミングから分析が行われていることが分かり、自動分析装置1が正しいタイミングで動作していることが分かる。
図6は、分析結果の別の表示例である。
図6に示す表示画面200は、測定データの一覧を示す測定データリストの例である。
表示画面200は、多波長光度計16が測定した主波長と副波長、及びそれらの波長の測定データから得た演算値のリストである。この表示画面200において、ナンバー[No.]と示された1〜41の数字は、反応ターンテーブル6の回転数を示す。すなわち、多波長光度計16は、反応ターンテーブル6が1回転して、該当する反応容器26が通過した際に測定を行うものであり、この例では1回転目から41回転目までの測定を行った例を示す。反応ターンテーブル6が1回転する時間は一定であり(例えば十数秒程度)、回転数に1回転する時間を乗算することで、測定時間になる。
そして、表示画面200においては、1回転目(No.1)の計測値の脇に、第1試薬の注入タイミングであることを示す印P1が表示される。また、21回転目(No.21)の計測値の脇に、第2試薬の注入タイミングであることを示す印P2が表示される。
検体の注入タイミングの印P1と、第1試薬の注入タイミングの印P2は、図6では同じ図形であるが、異なる図形としたり、あるいは表示色を変えてもよい。
この図6に示すように計測データリスト中に注入タイミングを示す表示を行うことで、図5の例のグラフ表示時と同様に、正しいタイミングで動作していることが分かる。
なお、この図6の例の場合には、選択ボタンが表示されない例を示すが、図5の例と同様に、それぞれの注入タイミングの表示のオン・オフを指示する選択ボタンを表示するようにしてもよい。
また、図5及び図6に示す試薬の注入タイミングの表示としては、第1試薬と第2試薬の注入タイミングだけを示したが、さらに異なる注入タイミングの試薬(第3試薬)がある場合には、この第3試薬の注入タイミングを同時に表示してもよい。
図7は、分析結果の別の表示例である。
図7A,Bに示す画面は、図5に示す表示画面100と同様に、主波長と副波長と演算値の3つの変化を示す測定データグラフの表示画面100である。これらの図7に示す測定データグラフの表示画面100では、横軸として、回転数を示す[Point]の表示である。この回転数は、1回転に要する時間を乗算することで、時間に換算することができる。
また、図7Cに示す表示画面300は、パラメータ設定の画面である。
図7A,Bに示す表示画面100の場合には、図5の例で説明した第1〜第3試薬の注入タイミングの選択ボタン104〜106を表示しない。
そして、この例では図7Cに示すように、図7Cに示すパラメータ設定の表示画面300の内の1つのパラメータ選択部301として、「反応過程モニター試薬添加タイミング表示」の項目を用意し、その値の欄を「0」か「1」に選択することで、試薬の添加タイミングの非表示又は表示が選択できるようにした。パラメータ選択部301のコメントの欄には、「0:非表示 1:表示」と記載し、値の欄には、「0」又は「1」がユーザ操作で選択されるようにした。このパラメータ設定の表示画面300でのユーザ操作による選択が、図7A,Bに示す表示画面100に反映される。
例えば、図7Cに示すパラメータ設定の表示画面300のパラメータ選択部301で、値「1」(試薬添加タイミングの表示)を選ぶ操作が事前にあるとき、グラフの表示画面100は、図7Aに示すように、第1試薬注入タイミングを示すラインxと、第2試薬注入タイミングを示すラインyを表示する。また、図7Cに示すパラメータ設定の表示画面300のパラメータ選択部301で、値「0」(試薬添加タイミングの非表示)を選ぶ操作が事前にあるとき、グラフの表示画面100は、図7Bに示すように、各試薬の注入タイミングを示すラインを表示しない。
なお、図7Cに示すパラメータ設定の表示画面300では、試薬添加タイミングの表示と非表示を一括して選択する例を示したが、パラメータ設定の画面では、複数の試薬のそれぞれの添加タイミングの表示と非表示を個別に選択するようにしてもよい。
[6.変形例]
なお、上述した実施の形態例で説明した図5〜図7の表示画面は一例を示したものであり、その他の表示形態の表示画面としてもよい。
例えば、図5に示す測定データグラフでは、反応容器に検体を入れたタイミングを左端とし、その検体を入れたタイミングからの経過時間で測定データの変化を示すようにした。これに対して、表示画面として、例えば反応容器に試薬を添加したタイミングをグラフの左端の基点とし、その試薬添加タイミングからの測定データの変化を示すようにしてもよい。この場合でも、左端の基点となる位置が、試薬を添加するタイミングを示すラインや印などの表示を行うのが好ましい。
また、図5に示すグラフの表示と図6に示すデータリストの表示は、例えば表示部35の1つの画面内に同時に表示するようにしてもよい。
