JP2022075047A - ボルト締付装置およびボルト締付方法 - Google Patents

ボルト締付装置およびボルト締付方法 Download PDF

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貴彦 澤田
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Abstract

【課題】構造物のボルト締結部において、締結部材や被締結部材への事前の加工を不要とし、かつ、いずれか片側からの締付作業のみで反対側の締結部材の供回りを防ぎつつ、片側の締結部材を反対側の締結部材に螺合させることが可能なボルト締付装置およびボルト締付方法を提供する。【解決手段】被締結部材9,10を挟んで配置されたボルト11とナット12とを螺合させるボルト締付装置1において、ボルト11およびナット12のいずれか一方の締結部材11に被締結部材9から離間する方向の引張力を作用させることが可能な引張力負荷部材4,5と、引張力負荷部材4,5を介して一方の締結部材11に前記引張力を作用させた状態で、一方の締結部材11の中心軸周りのトルクを一方の締結部材11に作用させることが可能なトルク負荷部材2,3とを備える。【選択図】 図4

Description

本発明は、構造物のボルト締付装置およびボルト締付方法に関するものである。
建設機械や風力発電機といった構造物は、構造部材間の接合方法としてボルト締結が多用されている。ボルトの締付作業時には、例えば、ボルト側を回転させることで締付作業を実施する場合、被締結部材を挟んで反対側に設置されたナットの供回りを防止する必要がある。
このような背景の下、供回りを防止するための締付装置や治具が提案されてきた。その代表的な例として、予め軸心に六角穴を設けたボルトに対して、同じ六角形状の棒材を挿入し、棒材を固定しながら、ナットを回転して締付を行う装置がある(特許文献1)。
また、締付作業を実施する側と反対側をリニアガイドで回転拘束されたソケットで固定する治具がある(特許文献2)。
特開2016-055355号公報 特開2010-012555号公報
しかしながら、特許文献1では予めボルトの軸方向に穴を設ける必要があり、多数のボルト締結部を有する構造物を対象とした場合、ボルトの穴あけに要する費用が大きくなる。また、ボルトの軸方向に穴を設けることで、ボルト自体の強度信頼性が低下する。一方、特許文献2では締付作業を実施する側の反対側にソケットを設置する必要があり、構造上、反対側にソケットを設置する等の作業ができないボルト締結部には適用することができない。
締付作業を実施する側の反対側において作業ができないボルト締結部では、予め作業ができない側の被締結部材にナットを溶接しておく方法や被締結部材に雌ネジを設ける方法が用いられるが、ナットの溶接や雌ネジの加工に費用を要する。また、構造物全体の組立公差によりボルト締結位置がずれる場合には、これらの方法を用いることはできない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、構造物のボルト締結部において、締結部材や被締結部材への事前の加工を不要とし、かつ、いずれか片側からの締付作業のみで反対側の締結部材の供回りを防ぎつつ、片側の締結部材を反対側の締結部材に螺合させることが可能なボルト締付装置およびボルト締付方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、被締結部材を挟んで配置されたボルトとナットとを螺合させるボルト締付装置において、前記ボルトおよび前記ナットのいずれか一方の締結部材に前記被締結部材から離間する方向の引張力を作用させることが可能な引張力負荷部材と、前記引張力負荷部材を介して前記一方の締結部材に前記引張力を作用させた状態で、前記一方の締結部材の中心軸周りのトルクを前記一方の締結部材に作用させることが可能なトルク負荷部材とを備えたものとする。
