JP2016114076A - ガスケット組付確認構造 - Google Patents

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誠三 渡辺
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Abstract

【課題】カバー体の内方側に形成される貫通孔に組付けられるガスケットでも、その組付状態を確認することができる確認構造を提供する。
【解決手段】シール対象主体2にガスケットを介して取付けるカバー体3を備え、カバー体は、その外周縁部31から内方側の部位に、構成部材7,8を貫装するための貫通孔32,33を備え、ガスケットは、メインガスケット4と、サブガスケット5,6とを含み、カバー体には、サブガスケットの装着部位より径方向外方側の近傍部位に透孔34,35が形成され、サブガスケットには、径方向外方側に延びるアーム部51,61と、アーム部の先側に透孔に挿入し得るボス部52,62が設けられ、貫通孔の周辺部32a、33aにサブガスケットが配置され、且つ、透孔にボス部が挿入された状態では、透孔がボス部によって密封されると共に、ボス部がカバー体の外に露見するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、内燃機関のシリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの間に組付けられるガスケットが正しく組付けられたか否かを確認することができるガスケット組付確認構造に関する。
内燃機関において、シリンダヘッドに対してシリンダヘッドカバーがガスケットを介して気密的に締結一体とされる。このガスケットとしては、シリンダヘッドカバー及びシリンダヘッドの外周縁部との間に介在されるガスケットと、前記シリンダヘッドカバーにおける外周縁部より内方側の部位に形成された構成部材を貫装するための貫通孔の周辺部とシリンダヘッドとの間に介在されるガスケットとが含まれる。以下では、便宜上前者のガスケットをメインガスケット、後者のガスケットをサブガスケットと言う。特許文献1の図7には、前記貫通孔の周辺部に装着され、貫通孔に貫装されるセンサーと前記シリンダヘッドカバーとの間をシールするように構成されたサブガスケットが記載されている。構成部材としては、シリンダヘッドカバーの内方部において、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結させるためのボルト、スパークプラグを含むイグニッションコイル、さらには、特許文献1に記載されたようなセンサー等が挙げられる。シリンダヘッドカバーはその外周縁部においてシリンダヘッドにボルトによって締結されるが、内方部におけるシリンダヘッドカバーの撓みを防止するため、内方部の適宜複数個所においてもボルトによってシリンダヘッドに締結することもなされている。
前記のようなガスケットは、シリンダヘッドカバーの所定部位に形成されたそれぞれのガスケット溝(凹溝)に組付けられ、この状態でシリンダヘッドカバーを反転してシリンダヘッドに被せ、ボルトによってシリンダヘッドカバーがシリンダヘッドに締結一体に合体される。このようなシリンダヘッドカバーとシリンダヘッドとの締結合体状態において、各ガスケットがそれぞれの所定部位に正しく装着されていないと、内燃機関の作動時に、シリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの合体部(外周縁部)や前記構成部材貫装用の貫通孔からオイル漏れが生じ、内燃機関の作動に支障を来すことになる。特許文献1〜3には、このようなガスケットの装着不具合を生じさせないための方策が記載されている。
特開2010−281426号公報 実開昭62−38463号公報 特許第4727328号公報
特許文献1では、メインガスケットとサブガスケットとを分岐部で繋ぎ、分岐部の途中に形成された係着部をシリンダヘッドカバーの内面に形成された突起部に係着させることによって、前記反転時におけるメインガスケット及びサブガスケットの脱落の防止を図るようにしている。これによって、両ガスケットの組付不具合が生じ難くなるが、シリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの締結後、この組付状態を確認することができない。特に、サブガスケットは、シリンダヘッドカバーの内部にあるため、この組付状態を外部から確認することは全く不可である。また、特許文献2では、シリンダヘッドカバーの外周縁部にフランジ部を設け、このフランジ部に形成されたガスケット止め孔に、メインガスケット(シリンダヘッドカバーガスケット)に形成された圧入部を圧入することにより、前記反転時のメインガスケットの脱落を防止するようにしている。