JP2019178696A - Oリング、oリング係止構造、端子台及び車載機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構造にて脱落防止を図ることが可能なOリングを提供する。また、このOリングの係止構造や、Oリングを構成に含む端子台及び車載機器も提供する【解決手段】車載機器は、機器本体を収容する機器ボックスと、機器ボックスの壁に取り付けられる端子台と、この端子台を介して機器本体に電気的に接続されるワイヤハーネスとを備えて車両に搭載される。端子台は、簡素な構造にて脱落防止を図ることが可能なOリング24を構成に含む。このOリング24は、環状のOリング本体49と、Oリング本体49に連成される被係止部50とを有する。被係止部50は、Oリング本体49に一端が連続する連続部51と、この連続部51の他端に連続し且つ連続部51の延在方向に直交する方向に突出形成される被係止部本体52とを有する。被係止部本体52は、連続部51の他端に連続する基端側が中空部52bを有して筒形状に形成される。【選択図】図5
Description
本発明は、Oリング本体と、このOリング本体に連成されて組付対象に係止される被係止部とを有するOリングに関する。また、Oリング係止構造や、Oリングを構成に含む端子台及び車載機器に関する。
機器ボックスの壁に取り付けられて、この壁の内側と外側との電気的な接続に用いられる端子台としては、下記特許文献1に開示されたものが知られる。図12及び図13を参照しながら簡単に構成を説明すると、端子台1は、ハウジング2と、バスバー3及びスタッドボルト4と、Oリング5、6と、ホルダー7とを備えて構成される。
ハウジング2は、図示しない機器ボックスの壁に対し図示しないボルトで取り付けられる。このようなハウジング2は、上記壁に貫通形成された挿通孔に対して挿通される壁挿通部8と、この壁挿通部8に連続するハウジング本体9とを有する。バスバー3は、バスバー本体10と、このバスバー本体10の一端に連続する外側端子部11と、バスバー本体10の他端に連続する内側端子部12とを有する。バスバー3は、外側端子部11がバスバー本体10に対し90度折れ曲がるような略L字状に形成される。バスバー3は、バスバー本体10がハウジング2及びホルダー7に対して挿通されるような組み付けになる。このようなバスバー3は、内側端子部12が上記壁の内側で露出するように配置される。また、バスバー3は、外側端子部11が上記壁の外側で露出するように配置される。尚、端子台1の状態で、外側端子部11には、スタッドボルト4が組み付けられる。
Oリング5は、ハウジング2及びバスバー3間を防水するために備えられる。また、Oリング6は、上記壁(上記貫通孔)及びハウジング2間を防水するために備えられる。ホルダー7は、ハウジング本体9に組み付けられるOリング5の脱落防止に備えられる。尚、ホルダー7における引用符号13、13はロック部を示す。また、ハウジング本体9における引用符号14、14もロック部を示す。端子台1は、ロック部14、14及びロック部13、13同士がロックすることでホルダー7が固定され、そして、このホルダー7の固定によってOリング5の脱落が防止される。
図12及び図13において、ロック部14、14及びロック部13、13同士のロックは、上記壁に対するハウジング2の固定部分(ボルト固定孔15、15)の近傍で行われるようになる。
図12及び図13において、バスバー3に関し、このバスバー3は、壁挿通部8内に形成される図示しないハウジング側ロック部に係止される。引用符号16はバスバー本体10のバスバー側ロック部を示す。尚、バスバー3における引用符号17、17は、一対の係合片を示す。
図12において、Oリング6は、ハウジング本体9の底壁(上記図示しない壁に対向する面)に取り付けられる。Oリング6は、Oリング本体18と、このOリング本体18に突出形成される凸部19とを有する。凸部19は脱落防止用の圧入部分として形成される。
上記従来技術にあっては、機器ボックスの壁に端子台1を取り付ける前の、例えば端子台1の輸送時において、Oリング6がハウジング本体9の底壁から脱落してしまうという虞があった。そこで本願発明者はOリング6に関し、圧入部分としての凸部19を形成するのではなく、上記底壁に確実に係止されるような、且つ、簡素な構造になるような被係止部を形成し、これに変更することができないかと考えた。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、簡素な構造にて脱落防止を図ることが可能なOリングを提供することを課題とする。また、このOリングの係止構造や、Oリングを構成に含む端子台及び車載機器を提供することも課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のOリングは、環状のOリング本体と、該Oリング本体に連成されて組付対象に係止される被係止部とを有し、該被係止部は、前記Oリング本体に一端が連続する連続部と、該連続部の他端に連続し且つ前記連続部の延在方向に直交する方向に突出形成される被係止部本体とを有し、該被係止部本体は、前記連続部の前記他端に連続する基端側が中空部を有して筒形状に形成されることを特徴とする。
このような請求項1の特徴を有する本発明によれば、Oリングの被係止部が連続部と被係止部本体とを有し、また、被係止部本体が筒形状であることから、簡素な構造の被係止部になるのは勿論のこと、被係止部本体における筒形状の部分を縮径させれば、係止に有効な「くびれ」を生じさせることができる。従って、本発明によれば、簡素な構造にて脱落防止を図ることができる。尚、本発明に関し、上記とは別の言い方をすれば、被係止部本体に縮径し易い部分を持たせるだけで、例えば爪状の係止突起と同様の作用を生じさせることができる、とも言える。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のOリングにおいて、前記被係止部本体は、前記基端側が円筒形状に形成され且つ先端は先細りとなる環状のテーパを有することを特徴とする。
