JP6779570B2 - 締付トルク管理具、締付トルク管理具付ナット及びボルト、並びに取付物の取付方法 - Google Patents
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Description
これによれば、螺合部材の締め付けに際して締付トルク導入部を回転させると、締付トルク導入部から嵌合部、ラチェット舌片を介して螺合部材へと締付トルクが伝達され、所定の締付トルクを超えたところでラチェット舌片の先端部が凹部に嵌入して締付トルク管理具が空転するので、作業者が所定の締付トルクでの締結完了を容易且つ明確に検知することができ、所定の締付トルクでの螺合締結、正確なトルク管理を確実に行うことができる。更に、この所定の締付トルクでの螺合締結、正確なトルク管理は、締付トルク管理具を回転させる方法の種類に依らずに行うことができ、例えば電動工具で締付トルク導入部を把持して高速回転でナット締めしても確実に所定の締付トルクでの螺合締結、正確なトルク管理を行うことができる。また、ラチェット舌片が凹部に嵌入して締付トルク管理具が空転する状態でも、嵌合部と締付トルク導入部は破断することなく一体性を維持することから、所定の締付トルクでの螺合締結後に、一体的な締付トルク管理具を容易に螺合部材から取り外すことができる。即ち、締結後に締付トルク管理具の分離したカバー体等の一部分を取り外したり、ナット等の螺合部材に接着剤で接着する作業が不要となる。また、事前に締付トルク管理具をナット等の螺合部材に接着剤で接着する作業も不要である。従って、全体的な作業工程を削減し、作業効率を高めることができる。また、事前接着の作業コストを含む高価な締付トルク管理具付ナット等が不要であり、低コストで所定の締付トルクでの螺合締結を行うことができる。また、施工管理者は、締付トルク管理具の残留がないことを確認するだけで、所定の締付トルクでの螺合締結、施工完了を容易に手間無く確認することができると共に、遠くから目視しても容易に施工完了を確認することができる。また、締付トルク管理具は破断することなく施工後に一体として取り外すことができるため、施工ナット本数と締付トルク管理具の数量を管理することにより、確実に施工管理をすることができる。また、ナット等の螺合部材の変形や破断を要せず、ナット等の螺合部材の種類を選ばずに適用することができ、例えば緩み止めナットのような特殊なナットに適用することも可能であり、使用可能な螺合部材に高い自由度を有し、汎用性に非常に優れる。また、ラチェット舌片が凹部に嵌入して締付トルク管理具が空転するので、ラチェット舌片が削られて破片や粉が出ることがなく、破片や粉の清掃作業も不要である。
これによれば、螺合部材の締付時に凹部に嵌入されたラチェット舌片の先端部の離脱、換言すれば脱落を防止し、ラチェット片が嵌入前の状態に復元することを確実に防止することができ、所定の締付トルクを超える締め付けを行った後の締付トルク管理具の空転状態をより確実に維持することができる。
これによれば、螺合部材の締付外周面の安定した保持を確保しつつ、螺合部材の締付外周面を嵌合孔に圧入し易くすることができ、締付トルク管理具へのナット等の螺合部材の取付作業を容易化することができる。
これによれば、例えば弧状のスリット孔を利用して樹脂成形型の一部を嵌合孔内に入れ込むような配置で合成樹脂で成形する、或いはスリット孔を利用してラチェット舌片の可動可能部分の上側を嵌合孔の天井面と切り離すなど、嵌合孔の天井面と可動可能部分が離間されたラチェット片を容易に形成することができる。また、嵌合部の天井面と可動可能部分が離間したラチェット舌片とすることができるので、ラチェット舌片を天井面に拘束されることなく自由に柔らかく動けるようにすることが可能であり、ラチェット舌片の先端部を凹部にスムーズに嵌入する動作を得ることができる。
これによれば、締付トルク管理具とナットが一体的に設けられた締付トルク管理具付ナットを用いて締結作業を行うことにより、ナットの締結作業を一層効率的に行うことができる。
これによれば、締付トルク管理具とボルトが一体的に設けられた締付トルク管理具付ボルトを用いて締結作業を行うことにより、ボルトの締結作業を一層効率的に行うことができる。
これによれば、本発明の締付トルク管理具と同様の効果が得られると共に、ナットからボルト軸部が突出する長さ如何に拘わらず、所定の締付トルクでの螺合締結を確実に行うことができる。また、ラチェット舌片の凹部への嵌入、締付トルク管理具の空転により、一体的な締付トルク管理具を非常に容易に螺合部材から取り外すことができる。
