JP6242252B2 - 自動分析装置及び異常検出方法 - Google Patents
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Description
<1−1.自動分析装置の構成>
まず、本例の自動分析装置について図1を参照して説明する。
図1は、本例の自動分析装置を模式的に示す説明図である。
図1に示す装置は、本発明の自動分析装置の一例として適用する生化学分析装置1である。生化学分析装置1は、血液や尿等の生体試料に含まれる特定の成分の量を自動的に測定する装置である。
サンプル希釈ピペット7がサンプルターンテーブル2における開口の上方の所定位置に移動した際、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って下降し、その先端に設けたピペットを検体容器21内に挿入する。このとき、サンプル希釈ピペット7は、不図示のサンプル用ポンプが作動して検体容器21内に収容された検体を所定量吸引する。次に、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って上昇してピペットを検体容器21内から抜き出す。そして、サンプル希釈ピペット7は、水平方向に沿って回動し、希釈ターンテーブル3における開口の上方の所定位置に移動する。
次に、計算機30の構成例を説明する。
図2は、計算機30の内部構成例を示すブロック図である。
計算機30は、バス38に接続された、制御部31と、記録部34と、表示部35と、入力部36と、インタフェース部37とを備える。
アラーム部33は、検出部32によって希釈異常等が検出された場合に、アラームを出力し、希釈検体の再作成をユーザに指示する。
表示部35は、希釈異常の検出結果やアラーム部33が出力したアラームを表示する。この表示部35には、例えば、液晶ディスプレイ装置等が用いられる。
入力部36は、ユーザによって行われる生化学分析装置1に対する操作入力を受け付け、入力信号を制御部31に出力する。この入力部36には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル等が用いられる。
次に、希釈検体の生成手順について、図3を参照して説明する。
図3は、検体から生成した希釈検体を反応容器26に移送する手順を示す。図3では、検体や希釈検体の移動方向を細矢印で表し、容器に移送される順番を白抜きした太矢印で表している。
図4は、図3の各ステップに対応して検体容器21、希釈容器23、反応容器26に収容された検体の例を示す。
図3に示したステップS1では、検体容器21毎に、例えば、3種類の検体が収容されている。図中では、検体容器21に「サンプル1」〜「サンプル3」とラベリングされて、検体容器21が区別されている。ステップS2では、検体容器21毎に、同じ希釈液が用いられた希釈検体が希釈容器23に収容されている。なお、希釈容器23は、検体毎に少なくとも2つ設けてあり、1つの検体を希釈して得られた希釈検体が2つの希釈容器23a,23bに収容されている。
図5は、希釈検体の吸光度を示すグラフである。このグラフでは、横軸を希釈系列(単位1/10)とし、縦軸を吸光度としている。
(D1/D2)×100=検出値(%)…(1)
図6は、検出部32が行う希釈検体の異常検出処理の例を示す。
始めに、検出部32は、反応容器26aにラベリングされた検出用項目「D1」の吸光度データを記録部34より取得する(S11)。次に、検出部32は、反応容器26bにラベリングされた検出用項目「D2」の吸光度データと共に、その他の全ての検査項目から測定されたデータを取得する(S12)。
なお、上述した実施の形態例では、同一検体から同一条件で2つ作成した希釈検体を、希釈ターンテーブル3に設置された希釈容器23に収容する例を示したが、希釈ターンテーブル3は必須ではない。例えば、希釈容器23を直線上に保持するラインテーブルを有する生化学分析装置であっても、検出用項目「D1」、「D2」の比較、及び希釈検体の異常検出を行うことができる。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (6)
- 検体を収容する検体容器から前記検体を吸引し、希釈液と共に希釈容器に分注して希釈検体を作成する際に、同一の希釈倍率、及び同一の条件下で複数の前記希釈容器に同一の前記検体を分注して複数の前記希釈検体を作成する第1分注部と、
同一の前記検体から作成された前記複数の希釈検体の一つを吸引し、第1反応容器に分注し、残りの前記複数の希釈検体の一つを吸引し、第2反応容器に分注する第2分注部と、
前記第1反応容器に分注された前記希釈検体の吸光度と、前記第2反応容器に分注された前記希釈検体の吸光度とを測定する光度計と、
前記第1反応容器に分注された前記希釈検体の吸光度と、前記第2反応容器に分注された前記希釈検体の吸光度とを比較して、前記2つの吸光度が異なる場合に前記希釈検体の異常を検出する検出部と、を備える
自動分析装置。 - さらに、前記検出部によって前記希釈検体の異常が検出された場合には、アラームを出力するアラーム部を備える
請求項1に記載の自動分析装置。 - 前記アラーム部は、前記検出部によって前記希釈検体の異常が検出された場合には、前記希釈検体の再作成を指示する
請求項2に記載の自動分析装置。 - 前記希釈容器は、円周上に前記希釈容器を保持するターンテーブル、又は直線上に前記希釈容器を保持するラインテーブルに保持される
請求項3に記載の自動分析装置。 - 前記希釈液は、界面活性剤を含む生理食塩水である
請求項4に記載の自動分析装置。 - 第1分注部が、検体容器から検体を吸引し、希釈液と共に希釈容器に分注して希釈検体を作成する際に、同一の希釈倍率、及び同一の条件下で複数の前記希釈容器に同一の前記検体を分注して複数の前記希釈検体を作成するステップと、
第2分注部が、同一の前記検体から作成された前記複数の希釈検体の一つを吸引し、第1反応容器に分注し、残りの前記複数の希釈検体の一つを吸引し、第2反応容器に分注するステップと、
光度計が、前記第1反応容器に分注された前記希釈検体の吸光度と、前記第2反応容器に分注された前記希釈検体の吸光度とを測定するステップと、
検出部が、前記第1反応容器に分注された前記希釈検体の吸光度と、前記第2反応容器に分注された前記希釈検体の吸光度とを比較して、前記2つの吸光度が異なる場合に前記希釈検体の異常を検出するステップと、を含む
異常検出方法。
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