このような請求項2の特徴を有する本発明によれば、円筒形状や環状のテーパを有する被係止部であることから、型抜きし易く且つ(Oリング係止部に対し)挿入し易い簡素な構造の被係止部にすることができる。また、円筒形状であることから、上記「くびれ」を周方向に均等な厚みで形成することができ、以て安定した係止状態の維持に寄与することができる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載のOリングにおいて、前記組付対象に接する側となる前記Oリング本体の組付接触位置から前記連続部がある位置までの、前記Oリング本体の潰れ前の高さをHと定義するとともに、潰れ後の前記組付対象と該組付対象に対向する壁との間隔をSと定義すると、前記連続部は前記Oリング本体に対しH≧Sが成り立つ位置に配置形成されることを特徴とする。
このような請求項3の特徴を有する本発明によれば、被係止部本体が組付対象に対し確実に係止されるような配置にすることができる。尚、配置関係の具体的な内容については、実施例の欄にて説明するものとする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1、2又は3に記載のOリングにおいて、当該Oリングは、これを成形する金型のパーティングラインが前記連続部の側部位置で前記延在方向に沿うような形状に形成されることを特徴とする。
このような請求項4の特徴を有する本発明によれば、簡素な構造の被係止部であることから、上記位置にパーティングラインを設定することができる。従って、Oリングを成形するための金型の型割り構造を簡単にすることができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項5に記載の本発明のOリング係止構造は、請求項1、2、3又は4に記載のOリングと、該Oリングが組み付けられる組付対象とを備え、該組付対象は、前記OリングのOリング本体に対するOリング収容部と、前記Oリングの被係止部に対するOリング係止部とを有し、該Oリング係止部は、前記被係止部の被係止部本体にくびれを生じさせる係止部分として形成されることを特徴とする。
このような請求項5の特徴を有する本発明によれば、被係止部本体における筒形状の部分に「くびれ」を生じさせることができる。そして、この「くびれ」をOリング係止部で係止することにより、Oリングの脱落防止を図ることができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項6に記載の本発明の端子台は、請求項1、2、3又は4に記載のOリングと、該Oリングの組付対象になるハウジングと、該ハウジングに収容されて電気的な接続に用いられるバスバーとを備え、前記Oリングは、前記ハウジングと該ハウジングの取り付け先の壁との間に位置するように前記ハウジングに係止されることを特徴とする。
このような請求項6の特徴を有する本発明によれば、Oリングの脱落がない信頼性の高い端子台を提供することができる。
請求項7に記載の本発明は、請求項6に記載の端子台において、前記Oリングは、該Oリングの被係止部における連続部が前記取り付け先の前記壁、又はOリング取付治具に対し接する形状に形成されることを特徴とする。
このような請求項7の特徴を有する本発明によれば、仮に被係止部が係止状態になっていない場合、連続部に取り付け先の壁、又はOリング取付治具が接することで押し込まれ、結果、係止状態にすることができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項8に記載の本発明の車載機器は、機器本体と、該機器本体を収容する機器ボックスと、該機器ボックスの壁に取り付けられる請求項6又は7に記載の端子台と、該端子台を介して前記機器本体に電気的に接続されるワイヤハーネスとを備えて車両に搭載されることを特徴とする。
このような請求項8の特徴を有する本発明によれば、Oリングの脱落がない信頼性の高い端子台を構成に含むことから、より良い車載機器を提供することができる。
本発明のOリング及びOリング係止構造によれば、簡素な構造にて脱落防止を図ることができるという効果を奏する。また、本発明の端子台及び車載機器によれば、この構成に上記Oリングを含むことから、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
車載機器は、機器本体を収容する機器ボックスと、機器ボックスの壁に取り付けられる端子台と、この端子台を介して機器本体に電気的に接続されるワイヤハーネスとを備えて車両に搭載される。端子台は、簡素な構造にて脱落防止を図ることが可能なOリングを構成に含む。このOリングは、環状のOリング本体と、Oリング本体に連成される被係止部とを有する。被係止部は、Oリング本体に一端が連続する連続部と、この連続部の他端に連続し且つ連続部の延在方向に直交する方向に突出形成される被係止部本体とを有する。被係止部本体は、連続部の他端に連続する基端側が中空部を有して筒形状に形成される。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明のOリングを構成に含む端子台の一実施形態を示す斜視図である。また、図2はOリングの組み付け側から見た端子台の斜視図、図3は端子台の分解斜視図、図4はハウジングの底面図、図5はOリングの図、図6は図1のA−A線断面図、図7はOリングが係止される過程を示す図である。
