JP6660844B2 - 自動分析装置及びプログラム - Google Patents
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(A)元検体サンプリングプローブを介したキャリーオーバーにより、元検体が汚染される。
(B)元検体サンプリングプローブを介したキャリーオーバーにより、分注された元検体の測定値が影響を受ける。
(C)測定に使用される容器(例えば、希釈容器、反応容器)を介したキャリーオーバーにより、容器に収容された検体の測定値が影響を受ける。
上述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
<1−1.自動分析装置の構成>
まず、本例の自動分析装置について図1を参照して説明する。
図1は、本例の自動分析装置を模式的に示す説明図である。
図1に示す装置は、本発明の自動分析装置の一例として適用する生化学分析装置1である。生化学分析装置1は、血液や尿等の生体から採取した元検体(「検体」とも呼ぶ)に含まれる特定の成分の量を自動的に測定する装置である。
なお、第1試薬分注プローブ12は、第1試薬容器24に収容されている洗剤を吸引し、反応容器26に吐出することも可能である。
図2は、元検体サンプリングプローブ洗浄機構31の動作例を示す断面図である。
次に、制御装置40の構成例を説明する。
図3は、制御装置40の内部構成例を示すブロック図である。
制御装置40は、バス46に接続された、制御部41と、記憶部42と、表示部43と、入力部44と、インターフェイス部45とを備える。
表示部43は、希釈検体、第1試薬及び第2試薬の混合液の測定結果等を表示する。この表示部43には、例えば、液晶ディスプレイ装置等が用いられる。
入力部44は、ユーザによって行われる生化学分析装置1に対する操作入力を受け付け、入力信号を制御部41に出力する。この入力部44には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル等が用いられる。
次に、表示部43に表示される設定画面の構成例について、図4〜図6を参照して説明する。
図4〜図6は、キャリーオーバー設定回避の設定画面P1の構成例を示す画面構成図である。
図4は、検体間キャリーオーバー回避の設定画面P10の画面構成図である。
図5は、異検体材料間キャリーオーバー回避の設定画面P20の画面構成図である。
図6は、元検体汚染回避の設定画面P30の画面構成図である。
図4に示す検体間キャリーオーバー回避の設定画面P10は、複数の被験者から取得された特定の種別の検体(例えば、尿)を測定する際に、ある被験者の検体が、他の被験者の検体に影響を与える検体間キャリーオーバーを回避するために設定される画面である。設定画面P10で設定されるキャリーオーバーの回避動作は、同一種別である検体の切り替わり時におけるキャリーオーバーを回避するための動作である。
項目Noフィールドには、検体の検査項目の番号が格納される。
項目名フィールドには、検査項目の名称が格納される。
回数フィールドには、元検体サンプリングプローブ7の洗浄回数が格納される。
攪拌棒の洗浄を目的として、洗剤を使用した洗浄動作が設定されている場合、元検体サンプリングプローブ7による1回の分注動作では、希釈容器23内に分注する必要がある洗剤の量が不足することがある。例えば、元検体サンプリングプローブ7による1回の分注動作で250μLまでの元検体と希釈液を分注可能であれば、同じ容量、形状である2つの希釈容器23に収容される希釈検体の量が250μLの場合に1回、500μLの場合に2回の分注動作が必要となる。そして、500μLの希釈検体が収容された希釈容器23の液面の高さは、250μLの希釈検体が収容された希釈容器23の液面の高さの約2倍となる。