JP7105112B2 - 分注ユニット、自動分析装置及び液面検出判定方法 - Google Patents
分注ユニット、自動分析装置及び液面検出判定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7105112B2 JP7105112B2 JP2018112812A JP2018112812A JP7105112B2 JP 7105112 B2 JP7105112 B2 JP 7105112B2 JP 2018112812 A JP2018112812 A JP 2018112812A JP 2018112812 A JP2018112812 A JP 2018112812A JP 7105112 B2 JP7105112 B2 JP 7105112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid level
- output value
- sensor output
- level detection
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
制御部は、第1液面検出判定条件と、第2液面検出判定条件と、を有している。第1液面検出判定条件は、液面センサが検出した最新のセンサ出力値である最新センサ出力値と、最新センサ出力値の1つ前に液面センサが検出したセンサ出力値である前回センサ出力値との差分が、予め設定した第1液面判定閾値を超えたか否かを判断する。第2液面検出判定条件は、最新センサ出力値と、前回センサ出力値よりも前に液面センサが検出したセンサ出力値である数回前センサ出力値との差分が、予め設定した第2液面判定閾値を超えたか否かを判断する。
そして、制御部は、第1液面検出判定条件と第2液面検出判定条件のうちいずれかの条件を満たした場合に、分注プローブが液体の液面に接触したと判断する。
(1)液体に接触し、吸引した液体を収容する導電性の分注プローブの電気状態の変動を検出する液面センサからセンサ出力値を取得する工程。
(2)液面センサが検出した最新のセンサ出力値である最新センサ出力値と、最新センサ出力値の1つ前に液面センサが検出したセンサ出力値である前回センサ出力値との差分が、予め設定した第1液面判定閾値を超えたか否かを判断する第1液面検出判定工程。
(3)最新センサ出力値と、前回センサ出力値よりも前に液面センサが検出したセンサ出力値である数回前センサ出力値との差分が、予め設定した第2液面判定閾値を超えたか否かを判断する第2液面検出判定工程。
(4)第1液面検出判定工程と第2液面検出判定工程のうちいずれかの工程で条件を満たした場合に、分注プローブが液体の液面に接触したと判断する工程。
1-1.自動分析装置の構成
まず、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる自動分析装置について図1を参照して説明する。
図1は、本例の自動分析装置を模式的に示す説明図である。
サンプル希釈ユニット7がサンプルターンテーブル2における開口の上方の所定位置に移動した際、サンプル希釈ユニット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って下降し、その先端に設けた分注プローブ103を検体容器21内に挿入する。このとき、サンプル希釈ユニット7は、ポンプ111(図2参照)が作動して検体容器21内に収容された検体を所定量吸引する。次に、サンプル希釈ユニット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って上昇して分注プローブ103を検体容器21内から抜き出す。そして、サンプル希釈ユニット7は、水平方向に沿って回動し、希釈ターンテーブル3における開口の上方の所定位置に移動する。
次に、分注ユニットの詳細な構成について図2及び図3を参照して説明する。
次に、分注ユニットの制御系の構成について説明する。
次に、上述した構成を有する分注ユニット7の動作例について図4A~図8を参照して説明する。なお、以下の説明では、分注ユニット7が検体を吸引する動作例について説明する。
図4Aは、分注ユニット7の検体容器21に挿入する状態を示す説明図、図4Bは液面センサ32のセンサ出力値を示すグラフである。また、図5は、分注ユニット7の動作例を示すタイムチャートである。
次に、分注プローブ103が検体Lの液面に接触したか否かの判定、すなわち液面検出判定について図5及び図6を参照して説明する。
図6は、分注ユニット7における液面検出判定を示すフローチャートである。
次に、上述した問題点を解決した本例の分注ユニット7の液面乖離判定について図7を参照して説明する。
図7は、分注ユニット7における液面乖離判定を示すフローチャートである。
次に、表示装置40に表示される表示例について図8を参照して説明する。
図8は、表示装置40に表示される表示例である。
Claims (9)
- 液体に接触し、吸引した前記液体を収容する導電性の分注プローブと、
前記分注プローブの電気状態の変動を検出する液面センサと、
前記液面センサが検出したセンサ出力値に応じて前記分注プローブが前記液体に接触したか否かの液面検出判定を行う制御部と、
前記液面センサが検出したセンサ出力値を格納する記憶部と、を備え、
前記制御部は、
前記液面センサが検出した最新のセンサ出力値である最新センサ出力値と、前記最新センサ出力値の1つ前に前記液面センサが検出したセンサ出力値である前回センサ出力値との差分が、予め設定した第1液面判定閾値を超えたか否かを判断する第1液面検出判定条件と、