尚、図1中の矢印P、Q、Rに関し、本実施例においては矢印Pが上下方向、矢印Qが左右方向、矢印Rが前後方向を示すものとする(一例であるものとする)。
<端子台21の構成について>
図1において、引用符号21は端子台を示す。端子台21は、自動車に搭載される例えばDC−DCコンバーター等(車載機器)の、金属製の機器ボックスの壁Wに取り付けられる。本実施例においては、入力及び出力用として三つの端子台21が上記機器ボックスの所定位置に取り付けられる。三つの端子台21は全て同じ構成及び構造のものであり、そのうちの一つの端子台21を挙げて以下に説明するものとする。
図1において、引用符号21は端子台を示す。端子台21は、自動車に搭載される例えばDC−DCコンバーター等(車載機器)の、金属製の機器ボックスの壁Wに取り付けられる。本実施例においては、入力及び出力用として三つの端子台21が上記機器ボックスの所定位置に取り付けられる。三つの端子台21は全て同じ構成及び構造のものであり、そのうちの一つの端子台21を挙げて以下に説明するものとする。
図1ないし図3において、端子台21は、壁Wの内側と外側との電気的な接続を行うために用いられるものであって、バスバー部品22と、このバスバー部品22が組み付けられる樹脂製のハウジング23と、ハウジング23に組み付けられるOリング24及びスタッドボルト25とを備えて構成される。端子台21は、壁Wの内側において、図示しない機器本体に接続される。また、壁Wの外側においては、図示しないワイヤハーネスが接続される。ワイヤハーネスは、端子台21を介して機器本体に接続される。尚、本実施例においては、端子台21に対しワイヤハーネスの端子金具が上から下へ接続されるようになるが、この向きは一例であるものとする。
端子台21は、以下の説明で分かるようになるが、Oリング24の構造が簡素で脱落防止も図れる点に特徴を有する。
<バスバー部品22について>
図1ないし図3において、バスバー部品22は、バスバー26と、Oリング27と、ホルダー28とを備えて構成される。バスバー26は、導電性を有する比較的厚肉の金属板をプレス加工することにより形成される。バスバー26は、バスバー本体29と、外側端子部30と、内側端子部31とを有して図示形状に形成される。Oリング27は、ゴム又はエラストマー製の部材であって、弾力性を有する。Oリング27は、バスバー26とハウジング23との間を防水するために備えられる。Oリング27は、平面視略長円形の環状(リング状)に形成される。ホルダー28は、Oリング27を押圧して保持するための樹脂製の部材であって、ホルダー本体32と、一対の端子係合部33とを有して図示形状に形成される。ホルダー28は、バスバー26に組み付けられてバスバー部品22の一構成部材になった後、ハウジング23の後述するホルダー収容部37に収容される。
図1ないし図3において、バスバー部品22は、バスバー26と、Oリング27と、ホルダー28とを備えて構成される。バスバー26は、導電性を有する比較的厚肉の金属板をプレス加工することにより形成される。バスバー26は、バスバー本体29と、外側端子部30と、内側端子部31とを有して図示形状に形成される。Oリング27は、ゴム又はエラストマー製の部材であって、弾力性を有する。Oリング27は、バスバー26とハウジング23との間を防水するために備えられる。Oリング27は、平面視略長円形の環状(リング状)に形成される。ホルダー28は、Oリング27を押圧して保持するための樹脂製の部材であって、ホルダー本体32と、一対の端子係合部33とを有して図示形状に形成される。ホルダー28は、バスバー26に組み付けられてバスバー部品22の一構成部材になった後、ハウジング23の後述するホルダー収容部37に収容される。
<ハウジング23について>
図1ないし図4において、ハウジング23は、上記バスバー部品22と共に端子台21を構成する部材であって、ハウジング本体34と、壁挿通部35と、一対の本体固定部36とを有して図示形状に形成される。ハウジング23は、これ自身が壁Wに取り付けられると、ハウジング本体34が壁Wの外側に配置される。また、ハウジング23は、これ自身が壁Wに取り付けられると、壁挿通部35が壁Wを貫通して、壁挿通部35の先端側が壁Wの内側に配置される。尚、壁Wに対するハウジング23の固定は、図示しないボルトが用いられる。ハウジング23は、Oリング24から見て特許請求の範囲に記載された組付対象に相当する。
図1ないし図4において、ハウジング23は、上記バスバー部品22と共に端子台21を構成する部材であって、ハウジング本体34と、壁挿通部35と、一対の本体固定部36とを有して図示形状に形成される。ハウジング23は、これ自身が壁Wに取り付けられると、ハウジング本体34が壁Wの外側に配置される。また、ハウジング23は、これ自身が壁Wに取り付けられると、壁挿通部35が壁Wを貫通して、壁挿通部35の先端側が壁Wの内側に配置される。尚、壁Wに対するハウジング23の固定は、図示しないボルトが用いられる。ハウジング23は、Oリング24から見て特許請求の範囲に記載された組付対象に相当する。
<ハウジング本体34について>
図1ないし図4において、ハウジング本体34は、バスバー部品22に対するホルダー収容部37と、スタッドボルト25の頭部38を収容保持するボルト収容部39とを有する。ホルダー収容部37は、ハウジング本体34の底壁40と、矩形枠状の周壁41とで囲まれた部分として形成される。周壁41の内面には、バスバー部品22のホルダー28をガイドするためのホルダーガイド部42が形成される。ボルト収容部39は、ホルダー収容部37の内側に配置形成される。ボルト収容部39における引用符号43は端子支持部を示す。この端子支持部43は、バスバー部品22の外側端子部30の受け部分として形成される。