攪拌棒は、希釈容器23に収容された希釈検体の量にかかわらず、同じ位置まで降下する。このため、500μLの希釈検体が収容された希釈容器23に降下した攪拌棒に付着する希釈検体の、攪拌棒の先端からの高さは、250μLの希釈検体が収容された希釈容器23に降下した攪拌棒に付着する希釈検体の、攪拌棒の先端からの高さよりも高い。そして、250μLの希釈検体が収容されていた希釈容器23を攪拌した攪拌棒を洗浄する際には、元検体サンプリングプローブ7による1回の分注動作により分注された洗剤で足りる。しかし、500μLの希釈検体が収容されていた希釈容器23を攪拌した攪拌棒を洗浄する際には、元検体サンプリングプローブ7による2回以上の分注動作により洗剤を分注することとなる。
洗剤番号(2)フィールドには、希釈容器23の洗浄に用いられる洗剤の種類を特定する洗剤番号が格納される。
図5に示す異検体材料間キャリーオーバー回避の設定画面P20は、検体(例えば、「尿」、「血清」)を連続して測定する際に、ある検体が、異検体材料である別の検体の測定値に影響を及ぼす異検体材料間キャリーオーバーを回避するために設定される画面である。設定画面20で設定されるキャリーオーバーの回避動作は、検体の検体種別の切り替わり時におけるキャリーオーバーを回避するための動作である。設定画面P20においても、ユーザが指定する動作による元検体サンプリングプローブ7と希釈容器23の洗浄設定を行うことができる。
「受ける」フィールドには、次に測定される検体の名称が格納される。
例えば、「尿」の次に「血清」が測定される場合、「与える」に「尿」が格納され、「受ける」に「血清」が格納される。このように「与える」と「受ける」には、「生化学分析装置1に設定可能な検体材料」(例えば、血清/尿/その他)、「検体カテゴリ」(例えば、緊急検体/微量検体等)、「項目」(項目名を指定、全ての項目)、「洗剤」(生化学分析装置1に設定可能な洗剤)、「検体希釈液」(元検体サンプリングプローブ7で分注する試薬)が設定可能である。
洗剤番号(1)フィールドには、洗浄動作(使用洗剤の設定、又は元検体サンプリングプローブ7の内部水W1を使用した洗浄動作の設定)の設定が可能である。
回数フィールドには、洗浄回数の設定が可能である。
洗剤番号(2)フィールドには、使用する洗剤の設定、又は、その希釈容器23を測定に使用せず、希釈容器洗浄機構11による希釈容器23の洗浄を再度行う設定等が可能とである。
なお、希釈容器洗浄にチェックマークが付されていれば、今回使用された希釈容器23が次回使用される際には、指定された洗浄動作(洗剤、洗浄回数等)によりキャリーオーバー回避動作が行われる。
図6に示す元検体汚染回避の設定画面P30は、元検体の汚染を回避するために設定される画面である。設定画面P30で設定されるキャリーオーバーの回避動作は、元検体サンプリングプローブ7による元検体に対する汚染を回避するための動作である。粘性の高い元検体が使用される場合、複数回にわたって元検体サンプリングプローブ7を洗剤により洗浄する動作が行われることで、元検体サンプリングプローブ7に付着した元検体により、汚染される可能性を低めることができる。設定画面P30では、ユーザが指定する動作による元検体サンプリングプローブ7の洗浄設定を行うことができる。
プローブ洗浄チェックフィールドには、元検体サンプリングプローブ7の洗浄設定をON又はOFFとする設定が可能である。
洗剤番号フィールドには、元検体サンプリングプローブ7の洗浄動作(使用洗剤の設定又は元検体サンプリングプローブ7の内部水W1を使用した洗浄動作の設定)が設定される。
回数フィールドには、洗浄回数の設定が可能である。
また、制御部41は、元検体サンプリングプローブ7が希釈容器23に検体を分注した後、設定画面P10、P20を通じて設定されたキャリーオーバーの回避動作に従って、希釈容器洗浄機構11により希釈容器23を洗浄する。
