JP6134011B2 - 圧入締結孔を有するモジュール式アセンブリ - Google Patents

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Description

(関連出願の参照)
本出願は、2013年2月25日に提出された米国仮特許出願第61/768,916号からの利益を主張し、その内容全体は、参照することによってここに組み込まれる。
本発明の開示内容は、全体的に締結部材に関し、より具体的には、例えば車両のオイルパンをエンジンブロックに取り付けるように、異なるモジュール又はサブアセンブリを一体に取り付けるために用いる締結部材に関するものである。
製造産業では、予め取り付けられた締結部材を用いてコンポーネントを互いに部分的にアセンブルすることが時によって望ましいことを熟練職人は理解している。これが、異なる製造場所(例えば異なる製造業者による)での、さらなるアセンブリを可能にする。従来、予め取り付けられた締結部材は、ほんの数例として挙げた、様々な機械的係止装置(例えば割り座金、ナイロンナット等)や、ねじ山係止材料(例えば商業的に利用可能なロックタイト(登録商標)等)、又は係留締結部材を備えている。しかし、これらの従来の予め取り付けられた締結部材は、余分な重量とコストを有する余分な材料を必要とし、場合によっては締結部材の位置や向き、又はその両方を保持しない。
1つの実施例によれば、モジュール式アセンブリは圧入締結孔を有している。この圧入締結孔は、複数の複数の丸突起領域と、第一直径を有する締結部材との圧入係合のために丸突起間に間隔を開けた複数の接触領域と、を備え、前記接触領域が集合的に前記第一直径以下の仮想第二直径を形成する。
別の実施例によれば、別のコンポーネントと結合するように構成されたモジュール式アセンブリが提供される。このモジュール式アセンブリは、少なくとも1つの孔を備えたフランジを有するパンと、前記少なくとも1つの孔に圧入される少なくとも1つの締結部材と、を備えている。前記少なくとも1つの孔のそれぞれが、複数の丸突起領域と、それぞれが2つ以上の前記丸突起領域の交差部に位置する複数の接触領域と、を備え、前記締結部材と前記孔との圧入係合が、前記接触領域で画定される前記孔の内径と、前記締結部材の外径とに関連付けられていることを特徴とする。
図1はエンジンアセンブリの展開斜視図である。 図2Aは図1のエンジンアセンブリと共に用いられる典型的な圧入締結孔の上面図である。 図2Bは図1のエンジンアセンブリと共に用いられる典型的な圧入締結孔の上面図である。 図3Aは図2Aと図2Bの典型的な圧入締結孔に組み込まれる締結部材、この場合はボルトの側面図であって、図3Aは締結部材が組み込まれる前の状態を示す。 図3Bは図2Aと図2Bの典型的な圧入締結孔に組み込まれる締結部材、この場合はボルトの側面図であって、図3Bは締結部材が部分的に組み込まれた状態を示す。 図3Cは図2Aと図2Bの典型的な圧入締結孔に組み込まれる締結部材、この場合はボルトの側面図であって、図3Cは締結部材が完全に組み込まれた状態を示す。 図3Dは図3Bの締結部材の断面図である。 図4は圧入締結孔に予め組み込まれた締結部材を備えたモジュール式アセンブリを提供するための典型的な方法を示すフローチャートである。 図5Aは別の典型的な圧入締結孔に組み込まれる締結部材とスペーサの側面図であって、締結部材を適所に保持するために、スペーサと圧入締結孔は協働して作用する。 図5Bはエンジンアセンブリに完全に組み込まれた図5Aの締結部材、スペーサ、及び圧入締結孔の部分断面図である。 図5Cは図5Aに示したスペーサの上面図である。 図6は他の典型的な圧入締結孔の上面図である。 図7は他の典型的な圧入締結孔の上面図である。 図8は他の典型的な圧入締結孔の上面図である。 図9は他の典型的な圧入締結孔の上面図である。 図10は他の典型的な圧入締結孔の上面図である。 図11は他の典型的な圧入締結孔の上面図である。 図12Aは別の典型的な圧入締結孔に組み込まれる締結部材と別のスペーサの側面図であって、締結部材を適所に保持するために、スペーサと圧入締結孔は協働して作用する。 図12Bはエンジンアセンブリに完全に組み込まれた図12Aの締結部材、スペーサ、及び圧入締結孔の部分断面図である。 図12Cは図12Aに示すスペーサの上面図である。