図1ないし図4において、ハウジング本体34は、バスバー部品22に対するホルダー収容部37と、スタッドボルト25の頭部38を収容保持するボルト収容部39とを有する。ホルダー収容部37は、ハウジング本体34の底壁40と、矩形枠状の周壁41とで囲まれた部分として形成される。周壁41の内面には、バスバー部品22のホルダー28をガイドするためのホルダーガイド部42が形成される。ボルト収容部39は、ホルダー収容部37の内側に配置形成される。ボルト収容部39における引用符号43は端子支持部を示す。この端子支持部43は、バスバー部品22の外側端子部30の受け部分として形成される。
<壁挿通部35について>
図1ないし図4において、壁挿通部35は、ハウジング本体34に対し一体化する部分として形成される。また、壁挿通部35は、ハウジング本体34の下面(ハウジング本体34の底壁40の外面)から真っ直ぐ延在する部分として形成される。壁挿通部35は、壁Wの挿通孔WH(図6参照)に対し挿通される部分として形成される。このような壁挿通部35は、バスバー挿通孔44を有する。
図1ないし図4において、壁挿通部35は、ハウジング本体34に対し一体化する部分として形成される。また、壁挿通部35は、ハウジング本体34の下面(ハウジング本体34の底壁40の外面)から真っ直ぐ延在する部分として形成される。壁挿通部35は、壁Wの挿通孔WH(図6参照)に対し挿通される部分として形成される。このような壁挿通部35は、バスバー挿通孔44を有する。
<Oリング収容部45について>
図2及び図7において、壁挿通部35の外側でハウジング本体34の底壁40の外面には、壁挿通部35を囲むようにOリング収容部45が形成される。このOリング収容部45は、底壁40と壁Wとの間のシールをするためのOリング24の後述するOリング本体49を収容する部分として形成される。Oリング収容部45は、図4に示す如くの環状で浅底の溝形状に形成される。
図2及び図7において、壁挿通部35の外側でハウジング本体34の底壁40の外面には、壁挿通部35を囲むようにOリング収容部45が形成される。このOリング収容部45は、底壁40と壁Wとの間のシールをするためのOリング24の後述するOリング本体49を収容する部分として形成される。Oリング収容部45は、図4に示す如くの環状で浅底の溝形状に形成される。
尚、引用符号46は、Oリング本体49に連成される一対の被係止部50(後述する)をそれぞれ係止するためのOリング係止部を示す。一対のOリング係止部46は、Oリング収容部45の外側に配置形成される。
<一対のOリング係止部46について>
図7において、一対のOリング係止部46は、開口側係止部46aと、奥側係止部46bと、係止段部46cとを有して図示の孔形状に形成される。開口側係止部46aは、孔の開口側に配置される部分として形成される。奥側係止部46bは、孔の奥側に配置される部分として形成される。係止段部46cは、開口側係止部46aと奥側係止部46bとの連続部分に配置されるように形成される。また、係止段部46cは、Oリング24の後述する被係止部50よりも幅狭(小径)に形成される。係止段部46cは、被係止部50を係止するために略爪状の段差部分に形成される。詳しくは、被係止部50を縮径させて(「くびれ」を生じさせて)係止することができるような略爪状の段差部分に係止段部46は形成される。
図7において、一対のOリング係止部46は、開口側係止部46aと、奥側係止部46bと、係止段部46cとを有して図示の孔形状に形成される。開口側係止部46aは、孔の開口側に配置される部分として形成される。奥側係止部46bは、孔の奥側に配置される部分として形成される。係止段部46cは、開口側係止部46aと奥側係止部46bとの連続部分に配置されるように形成される。また、係止段部46cは、Oリング24の後述する被係止部50よりも幅狭(小径)に形成される。係止段部46cは、被係止部50を係止するために略爪状の段差部分に形成される。詳しくは、被係止部50を縮径させて(「くびれ」を生じさせて)係止することができるような略爪状の段差部分に係止段部46は形成される。
Oリング係止部46に関し、図3の引用符号46dは、係止段部46cを形成するための型抜き孔を示すものとする。この型抜き孔46dは、Oリング収容部45の形成位置に対し外側に配置される。また、型抜き孔46dは、一対の本体固定部36の基端位置に配置される。
<一対の本体固定部36について>
図1ないし図4において、一対の本体固定部36は、ハウジング23を壁Wに取り付けるための固定部分であって、ハウジング本体34の側部に連成される。一対の本体固定部36には、図示しないボルトに対するボルト固定孔47が形成される。このボルト固定孔47には、金属製で円筒形状のカラー48が取り付けられる。
図1ないし図4において、一対の本体固定部36は、ハウジング23を壁Wに取り付けるための固定部分であって、ハウジング本体34の側部に連成される。一対の本体固定部36には、図示しないボルトに対するボルト固定孔47が形成される。このボルト固定孔47には、金属製で円筒形状のカラー48が取り付けられる。
<Oリング24について>
図2、図3、及び図5において、Oリング24は、弾力性を有し、壁Wに貫通形成された挿通孔WH(図6参照)の周囲を防水するために備えられる(別な言い方をすれば、壁W及びハウジング23間を防水するために備えられる)。Oリング24は、Oリング本体49と、脱落防止用の一対の被係止部50とを有して図示形状に形成される。