次に、生化学分析装置1で行われる各処理について、図7〜図13を参照して説明する。
図7は、検体間キャリーオーバーを回避する処理の例を示すフローチャートである。この処理では、例えば、検体A、Bの順に生化学分析装置1による測定が行われ、検体Aの測定は既に完了しているものとする。そして、検体Bの希釈検体は、以前、検体Aの希釈検体が収容され、測定された希釈容器23に収容されるものとする。
希釈容器23を毎回洗浄する設定である場合、希釈容器洗浄機構11が希釈容器23の洗浄を行う(S13)。つまり、測定の度に希釈容器23が洗浄される。
希釈容器23の洗浄設定が強陽性である場合、制御部41は、前回、測定された検体Aの測定値を取得し(S14)、検体Aの測定値と強陽性閾値を比較する(S15)。
検体Aの測定値と強陽性閾値との比較結果が不明(例えば、検体Aを測定中)である場合、制御部41は、警報を出力する(S16)。その後、希釈容器洗浄機構11が希釈容器23の洗浄を行ってもよいし(S13)、希釈容器23を洗浄せずに通常動作を行って(S17)、希釈容器23の希釈検体により分析を行ってもよい(S18)。
図8は、生化学分析装置1が検体Aを測定後、検体Bを測定する際に検体間キャリーオーバー回避動作が必要となることを示す説明図である。
装置動作サイクルとは、生化学分析装置1の動作サイクルを下矢印で示したものである。下矢印の隣には、サイクル番号を(1)〜(5)まで付している。
希釈容器元検体分注動作とは、元検体サンプリングプローブ7により、希釈容器23に元検体が分注される際の、1サイクルにおける分注動作のステップ数を表しており、基本的に1ステップずつ進む。
元検体サンプリングプローブとは、元検体サンプリングプローブ7が検体を吐出する位置に到着した希釈容器23に分注される検体又は洗剤の種類を示している。サイクル(1)では、希釈容器23に検体Aを分注し、サイクル(2)で別の希釈容器23に洗剤を分注し、サイクル(3)でさらに別の希釈容器23に検体Bを分注する。
攪拌動作とは、希釈容器23に分注された検体又は洗剤を攪拌する動作を示す。
希釈検体サンプリングプローブとは、希釈検体サンプリングプローブ8が希釈容器23の希釈検体を吸引する分注動作、又は洗浄する動作を示している。希釈検体サンプリングプローブ8は、サイクル(3)で希釈容器23に収容されている検体Aの希釈検体を反応容器26に分注する。そして、検体A、B間でキャリーオーバーが発生する可能性があるため、希釈検体サンプリングプローブ8は、サイクル(4)で希釈容器23に収容されている洗剤を使って洗浄動作を行う。その後、希釈検体サンプリングプローブ8は、サイクル(5)で別の希釈容器23に収容されている検体Bの希釈検体を別の反応容器26に分注する。
ステップS31〜S34までの処理は、検体Aに対するキャリーオーバーの回避処理について示している。
ステップS35、S36の処理は、検体Aが次に測定される検体Bに与えるキャリーオーバーの回避処理について示している。
また、図13に示すように、使用履歴を記憶するのではなく、洗浄を要する測定(例えば、ある希釈容器23により、ある項目を測定する場合は洗剤“1”で洗浄が必要等)を希釈容器汚染情報として記憶する方法も考えられる。
ステップS41〜S43までの処理は、検体Aに対する回避処理について示している。
ステップS44、S45の処理は、検体Aが次に測定される検体Bに与える影響の回避処理について示している。
図14は、希釈容器情報の例を示す一覧表である。
希釈容器処理能力=(全希釈容器数−キャリーオーバー回避洗剤希釈容器数−キャリーオーバースキップ希釈容器数)/全希釈容器数 …(1)
図15は、測定遅延通知画面P2の画面構成図である。