今日、製造業者は、しばしば彼らの納入業者に、モジュール又はサブアセンブリの形状(以下、モジュール式アセンブリと称す)で部品を供給することを要求して、次に製造業者は他の部品と組み合わせて、より大きなアセンブリ又は最終製品を形成する。状況次第によっては、納入業者にとって、締結部材(例えばボルト、ねじ等)をすでに適所に設置した状態のモジュール式アセンブリを供給することが望ましく、それによって製造業者は単にモジュール式アセンブリを他の部品と並べて、すでに供給されている締結部材と共にそれらを取り付けることができる。図1に示された典型的なエンジンアセンブリ10について検討すると、オイルパン12は予め組み込まれそれぞれの孔に位置合わせされた多数の締結部材14と共に納入業者によって供給されるので、オイルパンは迅速かつ容易にエンジンブロック16に取り付けることができる。すでに正しい孔に挿入された予め組み込まれた締結部材14と共にオイルパン12を受け取ることによって、製造業者はより迅速かつ効率的にオイルパン12をエンジンブロック16に取り付けることができる。例えば、製造業者は自身のボルトの在庫を保管しておく必要がなく、また、収納箱からボルトを取り出したり、適切な孔にボルトを挿入したり、エンジンブロックのボルトパターンの対応する取付け孔に合致するようにボルトを位置合わせしたりするために時間を取る必要もない。このオイルパン12のような、締結部材を予め適所に組み込んだモジュール式アセンブリを提供することに関連した1つの課題は、対応する何らかの特徴なしには、締結部材又はボルトはモジュール式アセンブリから単に落下するか、さもなければ位置ずれが生じることである。ここに記載した圧入締結孔は、この課題に対処するように設計されている。
エンジンアセンブリ10は、モジュール式アセンブリ(例えばオイルパン12)と、エンジンブロック16と、介在するガスケット18と、を備えている。オイルパンの外周まわりの取付けフランジ32に位置する圧入締結孔30にすでに保持され位置合わせされた多数の予め組み込まれた締結部材14と共に、オイルパン12はエンジンブロック16の下側に取り付けられる。これらの締結部材14はエンジンブロック取付けフランジ36の対応する孔38に螺入される。当該技術分野で広く知られているように、薄い補完形状のガスケット18がオイルパン12とエンジンブロック16の間で圧縮されて、これらの2つの部品の間に位置する水だめ(sump)を封止する。当然のことながら、エンジンアセンブリ10はここに記載した圧入締結孔を使用する潜在用途の1つに過ぎず、モジュール式アセンブリがより容易に他の部品に取付け可能な、予め組み込まれた締結部材を備えたモジュール式アセンブリを提供することが望ましいすべての用途(自動車又は非自動車)で用いることができる。圧入締結孔が用いられる他の用途の幾つかの非限定的な例では、トランスミッションパン、タイミングベルト、チェーン、ギア、及び/又はバルブカバーを備えている。このように、用語パンは、パン、カバー、水だめ、蓋、等のすべての適切な種類を含めて広く解釈すべきである。