以上のように構成した本発明によれば、一方の締結部材を被締結部材から離間する方向へ引っ張りながら一方の締結部材を中心軸周りに回転させることにより、他方の締結部材と被締結部材との間に発生する摩擦力で他方の締結部材の供回りを防ぎつつ、一方の締結部材を他方の締結部材に螺合させることができる。
本発明によれば、構造物のボルト締結部において、締結部材や被締結部材への事前の加工を不要とし、かつ、いずれか片側からの締付作業のみで反対側の締結部材の供回りを防ぎつつ、片側の締結部材と反対側の締結部材とを螺合させることが可能となる。
本発明の第1の実施例によるボルト締付装置の構成図であり、ボルト側ソケットをボルト頭部に嵌合させた状態を示す図である。 本発明の第1の実施例によるボルト締付装置の構成図であり、ボルト頭部頂面接合部材をボルト頭部に接合させた状態を示す図である。 本発明の第1の実施例によるボルト締付装置の構成図であり、ボルト側ソケットを被締結部材に接触させた状態を示す図である。 本発明の第1の実施例によるボルト締付装置の構成図であり、ボルト側ソケットを回転させてボルトを締め付けている状態を示す図である。 本発明の第1の実施例によるボルト締付装置の構成図であり、ボルトの締付が完了した状態を示す図である。 本発明の第2の実施例によるボルト締付装置の構成図である。 本発明の第3の実施例によるボルト締付装置の構成図である。 本発明の第3の実施例の変形例によるボルト締付装置の構成図である。 本発明の第4の実施例によるボルト締付装置の構成図である。 本発明の第5の実施例によるボルト締付装置の構成図である。 本発明の第5の実施例の変形例によるボルト締付装置の構成図である。
以下、本発明を実現するためのボルト締付装置およびボルト締付方法の実施形態を図面を用いて説明する。なお、各図中、同一部材には同一符号を付し、重複した説明は適宜省略する。
図1~図5は、本発明の第1の実施例によるボルト締付装置を示す構成図である。図1において、ボルト締付装置1は、被締結部材9,10を挟んで配置されたボルト11とナット12とを螺合させるための装置であり、ボルト側ソケット2と、ツール側ソケット3と、可動部材4と、ボルト頭部頂面接合部材5と、双駆動レバー6と、ソケット間バネ7と、可動部バネ8とを備える。
ボルト側ソケット2の一端には、ボルト頭部11aに嵌合可能なソケット六角穴2aが形成されている。ソケット六角穴2aとボルト側ソケット2の他端は、ソケット貫通穴2bで貫通している。ツール側ソケット3の一端にはソケット凸部3aが形成されている。ソケット凸部3aは、ソケット貫通穴2bに摺動可能に挿入されている。ツール側ソケット3の他端には、市販されているトルクレンチなどの汎用締付工具13の締付ヘッドと嵌合するソケット四角穴3bが形成されている。ボルト側ソケット2とツール側ソケット3との間には、圧縮バネからなるソケット間バネ7が設けられている。
ソケット貫通穴2bには、可動部材4が摺動可能に配置されている。可動部材4の一端側には、ボルト頭部11aの頂面と接合可能なボルト頭部頂面接合部材5が取り付けられている。可動部材4の他端側とソケット凸部3aとの間には、圧縮バネからなる可動部バネ8が配置されている。
双駆動レバー6の中央付近にはレバー中央穴6aが形成されている。レバー中央穴6aには、ボルト側ソケット2の他端側でかつソケット貫通穴2bの外周側に設けられたボルト側ソケットピン2cが回動可能に挿入されている。双駆動レバー6の一端側には可動部材側長穴6bが形成されている。可動部材側長穴6bには、可動部材4の他端側に設けられた可動部材ピン4aが回動かつ摺動可能に挿入されている。双駆動レバー6の他端側にはツール側長穴6cが形成されている。ツール側長穴6cには、ツール側ソケット3の一端側でかつソケット凸部3aの外周側に設けられたツール側ソケットピン3cが回動かつ摺動可能に挿入されている。汎用締付工具13を操作してツール側ソケット3をボルト側ソケット2に向かって押し付けると、ソケット間バネ7が圧縮されてツール側ソケット3とボルト側ソケット2との間隔が縮まり、双駆動レバー6がボルト側ソケットピン2cを中心に回転し、可動部材4がツール側ソケット3の移動方向と反対方向に移動し、可動部バネ8が圧縮される。この時の汎用締付工具13の操作力は、ソケット間バネ7と可動部バネ8の圧縮により発生する圧縮力と等しい。