図7A又は図7Bに示すグラフの表示画面100と、図7Cに示すパラメータ設定画面300についても、1つの画面内に同時に表示してもよい。あるいはまた、図7A又は図7Bに示すグラフの表示画面100の上に、図7Cに示すパラメータ設定画面300を別のウィンドウとして重ねて表示してもよい。さらに、図7Cに示すパラメータ設定画面300は試薬添加タイミングの表示の有無を指示する設定画面の1つの例であり、その他の設定画面で、試薬添加タイミングの表示の有無を指示するようにしてもよい。
また、計算機30が備える表示制御部33が作成した表示画面は、表示部35に表示されるようにしたが、表示制御部33が作成した表示画面を、自動分析装置1とは別の外部の表示装置に表示するようにしてもよい。あるいは、記録部34が、表示制御部33で作成した表示画面を記録してもよい。さらにまた、計算機30にプリンタを接続して、そのプリンタで、表示制御部33で作成した表示画面が印刷されるようにしてもよい。
また、図1に示す自動分析装置1の構成は、一例を示したものであり、検体に試薬を添加して検査を行う様々な構成の自動分析装置に本発明が適用可能である。例えば、図1に示す自動分析装置1では、反応容器26に2つの試薬(第1試薬及び第2試薬)を添加するようにしたが、1つの試薬、あるいは3つ以上の試薬を添加する装置に適用してもよい。3つ以上の試薬を添加する場合には、分析結果の表示画面が、それぞれの試薬の添加タイミングを個別に表示するのが好ましい。
また、図1に示す自動分析装置1は、多波長光度計16が反応容器26内の検体の吸光度を測定し、その吸光度の測定データを表示するようにした。これに対して、自動分析装置が、吸光度以外の光学特性を測定する測定部を備えて、その測定部が測定したデータを表示する際に、試薬を添加するタイミングが分かる表示画面を生成させてもよい。
また、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
1…自動分析装置、2…サンプルターンテーブル、3…希釈ターンテーブル、4…第1試薬ターンテーブル、5…第2試薬ターンテーブル、6…反応ターンテーブル、7…サンプル希釈ピペット、8…サンプリングピペット、16…多波長光度計、21…検体容器、22…容器、23…希釈容器、24…第1試薬容器、25…第2試薬容器、26…反応容器、30…計算機、31…制御部、32…分析制御部、33…表示制御部、34…記録部、35…表示部、100,200,300…表示画面、101,102,103,104,105…選択ボタン、301…パラメータ選択部

Claims (6)

  1. 検体を収容する検体容器を保持する検体容器保持部と、
    試薬を収容する試薬容器を保持する試薬容器保持部と、
    前記検体容器から取り出した検体に、前記試薬容器から取り出した試薬を添加して反応させる反応容器を保持する反応容器保持部と、
    前記反応容器内の検体の光学特性を測定し、測定結果を出力する測定部と、
    前記測定部が測定した測定データの時間による変化を示す測定データグラフ、又は測定データの一覧を示す測定データリストの表示画面を作成すると共に、前記反応容器に試薬を添加したタイミングを示す表示を前記表示画面に加える表示制御部と、を備える
    自動分析装置。
  2. 前記表示制御部は、前記表示画面に、試薬を添加したタイミングを示す表示のオンとオフを選択するボタンを表示する
    請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 前記反応容器に添加される試薬として第1試薬と第2試薬を備え、
    前記表示制御部は、前記表示画面に、前記第1試薬を添加したタイミングと前記第2試薬を添加したタイミングを個別に表示し、
    前記表示画面に表示される前記ボタンとして、前記第1試薬を添加したタイミングを示す表示のオンとオフを選択する第1のボタンと、前記第2試薬を添加したタイミングを示す表示のオンとオフを選択する第2のボタンとを有する
    請求項2に記載の自動分析装置。
  4. 前記表示制御部は、試薬を添加したタイミングの表示の有無を選択する設定画面を表示し、その設定画面で試薬を添加したタイミングの表示有りと事前に設定がある場合に、前記表示画面で、試薬を添加したタイミングを示す表示を行う
    請求項1に記載の自動分析装置。
  5. 前記表示制御部は、前記表示画面に表示する測定データの一覧を示す測定データリストを作成する際に、試薬を添加したタイミングの測定データに、添加タイミングを示す印を付加するようにした
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動分析装置。
  6. 反応容器内の検体に試薬を添加して反応させる試薬添加工程と、
    前記反応容器内の検体の光学特性を測定する測定工程と、
    光学特性の測定データの時間による変化を示す測定データグラフ、又は測定データの一覧を示す測定データリストの表示画面を作成すると共に、前記反応容器に試薬を添加したタイミングを示す表示を前記表示画面に加える表示画面作成工程と、を含む、
    分析結果表示方法。
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