JP2018072125A - 自動分析装置、画面表示方法及び反応分析支援システム - Google Patents

自動分析装置、画面表示方法及び反応分析支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】従来は、測定データに関連する項目の測定結果が一部しか表示されず、ユーザーによる測定結果の確認に不便が生じていた。
【解決手段】測定データ検索部が、検索条件入力画面から入力された検索条件に従って記憶部から測定データを検索する。表示画面出力制御部が、測定データ検索部により検索された測定データに対応する検体の識別情報をリストで表示する検索結果表示画面を表示部に出力し、かつ、リストから選択された検体の識別情報に基づいて、複数種類の測定データの波形を一覧表示する検索結果表示画面を表示部に出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、検体と試薬とを反応させて検体の成分を分析するための自動分析装置、画面表示方法及び反応分析支援システムに関する。
自動分析装置として、血液や尿等の検体に含まれる各種成分を分析する生化学分析装置が知られている。この生化学分析装置では、血清、尿等の検体を一定の条件で希釈した後、反応容器に分注して、分析項目に応じた試薬と、検体とを反応容器内で混合して反応させている。そして、生化学分析装置は、反応容器に分注された希釈検体の吸光度を測定し、吸光度を濃度に換算することによって、検体に含まれる測定対象物質の分析を行っている。
測定対象物質の測定結果を表示する方法として、例えば、特許文献1に開示された技術が知られている。この特許文献1には、操作者が確認したい情報の詳細度に応じて、画面表示部品の表示幅及び表示部品に表示する情報量を変えることによって、検体情報、測定結果及び測定結果に関連する詳細情報を同時に表示する技術が開示されている。
特開2015−99160号公報
従来は、生化学分析装置に設置された元検体サンプリングプローブが検体容器から検体を吸引する際、元検体サンプリングプローブに取り付けられた圧力計が検体の吸引力(圧力)を計測している。例えば、元検体サンプリングプローブによる検体の吸引時には大気圧に対するプローブ内の負圧が上昇し、検体の吐出時には大気圧に対するプローブ内の正圧が上昇するため、吸引力の変化がクロット波形として表される。検体にクロット(例えば、血液等の固まり)が存在すると、元検体サンプリングプローブが検体を吸引する際、元検体サンプリングプローブ内にクロットが詰まり、元検体サンプリングプローブが予め設定された所定量の検体を吸引できなくなる。このとき、元検体サンプリングプローブの吸引力が過剰に大きくなっていると、大きく乱れたクロット波形によりクロットの存在が現れ、この検体を用いた測定値に異常が生じている可能性をユーザーが認識することができる。
また、各種容器に収容されている液体(検体、第1試薬、第2試薬等)の基準面からの高さを液面高さと呼び、この液体を吸引するプローブが液面高さを測定している。液面高さの測定には、例えば静電容量が用いられる。例えば、プローブが液面まで降下し、プローブの先端が液面に接触した瞬間に静電容量が変化する。このように静電容量が変化したときの位置を液面高さとしてプローブが測定することが可能である。
そして、ユーザーが指定した任意の条件で異常データを検索し、異常データの反応過程、クロット波形、液面高さの波形等を見て、各データの関係性を容易に確認したいという要望があった。しかし、従来は、ユーザーが任意に異常と判断する条件を設定し、その設定された条件により異常データを個別に検索していたため、異常データの反応過程、クロット波形等の関連性を一度に把握することができなかった。また、特許文献1に開示された技術では、限られた表示画面内に一部の測定結果を表示するに過ぎず、ユーザーが確認することができる測定結果の数に限りがあった。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、ユーザーが確認可能な測定結果の視認性を向上することを目的とする。
本発明の一側面に係る自動分析装置は、表示部と、測定部と、測定データ分析部と、入力画面出力制御部と、測定データ検索部と、表示画面出力制御部と、を備える。測定部は、反応容器に収容された検体の吸光度を測定する過程で検体毎に測定された複数種類の測定データを出力する。測定データ分析部は、測定データを分析し、記憶部に測定データ及び分析結果を記憶する。入力画面出力制御部は、記憶部から測定データを検索するための検索条件が入力される検索条件入力画面を表示する。測定データ検索部は、検索条件入力画面から入力された検索条件に従って記憶部から測定データを検索する。表示画面出力制御部は、測定データ検索部により検索された測定データに対応する検体の識別情報をリストで表示する検索結果表示画面を表示部に出力し、かつ、リストから選択された検体の識別情報に基づいて、複数種類の測定データの波形を一覧表示する検索結果表示画面を表示部に出力する。
本発明によれば、リストから選択された検体の識別情報に基づいて、複数種類の測定データの波形が一覧表示されるため、ユーザーは、ある検体に関連する各種情報の測定結果を把握しやすくなる。