前記最新センサ出力値と、前記前回センサ出力値よりも前に前記液面センサが検出したセンサ出力値である数回前センサ出力値との差分が、予め設定した第2液面判定閾値を超えたか否かを判断する第2液面検出判定条件と、を有し、
前記第1液面検出判定条件と前記第2液面検出判定条件のうちいずれかの条件を満たした場合に、前記分注プローブが前記液体の液面に接触したと判断する
分注ユニット。 - 前記液面センサは、前記分注プローブの静電容量を検出するセンサである
請求項1に記載の分注ユニット。 - 前記制御部は、前記液面センサから次のセンサ出力値を取得すると、前記最新センサ出力値を前記前回センサ出力値に更新する
請求項1又は2に記載の分注ユニット。 - 前記液面検出判定の情報を表示する表示装置を備えた
請求項1~3のいずれか1項に記載の分注ユニット。 - 前記制御部は、前記液面センサが検出したセンサ出力値に応じて、前記分注プローブが前記液体に接触した後に行う前記液体を吸引する吸引動作時に、前記分注プローブが前記液体の液面から離れていないか否かを監視する液面乖離判定を行う
請求項1~4のいずれか1項に記載の分注ユニット。 - 前記制御部は、
前記液面検出判定において前記第1液面検出判定条件を満たした場合、前記前回センサ出力値を第1乖離判定リファレンス値として前記記憶部に格納し、
前記液面検出判定において前記第2液面検出判定条件を満たした場合、前記数回前センサ出力値を第2乖離判定リファレンス値として前記記憶部に格納する
請求項5に記載の分注ユニット。 - 前記制御部は、
前記液面検出判定において前記第1液面検出判定条件のみ条件を満たした場合、前記第1乖離判定リファレンス値を用いて前記液面乖離判定を行い、
前記液面検出判定において前記第2液面検出判定条件を満たした場合、前記第2乖離判定リファレンス値を用いて前記液面乖離判定を行い、
前記液面検出判定において前記第1液面検出判定条件と前記第2液面検出判定条件の両方を満たした場合、前記第2乖離判定リファレンス値を用いて前記液面乖離判定を行う
請求項6に記載の分注ユニット。 - 液体が収容された複数の容器を有する収容ユニットと、
前記液体を吸引及び吐出する分注ユニットと、を備え、
前記分注ユニットは、
前記液体に接触し、吸引した前記液体を収容する導電性の分注プローブと、
前記分注プローブの電気状態の変動を検出する液面センサと、
前記液面センサが検出したセンサ出力値に応じて前記分注プローブが前記液体に接触したか否かの液面検出判定を行う制御部と、
前記液面センサが検出したセンサ出力値を格納する記憶部と、を備え、
前記制御部は、
前記液面センサが検出した最新のセンサ出力値である最新センサ出力値と、前記最新センサ出力値の1つ前に前記液面センサが検出したセンサ出力値である前回センサ出力値との差分が、予め設定した第1液面判定閾値を超えたか否かを判断する第1液面検出判定条件と、
前記最新センサ出力値と、前記前回センサ出力値よりも前に前記液面センサが検出したセンサ出力値である数回前センサ出力値との差分が、予め設定した第2液面判定閾値を超えたか否かを判断する第2液面検出判定条件と、を有し、
前記第1液面検出判定条件と前記第2液面検出判定条件のうちいずれかの条件を満たした場合に、前記分注プローブが前記液体の液面に接触したと判断する
自動分析装置。 - 液体に接触し、吸引した前記液体を収容する導電性の分注プローブの電気状態の変動を検出する液面センサからセンサ出力値を取得する工程と、
前記液面センサが検出した最新のセンサ出力値である最新センサ出力値と、前記最新センサ出力値の1つ前に前記液面センサが検出したセンサ出力値である前回センサ出力値との差分が、予め設定した第1液面判定閾値を超えたか否かを判断する第1液面検出判定工程と、
前記最新センサ出力値と、前記前回センサ出力値よりも前に前記液面センサが検出したセンサ出力値である数回前センサ出力値との差分が、予め設定した第2液面判定閾値を超えたか否かを判断する第2液面検出判定工程と、
前記第1液面検出判定工程と前記第2液面検出判定工程のうちいずれかの工程で条件を満たした場合に、前記分注プローブが前記液体の液面に接触したと判断する工程と、を含む
液面検出判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018112812A JP7105112B2 (ja) | 2018-06-13 | 2018-06-13 | 分注ユニット、自動分析装置及び液面検出判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018112812A JP7105112B2 (ja) | 2018-06-13 | 2018-06-13 | 分注ユニット、自動分析装置及び液面検出判定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019215264A JP2019215264A (ja) | 2019-12-19 |
JP7105112B2 true JP7105112B2 (ja) | 2022-07-22 |
Family