また、新たに追加される回避動作にかかる時間については、発生中の回避動作を知らせることで検体測定の遅延状況がキャリーオーバーの回避動作による遅延であることが明確になり、効率のよい測定動作が実現可能となる。また、生化学分析装置1を使用している施設で測定を行う検体、測定項目、要望等に合わせた動作を提供可能とすることで、より高水準な生化学分析を実行することができる。
上述した各実施の形態例に係るキャリーオーバー回避動作の設定は、元検体の測定に際して希釈検体を用いない自動分析装置であっても同様に行われる。
図16は、本例の自動分析装置を模式的に示す説明図である。
生化学分析装置1Aは、図1に示した生化学分析装置1から、希釈ターンテーブル3、希釈検体サンプリングプローブ8、希釈撹拌機構9、希釈容器洗浄機構11、希釈容器23を取り外した構成としている。この場合、元検体サンプリングプローブ7は、サンプルトレイ21から吸引した元検体を反応容器26に直接分注する。そして、元検体サンプリングプローブ7は、サンプルターンテーブル2と反応ターンテーブル6の間に設けられた元検体サンプリングプローブ洗浄機構31によって洗浄される。その他の機構等による動作は、上述した第1の実施の形態例に係る生化学分析装置1の動作と同様である。
なお、制御部41は、キャリーオーバー回避動作の設定有無に応じて、遅延時間の比較結果を測定遅延通知画面P2に表示してもよい。
また、元検体サンプリングプローブ7の回避動作と、希釈容器23の回避動作とから処理能力を算出し、最大の処理能力を100%としたとき、現在はX%であると表示してもよい。現在、測定に使用可能な希釈容器23の個数を表示してもよい。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (11)
- 保持する反応容器をテスト毎に移動させ、一定のサイクル期間だけ前記反応容器を停止させる反応容器保持部と、
検体を収容する検体容器を保持する検体保持部と、
前記検体容器から希釈容器に前記検体を分注する検体分注部と、
前記検体が希釈された希釈検体を収容する前記希釈容器を保持する希釈容器保持部と、
前記希釈容器から前記反応容器に前記希釈検体を分注する希釈検体分注部と、
前記反応容器に分注された第1試薬及び第2試薬に反応する前記希釈検体の測定処理の完了時間に対して、前記検体分注部が分注する前記検体によりキャリーオーバーの発生する可能性がある前記検体に対して設定されるキャリーオーバーの回避動作に従って、前記検体分注部の洗浄動作を行い、前記キャリーオーバーの回避動作に伴う測定処理の遅延状況を通知する制御部と、を備える
自動分析装置。 - さらに、前記検体分注部を洗浄する第1洗浄部を備え、
前記制御部は、前記検体分注部が前記希釈容器に前記検体を分注した後、設定画面を通じて設定された前記キャリーオーバーの回避動作に従って、前記第1洗浄部により前記検体分注部を洗浄する
請求項1に記載の自動分析装置。 - さらに、前記希釈容器を洗浄する希釈容器洗浄部を備え、
前記制御部は、前記検体分注部が前記希釈容器に前記検体を分注した後、設定された前記キャリーオーバーの回避動作に従って、前記希釈容器洗浄部により前記希釈容器を洗浄する
請求項2に記載の自動分析装置。 - 前記キャリーオーバーの回避動作は、同一種別である前記検体の切り替わり時におけるキャリーオーバーを回避するための動作であり、
測定項目に対する強陽性閾値、下限値、上限値、前記検体分注部の洗浄有無、前記検体分注部の洗浄に用いる洗剤の種類、前記検体分注部の洗浄回数、前記希釈容器の洗浄有無、前記希釈容器の洗浄に用いる洗剤の種類、前記希釈容器の洗浄回数が、前記キャリーオーバーの回避動作として設定される
請求項2又は3に記載の自動分析装置。 - 前記キャリーオーバーの回避動作は、検体種別の切り替わり時におけるキャリーオーバーを回避するための動作であり、