図1はボルト側ソケット2をボルト頭部11aに嵌合させた状態、図2はボルト頭部頂面接合部材5をボルト頭部11aに接合させた状態、図3はボルト側ソケット2を被締結部材9に接触させた状態、図4はボルト側ソケット2を回転させてボルト11を締め付けている状態、図5はボルト11の締付が完了した状態を示している。図1から図5に示すボルト締付装置1は、汎用締付工具13を介して操作する。
[ボルト締付装置とボルトの接合]
図1の状態から汎用締付工具13を操作し、図2に示すように、ボルト側ソケット2をボルト側被締結部材9に向かって押し付ける。汎用締付工具13の操作力は、ツール側ソケット3、可動部バネ8、可動部材4、ボルト頭部頂面接合部材5、ボルト11の順で伝達される。これにより、ボルト頭部頂面接合部材5がボルト頭部11aに押し付けられる。ここで、ボルト頭部頂面接合部材5を吸盤で構成した場合はボルト頭部11aとボルト頭部頂面接合部材5とは吸引力により接合し、磁石で構成した場合は磁力により接合し、シールなどの接着部材で構成した場合は接着力により接合する。なお、本実施例ではボルト11を締付の対象とするが、ナット12を締付の対象としても良く、その場合、ボルト雄ネジ部11bの頂面とボルト頭部頂面接合部材5とが接合される。
[ボルト締付装置と被締結部材の接触]
図2の状態から汎用締付工具13を操作し、図3に示すように、ボルト側ソケット2をボルト側被締結部材9に向かって更に押し付け、被締結部材9に接触させる。汎用締付工具13の操作力は、ツール側ソケット3、ソケット間バネ7、ボルト側ソケット2、ボルト側被締結部材9の順で伝達される。この時、ボルト頭部頂面接合部材5および可動部材4は移動しないため、ボルト頭部頂面接合部材5および可動部材4はボルト側ソケット2内を相対変位する。その結果、双駆動レバー6がボルト側ソケットピン2cを中心に回転する。
[被締結部材とナットの接触]
図3の状態から汎用締付工具13を操作し、図4に示すように、ツール側ソケット3をボルト側ソケット2に向かって更に押し付ける。これにより、ソケット間バネ7が圧縮されてツール側ソケット3とボルト側ソケット2との間隔が縮まり、双駆動レバー6がボルト側ソケットピン2cを中心に更に回転し、可動部材4およびボルト頭部頂面接合部材5がツール側ソケット3の移動方向と反対方向に移動し、可動部バネ8が圧縮される。その結果、ボルト11がボルト頭部頂面接合部材5を介して被締結部材9から離間する方向へ引っ張られ、ナット12がナット側被締結部材10と接触すると共に、ナット側被締結部材10がボルト側被締結部材9と接触し、それぞれの間に接触力が発生する。
[ボルトの締付]
図4の状態から汎用締付工具13を操作し、ボルト締付装置1を中心軸X周りに回転させてボルト11を締め付ける。汎用締付工具13の操作力は、ツール側ソケット3、ボルト側ソケット2、ボルト11の順で伝達される。この時、ナット12の座面とナット側被締結部材10の間の摩擦力によるトルク(座面摩擦トルク)が、ボルト11の雄ネジとナット12の雌ネジとの間の摩擦力によるトルク(ネジ面摩擦トルク)と、ボルト11の雄ネジとナット12の雌ネジとの螺合により発生する雄ネジと雌ネジの弾性変形によるトルク(弾性変形トルク)との合計トルクより大きければ、ナット12の供回りを防ぐことができる。
[まとめ]