本発明による第1実施形態の締付トルク管理具1は、図1〜図4に示すように、嵌合部2と締付トルク導入部3が一体形成されたものであり、全体がポリプロピレンやポリエチレン、ABS樹脂等の共重合合成樹脂、或いはポリカーボネート等の耐熱性に優れるエンジニアリングプラスチック等の合成樹脂又はアルミニウムやアルミニウム合金等で一体的に形成されている。
本発明による第2実施形態の締付トルク管理具1aは、図5及び図6に示すように、嵌合部2aと第1実施形態と同様の締付トルク導入部3が一体形成されたものであり、全体がポリプロピレンやポリエチレン、ABS樹脂等の共重合合成樹脂、或いはポリカーボネート等の耐熱性に優れるエンジニアリングプラスチック等の合成樹脂又はアルミニウムやアルミニウム合金等で一体的に形成されている。
本明細書開示の発明は、各発明、各実施形態の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを含むものであり、下記変形例も包含する。
Claims (7)
- 螺合部材の辺部と角部で構成される締付外周面に外嵌される嵌合孔を有し、前記嵌合孔の内部に前記締付外周面の前記辺部を当接保持する複数のラチェット舌片が周方向に間隔を開けてそれぞれ斜めに立ち上がるように螺旋放射状に締付方向の反対に向かって延びるように設けられ、且つ各々の前記ラチェット舌片の少なくとも先端部を嵌入可能な凹部が設けられている嵌合部と、
前記螺合部材の前記締付外周面の形状と大きさに対応する同じ形状と略同一の大きさの外周面を有し、前記嵌合孔と連通する貫通孔が形成されている締付トルク導入部とが一体形成され、
各々の前記ラチェット舌片が、前記嵌合孔に嵌合される前記締付外周面に対する所定の締付トルクを超える締付トルクの負荷により、付勢されて少なくとも前記先端部が前記凹部に嵌入されて前記螺合部材に対して全体が空転するように設けられていることを特徴とする締付トルク管理具。 - 前記凹部の口元に、前記凹部に嵌入された前記ラチェット舌片の前記先端部の離脱を防止する脱落防止突起が形成されていることを特徴とする請求項1記載の締付トルク管理具。
- 前記ラチェット舌片が前記螺合部材の嵌入方向に延びて設けられ、
前記ラチェット舌片の保持部が前記嵌合孔の奥側に向かって漸次内方に突出するように傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の締付トルク管理具。 - 各々の前記ラチェット舌片の前記締付トルク導入部側における前記嵌合部に、周方向に延びる弧状のスリット孔が前記嵌合孔と貫通してそれぞれ形成され、前記スリット孔で前記嵌合部の天井面と前記ラチェット舌片の可動可能部分が離間することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の締付トルク管理具。
- 請求項1〜4の何れかに記載の締付トルク管理具の前記嵌合孔がナットの締付外周面に外嵌されて前記締付トルク管理具と前記ナットが一体的に設けられていることを特徴とする締付トルク管理具付ナット。
- 請求項1〜4の何れかに記載の締付トルク管理具の前記嵌合孔がボルトの頭部の締付外周面に外嵌されて前記締付トルク管理具と前記ボルトが一体的に設けられていることを特徴とする締付トルク管理具付ボルト。
- 請求項1〜4の何れかに記載の締付トルク管理具を用いて取付物を取り付ける取付物の取付方法であって、
前記締付トルク管理具の前記嵌合孔に嵌められて前記ラチェット舌片で当接保持されているナットを取付物から突出するボルト軸部に螺合し、前記締付トルク導入部を回転させて締め付けると共に、前記ボルト軸部を前記貫通孔の内部に突出させる第1工程と、
所定の締付トルクを超える締付トルクを加えて前記ナットの締付外周面の角部で前記ラチェット舌片の少なくとも先端部を前記凹部に嵌入し、前記締付トルク管理具を空転させる第2工程と、
前記締付トルク管理具を前記ナット及び前記ボルト軸部から抜き去る第3工程と
を備えることを特徴とする取付物の取付方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2016139153A JP6779570B2 (ja) | 2016-07-14 | 2016-07-14 | 締付トルク管理具、締付トルク管理具付ナット及びボルト、並びに取付物の取付方法 |
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Family Applications (1)
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