なお、上記の自動分析装置は本発明の一態様であり、本発明の一側面を反映した方法等についても、本発明の一側面を反映した自動分析装置と同様に構成される。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施の形態例に係る自動分析装置を模式的に示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る制御装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る演算部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る検体管理テーブル、検体関連情報テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る検索条件入力画面の構成例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る検索結果表示画面の第1の構成例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る検索結果表示画面の第2の構成例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る生化学分析装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態例に係る反応分析支援システムを模式的に示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態例について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[1.第1の実施の形態例]
<1−1.自動分析装置の構成>
次に、本例の自動分析装置について図1を参照して説明する。
図1は、本例の自動分析装置を模式的に示す説明図である。
図1に示す装置は、本発明の自動分析装置の一例として適用する生化学分析装置1である。生化学分析装置1は、血液や尿等の生体から採取した元検体(「検体」とも呼ぶ)に含まれる特定の成分の量を自動的に測定する装置である。
この生化学分析装置1は、サンプルターンテーブル2と、希釈ターンテーブル3と、第1ターンテーブル4と、第2ターンテーブル5と、反応ターンテーブル6と、を備えている。また、生化学分析装置1は、元検体サンプリングプローブ7と、希釈検体サンプリングプローブ8と、希釈撹拌機構9と、サンプルバーコードリーダ10と、希釈容器洗浄機構11と、第1試薬分注プローブ12と、第2試薬分注プローブ13と、第1反応液撹拌機構14と、第2反応液撹拌機構15と、多波長光度計16と、恒温槽17と、反応容器洗浄機構18と、制御装置40とを備えている。さらに、生化学分析装置1は、元検体サンプリングプローブ洗浄機構31、希釈検体サンプリングプローブ洗浄機構32、第1試薬プローブ洗浄機構33、第2試薬分注プローブ洗浄機構34を備える。この生化学分析装置1では、例えば、希釈検体サンプリングプローブ8等の各種プローブによる検体の分注動作や、第1反応液撹拌機構14又は第2反応液撹拌機構15による撹拌動作の繰り返しの1単位が1サイクルの時間を掛けて行われる。
サンプルターンテーブル2、希釈ターンテーブル3、第1ターンテーブル4、第2ターンテーブル5、反応ターンテーブル6は、不図示の駆動機構によって周方向に沿って回転可能に支持され、周方向に所定の角度範囲毎に、所定の速度で回転する。
サンプルターンテーブル2(検体保持部の一例)は、検体が収容されたサンプルトレイ21と、保冷サンプルトレイ22(いずれも検体容器の一例)を保持する。このサンプルターンテーブル2には、サンプルターンテーブル2の円周上に配列された複数のサンプルトレイ21と、サンプルトレイ21の内周に、サンプルトレイ21よりも小さな径で円周上に配列された複数の保冷サンプルトレイ22が収容されている。サンプルトレイ21には、検体及び洗剤が収容されている。保冷サンプルトレイ22には、通常の希釈液である生理食塩水以外に洗剤が収容されている。
希釈ターンテーブル3(希釈容器保持部の一例)には、複数の希釈容器23が希釈ターンテーブル3の周方向に並べて収容されている。希釈容器23には、サンプルターンテーブル2に配置されたサンプルトレイ21から吸引され、希釈された元検体(希釈検体)が収容される。
第1ターンテーブル4(第1試薬容器保持部の一例)には、複数の第1試薬容器24が第1ターンテーブル4の周方向に並べて収容されている。また、第2ターンテーブル5(第2試薬容器保持部の一例)には、複数の第2試薬容器25が第2ターンテーブル5の周方向に並べて収容されている。第1試薬容器24には、濃縮された第1試薬が収容され、第2試薬容器25には、濃縮された第2試薬が収容される。第1試薬容器24に収容された第1試薬と、第2試薬容器25に収容された第2試薬は、不図示の保冷機構によって所定の温度で保冷される。
反応ターンテーブル6(反応容器保持部の一例)は、希釈ターンテーブル3と、第1ターンテーブル4及び第2ターンテーブル5の間に配置され、複数の反応容器26が反応ターンテーブル6の周方向に並べて収容されている。そして、反応ターンテーブル6は、保持する反応容器26をテスト毎に移動させ、一定のサイクル期間だけ反応容器26を停止させる。反応容器26には、希釈ターンテーブル3の希釈容器23からサンプリングされた希釈検体と、第1ターンテーブル4の第1試薬容器24からサンプリングされた第1試薬と、第2ターンテーブル5の第2試薬容器25からサンプリングされた第2試薬とが注入される。そして、この反応容器26内において、希釈検体と、第1試薬及び第2試薬が撹拌され、反応が行われる。