本実施例によるボルト締付装置1は、ボルト11およびナット12のいずれか一方の締結部材11に被締結部材9から離間する方向の引張力を作用させることが可能な引張力負荷部材4,5と、引張力負荷部材4,5を介して一方の締結部材11に前記引張力を作用させた状態で、一方の締結部材11の中心軸X周りのトルクを一方の締結部材11に作用させることが可能なトルク負荷部材2,3とを備える。ここで、トルク負荷部材2,3は、一方の締結部材11に嵌合可能な第1ソケット2を有し、引張力負荷部材4,5は、第1ソケット2内に第1ソケット2の中心軸X方向に相対変位可能に設けられ、かつ第1ソケット2が一方の締結部材11に嵌合した状態で一方の締結部材11と接合可能な接合部材5を有する。
また、本実施例によるボルト締付方法は、被締結部材9から離間する方向の引張力を一方の締結部材11に作用させながら、一方の締結部材11の中心軸X周りのトルクを一方の締結部材11に作用させる手順を備える。ここで、前記トルクは、一方の締結部材11に第1ソケット2を嵌合させた状態で、第1ソケット2を一方の締結部材11の中心軸X周りに回転させることにより発生し、前記引張力は、一方の締結部材11に第1ソケット2を嵌合させ、かつ第1ソケット2内に第1ソケット2の中心軸X方向に相対変位可能に設けられた接合部材5を一方の締結部材11に接合させた状態で、接合部材5を被締結部材9から離間する方向へ引っ張ることにより発生する。
以上のように構成した本実施例によれば、第1ソケット18を一方の締結部材11に嵌合させ、かつ接合部材5を一方の締結部材11に接合させた状態で、第2ソケット3を第1ソケット2に向けて押し付けながら、第2ソケット3を中心軸X周りに回転させることにより、他方の締結部材12と被締結部材10との間に発生する摩擦力で他方の締結部材12の供回りを防ぎつつ、一方の締結部材11を他方の締結部材12に螺合させることができる。すなわち、構造物のボルト締結部において、締結部材11,12や被締結部材9,10への事前の加工を不要とし、かつ、いずれか片側からの締付作業のみで反対側の締結部材12の供回りを防ぎつつ、片側の締結部材11と反対側の締結部材12とを螺合させることが可能となる。
図6は、本発明の第2の実施例によるボルト締付装置を示す構成図である。図6において、本実施例によるボルト締付装置1Aは、第1の実施例によるボルト締付装置1からボルト頭部頂面接合部材5を除いた構成となっている。また、ソケット六角穴2aの内側面は、ボルト頭部11aの側面と全面接触するように形成されており、ボルト頭部11aをソケット六角穴2aに嵌合させたときに、ソケット内空間14の気密性が高く保たれる。
本実施例によるボルト締付方法では、第1の実施例と同様に、ボルト側ソケット2をボルト11に嵌合させ、ボルト側ソケット2を被締結部材9に接触させた後、ツール側ソケット3をボルト側ソケット2に押し付け、可動部材4をボルト11から離間する方向へ移動させる。これにより、ソケット内空間14の圧力が低下し、ボルト11が被締結部材9から離間する方向へ引っ張られる。以降の手順は第1の実施例と同様であるため、説明は省略する。
[まとめ]
本実施例によるボルト締付装置1Aにおいて、一方の締結部材11にトルクを作用させることが可能なトルク負荷部材は、第1ソケット2に第1ソケット2の中心軸X方向に相対変位可能に取り付けられた第2ソケット3を更に有し、一方の締結部材11に引張力を作用させることが可能な引張力負荷部材は、第2ソケット3の第1ソケット2に対する相対変位に応じて第1ソケット2内を第2ソケット3と反対方向に相対変位する可動部材4を有する。
また、本実施例によるボルト締付方法において、一方の締結部材11に作用するトルクは、一方の締結部材11に第1ソケット2を嵌合させた状態で、第1ソケット2に第1ソケット2の中心軸X方向に相対変位可能に取り付けられた第2ソケット3を介して第1ソケット2を一方の締結部材11の中心軸X周りに回転させることにより発生し、一方の締結部材11に作用する引張力は、第2ソケット3の第1ソケット2に対する相対変位に応じて第1ソケット2内を第2ソケット3と反対方向に相対変位する可動部材4を被締結部材9から離間する方向へ引っ張ることにより発生する。