前記検体の与える要素、受ける要素、前記検体分注部の洗浄有無、前記検体分注部の洗浄に用いる洗剤の種類、前記検体分注部の洗浄回数、前記希釈容器の洗浄有無、前記希釈容器の洗浄に用いる洗剤の種類が、前記キャリーオーバーの回避動作として設定される
請求項2又は3に記載の自動分析装置。 - 前記キャリーオーバーの回避動作は、前記検体分注部による元検体に対する汚染を回避するための動作であり、
前記検体分注部の洗浄有無、前記検体分注部の洗浄回数、前記検体分注部の洗浄に用いる洗剤の種類が、前記キャリーオーバーの回避動作として設定される
請求項2又は3に記載の自動分析装置。 - さらに、前記希釈検体分注部を洗浄する第2洗浄部を備え、
前記キャリーオーバーの回避動作は、前記希釈検体の再検時に前記第2洗浄部により前記希釈検体分注部を洗浄する動作である
請求項1〜6のいずれか一項に記載の自動分析装置。 - さらに、前記第1試薬を収容する第1試薬容器を保持する第1試薬容器保持部と、
前記第1試薬容器から前記反応容器に前記第1試薬を分注する第1試薬分注部と、を備え、
前記制御部は、前記希釈検体の再検時に、前記第1試薬容器に収容された前記洗剤を前記反応容器に分注する動作を前記第1試薬分注部に行わせ、前記希釈検体分注部に前記洗剤が分注された前記反応容器から前記洗剤を吸引させ、前記第2洗浄部により前記希釈検体分注部を洗浄させる
請求項1〜7のいずれか一項に記載の自動分析装置。 - 保持する反応容器をテスト毎に移動させ、一定のサイクル期間だけ前記反応容器を停止させる反応容器保持部と、
検体を収容する検体容器を保持する検体保持部と、
前記検体容器から前記反応容器に前記検体を分注する検体分注部と、
前記反応容器に分注された第1試薬及び第2試薬に反応する前記検体の測定処理の完了時間に対して、前記検体分注部が分注する前記検体によりキャリーオーバーの発生する可能性がある前記検体に対して設定されるキャリーオーバーの回避動作に従って、前記検体分注部の洗浄動作を行い、前記キャリーオーバーの回避動作に伴う測定処理の遅延状況を通知する制御部と、を備える
自動分析装置。 - 保持する反応容器をテスト毎に移動させ、一定のサイクル期間だけ前記反応容器を停止させる反応容器保持部と、
検体を収容する検体容器を保持する検体保持部と、
前記検体容器から希釈容器に前記検体を分注する検体分注部と、
前記検体が希釈された希釈検体を収容する前記希釈容器を保持する希釈容器保持部と、
前記希釈容器から前記反応容器に前記希釈検体を分注する希釈検体分注部と、を備える自動分析装置により用いられるコンピューターに、
前記反応容器に分注された第1試薬及び第2試薬に反応する前記希釈検体の測定処理の完了時間に対して、前記検体分注部が分注する前記検体によりキャリーオーバーの発生する可能性がある前記検体に対して設定されるキャリーオーバーの回避動作に従って、前記検体分注部の洗浄動作を行い、前記キャリーオーバーの回避動作に伴う測定処理の遅延状況を通知する手順を、実行させるための
プログラム。 - 保持する反応容器をテスト毎に移動させ、一定のサイクル期間だけ前記反応容器を停止させる反応容器保持部と、
検体を収容する検体容器を保持する検体保持部と、
前記検体容器から前記反応容器に前記検体を分注する検体分注部と、を備える自動分析装置により用いられるコンピューターに、
前記反応容器に分注された第1試薬及び第2試薬に反応する前記検体の測定処理の完了時間に対して、前記検体分注部が分注する前記検体によりキャリーオーバーの発生する可能性がある前記検体に対して設定されるキャリーオーバーの回避動作に従って、前記検体分注部の洗浄動作を行い、前記キャリーオーバーの回避動作に伴う測定処理の遅延状況を通知する手順を、実行させるための
プログラム。
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