このように、メインガスケットの脱落を防止することにより、当該メインガスケットの組付不具合の発生が減少し、また、結果的に圧入部がフランジ部より突出することにより、メインガスケットの組付状態が外部から確認することができる。しかし、特許文献2には、前記のような構成部材貫装用の貫通孔及びサブガスケットの開示はなく、且つ、このサブガスケットの組付状態の確認についての言及もない。さらに、特許文献3では、管部材の接合装置におけるガスケットに識別用突起片を設け、管部材の接合状態で識別用突起片を外部から識別し得るようにしている。しかし、特許文献3においても、前記サブガスケットに相当するものの開示はなく、且つ、このサブガスケットの組付状態の確認についての言及もない。
本発明は、前記に鑑みなされたもので、カバー体の外周縁部より内方側に形成される構成部材の貫装用の貫通孔に組付けられるガスケットでも、容易且つ的確にその組付状態を確認することができるガスケット組付確認構造を提供することを目的としている。
本発明に係るガスケット組付確認構造は、シール対象主体と、該シール対象主体にガスケットを介して取付けられるカバー体とを備え、前記カバー体は、その外周縁部から内方側の部位に、構成部材を貫装するための貫通孔を備え、前記ガスケットは、前記シール対象主体の外周縁部と、前記カバー体の外周縁部との間に組付けられるメインガスケットと、前記貫通孔の周辺部と前記シール対象主体との間に組付けられる環状の弾性体製サブガスケットとを含み、前記カバー体には、前記サブガスケットの装着部位より径方向外方側の近傍部位に透孔が形成され、前記サブガスケットには、径方向外方側に延びるアーム部と、該アーム部の先側に前記透孔に挿入し得るボス部が設けられ、前記貫通孔の周辺部に前記サブガスケットが配置され、且つ、前記透孔に前記サブガスケットのボス部が挿入された状態では、当該透孔が前記ボス部によって密封されると共に、当該ボス部がカバー体の外に露見するように構成されていることを特徴とする。
本発明のガスケット組付確認構造によれば、シール対象主体の外周縁部と、カバー体の外周縁部との間にメインガスケットが組付けられ、貫通孔の周辺部とシール対象主体との間に弾性体製サブガスケットが組付けられた状態で、カバー体がシール対象主体に取付けられるから、カバー体とシール対象主体との間が密封される。そして、前記貫通孔の周辺部に前記サブガスケットが配置され、且つ、前記透孔に前記サブガスケットのボス部が挿入された状態では、当該ボス部がカバー体の外に露見するように構成されているから、カバー体がシール対象主体に取付けられた状態でも、サブガスケットが正しく組付けられているか否かを容易に確認することができる。このとき、透孔が弾性体製のボス部によって密封されるから、透孔における気密的密封も確保される。
本発明において、前記透孔に対する前記ボス部の挿入は、当該透孔の孔壁とボス部の周壁とが密着するようになされるものとしても良い。
本発明によれば、透孔の密封がより確実になされる。
本発明において、前記透孔は円形孔からなり、且つ、前記ボス部は円形柱状体からなり、当該ボス部の最大外径は、前記透孔の内径より大とされているものとしても良い。
本発明によれば、ボス部の透孔に対する前記挿入が弾性変形を伴いなされ、これによりボス部が透孔の孔壁に密着し透孔の密封がより確実になされる。
本発明において、前記シール対象主体が内燃機関のシリンダヘッドであり、前記カバー体が当該シリンダヘッドに締結されるシリンダヘッドカバーであっても良い。
本発明によれば、シリンダヘッドカバーがシリンダヘッドに対して密封状態で締結される。そして、この締結状態で、シリンダヘッドカバーの外から、前記サブガスケットが正しく組付けられているか否かを容易に確認することができる。
この場合、前記構成部材が、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結するためのボルトであり、前記貫通孔が、当該ボルトを貫装するためのボルト挿通孔であっても良い。
本発明によれば、ボルト挿通孔たる前記貫通孔にボルトを挿通して、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結することによって、シリンダヘッドカバーの内方部の撓みを生じさせることなくシリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結一体とすることができる。そして、この締結状態では、ボルト挿通孔がサブガスケットによって密封される。
また、前記構成部材が、スパークプラグを有するイグニッションコイルであって、前記貫通孔が、当該イグニッションコイルを貫装するためのイグニッションコイル保持孔であっても良い。