ID=68919483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018112812A Active JP7105112B2 (ja) | 2018-06-13 | 2018-06-13 | 分注ユニット、自動分析装置及び液面検出判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7105112B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011013005A (ja) | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Beckman Coulter Inc | 液面検知機構、自動分析装置、および液面検知方法 |
JP2017015706A (ja) | 2015-07-03 | 2017-01-19 | シーメンス ヘルスケア ダイアグノスティクス プロダクツ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピペット針の接触を検出する方法 |
JP2018017574A (ja) | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 日本電子株式会社 | 自動分析装置及びプログラム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3650823B2 (ja) * | 1995-11-10 | 2005-05-25 | 東ソー株式会社 | 液面検出装置および検出方法 |
-
2018
- 2018-06-13 JP JP2018112812A patent/JP7105112B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011013005A (ja) | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Beckman Coulter Inc | 液面検知機構、自動分析装置、および液面検知方法 |
JP2017015706A (ja) | 2015-07-03 | 2017-01-19 | シーメンス ヘルスケア ダイアグノスティクス プロダクツ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピペット針の接触を検出する方法 |
JP2018017574A (ja) | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 日本電子株式会社 | 自動分析装置及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019215264A (ja) | 2019-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9804184B2 (en) | Automated analyzer and method for lifting and lowering rod-like member in automated analyzer | |
WO2011074273A1 (ja) | 自動分析装置 | |
WO2007129741A1 (ja) | 自動分析装置 | |
JP4891749B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP5583337B2 (ja) | 自動分析装置及びその分注方法 | |
JP5305794B2 (ja) | 自動分析装置 | |
US20210293841A1 (en) | Automatic analysis system | |
JP5903054B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP6472965B2 (ja) | 自動分析装置及び異常判定方法 | |
JP6242252B2 (ja) | 自動分析装置及び異常検出方法 | |
JP4871025B2 (ja) | 自動分析装置およびその検体分注方法 | |
JP7181037B2 (ja) | 自動分析装置、および自動分析方法 | |
JP7105112B2 (ja) | 分注ユニット、自動分析装置及び液面検出判定方法 | |
JP2016186429A (ja) | 分注装置、自動分析装置および分注方法 | |
JP7461963B2 (ja) | 自動分析装置および試薬の分注方法 | |
JP5606843B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP7054647B2 (ja) | 分注ユニット及び自動分析装置 | |
JP5931540B2 (ja) | 自動分析装置及び検査システム | |
WO2016017294A1 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2016170075A (ja) | 自動分析装置及び自動分析方法 | |
JP6381917B2 (ja) | 自動分析装置および試薬分注方法 | |
JP5808473B2 (ja) | 自動分析装置 | |
WO2022176556A1 (ja) | 自動分析装置、および自動分析装置における検体の吸引方法 | |
JP7499881B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP7502226B2 (ja) | 自動分析装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7105112 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |