JP6219757B2 - 自動分析装置及び異常判定方法 - Google Patents
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Description
<1−1.自動分析装置の構成>
以下、本発明の第1の実施の形態例に係る自動分析装置について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
サンプル希釈ピペット7がサンプルターンテーブル2における開口の上方の所定位置に移動した際、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って下降し、その先端に設けたピペットを検体容器21内に挿入する。このとき、サンプル希釈ピペット7は、不図示のサンプル用ポンプが作動して検体容器21内に収容された検体を所定量吸引する。次に、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って上昇してピペットを検体容器21内から抜き出す。そして、サンプル希釈ピペット7は、水平方向に沿って回動し、希釈ターンテーブル3における開口の上方の所定位置に移動する。
次に、計算機30の構成例を説明する。
図2は、計算機30の内部構成例を示すブロック図である。
計算機30は、バス36に接続された、制御部31と、記録部32と、出力部33と、入力部34と、インタフェース部35とを備える。
ここで、検量線の作成方法を説明する。
生化学分析装置1で用いられる検量線は、例えば、標準検体と試薬との混合液との吸光度を測定した一次関数(濃度−吸光度特性線)で表される。なお、一次関数に限らず、他の種類の関数等を用いて検量線が表されることもある。
この検量線は、患者検体の測定データを算出するために用いられ、例えば、1日に1回作成される。検量線作成部31aが検体の測定結果を濃度演算するために標準検体を用いて検量線を作成すると、それぞれの標準検体の測定結果を時系列的な履歴情報として記録部32に記録し、必要に応じて出力部33に表示する。
図3は、標準検体と検量線との関係を示すグラフである。
図3は、標準検体の濃度(測定ポイント)を横軸とし、この標準検体の吸光度を縦軸として、測定ポイント毎に測定された標準検体の吸光度を結んで算出される検量線L1を示している。この検量線L1は、測定時間「12:00」に、設定された時間間隔内(例えば、30分以内)で測定した測定ポイントp1〜p3,p5の標準検体の測定データを結んで算出されている。
図4は、検量線の良否判定処理の例を示すフローチャートである。
始めに、ユーザは、入力部34を用いて検量線の作成開始を指示する(S1)。そして、検量線作成部31aは、複数の測定ポイントの測定データにより、検量線の作成を開始し、作成した検量線を用いて所定の測定項目に従った患者検体の測定を行う(S2)。
次に、出力部33に表示される画面について、図5を参照して説明する。
出力部33には、生化学分析装置1の操作を行うための操作パネルウィンドウ40が表示される。出力部33の表示面と入力部34の操作面とは重ねて配置されており、ユーザが操作パネルウィンドウ40に表示されたアイコンをタッチすることにより、操作指示を行うことが可能である。
<2−1.検量線の良否判定処理の説明>
次に、本発明の第2の実施の形態例に係る生化学分析装置1の動作例について、図6を参照して説明する。
図6は、検量線の良否判定処理の例を示すフローチャートである。
なお、自動分析装置としては、生化学分析装置1の他に、免疫分析装置、尿分析装置等の様々な分析装置を用いることができる。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (9)
- 検量線を作成するために、濃度の異なる標準検体に対応して設けられた複数の測定ポイントにおける、前記標準検体の吸光度の測定時間を記録する記録部と、
前記複数の測定ポイントにおける前記測定時間が所定の時間内に含まれるか否かにより、前記測定ポイントの良否を判定する判定部と、を備える
自動分析装置。 - 前記判定部は、前記複数の測定ポイントのうち、一の測定ポイントと、他の測定ポイントとの時間間隔が、予め設定された前記時間間隔未満である場合に前記測定ポイントを良と判定する
請求項1に記載の自動分析装置。 - さらに、新たな測定ポイントを追加し、前記新たな測定ポイントを含めて前記複数の測定ポイントにより、前記検量線の作成を指示する入力部を備え、
前記判定部は、追加された前記測定ポイントの測定時間と、他の前記測定ポイントの測定時間との時間間隔が、予め設定された前記時間間隔未満である場合に前記追加した測定ポイントを良と判定する
請求項1に記載の自動分析装置。 - 前記判定部は、前記複数の測定ポイントのうち、前記測定時間が最も遅い前記測定ポイントと、前記測定時間が最も早い前記測定ポイントとの測定時間の差が、予め設定された前記時間間隔未満である場合に前記複数の測定ポイントを良と判定する
請求項2又は3に記載の自動分析装置。 - さらに、前記測定ポイントの測定値に基づいて前記検量線を作成する検量線作成部と、
前記判定部によって否と判定された前記測定ポイントを含む、前記複数の測定ポイントによって作成された前記検量線の異常を報知するアラーム部と、を備える
請求項4に記載の自動分析装置。 - 前記入力部は、前記判定部が前記測定ポイントの良否を判定するための前記時間間隔を設定する
請求項5に記載の自動分析装置。 - 前記入力部は、前記検量線を作成するために必要な前記測定ポイントを指示し、
前記判定部は、指示された前記測定ポイントが不足するか否かを判定し、
前記アラーム部は、前記判定部によって前記測定ポイントが不足していると判定された場合に、前記測定ポイントの指示不足を指摘するアラーム情報を報知する
請求項6に記載の自動分析装置。 - さらに、反応容器に分注された前記標準検体の吸光度を測定し、測定結果を出力する光度計を備える
請求項1〜7のいずれかに記載の自動分析装置。 - 検量線を作成するために、濃度の異なる標準検体に対応して設けられた複数の測定ポイントにおける、前記標準検体の吸光度の測定時間が、予め設定された時間間隔以上である場合に、前記測定ポイントの良否を判定する
異常判定方法。
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