本発明によれば、イグニッションコイルが貫通孔に保持された状態で貫装される。シリンダヘッドカバーとシリンダヘッドとの締結状態では、イグニッションコイルが保持された保持孔たる貫通孔はサブガスケットによって密封される。
本発明において、前記メインガスケットは、前記カバー体の外周縁部に組付けられた状態で当該外周縁部から外側に食み出す舌片部を有しているものとしても良い。
本発明によれば、カバー体のシール対象主体に対する取付状態で、舌片部が前記カバー体の外周縁部から食み出しておれば、メインガスケットがカバー体の外周縁部に正しく組付けられていることを確認することができる。これにより、外周縁部の内方側に配置されるサブガスケットの組付確認と併せて、全てのガスケットが正しく組付けられていることを容易且つ的確に確認することができる。
本発明のガスケット組付確認構造によれば、カバー体の外周縁部より内方側に形成される構成部材の貫装用の貫通孔に組付けられるガスケットでも、容易にかつ的確にその組付状態を確認することができる。
本発明に係るガスケット組付確認構造が適用される内燃機関の一例を概念的に示す部分破断縦断面図である。 図1に示す例の、ボルト挿通孔におけるサブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係の一例を示す拡大分解縦断面図である。 同サブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係の別の例を示す拡大分解縦断面図である。 同サブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係のさらに別の例を示す拡大分解縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、自動車用等の内燃機関を示し、シリンダブロック1の上に、不図示のボルトによってシリンダヘッド(シール対象主体)2が締結一体とされる。さらに、シリンダヘッド2の上にシリンダヘッドカバー(カバー体)3が、後記するボルト7及び不図示の外周縁部ボルトによって締結一体とされる。シリンダブロック1にはシリンダボア10が設けられ、シリンダヘッド2には、このシリンダボア1aに整合する位置に燃焼室20が設けられている。シリンダブロック1の下には不図示のオイルパンが締結一体とされ、このオイルパン内に臨む不図示のクランクシャフトに連結される不図示のピストンがシリンダボア10内をシリンダボアの軸心に沿い上下往復運動可能に装備される。
なお、本明細書において、上下方向は、シリンダブロック1、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3の積重ね方向に沿った方向を言い、シリンダヘッドカバー3側を上側、シリンダヘッド2側を下側としている。
カバー体としてのシリンダヘッドカバー3は、シール対象主体としてのシリンダヘッド2に対して、環状のメインガスケット4及びサブガスケット5,6を介して締結一体に取付けられる。メインガスケット4及びサブガスケット5,6はゴム等の弾性体の成型体からなるが、メインガスケット4としてはメタルガスケットも対象とされる。メインガスケット4は、シリンダヘッド2の外周縁部21と、シリンダヘッドカバー3の外周縁部31との間に組付けられる。シリンダヘッドカバー3における外周縁部31のシリンダヘッド2の外周縁部21に対向する面には凹溝31aが形成され、また、シリンダヘッド2における外周縁部21のシリンダヘッドカバー3の外周縁部31に対向する面21aは平坦面21aとされている。メインガスケット4は、凹溝31aに嵌装され、シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結一体に組付けられた状態では、凹溝31aと前記平坦面21aとの間に圧縮状態で介在する。メインガスケット4は、その外周部の周方向に沿った適所に、外方側に突出する複数の舌片部41を有している。当該舌片部41は、メインガスケット4がシリンダヘッドカバー3の外周縁部31(凹溝31a)に組付けられた状態では、当該外周縁部31から外側に食み出すように構成されている。シリンダヘッドカバー3は、その外周縁部31から内方側の部位に、後記する構成部材7,8を貫装するための貫通孔32,33を有している。サブガスケット5,6は、貫通孔32,33の周辺部32a,33aとシリンダヘッド2に形成された台座部22,23との間に組付けられる。さらに、シリンダヘッドカバー3には、サブガスケット5,6の装着部位より、当該装着部位の径方向外方側の近傍部位に表裏に連通する円形孔からなる透孔34,35が形成されている。サブガスケット5,6には、当該サブガスケット5,6の径方向外方側に延びるアーム部51,61と、アーム部51,61の先側に透孔34,35に挿入し得る円柱状体からなるボス部52,62とが設けられている。