次に図2A、2Bを参照して、圧入締結孔30は締り嵌め(又はプレス嵌め又は摩擦嵌め)を介して締結部材14を適所に保持するように設計されているので、オイルパンを納入業者から製造業者が受け取ると、それは予めアセンブリされており、容易にエンジンブロック16に取り付けることができる。図2Aと2Bにより良く示すように、圧入締結孔30は少なくとも3つの接触又は係合の点又は領域60(例えば60a、60b、60c)を備えた多重丸突起孔(multi−lobal hole)であって、この孔はそこに挿入される締結部材14と締り嵌め又はプレス嵌め係合を提供することができる。図示の実施例では、接触領域60a、60b、60cは尖点であるが、以下に説明するように、これは単に一実施例に過ぎない。接触領域は締結部材の位置を保持する(即ち、ボルトがオイルパンから単純に落下するのを防ぐ)と共に、締結部材の向きを保持する(即ち、貫通孔40と38に挿入するのに適した向きになるように、ボルトがまっすぐ又は位置合わせされた状態を保つ)。以下の記載は、オイルパン12が予め組み込まれた多数の締結部材14を備えた実施例を対象にするが、オイルパン/ガスケットの組み合わせが予め組み込まれた締結部材14を備えることもできる。例えば、ガスケット18の圧縮制限孔40が圧入締結孔であってもよい。この後者の実施例では、供給業者から製造業者へ出荷される間、締結部材14はオイルパン12とガスケット18を一体に維持するために用いられる。
図2Aに示す典型的な実施例では、締結孔30は三重丸突起、即ち3つの丸突起領域62(例えば62a、62b、62c)で形成される形状を有する。丸突起領域62は互いに隣接し、締結孔30の内面64に沿う。各丸突起は、接触領域60で交わる(例えば、尖点はそれぞれ半径方向内向きの点又はインデックスを有している)。1つの実施例では、接触領域60は仮想の円形内径D3A(例えば約6mm〜10mm)を形成し、これは締結部材の直径に対応し、丸突起領域62は仮想の円形外径D3B(例えば約8mm〜12mm)に内接する。図2Bに示す1つの特定の実施例では、3つの丸突起孔の形状が3つの重なり合う円(a,b,c)で形成され、円a,b,cが交差する点のいくつかが、接触領域60と一致する。円a,b,cの直径(例えば、それぞれD3a,D3b,D3c)の少なくとも1つの直径を締結孔の内径D3Aと等しくすることができるし、又は別の実施例ではすべての円a,b,cの直径を内径D3Aと等しくするか、5%以内にすることができる(例えばD3A=D3a=D3b=D3c)。また、丸突起領域62が円形である必要はなく、楕円形や他の適切な形状を取ることができる。
図3Aに示すように、圧入締結孔30に収容される締結部材14は、ボルトやねじのような取付けのための特徴を有し、エンジンブロック16の下部にオイルパン12とガスケット18をしっかりと取り付けるために用いられる。図示の実施例では、締結部材14はボルトであって、軸方向に延在するねじ山の付いた胴体部82と結合した頭部80を備えている。頭部80は胴体部82より大きな直径にすることができ、それによって締結部材が挿入される孔を通過せず、特定の用途に応じて、いくらでも係合のための特徴を備えることができる。図3Aないし3Dに示す六角ボルトの例では、頭部80はレンチ等による係合のための六角形構造を有するが、代替的に、根角ボルト、段付きボルト、コーチねじ、耳付きボルト、頭ボルト、小ねじ、六角穴付きねじ、止めねじ、又は他の種類の適切な締結部材で構成することができる。
胴体部82は、頭部80から軸方向に延在する長い胴体又は軸であって、この例によれば、ねじ山の付いた部分84と案内部分(pilot section)86を備えている。ねじ山の付いた部分84の外側又は雄ねじ山88は、図3Cに示すようなエンジンブロックボルトパターンの取付け孔38の内側又は雌ねじ山と相互に作用するように設計されているが、ねじ山の付いた部分84はナット又は他の締結装置と相互に作用することもできるので、これは必須ではない。締結部材のねじ山の付いた部分84は、例えば6mmから10mmの外径(ODF)を有する。1つの典型的な例では、外径ODFは3重丸突起孔30の接触領域60によって画定される内径D3Aより1〜10%大きい。オプションで設けられる案内部分86は、ねじ山の付いた部分より小さな直径を有する滑らかな外面を有し、孔への挿入時に締結部材14の先端を案内することを意図している。別の実施例では、胴体部82は案内部分を有さず、その先端まで全部にねじ山が付いている。締結部材14は、相手コンポーネントのねじ山のついためくら孔又は貫通孔に取り付けることができる。