図2、図3、及び図5において、Oリング24は、弾力性を有し、壁Wに貫通形成された挿通孔WH(図6参照)の周囲を防水するために備えられる(別な言い方をすれば、壁W及びハウジング23間を防水するために備えられる)。Oリング24は、Oリング本体49と、脱落防止用の一対の被係止部50とを有して図示形状に形成される。
<Oリング本体49について>
図2、図3、図5、及び図6において、Oリング本体49は、平面視略長方形のリング状に形成される。また、断面円形状にも形成される。Oリング本体49は、ハウジング23のOリング収容部45に収容される部分として形成される。
図2、図3、図5、及び図6において、Oリング本体49は、平面視略長方形のリング状に形成される。また、断面円形状にも形成される。Oリング本体49は、ハウジング23のOリング収容部45に収容される部分として形成される。
<一対の被係止部50について>
図3及び図5において、一対の被係止部50は、Oリング本体49の外側に連続する部分として形成される。一対の被係止部50は、ハウジング23の一対のOリング係止部46(図4参照)にそれぞれ係止される部分として形成される。
図3及び図5において、一対の被係止部50は、Oリング本体49の外側に連続する部分として形成される。一対の被係止部50は、ハウジング23の一対のOリング係止部46(図4参照)にそれぞれ係止される部分として形成される。
一対の被係止部50は、両方とも同じ形状に形成される。そのため以下では、一方の被係止部50について説明をするものとする。被係止部50は、連続部51と、被係止部本体52とを有して図示形状に形成される。
<連続部51について>
図5及び図7において、連続部51は、この一端がOリング本体49に連続し、また、他端が被係止部本体52に連続するように形成される。すなわち、連続部51は、Oリング本体49と被係止部本体52とを連結する短いアーム状の部分として形成される。連続部51は、仮想線X1の位置がOリング本体49の中心軸X2よりも図5の紙面上方に位置するように形成される。また、連続部51は、仮想線X1の位置がOリング本体49の下部位置(組付接触位置)となる仮想線X3の位置から高さHの寸法位置になるように形成される(高さHについては後述するものとする)。
図5及び図7において、連続部51は、この一端がOリング本体49に連続し、また、他端が被係止部本体52に連続するように形成される。すなわち、連続部51は、Oリング本体49と被係止部本体52とを連結する短いアーム状の部分として形成される。連続部51は、仮想線X1の位置がOリング本体49の中心軸X2よりも図5の紙面上方に位置するように形成される。また、連続部51は、仮想線X1の位置がOリング本体49の下部位置(組付接触位置)となる仮想線X3の位置から高さHの寸法位置になるように形成される(高さHについては後述するものとする)。
<被係止部本体52について>
図5及び図7において、被係止部本体52は、ハウジング23のOリング係止部46に対する被係止部分として形成される。被係止部本体52は、連続部51の他端に連続する基端側の基端部52aと、この基端部52aに連続する中間部52bと、中間部52bに連続する先端側の先端部52cとを有して、連続部51の延在方向(仮想線X1の延在方向と同じ)に対し直交する方向にのびるように形成される。別な言い方をすれば、図5の紙面下方に真っ直ぐのびるように形成される。
図5及び図7において、被係止部本体52は、ハウジング23のOリング係止部46に対する被係止部分として形成される。被係止部本体52は、連続部51の他端に連続する基端側の基端部52aと、この基端部52aに連続する中間部52bと、中間部52bに連続する先端側の先端部52cとを有して、連続部51の延在方向(仮想線X1の延在方向と同じ)に対し直交する方向にのびるように形成される。別な言い方をすれば、図5の紙面下方に真っ直ぐのびるように形成される。
被係止部本体52の基端部52aは、円筒形状に形成される(一例であり、筒状であればよいものとする)。この円筒形状は、基端部52aに中空部52dを持たせることで形成される。中空部52dは、連続部51の他端側が開口し、底が中間部52bの近傍に位置するような有底の穴として形成される。中空部52dは、基端部52aが縮径し易く且つ先端部52cの側が逆に縮径し難くなるように形成される。中空部52dは、図7(b)に示す如く、「くびれ」が生じるような部分に形成される。
尚、Oリング係止部46によって「くびれ」が生じれば、この部分において図7(b)に示す如くの係止状態が形成されるのは勿論である。
先端部52cには、この先端部52cが先細りするような部分としての環状のテーパ52eが形成される。このテーパ52eは、Oリング係止部46に対する被案内部分として形成される。被係止部本体52は、図5(b)に模式的に示すパーティングラインPL1から分かるように、型割り構造が簡単である(比較の対象は、後述する図8(b)のパーティングラインPL2である)。
<被係止部50による係止状態について>
図5及び図7において、被係止部50は、上記の如く連続部51と被係止部本体52とを有する。この被係止部本体52は、基端側が筒形状であることから縮径し易く、且つ、中間及び先端側は逆に基端側よりも縮径し難くなる。そのため、Oリング24の取り付けの際に被係止部本体52が略孔状のOリング係止部46に押し込まれると、被係止部本体52はOリング係止部46の係止段部46cにより基端側が縮径し、この縮径部分が被係止部本体52において「くびれ」になる。そして、この「くびれ」があることにより、係止段部46cと被係止部本体52の中間とで係止状態が形成される。係止状態が形成されると、例えば輸送の際に振動で脱落の方向の力が加わったとしても、Oリング24の脱落が生じることのないのは勿論である。