元検体サンプリングプローブ7(検体分注部の一例)は、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の周囲に配置され、不図示の希釈プローブ駆動機構により、サンプルターンテーブル2及び希釈ターンテーブル3の軸方向(例えば、上下方向)に移動可能に支持されている。元検体サンプリングプローブ7の分注動作では、元検体サンプリングプローブ7が、予め設定された吸引位置にあるサンプルトレイ21又は保冷サンプルトレイ22から所定量の検体、洗剤等の液体を吸引し、予め設定された位置にある希釈容器23に、吸引した検体と、元検体サンプリングプローブ7自体から供給される所定量の希釈液(例えば、生理食塩水)を吐出する。これにより、希釈容器23内で、検体が所定倍数の濃度に希釈される。このように元検体サンプリングプローブ7は、検体を希釈することを主目的として希釈容器23に検体を分注する。元検体サンプリングプローブ7は、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の間に設けられた元検体サンプリングプローブ洗浄機構31(第1洗浄部の一例)によって洗浄される。そして、元検体サンプリングプローブ7は、所定時間毎に検体容器に収容された検体の液面高さを測定し、検体の液面高さの値を含む測定データを制御装置40に送信する。また、元検体サンプリングプローブ7は、検体容器から検体を吸引する際の圧力値を測定し、この測定データを制御装置40に送信する。
希釈検体サンプリングプローブ8(希釈検体分注部の一例)は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間に配置され、不図示のサンプリングプローブ駆動機構により、希釈ターンテーブル3の軸方向(上下方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。希釈検体サンプリングプローブ8の分注動作では、希釈検体サンプリングプローブ8が、希釈ターンテーブル3の希釈容器23から所定量の希釈検体を吸引し、吸引した希釈検体を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。希釈検体サンプリングプローブ8は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間に設けられた希釈検体サンプリングプローブ洗浄機構32(第2洗浄部の一例)によって洗浄される。そして、希釈検体サンプリングプローブ8は、所定時間毎に希釈容器23に収容された希釈検体の液面高さを測定し、希釈検体の液面高さの値を含む測定データを制御装置40に送信する。
なお、生化学分析装置1が希釈ターンテーブル3を使用しない、又は希釈ターンテーブル3がない構成であれば、反応容器26には、希釈検体サンプリングプローブ8によってサンプルターンテーブル2から反応容器26に検体が分注される。
希釈撹拌機構9及び希釈容器洗浄機構11は、希釈ターンテーブル3の周囲に配置されている。希釈撹拌機構9は、不図示の攪拌棒を希釈容器23内に挿入し、検体と希釈液を撹拌する。希釈容器洗浄機構11は、洗剤ポンプから希釈容器洗浄ノズルに洗剤を供給し、希釈容器洗浄ノズルから希釈容器23内に洗剤を吐出する。
サンプルバーコードリーダ10は、サンプルターンテーブル2の側面に設けられている。サンプルバーコードリーダ10は、サンプルターンテーブル2に収容されたサンプルトレイ21、保冷サンプルトレイ22の側面に付されたバーコードを読み取り、サンプルトレイ21、保冷サンプルトレイ22に収容された検体、希釈液を管理している。
第1試薬分注プローブ12(試薬分注部の一例)は、反応ターンテーブル6と第1ターンテーブル4の間に配置され、不図示の第1試薬プローブ駆動機構により、反応ターンテーブル6の軸方向(上下方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。第1試薬分注プローブ12の分注動作では、第1試薬分注プローブ12が、予め設定された吸引位置にある第1試薬容器24から所定量の第1試薬等の液体を吸引し、吸引した第1試薬を予め設定された位置にある反応容器26へ吐出する。第1試薬分注プローブ12は、反応ターンテーブル6と第1ターンテーブル4の間に設けられた第1試薬プローブ洗浄機構33(第3洗浄部の一例)によって洗浄される。そして、第1試薬分注プローブ12は、所定時間毎に第1試薬容器24に収容された第1試薬の液面高さを測定し、第1試薬の液面高さの値を含む測定データを制御装置40に送信する。
第2試薬分注プローブ13(試薬分注部の一例)は、反応ターンテーブル6と第2ターンテーブル5の間に配置され、不図示の第2試薬分注プローブ駆動機構により、反応ターンテーブル6の軸方向(上下方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。第2試薬分注プローブ13の分注動作では、第2試薬分注プローブ13が、第2ターンテーブル5の第2試薬容器25から所定量の第2試薬を吸引し、吸引した第2試薬を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。第2試薬分注プローブ13は、反応ターンテーブル6と第2ターンテーブル5の間に設けられた第2試薬分注プローブ洗浄機構34(第4洗浄部の一例)によって洗浄される。そして、第2試薬分注プローブ13は、所定時間毎に第2試薬容器25に収容された第2試薬の液面高さを測定し、第2試薬の液面高さの値を含む測定データを制御装置40に送信する。
第1反応液撹拌機構14、第2反応液撹拌機構15及び反応容器洗浄機構18は、反応ターンテーブル6の周囲に配置されている。第1反応液撹拌機構14(第1攪拌部の一例)は、不図示の攪拌棒を反応容器26内に挿入し、希釈検体と第1試薬を撹拌する。第2反応液撹拌機構15(第2攪拌部の一例)は、不図示の攪拌棒を反応容器26内に挿入し、希釈検体と、第1試薬と、第2試薬との混合液を撹拌する。反応容器洗浄機構18は、検査が終了した反応容器26内を洗浄する。
多波長光度計16は、反応ターンテーブル6の周囲における反応ターンテーブル6の外壁と対向するように配置され、反応容器に光線を照射する光源ランプとして用いられる。多波長光度計16は、反応容器26内に注入され、第1薬液及び第2薬液と反応した希釈検体に対して光学的測定(比色測定)を行って、検体中の様々な成分の量を「吸光度」という数値で出力し、希釈検体の反応状態を検出する。多波長光度計16には、生化学分析装置1の各部の動作を制御するための制御装置40が接続されている。
反応ターンテーブル6の周囲には、恒温槽17が配置されている。この恒温槽17は、反応ターンテーブル6に設けられた反応容器26の温度を常時一定に保持するように構成されている。
<1−2.制御装置の構成例>
次に、制御装置40の構成例を説明する。
図2は、制御装置40の内部構成例を示すブロック図である。以下の説明では、図1に示した生化学分析装置1に含まれる装置の内、制御装置40以外の装置を測定部47と呼ぶ。測定部47は、反応容器26に収容された検体の吸光度を測定する過程で検体毎に測定された複数種類の測定データを制御装置40に出力する。
制御装置40は、バス46に接続された、演算部41と、記憶部42と、表示部43と、入力部44と、インターフェイス部45とを備える。
演算部41は、コンピュータの一例として用いられるCPU(Central Processing Unit)等によって構成されており、記憶部42から読出したプログラムに基づいて生化学分析装置1内の各部の動作を制御する。演算部41は、測定部47からインターフェイス部45を通じて各種の測定データを取得する。測定部47には、例えば、元検体サンプリングプローブ7、希釈検体サンプリングプローブ8、第1試薬分注プローブ12、第2試薬分注プローブ13、多波長光度計16が含まれる。
記憶部42は、例えば、HDD(Hard disk drive)等の大容量の記憶装置によって構成される。記憶部42は、演算部41が動作するために必要なプログラム、測定データ、検量線等を記憶しており、演算部41によって実行されるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な非一過性の記憶媒体の一例として用いられる。演算部41によって実行されるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な非一過性の記憶媒体としては、HDDに限定されず、例えば、CD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体であってもよい。
表示部43は、希釈検体、第1試薬及び第2試薬の混合液の測定結果等を表示する。この表示部43には、例えば、液晶ディスプレイ装置等が用いられる。
入力部44は、ユーザによって行われる生化学分析装置1に対する操作入力を受け付け、入力信号を演算部41に出力する。この入力部44には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル等が用いられる。
インターフェイス部45は、多波長光度計16が測定した混合液の測定データが入力されると、演算部41に測定データを渡す。なお、図1では、インターフェイス部45に多波長光度計16だけを接続した例を示しているが、生化学分析装置1内の各部についても同様にインターフェイス部45に接続され、制御装置40による制御が行われる。
図3は、演算部41の内部構成例を示すブロック図である。
演算部41は、測定データ分析部41aと、入力画面出力制御部41b、測定データ検索部41cと、表示画面出力制御部41dとを備える。
測定データ分析部41aは、インターフェイス部45を介して測定部47から各種の測定データを取得して、この測定データを分析し、この測定データと分析結果を記憶部42に記憶する。測定データ分析部41aが測定部47から取得する測定データには、例えば、元検体サンプリングプローブ7が検出したサンプルトレイ21に収容される検体の液面高さを示す値、多波長光度計16が計測した吸光度の数値等が含まれる。そして、測定データ分析部41aが測定データを分析し、測定データに含まれる値に異常が生じていることを検出すると、この測定データに異常発生を示すマークを付ける。このマークは、異常の種類に応じて、測定データに複数付けられる場合もある。その後、測定データ分析部41aは、検体を識別するための検体ID(検体識別情報の一例)と共に、この検体に関連する測定データを記憶部42に構成される検体管理テーブル42a(後述する図4を参照)に記憶する。
入力画面出力制御部41bは、記憶部42から測定データを検索するための検索条件が入力される検索条件入力画面50(後述する図5を参照)を表示部43に出力する。ユーザーは、入力部44を操作し、検索条件入力画面50を通じて検索条件を入力することが可能である。そして、入力画面出力制御部41bは、検索条件入力画面50に対して入力部44から入力された検体の検索条件を取得する。
測定データ検索部41cは、検索条件入力画面50から入力され、入力画面出力制御部41bが取得した検索条件に従って、記憶部42に記憶されている検体の測定データ及び分析結果を検索する。この測定データには、検体に関連する各種のデータが含まれる。
表示画面出力制御部41dは、測定データ検索部41cにより検索された測定データに対応する検体の識別情報をリストで表示する検索結果表示画面60を表示部43に出力する。さらに、リストから選択された検体の識別情報に基づいて、複数種類の測定データの波形を一覧表示する検索結果表示画面60を表示部43に出力する。
<1−3.検体管理テーブルの構成例>
図4は、検体管理テーブル42a、検体関連情報テーブル42bの構成例を示す説明図である。
検体管理テーブル42aは、検体ID、検体種別1、検体種別2、異常内容、通知情報番号の各フィールドを備える。
検体IDフィールドには、検体IDが格納される。
検体種別1フィールドには、例えば、検体がスタンダード検体、コントロール検体、患者検体のいずれかであることを示す検体種別が格納される。
検体種別2フィールドには、例えば、検体が血清、尿のいずれかであることを示す検体種別が格納される。
異常内容フィールドには、検体の測定結果に異常が発生した場合に、この異常の内容が格納される。
通知情報番号フィールドには、ユーザーに異常の発生を通知する通知情報が格納される。
検体関連情報テーブル42bは、検体IDの関連情報として、検体IDで特定される検体が収容された検体容器の識別情報、この検体の希釈検体が収容された希釈容器23の識別情報が、例えば、X1、X2として格納される。また、この希釈検体と反応容器26で攪拌される第1試薬が収容される第1試薬容器24の識別情報、この希釈検体と反応容器26で攪拌される第2試薬が収容される第2試薬容器25の識別情報が、例えば、X3、X4として格納される。記憶部42には、識別情報X1〜X4毎に液面高さが記憶部42に格納される。
また、元検体サンプリングプローブ7が検体容器から検体を吸引したときにクロットが生じた場合に、このクロットの存在を示す識別情報が、例えば、X5として格納される。記憶部42には、元検体サンプリングプローブ7が検体容器から検体を吸引するときの圧力値が識別情報X5に対する時系列で格納される。
<1−4.検索条件入力画面の構成例>
図5は、検索条件入力画面50の構成例を示す説明図である。
検索条件入力画面50は、表示部43に表示される画面である。この検索条件入力画面50は、検体の検索範囲指定領域51と、異常データの検索条件指定領域52と、選択ボタン53とを備える。
検体の検索範囲指定領域51は、ユーザーが検体種別1、検体種別2、検体IDの範囲を指定するために設けられる領域である。検体種別1では、ユーザーが、スタンダード検体、コントロール検体、患者検体のいずれか又は複数を指定することができる。検体種別2では、ユーザーが、血清、尿のいずれか又は複数を指定することができる。また、ユーザーが、検体IDの範囲を指定することで、特定の検体ID(例えば、入院、外来の別)を抽出することができる。検体IDの範囲が無指定であれば、検体管理テーブル42aに記憶されている全ての検体が検索対象となる。なお、検体の検索範囲指定領域51に、検体の測定時間の範囲を指定するための領域が設けられてもよい。
異常データの検索条件指定領域52は、検索範囲指定領域51に指定された検体の内、どのような測定データを検索するかを示す検索条件を指定する領域である。この検索条件指定領域52には、異常内容、通知情報番号が指定される。異常内容では、検体の測定データに付けられたマークにより異常内容が識別される。例えば、“○○異常”、“試薬不足”、“クロット異常”等の様々な異常のいずれか又は複数の異常が特定のマークとして測定データに付される。通知情報番号では、ユーザーが確認したい通知情報番号のいずれか又は複数の通知情報番号を指定することができる。
ユーザーが検体の検索範囲指定領域51と、異常データの検索条件指定領域52にチェックを入れ、又は値を入力した後、選択ボタン53からOKボタンを押下する操作を行うと、これらの領域に入力された値等が検索条件として演算部41の入力画面出力制御部41bに入力される。一方、ユーザーが選択ボタン53からCancelボタンを押下する操作を行うと、検索条件入力画面50が閉じる。
<1−5−1.検索結果表示画面の第1の構成例>
図6は、検索結果表示画面60の第1の構成例を示す説明図である。
検索結果表示画面60は、検索結果リスト61と、波形表示領域62とを備える。
検索結果リスト61の上部には、検索条件入力画面50から入力された検索条件が表示される。そして、検索結果リスト61の検索条件の下には、この検索条件に該当する検体の検体ID、測定項目の項目番号、異常の内容がリスト表示される。波形表示領域62には、検索結果リスト61からユーザーにより選択された検体IDのレコード61aに関連する複数の測定データが波形表示される。ユーザーが選択した検体IDのレコード61aは、他のレコードとは異なる色で表示される。
破線で示す波形表示領域62には、反応過程の波形領域62a、クロット波形領域62b、サンプルトレイ21又は保冷サンプルトレイ22の液面高さ波形領域62c、第1試薬容器24の液面高さ波形領域62d、第2試薬容器25の液面高さ波形領域62eといった、5種類の測定データの波形が同一画面上に一覧表示される。
反応過程の波形領域62aは、測定項目毎に希釈検体と1種類以上の試薬とを反応容器26にて混合し、多波長光度計16が時系列で希釈検体の吸光度を測定して得た反応過程データの時間変化を示す領域である。
クロット波形領域62bは、検体又は希釈検体に対するクロットの有無を示す領域である。検体又は希釈検体にクロットが含まれる場合には、クロット波形領域62bが色を変えて強調表示される。例えば、いずれかのプローブが検体又は希釈検体を吸引する際、クロットが検体又は希釈検体に存在していると、規定量の検体又は希釈検体を吸引することができない。このような場合にクロット異常が生じたことがクロット波形領域62bの波形の変化により示される。
液面高さ波形領域62cは、元検体サンプリングプローブ7により測定された検体容器の液面高さの時間変化を示す領域である。液面高さ波形領域62cによって示される段差部分63が、検体容器に収容された検体の液面高さを表す。例えば、検体容器に下降する元検体サンプリングプローブ7の先端が検体の液面に触れる瞬間(段差部分63の位置)に、静電容量が変化し、左から右に描画される波形が上昇する。通常、液面高さ波形の上昇は一定の高さとなる。しかし、検体の液面に気泡等があると、元検体サンプリングプローブ7の先端が気泡に触れた位置が、液面高さであると誤って測定してしまう。この場合、段差部分63における波形の上昇は、通常の高さより低くなる。
液面高さ波形領域62dは、第1試薬分注プローブ12により測定された第1試薬容器24の液面高さの時間変化を示す領域である。例えば、液面高さ波形領域62dには、第1試薬容器24の液面高さの正常値の範囲を示す領域64が表示される。これにより、ユーザーは、液面高さ波形が領域64より低い場合には第1試薬容器24に収容された第1試薬の液面高さに異常が生じていると判定することができる。液面高さ波形領域62dに示される液面高さ波形は、領域64より高い位置にあるため、第1試薬の液面高さは正常である。
液面高さ波形領域62eは、第2試薬分注プローブ13により測定された第2試薬容器25の液面高さの時間変化を示す領域である。液面高さ波形領域62eに示される液面高さ波形は、領域65より低い位置にあるため、第2試薬の液面高さは異常である。このとき、破線で示す正常な高さの液面高さ波形65aを液面高さ波形領域62eに表示する。これにより、ユーザーは、液面高さ波形の異常を認識しやすくなる。このように正常な波形を破線で示す対象は、反応過程波形、クロット波形であってもよい。
なお、ユーザーは、入力部44を操作して、測定データの波形の数を増減させることが可能である。この場合、検索結果表示画面60の波形表示領域62には、複数種類の測定データのうち、任意の数の測定データの波形が表示される。
<1−5−2.検索結果表示画面の第2の構成例>
図7は、検索結果表示画面60の第2の構成例を示す説明図である。
図7に示す検索結果表示画面60は、検体ID毎に異なる検索条件が検索結果リスト66に表示される。検索結果リスト66には、検索条件入力画面50から入力された検索条件、この検索条件に該当する検体の検体ID、測定項目の項目番号、異常の内容がリスト表示される。ユーザーが選択した検体IDのレコード66aは、この検体IDに対応する検索条件と共に強調表示される。
例えば、図5に示した検索条件入力画面50の異常データの検索条件指定領域52にて複数の検索条件が指定された場合、検索結果リスト61に検体ID、項目番号、異常の内容がリスト表示されただけでは、どの検索条件に該当した結果、検索結果リスト61に検体ID等が検索結果として並んでいるのかをユーザーが判断することが難しい。このため、図7に示す検索結果表示画面60の検索結果リスト66には、検索された検体ID等と共に、検索条件が表示される。このため、ユーザーは、この検体IDに対応する検索結果がどのような検索条件で記憶部42から検索されたかを把握しやすくなる。
<1−6.生化学分析装置の動作例>
図8は、生化学分析装置1の動作例を示すフローチャートである。
始めに、演算部41の測定データ分析部41aは、インターフェイス部45を介して測定部47から測定データを取得し、測定データを分析する(S1)。そして、測定データ分析部41aは、分析結果と、検体の関連情報を記憶部42に記憶する(S2)。
次に、入力画面出力制御部41bは、入力部44より検索条件入力画面50の表示指示があるか否かを判定する(S3)。検索条件入力画面50の表示指示が入力されていなければ(S3のNO)、測定データ分析部41aは、ステップS1に戻り、処理を継続する。検索条件入力画面50の表示指示が入力されていれば(S3のYES)、入力画面出力制御部41bが表示部43に検索条件入力画面50を出力して表示する(S4)。