締結部材14は、様々な寸法、構成、材料組成、等を有することができ、既知のボルト、ねじ等のあらゆる種類のものとすることができる。例えば、長さ、ねじ山の数、1インチ当たりのねじ山の数(TPI)、ピッチ、ねじが1回転で進む距離(lead)、単位(メートル法又はヤード・ポンド法)、頭部又は胴体部の構成、又は他の適切なパラメータは、締結部材14が用いられる特定の用途に応じて変更できる。ここに記載した締結部材は、いかなる種類の締結部材又はボルトに限定するものではないが、典型的には締結部材14はM6又はM8ボルトである。締結部材14は様々な金属(又は金属合金)、プラスチック、又はセラミックで構成することができ、締結部材は、数例を挙げると、亜鉛めっき、クロムめっき等でコーティングしてもよいし、しなくてもよい。
締結部材14を圧入締結孔30内に適切に保持し(そしてその位置合わせを適切に保持する)ための締りばめでは、接触領域60と締結部材14のねじ山88の間の係合が、いったん締結部材14が圧入締結孔30内に位置すると、締結部材14の重量を十分に支持する必要がある。さもなければ、ボルトが単純に孔から落下する(例えば係合時、又は後の搬送中に)。逆に、接触領域60とねじ山88の間の係合は、ボルトが後に完全に取り付けられたり又はエンジンブロックの孔38に螺入されたりするのを妨げるほど大きくてはいけない。例えば、ボルトと接触領域の間の締りばめは、ねじ山がエンジンブロック孔38の雌ねじ山と係合できなくなるほどねじ山88に損傷を与えるくらい大きくてはいけない。また、この係合は、取り付け時に高い又は不完全なボルトトルク値を生み出すほど過度ではいけない。幾つかの実施例では、この係合は、製造者が後に追加の位置合わせ工程を実施する必要がないように、締結部材の取付けフランジ32に対する比較的垂直な位置合わせを保持するのに十分であるべきである。一例では、接触領域60と締結部材14のねじ山88の間の係合は、ボルトの角度変位又は角度変形に帰結することができ(即ち、ガスケット18の面に垂直な線とボルトの中心軸の間の角度)、これは約5°以下であり、幾つかの例では約1°以下である。もし角度変形がこれより大きいと、ボルトは対応するガスケットの孔30及びエンジンブロック孔38に対して適切に真っ直ぐ向けることができない。別の実施例(図示しない)では、接触領域60は締結部材のねじ山88を収容する寸法の雌ねじ山を有し、締結部材は圧入締結孔30に回転して入る。
図4に、モジュール式アセンブリ、この場合オイルパンの供給業者から製造業者へ供給するための方法100を示し、ここでモジュール式アセンブリは既に一つ以上の予め組み込まれた締結部材14を有している。ステップ101から始めて、供給業者は収集した締結部材14、この場合ねじ山付きボルトを受け取る又は保持する。次に、供給業者は締結部材14をモジュールの圧入締結孔30に圧入によって挿入又は取付けをし、モジュール式アセンブリを生成する(ステップ102)。この例では、圧入締結孔30はオイルパン取付けフランジ32に設けられ、締結部材14はこの孔の所定の深さまで挿入される。このステップは手動で行くこともできるし、又は製造装置によって自動的に行うこともできる。締結部材14が圧入締結孔30に取り付けられると、ねじ山88が各接触領域60と係合するのに十分な深さまで、締結部材14はこの孔に挿入される。この締結部材14の圧入締結孔30への取付けは、ボルトを直立した位置合わせされた向きに自動的に位置合わせすることもできるし、又はボルトは正しく位置合わせされるために操作されてもよい。繰り返すが、これを実行するために手動又は自動の手段を用いることができる。この時点で、ガスケット18はオイルパン12に設けられていてもいなくてもよい(例えば、締結部材14を孔40に圧入する)。
様々な締結部材14をそれぞれの孔に取り付けた後に、予め取り付けられた締結部材を備えたモジュール式アセンブリは、出荷されるか又は後続のアセンブリ作業のために製造業者に供給される(ステップ103)。次に製造業者は、上述のようにオイルパン12とガスケット18をエンジンブロック16の下側に取り付けるに際し、締結部材又はボルトがすでに取り付けられ、位置合わせされ、準備されているので、より効率的に行うことができる。
当然のことながら、図示したエンジンブロック、ガスケット、オイルパン、及び締結部材は、ほんの一例に過ぎない。エンジンブロックは他のすべてのコンポーネント又はアセンブリであってよい。オイルパンは様々な他のパン、カバー、トレイ、プレート、モジュール式アセンブリ等であってよい。そして締結部材も、前述のように多様である。
モジュール式アセンブリ、締結部材、及び/又は圧入締結孔の他の実施例も存在する。図示する以下の例では、類似の参照符号は類似の又は同様の要素又は機能を示す。
例えば、図5Aないし5Cは締結部材又はボルトの改善した位置合わせのために用いることのできる締結部材114とスペーサ120を示す。図示の実施例では、スペーサ120は第一外径ODS1(この外径は締結部材の頭部180の径より小さくても大きくても等しくてもよく、ここで頭部と略等しく図示している)を有する全体的に空洞のシリンダである。スペーサの第一端部122は頭部180に最も近く、一方、第二端部124は頭部から最も遠い位置にある。第二端部124の外径ODS2は第一端部122の外径より小さく、これらの間に肩部126を有している(即ち、ODS2 < ODS1)。多重間隙128が第二端部128から肩部126に向かって軸方向に延在している(例えば図示の3つの間隙が、孔30の接触領域60に対応する)(図5Cも参照)。第二外径ODS2はオイルパン取付けフランジ32の圧入締結孔30に適合する寸法であり、一方、第二端部124は締結部材114の孔30への圧入時に干渉しないように間隙128は接触領域60周りに位置している。幾つかの例では、スペーサの第二端部124も、取付け時に孔の丸突起領域62に圧入される。スペーサの内径IDSは、締結部材114の胴体部182の頂部が適合するように、十分大きくする必要がある。
図5Bは図3Cに類似しており、スペーサ120を備えた締結部材がエンジンブロック16に完全に取り付けられて、オイルパン12とガスケット18をその間に固定している。そこには圧入締結孔30内の第二外径ODS2も示されており、肩部126は孔30の近傍でフランジ32に寄り掛かっている。この入れ子関係は、ボルト114の位置合わせ精度を向上させ、より直立になり、スペーサ120はエンジンブロックへの最終取付け(図5B)の間、保持されて、製造業者がスペーサ120を取り除く追加のステップを要しない。
図12Aと12Bに示すスペーサの別の実施例では、スペーサの内径は図2Aと2Bに示すものと同様の多重丸突起配置を有する。例えば、内径は丸突起62a、62b、62cと接触領域60a、60b、60cを有する。同様に、径D3Aは締結部材182のねじ山と圧入係合するのに適した寸法である。この実施例では、第二端部124'は連続的な円形であり、即ち(図5Aないし5Cに関し記載したような)間隙128を有さない。また、フランジ32の孔30'は円形で、スペーサ120'の第二端部124'を収容する寸法である。加えて、このスペーサがフランジ32に取り付けられると、当業者には判るように、第二端部124'は所定の位置に折り返し止めされる。従って、図12Bに示すように、第二端部124'の一部がフランジ32の対向する側に折り返される。もちろん、スペーサを孔30'に圧入することを含めて、様々なスペーサ120'を固定するための手段が可能である。