図5及び図7において、被係止部50は、上記の如く連続部51と被係止部本体52とを有する。この被係止部本体52は、基端側が筒形状であることから縮径し易く、且つ、中間及び先端側は逆に基端側よりも縮径し難くなる。そのため、Oリング24の取り付けの際に被係止部本体52が略孔状のOリング係止部46に押し込まれると、被係止部本体52はOリング係止部46の係止段部46cにより基端側が縮径し、この縮径部分が被係止部本体52において「くびれ」になる。そして、この「くびれ」があることにより、係止段部46cと被係止部本体52の中間とで係止状態が形成される。係止状態が形成されると、例えば輸送の際に振動で脱落の方向の力が加わったとしても、Oリング24の脱落が生じることのないのは勿論である。
<Oリング24の効果について>
以上、図1ないし図7を参照しながら説明してきたように、本発明の一実施形態であるOリング24によれば、被係止部50が連続部51と被係止部本体52とを有し、また、被係止部本体52が筒形状であることから、簡素な構造の被係止部50になるのは勿論のこと、被係止部本体52における筒形状の部分(基端部52a)を縮径させれば、係止に有効な「くびれ」を生じさせることができる。従って、Oリング24によれば、簡素な構造にて脱落防止を図ることができるという効果を奏する。
以上、図1ないし図7を参照しながら説明してきたように、本発明の一実施形態であるOリング24によれば、被係止部50が連続部51と被係止部本体52とを有し、また、被係止部本体52が筒形状であることから、簡素な構造の被係止部50になるのは勿論のこと、被係止部本体52における筒形状の部分(基端部52a)を縮径させれば、係止に有効な「くびれ」を生じさせることができる。従って、Oリング24によれば、簡素な構造にて脱落防止を図ることができるという効果を奏する。
<端子台21(及び車載機器)の効果について>
また、上記のように、Oリング24の脱落がない信頼性の高い端子台21(及び車載機器)であることから、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
また、上記のように、Oリング24の脱落がない信頼性の高い端子台21(及び車載機器)であることから、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図8は他の例となるOリングの図である。また、図9〜図11は図8のOリングが係止される過程を示す図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
<他の例となるOリング61について>
図8及び図9において、他の例となるOリング61は、実施例1のOリング24と比べて外観上、構造が若干複雑になるものの、脱落防止を図る点では有効な構造を有するものである。Oリング61は、弾力性を有し、壁Wに貫通形成された挿通孔WH(図6参照)及びハウジング23間を防水するために備えられる(別な言い方をすれば、壁W及びハウジング23間を防水するために備えられる)。Oリング61は、Oリング本体62と、脱落防止用の一対の被係止部63とを有して図示形状に形成される。
図8及び図9において、他の例となるOリング61は、実施例1のOリング24と比べて外観上、構造が若干複雑になるものの、脱落防止を図る点では有効な構造を有するものである。Oリング61は、弾力性を有し、壁Wに貫通形成された挿通孔WH(図6参照)及びハウジング23間を防水するために備えられる(別な言い方をすれば、壁W及びハウジング23間を防水するために備えられる)。Oリング61は、Oリング本体62と、脱落防止用の一対の被係止部63とを有して図示形状に形成される。
<Oリング本体62について>
図8ないし図11において、Oリング本体62は、平面視略長方形のリング状に形成される。また、断面円形状にも形成される。Oリング本体62は、ハウジング23のOリング収容部45に収容される部分として形成される。
図8ないし図11において、Oリング本体62は、平面視略長方形のリング状に形成される。また、断面円形状にも形成される。Oリング本体62は、ハウジング23のOリング収容部45に収容される部分として形成される。
<一対の被係止部62について>
図8ないし図11において、一対の被係止部62は、Oリング本体62の外側に連続する部分として形成される。一対の被係止部62は、ハウジング23の一対のOリング係止部46に係止される部分として形成される。
図8ないし図11において、一対の被係止部62は、Oリング本体62の外側に連続する部分として形成される。一対の被係止部62は、ハウジング23の一対のOリング係止部46に係止される部分として形成される。
一対の被係止部62は、両方とも同じ形状に形成される。そのため以下では、一方の被係止部62について説明をするものとする。被係止部62は、連続部65と、被係止部本体66とを有して図示形状に形成される。
<連続部65について>
図8ないし図11において、連続部65は、この一端がOリング本体62に連続し、また、他端が被係止部本体66に連続するように形成される。すなわち、連続部65は、Oリング本体62と被係止部本体66とを連結する短いアーム状の部分として形成される。連続部65は、仮想線X1の位置がOリング本体62の中心軸X2よりも図8の紙面上方に位置するように形成される。また、連続部65は、仮想線X1の位置がOリング本体62の下部位置(組付接触位置)となる仮想線X3の位置から高さHの寸法位置になるように形成される(高さHについては後述するものとする)。