次に、入力画面出力制御部41bは、ユーザーが検索条件入力画面50を見ながら入力部44を操作して入力した検索条件を入力部44から取得する(S5)。測定データ検索部41cは、この検索条件に従って記憶部42から測定データを検索する(S6)。表示画面出力制御部41dは、表示部43に検索結果表示画面60を表示する。この検索結果表示画面60の検索結果リスト61には、検体IDがリスト表示される(S7)。
次に、表示画面出力制御部41dは、ユーザーが検索結果表示画面60を見ながら入力部44を操作して選択した検体IDを入力部44から取得する(S8)。そして、表示画面出力制御部41dは、検体IDを測定データ検索部41cに渡す。
測定データ検索部41cは、表示画面出力制御部41dから渡された検体IDに基づいて記憶部42から検索した測定データを取得し(S9)、この測定データを測定データ検索部41cに渡す。そして、表示画面出力制御部41dは、検索結果リスト61から選択された検体IDに対応する測定データを波形表示領域62に波形表示する(S10)。
以上説明した第1の実施の形態例に係る生化学分析装置1では、ユーザーが指定した任意の条件で検索された測定データが、検索結果表示画面60の検索結果リスト61と波形表示領域62に同時に表示される。ユーザーは、波形表示領域62に表示される各種の測定データの波形を見ることで、特定の検体における異常の有無を把握しやすくなる。このため、従来、一部の測定データからしか異常の有無を判断できなかったのに対し、本実施の形態例に係る検索結果表示画面60では測定データに発生した異常箇所を容易に探し出すことができる。
このように検索結果表示画面60には複数の測定データの波形が一覧表示されるため、ユーザーは、それぞれの測定データの関連性を一目で確認できる。このため、ユーザーは、異常の発生傾向を調査することが容易となる。例えば、測定データに異常発生を示すマークが付けられていなくても、ユーザーは、一覧表示された波形から異常の可能性がある測定データとして事前に認識することも可能となる。
なお、波形表示領域62に表示される波形は、2種類以上あればよい。また、クロット波形領域62bは、検体容器以外の任意の容器に対するクロットの有無を示す波形であってもよい。
[第2の実施の形態例]
<2−1.反応分析支援システムの構成>
次に、本発明の第2の実施の形態例に係る反応分析支援システムについて説明する。
図9は、反応分析支援システム70の構成例を示す説明図である。
反応分析支援システム70は、複数台の生化学分析装置1と、外部装置71と、反応分析支援装置72を備える。外部装置71、反応分析支援装置72として、例えば、PC(Personal Computer)端末が用いられる。本実施の形態例に係る生化学分析装置1は、上述した第1の実施の形態例に係る生化学分析装置1と同様の構成であるが、図2に示す制御装置40に該当する部分が反応分析支援装置72に設けられている点が異なる。
生化学分析装置1は、セットされた検体容器より検体を認識すると、この検体の検体IDを外部装置71に通知する。また、生化学分析装置1は、外部装置71からの指示に基づいて測定した検体の測定データを外部装置71に通知する。さらに、生化学分析装置1は、自身の状態や発生した警報、検体の測定データ等を反応分析支援装置72に通知する。
外部装置71は、ユーザー操作により、を生化学分析装置1に分析すべき検体を通知する。そして、外部装置71は、生化学分析装置1から検体の測定データを取得する。
反応分析支援装置72は、上述した第1の実施の形態例に係る制御装置40の演算部41、記憶部42、表示部43、入力部44に相当する機能を有している。そして、反応分析支援装置72は、外部装置71と同様に、複数の生化学分析装置1から測定データを取得する。そして、反応分析支援装置72は、複数の生化学分析装置1毎に測定データを分析し、測定データ、検体の反応過程データ、検体の関連情報を内部の記憶部に記憶する。このため、反応分析支援装置72は、表示部43に検索条件入力画面50を表示し、ユーザー操作により入力された検索条件に従って記憶部42に記憶された測定データを検索結果表示画面60に表示することが可能である。
以上説明した第2の実施の形態例に係る反応分析支援システム70においても、反応分析支援装置72が備える表示部に検索条件入力画面50を表示し、ユーザーが測定データの検索条件を任意に入力することが可能である。そして、ユーザーは、検索結果表示画面60の検索結果リスト61に表示された検体IDのレコードを選択することで、その検体の反応過程データの波形とクロット波形、液面高さの波形を同一画面上に表示し、一度に確認することが可能となる。このようにユーザーは、簡単な操作で目的とする検体の測定データの波形から測定データの異常発生の有無を確認することができる。
また、ユーザーは、複数の生化学分析装置1から特定の1台の生化学分析装置1を選び、この生化学分析装置1により測定された検体の測定データについて異常の有無を判定することも容易となる。
なお、外部装置71と反応分析支援装置72は別体としたが、同一の装置としてもよい。例えば、外部装置71の機能を反応分析支援装置72に持たせ、外部装置71が生化学分析装置1との間で行っていた処理を反応分析支援装置72が行ってもよい。