図5Aないし5C及び12Aないし12Cに示す実施例では、スペーサがボルトのグリップ長さを増加させるので、スペーサ(120,120')の軸方向長さがフランジ32の軸方向深さより大きく、位置合わせ精度が向上する。また、オイルパン12をエンジンブロック16に取り付けると、スペーサの導入が締結部材182を緊張状態にするので、オイルパン12に加わるクランプ力が増加する。スペーサは金属やプラスチックを含むすべての適切な材料で構成することができる。
図6に示す別のスペーサの実施例では、スペーサ620はすべての形状(例えば円形)を有することができ、取付けフランジの孔は補完的形状(例えば円形)を有することができる。第二端部624近傍のスペーサの外径は取付けフランジの孔の直径より僅かに大きく、スペーサがそこに圧入される。スペーサ620は全体的に円筒形で中が空洞であるが、スペーサの内面644は軸方向に延在する突起を有しており、各突起は半径方向内側の頂点又は接触領域660に向かって延在している。接触領域660は締結部材より僅かに小さな直径D3Aを形成し、ひとたびスペーサ620が取付けフランジに取り付けられると、そこを通って締結部材が圧入される。
他の実施例では、圧入締結孔は異なる形状を有している。そして幾つかの例では、接触領域60は角度を有する尖点でなく平坦である。例えば、図7に示す1つの実施例では、締結孔730は三角形で接触領域760を有する。又は、図8の例では、接触領域860はインデックス(index)、頂点、又は突起を有する(例えば、取付けフランジの円形孔830から延在するインデックス)。他の実施例では、接触領域の数が変化する。例えば4つ、5つ、6つ、又はより多くの接触領域がある。図9では、4つの接触領域960が図示され、孔930は四角形です。図10では、5つの接触領域が図示され、孔1030は星形です。そして図11では、6つの接触領域1160が図示され、孔1130は六角形です。このように、図7ないし11に示すように、丸突起領域は円形である必要がなく、様々な形状と寸法を有することができる。
他の実施例も存在する。例えば、低密度発泡体又は他の適切な材料で構成された追加の環状の保持と位置合わせの特徴部分が、ボルト周りに挿入されて、孔内のボルトの保持と位置合わせを補助するものが、米国特許出願第61/807,008号に記載されており、その全体がここに参照のために組み込まれる。
前述の記載が本発明の定義ではなく、1つ以上の本発明の好ましい典型的な実施例であることを理解すべきである。本発明はここに開示した特定の実施例に限定されるものではなく、むしろ以下の請求項によってのみ定義される。また、前述の記載に含まれる意見(statement)は、特定の実施例に関するものであって、発明の範囲の限定を構成するものでなく、また、明示的に用語を定義しているものを除き、請求項で用いた用語を定義するものでもない。開示した実施例の様々な他の実施例や変更や変形が、当業者には明らかである。このような他の実施例、変更、及び変形は、添付の請求項の範囲内であることを意図している。
本明細書と請求項で用いられた、用語「例えば」、「等」や動詞「からなる」「有する」「含む」「備える」やその変化形は、1つ以上のコンポーネントと連動して用いられた場合、それぞれ追加のコンポーネントやアイテムを除外するものと考えてはいけない。他の用語は、異なる解釈が必要な文脈に用いられた場合を除き、最も広い意味を有すると解釈されるべきである。

Claims (14)

  1. 圧入締結孔を有するモジュール式アセンブリであって、
    開口部を形成するフランジと、
    前記開口部内に受け入れられ、前記圧入締結孔を形成するスペーサと、を備え、
    前記圧入締結孔が、
    複数の丸突起領域と、
    第一直径を有する締結部材との圧入係合のために丸突起間に間隔を開けた複数の接触領域と、を備え、