以上のように構成した本実施例によれば、第1ソケット2を一方の締結部材11に嵌合させた状態で、可動部材4を被締結部材9から離間する方向に引っ張りながら第1ソケット2を中心軸X周りに回転させることにより、他方の締結部材12と被締結部材10との間に発生する摩擦力で他方の締結部材12の供回りを防ぎつつ、一方の締結部材11を他方の締結部材12に螺合させることができる。すなわち、構造物のボルト締結部において、締結部材11,12や被締結部材9,10への事前の加工を不要とし、かつ、いずれか片側からの締付作業のみで反対側の締結部材12の供回りを防ぎつつ、片側の締結部材11と反対側の締結部材12とを螺合させることが可能となる。
図7は、本発明の第3の実施例によるボルト締付装置を示す構成図である。図7において、本実施例によるボルト締付装置1Bは、ボルト頭部11aに嵌合するソケット六角穴16aが形成されたソケット16と、ソケット六角穴16aの内側面に取り付けられた接合部材17とを備える。図7は、ソケット16をボルト頭部11aに嵌合させた状態を示している。ボルト締付の全ての工程は、汎用締付工具13の操作を介して実施される。
ソケット16をボルト11に嵌合させると、ボルト頭部11aの側面と接合部材17とが、接合部材17を磁石で構成した場合は磁力により接合され、接合部材17をシールなどの接着部材で構成した場合は接着力により接合される。ボルト頭部11aの側面と接合部材17とが接合された状態で、ボルト締付装置1Bをボルト側被締結部材9から離間する方向に移動すると、ボルト11、ナット12、およびナット側被締結部材10が同方向に移動する。これにより、ボルト側被締結部材9とナット側被締結部材10とが接触し、かつナット側被締結部材10とナット12が接触し、それぞれの間に接触力が発生する。
汎用締付工具13をボルト11の中心軸X回りに回転させると、ソケット16を介してボルト11にトルクが作用する。この時、ナット12にもボルト11を介してトルクが作用するが、ナット12とナット側被締結部材10との接触力によりナット12とナット側被締結部材10との間にトルクと反対方向の摩擦力が発生するため、ナット12は回転しない。これにより、ナット12の供回りを防ぎつつ、ボルト11をナット12に螺合させることができる。なお、図7では、汎用ソケット18をボルト頭部11aに嵌合させた場合の締付方法を示したが、図8に示すように、ボルト11とナット12の配置を入れ替えた場合でも同様の手順でボルト11とナット12を螺合させることができる。
[まとめ]
本実施例によるボルト締付装置1Bにおいて、一方の締結部材11(12)に引張力を作用させることが可能な引張力負荷部材は、第1ソケット16の内側面に取り付けられ、かつ第1ソケット16が一方の締結部材11(12)に嵌合した状態で一方の締結部材11(12)の外側面と接合する接合部材17である。
また、本実施例によるボルト締付方法において、一方の締結部材11(12)に作用する引張力は、一方の締結部材11(12)に第1ソケット16を嵌合させ、かつ第1ソケット16の内側面に取り付けられた接合部材17を一方の締結部材11(12)の外側面に接合させた状態で、第1ソケット16を被締結部材9から離間する方向へ引っ張ることにより発生する。
以上のように構成した本実施例によれば、第1ソケット18を一方の締結部材11(12)に嵌合させた状態で、第1ソケット16を被締結部材9から離間する方向に引っ張りながら第1ソケット16を中心軸X周りに回転させることにより、他方の締結部材12(11)と被締結部材10との間に発生する摩擦力で他方の締結部材12(11)の供回りを防ぎつつ、一方の締結部材11(12)を他方の締結部材12(11)に螺合させることができる。すなわち、構造物のボルト締結部において、締結部材11,12や被締結部材9,10への事前の加工を不要とし、かつ、いずれか片側からの締付作業のみで反対側の締結部材12の供回りを防ぎつつ、片側の締結部材11と反対側の締結部材12とを螺合させることが可能となる。
図9は、本発明の第4の実施例によるボルト締付装置を示す構成図である。図9に示すように、本実施例によるボルト締付装置1Cは、市販されている汎用ソケット18と、加工締付工具19と、ボルト頭部頂面引張部材20とを備える。ボルト頭部頂面引張部材20は、ボルト頭部11aと接合可能な接合部材でもあり、汎用ソケット18および加工締付工具19に貫通して設けられている。図9は、汎用ソケット18をボルト頭部11aに嵌合させた状態を示している。
汎用ソケット18をボルト頭部11aに嵌合させた後、ボルト頭部頂面引張部材20をボルト頭部11aに押し付け、ボルト頭部頂面引張部材20の先端部をボルト頭部11aの頂面に接合させる。
ボルト頭部頂面引張部材20の先端部をボルト頭部11aの頂面に接合させた状態で、ボルト頭部頂面引張部材20を被締結部材9から離間する方向へ引っ張ることで、ボルト11およびナット12が同方向へ移動する。これにより、ナット12とナット側被締結部材10とが接触し、かつナット側被締結部材10とボルト側被締結部材9とが接触し、それぞれの間に接触力が発生する。
加工締付工具19をボルト11の中心軸X回りに回転させると、汎用ソケット18を介してボルト11にトルクが作用する。この時、ナット12にもボルト11を介してトルクが作用するが、ナット12とナット側被締結部材10との接触力によりナット12とナット側被締結部材10との間にトルクと反対方向の摩擦力が発生するため、ナット12は回転しない。これにより、ナット12の供回りを防ぎつつ、ボルト11をナット12に螺合させることができる。
[まとめ]
本実施例によるボルト締付装置1Cおよびボルト締付方法において、第1ソケット18が一方の締結部材11に嵌合した状態で一方の締結部材11と接合可能な接合部材20は、第1ソケット18内に貫通して設けられている。
以上のように構成した本実施例によれば、第1ソケット18を一方の締結部材11に嵌合させた状態で、接合部材20を被締結部材9から離間する方向に引っ張りながら第1ソケット18を回転させることにより、他方の締結部材12と被締結部材10との間に発生する摩擦力で他方の締結部材12の供回りを防ぎつつ、一方の締結部材11を他方の締結部材12に螺合させることができる。すなわち、構造物のボルト締結部において、締結部材11,12や被締結部材9,10への事前の加工を不要とし、かつ、いずれか片側からの締付作業のみで反対側の締結部材12の供回りを防ぎつつ、片側の締結部材11と反対側の締結部材12とを螺合させることが可能となる。
図10は、本発明の第5の実施例によるボルト締付装置を示す構成図である。図10に示すように、本実施例によるボルト締付装置1Dは、市販されている汎用ソケット18と、加工締付工具19と、吸引機22とを備える。図10は、汎用ソケット18をボルト頭部11aに嵌合させた状態を示している。
汎用ソケット18をボルト頭部11aに嵌合させると、汎用ソケット18の内側面はボルト頭部11aの側面と全面接触することで、ソケット内空間14の気密性が確保される。汎用ソケット18をボルト頭部11aに嵌合させた後、吸引機22でソケット内空間14の空気を吸引することで、ボルト11およびナット12が吸引機22の方へ移動する。これにより、ナット12とナット側被締結部材10とが接触し、かつナット側被締結部材10とボルト側被締結部材9とが接触し、それぞれの間に接触力が発生する。以降の手順は第4の実施例と同様であるため、説明は省略する。なお、図10では、汎用ソケット18をボルト頭部11aに嵌合させた場合の締付方法を示したが、図11に示すように、ボルト11とナット12の配置を入れ替えた場合でも同様の手順でボルト11とナット12を螺合させることができる。