なお、本実施形態では、ボス部52,62が円柱状体からなるものとしているが、角柱状体からなるものであっても良い。この場合は、透孔34,35も角形孔とされる。
本実施形態における構成部材7,8のうちの構成部材7は、シリンダヘッドカバー3をシリンダヘッド2に締結するためのボルトであり、貫通孔32,33のうちの貫通孔32は、当該ボルト7を貫装するためのボルト挿通孔である。また、構成部材7,8のうちの構成部材8は、スパークプラグ81を有するイグニッションコイル8であって、貫通孔32,33のうちの貫通孔33は、当該イグニッションコイル8を貫装するためのイグニッションコイル保持孔である。ボルト挿通孔(貫通孔)32は、イグニッションコイル保持孔(貫通孔)33の回りの複数個所に設けられ、ボルト挿通孔32に対応するシリンダヘッド2の台座部22には、ボルト7の雄ねじ部7aが螺合される雌ねじ部22aが形成されている。また、イグニッションコイル保持孔33に対応するシリンダヘッド2の台座部23には、イグニッションコイル8が遊挿される挿通孔23aと、この挿通孔23aに連続してスパークプラグ81の雄ねじ部81aを螺合し得る雌ねじ部23bが、燃焼室20に通じるように形成されている。スパークプラグ81の雄ねじ部81aとシリンダヘッド2の雌ねじ部23bとの螺合状態では、スパーク電極81bが燃焼室20内に臨むようになされている。さらに、シリンダヘッドカバー3におけるボルト挿通孔32及びイグニッションコイル保持孔33の周辺部の内面には、サブガスケット5,6を嵌装し得る環状の凹溝32a,33aが形成されている。凹溝32aは、シリンダヘッドカバー3に形成される凹段部とボルト7の螺合締結の際に用いられるカラー71とにより形成される。凹溝32a,33aには、サブガスケット5,6が所定に部位に組付けられた際に、サブガスケット5,6のアーム部51を受容し得る切欠部32b,33bが形成されている。
サブガスケット5,6の構成について、ボルト挿通孔32の周辺部に配置されるサブガスケット5を例に採って、図2を参照してさらに詳細に説明する。本実施形態では、サブガスケット5,6の構成は同じであるので、サブガスケット6の構成についての説明は割愛する。図例のサブガスケット5における円柱形のボス部52の先端部(上端部)52aは上方に向け縮径するテーパ形状とされ、また、ボス部52の途中の周壁には、環状突部52bが形成されている。本実施形態では、ボス部52の周壁の外径d0は透孔34の内径d1と略同じとされるが、環状突部52bの外径(ボス部52の最大外径)d2は透孔34の内径d1より大とされている。このように構成されるサブガスケット5は、ボルト挿通孔32の周辺部に後記するカラー71とともに形成される凹溝32aに嵌装される。このとき、切欠部32bにアーム部51を受容させて、サブガスケット5をその周方向の所定の位置に位置決めするとともに、ボス部52を透孔34に挿入する。この透孔34に対するボス部52の挿入の初期では、ボス部52の上端部52aがテーパ形状とされているから円滑になされる。また、環状突部52bの外径d2は透孔34の内径d1より大とされているから、環状突部52bの軸心方向への圧縮を伴い、透孔34の孔壁とボス部52の周壁とが密着するよう圧入状態でなされる。したがって、透孔34にボス部52が挿入された状態では、透孔34がボス部52によって密封される。これによって、サブガスケット5のシリンダヘッドカバー3に対する組付けがなされる。そして、透孔34にボス部52が挿入された状態では、ボス部52の上端部52aがシリンダヘッドカバー3の上面(外面)より突出する。
サブガスケット6は、サブガスケット5と同様に、イグニッションコイル保持孔33の周辺部の凹溝33aに嵌装され、且つ、ボス部62が透孔35に圧入された状態とされ、且つ、その上端部62aがシリンダヘッドカバー3の上面より突出した状態で、シリンダヘッドカバー3に対する組付けがなされる。このサブガスケット5,6のシリンダヘッドカバー3に対する組付けと並行して、メインガスケット4のシリンダヘッドカバー3に対する組付けが凹溝31aに嵌装することによってなされる。メインガスケット4及びサブガスケット5,6のシリンダヘッドカバー3に対する組付けは、シリンダヘッドカバー3をその上面が下側になるよう作業台の上に載置してなされる。そして、シリンダヘッドカバー3を反転させて、シリンダヘッド2上の所定の位置に位置付けられる。サブガスケット5,6は、そのボス部52,62が透孔34,35に圧入された状態とされているから、反転時に脱落することがない。また、メインガスケット4は、その側部に脱落防止突起を設けることにより、反転時の脱落を防止することができるが、本実施形態では、舌片部41を有しているから、脱落防止突起を設けなくても、この舌片部41を手で押さえながら反転するようにすれば、脱落が生じることがない。
シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2上の所定の位置に位置付けられた後、シリンダヘッドカバー3をその外周縁部31において、不図示の外周縁部用ボルトによってシリンダヘッド2の外周縁部21に締結する。次いで、ボルト挿通孔(貫通孔)32にカラー71を挿通させた上で、ボルト7をカラー71を介してボルト挿通孔32に挿通し、その雄ねじ部7aをシリンダヘッド2の雌ねじ部22aに螺合させる。この螺合は、カラー71の下端が前記台座部22の上面に当接するようになされる。カラー71は、サブガスケット5の過圧縮を防止するために設けられ、前記螺合によってワッシャ72の下面及び台座部22の上面との間に互いに当接状態で介在し、この当接状態でサブガスケット5が適正な圧縮状態となるようその軸方向長さが設定される。次いで、スパークプラグ81をイグニッションコイル保持孔(貫通孔)33を経てシリンダヘッド2の挿通孔23aに挿入し、不図示のソケットレンチによって、雄ねじ部81aをシリンダヘッドカバー3の雌ねじ部23bに螺合させる。この螺合は、雄ねじ部81aの上端に設けられる鍔部81bがパッキン(不図示)を圧縮状態で介在して挿通孔23aと雌ねじ部23bとの間の段部23cに当接するようになされる。シリンダヘッドカバー3に螺合固定されたスパークプラグ81に対して、イグニッションコイル保持孔33に挿通されたイグニッションコイル8がスパークプラグ81の上端ターミナル(不図示)に嵌合され、これによって、イグニッションコイル8とスパークプラグ81との電気的な接続がなされる。
前記のように、シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結一体とされた状態では、メインガスケット4が、シリンダヘッド2の外周縁部21と、シリンダヘッドカバー3の外周縁部31(凹溝31a)との間に圧縮状態で介在する。したがって、両外周縁部21,31間が気密的に密封され、シリンダヘッドカバー3内のオイル等の両外周縁部21,31間からの外部漏洩が防止される。また、ボルト挿通孔32及びイグニッションコイル保持孔33のそれぞれの凹溝(周辺部)32a,33aと、シリンダヘッド2の台座部22,23との間にサブガスケット5,6が圧縮状態で介在する。したがって、凹溝32a,33aと、台座部22,23との間が気密的に密封され、シリンダヘッドカバー3内のオイル等のボルト挿通孔32及びイグニッションコイル保持孔33からの外部漏洩が防止される。ボルト挿通孔32は、シリンダヘッドカバー3の外周縁部31より内方側の部位に形成されるから、このボルト挿通孔32を介してボルト7によりシリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結されるから、シリンダヘッドカバー3における内方部の撓みが防止される。イグニッションコイル保持孔33においては、シリンダヘッド2に形成された雌ねじ部23bに対して、スパークプラグ81の雄ねじ部81aが不図示のパッキンを介して螺合一体されているから、イグニッションコイル保持孔33及びシリンダヘッド2の挿通孔23aと燃焼室20との間が気密的に密封される。
そして、シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結一体とされた状態では、サブガスケット5,6の各ボス部52,62は、その上端部52a,62aが透孔34,35よりシリンダヘッドカバー3の上面に突出した状態とされる。これによって、各サブガスケット5,6が所定の位置に正しく組付けられていることを、突出する上端部52a,62aを介して視覚的に容易に確認することができる。しかも、各ボス部52,62は、各透孔34,35に対して、その孔壁に弾性的に圧接するよう圧入されているから、各透孔34,35も密封され、シリンダヘッドカバー3内のオイル等の透孔34,35からの外部漏洩が防止される。また、メインガスケット4は、その外側部に、シリンダヘッドカバー3の外周縁部31から食み出す舌片部41を有しているから、シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結一体とされた状態でも、メインガスケット4が所定の位置に正しく組付けられていることを、食み出す舌片部41を介して視覚的に容易に確認することができる。