    前記接触領域が集合的に前記第一直径以下の仮想第二直径を形成し、
    前記スペーサが、前記締結部材の頭部を前記フランジから遠い位置へ間隔を開けるように構成された肩部を形成していることを特徴とするモジュール式アセンブリ。
  2. 前記圧入締結孔が3つの丸突起領域を有し、前記丸突起領域は3つの重なり合った楕円形を形成することを特徴とする請求項に記載のモジュール式アセンブリ。
  3. 前記接触領域のそれぞれは、尖点を有していることを特徴とする請求項に記載のモジュール式アセンブリ。
  4. 前記第一直径を備えた胴体を有する前記締結部材をさらに備え、
    前記胴体は前記圧入締結孔に摺動自在に収容され、
    前記胴体が前記圧入締結孔に位置すると、前記スペーサの前記肩部が前記締結部材の前記頭部と接触し、前記締結部材の位置と向きが保持されることを特徴とする請求項に記載のモジュール式アセンブリ。
  5. 前記締結部材の前記胴体が前記接触領域と係合する軸長方向に沿った複数の雄ねじ山を有し、
    前記雄ねじ山は、前記接触領域に圧入され、その後、雌ねじ山に収容されるように構成されていることを特徴とする請求項に記載のモジュール式アセンブリ。
  6. 前記第一直径が前記仮想第二直径より1〜10%大きいことを特徴とする請求項に記載のモジュール式アセンブリ。
  7. 前記フランジに対する前記締結部材の前記胴体の向きが5度以内で保持されることを特徴とする請求項に記載のモジュール式アセンブリ。
  8. 前記フランジを備えたパン(pan)をさらに備え、
    前記パンが、オイルパン、トランスミッションパン、タイミングベルトカバー、チェーンカバー、ギヤカバー、キャムカバー、又はバルブカバーのうちの1つであることを特徴とする請求項に記載のモジュール式アセンブリ。
  9. 前記締結部材が前記スペーサの前記圧入締結孔内に位置すると、前記フランジに対する前記締結部材の位置と向きが保持されることを特徴とする請求項に記載のモジュール式アセンブリ。
  10. 別のコンポーネントと結合するように構成されたモジュール式アセンブリであって、
    スペーサを受け入れる開口部を有し、前記スペーサが少なくとも1つの孔を備え、前記少なくとも1つの孔が前記開口部を通って延在するフランジを有するパンと、
    前記少なくとも1つの孔に圧入される少なくとも1つの締結部材と、
    を備え、
    前記締結部材が、前記フランジから遠く離れた位置に前記締結部材の頭部を位置付けるための前記スペーサの肩部と接触する頭部を有し、
    前記少なくとも1つの孔のそれぞれが、
    複数の丸突起領域と、
    それぞれが2つ以上の前記丸突起領域の交差部に位置する複数の接触領域と、を備え、
    前記締結部材と前記孔との圧入係合が、前記接触領域で画定される前記孔の内径と、前記締結部材の外径とに関連付けられていることを特徴とするモジュール式アセンブリ。
  11. 前記接触領域が半径方向内側に延在した尖点であることを特徴とする請求項10に記載のモジュール式アセンブリ。
  12. 前記肩部が前記締結部材の前記頭部との位置合わせを維持するように前記頭部と接触し、
    前記少なくとも1つの締結部材を介して前記モジュール式アセンブリが別のコンポーネントと固定状態で結合するまで、前記少なくとも1つの締結部材は前記孔の中で位置と向きを保持するように構成されていることを特徴とする請求項10に記載のモジュール式アセンブリ。
  13. 前記フランジに対する前記締結部材の長軸方向の向きが、5度以内に保持されることを特徴とする請求項12に記載のモジュール式アセンブリ。
  14. 前記スペーサがプラスチック材料と金属材料のうちの1つから形成されることを特徴とする請求項1に記載のモジュール式アセンブリ。
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