[まとめ]
本実施例によるボルト締付装置1Dにおいて、一方の締結部材11(12)に引張力を作用させることが可能な引張力負荷部材は、第1ソケット18内の空気を吸引可能な吸引機22である。
また、本実施例によるボルト締付方法において、一方の締結部材11(12)に作用する引張力は、一方の締結部材11(12)に第1ソケット18を嵌合させた状態で、第1ソケット18内の空気を吸引することにより発生する。
以上のように構成した本実施例によれば、第1ソケット18を一方の締結部材11(12)に嵌合させた状態で、第1ソケット18内の空気を吸引しながら、第1ソケット18を中心軸X周りに回転させることにより、他方の締結部材12(11)と被締結部材10との間に発生する摩擦力で他方の締結部材12(11)の供回りを防ぎつつ、一方の締結部材11(12)を他方の締結部材12(11)に螺合させることができる。すなわち、構造物のボルト締結部において、締結部材11,12や被締結部材9,10への事前の加工を不要とし、かつ、いずれか片側からの締付作業のみで反対側の締結部材12の供回りを防ぎつつ、片側の締結部材11と反対側の締結部材12とを螺合させることが可能となる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成の一部を加えることも可能であり、ある実施例の構成の一部を削除し、あるいは、他の実施例の一部と置き換えることも可能である。
1,1A,1C,1D,1E…ボルト締付装置
2…ボルト側ソケット(トルク負荷部材、第1ソケット)
2a…ソケット六角穴
2b…ソケット貫通穴
2c…ボルト側ソケットピン
3…ツール側ソケット(トルク負荷部材、第2ソケット)
3a…ソケット凸部
3b…ソケット四角穴
3c…ツール側ソケットピン
4…可動部材(引張力負荷部材)
4a…可動部材ピン
5…ボルト頭部頂面接合部材(引張力負荷部材)
6…双駆動レバー
6a…レバー中央穴
6b…可動部材側長穴
6c…ツール側長穴
7…ソケット間バネ
8…可動部バネ
9…ボルト側被締結部材
10…ナット側被締結部材
11…ボルト(締結部材)
11a…ボルト頭部
11b…ボルト雄ネジ部
12…ナット(締結部材)
13…汎用締付工具
14…ソケット内空間
16…ソケット(トルク負荷部材、第1ソケット)
16a…ソケット六角穴
17…ボルト頭部側面接合部材(引張力負荷部材)
18…汎用ソケット(トルク負荷部材、第1ソケット)
19…加工締付工具
20…ボルト頭部頂面引張部材(引張力負荷部材、接合部材)
22…吸引機

Claims (14)

  1. 被締結部材を挟んで配置されたボルトとナットとを螺合させるボルト締付装置において、
    前記ボルトおよび前記ナットのいずれか一方の締結部材に前記被締結部材から離間する方向の引張力を作用させることが可能な引張力負荷部材と、
    前記引張力負荷部材を介して前記一方の締結部材に前記引張力を作用させた状態で、前記一方の締結部材の中心軸周りのトルクを前記一方の締結部材に作用させることが可能なトルク負荷部材とを備えた
    ことを特徴とするボルト締付装置。
  2. 請求項1に記載のボルト締付装置において、
    前記トルク負荷部材は、前記一方の締結部材に嵌合可能な第1ソケットを有する
    ことを特徴とするボルト締付装置。
  3. 請求項2に記載のボルト締付装置において、
    前記引張力負荷部材は、前記第1ソケット内に前記第1ソケットの中心軸方向に相対変位可能に設けられ、かつ前記第1ソケットが前記一方の締結部材に嵌合した状態で前記一方の締結部材と接合可能な接合部材を有する
    ことを特徴とするボルト締付装置。