図3は、サブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係の別の例を示す。この例では、サブガスケット5のボス部52の形状が図1及び図2の例と異なる。即ち、この例のボス部52の周壁の外径d0は、透孔34の内径d1より小とされ、ボス部52の上端部52aは、底面の径(上端部52aの最大外径)d3が透孔34の内径d1より大きい円錐形状とされ、ボス部52の途中の周壁には、上向きに拡開する環状リップ部52cが形成されている。環状リップ部52cの先端部の外径d4は透孔34の内径d1より大とされている。このような形状のボス部52を、透孔34に挿入するに際して、その上端部52aを透孔34に圧入する。円錐形状の上端部52aの最大外径d3が透孔34の内径d1より大とされているから、この圧入は上端部52aを軸心方向に圧縮するようになされる。そして、上端部52aが透孔34を通過すると、この圧縮状態から解放されて復元し、上端部52aの底面部が透孔34の上端開口部の周縁部に当接する。そして、上端部52aが透孔34を通過する際には、環状リップ部52cの先端部が透孔34の下端開口部の周縁部に当接し、通過後は環状リップ部52cの先端部が弾性変形を伴い透孔34の下端開口部の周縁部に弾接した状態とされる。
このように、ボス部52が透孔34に挿入された状態では、ボス部52の上端部52aがシリンダヘッドカバー3の上面に突出するとともに、環状リップ部52cの先端部の弾性変形を伴った透孔34の下端開口部の周縁部への当接により、環状リップ部52cが元の状態に復元しようとする作用が上端部52aに及ぶ。これにより上端部52aの底面部が透孔34の上端開口部の周縁部に弾接する。このようなボス部52の透孔34に対する挿入状態では、ボス部52の上端部52aがシリンダヘッドカバー3の上面に露出するから、前記と同様にサブガスケット5が所定の位置に組付けられているか否かを視覚的に容易に確認することができる。また、透孔34は、上端部52a及びリップ部53cが、透孔34の上下端開口部の周縁部に弾性的に当接していることにより密封され、シリンダヘッドカバー3内のオイル等の透孔34からの外部漏洩が防止される。
なお、この例のサブガスケット5の構造は、図1及び図2に示すイグニッションコイル保持孔33の周辺部に組付けられるサブガスケット6にも適用可能である。その他の構成は図1及び図2に示す例と同様であるから、共通部分に同一の符号を付し、その作用・効果等の説明は割愛する。
図4は、サブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係のさらに別の例を示す。この例では、サブガスケット5のボス部52の形状が図1〜図3の例と異なる。即ち、この例のボス部52の周壁の外径d0は、透孔34の内径d1より小とされ、ボス部52の上端部52aは、底面の径(上端部52aの最大外径)d5が透孔34の内径d1より大きい円錐台形とされ、ボス部52の途中の周壁には、環状突部52dが形成されている。環状突部52dの外径d6は、透孔34の内径d1より大とされている。このような形状のボス部52を、透孔34に挿入するに際して、その上端部52aを透孔34に圧入する。円錐台形状の上端部52aの最大外径d5が透孔34の内径d1より大とされているから、この圧入は上端部52aを軸心方向に圧縮するようになされる。そして、上端部52aが透孔34を通過すると、この圧縮状態から解放されて復元し、上端部52aの底面部が透孔34の上端開口部の周縁部に当接する。さらに、この挿入の際、環状突部52dも透孔に34に挿入されるが、環状突部52dの外径d6は透孔34の内径d1より大とされているから、環状突部52dも軸心方向に圧縮され、ボス部52が所定の位置に挿入されたときには、環状突部52dが透孔34の孔壁に弾接された状態とされる。
このように、ボス部52が透孔34に挿入された状態では、ボス部52の上端部52aがシリンダヘッドカバー3の上面に突出するとともに、環状突部52dが透孔34の孔壁に弾接された状態とされる。このようなボス部52の透孔34に対する挿入状態では、ボス部52の上端部52aがシリンダヘッドカバー3の上面に露出するから、前記と同様にサブガスケット5が所定の位置に組付けられているか否かを視覚的に容易に確認することができる。また、透孔34は、環状突部52dが透孔34の孔壁に弾接していることにより密封され、シリンダヘッドカバー3内のオイル等の透孔34からの外部漏洩が防止される。
なお、この例のサブガスケット5の構造は、図1及び図2に示すイグニッションコイル保持孔33の周辺部に組付けられるサブガスケット6にも適用可能である。その他の構成は図1及び図2に示す例と同様であるから、共通部分に同一の符号を付し、ここでもその作用・効果等の説明は割愛する。