また、反応分析支援システム70が備える生化学分析装置1を複数としたが、一つの生化学分析装置1であってもよい。
なお、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…生化学分析装置、40…制御装置、41…演算部、41a…測定データ分析部、41b…入力画面出力制御部、41c…測定データ検索部、41d…表示画面出力制御部、42…記憶部、42a…検体管理テーブル、43…表示部、44…入力部、50…検索条件入力画面、60…検索結果表示画面、61…検索結果リスト、62…波形表示領域

Claims (8)

  1. 表示部と、
    反応容器に収容された検体の吸光度を測定する過程で前記検体毎に測定された複数種類の測定データを出力する測定部と、
    前記測定データを分析し、記憶部に前記測定データ及び分析結果を記憶する測定データ分析部と、
    前記記憶部から前記測定データを検索するための検索条件が入力される検索条件入力画面を前記表示部に出力する入力画面出力制御部と、
    前記検索条件入力画面から入力された前記検索条件に従って前記記憶部から前記測定データを検索する測定データ検索部と、
    前記測定データ検索部により検索された前記測定データに対応する前記検体の識別情報をリストで表示する検索結果表示画面を前記表示部に出力し、かつ、前記リストから選択された前記検体の識別情報に基づいて、複数種類の前記測定データの波形を一覧表示する前記検索結果表示画面を前記表示部に出力する表示画面出力制御部と、を備える
    自動分析装置。
  2. 前記検索結果表示画面には、前記検索条件入力画面から入力された前記検索条件が表示され、又は、前記測定データ検索部によって検索された前記測定データに関連付けられる前記検体の識別情報毎に前記検索条件が表示される
    請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 前記検索結果表示画面には、複数種類の前記測定データのうち、任意の数の前記測定データの波形が表示され、異常が生じた前記測定データの波形が強調表示される
    請求項2に記載の自動分析装置。
  4. さらに、前記検体を収容する検体容器から反応容器に前記検体を分注する検体分注部を備え、
    前記測定データには、前記検体容器に収容された前記検体の液面の高さを示す値が含まれる
    請求項2に記載の自動分析装置。
  5. さらに、前記検体を収容する検体容器から希釈容器に前記検体を分注する検体分注部と、
    前記検体が希釈された希釈検体を収容する前記希釈容器から、前記反応容器に前記希釈検体を分注する希釈検体分注部と、を備え、
    前記測定データには、前記検体容器に収容された前記検体の液面の高さを示す値と、前記希釈容器に収容された前記希釈検体の液面の高さを示す値が含まれる
    請求項2に記載の自動分析装置。
  6. さらに、前記検体に反応する試薬を収容する試薬容器から前記反応容器に前記試薬を分注する試薬分注部を備え、
    前記測定データには、前記試薬容器に収容された前記試薬の液面の高さを示す値が含まれる
    請求項4又は5に記載の自動分析装置。
  7. 反応容器に収容された検体の吸光度を測定する過程で前記検体毎に測定された複数種類の測定データを出力するステップと、
    前記測定データを分析し、記憶部に前記測定データ及び分析結果を記憶するステップと、
    前記記憶部から前記測定データを検索するための検索条件が入力される検索条件入力画面を表示部に表示するステップと、
    前記検索条件入力画面から入力された前記検索条件に従って前記記憶部から前記測定データを検索するステップと、
    検索された前記測定データに対応する前記検体の識別情報をリストで表示する検索結果表示画面を前記表示部に出力し、かつ、前記リストから選択された前記検体の識別情報に基づいて、複数種類の前記測定データの波形を一覧表示する前記検索結果表示画面を前記表示部に出力するステップと、を含む
    画面表示方法。
  8. 反応容器に収容された検体の吸光度を測定する過程で前記検体毎に測定された複数種類の測定データを出力する自動分析装置と、反応分析支援装置と、を備え、
    前記反応分析支援装置は、
    表示部と、
    前記自動分析装置から入力された前記測定データを分析し、記憶部に前記測定データ及び分析結果を記憶する測定データ分析部と、
    前記記憶部から前記測定データを検索するための検索条件が入力される検索条件入力画面を前記表示部に出力する入力画面出力制御部と、
    前記検索条件入力画面から入力された前記検索条件に従って前記記憶部から前記測定データを検索する測定データ検索部と、
    前記測定データ検索部により検索された前記測定データに対応する前記検体の識別情報をリストで表示する検索結果表示画面を前記表示部に出力し、かつ、前記リストから選択された前記検体の識別情報に基づいて、複数種類の前記測定データの波形を一覧表示する前記検索結果表示画面を前記表示部に出力する表示画面出力制御部と、を備える
    反応分析支援システム。

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