  4. 請求項3に記載のボルト締付装置において、
    前記接合部材は、前記第1ソケット内に貫通して設けられている
    ことを特徴とするボルト締付装置。
  5. 請求項2に記載のボルト締付装置において、
    前記トルク負荷部材は、前記第1ソケットに前記第1ソケットの中心軸方向に相対変位可能に取り付けられた第2ソケットを更に有し、
    前記引張力負荷部材は、前記第2ソケットの前記第1ソケットに対する相対変位に応じて前記第1ソケット内を前記第2ソケットと反対方向に相対変位する可動部材を有する
    ことを特徴とするボルト締付装置。
  6. 請求項2に記載のボルト締付装置において、
    前記引張力負荷部材は、前記第1ソケットの内側面に取り付けられ、かつ前記第1ソケットが前記一方の締結部材に嵌合した状態で前記一方の締結部材の外側面と接合する接合部材である
    ことを特徴とするボルト締付装置。
  7. 請求項2に記載のボルト締付装置において、
    前記引張力負荷部材は、前記第1ソケットが前記一方の締結部材に嵌合した状態で前記第1ソケット内の空気を吸引可能な吸引機である
    ことを特徴とするボルト締付装置。
  8. 被締結部材を挟んで配置されたボルトとナットとを螺合させるボルト締付方法において、
    前記ボルトおよび前記ナットのいずれか一方の締結部材に前記被締結部材から離間する方向の引張力を作用させながら、前記一方の締結部材の中心軸周りのトルクを前記一方の締結部材に作用させる手順を備えた
    ことを特徴とするボルト締付方法。
  9. 請求項8に記載のボルト締付方法において、
    前記トルクは、前記一方の締結部材に第1ソケットを嵌合させた状態で、前記第1ソケットを前記一方の締結部材の中心軸周りに回転させることにより発生する
    ことを特徴とするボルト締付方法。
  10. 請求項9に記載のボルト締付方法において、
    前記引張力は、前記一方の締結部材に前記第1ソケットを嵌合させ、かつ前記第1ソケット内に前記第1ソケットの中心軸方向に相対変位可能に設けられた接合部材を前記一方の締結部材に接合させた状態で、前記接合部材を前記被締結部材から離間する方向へ引っ張ることにより発生する
    ことを特徴とするボルト締付方法。
  11. 請求項10に記載のボルト締付方法において、
    前記接合部材は、前記第1ソケット内に貫通して設けられている
    ことを特徴とするボルト締付方法。
  12. 請求項9に記載のボルト締付方法において、
    前記トルクは、前記一方の締結部材に前記第1ソケットを嵌合させた状態で、前記第1ソケットに前記第1ソケットの中心軸方向に相対変位可能に取り付けられた第2ソケットを介して前記第1ソケットを前記一方の締結部材の中心軸周りに回転させることにより発生し、
    前記引張力は、前記第2ソケットの前記第1ソケットに対する相対変位に応じて前記第1ソケット内を前記第2ソケットと反対方向に相対変位する可動部材を前記被締結部材から離間する方向へ引っ張ることにより発生する
    ことを特徴とするボルト締付方法。
  13. 請求項9に記載のボルト締付方法において、
    前記引張力は、前記一方の締結部材に前記第1ソケットを嵌合させ、かつ前記第1ソケットの内側面に取り付けられた接合部材を前記一方の締結部材の外側面に接合させた状態で、前記第1ソケットを前記被締結部材から離間する方向へ引っ張ることにより発生する
    ことを特徴とするボルト締付方法。
  14. 請求項9に記載のボルト締付方法において、
    前記引張力は、前記一方の締結部材に前記第1ソケットを嵌合させた状態で、前記第1ソケット内の空気を吸引することにより発生する
    ことを特徴とするボルト締付方法。
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