なお、前記実施形態では、本発明に係るガスケット組付確認構造が、内燃機関のシリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの間に組付けられるガスケットに適用される例について述べたが、これに限らず、他のシール対象主体とカバー体との間に組付けられるガスケットにも適用可能である。また、カバー体に貫装される構成部材が、ボルト及びスパークプラグを有するイグニッションコイルである例について述べたが、センサーや、カバー体を貫いて組付けられる他の構成部材であっても良い。さらに、ボス部52,62は、その上端部52a,62aがカバー体より突出するよう透孔34,35に挿入される例について述べたが、突出せずに透孔34,35内に留まっていても、その有無は透孔34,35の開口部より視覚的に確認でき、或いは、レーザ等の確認機器等により確認することができる。
2 シリンダヘッド(シール対象主体)
21 外周縁部
3 シリンダヘッドカバー(カバー体)
31 外周縁部
32 ボルト挿通孔(貫通孔)
33 イグニッションコイル保持孔(貫通孔)
32a,33a 凹溝(貫通孔の周辺部)
34,35 透孔
4 メインガスケット
41 舌片部
5,6 サブガスケット
51,62 アーム部
52,62 ボス部
7 ボルト(構成部材)
8 イグニッションコイル(構成部材)
81 スパークプラグ
d1 透孔の内径
d2 ボス部の最大外径

Claims (7)

  1. シール対象主体と、該シール対象主体にガスケットを介して取付けられるカバー体とを備え、
    前記カバー体は、その外周縁部から内方側の部位に、構成部材を貫装するための貫通孔を備え、
    前記ガスケットは、前記シール対象主体の外周縁部と、前記カバー体の外周縁部との間に組付けられるメインガスケットと、前記貫通孔の周辺部と前記シール対象主体との間に組付けられる環状の弾性体製サブガスケットとを含み、
    前記カバー体には、前記サブガスケットの装着部位より径方向外方側の近傍部位に透孔が形成され、前記サブガスケットには、径方向外方側に延びるアーム部と、該アーム部の先側に前記透孔に挿入し得るボス部が設けられ、
    前記貫通孔の周辺部に前記サブガスケットが配置され、且つ、前記透孔に前記サブガスケットのボス部が挿入された状態では、当該透孔が前記ボス部によって密封されると共に、当該ボス部がカバー体の外に露見するように構成されていることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  2. 請求項1に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記透孔に対する前記ボス部の挿入は、当該透孔の孔壁とボス部の周壁とが密着するようになされることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記透孔は円形孔からなり、且つ、前記ボス部は円形柱状体からなり、当該ボス部の最大外径は、前記透孔の内径より大とされていることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  4. 請求項1〜請求項3のずれか一項に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記シール対象主体が内燃機関のシリンダヘッドであり、前記カバー体が当該シリンダヘッドに締結により合体されるシリンダヘッドカバーであることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  5. 請求項4に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記構成部材が、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結するためのボルトであり、前記貫通孔が、当該ボルトを貫装するためのボルト挿通孔であることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  6. 請求項4又は5に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記構成部材が、スパークプラグを有するイグニッションコイルであって、前記貫通孔が、当該イグニッションコイルを貫装するためのイグニッションコイル保持孔であることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記メインガスケットは、前記カバー体の外周縁部に組付けられた状態で当該外周縁部から外側に食み出す舌片部を有していることを特徴とするガスケット組付確認構造。
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