図8ないし図11において、連続部65は、この一端がOリング本体62に連続し、また、他端が被係止部本体66に連続するように形成される。すなわち、連続部65は、Oリング本体62と被係止部本体66とを連結する短いアーム状の部分として形成される。連続部65は、仮想線X1の位置がOリング本体62の中心軸X2よりも図8の紙面上方に位置するように形成される。また、連続部65は、仮想線X1の位置がOリング本体62の下部位置(組付接触位置)となる仮想線X3の位置から高さHの寸法位置になるように形成される(高さHについては後述するものとする)。
<被係止部本体66について>
図8ないし図11において、被係止部本体66は、ハウジング23のOリング係止部46に対する被係止部分として形成される。被係止部本体66は、連続部65の他端に連続する基端側の基端部66aと、この基端部66aに連続する中間部66bと、中間部66bに連続する先端側の先端部66cとを有して、連続部65の延在方向(仮想線X1の延在方向と同じ)に対し直交する方向にのびるように形成される。別な言い方をすれば、図8の紙面下方に真っ直ぐのびるように形成される。
図8ないし図11において、被係止部本体66は、ハウジング23のOリング係止部46に対する被係止部分として形成される。被係止部本体66は、連続部65の他端に連続する基端側の基端部66aと、この基端部66aに連続する中間部66bと、中間部66bに連続する先端側の先端部66cとを有して、連続部65の延在方向(仮想線X1の延在方向と同じ)に対し直交する方向にのびるように形成される。別な言い方をすれば、図8の紙面下方に真っ直ぐのびるように形成される。
被係止部本体66の中間部66bには、一対の係止凸部66dが形成される。この一対の係止凸部66dは、Oリング係止部46の係止段部46cに対する被係止部分として形成される。一対の係止凸部66dには、先端部66cに向けてテーパ66eがそれぞれ形成される。この一対のテーパ66eは、Oリング係止部46に対する被案内部分として形成される。
<仮セットから被係止後までの状態について>
ここで、図8ないし図11を参照しながら、Oリング係止部46に対する被係止部本体66の仮セットから被係止後までの状態について説明をする(別な言い方をすれば、上記他の例となるOリング61が、例えば端子台21の輸送時に脱落しないようになるまでの状態について説明をする)。
ここで、図8ないし図11を参照しながら、Oリング係止部46に対する被係止部本体66の仮セットから被係止後までの状態について説明をする(別な言い方をすれば、上記他の例となるOリング61が、例えば端子台21の輸送時に脱落しないようになるまでの状態について説明をする)。
尚、以下の説明においては、引用符号67がOリング取付治具を示すものとする。Oリング取付治具67は、他の例となるOリング61をOリング収容部45及びOリング係止部46に取り付けるために用いる治具であって、ハウジング23に対し壁Wと同じ位置関係(図6参照)を有するように作動するものとする(そのため、Oリング取付治具67を壁Wとして置き換えて見てもよいものとする)。この他、図11(a)で示す寸法、すなわちOリング収容部45の底からOリング取付治具67(壁W)までの寸法を間隔Sと定義するものとする。間隔Sは、高さHとなる連続部65の配置を説明するためのもので、連続部65は高さH≧間隔Sが成り立つ配置になるものとする。図10(b)においては、連続部65の他端における引用符号65aを肩部と呼ぶものとする。
図9(a)及び図10(a)において、この図は仮セット(O−RING)状態を示す。仮セットの状態は、Oリング61をOリング収容部45及びOリング係止部46に組み付ける際の初期段階となる状態であり、単にOリング61を置いただけの状態でもある。仮セット状態では、被係止部本体66の係止凸部66dがOリング係止部46の係止段部46cを通過する前の状態になる。そのため、被係止部本体66は、ハウジング本体34の底壁40から半分以上が突出した状態になる。このような被係止部本体66に対し直交するように連続部65が延在することから、この連続部65に連続するOリング本体62は、Oリング収容部45から浮き上がった状態になる。仮セット状態では、Oリング61が容易に脱落してしまう状態にある。
図10(b)において、この図は被係止前の状態を示す。被係止前の状態は、Oリング61をOリング収容部45及びOリング係止部46に組み付ける際の途中段階となる状態であり、Oリング61がOリング取付治具67にて押し付けられはじめた状態でもある。Oリング取付治具67にて押し付けられはじめると、先ずOリング本体62が図の下方に移動して、下部位置(特許請求の範囲の組付接触位置に相当)がOリング収容部45の底に接触する。そして、Oリング取付治具67にて更に押し付けられると、Oリング本体62は弾性変形して円形の状態から略楕円の状態に潰れるようになる。
Oリング本体62が潰れると、この潰れに伴って連続部65が図に示す如く斜めに傾き、この後に連続部65の他端における肩部65aにもOリング取付治具67が接触して、肩部65aはOリング本体62と一緒にOリング取付治具67にて押し付けられる(連続部65が上記高さH≧間隔Sが成り立つ配置であるため、肩部65aが確実にOリング取付治具67にて押し付けられる)。肩部65aがOリング取付治具67にて押し付けられると、肩部65aの直下の被係止部本体66には圧縮の力が作用する。
図9(b)及び図11(a)において、この図は被係止時の状態を示す。被係止時の状態は、Oリング61をOリング収容部45及びOリング係止部46に取り付ける際の最終段階となる状態であり、被係止部本体66がOリング係止部46に係止された時の状態でもある。被係止時の状態では、被係止部本体66に作用した圧縮の力により、被係止部本体66の係止凸部66dが弾性変形してOリング係止部46の係止段部46cを通過する。図は被係止部本体66が元の状態に弾性復帰した時の状態になる。
この復帰時、係止凸部66dは係止段部46cよりも図中下側に位置した状態になる。すなわち、被係止部本体66がOリング係止部46から抜けようとしても引っ掛かりが生じて、抜けが防止された状態になる。すなわち、被係止の状態になる。この被係止の状態において、Oリング取付治具67を壁Wに置き換えて見れば、弾性変形したOリング本体62により、壁W及びハウジング23間は防水された状態になる。
尚、図9(b)から分かるように、本実施例においては壁W及びハウジング23間に微小な隙間ΔSが生じるものとする。
図11(b)において、この図は被係止後の状態を示す。被係止後の状態は、Oリング61をOリング収容部45及びOリング係止部46に組み付け終わった段階の状態であり、被係止部本体66がOリング係止部46に係止されていることから、例えば端子台21の輸送時に脱落してしまわない状態でもある。
尚、Oリング61が脱落してしまわない状態に関し、図9(b)に示す如く、微小な隙間ΔSに対し係止凸部66d及び係止段部46cの間隔ΔYが、ΔS<ΔYの関係であれば有効である。ΔS<ΔYの関係であれば、係止凸部66dが係止段部46cに確実に係止され、いわゆる半嵌合は起こることがない。
<Oリング61の効果について>
以上、図8ないし図11を参照しながら説明してきたように、他の例となるOリング61によれば、簡素な構造にて脱落防止を図ることができるという効果を奏する。
以上、図8ないし図11を参照しながら説明してきたように、他の例となるOリング61によれば、簡素な構造にて脱落防止を図ることができるという効果を奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
21…端子台、 22…バスバー部品、 23…ハウジング(組付対象)、 24…Oリング、 25…スタッドボルト、 26…バスバー、 27…Oリング、 28…ホルダー、 29…バスバー本体、 30…外側端子部、 31…内側端子部、 32…ホルダー本体、 33…端子係合部、 34…ハウジング本体、 35…壁挿通部、 36…本体固定部、 37…ホルダー収容部、 38…頭部、 39…ボルト収容部、 40…底壁、 41…周壁、 42…ホルダーガイド部、 43…端子支持部、 44…バスバー挿通孔、 45…Oリング収容部、 46…Oリング係止部、 46a…開口側係止部、 46b…奥側係止部、 46c…係止段部、 46d…型抜き孔、 47…ボルト固定孔、 48…カラー、 49…Oリング本体、 50…被係止部、 51…連続部、 52…被係止部本体、 52a…基端部、 52b…中間部、 52c…先端部、 52d…中空部、 52e…テーパ、 61…Oリング、 62…Oリング本体、 63…被係止部、 65…連続部、 66…被係止部本体、 66a…基端部、 66b…中間部、 66c…先端部、 66d…係止凸部、 66e…テーパ、 67…Oリング取付治具、 W…壁、 WH…挿通孔、 PL1、PL2…パーティングライン
Claims (8)
- 環状のOリング本体と、該Oリング本体に連成されて組付対象に係止される被係止部とを有し、
該被係止部は、前記Oリング本体に一端が連続する連続部と、該連続部の他端に連続し且つ前記連続部の延在方向に直交する方向に突出形成される被係止部本体とを有し、
該被係止部本体は、前記連続部の前記他端に連続する基端側が中空部を有して筒形状に形成される
ことを特徴とするOリング。 - 請求項1に記載のOリングにおいて、
前記被係止部本体は、前記基端側が円筒形状に形成され且つ先端は先細りとなる環状のテーパを有する
ことを特徴とするOリング。 - 請求項1又は2に記載のOリングにおいて、
前記組付対象に接する側となる前記Oリング本体の組付接触位置から前記連続部がある位置までの、前記Oリング本体の潰れ前の高さをHと定義するとともに、潰れ後の前記組付対象と該組付対象に対向する壁との間隔をSと定義すると、前記連続部は前記Oリング本体に対しH≧Sが成り立つ位置に配置形成される
ことを特徴とするOリング。 - 請求項1、2又は3に記載のOリングにおいて、
当該Oリングは、これを成形する金型のパーティングラインが前記連続部の側部位置で前記延在方向に沿うような形状に形成される
ことを特徴とするOリング。 - 請求項1、2、3又は4に記載のOリングと、該Oリングが組み付けられる組付対象とを備え、
該組付対象は、前記OリングのOリング本体に対するOリング収容部と、前記Oリングの被係止部に対するOリング係止部とを有し、
該Oリング係止部は、前記被係止部の被係止部本体にくびれを生じさせる係止部分として形成される
ことを特徴とするOリング係止構造。 - 請求項1、2、3又は4に記載のOリングと、該Oリングの組付対象になるハウジングと、該ハウジングに収容されて電気的な接続に用いられるバスバーとを備え、
前記Oリングは、前記ハウジングと該ハウジングの取り付け先の壁との間に位置するように前記ハウジングに係止される
ことを特徴とする端子台。 - 請求項6に記載の端子台において、
前記Oリングは、該Oリングの被係止部における連続部が前記取り付け先の前記壁、又はOリング取付治具に対し接する形状に形成される
ことを特徴とする端子台。 - 機器本体と、該機器本体を収容する機器ボックスと、該機器ボックスの壁に取り付けられる請求項6又は7に記載の端子台と、該端子台を介して前記機器本体に電気的に接続されるワイヤハーネスとを備えて車両に搭載される
ことを特徴とする車載機器。
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